Day 11:助動詞+不定詞・動名詞

なぜやるか

今日は2つのテーマを学びます。助動詞不定詞・動名詞です。

この2つを同じ日に学ぶ理由があります。どちらも「動詞にくっついて意味を追加するパーツ」だからです。

  • 助動詞:She can speak English.(彼女は英語を話せる)← 動詞の前について意味を追加
  • 不定詞:She wants to speak English.(彼女は英語を話したい)← 動詞に「to」がついて別の役割を果たす
  • 動名詞:She enjoys speaking English.(彼女は英語を話すのを楽しむ)← 動詞に「-ing」がついて名詞の役割を果たす

本編

Part 1:助動詞

助動詞とは?

助動詞は動詞の前に置いて、動詞に意味を追加する言葉です。Day 9で学んだwillも助動詞の1つです。

最重要ルール:助動詞の後には必ず動詞の原形が来る。

  • She can speak English. ← ✓ speak(原形)
  • She ~~can speaks~~ English. ← ✗ speaksはダメ

これはDay 2のdo/does、Day 9のdid/willと同じルールです。


5つの助動詞

助動詞意味①意味②
can〜できる〜かもしれないI can swim.(泳げる)
will〜だろう、〜するつもりI will go.(行くだろう)
may〜かもしれない〜してもよいIt may rain.(雨が降るかもしれない)
should〜すべきだ〜のはずだYou should study.(勉強すべきだ)
must〜しなければならない〜に違いないYou must go.(行かなければならない)

各助動詞の詳しい解説

can =「〜できる」「〜かもしれない」

  • I can swim.(私は泳ぐことができる)← 能力
  • It can be true.(それは本当かもしれない)← 可能性

canの否定形:cannot(can’t)
– I can’t swim.(泳げない)

canの疑問文:Can を先頭に
Can you swim? → Yes, I can. / No, I can’t.

canの過去形:could
– I could swim when I was young.(若い頃は泳げた)


will =「〜だろう」「〜するつもり」

Day 9で学びました。未来のことを表します。

  • I will go tomorrow.(明日行くつもりだ)
  • It will rain tomorrow.(明日雨が降るだろう)

否定形:will not(won’t)


may =「〜かもしれない」「〜してもよい」

  • It may rain.(雨が降るかもしれない)← 推量
  • You may go now.(もう行ってもよい)← 許可

canとmayの違い(推量のとき):
can = 可能性がある(客観的)
may = かもしれない(五分五分くらい)


should =「〜すべきだ」「〜のはずだ」

  • You should study harder.(もっと勉強すべきだ)← 助言
  • He should be here soon.(彼はすぐここに来るはずだ)← 推量

否定形:should not(shouldn’t)
– You shouldn’t eat too much.(食べすぎるべきではない)


must =「〜しなければならない」「〜に違いない」

  • You must finish the report.(報告書を終わらせなければならない)← 義務
  • She must be tired.(彼女は疲れているに違いない)← 強い推量

否定形:must not(mustn’t)=「〜してはいけない」(禁止)
– You mustn’t smoke here.(ここで喫煙してはいけない)

must ≒ have to
– I must go. ≒ I have to go.(行かなければならない)
– must=自分の意志による義務、have to=ルールなどの外的な義務


Part 2:不定詞

不定詞とは?

to + 動詞の原形で、名詞・形容詞・副詞の役割をする表現です。


不定詞の3つの使い方

① 名詞の役割 ―「〜すること」

  • To study English is important.(英語を勉強することは重要だ)← 主語の位置
  • I want to study English.(私は英語を勉強することを望む=勉強したい)← 目的語の位置

wantの後にはto + 動詞が来る:
– I want to go.(行きたい)
– She wants to eat.(食べたい)
– They want to know.(知りたい)

不定詞を目的語にとる代表的な動詞:
want(〜したい)、need(〜する必要がある)、decide(〜することに決める)、hope(〜することを望む)、plan(〜する予定だ)、try(〜しようとする)、learn(〜することを学ぶ)


② 形容詞の役割 ―「〜するための」「〜すべき」

名詞の後ろに置いて、その名詞を説明します。

  • I have a book to read.(読むための本がある)
  • She has work to do.(やるべき仕事がある)
  • I need time to think.(考えるための時間が必要だ)
  • something to eat(食べるもの)← somethingの後ろに不定詞

③ 副詞の役割 ―「〜するために」

動詞を修飾して、目的(なぜそうするのか)を表します。

  • I study hard to pass the test.(テストに受かるために一生懸命勉強する)
  • She went to the store to buy milk.(牛乳を買うために店に行った)
  • He saved money to travel.(旅行するためにお金を貯めた)

Part 3:動名詞

動名詞とは?

動詞の-ing形で、名詞の役割をする表現です。「〜すること」という意味になります。

  • Swimming is fun.(泳ぐことは楽しい)← 主語の位置
  • I enjoy reading.(私は読むことを楽しむ=読書を楽しむ)← 目的語の位置

不定詞と動名詞の使い分け

不定詞(to + 動詞)も動名詞(-ing)も「〜すること」という意味になりますが、動詞によって使える方が決まっています。

不定詞(to)を使う動詞動名詞(-ing)を使う動詞どちらもOKな動詞
want to 〜enjoy -inglike to / like -ing
need to 〜finish -ingstart to / start -ing
decide to 〜stop -ingbegin to / begin -ing
hope to 〜mind -ing
plan to 〜avoid -ing
try to 〜consider -ing

覚え方のコツ:
enjoyの後はing: I enjoy reading. ← ✓ / I enjoy ~~to read~~. ← ✗
wantの後はto: I want to read. ← ✓ / I want ~~reading~~. ← ✗

今の段階では「enjoyは-ing、wantはto」だけ覚えておけば十分です。


今日の全体まとめ

#ポイント内容
1助動詞can/will/may/should/must。後ろは必ず動詞の原形
2can〜できる / 〜かもしれない
3should〜すべきだ / 〜のはずだ
4must〜しなければならない / 〜に違いない
5不定詞to + 動詞の原形。名詞・形容詞・副詞の3つの役割
6動名詞動詞の-ing形。「〜すること」(名詞の役割)
7使い分けwantはto、enjoyは-ing。動詞ごとに決まっている

確認問題(10問)

【問題1〜3】空所に適切な助動詞を入れてください

Q1. You ______ study harder.(もっと勉強すべきだ)
should

Q2. She ______ speak three languages.(3つの言語を話せる)
can

Q3. You ______ not park here.(ここに駐車してはいけない)
must(must not=禁止)


【問題4〜6】空所にto + 動詞 または -ing のどちらを入れますか?

Q4. I want ______ English.(study)
to study(wantの後はto)

Q5. She enjoys ______ books.(read)
reading(enjoyの後は-ing)

Q6. They decided ______ the plan.(change)
to change(decideの後はto)


【問題7〜8】次の不定詞は名詞・形容詞・副詞のどの役割ですか?

Q7. I have something to eat.
形容詞の役割(somethingを後ろから説明 →「食べるもの」)

Q8. She went to the library to study.
副詞の役割(「勉強するために」図書館に行った → 目的)


【問題9〜10】次の日本語を英語にしてください

Q9. 「私はピアノを弾くことが好きだ」
I like playing the piano. または I like to play the piano.
→ likeはどちらもOK

Q10. 「彼女はテストに合格するために勉強した」
She studied to pass the test.
→ to pass =「合格するために」(副詞の役割)

単語学習(Day 11)

復習 + 新規の流れ:

  1. Day 1〜10の270語を復習。Day 1〜8は1周、Day 9〜10は3周(約15分)
  2. 今日の新しい27語を3周します(約5分)

Day 11の単語(27語):

今日は「助動詞・不定詞・動名詞」がテーマ。助動詞と、不定詞/動名詞と一緒に使う動詞を中心に集めました。

#英語意味一言メモ
271could〜できた(canの過去形)“I could swim.”(泳げた)
272may〜かもしれない、〜してもよい“It may rain.”(雨が降るかもしれない)
273should〜すべきだ、〜のはずだ“You should go.”(行くべきだ)
274must〜しなければならない“You must finish.”(終わらせなければならない)
275shall〜しましょうか“Shall I help?”(手伝いましょうか?)
276would〜だろう(willの過去形)“I would like to go.”(行きたいです)← 丁寧な表現
277might〜かもしれない(mayの過去形)mayより弱い推量
278plan計画する、計画“plan to go”(行く予定だ)← toを使う
279enjoy楽しむ“enjoy reading”(読書を楽しむ)← -ingを使う
280avoid避ける“avoid making mistakes”(ミスを避ける)← -ingを使う
281consider考慮する“consider changing”(変更を検討する)← -ingを使う
282mind気にする“Do you mind waiting?”(待つのは気にしますか?)← -ingを使う
283continue続ける“continue working”(働き続ける)← -ingもtoもOK
284believe信じる“I believe so.”(そう信じている)
285grow成長する、栽培する“grow up”(大人になる)
286learn学ぶ“learn to swim”(泳ぐことを学ぶ)← toを使う
287seem〜のようだ“She seems happy.”(彼女は幸せそうだ)← 第2文型
288appear現れる、〜のようだseemと似た意味
289agree同意する“I agree with you.”(あなたに同意する)
290offer申し出る、提供する“offer to help”(手伝いを申し出る)← toを使う
291expect期待する、予想する“I expect to finish soon.”(すぐ終わると思う)
292allow許可する“allow me to go”(私が行くことを許可する)
293develop発展させる“develop a plan”(計画を練る)
294include含む“The price includes tax.”(価格は税込みです)
295produce生産する“produce products”(製品を生産する)
296suggest提案する“suggest changing”(変更を提案する)← -ingを使う
297require要求する、必要とする“This job requires experience.”(この仕事は経験が必要)

※ #279〜282(enjoy, avoid, consider, mind)は動名詞(-ing)を後ろに取る動詞。
※ #278, 286, 290, 291(plan, learn, offer, expect)は不定詞(to)を後ろに取る動詞。
※ この使い分けは、後のPhase 3(Part5演習)で何度も出てきます。

やり方(まとめ)

順番内容時間
本編を読む。例文を声に出して読む35〜45分
確認問題10問を解く10〜15分
Day 1〜10の単語を復習15分
Day 11の新しい単語27語を3周5〜10分
合計約65〜85分

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