Day 13:Phase 2 開始 ― 基本構文①(文型・it構文)【構文1〜8】

Phase 2について

Phase 1で英文法をひと通り学びました。Phase 2では「構文」を学びます。

構文とは「英語の定型パターン」です。文法が「英語のルール」だとすると、構文は「ルールの組み合わせでできた、よく使われるパターン」です。

たとえば “It is important to study English.” は「Itを主語にして、to以下に本当の主語を置く」というパターンです。このパターン(構文)を知っていると、似た形の英文を見たときに一瞬で意味が取れます。

Phase 2では109個の構文を10日間(Day 13〜22)で学びます。1日約11個のペースです。量は多いですが、すでにPhase 1で学んだ文法の応用なので、思ったより速く進みます。

Phase 2の10日間の配分:

Day構文テーマ
131〜2章1〜8文型・it構文
143章9〜17助動詞の構文
154章前半18〜27不定詞の構文①
164章後半28〜28+動名詞 29〜41不定詞②・動名詞の構文
175〜6章42〜49分詞の構文
187章50〜60比較構文
198章61〜71関係詞の構文
209章72〜80仮定法構文
2110〜12章81〜97否定・接続詞・譲歩構文
2213〜16章98〜109無生物主語・同格・強調・省略構文

本編:構文1〜8

構文1:5文型の復習

Day 8で学んだ5文型です。構文学習のすべての土台になるので、ここで再確認します。

文型パターン
第1文型S + VBirds sing.
第2文型S + V + CShe is happy.
第3文型S + V + OI read a book.
第4文型S + V + O + OHe gave me a book.
第5文型S + V + O + CShe made me happy.

構文2:句になった主要素

「句」とは2語以上のかたまりで、主語+動詞の組み合わせを含まないものです。

不定詞句が主語になる:
To learn English is important.(英語を学ぶことは重要だ)
To read books is my hobby.(本を読むことは私の趣味だ)

動名詞句が主語になる:
Reading books is fun.(本を読むことは楽しい)
Swimming is good exercise.(泳ぐことは良い運動だ)

→ 不定詞(to + 動詞)も動名詞(-ing)も、名詞のかたまりとして主語の位置に来ます。Day 11の復習です。


構文3:節になった主要素

「節」とは主語+動詞の組み合わせを含むかたまりです。

that節が目的語になる:
– I think that he is right.(私は彼が正しいと思う)
– She knows that the store closes at 9.(彼女はその店が9時に閉まることを知っている)

what節が主語になる:
What he said is true.(彼が言ったことは本当だ)
What I need is time.(私が必要なものは時間だ)

whatの意味:「〜すること」「〜するもの」。whichやwhoと違い、前に名詞がなくても使えます。


構文4:非人称のit

itは「それ」以外にも使います。 天気・時間・距離を表すとき、主語としてitを置きます。

  • It is sunny today.(今日は晴れだ)
  • It is 3 o’clock.(3時だ)
  • It is 10 kilometers from here to the station.(ここから駅まで10キロだ)

この it は何かを指しているのではなく、「主語がないと英語の文が成り立たないから、とりあえず置く it」です。日本語に訳す必要はありません。

It seems that 〜「〜のようだ」:
It seems that he is busy.(彼は忙しいようだ
It appears that the project is delayed.(プロジェクトは遅れているようだ


構文5:It … to 〜「〜することは…だ」

最重要構文の1つです。

  • It is important to study English.(英語を勉強することは重要だ)
  • It is difficult to understand this book.(この本を理解することは難しい)

仕組み:
本来の主語は “To study English”(英語を勉強すること)です。でも主語が長いと英語では不自然なので、it を仮の主語として先に置き、本当の主語(to 〜)を後ろに回します。

  • It is important to study English.(自然)
  • To study English is important.(文法的にはOKだが、英語では不自然)

It takes + 時間 + to 〜「〜するのに…かかる」:
It takes 30 minutes to get to the station.(駅まで行くのに30分かかる)
It took me 2 hours to finish the report.(報告書を終えるのに2時間かかった)


構文6:It 〜 that …「…ということは〜だ」

構文5のthat節バージョンです。

  • It is true that he is smart.(彼が賢いということは本当だ)
  • It is important that you attend the meeting.(あなたが会議に出席することは重要だ)
  • It is said that this restaurant is the best.(このレストランが最高だと言われている

構文7:make it … to 〜, find it … to 〜

「OがCだと思う/する」の構文で、Oがto〜のとき、itを仮の目的語として使います。

  • I find it difficult to understand him.(彼を理解することは難しいと思う
  • The internet makes it easy to find information.(インターネットは情報を見つけることを簡単にする

仕組み(第5文型の応用):
– I find it(仮O) difficult(C) to understand him(本当のO).
– → it は to understand him の代わり


構文8:take it for granted that 〜「〜を当然だと思う」

  • I take it for granted that he will come.(彼が来ることを当然だと思っている
  • We should not take it for granted that we are healthy.(健康であることを当然と思うべきではない)

これは構文7の発展形です。it = that以下の内容。


今日の全体まとめ

構文パターン意味
15文型SV / SVC / SVO / SVOO / SVOC
2句が主語To study English is important.
3節が主語/目的語I think that he is right. / What he said is true.
4非人称のitIt is sunny. / It seems that 〜
5It … to 〜It is important to study English.
6It 〜 that …It is true that he is smart.
7make/find it … to 〜I find it difficult to understand him.
8take it for granted that〜を当然だと思う

確認問題(10問)

【問題1〜3】次の英文を日本語に訳してください

Q1. It is important to arrive on time.
時間通りに到着することは重要だ。
→ 構文5。It = to arrive on time

Q2. It seems that the meeting has been canceled.
会議はキャンセルされたようだ。
→ 構文4。It seems that 〜 = 〜のようだ

Q3. I find it difficult to wake up early.
早起きすることは難しいと思う。
→ 構文7。it = to wake up early、difficult = C


【問題4〜5】次の英文のitは何を指していますか?

Q4. It takes 2 hours to get to Tokyo.
itは仮の主語。本当の主語は “to get to Tokyo”
→ 「東京に行くのに2時間かかる」

Q5. It is 10 o’clock now.
itは非人称のit(何も指していない)
→ 「今10時だ」


【問題6〜7】次の2つの文を1つにまとめてください

Q6. I think + He is right.
I think that he is right.
→ 構文3。that節を目的語にする

Q7. To learn English is fun.(Itで始まる形に書き換え)
It is fun to learn English.
→ 構文5。itを仮の主語に


【問題8〜10】次の日本語を英語にしてください

Q8. 「この報告書を終えるのに3時間かかった」
It took 3 hours to finish this report.
→ It takes + 時間 + to 〜

Q9. 「彼が言ったことは本当だ」
What he said is true.
→ 構文3。what節が主語

Q10. 「健康であることを当然だと思うべきではない」
We should not take it for granted that we are healthy.
→ 構文8

単語学習(Day 13)

復習 + 新規の流れ:

  1. Day 1〜12の324語を復習。Day 1〜10は1周、Day 11〜12は3周(約15分)
  2. 今日の新しい27語を3周します(約5分)

Day 13の単語(27語):

Phase 2に入ったので、TOEIC頻出の中級語彙に移行していきます。

#英語意味一言メモ
325company会社“The company sells products.”
326employee従業員“All employees must attend.”
327information情報不可算名詞(Day 3で学んだ)
328receive受け取る“receive an email”(メールを受け取る)
329order注文、命令“place an order”(注文する)
330travel旅行、出張“travel to Tokyo”(東京へ旅行する)
331job仕事workとの違い:jobは「1つの職」、workは「仕事全般」
332department部署“the marketing department”(マーケティング部)
333provide提供する“provide information”(情報を提供する)
334offer申し出る、提供する“offer a discount”(割引を提供する)
335equipment設備、機器不可算名詞(sがつかない)
336conference会議meetingより大規模な会議
337available利用可能な“Is this seat available?”(この席は空いてますか?)
338schedule予定、スケジュール“on schedule”(予定通りに)
339managerマネージャー、管理者“the manager of the team”(チームの管理者)
340customer顧客“customer service”(顧客サービス)
341projectプロジェクト、計画“start a project”(プロジェクトを始める)
342report報告書、報告する名詞にも動詞にもなる
343meeting会議“attend the meeting”(会議に出席する)
344officeオフィス、事務所“in the office”(オフィスで)
345product製品“sell products”(製品を売る)
346price価格“the price of the product”(製品の価格)
347cost費用、かかる名詞「費用」、動詞「費用がかかる」
348serviceサービス“customer service”(顧客対応)
349result結果“as a result”(結果として)
350eventイベント、行事“a special event”(特別なイベント)
351issue問題、号“an important issue”(重要な問題)

※ Phase 2からTOEIC頻出語彙が本格的に入ります。ここからがTOEIC頻出語彙です。
※ #327 information、#335 equipment は不可算名詞(Day 3で学習済み)。sがつかないことを再確認。

やり方(まとめ)

順番内容時間
本編(構文1〜8)を読む。例文を声に出して読む35〜45分
確認問題10問を解く10〜15分
Day 1〜12の単語を復習15分
Day 13の新しい単語27語を3周5〜10分
合計約65〜85分

Phase 2の進め方のコツ

構文は「暗記」ではなく「パターン認識」です。”It is important to 〜” という形を見たら「あ、構文5だ。itは仮主語で、本当の主語はto以下だな」と反射的にわかるようになることが目標です。

覚え方のコツ:例文ごと音読して、体に染み込ませる。 理屈で覚えるより、例文を何度も読んだ方が速く定着します。

© イングルート|本コンテンツの著作権はイングルートに帰属します。無断での複製・転載・共有・再配布を禁じます。