なぜやるか

英語の文を読むとき、最初にやるべきことが1つあります。それは動詞を見つけることです。

動詞が見つかれば「誰が何をしたか」がわかります。動詞が見つからないと、どんなに単語を知っていても文の意味が取れません。

TOEICでは主語と動詞の一致(3単現のsや単数・複数の判定)が、Part5で毎回2〜3問出題されます。「何となく合ってそう」で選んでいると、ここで確実に落とします。ルールを知っていれば、確実に取れる問題です。

このLesson 2を終えると、英語の文を見たとき動詞を瞬時に見つけられるようになります。そして「この主語には is か are か」「3単現のs が必要か」を迷わず判断できるようになります。

本編

① be動詞とは

be動詞は全部で7つです。これは暗記してください。

be動詞には2つの役割があります。

役割① イコール関係を表す

役割② 存在を表す(There is/are 構文)

② 一般動詞とは

be動詞以外の動詞を一般動詞と呼びます。

1つの文に動詞は1つだけというルールがあります。

③ 主語に合わせた動詞の形(現在形)

be動詞は主語によって形が変わります。

主語be動詞(現在)be動詞(過去)
Iamwas
He / She / It / 単数の名詞iswas
You / We / They / 複数の名詞arewere

3単現のs ― 一般動詞は主語が「3人称・単数・現在形」のとき、語尾に s をつけます。

主語一般動詞の形
I / You / We / They / 複数の名詞原形のまま(例:submit)
He / She / It / 単数の名詞語尾に s をつける(例:submits)

例文(オリジナル)

④ 過去形

be動詞の過去形:is / am → was / are → were

一般動詞の過去形:語尾に -ed をつけます(規則動詞)

ただし、不規則に変化する動詞もあります(不規則動詞)。

⑤ 主述の一致を見抜くコツ

Part5で問われる「主述の一致」問題は、次の手順で解けます。

手順① 主語を見つける(動詞の前にある名詞)
手順② 主語が単数か複数かを判断する
手順③ 単数 → is / was / 動詞+s / 複数 → are / were / 動詞(原形)

やり方

ステップ内容
1本編①〜⑤を通して読む
2be動詞7つ(be/am/is/are/was/were/been)を声に出して言えるか確認する
3確認問題を解く(解説も必ず読む)
4間違えた問題だけもう一度解く

確認問題(10問)

Section A:基本確認(5問)

Q1. 空所に入る適切な語を選んでください。

Q2. 次の文の下線部 “is” の種類を選んでください。

Q3. 空所に入る適切な語を選んでください。

Q4. 空所に入る適切な語を選んでください。

Q5. 空所に入る適切な語を選んでください。

Section B:TOEIC Part5形式(5問)

Q6. The sales figures for last quarter _ higher than originally expected.
(前四半期の売上高は当初の予想より
___高かった。)

Q7. Mr. Tanaka _ the weekly expense report every Monday morning.
(田中さんは毎週月曜日の朝、週次経費報告書を
___。)

Q8. The new branch office _ located near the central train station.
(新しい支店は中央駅の近くに
___。)

Q9. There _ several important items on today’s agenda.
(今日の議題には重要な項目が
___あります。)

Q10. The marketing team _ a new strategy for the spring campaign last month.
(マーケティングチームは先月、春のキャンペーン向けの新しい戦略を
___。)

解答・解説

Section A

Q1. 正解:(C) has

主語 “The company”(単数)+ 現在形 → 3単現のs が必要です。「持っている」は一般動詞 have → 3単現のs をつけて has になります。am / be は be動詞なので意味が合いません。have は複数の主語に使います。

Q2. 正解:(A) be動詞

“The new employee is very punctual.” → is は be動詞の7つ(be / am / is / are / was / were / been)のうちの1つです。「新入社員 = とても時間に正確」というイコール関係を表しています。

Q3. 正解:(D) was

主語 “The annual conference”(単数)+ 過去形(last year という過去の目印がある)→ be動詞の過去形が必要です。単数の主語の過去形は was です。

Q4. 正解:(B) reviews

主語 “Our CEO”(3人称・単数)+ 現在形 → 3単現のs が必要です。review → reviews です。

  • review(原形)→ 主語が複数のとき
  • reviewed → 過去形
  • reviewing → 進行形(be動詞とセットで使う)

Q5. 正解:(A) is

There is/are 構文では、後ろの名詞が主語になります。”a new printer”(単数)→ is を使います。

Section B

Q6. 正解:(B) were

手順① 主語を確認します:”The sales figures”(figures = 複数形)→ 複数の主語です。

手順② 複数の主語 + 過去形(”last quarter” という過去の目印)→ were が正解です。was は単数の主語に使います。

文法カテゴリ:動詞問題(主述の一致・過去形)

Q7. 正解:(D) submits

手順① 主語を確認します:”Mr. Tanaka”(3人称・単数)です。

手順② 現在形の文(every Monday morning という習慣を表す目印)+ 3単現のs → submits が正解です。

  • submit(原形)→ 主語が複数または I / You のとき
  • submitted → 過去形
  • submitting → 進行形(be動詞とセットで使う)

文法カテゴリ:動詞問題(3単現のs)

Q8. 正解:(C) is

手順① 主語を確認します:”The new branch office”(単数)です。

手順② 単数の主語 + 現在形 + be動詞(be + located という形)→ is が正解です。have / has は一般動詞なので located の前には来ません。are は複数の主語に使います。

文法カテゴリ:動詞問題(be動詞の主述の一致)

Q9. 正解:(A) are

手順① There is/are 構文 → 後ろの名詞が主語です。”several important items”(items = 複数形)です。

手順② 複数の主語 + 現在形 → are が正解です。

文法カテゴリ:動詞問題(There is/are 構文)

Q10. 正解:(C) developed

手順① 主語を確認します:”The marketing team”(単数)です。

手順② 過去形(”last month” という過去の目印)→ 一般動詞の過去形が必要です。develop → developed が正解です。

  • develop(原形)→ 現在形・複数の主語
  • develops → 3単現のs・現在形
  • developing → 進行形(be動詞とセットで使う)

文法カテゴリ:動詞問題(過去形)

正解分布: A×3 / B×2 / C×3 / D×2