「TOEIC600点を取りたい。でも、何からやればいいかわからない」

この記事は、そんな方のために書きました。

 

最初に、絶対に知っておいてほしいことがあります。

TOEIC600点までの距離を決めるのは、「勉強のやり方」と「勉強の手順」です。

  • 今の自分は、何から始めるべきなのか
  • どんな勉強を、どんな順番で進めるのか
  • どのPartを優先して対策するのか

「やり方」と「手順」さえ間違えなければ、600点は誰でも届くスコアです。TOEIC業界で一般的に言われている勉強時間の半分程度で到達できます。

逆に、「やり方」と「手順」を間違えると、驚くほどスコアが伸びずに挫折します。

 

ということでこの記事では、TOEIC600点を取るための勉強法を「現在スコア別のロードマップ」で完全解説します。

この記事の順番で勉強すれば、遠回りすることなく600点に到達できます。

 

ネットにはたくさんの情報が落ちていますが、正直言って「本当に勉強したことがあるのか?」と思ってしまうような内容が多いです。

この記事には、

  • 僕が偏差値44からTOEIC975点まで上げた経験
  • 僕の多数のTOEICコーチング経験

を詰め込んでいます。

テン
この記事以上に信頼性・再現性のある内容を発信しているメディアは他にない自信があるので、ぜひ参考にしてください!
本記事の信頼性
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495点、リーディング480点)です!
筆者のTOEICスコア リスニング495 リーディング480 計975

そもそも、TOEIC600点にはどれだけの価値があるのか

「600点って、頑張って取る価値あるの?」と思うかもしれません。でも、データを見れば一目瞭然です。

 

IIBCの英語活用実態調査によると、新卒採用で企業が求めるスコアの平均は545点。TOEIC600点なら、この基準を55点上回って堂々と履歴書に書けます。

また、海外出張・海外赴任の基準はおおむね600点以上。600点は海外赴任の切符が手に入り始めるスコアでもあります。

 

年収との関係も明確です。

日経転職版の調査によると、TOEIC600点以上を持つ人と500点未満の人の年収差は、年代が上がるにつれて広がっていきます。

年代600点以上の平均年収500点未満の平均年収年収差
20代457万円410万円47万円
30代638万円599万円39万円
40代864万円762万円102万円
50代1047万円915万円132万円
テン
日経転職版会員の平均データなので、日本平均よりは高いです。が、年収の傾向を読み取るのは十分です。TOEIC600点は「英語がちょっとできる」レベルではなく、キャリアの選択肢が根本的に変わるラインです。だからこそ、正しい順番で最短で取りに行きましょう。

TOEIC600点に必要な勉強時間は「今のスコア」で決まる

600点を目指すとき、最初に確認すべきなのは「今の自分が何点なのか」です。

 

以下の表は、TOEIC業界で一般的に言われている勉強時間と、イングルートが100人以上の指導経験から見積もった「正しい手順で勉強した場合」の時間を比較したものです。

現在のスコア業界標準※正しい手順の場合
300点未満→600点900時間〜200〜300時間
300点→600点600〜900時間150〜300時間
400点→600点400〜600時間100〜200時間
500点→600点200〜300時間50〜100時間
※業界標準は、よく引用される「100点UPに200〜300時間」という数字を元に出しています。この数字の出典「Saegusa, Y. (1985) Prediction of English Proficiency Progress. Musashino English and American Literature, 18: 165–185」(武蔵野大学英文学会)です。他のサイトではこのデータを用いてますが、1985年の資料なので、正直今の環境とは全く異なります。

 

見ての通り、スタート地点によって必要な勉強時間はまったく違います。

そして、これから解説する正しい順番で勉強していただければ、業界標準の半分以下の勉強時間でも余裕で600点には到達できます。

 

そして勉強時間だけではなく、やるべき勉強の中身もスコアによって大きく変わります

例えば、今300点の人は中学英語からやるべきだし、500点の人はPart5対策に時間を使うべきです。

 

つまり、今のスコアがわからないまま勉強を始めると、計画も立てられないし、教材選びも勘頼みになります。

これが、600点に届かない人の一番多い失敗パターンです。

テン
自分のレベルより簡単すぎる勉強はスラスラ進んで気持ちいいですが、成長はありません。逆に難しすぎる勉強は、わからないことが多すぎて挫折します。どちらも「今のスコアを知らない」ことが原因です。

勉強を始める前に今のスコアを必ず把握する

TOEICは自分のレベル・スコアによって、やるべきことが大きく変わってきます。

 

自分のレベルより低すぎる勉強を実践しても、学べることはほとんどありません。

逆に、自分のレベルより高すぎる勉強を実践してしまうと、わからないことが多すぎて挫折します。

 

よって、まずは自分のスコアを把握することがとにかく重要です。

スコアを把握する方法はいくつかあります。

  1. TOEICを実際に受験する(1日潰れる&スコアがわかるまで時間がかかるのでおすすめしない)
  2. TOEICの模試を解く(めちゃくちゃ疲れる&〇〇〇点というスコアではなく、〇〇〇点〜□□□点と幅のあるスコアしか診断できない)
  3. アプリを使う(楽だから推奨)

この中でも特におすすめなのがアプリの利用です。そして、アプリの中でも特におすすめなのがSantaアルクです。

Santaアルク スコア診断の結果と講義受講の画面

Santaアルクの画面

 

Santaアルクは無料で使えるうえ、たった12問のテストを受けるだけでスコア診断ができます。

データによると誤差20点以内/精度は95%以上です。(ただし800点以上になると誤差が60〜80点くらいに大きくなる印象はあります。)

 

模試のように2時間かけなくても、Santaアルクなら5分かからずに今の実力が数字でわかります。

しかも「〇〇〇点〜□□□点」と幅のあるスコアしか出ない模試とは違い、「XXX点」と1つのスコアをバンと出してくれます。

 

TOEICは最初が肝心です。大切なので改めて言いますが、ここでスコアを測っておかないと、以下のような失敗をします。

  • 簡単すぎる勉強法を実践して時間と努力を無駄にする
  • 難しすぎる勉強法を実践して挫折する

ですので、まずは「必ず」Santaアルクで自分のスコアを診断してください。

スコア診断するのとしないのとでは、スコアの伸び方が明らかに変わります。

テン
「後でやろう」と思うと、確実に忘れます。なので、今すぐSantaアルクをダウンロードして、ゲーム感覚で一度スコア診断してみてください。本当に一瞬で終わるので、びっくりするはずです。終わったら、またこの記事に戻ってきてください。

 

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【現在スコア別】TOEIC600点を取る勉強法ロードマップ

さて、ここからが本題です。

 

600点到達に必要な要素は「単語」「文法」「リスニング」「Part5」「Part1/2」の5つです。

この5つを、スコア帯別に正しい順番へ並べたロードマップを解説していきます。

テン
先ほどのスコア診断の結果に合わせて、自分のスコア帯のところから読んでください。これから解説する勉強法はSantaアルクでの診断スコアがベースになっています。ですので診断がまだの方は、先にSantaアルクで必ず測ってから読み進めてください。そうすることで勉強時間を無駄にしたり挫折したりすることがなくなり、ここから先の内容を100%活かせます。

〜400点:中学英語からしっかりやっていこう

中学英単語を覚える

診断結果が400点未満だった方は、TOEIC対策の前に「中学英語の立て直し」から始めてください。

このレベルでやりがちな失敗が、とりあえず書店で一番目立つ「金フレ」を購入してしまうことです。

TOEIC金のフレーズ 増補改訂版

金フレには、TOEICに本当によく出る英単語ばかりが掲載されています。しかし、中学レベルの基本英単語は掲載されていません。

中学レベルの基本英単語はどんな英文にも頻出です。よって、中学レベルの英単語がわからなければ、金フレの英単語をどれだけ覚えても英文は読めるようにもならないし、聞けるようにもなりません。

テン
「とりあえず金フレ」は、このスコア帯の方が挫折してしまう一番大きな原因です。金フレを使って良いのは、Santaアルクでのスコア診断でTOEIC500点以上を取れた方だけです。ですので、遠回りに見えても、中学英語からやり直すのが結局一番速いです。

 

以上より、「中学レベルの英単語が怪しい」と感じるなら、まずは焦らず中学レベルの英単語を覚え直しましょう。

おすすめの英単語帳は「ターゲット中学英単語1800」です。

ターゲット中学英単語1800

テン
“the”,”to”,”I”といった基本中の基本の英単語からカバーされているので、英語初心者の方でも使いやすくなっています。

 

また、単語の覚え方のポイントは「大量×高頻度」です。

  • 1日100単語を3〜5回繰り返す(1日10単語ずつではなく、大量×高頻度)
  • 意味は最頻出の1つだけを覚える
  • 8割覚えたら次のセクションに進む(完璧を待たない)
テン
英語初心者がよくやりがちな「1日10単語ずつ丁寧に覚える」は正直おすすめしません。翌日には大半を忘れます。それよりも「100単語を雑にでも5回見る」方が圧倒的に記憶に残ります。

 

単語と並行して、中学レベルの英文法も復習しましょう。

文法の知識がないと、リスニングの聞き取り精度が落ち、リーディングの読解スピードも下がります。「簡単すぎる」と思うかもしれませんが、復習すると意外と理解が曖昧なポイントが見つかります。

英文法を勉強する

TOEICで文法を勉強するべき理由は3つあります。

  1. TOEICには英文法問題が多数出題されるから
  2. 文法の理解度が低いとリスニングの聞き取りの精度が落ちるから
  3. 文法の理解度が低いとリーディングの読解スピードと精度が落ちるから

英単語をどれだけ覚えても、英文法がわからなければ英文は読めないし聞けません。

ですので、英単語と並行して、英文法もしっかり勉強してください。

 

1つ良いことを言うと、TOEICに必要な文法レベルはそれほど高くありません。

TOEICは日常生活やビジネスにおけるコミュニケーションに関する内容を問う問題だからです。

テン
日常会話やビジネスで難しくて複雑な英文法を使うことはあまり考えられませんよね。よって、TOEICには難しい英文法はほとんど出てこないというわけです。

 

「じゃあどのくらい勉強すれば良いのか」というと、中学全部+高校基礎レベルの英文法を理解すれば基本的には十分です。

 

ただし、ここでいう「英文法の理解」とは「英文を見た瞬間に文法的にどんな構造・意味なのかを悩むことなく瞬時に把握できること」を指します。

「英文法を知っているだけ」では不十分なので注意してください。

毎日英語に触れて抵抗感を無くす

英語に普段触れる習慣がないと、英語に対して抵抗感を感じるはずです。

  • 知らない英単語を見ると頭が混乱する
  • 長い英文を見ると訳がわからなくてぼーっとしてしまう
  • リスニングで右から左に英語が抜けてく

こんな状態でTOEICの勉強をしても挫折するので、しっかり抵抗感をなくしておきましょう。

 

英語に対する抵抗感をなくすためには、YouTubeを使うのがおすすめです。

 

YouTubeで「リスニング 聞き流し」と検索すれば、簡単なモノから難しいモノまで、さまざまなレベルのリスニング音声が出てきます。

いろいろ視聴してみて「これならストレスなく聞けそうだ」と感じた教材を選びましょう。

テン
移動中や休憩時間など、スキマ時間を活用してリスニングするのがおすすめです。

簡単な長文問題を解く

ここまでの単語・文法学習がある程度進み、英語に対する抵抗感も無くなってきたら次の段階です。

簡単な長文問題を解いて、英語に慣れていきましょう。

テン
面倒に感じるかも知れませんが、挫折せずにTOEIC対策に移行するためにとても重要です。

 

おすすめの問題集は「英語長文レベル別問題集2 初級編」です。

英語長文レベル別問題集2 初級編【改訂版】

 

問題集の使い方は以下の通りです。

  1. わからない単語や文法はネット等で調べながら問題を解く
  2. 丸付け&解答解説を読む
  3. リピーティング

①と②については良いと思います。ただ、③についてはわからないと思うので補足します。

リピーティングというのは、「音声をキリの良い場所で停止し、同じ内容を口頭で繰り返す」という練習法です。

テン
「リピート アフタミー」ってやつですね。

 

リピーティングをする目的は主に2つあります。

  1. 「英語を聞くこと」に対する抵抗感を無くすこと
  2. 正しい発音を習得すること

 

リピーティングの具体的なやり方は以下の通りです。

  1. 英文の文構造(文型)を確認する
  2. 和訳を確認する
  3. 音声を一度通しで聞く
  4. キリの良いところで音声を止めながら、音声を真似するように発音
  5. 1つの英文あたり10〜15回を目安に行う
テン
音声を止める箇所にきまりはありません。最初は短く区切ってOKです。そして、徐々に区切る頻度を少なくしていきましょう。

400点台:TOEIC特化の教材に切り替える

ここまでの勉強を実践していただければ、TOEIC400点〜500点くらいは取れるようになっています。

ですので、ここからはTOEIC400点以上の方向けに勉強法になります。

テン
Santaアルクの診断結果が400点台だった方は、基礎力はすでにあります。ここからの内容を実践すればOKです。ちなみに400点未満との方向性の違いは「TOEIC教材に切り替えていく」という点です。

TOEICの基本単語を覚える

まず重要なのは、やはり単語です。

 

覚えている単語の数が少なければ、当然読める・聞ける英文の数、解ける問題の数は少なくなります。

また、後半で解説する問題演習や復習の効率も落ちます。

 

単語学習ははっきり言って退屈です。なので、おろそかになる気持ちはものすごくわかります。

しかし、単語学習がスコアに与えるインパクトというのは、おそらく皆さんが思っている以上にはるかに大きいです。

 

TOEICの単語対策で重要なことは、TOEIC特化の英単語帳を使うことです。

テン
ときどき「大学受験用(もしくは英検用)の英単語帳でも良いですか?」と質問が来ますが、僕はやめた方が良いと答えています。なぜかというと、大学受験・英検とTOEICに出る単語の種類が異なるからです。大学受験・英検の英単語帳を使ってしまうと、TOEICには出ない英単語まで覚えることになり学習効率が落ちます。

 

おすすめの英単語帳は、「銀のフレーズ」です。

TOEIC銀のフレーズ

テン
銀のフレーズには、TOEICに本当によく出る英単語が出てきます。基本単語も多いので、頻出度合いで言うと、先ほどちらっと紹介した「金のフレーズ」よりも高いです。(金のフレーズは、銀のフレーズの上位英単語帳です。)

 

覚えれば覚えるほどTOEICの英文が読める・聞けるようになるので、どんどん覚えましょう。

TOEICの問題形式を把握する

ここからTOEICの問題演習に入っていきますが、その前に問題形式をざっと把握しておきましょう。

問題形式を知らない状態で問題を解くのと、問題形式を知った状態で問題を解くのとでは、結果が段違いに変わってきます。

テン
冗談抜きで、問題形式を知るだけで50点〜100点アップすることはザラにあります。

 

まず、TOEICにはリスニングセクション(Part1〜4)とリーディングセクション(Part5〜7)があります。

Part1写真描写問題:6問
1枚の写真に関する4つの短い説明文が流れる。4つの写真の状況を最もよく描写している選択肢を選ぶ。
Part2応答問題:25問
1つの質問または文章とそれに対する3つの応答候補が流れる。3つの中から設問に対して最もふさわしい答えを選ぶ。
Part3会話問題:39問
2〜3人による会話が流れる。会話を聞いて問題用紙に印刷されている設問を解く。各会話に設問は3つ。設問の選択肢は4つ。図表が付いている問題もある。
Part4説明文問題:30問
アナウンスのようなミニトークが流れる。会話を聞いて問題用紙に印刷されている設問を解く。各トークに設問は3つ。設問の選択肢は4つ。図表が付いている問題もある。
Part5短文穴埋め問題:30問
不完全な文章を完成させるために、4つの選択肢から最も適当なものを選ぶ。
Part6長文穴埋め問題:16問
不完全な文章を完成させるために、4つの選択肢の中から最も適当なものを選ぶ。各長文には設問が4問ずつある。
Part7長文読解問題:54問
いろいろな文書が印刷されている。設問について、4つの選択肢からら最も適当なものを選ぶ。各文書には設問が2〜5問ある。

リスニングの試験時間は約45分間、リーディングの試験時間は75分間です。問題数はそれぞれ100問で合計200問。スコアはそれぞれ5〜495点で評価されます。

テン
なお、リスニングは全て1回読みです。

 

そしてここからが特に重要なんですが、Partごとに難易度が大きく異なります。

  • 易しい:Part1・2・5
  • 普通:Part3・4・6
  • 難しい:Part7

現在のレベルにもよりますが、基本的にPart1・2・5が満足に解ければ上出来です。

そして、Part3・4・6が順調に解けたらすごいです。

 

Part7については、文章自体の難易度は高くないモノもありますが、試験時間がとても厳しいです。

「基本的には解き終わらない」ということを理解しておきましょう。(解き終わるのはTOEIC900点以上の方くらいです…)

テン
このPartごとの難易度感を意識しながら問題を解きましょう。Part3・4・6・7は解けなくても、それほど落ち込まなくてOKです。みんなあんまり解けないからです。

 

さて、ここからはTOEICの問題演習に入っていきます。

まずは初心者向けのTOEIC参考書を使って、TOEICの問題形式に慣れていきましょう。

テン
TOEICは難しいです。いきなり本番レベルの参考書を使ってしまうと、わからないことが多すぎて挫折します。よって、本番より易しい初心者むけの参考書を使うのがおすすめです。

 

さらに言うと、TOEIC初心者は全てのPartを無理に対策する必要はありません。問題の形式がシンプルで比較的対策しやすいPart1・2・5を対策すればOKです。

Part1・2

Part1・2のおすすめの参考書は「初心者特急パート1・2」です。

TOEIC L&R TEST 初心者特急パート1・2

「初心者向け」とはいえ、上級者でも必須の解答知識が多数収録されています。

本番レベルとの橋渡しをするのにとても効果的なので、ぜひ活用してください。

Part5

Part5対策のおすすめ参考書は「文法問題はじめの400問」です。

TOEIC L&R テスト 文法問題 はじめの400問

はじめの400問には、TOEIC Part5形式の問題が400問以上載っています。

本番より易しい難易度から演習できるので、挫折することなく着実に英文法の理解が深まる&Part5の正答率を上げられます。

テン
いきなり本番レベルの参考書を使うと、わからないことが多すぎて挫折します。「やさしい教材で慣れてから本番レベルへ」が鉄則です。

500点台:Part5とPart1・2を磨いて600点を超える

ここまでの勉強を実践していただければ、TOEIC500点以上を取れるようになっています。

ですので、ここからはTOEIC500点以上の方向けに勉強法になります。

テン
Santaアルクの診断結果が500点台だった方は、ここからの内容を実践すればOKです。ちなみに500点未満との方向性の違いは「本番レベルの教材を使う」という点です。

 

やるべきPartは単語とPart1・2・5、そしてPart3・4対策です。600点を目指す段階でも、全パートを均等に対策する必要はありません。

単語は金フレ一択

単語は「金のフレーズ」に移行しましょう。

TOEIC金のフレーズ 増補改訂版

「金のフレーズ」はTOEIC大定番の英単語帳です。最も定番と言っても過言ではなく、TOEIC対策者の98%は持っています。

テン
もちろん、僕も愛用していました。金のフレーズは本当に最高です。もし金のフレーズがなければ、僕はTOEICの勉強を諦めていたかもしれません。

 

金のフレーズは先ほど紹介した「銀のフレーズ」の姉妹英単語帳で、レベルは1つ高くなっています。

銀のフレーズの英単語を8割程度覚えたら、徐々に金のフレーズにも移行していきましょう。

テン
ちなみに金のフレーズと銀のフレーズの単語は被っているものも多い(僕数えだと523単語が重複)ので、「またゼロから覚えるのか…」と落胆する必要はありませんよ。

Part5はでる1000問

Part5を対策すべき理由は4つあります。

  1. 形式がシンプルで対策しやすいから
  2. 形式が似ているPart6対策にもなるから
  3. Part7に使える時間が増えて全体として解ける問題の数が増えるから
  4. 英文法の理解が深まり、リスニング・リーディングに好影響だから

つまり、Part5を対策することで、Part6やPart7、さらにはリスニングのスコアも上がります。

よって、Part5を重点的に対策しましょう。

 

おすすめの参考書・問題集は文法問題でる1000問です。

TOEIC L&R テスト 文法問題 でる1000問

 

文法問題でる1000問を使って繰り返し演習すれば、Part5の正答率と解答スピードは格段に向上します。

リスニングは公式問題集で

TOEIC 公式問題集 12

リスニングに関して、最強の問題集は公式問題集です。

なぜなら本番と同じプロセスで問題が作られている上、公式スピーカーが収録を担当しているので、本番に最も近い形で演習できるからです。

テン
Part1〜4まで、公式問題集1つで対策できます。

Part1・2の対策

まずPart1・2の対策方法は以下のとおりです。

  • Part1:問題に出てきた単語を覚える(Part1はリスニング力というより単語力が問われるため)
  • Part2:ディクテーション(正確な聞き取り能力を鍛える)

 

ディクテーションとは、聞こえた音声を書き取る練習法です。

  1. 音の連結を判別できるようになる
  2. 自分が聞き取れない箇所が明確になる

という効果があります。

テン
特に大きいのは②です。聞き取れない箇所を聞き取れるようになるまで聞き直せば、リスニング力は抜け漏れなく着実に向上します。

 

ディクテーションの具体的なやり方は以下の通りです。

  1. 一度通して聞く
  2. 音声を一文(または意味の塊)ごとに一時停止しながら、ノートなどに書き取る
  3. 聞き取れなかった場所は、3〜5回を目安に聞き直す
  4. どうしてもわからない箇所は、カタカナやローマ字で聞こえたままの音をメモ
  5. スクリプト(音声の書き起こし)と照合して答え合わせをする
  6. 聞き取れなかった「原因」を分析・復習する
  7. 間違えた部分を意識しながらもう一度音声を聞き直して音を耳に定着させる

Part3・4の対策

次にPart3・4の具体的な対策方法は以下のとおりです。

  1. 設問の先読み(最初は50秒くらいかけてOK、徐々に時間を短くして30秒を目指す)
  2. 問題を解く
  3. 復習としてオーバーラッピング
テン
「設問の先読み」とは、音声が流れる前に設問を先読みすることです。これはPart3・4を解くのに必須なので、必ず練習しましょう。

 

また、オーバーラッピングというのは、スクリプトを見ながら音声に重ねるように発音する練習方法です。

オーバーラッピングの効果は主に3つあります。

  1. 発音を理解すること
  2. Part3・4に出てくる問題のパターンを理解すること
  3. 音声のスピードについていけるようになること(メイン)
テン
オーバーラッピングを行うことで、Part3・4の次々と流れてくる音声に圧倒されない力が身につきます。

 

オーバーラッピングのやり方は以下の通りです。

  1. 音声を一度通しで聞く
  2. スクリプト(音声の書き起こし)を一度読んで音声の内容をなんとなく頭に入れる
  3. スクリプトを見ながら音声に重ねるように発音
  4. 最終的には途中で詰まることなくオーバーラッピングできるようになることを目指す
テン
最初はとても難しいですが同じ音声で何度も繰り返すうちに必ずできるようになってきます。

TOEIC600点は「捨てる問題」を決めると一気に近づく

ここまで勉強法を解説してきましたが、もう1つ大事な話をします。

600点を取るための必要正答数の目安は、200問中125問です。結構落としても良いんですよね。

 

で、それぞれの正答数目安は以下の通りです。

パート問題数正答数の目安
Part1(写真描写)6問4問
Part2(応答問題)25問18問
Part3(会話問題)39問24問
Part4(説明文問題)30問19問
Part5(短文穴埋め)30問20問
Part6(長文穴埋め)16問10問
Part7(読解問題)54問30問

注目してほしいのはPart7です。54問中30問が目安なので、24問は間違えても600点に届きます

 

そもそもTOEICリーディングは時間が厳しすぎる試験です。ぶっちゃけ800点を取れる人でも、試験時間内に最後まで解ききれないことは普通です。

 

ですので、基本的に塗り絵(残り時間が少なくなった時、残りの問題のマークをランダムに塗りつぶすこと)になります。

Part7の選択肢は4択なので、ランダムに選んでも正答率は単純計算25%。20問塗り絵でも5問正答になる計算です。

テン
これ込みで30問取れれば良いわけです。こう考えると、意外といけそうじゃないですか?だからこそ、Part7の特別な対策は600点の段階では不要で、リスニングやPart5に集中するのが最短ルートになります。

勉強時間をかけても600点に届かない人の特徴

最後に、勉強時間をかけているのに600点に届かない人の特徴を3つ紹介します。

逆に言えば、この3つを避ければ、勉強時間がそのままスコアに反映されます。

  1. 今のスコアを把握せずに勉強を始めている
  2. 間違った順番で勉強している
  3. インプットだけで問題演習をしていない

①と②については、ここまで解説してきた通りです。Santaアルクでスコア診断をして、自分のスコア帯のロードマップ通りに進めてください。

③については、「参考書を読んで理解した気になる」のが一番危険です。文法も単語も、必ず問題を解いてアウトプットしてください。

 

そしてもう1つ、勉強を始めた後に大事なのが「定期的なスコア測定」です。

スコアを測定することで「勉強の効果」を確認できます。スコアが伸びているならその勉強は続けるべきだし、伸びていないなら勉強法を改善すべきというサインです。

 

測定には、先ほど紹介した無料アプリのSantaアルクを使ってOKです。

Santaアルクなら、たった12問のテストを受けるだけでスコア診断ができます。

テン
2〜4週間に1回くらいのペースで測ると、600点までの距離が縮まっていくのが目に見えてわかります。これがモチベーション維持にめちゃくちゃ効きます。

最短で600点、その先の800点へ

ここまで、600点を取るためのロードマップを解説してきました。

 

ただ、実際のTOEIC学習は、ここで紹介した内容よりもっと複雑です。

「どの教材を・どの順番で・どこまでやるか」を自分で組み立てるのは、正直かなり難しいです。

 

僕も順番が分からず、かなり遠回りしました。

100人以上を指導してきた体感でも、みなさん平均5冊はムダな参考書を買い、勉強時間も300時間ほど無駄にしています。

 

だからイングルートでは「TOEIC800点スクール」を作りました。

 

スクールでは、800点までに必要なレッスンを正しい順番で勉強できるよう設計しています。

レッスンはスコア別に設計しているので、今のスコアがどこからでもスクールを開いて順番通りに進めるだけでまず600点、そしてその先の800点に伸ばせます。

 

「今の自分、何をやれば良いのかな」と迷ったら、のぞいてみてください。

今までにないTOEICスクールの形です。

テン
あと、多くの方に使って欲しいから業界破壊の価格にしています。自信があるから、満足できなかった場合の全額返金保証もつけています。「400点から975点まで上げた僕の経験」「100人以上指導した経験」をすべて詰め込んだ最高品質のスクールになってるので、最短でスコアを上げたい方はぜひTOEIC800点スクールをチェックしてみてください。

 

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まとめ

この記事では、TOEIC600点を取るための勉強法をスコア別ロードマップで解説してきました。

  1. 600点までの勉強時間と勉強内容は「今のスコア」で決まる。まずスコア診断
  2. 〜400点:中学英単語(ターゲット1800)と中学文法の立て直し。簡単な長文+リピーティングで英語に慣れる
  3. 400点台:TOEIC特化の教材に切り替え。銀フレ+問題形式の把握+初心者特急+はじめの400問
  4. 500点台:本番レベルへ。金フレ+でる1000+公式問題集でPart5とリスニングを磨く
  5. 600点は200問中125問正解で届く。Part7は24問間違えてOK
  6. 2〜4週間に1回スコアを測定して、勉強法をPDCAで改善する
テン
この手順で勉強すれば、遠回りすることなく着実に600点へ近づいていきます。まずはSantaアルクのスコア診断からスタートしてください!