Part7はTOEIC最大の鬼門です。TOEIC受験者の9割以上はPart7を最後まで解き終わりません。
Part7が難しい理由は、ただ単に「問題量が多いから」だけではありません。
Part7では、「読解の総合力」と「問題への慣れ」が求められるのです。
ということでこのページでは、読解の総合力とPart7の問題への慣れを鍛える方法を解説します!
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495、リーディング480)です!
①単語・文法をしっかり勉強する(最低限Part5で6割レベル)
単語・文法が十分に身についていない状態では、Part7を勉強する土俵にすら立てません。
語彙力が低く、文法の理解が浅ければ、当然読める英文の数は減ります。
また、ただ問題が解けなくなるだけでなく、復習の効率もガクッと落ちます。
目安は「Part5で6割を安定して取れるかどうか」です。
Part5で6割を安定して取れるなら、Part7対策に入ってもOKです。
逆に、Part5で6割を安定して取れないなら、Part7の前に単語・文法を固めてください。
②公式問題集のPart7を時間無制限で解く
さて、ここからは実際にPart7の対策方法を解説します。
まずは「公式問題集」を使って、Part7の問題演習をしましょう。
公式問題集は本番と同じプロセスで作成されているので、問題の質が圧倒的に高いです。
ただし、最初は時間無制限で、かつPart7の前半29問のSP(シングルパッセージ、1文書問題)だけ解けばOKです。
後半25問のダブルパッセージ・トリプルパッセージは難しいですし、そもそも試験時間内にそこまで辿り着くのが困難だからです。
Part7の問題の解き方ですが、3パターンあります。
- 本文を読む→問題を解く
- 設問を読む→本文を読む→問題を解く
- 設問を1問読む→本文を読んで答えを探す→次の設問を読む→本文を読んで答えを探す→・・・
それぞれのパターンを試してみて、自分と相性が良い解き方を探してください。
ちなみに、一番スタンダードなのは②です。
設問を先読みすることで「どこに注目すべきか」が明確になるので、問題が解きやすくなります。
③復習として音読する
問題演習後は復習を欠かさず行なってください。
Part7のおすすめ復習方法は「音読」です。
音読の効果はいろいろありますが、特筆すべきなのは以下の3つです。
- Part7特有の問題形式に慣れることができる
- 英語を語順通りに理解できるようになる
- 同じ単語に何度も触れることで、その単語が長期記憶に定着する
音読の具体的なやり方は以下のとおりです
- わからない英文や文法を調べる
- 英文の意味を掴みながら黙読
- 日本語訳を確認
- 発音を確認するために、英文をなぞりながら音声を何度か聞く
- 最初はゆっくりと1文1文の意味をしっかり理解しながら丁寧に音読する
- 最終的に全ての英文を詰まることなくスラスラと読めるようになるまで音読する
※途中で「単語の意味や発音がわからなくなった」「日本語訳がわからなくなった」場合には再度確認してください。
スラスラ読めるようになるためには、かなりの回数音読することが必要になると思います。
④公式問題集のリーディング100問を通しで解く
ここまでの勉強でPart7で安定して8割程度取れるようになったら、次の段階です。
公式問題集のリーディング100問を試験時間75分間を計りながら通しで解きましょう。
時間を計って通しで解くことで、時間配分の感覚が身に付くだけではなく、Part5やPart6の疲労感が残った状態でPart7を解く練習にもなります。
時間はかかりますが、この作業を行わない限り、Part7のスコアは上げ止まります。
TOEICリーディングの理想の時間配分は以下の通りです。
- Part5:10分
- Part6:10分
- Part7:55分
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