Part5 勉強法

TOEIC Part5 勉強法

基本的にTOEICはリスニングの方がスコアを伸ばしやすいので、最初はリスニングに重点的に取り組むのがスコアアップの秘訣です。

しかし最初の段階でも、リスニングと並行して重点的に対策すべきリーディングのPartが1つあります。

 

Part5「短文穴埋め問題」です。

 

Part5はリーディングの中で、圧倒的に対策しやすいPartです。

対策の難易度で言えば、Part1・2と同じくらい、なんなら「Part1・2よりできる/簡単だ」と感じる方も多いです。

 

Part5対策をするメリットは、ただ単にPart5の正答率が上がるだけではありません。

以下のようなメリットもあります。

  • 形式が似ているPart6対策にもつながる
  • Part5・6の解答スピードが伸びて長文のPart7に使える時間が増える
  • 文法の理解が深まりリスニング・リーディングともに英文の構造を素早く正確に理解できる
テン
つまり、Part5対策をすることで、TOEIC全体のスコアアップにつながるということです。

 

よって、Part5はあなたのTOEICスコアの伸び方を左右すると言っても過言ではありません。

ということでこのページでは、Part5がどんどん解けるようになる(そして、TOEIC全体のスコアアップにつながる)勉強法を解説します!

本記事の信頼性
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495、リーディング480)です!
筆者のTOEICスコア リスニング495 リーディング475 計975

①問題集の1周目を丁寧に解く

まずは問題を解きましょう。おすすめの問題集は2つあります。

  1. TOEIC500点未満の方→文法問題 はじめの400問
  2. TOEIC500点以上の方→文法問題 でる1000問

TOEIC L&R テスト 文法問題 はじめの400問TOEIC L&R テスト 文法問題 でる1000問

テン
ちなみに、名前が似ているので気づいた方も多いかもしれませんが、この2冊は姉妹問題集です。問題量が豊富、かつ頻出パターンの問題ばかりなので、この2冊を使って問題演習すればPart5の解答力は着実に身につきます。

 

問題を解くときは、時間を気にせずに1問1問丁寧に解きましょう。わからない単語や文法を調べながら問題を解いてもOKです。

②1周目の演習後は丁寧に復習する

丁寧に問題を解いたら、復習も丁寧に行いましょう。

具体的な復習のやり方は以下の通りです。

  1. 解答解説を読んで正解不正解の理由をチェック
  2. 問題文を自分なりに訳す
  3. 自分の訳と解答の訳を比較
  4. 訳がかけ離れている場合はその原因を特定&修正

特に重要なのが④・⑤です。

「自分で訳す&解答と比較して修正する」という作業を行うことで、英文の構造を素早く正確に把握する力が身につきます。

 

その結果、Part5の問題が素早く解けるようになります。

さらに、リスニングでは聞いた英文をすぐに処理できるようになり、リーディングでは精読力・速読力が上がるので、全体のスコアアップにつながります。

テン
地道で大変な作業ですが、効果は抜群です。このようにして「向き合った英文の数」を増やすのが、読解力を上げるカギになります。

③2周目以降はスピードも意識しながら

さて、2周目以降はスピードも意識していきましょう。

Part5は10分以内で解き終えるようになりたいです。よって、1問あたり20秒以内を目指して繰り返し問題演習していきましょう。

④2周目の演習後はさらっと復習

問題を解き終わった後は、解答解説を読んで、わからない単語・文法や正解不正解の理由をさらっと確認して、次の問題に移りましょう。

テン
1周目でしっかり復習しているので、2周目の復習はそれほど丁寧に行う必要はありません。

結論:Part5は根性論で「とにかく繰り返し問題を解く」のが最強

「TOEICの勉強をサポートする立場」として根性論的なことを言うべきではないのかもしれません。

しかし、正直Part5は「とにかく繰り返し問題を解く」のが最強です。

テン
自分自身の経験はもちろんのこと、コーチングを通じて今までサポートしてきた方の状況を鑑みると、「とにかく繰り返し問題を解く」に勝る勉強法はありませんでした。この方法が「勉強時間に対するスコアの伸び方」が圧倒的に大きいです。

 

よって、最初に紹介した「はじめの400問」「でる1000問」の問題パターンを全て覚える気持ちで繰り返し演習してください。

そうすれば、Part5の正答率と解答スピードは段違いに向上します。

 

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