TOEIC700点のレベルとすごさを解説【大学はMARCH?就活で差がつく?勉強法・参考書も紹介】

TOEIC 700点 レベル 勉強法 参考書 勉強時間

結論:TOEIC700点は公開テスト受験者全体の上位33.3%のスコアです。就活・転職で「英語で差がつく人」として評価され始めるレベルであり、社会人平均(644点)も上回ります。

 

  • 「TOEIC700点ってどれくらいのレベルなの?」
  • 「大学で言うとどのくらい?すごいの?」
  • 「就活や転職で700点ってどう評価される?」
  • 「600点台から700点になかなか届かない…」
  • 「700点を取るための勉強法や参考書が知りたい」

こういった悩みや疑問を持っている方は多いと思います。

 

結論から言うと、TOEIC700点は公開テスト平均(615点)より85点高く、社会人平均(644点)も56点上回るスコアです。

正直、ここから就活や転職で「英語ができる人」として周りと差がつき始めます。

テン
この記事では、TOEIC700点のレベル・すごさ・大学換算・就活での評価から、700点を取るための勉強法・おすすめ参考書までを徹底解説します。700点は「英語がなんとなくできる人」から「英語を武器にできる人」に変わるスコアです。ただ、700点はゴールではなく通過点。この記事を読めば、700点のリアルなレベル感と、ここに最短で到達するための道筋がわかります。ぜひ参考にしてください。
本記事の信頼性
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495、リーディング480)です!
筆者のTOEICスコア リスニング495 リーディング480 計975

TOEIC700点のレベルは?

結論:TOEIC700点は公開テスト受験者全体の上位33.3%、社会人平均(644点)を56点上回るスコアです。「英語ができる人」として周りと差がつき始める、まさに武器になり始めるレベルです。

 

「700点ってすごいの?」「就活で使えるレベルなの?」と気になっている方も多いと思います。

正直、700点という数字だけ見ても、実感がわきにくいですよね。

 

だから、ここからは偏差値・社会人平均との比較・正答数・語彙力・英検やCEFRとの対応まで、あらゆる角度から700点のリアルなレベルを解説します。

公開テストだと全体の上位33.3%で偏差値55、大学換算だと弘前大学や近畿大学レベル

公開テスト(2024年度・735,425人)のデータで見ると、TOEIC700点は受験者全体の上位33.3%に位置します。

偏差値に換算すると55.0です。大学に換算すると、弘前大学や静岡大学、日本大学や東洋大学、近畿大学や龍谷大学などと同じくらいの偏差値になります。

テン
偏差値55って聞くと「まあまあ」に聞こえるかもしれないけど、TOEIC公開テストはそもそも受験者のレベルが高いです。なぜなら、一般受験でわざわざ受けに来ているからです。一般の学力テストと単純比較はできないので注意してください。

IPテストだと全体の上位14.8%で偏差値62.1、大学に換算するとMARCHレベル

TOEIC公開テストとは別に、企業や大学で実施されるIPテストのデータと比較すると、700点の評価はさらに高くなります。

IPテスト(2024年度・1,041,495人)では、700点以上の推定人数は153,909人。これは全体の上位14.8%、偏差値に換算すると62.1です。

テン
偏差値を大学に換算すると、MARCH(=明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)や神戸大学・北海道大学・東京外国語大学など難関大学に相当します。

 

ちなみに、同じ700点なのに、公開テストとIPテストでなぜこれほど差があるのでしょうか。

 

理由は受験者層にあります。IPテストは企業や大学が組織的に受験させるため、英語が得意でない層・初心者層も含まれやすい

一方、公開テストはわざわざ受験会場に申し込む人が多いため、もともとある程度のスコアを狙っている層が集まりやすいんです。

 

つまり、企業や大学でTOEICを受けている人たちの中では、700点は上位15%未満に入るスコアということです。

IPテストと公開テストの違いが気になる方は「TOEIC IPテストとは?公開テストとの違い・活用法」をご覧ください。

社会人平均(644点)を56点上回るスコア

IIBCのデータによると、社会人の公開テスト平均スコアは644点(L350/R294)です。

TOEIC700点はこれを56点上回ります

 

「社会人の平均より上」と聞くと、当たり前に聞こえるかもしれません。

でも、ここで重要なのは「公開テストを受けに来ている社会人」の平均が644点だということです。

 

前述のように、公開テストを受けに来る人はそもそも英語学習に意識の高い層。そのなかでも700点は平均を大きく上回ります。

はっきり言って、職場で「英語ができる人」として一目置かれ始めるのが700点台です。

 

ちなみにTOEIC600点TOEIC650点と比較すると、700点になると英語が単なるスキルから、実際に評価される強みに変わります

数字としては50点〜100差でも、周囲からの見られ方が変わる大きな節目です。

正答率は約70%で約140問正解が目安

「700点って、200問中どのくらい正解すればいいの?」という疑問にも答えておきます。

TOEIC L&Rは全200問。700点(L375/R325)を取るには、正答率約70%、つまり140問の正解が目安です。

 

この数値を出した過程を説明します。

まず、データが取れる最新年度5年分の受験者全体の平均スコアは以下です。(公開テスト)

年度リスニングリーディング合計点
2024336279615
2023335278612
2022331277608
2021331279611
2020337282620

このデータから、リスニングとリーディングの平均点を比較すると、リスニングの方が50点ほど高いことがわかります。

よって、TOEIC700点の平均的な点数構成は、リスニング375点、リーディング325点と言えます。

して下表は、TOEICリスニングとリーディングの素点とスコアの換算表です。
TOEIC リスニングとリーディングの素点とスコアの換算表

たとえば、リスニングの素点が81〜85点の間だったら、370点〜450点を取る可能性があるということです。

テン
実際には端っこの値を取ることはあまりなく、390点〜430点くらいになることが多いです。

そしてリスニング375点を取るための正答率はおよそ75%、リーディング325点を取るための正答率はおよそ65%です。

よって、TOEIC700点を取るには、全体の正答率70%必要という計算になります。逆に言えば、ミスできる問題の数は60問になります。

テン
ただしこれはあくまで目安です。試験の難易度により「何問ミスできるのか」は変わります。もしもっと詳しい正答率とスコアの関係が気になる場合は「TOEICの正答率と点数・スコアの関係を徹底解説!何点取れば良い?」をご覧ださい。

TOEIC700点のPart別正答数の目安

「どのPartで何問取ればいいのか」を知ると、勉強の優先順位が見えてきます。

L375/R325で合計700点を達成するための、Part別の正答数の目安をまとめました。

パート問題数正答数の目安正答率
Part1(写真描写)6問5問80%
Part2(応答)25問20問80%
Part3・4(会話・説明文)69問50問72%
Part5(短文穴埋め)30問24問80%
Part6(長文穴埋め)16問10問63%
Part7(読解)54問31問57%

 

この表を見て気づいてほしいのが、Part7の正答率が57%と低めであること。

700点レベルでは、Part7は時間切れで最後まで解ききれないケースがほとんどです。逆に言えば、Part1・Part2・Part5は8割レベルを目指す必要があります。

 

Part別の弱点を把握したうえで、どこを伸ばすかを戦略的に決めることが、700点突破のカギになります。

語彙力は約7,000語レベル

「700点だと、どのくらいの単語を知っている必要があるの?」という疑問にもお答えします。

TOEIC700点を安定して取るために必要な語彙力は、約7,000語とされています。

 

スコアごとの語彙数の目安は以下のとおりです。

  • 400点:約3,000語
  • 500点:約4,000語
  • 600点:約5,000語
  • 700点:約7,000語
  • 800点:約8,000語

600点から700点に上がるときに、語彙力が5,000語から7,000語へと2,000語も増えることに注目してください。

 

これは、700点台に必要な語彙がいわゆる「日常英語」の範囲を超えて、ビジネス語彙・専門語彙のゾーンに入ってくるからです。

たとえば「comply(従う)」「reimburse(払い戻す)」「feasible(実現可能な)」のような、日常会話ではあまり使わないけどTOEICには頻出する語彙が増えてきます。

 

単純な暗記量を増やすだけでなく、語の使われ方や文脈理解が問われるようになります。

テン
僕が700点台で一番苦労したのも語彙でした。600点台で止まっている人の多くは「知ってる単語が少ない」じゃなくて「知ってるつもりの単語が曖昧」というパターンがめちゃくちゃ多いです。

IIBCのCレベル上位(あと30点でBレベル)

IIBCはTOEICのスコアを5段階(A〜E)で評価しています。(参照:「PROFICIENCY SCALE」)

  • Eレベル:10〜215点
  • Dレベル:220〜465点
  • Cレベル:470〜725点
  • Bレベル:730〜855点
  • Aレベル:860〜990点

TOEIC700点はCレベルとBレベルの境界に最も近い位置にあります。

あと30点(730点)でBレベルに到達します。

 

Cレベルは「限られた範囲内で、英語によるコミュニケーションができる」と定義されています。

Bレベルは「日常的な範囲では英語によるコミュニケーションができる」。この差は大きいです。

テン
大学や企業でも「730点」は1つの基準になっていることが多いです。700点と730点の差はわずか30点ですが、評価は大幅に変わってくるのが実情です。「最低730点」みたいな求人もありますからね。

英検2級〜準1級・CEFRだとB1〜B2レベル

「他の英語試験と比べるとどのくらい?」と思っている人も多いはずです。

各試験団体のデータによるCEFRとの対照表(文部科学省)のデータによると、TOEIC700点前後はCEFRのB1〜B2に対応しています。

試験TOEIC700点の換算
CEFRB1〜B2
英検2級〜準1級
TOEFL iBT42〜71点
IELTS4.0〜5.0

CEFRのB1は「日常的な話題であれば、標準的な話し方であれば要点を理解できる」レベル。B2は「複雑な文章の主要な内容を理解し、母語話者とある程度流暢に会話できる」レベルです。

700点はその移行期にあたります。日常会話レベルの英語は問題なくこなせますが、ビジネスの複雑な場面になると、まだ苦しいというのが正直なところです。

 

ちなみにBRITISH COUNCILの「CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)」によると、CEFR B1のより詳しい評価は以下の通りです。

  • 自立した言語使用者
  • 日々の生活の中の身近な話題について、標準的な話し方であれば話題を理解できる
  • 英語が話されている地域に起こりそうな大抵の事態に対処できる
  • 身近な話題や個人的に関心のある話題では筋の通った簡単な文章を作れる

 

また、TOEIC700点は英検に換算すると2級〜準1級。幅がありますが、英検2級は大学入試で求められる水準、準1級は社会人として高い英語力があると認められる水準。700点はちょうどその橋渡しのゾーンにいます。

テン
「B1〜B2ってどっちなの?」と思うかもしれませんが、正直700点ちょうどはB1寄りです。750点を超えるとB2としての実力を安定して発揮できるようになってくるイメージです。

 

関連記事(700点前後のスコア帯との比較として)
・600点のレベルについては「TOEIC600点のレベル」で詳しく解説しています。
・650点のレベルについては「TOEIC650点のレベル」もあわせてご覧ください。
・750点のレベルについては「TOEIC750点のレベル」もあわせてご覧ください。
・800点のレベルについては「TOEIC800点のレベル」もあわせてご覧ください。
・850点のレベルについては「TOEIC850点のレベル」もあわせてご覧ください。

TOEIC700点は大学で言うとどのレベル?

結論:TOEIC700点は、大学生の中でもトップクラスの英語力です。大学に換算するなら、ちょうどMARCHの中間層と同等のレベルに当たります。

 

「偏差値55って言われても、正直ピンとこない…」と感じる方も多いと思います。

数字だけ見てもイメージが湧きにくいですよね。なので、大学生のTOEICデータや実際の大学名に落とし込んで、もっと直感的に理解できるように解説します。

偏差値55を大学に換算するとMARCHの中間層

公開テストの偏差値55を大学受験の偏差値に置き換えると、MARCH(明治・青山・立教・中央・法政)の中間層あたりに相当します。

「偏差値55=MARCH」と聞くと、英語に自信がない方はちょっと驚くかもしれません。でも、ぶっちゃけそれだけTOEIC700点は価値があるということです。

 

実際、MARCHレベルの英語力があると、外資系企業の書類審査や大学院入試の英語要件でも一定の評価を得られます。

「偏差値55」という数字以上に、実用面で意味のある水準です。

 

参考として、隣接するスコア帯を整理すると:

TOEICスコア偏差値(公開テスト)大学換算の目安
650点約52中堅大学〜MARCH下位
700点約55MARCHの中間層
750点約58MARCH上位〜難関大

700点はちょうどMARCHの真ん中あたりに位置しています。650点から50点上げるだけで、中堅大学圏からMARCHの中心に入れる、というイメージです。

テン
受験勉強で必死に目指したMARCHが、TOEICの勉強で届く。それだけ700点って意味のある数字なんです。

立命館大学・中央大学・明治大学・法政大学・千葉大学出身者のTOEICスコアと同程度

「有名大学の学生と比べるとどうなの?」という疑問を持つ方も多いですよね。

日経転職版によると、大学出身者のTOEICスコア平均点が700点付近の大学は以下の通りです。

  • 立命館大学:708.8点
  • 中央大学:708.5点
  • 明治大学:703.8点
  • 法政大学:700.6点
  • 千葉大学:698.5点
  • 広島大学:694.5点
  • 東京理科大学:687,2点

ここから、TOEIC700点を取れれば、中央大学や明治大学、千葉大学や広島大学の卒業生の平均スコアと同等になります。

これはめちゃくちゃわかりやすい「700点の価値」の示し方だと思います。

 

就職活動や転職活動の場面では、学歴でも企業は人を評価しますが、TOEICスコアはそれとは独立した「英語力の客観的な証明」として機能します。

学歴に関わらず、750点というスコアは「中央大学・千葉大学の卒業生平均と同じ英語力を持っている」という説得力ある証拠になるわけです。

テン
僕も面接で「TOEIC975点」と言ったとき、面接官の反応がガラッと変わった経験があります。TOEICのスコアは大学名を超えて評価される場面が確実にあります。700点もそのポテンシャルを持つスコアです。

 

ただし、このデータはあくまで「卒業生全体の平均」です。この数字をそのまま「○○大学の英語力」と解釈するのは注意が必要です。

東京外国語大学や青山学院大学の現役大学生と同等レベル

上では大学卒業生のTOEIC平均点を見ました。

次は現役大学生のTOEIC平均点も見てみましょう。マイベストプロ神戸によると、大学/学部/学科別のTOEIC平均点は以下です。

大学別 TOEIC スコア ランキング

 

以上の大学には英語力・学力が高い学生が多く在籍しています。

そして700点だと、

  • 東京外国語大学の現役大学生の平均スコア(719点)
  • 青山学院大学の現役大学生の平均スコア(689点)

と同程度であることがわかります。

テン
「東京外国語大学の現役大学生と同じ英語力」と聞くと驚く方も多いと思いますが、これはあくまで「英語の読解・リスニング能力」の話です。学力全体が同じという意味ではありません。ただ、英語という一つの指標において、東京外国語大学の現役学生平均と肩を並べるレベルにあるということは、客観的な事実として重みがあります。

 

さらに、IPテスト(大学の団体受験)で見ると、大学生全体の平均は470点です。700点はそこから230点も上の水準です。

大学4年生の平均でさえ545点、大学院生でも564点。700点はそのどちらも大きく超えています。

 

専攻別で見ても、英語が強い語学・文学系(521点)や国際関係学(519点)の学生平均をはるかに上回ります。

「英語を専門に学んでいる大学生より高い」というのが、700点のリアルな立ち位置です。

テン
語学系の学生より英語力が高いなら、就活でも「英語できます」と堂々と言える。それが700点の現実的なメリットだと思います。

 

まとめると、TOEIC700点は大学レベルで言えば「MARCHの中間層」に相当し、東京外国語大学・青山学院大学の学生平均と同等のスコアです。

英語の専門学科の学生平均さえ大きく上回る、本物の英語力の証明と言えます。

TOEIC700点でできること・できないこと

結論:700点は「1対1なら配慮なしでもほぼ問題ない」レベル。ただし、複数人の会議やネイティブスピードの会話には、まだ正直しんどい場面が残ります。

 

「700点って、実際にどこまで英語が使えるの?」って気になりますよね。

スコアの数字だけ見ても、現実のイメージがわかないと思います。

テン
ぶっちゃけ僕も、スコアと実力のギャップに戸惑った時期がありました。なので、リスニング・リーディング・スピーキング・ライティングの4つに分けて、具体的な場面で説明します。

700点でできること

前述のようにIIBCの5段階評価では、700点は上から3段階のCレベル(470〜725点)に含まれます。

Cレベルは「限られた範囲内で業務上のコミュニケーションができる」と定義されています。

 

700点はこのCレベルの上端。

「限られた範囲内で」という言葉が気になる人もいると思いますが、その範囲がかなり広くなっているのが700点のリアルです。

 

リスニングでは、1対1の会話であれば相手が特別に配慮してくれなくても、ほぼ内容を追えます。

たとえば、外国人の同僚に「この資料、どこに保存した?」と聞かれて、即座に「Shared driveの〇〇フォルダです」と答えられるレベルです。

テン
650点では「ゆっくり話してもらえば」という条件付きでしたが、700点では普通のスピードで話しかけられても大丈夫なシーンがぐっと増えます。

 

リーディングでは、英文メールの読解がかなり楽になります。「添付資料の修正をお願いします」「来週のミーティングをリスケしたいです」程度の依頼メールなら、辞書なしで意図を正確に汲み取れます。

 

スピーキングは、TOEICが直接測るスキルではありませんが、700点レベルの語彙・文法知識があれば1対1の雑談や業務連絡を英語でこなす下地は十分です。「明日の会議は何時からですか?」「この件はAさんに確認してもらえますか?」のような実務的なやり取りなら、言葉を選びながらでも伝えられます。

ライティングでは、英文ビジネスメールを自力でゼロから書けます。定型フレーズに頼らず、状況に合わせた文章を構成できるのは、700点レベルの大きな強みです。

テン
ただしTOEICではリスニングとリーディングの試験しか測りません。ですので、スピーキングとライティングの能力に関しては、「TOEIC700点相当の英語力を持つ人がトレーニングしたら、それくらいできるようになる」というイメージをしてください。

700点ではまだ難しいこと

正直に言います。700点でも「英語が得意」と胸を張れる場面と、「ちょっとしんどい」と感じる場面の両方があります。

 

一番きつくなるのが、複数人が参加する会議や、ネイティブ同士の会話に混ざるシーンです。1対1なら自分のペースで話の流れを追えますが、3人以上になると「誰が今話しているか」「話が急に切り替わった」「ジョークで笑ってるけど何が面白いのかわからない」という状況が発生します。

 

これはめちゃくちゃよくある壁です。

 

リスニングでは、発音が聞き慣れない英語(インド・フィリピン・オーストラリアなど)や、スラングが混ざった会話は聞き取りが難しくなります。映画やドラマをナチュラルスピードで楽しむのも、まだ一苦労というのが現実です。

 

リーディングでは、専門用語が多い契約書・技術文書・法律文書はまだ重いです。一般的なビジネス文書は読めますが、フォーマルで凝った文体の文章になると読むスピードが落ちます。

 

スピーキング・ライティングでは、意見を論理的に展開したり、微妙なニュアンス(遠回しな断り・交渉の駆け引き)を英語で表現するのは難しい段階です。「伝わる英語」は話せても、「相手に好印象を与える洗練された英語」にはまだ距離があります。

テン
はっきり言って、700点は「英語で生き残れる最低ライン」を超えた証拠です。でも「英語を武器にビジネスで戦える」水準には、あとひとステップ届かない。800点を目指す価値はそこにあります。

TOEIC700点はすごい?すごくない?正直な評価

結論:700点は「すごい」スコアです。ただし、「すごいで止まっていい」スコアではありません。

 

「700点って、正直どうなの?」ってモヤモヤしている人、多いと思います。

ネットで調べると「700点はすごい」「いや、700点なんて普通」と意見がバラバラで、余計わからなくなりますよね。

 

断言します。700点は間違いなくすごいスコアです。でも同時に、「ここで満足したら損」なスコアでもある。

この両面をちゃんと伝えたいと思います。

すごいと言える理由

はっきり言って、700点は受験者全体の上位3分の1に入るスコアです。

 

前述の通り、IIBC公式データで700点は公開テストでも上位33.3%、IPテストなら上位14.8%に位置します。

社会人平均は約600点台前半ですから、700点はその平均を明確に上回っています。

 

就活や転職の場面を具体的に想像してみてください。同じ会社に700点の人と550点の人が応募してきたとき、採用担当者はどちらに注目するでしょうか。

答えは明白です。600点台が「足切りをクリアするか」という水準だとすれば、700点は「この人はちゃんとできる」と思わせる水準です。

 

さらに、英語が専門でない文系・理系を問わず、社会人として700点を持っていると「英語、できる人なんだ」と周囲から認識されます。

僕がこれまで指導してきた100人以上の受講生を見ても、700点を超えた段階で「英語で評価される機会」が明らかに増えている人が多いです。

テン
700点は「英語が得意な人の入り口」に立てたスコアです。決して過小評価しないでください。

 

まとめると、700点が「すごい」と断言できる根拠はこの3つです。

  1. 公開テスト受験者全体の上位3分の1に入る客観的な数字
  2. 社会人平均を大きく上回り、就活・転職で差がつくライン
  3. 周囲から「英語ができる人」として認識される水準

まだ上を目指すべき理由

ただ、ここからが大事な話です。

700点が「すごい」のは事実ですが、業種・職種によってはまだスタートラインに立てていない場面があります。

 

外資系企業・総合商社・グローバル展開している大手メーカーなど、英語を日常的に使う職場では、採用基準として「800点以上」を求めるケースが増えています。700点だと「書類は通るが、現場では物足りない」という評価になることもある。

 

  1. 600点=「最低ライン」
  2. 700点=「差がつくスコア」
  3. 800点=「上位層」

という3段階で考えると、700点は確かに中間の「差がつく」ポジションです。

でもめちゃくちゃ正直に言うと、800点以上に到達してはじめて「英語を武器にして戦える」状態になります

 

実際の仕事でも同じことが言えます。

前述の通り、700点では1対1の会話は問題ないものの、複数人の会議や速度のある英語になると、まだ苦しい場面が出てきます。800点を超えると、この「苦しい場面」が一気に減ります。

テン
ぶっちゃけ、700点で止まるのはもったいないです。あと100点で景色がガラッと変わります。

 

700点は誇っていい。でも、そこで止まらないでほしい。

700点をとった今、あと100点を積み上げることが、あなたの英語を本物の武器に変える重要な一歩です。

 

なおスコア別の「すごい/すごくない」評価について気になる方は「TOEICは何点からすごい?自慢できる?|大学生・社会人別に徹底解説」をご覧ください。

TOEIC700点の就活・転職・昇進での評価

結論:TOEIC700点は「英語で差がつく人」として評価されるスコアです。

 

「TOEICって就活や転職で本当に役立つの?」って、気になりますよね。

この疑問は超重要です。スコアを上げるために時間を使うからには、それが実際のキャリアにどう響くのかを知っておきたいはず。

 

結論から言うと、700点は「足切りをクリアする」レベルを超えて、「この人はちゃんとできる」と評価されるスコアです。

就活・転職・昇進のそれぞれで、どう機能するのかを詳しく解説します。

就活では「英語で差がつく人」として評価される

IIBCの英語活用実態調査によると、新卒採用で意識される基準スコアが平均545点です。

 

つまり、500〜550点台は「英語が使えない人を落とすための基準」。一方で700点は、その基準を150点以上も上回っているということ。

「英語が苦手じゃない人」ではなく、「英語ができる人」として見てもらえる水準です。

 

ぶっちゃけ、就活でTOEICが最も機能するのは、エントリーシートの段階です。

同じ学歴・同じ志望動機の候補者がいたとき、700点を持っているかどうかで面接に進めるかどうかが変わります。

テン
僕自身、面接でTOEIC975点を見た面接官の反応がめちゃくちゃ良くて、会話のきっかけになりました。理系×高スコアの組み合わせに興味を持ってもらえた感じがしましたね。

 

具体的なシナリオで考えてみましょう。

 

たとえば、大手メーカーの営業職に応募したとします。

競合候補者の平均TOEIC点数が600点前後だとしたら、700点を持っていると「英語力で一段上にいる人」という印象を与えることができます。

テン
600点は「最低ラインをクリアした人」ですが、700点は「選考で名前が残る人」です。

転職では外資系・グローバル企業の選択肢が広がる

続いて中途採用の基準スコアは平均620点。新卒の545点より高く設定されています。

社会人としての実績に加えて、英語力も見られるぶん、ハードルが上がっているわけです。

 

700点はその基準スコアを80点上回っています

これが意味するのは、外資系・グローバル企業の求人に「応募できる土台」ができるということです。

 

たとえば、外資系メーカーの日本法人や、日系グローバル企業の海外担当ポジションでは、書類選考の段階でTOEIC700点前後を「英語力の目安」として参照しているケースが多くあります。

テン
「外資系は英語ペラペラじゃないと無理でしょ」と思っていませんか?実はそうじゃないんです。日本法人であれば、日常業務の多くは日本語で、英語は書類・会議の一部という職場もたくさんあります。700点があれば入り口に立てます。

 

ただし、700点がゴールではありません。

転職市場で「英語を武器に戦う」なら、800点以上を目指すことをおすすめします。

 

700点は「選択肢が広がるスコア」であり、「英語力で勝負できるスコア」は800点〜です。

昇進・昇格・海外赴任のチャンスが増える

就活・転職だけでなく、今いる会社の中でのキャリアアップにもTOEICは直結します。

 

IIBCの調査データを見ると、昇進・昇格でTOEICを要件・参考にしている企業は、係長クラスで27.8%、課長クラスで32%

管理職になるルートにTOEICが組み込まれている企業が3社に1社あるということです。

 

また、海外出張・海外赴任でTOEICを要件・参考にしている企業は40〜50%。そして海外部門の社員に期待されるスコアの平均が690点です。

つまり700点は、海外赴任のチャンスをつかめる水準に到達している、ということ。

場面企業の活用割合700点の位置づけ
新卒採用49.1%基準545点を155点上回る
中途採用53.8%基準620点を80点上回る
係長昇格27.8%昇格要件を持つ企業で有利
課長昇格32.0%管理職ルートで武器になる
海外赴任40〜50%期待スコア690点を上回る

さらに企業のTOEIC利用率は2019年の50%から、2021〜2022年には87.9%まで急増しています。

今や多くの企業でTOEICスコアが参照される時代です。持っているかどうかで、評価の土台が変わります。

テン
「自分の会社はTOEICを使ってないから関係ない」と思っているなら、転職市場も視野に入れてください。持っていないと選択肢が狭まる。持っていれば、いつでも動ける状態になれます。

TOEIC700点を取ることで就ける仕事の具体例

前述のようにTOEIC700点は多くの企業でビジネスレベルの英語力として認識されています。

では、具体的にTOEIC700点を取ることでどんな職種を狙えるのでしょうか。

 

ということで、求人ボックスdoda等調査し、TOEIC700点を取ることで就ける職種を調査しました。

テン
あくまで執筆時点の情報ですが、参考にはなるんじゃないかなと思います。

製造業におけるグローバル事務職

自動車メーカーや重工業企業では、海外拠点との連携業務が急増しています。

そして、トヨタ自動車の名古屋オフィスでは、英語文書の作成や国際会議の調整業務を担当する事務職員を募集しており、TOEIC700点を目安とした採用基準を設定していました。

 

実際の業務では、部品調達データの英訳や現地工場との進捗管理が主な任務となるようです。

年収相場は400万~600万円で、国際プロジェクトに参画する場合は現地出張手当が加算される特徴があります。

 

ただし、この職種で重要なのは単なる英語力だけではなく、技術用語の英語理解力とExcel/PowerPointの操作スキルの組み合わせです。

ある求人では「図面の英語表記解釈能力」が必須条件として明記されていました。

IT業界のQAエンジニア

ソフトウェアテスト分野では、国際規格に準拠した品質管理が必須となっています。

そして日立製作所の神奈川事業所にて、クラウドシステムの試験業務においてTOEIC700点以上を応募条件とするQAエンジニアを募集していました。

 

具体的な業務内容は、以下のように多岐にわたります。

  • アメリカや東南アジアの開発チームとの英語会議進行
  • テスト仕様書の英訳
  • バグ報告書の国際フォーマット対応

特徴的なのは「英語学習継続義務」が雇用条件に含まれる点で、企業側が語学スキルの維持向上を重要視している現状が窺えます。

年収730万~970万円と比較的高水準ですが、要求される専門性は極めて高いです。

バイヤー・マーチャンダイザー(MD)

バイヤーとは、国内外の工場や展示会で商品や原材料を買い付ける仕事です。

また、マーチャンダイザーは市場調査や販売計画などを担当する職業です。

 

これらの職種では、海外での交渉や買い付けを通訳なしで行う必要があるため、TOEIC700点以上の英語力とビジネススキルが求められます。

平均年収は350万~650万円程度であり、もちろん市場動向を分析する能力も重要視されます。

海外営業

海外営業は、国内メーカーや商社などで海外の取引先や代理店とのやり取りを担当する職業です。

主な業務には、英語を用いたメールや電話対応、商談、クレーム対応、新規案件獲得のための戦略立案などが含まれます。場合によっては海外出張も必要です。

 

特に海外取引先とのコミュニケーションは全て英語で行われるため、TOEIC700点以上のスコアが評価されることが多いです。

平均年収は400万~600万円程度であり、国際プロジェクトへの参加や出張手当が収入に加算される場合があります。

大学生向け|TOEIC700点の活用法

結論:大学生にとってTOEIC700点は、単位・大学院・就活の3つで一気に差をつけられる最強のカードです。

 

「TOEICって就活のためだけに受けるもの?」って思っていませんか?

正直、それだけだともったいないです。大学生がTOEIC700点を取ると、在学中から使えるメリットが3つあります。順番に解説します。

単位認定・英語試験の免除

まず知っておいてほしいのが、TOEIC700点は大学の英語単位に使える可能性があるということです。

大学・学部によって条件は異なりますが、多くの場合は500点程度が単位認定の目安になっています。700点なら余裕でクリアできます。

 

IPテストで大学生全体の平均が470点(大学4年生でも545点)という現実を考えると、700点がいかに突出しているかがわかりますよね。

テン
自分の大学の規定を確認してみてください。英語の必修科目が免除になったり、単位として認定されたりするケースがありますよ。

 

例えばTOEIC® Program 単位認定における活用状況【2021年度】(国公立)TOEIC® Program 単位認定における活用状況【2021年度】(私立)、によると、以下の大学ではTOEIC700点あれば単位認定されます。

  • 小樽商科大学:2単位認定
  • 山梨大学:4単位認定
  • 鳥取大学:4単位認定
  • 駒沢大学:4単位認定
  • 中央大学 総合政策学部 3年次:2単位認定
  • 文教大学:8単位認定
テン
700点あれば、多くの大学で最高レベルの単位認定数を狙えます。ただ、東北大学などでは830点/900点を単位認定の基準に使っているなど、大学のレベルがさらに高くなると700点だと厳しい場合が多くなってくるのが実情です。とはいえ、700点で単位認定できる大学・学部の数はやはりかなり多いです。

 

授業の単位をTOEICで代替できれば、その時間を別の勉強や課外活動に使えます。700点はお金だけでなく、時間まで生み出してくれます。

大学院入試で有利になる

大学院進学を考えている人にとって、TOEIC700点はめちゃくちゃ強い武器になります。

大学院入試の英語要件はざっくり言うと、地方国立大学で600点程度、旧帝大クラスで700点程度が条件として求められることが多いです。

 

参考として、大学院生の平均スコアは564点です。700点を持っていれば、院試の英語で詰まることなく、専門科目の対策に集中できます。

テン
「大学院入ってからTOEICやればいい」は危険です。院生になると研究・ゼミで忙しくなるので、学部生のうちにスコアを確保しておくのが賢いです。

 

旧帝大の院を目指すなら、700点はほぼ必須ラインです。早めに取っておくと、入試本番で英語を気にせずに済みます。

就活で周りの大学生と差がつく

はっきり言って、TOEIC700点を持っている大学生は就活でかなり目立ちます。

先ほど触れた通り、大学4年生の平均スコアは545点です。700点はその約1.3倍。エントリーシートに書けば、採用担当者の目に留まる数字です。

 

特に、グローバル展開している企業や外資系を志望するなら、700点はエントリーの足切りをクリアする基準になるケースもあります。

テン
「700点でも就活に使えないかも」と不安な人もいますよね。でも大学生という時点で、同世代の平均を150点以上超えているのは事実。それだけで十分アピール材料になりますよ。

 

もちろん、800点・900点を取れればさらに強力です。ただ、まず700点を取って”基礎票”を確保することが先決。そこから積み上げていくのが現実的な戦略です。

TOEIC700点と年収の関係

結論:TOEIC700点台の人は、499点以下の人より平均年収が約88万円高いというデータがあります。

 

「英語の勉強って、結局お金になるの?」って思ったことはありませんか?

正直、やる気を出すには「具体的な数字」が一番効きます。ぼんやり「英語ができると仕事に有利」と言われても、いまいちピンとこないですよね。

 

日経転職版が公開している同世代のTOEICスコア別平均年収のデータを見てみましょう。

日経転職版 同世代TOEICスコア別平均年収
出典:日経転職版

 

30代のデータに注目すると、700〜799点の保持者の平均年収は687万円です。

一方、499点以下の人の平均年収は599万円。その差はなんと88万円。

 

月に換算すると7万円以上の差が、同じ30代の社会人の間で生まれているわけです。

テン
88万円って、旅行5〜6回分とか、副業で稼ごうとしたらかなりしんどい金額ですよね。それが「TOEICのスコア差」から生まれてるのは、めちゃくちゃリアルな動機になると思います。

 

もちろん、「TOEICを取ったから年収が上がる」というより、英語力が高い人が結果的に年収の高いポジションに就きやすいという相関関係です。

ただ、相関があること自体は事実。ぶっちゃけ、転職市場でも社内昇進でも「700点台」はひとつの評価基準になっているので、スコアが上がれば選択肢は確実に広がります。

 

ちなみに、さらに上の900〜990点保有者になると平均年収は904万円に達します。

700点台から900点台への差は200万円以上。スコアを上げるほど、収入との相関が強くなっていくことがわかります。

 

社会人がTOEICに取り組む意味を考えたとき、「評価されやすくなる」というキャリア上のメリットだけでなく、年収という具体的な数字で報われる可能性があるのは大きいですよね。

テン
700点はそのスタートラインとして、十分に意味のあるスコアだと思います。

TOEIC700点を取るのに必要な勉強時間

結論:現在のスコアや勉強の手順によって、必要な時間は大きく変わります。

 

「700点を取るのに何時間かかる?」「自分のペースだと何ヶ月必要?」——こういう疑問、めちゃくちゃよく聞きます。

ネットを調べると「700点には○○時間必要」という情報がたくさん出てきますが、その数字、実はかなり古いデータが元になっていることがほとんどです。

 

ここでは、よく使われるTOEIC業界標準の数字と、僕の見解を比較しながら、実際に必要な時間の目安をお伝えします。

業界標準の勉強時間

TOEIC学習の世界でよく言われるのは「100点アップに200〜300時間必要」です。

これを基準にすると、各スコアからTOEIC700点を目指す場合の目安はこのようになります。

現在のスコア目標スコア業界標準の目安時間
400点700点600〜900時間
500点700点400〜600時間
600点700点200〜300時間

数字だけ見ると、正直かなり重たく感じますよね。「そんなにかかるの?」と諦めかけた方もいるかもしれません。

 

しかし、「100点アップに200〜300時間必要」という数字は1985年の研究に基づいている数字です。

もっというと、「Saegusa, Y. (1985) Prediction of English Proficiency Progress. Musashino English and American Literature, 18: 165–185」(武蔵野大学英文学会)という研究データに基づいた数字です。

 

1985年ですよ。現在の状況とは全く異なります。

1985年にはTOEICの学習方法はまともに知られていなかったでしょうし、調べることすらできなかった。

テン
そもそも「英語学習の方法」すら体系化されていなかった時代かもしれません。当然、金フレのような参考書もありません。つまり、TOEICという試験に最適化した学習を前提にしていません。出題パターンや試験攻略の情報が今とはまったく違う時代のデータです。

 

現在では参考書はいろいろありますし、ネットもあるからわからない点を調べようと思えば調べられる。

スマホアプリなんかもあるので、通勤通学中やスキマ時間でも学習できるようになりました。

 

ですので、正しい戦略に基づいて正しい手順で学習すれば、もっと少ない時間で到達できます。

イングルートの見解:正しい手順なら半分以下

ここで僕の見解をはっきり言います。

僕が100名以上の指導経験から感じているのは、「正しい手順で学べば、業界標準の半分以下の時間で同じ成果が出る」ということです。

現在のスコア目標スコア業界標準イングルートの見解
400点700点600〜900時間300〜450時間
500点700点400〜600時間150〜250時間
600点700点200〜300時間75〜150時間
700点800点200〜300時間50〜100時間
700点900点400〜600時間200〜300時間

特に低〜中スコア帯(〜700点)での短縮効果が大きいのが特徴です。

正しい手順を踏むことで業界標準の半分以下に圧縮できる可能性が十分あります。

テン
「正しい手順」というのが大事なポイントです。ただ時間をかければいいわけじゃなくて、何をどの順番でやるかによって、同じ時間でも結果が全然違ってきます。逆に順番を間違えれば、100点UPに200〜300時間以上かかることもザラにあります。

1日何時間×何ヶ月が現実的か

合計時間の目安がわかったところで、「1日何時間×何ヶ月」という形に落とし込んでみましょう。

目安として、最低でも1日1時間は確保してほしいです。1日15分程度では、知識が定着する前に忘れてしまって、現状維持が精一杯になります。

ルートプランAプランB
600→7001日2時間×2〜3ヶ月1日3時間×1〜2ヶ月
500→7001日2時間×3〜4ヶ月1日3時間×2〜3ヶ月
400→7001日2時間×5〜6ヶ月1日3時間×3〜4ヶ月

ここで僕が強くすすめるのが短期集中です。「1日3時間×30日」と「1日1時間×90日」は合計時間が同じですが、スコアの伸びは前者のほうが圧倒的に大きくなりやすいです。

 

理由は単純で、集中して毎日やることで学んだ知識が定着しやすく、試験のリズムにも早く慣れるからです。

600点台からの場合、1日3時間の短期集中なら1〜2ヶ月で700点に届く可能性があります。500点台からの場合は2〜3ヶ月の計画で組みましょう。

テン
改めて言いますが、時間の目安より大事なのは「正しい手順」です。同じ150時間でも、手順を間違えると全然伸びません。逆に正しい手順なら、すぐにスコアは上がります。

TOEIC700点に到達できない人の特徴と原因

結論:700点の壁は「努力不足」じゃない。中級者特有の「やり方のクセ」が原因です。

 

「勉強はしてるのに、なぜかスコアが伸びない」

そう感じている方、めちゃくちゃ多いです。正直、700点の壁で詰まっている人のほとんどは、努力量が足りないわけじゃないんです。

 

問題は「やり方のクセ」にあります。600点台まで通用していたやり方が、700点以降では逆に足を引っ張る。これが「700点の壁」の正体です。

原因を特定せずに闇雲に勉強を続けても、残念ながら同じ壁にぶつかり続けます。まず自分がどのパターンに当てはまるかを確認しましょう。

テン
600点台まで「なんとなく」で通用した。でも700点はそれだけじゃ超えられないんです。

語彙力が「あいまい記憶」のまま

700点の壁に当たっている人の多くが、まずここでつまずいています。

「この単語、なんか見たことある」という感覚、ありませんか?

 

これが「あいまい記憶」の状態です。単語帳を一通り終えたのに、本番になると意味が出てこない。それは「覚えた」んじゃなくて、「見慣れた」だけの状態で止まっているからです。

TOEICで求められるのは、0.5秒以内に意味が瞬時に出てくるレベルの語彙力です。あいまい記憶の単語が残っていると、読解スピードが落ちてリーディングで時間不足になり、リスニングでも音声に意味を乗せられなくなります。

テン
単語帳を「1周した」のと「使いこなせる」は全然違います。1冊を何度も反復して、瞬発力を鍛えることが超重要です。

文法を感覚で解いている

「なんとなくこっちが正しい気がする」で選択肢を選んでいませんか?

600点台まではそれでも突破できます。でも700点を超えるためには、明確な根拠を持って解答できる文法力が必要です。

 

感覚で解いているということは、正解するかどうかが「運」に左右されるということ。それでは安定して700点以上を取り続けることができません。

特にPart5・Part6は、文法の根拠を持って解けると解答スピードも上がります。1問20秒を切れるかどうかが、リーディング全体の時間確保に直結します。

 

はっきり言って、感覚頼りの文法は中級者が陥りやすい罠です。「なぜその選択肢が正しいのか」を言語化できるレベルまで引き上げることが、700点突破の鍵になります。

時間配分ができていない

「リーディングで時間が足りない」という悩みは、700点前後で非常によく聞きます。

ただ、原因の多くはPart7ではありません。Part5・Part6に時間をかけすぎていることが根本原因です。

 

700点を目指すなら、Part5は1問10〜20秒以内、全体で10分以内に終わらせる。これができていないと、Part7の長文問題に時間を割けず、後半はほぼ塗り絵になってしまいます。

テン
時間が足りないのは「読むのが遅い」からじゃなく、「前半のPartで消耗している」から。意識してみてください。

リスニングを「聞き流し」で対策している

「毎日通勤中に英語を聞いているのに、リスニングが伸びない」

これは超よくある相談です。残念ですが、聞き流しでリスニングは伸びません。

 

聞き取れていない音をただ流しているだけでは、それはBGMと同じです。タイ語のラジオを1年間聞き続けても、タイ語が分かるようにならないのと同じことです。

700点を目指す段階では、オーバーラッピング(スクリプトを見ながら音声に重ねて発音する)が効果的です。受け身で「聞く」だけの勉強から、能動的に「音と意味を結びつける」勉強に切り替えることが、壁を突破する上でとても重要です。

テン
聞き流しを続けている限り、リスニングのスコアは上がりにくいです。やり方を変えることが最初の一歩です。

 

ここまで読んで、「自分はこのパターンだ」と気づいた方もいると思います。原因が分かれば、あとは正しい対処法を実践するだけです。努力が足りないわけじゃありません。やり方を変えれば、必ずスコアは伸びます。

TOEIC700点を取るための勉強法

結論:正しい順番でやれば、700点は誰でも到達できます。

では、具体的に何を・どの順番でやるのか、解説していきます。

STEP1 まず自分のスコアを正確に把握する

勉強を始める前に、必ずやってほしいことがあります。「今、自分が何点なのか」を正確に把握することです。

「なんとなく500点台だと思う」というように感覚でスタートすると、勉強の優先順位を間違えます。700点には何が足りないのかが分からないまま進むと、効率が一気に落ちます。

 

スコアを把握する方法はいくつかあります。

  1. TOEICを実際に受験する(1日潰れる&スコアがわかるまで時間がかかるのでおすすめしない)
  2. TOEICの模試を解く(めちゃくちゃ疲れる&〇〇〇点というスコアではなく、〇〇〇点〜□□□点と幅のあるスコアしか診断できない)
  3. アプリを使う(楽だから推奨)

この中でも特におすすめなのがアプリの利用です。なぜかというと、無料で使えるものもありますし、圧倒的に楽でかつ精度も高いからです。

テン
無料スコアを測定できるアプリが気になる方は「TOEICスコア予想・レベルチェックアプリおすすめ9選を975点が紹介|無料で点数診断できるツールも」もあわせてご覧ください。

STEP2 語彙力を固める

TOEICで700点を目指すなら、語彙はすべての土台です。単語が分からなければ、リスニングも読解も正答率は上がりません。

使う教材は「金フレ(金のフレーズ)」一択でいいと思っています。TOEIC頻出の単語が出題頻度順に並んでいて、700点に必要な語彙を効率よく押さえられます。

 

学習のポイントは反復の回数です。1日100単語を目安に、同じ単語を何度も繰り返す。目安は「0.5秒以内に意味がスッと出てくる」状態になるまでです。

テン
単語帳を1周して「やった」は危険です。3〜5回繰り返して初めてスタートラインに立てます。

STEP3 文法を仕上げる

語彙と並行して取り組んでほしいのが、文法です。TOEICの文法問題(Part5)は、スピードと正確さが求められます。

1問あたり20〜30秒で解けるようになると、後半のリーディングに使える時間が一気に増えます。

 

対策法として、Part5に特化した問題集を使って問題を繰り返し解くことで「問題のパターン」を身体に染み込ませてください。

ちなみに、文法力が上がるとPart6やPart7にも波及します。長文読解で文の構造が取れるようになり、速読にもつながっていきます。

テン
あとは「なぜ正解か言える?」と自問する習慣が大事です。感覚で解けてもスコアには繋がりにくいので。

STEP4 リスニングを鍛える

リスニングは「聞き流しているだけ」では伸びません。700点を目指すなら、「オーバーラッピング」が最も効果的な練習法です。

オーバーラッピングとは、スクリプト(音声の台本)を目で見ながら、流れる音声に重ねて発音する練習のことです。聞くだけでなく自分も声に出すことで、音とテキストが頭の中でつながり、聞き取りやすさが格段に変わります。

 

最初は音声についていくのが精一杯ですが、それが普通です。何度も繰り返すことで、徐々に音とリズムが体に染み込んでいきます。

テン
リスニングは「量をこなすより質を上げる」が基本です。1つの音声を完璧に仕上げる方が、10個流し聞きするより効果的です。

STEP5 公式問題集で実践演習

語彙・文法・リスニングが一定レベルになったら、いよいよ実践演習です。

本番と同じ形式・難易度の問題を使うことで、時間配分の感覚と試験慣れが同時に身につきます。

 

大切なのは、同じ問題集を最低3回繰り返すことです。1回解いて終わりにするのではなく、間違えた問題・迷った問題を徹底的に分析して再挑戦する。これを繰り返すことで、実力として定着していきます。

確実に正しい手順で勉強したいなら

ここまで、STEP1〜5の大きな流れをお伝えしました。ただ、「具体的にどう進めればいい?」という方も多いと思います。

 

実際、本当に大事なのは「どれを・どの順番で・どの程度まで・どうやってやるか」です。

これを自分で組み立てるのは、正直かなり難しいです。実際、順番を間違えて遠回りする人がとても多いです。

 

僕も順番が分からず、かなり遠回りしました。

100人以上を指導してきた体感でも、みなさん平均5冊はムダな参考書を買い、勉強時間も300時間ほど無駄にしています。

 

だからイングルートでは「TOEIC800点スクール」を作りました。

 

スクールでは、700点、そしてその先の800点までに必要なレッスンを正しい順番で勉強できるよう設計しています。

レッスンはスコア別に設計しているので、今のスコアがどこからでもスクールを開いて順番通りに進めるだけでまず600点、700点、そしてその先の800点に伸ばせます。

 

「今の自分、何をやれば良いのかな」と迷ったら、のぞいてみてください。

今までにないTOEICスクールの形です。

テン
あと、多くの方に使って欲しいから業界破壊の価格にしています。自信があるから、満足できなかった場合の全額返金保証もつけています。「400点から975点まで上げた僕の経験」「100人以上指導した経験」をすべて詰め込んだ最高品質のスクールになってるので、最短でスコアを上げたい方はぜひTOEIC800点スクールをチェックしてください。

 

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TOEIC700点を取るためにおすすめの参考書

「参考書ってたくさんあって、どれを選べばいいのか分からない」って悩んでいませんか?

その気持ち、めちゃくちゃ分かります。書店に行くとTOEIC対策本が何十冊も並んでいて、どれも良さそうに見えますよね。

テン
でも、あれだけの参考書から必要な参考書を選ぶのは至難の業です。ということでおすすめの参考書を紹介していきます。

単語帳:金のフレーズ

TOEIC金のフレーズ 増補改訂版

「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ」、いわゆる金フレです。TOEIC単語帳の中で、圧倒的におすすめです。

 

金フレが優れている理由は、単語がスコアレベル別に並んでいることです。

  1. 600点レベル
  2. 730点レベル
  3. 860点レベル
  4. 990点レベル

の4段階で分かれているので、700点を目指すなら730点レベルまでをマスターすることが最低限です。

 

正直、単語だけでスコアが大きく変わります。知らない単語が多いと、長文も文法問題も解けません。

逆に言えば、単語の土台さえ作れれば、他の全てのパートがグッと解きやすくなります。

文法:でる1000問

TOEIC L&R テスト 文法問題 でる1000問

「TOEIC L&R TEST 文法問題 でる1000問」、通称でる1000問です。

 

TOEICのPart5を攻略するための参考書で、Part5形式の問題が約1,000問収録されています。これだけの量を解くことで、「このパターンが来たらこの答え」という瞬時の判断力が身につきます。

 

僕がでる1000問を仕上げた後、Part5の正答率が9割以上になり、1問あたりの解答時間が12秒まで短縮できました。Part5が速く正確に解けるようになると、Part6・Part7にも余裕が生まれるという波及効果があります。

テン
でる1000問は量が多くて最初は圧倒されますが、1章ずつ着実に進めれば大丈夫です。ぶっちゃけ、この1冊を仕上げるだけで文法はほぼ完成します。

総合演習:公式問題集

TOEIC 公式問題集 12

「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」は、TOEICを主催するETSが制作している唯一の公式教材です。

 

本番と全く同じプロセスで作られた問題で練習できるので、実戦感覚を養うには公式問題集が最も直結します。

バージョンは1〜12までありますが、5以降の最新版を選んでください。1〜4は古く、最近の出題傾向とズレがあります。

参考書を選ぶ際の注意点

最後に、参考書を選ぶ際の注意点というか、意識して欲しいポイントを解説します。

 

それは「他の参考書との相性」です。

TOEICの参考書はそれぞれ独立しています。しかし、状況に合わせて相互に補完できる参考書を選ぶことが体系的な学習のためには重要です。

 

ただ、とんでもなく豊富にあるTOEICの参考書の中から、自分で参考書の相性を考えて適切な参考書を選ぶのは不可能に近いです。

ですので、「参考書選びでミスってお金を無駄にしたくない」「何をやれば良いのかそもそもわからない」という方はTOEIC800点スクールを利用してください。

テン
100人以上指導してきた経験を全て詰め込んだ最高品質のスクールになってます。「伸び悩んでる」「何をやれば良いのかわからない」「無駄な努力をしたくない」という方はぜひ覗いてみてください。有料ですが、多くの方に使って欲しいので業界破壊の価格にしています。

 

 

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TOEIC700点に関するよくある質問【Q&A】

TOEIC700点から800点は何ヶ月で取れますか?

1日2〜3時間の勉強を想定した場合、1〜2ヶ月が目安です。正しい手順で取り組めば、業界で一般的に言われている時間(200〜300時間)の半分以下で到達できる可能性があります。700→800は、語彙の精度を上げつつPart3・4・7の得点力を伸ばすことがポイントです。

TOEIC700点のリスニングとリーディングの目安は?

リスニング375点前後・リーディング325点前後が目安です。TOEICではリスニングの方がスコアを取りやすい傾向にあるため、リスニングで稼ぐ戦略が有効です。

TOEIC700点は履歴書に書けますか?

もちろん書けます。一般的に600点以上であれば履歴書に記載してOKとされていますが、700点は社会人平均(644点)を上回るスコアなので、英語力のアピール材料として十分に機能します。資格欄に「TOEIC L&R 700点(取得年月)」の形式で記載しましょう。

TOEIC700点から800点に上げるには何をすればいい?

  • 語彙の完成
  • Part5を10分以内で8割以上正答
  • Part3・4の正答率向上
  • 苦手なPartつぶし

あたりが必須になってきます。

まとめ

この記事では、TOEIC700点のレベル・すごさ・就活での評価・勉強法・おすすめ参考書を解説しました。

改めてポイントをまとめます。

  • TOEIC700点は公開テスト受験者の上位33.3%(偏差値55)
  • IPテストでは上位14.8%(偏差値62.1)
  • 社会人平均(644点)を56点上回り、就活・転職で差がつくスコア
  • IIBCのCレベル上位。あと30点でBレベル
  • 正しい手順で勉強すれば、業界標準の半分以下の時間で到達可能

700点は「英語がなんとなくできる人」から「英語を武器にできる人」に変わるスコアです。

ただし、700点はゴールではなく通過点。ここから800点・900点へと積み上げていくことで、あなたの英語は本物の武器になります。

テン
僕自身、偏差値44からスタートして975点まで到達しました。才能や海外経験は一切関係ありません。正しい手順でやれば、誰でもスコアは伸びます。あなたもできます。
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