結論:金フレは最強の単語帳。使い方は「どこまで覚えるかを決めて、周回数を増やして覚える」。
ご覧いただきありがとうございます!イングルート代表のテンです!
金フレを買ったはいいけど、「どう使えばいいかわからない」「なかなか覚えられない」と悩んでいませんか?
ということで今回はTOEICの定番英単語帳「金のフレーズ」について、その効果的な使い方も含め徹底解説します!
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495点、リーディング480点)です!

金のフレーズとは?レベルを解説【TOEIC出る単特急】
結論:金フレは、TOEIC500〜900点レベルの単語まで収録している、累計300万部突破のTOEIC単語帳の大定番です。
「金のフレーズって結局どんな単語帳なの?」「自分のレベルに合ってるの?」と気になっている方も多いと思います。
正式名称と著者
収録単語
レベル
金のフレーズのレベルはTOEIC500点〜900点です。
ちなみに金フレの中では、単語が以下のようにレベル分けされています。
- 600点レベル:400語
- 730点レベル:300語
- 860点レベル:200語
- 990点レベル:100語
TOEIC単語を勉強するなら金のフレーズがおすすめ!3つの理由

TOEICに頻出の英単語を短期間で覚えたいなら、間違いなく金のフレーズがおすすめです。
その理由は3つあります。
- 目標スコアに合わせて英単語を覚えられるから
- 「TOEICで使われている意味」で英単語を覚えられるから
- 英単語がどこでどのように使われるのか分かるから
目標スコアに合わせて英単語を覚えられるから
- 600点レベル(400単語)
- 730点レベル(300単語)
- 860点レベル(200単語)
- 990点レベル(100単語)
そのため、自分の目標スコアに合わせて必要な英単語だけを勉強できます。
「TOEICで使われている意味」で英単語を覚えられるから
実際、多くの英単語は複数の意味を持ちます。
一方で金のフレーズでは、英単語の複数の意味の中から「TOEICの問題文で使われている意味」に絞って掲載しています
例えば、”acquire”という英単語。
通常の英文では「獲得する」という意味で使われることが多いですが、TOEICの英文では「(企業を)買収する」という意味で頻出なので、金のフレーズでは「買収する」という意味が一番最初に来ています。
他には”address”という単語。
英単語がどこでどのように使われるか分かるから

金のフレーズの構成
(著作権対策のためぼかしを入れています。)
TOEIC金のフレーズの見開き左ページには、TOEICに出てきそうな例文が載っています。
そのため、「どのように英単語が使われるのか」が分かります。
また、見開き右ページの右側には、英単語の詳しい解説や関連語句・フレーズのほか、「どんな場面やPartでその英単語が登場するのか」が解説されています。
そのため、「どこで英単語が使われるのか」が分かります。
TOEIC金のフレーズの増補改訂版の変更点|旧版から買い替えるべき?
結論:増補改訂版では約300語が差し替え、例文も8割以上変更されています。旧版ユーザーも買い替えるべきです。
2026年1月、金フレが9年ぶりに大幅改訂されました。
「何が変わったの?」「買い替えた方がいいの?」と気になっている方も多いと思うので、まとめておきます。
主な変更点(300語差替・例文8割変更)
増補改訂版の変更内容をざっくりまとめると、以下に集約されます。
- 見出し語1,000語中、300語を差し替え(全体の約3割)
- 補足英単語集がさらに充実
- 例文フレーズの8割以上を変更
- 最新のTOEIC出題傾向に対応
- 価格:990円(税込・旧版より11円高い)
特に大きいのは、300語の差し替えです。
金フレは1,000語で構成されているので、約3割が入れ替わったことになります。
特に730点レベルと860点レベルの単語が大きく刷新されているため、700点〜800点台を目指している方には直接影響があります。
また、例文フレーズの8割以上が変更されたのも見逃せないポイントです。
TOEICの問題は定期的に出題傾向が変わるので、9年前の例文と今の例文では、実戦での役立ち方にどうしても差が出ます。
旧版ユーザーは買い替えるべきか
はっきり言って、買い替えるべきです。
理由はシンプルで、300語の差し替えは無視できる量ではないからです。
たとえば、730点を目指している方を考えてみましょう。
旧版で730点レベルの単語をしっかり覚えたとしても、増補改訂版では内容が刷新されています。
最新の出題傾向に対応した単語を覚えておかないと、本番で「見たことない単語だ」となるリスクがあります。
特に最近はTOEICも難化傾向にあるので、最新の単語に触れておくことは重要です。
「買い替えるのはもったいない」という気持ちもわかります。
ただ、増補改訂版の価格は990円(税込)です
。ぶっちゃけ、この金額で300語分の最新単語を手に入れられると考えれば、コスパは十分すぎます。
TOEICの受験料が1回7,810円(公開テスト)であることを考えれば、990円を惜しむ方がもったいないです。
TOEIC金のフレーズのデメリット
ここまでTOEIC金のフレーズの良いところばかりを紹介してきましたが、デメリットもあります。
それは「特に頻出の英単語」しか掲載されていないということです。
言い換えれば、「それほど頻出ではないけど重要な英単語」は掲載されていません。
そのとうな「TOEIC金のフレーズでカバーできない英単語」については、「問題演習していてわからなかったら都度調べる」ことで徐々に覚えていくしかありません。
TOEIC金のフレーズと銀のフレーズの違い
結論:TOEIC金のフレーズと銀のフレーズの違いは「掲載されている英単語のレベル」
「金のフレーズ」の姉妹英単語帳に「銀のフレーズ」というモノがあります。
著者・構成・掲載英単語数は同じです。異なるのは「掲載されている英単語のレベル」です。
- 銀のフレーズ:500〜600点を目指す英単語
- 金のフレーズ:600点以上を目指す英単語
そのため、想定読者も異なります。
- 銀のフレーズ:500点未満の方
- 金のフレーズ:500点以上の方
もしまだ試験を受けたことがなくて、自分のスコアを知らないという場合は「Santaアルク」という無料アプリでスコア診断してください。

「Santaアルク」の画面
「Santaアルク」は無料で使えるうえ、たった12問のテストを受けるだけでスコア診断ができます。
しかも精度が95%と高いため、診断結果を信頼できるのもポイントです。
スコア診断せずに感覚で英単語帳を選んでしまうと、以下のように失敗する可能性が高まります。
- 本来は銀のフレーズを選ぶべきなのに金のフレーズを選んで挫折する
- 本来は金のフレーズを選ぶべきなのに銀のフレーズを選んでお金と時間を無駄にする
ですので、
- 今の自分のスコアがわからない方
- 前にスコアを測定してから2週間以上時間が経っている方
は必ず「Santaアルク」で自分のスコアを診断してください。
ちなみに、この先TOEIC対策するときは「定期的にスコア診断を行い、勉強の効果を測定すること」が重要になってきます。
「Santaアルク」はその時にも必要になるので、必ず活用しましょう。
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ただし、TOEIC500点未満の方の中で「中学レベルの英単語がまだわからない」という場合は、銀のフレーズの前に中学レベルの英単語帳を使ってください。
おすすめはターゲット中学英単語1800です。

ターゲット中学英単語1800は”the”,”to”,”I”といった基本中の基本の英単語から収録しています。
そのため、英語初心者の方でも使いやすい英単語帳となっています。
TOEIC金のフレーズの効果的な使い方
結論:金フレの使い方は「1日100単語×5回以上の反復」が基本。例文は後回しで、単語と意味だけに集中するのが正解です。
でも安心してください。正直、使い方はシンプルです。むしろ「あれもこれも覚えよう」と欲張るほどスコアは伸びません。
僕がTOEIC975点を取るまでに実践してきた使い方と、100人以上の指導経験から見えてきた「結果が出るやり方」を、5つのステップにまとめました。
ステップ1:英単語→意味の順で覚える
まずは例文や英単語の解説は置いといて、「英単語とその意味」に絞って暗記していきましょう。
「英単語を発音→意味を確認→次の英単語を発音→・・・」というように、スピーディーに進めてください。
スピードの目安は、「見開き1ページ(10単語)を30秒以内」です。
ステップ2:とにかく反復|1日100単語に目を通す×5回以上
英単語を覚える原則は「反復」です。
何度も何度も繰り返し英単語を目にすることで、だんだんと英単語が長期記憶に定着していきます。
具体的に1日にどれくらいの英単語に目を通せば良いかというと、目安は50〜100単語です。
50〜100単語を1サイクルとして、毎日5回以上英単語→意味の順で目を通していきましょう。
そしてこのサイクルを数日間回し続けて、8割の英単語の意味がパッと思いつくようになったら、次のサイクルに移行してください。
そして金フレの最後の英単語まで終わったら、また最初に戻って、同じようにサイクルを回していきましょう。
見開き1ページには10単語が収録されています。100単語なら10ページ分になります。「覚えよう」と力まなくていいです。「今日はこの単語と顔合わせする」くらいの感覚で、とにかく目を通すことを繰り返してください。
ステップ3:8割覚えたら次の範囲へ進む
完璧に覚えてから次へ進もうとする完璧主義は禁物です。
「この100単語を全部完璧に覚えてから次に進もう」と思っていると、いつまで経っても先に進めません。
そして「なかなか覚えられない自分」に嫌気が差して、挫折します。
目安は「8割」です。100単語のうち80単語くらい、0.5秒以内に意味がスッと出てくるなら次の範囲へ進んでOK。
残り2割は「2週目以降or問題演習後の復習時」に拾えば大丈夫です。
なお、0.5秒という基準は、TOEICの本番を意識したものです。
リスニングもリーディングも、単語の意味をゆっくり思い出している時間はありません。
「見た瞬間に意味が出てくる」状態まで繰り返すことが、実際のスコアにつながります。
ステップ4:覚えられない単語はノートに抜き出す
何周繰り返しても覚えられない単語は必ず出てきます。そういう単語をそのままにしておくのはもったいないです。
覚えられない単語をノートに書き出して、「自分だけの苦手単語リスト」を作ってください。
方法はシンプルです。金フレを何周か回す中で、どうしても意味が出てこない単語を見つけたら、ノートに英単語と日本語訳を書き留めておく。
金フレを開く時間がないときでも、そのノートを眺めるだけで復習できます。
覚えたと思った単語は横線を引いて消していきましょう。消えていくリストを見ると、じわじわ達成感が生まれます。
「苦手単語リスト」がどんどん薄くなっていく感覚は、モチベーション維持にもつながります。
ちなみに、(汚いですが)僕が実際に使っている単語ノートはこんな感じです↓

ステップ5:金フレを1冊終えたら最初からもう1周
金フレは最低10周、できれば50周以上繰り返してください。
1周目は、最後まで終わっても覚えている単語の割合はそこまで高くないはずです。
2周目・3周目を回すことで初めて定着率が上がっていきます。これは単語帳に限らず、あらゆる暗記に共通する仕組みです。
また、1冊終えるころには最初の方で覚えた単語をけっこう忘れています。
最初に戻ることで、忘れた単語を復活させながら全体の精度を底上げできます。
特に効果的なのが、就寝前と起床直後の反復です。
寝る直前に覚えた情報は、睡眠中に脳が整理して定着しやすいです。朝起きてすぐに同じ単語を見直すと、記憶が強化されます
。「夜に100単語、朝にその100単語をもう1回」という習慣をつけるだけで、記憶の定着率はぐっと上がります。
はっきり言って、単語学習は楽しいものではありません。でも、とにかく反復する。
勉強のやり方さえ間違えなければ、必ずスコアに反映されます。
TOEIC金のフレーズは覚える順番は?
結論:最初から順番に覚えるのではなく、重要なところから覚えるのが正解です。

金フレの目次
金フレには、単語が以下に示す11つの項目に分かれています。(①〜④が見出し語、⑤〜⑪がSupplement=補足英単語集)
- 600点レベル400単語
- 730点レベル300単語
- 860点レベル200単語
- 990点レベル100単語
- 設問文・選択肢に出る単語・表現
- パート1重要語150
- 部署・職業・学問名
- 前置詞・接続詞・接続副詞
- カタカナ英語
- 多義語
- 定型表現
⑤〜⑪は補足的な英単語集であり、TOEICの問題を解くのに役立つ重要単語が掲載されています。
金フレは素晴らしい英単語帳なので、前から覚えても効果はあります。
しかし、以下の順で覚えていくと、より単語学習の効率が上がります。
- 設問文・選択肢に出る単語・表現
- 600点レベル
- 前置詞・接続詞・接続副詞
- 730点レベル
- パート1重要語150
- 多義語
- 860点レベル
- 定型表現
- カタカナ英語
- 部署・職業・学問名
- 990点レベル
設問・選択肢に出る単語・表現
まずは設問・選択肢に出る単語・表現です。
わからないと設問・選択肢が読めず、問題を解く土俵にすら立てないので覚えてください。
600点レベル400単語
続いて覚えるべきは600点レベルの単語です。ここは金フレの中でも特に頻出の単語ばかりなので、最優先で覚えましょう。
前置詞・接続詞・接続副詞
次は前置詞・接続詞・接続副詞です。これを覚えておくと英文の意味を理解しやすくなるのはもちろん、Part5の文法問題の正答率もアップします。量も40語で少ないので、一気に覚えてしまいましょう。
730点レベル300単語
次は730点レベルの単語です。ここもTOEICによく出るので、優先度は高いです。ここまで覚えれば、TOEIC700点を安定して取れるくらいの英単語力は身につきます。
パート1重要語150
続いてはパート1重要語150です。ここにはパート1によく出る動詞や名詞が150単語掲載されており、覚えておくとパート1がとっても解きやすくなります。
多義語
続いては多義語です。多義語を覚えるのは大変ですが、英文の意味を正しく理解できるようになるので、覚えておくのがおすすめです。
860点レベル200単語
次は860点レベルの単語です。ここには800点以上を狙うなら覚えておきたい単語ばかりが掲載されています。
定型表現
続いて定型表現です。定型表現を覚えておくと、「このフレーズどういう意味なんだ?」考える時間を節約できるので、リスニング・リーディングともに有利になります。
カタカナ英語
続いてはカタカナ英語です。カタカナ英語は勘違いしやすい部分なので、余裕があれば覚えておきましょう。
部署・職業・学問名&990点レベル100単語
そのあとは部署・職業・学問名、最後に990点レベルの単語です。
この辺もTOEICには出るんですが、正直よほどハイスコア、目安で言うと860点以上を狙う方以外は無理に覚えなくても良いかなと思います。
TOEIC金のフレーズはどこまで覚えるべき?
結論:TOEIC金のフレーズは最低限730点レベルまでは覚えたい。
ここまでTOEIC金フレの覚える順番を解説してきましたが、「結局のところどこまで覚えるべきなの?」と疑問に思った方は多いはず。
そこで、今回は「金フレどこまで覚えるべきか」という問いに対して、明確な答えを提供します。
ズバリ、以下の通りです。
- 絶対に覚える(TOEIC〜700点の人):設問文・選択肢に出る単語・表現/TOEIC600点/前置詞・接続詞・接続副詞/730点レベル
- なるべく覚える(TOEIC700点〜800点の人):Part1重要語150/多義語/TOEIC860点レベル
- 余裕があれば覚える(TOEIC800点〜の人):定型表現/カタカナ英語TOEIC990点レベル/部署・職業名
ちなみに
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TOEIC単語は金フレだけで十分なのか?何点取れる?
結論:単語は基本金フレだけで十分です。が、「高得点を取る」という観点では文法・リスニング・演習と組み合わせる必要があります。
「金フレを完璧に覚えたら、何点取れるんだろう?」これ、めちゃくちゃよく聞かれる質問です。
「金フレが意味ない」という話ではありませんが、金フレ単体でスコアが取れるわけでもありません。
「TOEICに必要な単語を覚える」という観点で言えば、TOEIC単語は基本的に金フレだけで十分です。
ですが、単語力はTOEICのスコアを支える柱のあくまで一つです。
単語以外に、文法力・リスニング力・読解スピード・解答テクニックの4つが合わさって、はじめてスコアが伸びます。
また、500点未満の方は、金フレを使う前に、銀フレや中学レベルの英単語帳を使うべきです。
また900点以上を狙う方は、金フレを覚えつつ、さらにレベルの高い英単語帳を使ったり、問題演習中のわからない英単語を調べたりすることが必要になってきます。
TOEIC金のフレーズのやってはいけない使い方
結論:「1日10単語ずつ」「書いて覚える」「例文まで全部覚える」「発音を確認しない」「別の単語帳に浮気する」の5つがNG行動です。
NG1:1日10単語ずつ丁寧に覚える
「今日はここまで完璧に覚えた!」という達成感は気持ちいいですよね。でも、この進め方が一番もったいないです。
たとえば、1日10単語ペースで進めると、金フレ1,000語を終えるのに100日かかります。
そして重要なのが、時間が一番の問題ではないということです。
一番の問題は「100日目に最初の10単語を覚えているかどうか」です。
ぶっちゃけ、ほぼ確実に忘れています。
記憶というのは、1回丁寧に覚えるより、何度も触れる回数の方が定着に効きます。
「今日は曖昧なまま100単語を流す」の積み重ねが、結果的に「完璧に覚える」に繋がります。
NG2:書いて覚える
「書かないと覚えられない」という人、多いですよね。ただ、TOEICのボキャブラリー対策において書き取りは費用対効果が最悪です。
金フレには1,000語あります。1語を5回ずつ書くだけで5,000回。10語進むのに数十分かかります。
TOEICのリスニング・リーディングで求められるのは、「単語を見た・聞いた瞬間に意味が出てくる速度」です。書けるかどうかは問われません。
その時間を「目で見て意味を言う」反復に使ったほうが、圧倒的にスコアに直結します。超シンプルに言うと、書く時間を反復の回数に変換してください。
NG3:例文・解説まで全部覚えようとする
金フレには各単語に例文・品詞情報・コロケーションなど、豊富な情報が載っています。
「せっかくだから全部使いたい」という気持ちはわかります。
ただ、この欲張りが挫折の最大の原因です。
試しに計算してみてください。
まず覚えるべきは「英単語と日本語訳のセット」だけです。
例文を全部暗記しようとすると、1語あたりの処理時間が跳ね上がり、反復の回数が激減します。回数が減れば、当然忘れやすくなります。
「例文はどうするの?」という疑問は当然ですが、例文は単語を覚えた後に「使われ方の確認」として流し読みする程度で十分です。
例文を丸暗記する必要はありません。
NG4:発音を確認しない
これは見落とされがちですが、発音を無視して単語を覚えるのはリスニングに致命的なダメージを与えます。
たとえば「colleague(同僚)」を「コレアグ」と頭の中で読んでいたとします。本番のリスニングで「コーリーグ」と聞こえた瞬間、知っている単語なのに聞き取れないという状況が生まれます。
間違った発音で定着してしまうと、何百回反復しても「リスニングで使えない単語」になってしまいます。
発音の確認方法は難しくありません。「abceed」というアプリを使えば金フレの音声を無料で簡単に再生できます。

abceed(appstore)
もちろん、辞書サイト(Weblio等)でも発音は確認できます。単語を覚えるタイミングで、最低1回は音声を聞く習慣をつけてください。
NG5:1冊終える前に別の単語帳に浮気する
「金フレ300単語まで終わったけど、なんか別の単語帳の方が良さそう…」
これ、やりがちですよね。ただ、単語帳の浮気は最もスコアが伸びないパターンです。
単語の記憶は反復回数で積み上がります。
金フレを300語まで進めたとして、そこで別の単語帳に切り替えたら、その300語の記憶は時間とともに崩れていきます。新しい単語帳を始めても、また同じことが起きます。
どの単語帳も、1冊を繰り返し回すことで初めて定着します。
金フレで効果が出ていないと感じるなら、それは単語帳が悪いのではなく、回数が足りていないか、やり方に問題があるケースがほとんどです。
「この1冊を使い倒す」と決めたら、あとは回数を重ねるだけです。
TOEIC金フレに関するよくある質問【出る単特急】
Q. 金フレは何周すればいい?
最低10周、理想は50周以上です。
僕自身は300周以上繰り返しました。1周目で完璧に覚えるのは不可能なので、何周もすることを前提に考えてください。3周目あたりから「あ、覚えてる」という感覚が増えてきます。
慣れてくると1周5〜10分で回せるようになるので、回数を重ねること自体はそこまで大変ではありません。
Q. 金フレの例文は覚えるべき?
覚えなくて大丈夫です。
まずは英単語と日本語訳の「瞬間一致」に集中してください。
Q. 金フレのSupplement(補足英単語集)は使うべき?
Supplementの「設問文・選択肢に出る単語・表現」「前置詞・接続詞・接続副詞」「パート1重要語150」は必ずやるべきです。
この3つは正答率に直結します。
一方で、多義語や定型表現、部署職業学問名は優先度が低いです。
Q. 金フレの990点レベルはいらない?
目標スコアが860点以下なら、後回しでOKです。
990点レベルの100語は、900点以上を本気で狙う人向けです。
600〜800点台が目標なら、そこまで手を広げるより、600点〜860点レベルの単語を完璧にする方がスコアに直結します。
Q. 金フレはアプリと本どっちがいい?
どちらでもOKですが、併用がおすすめです。
本は「見開きで一気に流す」のに向いていて、反復のスピードが出しやすいです。
アプリは外でのスキマ時間学習に便利です。
スマホでサクッと開けるので、通勤・通学中のバス・電車で座れなかった時なんかにも学習できますね。
Q. 金フレと銀フレはどっちを先にやるべき?
現在のスコアが500点未満なら銀フレから、500点以上なら金フレからスタートしてください。
銀フレは基礎〜中級の単語を収録しており、金フレの前段階として設計されています。
基礎が固まっていない状態で金フレを始めると、わからない単語が多すぎて反復が回りません。
詳しくは「金フレと銀フレの違いを徹底解説」をご覧ください。
まとめ
金フレはTOEIC対策の単語帳として、間違いなくNo.1の教材です。
この記事のポイントをまとめます。
- 金フレの対象はTOEIC500〜990点。500点未満は銀フレから
- 2026年の増補改訂版で約300語が入れ替え。必ず最新版を使う
- 使い方の基本は「1日100単語×5回以上の反復」
- 覚える範囲は目標スコアに合わせて絞る。全部やる必要はない
- 金フレだけでは不十分。文法・リスニング・演習も必要
- 1日10単語ずつ、書いて覚える、例文まで全部覚えるのは非効率
金フレの使い方1つでスコアの伸びは大きく変わります。正しいやり方で反復すれば、必ず結果はついてきます。


