大学生でTOEIC200点台はやばい!爆伸び勉強法を975点が伝授

toeic 200点 大学生 200点台

いきなり厳しいことを言いますが、大学生でTOEIC200点台は非常に低いスコアです。

 

就活では99%使うことができません。

もちろん履歴書に書くことはできますが、TOEIC平均点(612点)よりかなり低いスコアなので、逆効果になる可能性が高いです。

 

TOEIC200点台だと、英語をほとんど勉強したことがない方が大半だと思います。

しかし、正しい順序で勉強すれば、TOEIC200点台からでもスコアを伸ばして就活で使える点数をゲットすることは間違いなく可能です。

テン
留学とか才能とかは一切必要ありません。事実、僕も純ジャパ留学経験なし偏差値44から、試行錯誤しつつも975点まで上げることができました。

 

ということで今回は、TOEIC200点台の大学生がスコアを爆伸びさせる勉強法を解説します。

 

 

この記事を見れば「TOEICのスコアをどのように上げるのか」がばっちりわかります。

そして、その勉強法を実践すれば、就活直前で「あのときもっと勉強しておけば…」と後悔することがなくなります。

 

  • TOEICで大学の単位認定を目指している
  • 就活で使える武器が欲しい
  • TOEICハイスコアを取って自慢したい

という大学生はぜひ参考にしてください!

本記事の信頼性
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495、リーディング480)です!
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大学生でTOEIC200点台はやばい

冒頭で言ったように、大学生でTOEIC200点台は非常に低いスコアです。

 

まず、全体の受験者のTOEIC平均点は612点です。TOEIC200点台ということは、平均より300点以上も低いことになります。

テン
偏差値で言うと、最低のTOEIC200点が約25.8、最高のTOEIC295点が約31.4です。順位で言えば受験者全体の下位3%以下です。

 

ただ、「TOEIC612点」というのは「公開テスト」と呼ばれる試験のスコアです。公開テストは一般申し込みなので、受験者には「普段から英語を勉強している」という特徴があります。

 

そしてTOEICには、公開テストのほかにもう1つ試験があります。それが「TOEIC IPテスト」です。

IPテストは「団体申し込み」の試験で、「学校で受けさせられた」という方が多いです。よって、普段あまり英語を勉強していない受験者もたくさん受験しています。

 

このIPテストに絞って見てみると、大学生の平均点はTOEIC471点です。

テン
公開テスト全体の平均点である612点より、141点低いですね。

 

とはいえ、TOEIC200点台はIPテストを受験する「普段あまり英語を勉強していない大学生」と比較してもかなり低いです。

 

以上のように、TOEIC200点台は非常に低いスコアであると言えます。

ランダムにマークした場合のスコアがTOEIC200点台

TOEICでは、10〜990点でスコアが評価されます。

満点が990点、そして問題数が200問なので、ここでは1問あたりの配点は5点としましょう。

テン
厳密には1問5点ではなく、統計的な処理が施されるので、それぞれの問題の配点は分かりません。ただここでは簡略化のため、1問5点とさせていただきます。

 

TOEICはPart1〜Part7までありますが、基本的に問題1問当たりの選択肢は4つです。(Part2だけ3択)

簡略化のために全て4択として考えると、ランダムに選択肢を選んでも1/4で正答できることになります。

 

問題数はリスニング100問、リーディング100問なので、1/4を掛けると正答数はリスニング・リーディングそれぞれ25問となります。

よって、1問の配点を5点と仮定のもとでのスコアはリスニング・リーディングそれぞれ125点、合計250点です。

テン
つまり、TOEIC200点台はランダムに選択肢を選んだ場合のスコアと似通っています。

 

以上から、TOEIC200点台は英語を全く勉強したことがない方が取るスコアだと言えます。

大学生でTOEIC200点台でもスコアは伸ばせる

ここまで見てきたように、TOEIC200点台というのは非常に低いスコアです。

「こんなに低いのか…」とショックを受けた方も多いかもしれません。

 

しかし安心してください。

正しい順序で、努力の方向性を間違えることなく勉強すればTOEIC200点台からでも絶対にスコアを伸ばせます。

就活で活用したいならまずTOEIC600点を目指そう

「じゃあどのくらいのスコアを目指せば良いのか」というと、まずはTOEIC600点を目指しましょう。

なぜTOEIC600点を目指すべきかというと、一般的に就活で使えスコアが600点以上だからです。

テン
先ほども言ったようにTOEIC公開テストの平均点は612点と、600点付近になっています。よって600点取れれば「平均以上に英語ができます!」とアピールできます。

TOEIC200点台の大学生のための爆伸び勉強法

ということでここからはTOEIC600点を目指す第一歩として、実践すべき勉強法を解説します。

中学レベルの基本英単語を覚える

まずやって欲しいのは中学レベルの基本英単語を覚えることです。

テン
他のサイトでは「銀のフレーズ」「金のフレーズ」というTOEIC定番英単語帳が紹介されてます。確かにこれらの英単語帳は素晴らしいんですが、今の段階では使わない方が絶対に良いです。中学レベルの基本単語がわからなければ、「銀のフレーズ」等の英単語を覚えても英文は読める&聞けるようにはならないからです。

 

おすすめの英単語帳は「ターゲット中学英単語1800」です。
ターゲット中学英単語1800

中学レベルの英単語を「出る順」で覚えられるので、前から覚えていくだけでどんどん英文が読める、そして聞けるようになります。

中学レベルから英文法を勉強する

英単語と並行して、英文法も勉強していきましょう。

おすすめの英文法書は「大岩のいちばんはじめの英文法」です。

大岩のいちばんはじめの英文法

この参考書1冊あれば、TOEICに必要な英文法の大部分をカバーできます。

解説もわかりやすく、かつ話口調で読み進めやすい構成になっているので、ぜひ活用してください。

 

ときどき分厚い英文法の参考書を使う方がいますが、それは絶対にやめた方が良いです。

というのは、TOEICではそれほど難しい英文法の知識が問われるわけではないからです。

テン
分厚い参考書だと間違いなくオーバーワークになります。あと、1冊終わらせるのに時間がかかって挫折する可能性も高いです。

簡単な長文問題を解いて英語に慣れる

英単語と英文法の勉強がある程度進んできたら、簡単な長文問題を解いてください。

いきなりTOEIC対策に入るのではなく、「簡単な長文問題を解く」という段階を挟むことで、挫折することなく着実に英語力を伸ばせます。

 

おすすめの問題集は「英語長文レベル別問題集2」です。

英語長文レベル別問題集2 初級編【改訂版】

テン
「簡単ではないけど、考えれば解ける」難易度の問題が載っていてちょうど良いです。

TOEIC200点台の大学生が勉強する順番

ここまでの勉強で

  • 中学レベルの基本英単語を身につける
  • 英文法の知識を身につける
  • 簡単な長文問題を解いて英語に慣れる

ことができたら、次はTOEICの勉強に入ります。

 

TOEICにはPart1〜7まであります。

それぞれのPartの勉強順番は以下の通りです。

  1. Part1・Part2・Part5
  2. Part3・Part4・Part6
  3. パート7

リスニングのPart1・Part2、リーディングのPart5は他のPartより簡単です。

よって、まずはPart1・2・5を対策していきましょう。

Part1の対策方法

Part1は「写真描写問題」と言われていて、1つの写真を適切に描写している選択肢を選ぶ問題です。

Part1の対策方法は「単語を覚える」です。

 

Part1に出てくる単語はある程度決まっています。

よって、単語を覚えるだけでPart1を解く力がどんどん身につきます。

テン
問題演習後、知らない単語を地道に覚えていきましょう。

Part2の対策方法

Part2は「応答問題」と言われていて、最初に発言が流れた後、その発言に対する応答が3つ流れます。

そして、3つの応答の中から最も適切な選択肢を選びます。

 

Part2では、英文の聞き取り能力を上げることが重要です。

そのためにディクテーションを行いましょう。

 

ディクテーションとは、一言で言えば「聞き取った英文を書きとる練習法」です。

ディクテーションは以下の手順で進めます。

  1. 全文を聞く
  2. 音声を1文ごとに区切って止めながら書き取る(書き取れるまで音声は何度再生し直してもOK)
  3. スクリプトを見て間違いがないかチェック
  4. 間違いがあった場合は聞き取れるようになるまで聞き直す

ディクテーションを行うことで正しい発音が身につくのはもちろん、自分が聞き取れない箇所が明確になります。

聞き取れない箇所を重点的に聞き直すようにすれば、リスニング力を効率的に伸ばせます。

 

おすすめの問題集は「初心者特急パート1・2」です。

TOEIC L&R TEST 初心者特急パート1・2

「初心者」とついているだけあって基礎事項から丁寧に解説してくれているので、TOEIC初心者の方でも挫折することなくTOEICリスニング対策ができます。

テン
さらに、サイズがコンパクトなうえ、スマホのアプリで音声を聞けるので、カバンに入れて外出先でリスニング対策できるのもうれしいポイントです。

Part5の対策方法

Part5は「短文穴埋め問題」と言われていて、短文に1つ空所があって、その空所に当てはまる単語を4つの選択肢から選びます。

Part5対策では、根性論的になってしまうんですが、とにかく繰り返し問題を解くことが効果的です。

テン
問題パターンを全て覚える気持ちで問題を解くと、同じようなパターンの問題が出てきた時に瞬間的に正答を導けるようになるからです。

 

おすすめのPart5問題集は「文法問題でる1000問」です。

TOEIC L&R テスト 文法問題 はじめの400問

この問題集には、超基本的な問題からTOEIC600点レベルの問題までが掲載されています。

以下のようにステップアップしながら問題を解き進める構成になっているので、挫折せずに続けられるのが魅力です。

  1. 短くシンプルな基礎問題
  2. 本番レベルの標準問題
テン
問題数は約400問と、たっぷり掲載されています。Part5の解答スピードと正答率を改善するため、文法の理解度を深めるために使うのがおすすめです。

TOEIC200点台の大学生がスコアを伸ばすのにかかる勉強時間

一般的に、TOEICのスコアを100点アップさせるには200〜300時間かかると言われています。

よって、たとえばTOEIC200点から600点に伸ばすとなった場合には、800〜1200時間もかかることになります。

 

しかし、それは試行錯誤しながら勉強した場合です。

順序立てて、努力の方向性を間違えることなく勉強すれば、それより短い時間でスコアを伸ばせます。

テン
独学の場合は150時間くらい確保すれば、100点アップできるでしょう。

TOEIC200点台から最短でスコアを伸ばしたいならTOEICの羅針盤がおすすめ

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TOEICの羅針盤Aとは

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TOEICの羅針盤A」では、「今日何をどのくらい勉強するのか」がメールで60日間毎日送られてきます。

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よって、指示された通りに勉強するだけで、壁にぶつかることなく短期間でスコアを伸ばせます。

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努力の方向性を間違えることなく勉強できるので、貴重な勉強時間を無駄にする心配はありません。

 

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詳細は「TOEICの羅針盤A:0→TOEIC300点」をご覧ください。

まとめ

大学生でTOEIC200点台は非常に低いスコアです。

就活では全くと言っていいほど使えません。

 

しかし、TOEIC200点台だからと言って、TOEICの勉強を諦めるのはもったいないです。

正しい順序で勉強すれば、誰でもTOEICのスコアは伸ばせるからです。

テン
就活で活用できるTOEIC600点はもちろん、700点や800点など就活で周りと差別化できるスコアだって取れます。

 

今回解説した勉強法を実践する、もしくは「独学で勉強できるか不安」「勉強を継続できない」という方は「TOEICの羅針盤A:0→TOEIC300点」を利用してください。

そうすれば、あなたのスコアはどんどん伸びていくでしょう。

 

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参考

IIBC「TOEIC DATA&ANALYSIS

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