TOEICは何点からすごい?自慢できる?|大学生・社会人別に徹底解説

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結論:TOEICは700点以上から「すごい」と言えます。公開テスト受験者の上位33.3%・偏差値55に相当し、就活・転職でも明確に高評価を得られるラインです。

 

  • 「TOEICって何点から周りにすごいと思われるの?」
  • 「自分のスコアは、ぶっちゃけどのくらいの位置なの?」
  • 「就活や転職で評価されるのは何点から?」
  • 「大学生だけど、何点取ればすごいと言える?」

こういった疑問を持っている方は多いと思います。

 

結論から言うと、TOEICは700点以上から「すごい」と評価されます

700点は公開テスト受験者の上位33.3%、偏差値55に相当するスコアです。就活・転職でも英語力として十分にアピールできます。

 

ただし、「すごい」の基準は状況によって変わります。

一般企業なら600点台でも評価されますし、外資系や総合商社では800〜900点以上が求められることもあります。

テン
僕はTOEIC975点を持っていますが、正直、点数だけで「すごいかどうか」を判断するのは難しいところもあります。この記事では、全スコア帯(200〜900点以上)を「すごいかどうか」の観点で、2024年度IIBCの最新データを使って徹底的に解説します。上位%や偏差値も計算しているので、自分のスコアの立ち位置を正確に知りたい方はぜひ最後まで読んでください。
本記事の信頼性
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495点、リーディング480点)です!
筆者のTOEICスコア リスニング495 リーディング480 計975
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TOEICは何点からすごい?自慢できる?【結論+全スコア帯一覧表】

結論:TOEICは700点以上から「すごい」と言えます。800点以上は「めちゃくちゃすごい」、900点以上は「かなりすごい」レベルです。

 

「結局、何点取ればすごいの?」という疑問に、まずここで一発で答えます。

スコア帯別「すごさ」早見表

以下の表は、各スコアの上位%(公開テスト基準)・偏差値・「すごさ」の判定を一覧にしたものです。

スコア上位%偏差値すごさ判定
300点97.1%32まだまだこれから
400点88.7%37基礎固めが必要
500点74.0%43IPテスト平均超え
600点54.2%49平均レベル。評価の最低ライン
650点43.6%52なかなかすごい
700点33.3%55すごい
730点27.6%57IIBC B評価。就活で有利
800点15.7%61めちゃくちゃすごい
845点9.4%64上位約10%。自慢できるライン
860点7.9%64IIBC A評価(最高ランク)
900点4.2%67かなりすごい
950点〜2.0%70異次元レベル

ポイントは700点が「すごい」と言えるラインであることです。

 

700点は偏差値55で、大学受験で言えば地方国公立大学やMARCHクラスに相当します。

100人中33位、つまり3人に1人しか到達できないスコアです。

 

さらに、新卒採用で企業が求めるTOEIC平均スコアは545点、中途採用では620点です(英語活用実態調査2019)。

700点はこれらを大きく上回っているので、就活・転職でも文句なしに高評価を得られます。

テン
ぶっちゃけ、600点台でも一般企業なら「英語ができる人」として評価されます。でも「周りにすごいと思われるか?」と聞かれたら、やっぱり700点からですね。

大学生にとっては何点からすごい?

「大学生の場合は何点からすごいの?」と気になる方も多いと思います。

 

大学生の公開テスト平均は600点なので、650点以上あれば大学生の中では「なかなかすごい」と言えます。

700点以上なら就活でも強力なアピールポイントになります。

 

一方、IPテスト(大学で受けさせられるテスト)の大学生平均は470点です。

この基準で見れば、500点台でも「平均以上」ですし、600点台なら「かなり頑張っている」と評価されます。

テン
大学生のうちに700点を取れたら、正直めちゃくちゃすごいです。僕は大学3年から本気で勉強を始めて苦労したので、早いうちから対策するのを圧倒的におすすめします。

 

ここから先の章で、各スコア帯をもっと詳しく見ていきましょう。

TOEICの平均スコア【最新年度データ】

結論:データが取れる最新年度「2024年度」のTOEIC平均スコアは、公開テストで615点、IPテストで495点です。この「平均」を基準に自分の立ち位置を把握しましょう。

 

「そもそも平均って何点なの?」と気になりますよね。

「すごいかどうか」を判断するには、まず基準となる平均スコアを知っておく必要があります。

 

2024年度のTOEIC Program DATA & ANALYSIS 2025によると、TOEICの平均スコアは以下の通りです。

公開テスト平均615点・IPテスト平均495点

テスト種別平均スコアリスニングリーディング受験者数
公開テスト615点336点279点735,425人
IPテスト495点277点218点1,041,495人

公開テストは自分で申し込んで受験するテストです。就活や昇進のために本気で勉強している人が多く、平均スコアが高めに出ます。

一方、IPテストは大学や企業で実施される団体受験です。「受けさせられた」という人も多く含まれるため、平均点が低くなります。

テン
正直、公開テストの平均615点は「意識の高い集団」の中での平均です。IPテストの平均495点の方が、偏りの少ない「日本全体の平均」に近いと考えてください。

社会人平均644点・大学生平均600点(公開テスト)

「自分の属性と比べたらどうなの?」という点も大事です。

属性別の平均スコアは以下の通りです。

属性平均スコア(公開テスト)平均スコア(IPテスト)
社会人644点540点
大学生(全体)600点470点
大学1年生555点453点
大学院生640点564点
初受験の大学生(IP)442点

注目してほしいのは、IPテストで初めてTOEICを受けた大学生の平均が442点だということです。

つまり、何も対策せずにTOEICを受けたら400点台前半が普通です。ここから600点、700点と上げていくわけですが、そのギャップを知っているかどうかで「すごい」の感じ方は大きく変わります。

テン
ちなみに、社会人平均644点は「かなり高い」と思うかもしれません。でもこれは公開テストのデータで、自主的に受験しているモチベーションの高い社会人の平均です。IPテストの社会人平均は540点なので、社会人全体で見れば500点台が実態に近いです。

TOEIC200〜400点はすごい?

結論:TOEIC200〜400点は、正直「すごい」とは言えないスコアです。ただし、初受験の大学生平均(442点)と近いスコア帯なので、ここからのスタートはごく普通です。

 

「自分のスコアが低くて不安…」と感じている方もいると思います。

気持ちはすごく分かります。でも安心してください。200〜400点は「英語ができない」のではなく「正しいやり方を知らないだけ」です。

200〜300点台は基礎からやり直すフェーズ

TOEIC200〜300点は、中学英語の基礎が定着していないレベルです。

TOEIC200点は公開テスト受験者の上位99.8%(偏差値26)、300点は上位97.1%(偏差値32)に位置します。

 

英語力としては、短く簡単な英文の一部が聞き取れる・読める程度で、長文の読み書きや会話にはまだ対応できません。

ただし、TOEICは4択マークシートなので、テキトーにマークしても理論上約250点は取れます。

 

つまり、300点台以下の場合はまず中学レベルの英単語・英文法からやり直すことが最優先です。

テン
僕も最初は中学英語すらあやしい状態からのスタートでした。でも正しい手順で勉強した結果、975点まで伸ばせました。才能やスタート地点は関係ありません。大切なのは勉強の手順です。

 

各スコアのレベルを詳しく知りたい方は、以下の個別記事をご覧ください。

400点台は初受験の大学生平均に近いスコア

TOEIC400点は公開テスト受験者の上位88.7%(偏差値37)に位置します。

 

「すごい」とは言えないスコアですが、IPテストで初めてTOEICを受けた大学生の平均が442点なので、400点台は「ごく普通」のスタートラインです。

英語力としては、短い英文なら理解でき、看板や案内文の簡単な英語が読めるレベルです。

 

実際、僕自身も公式問題集を無勉強で初めて解いたときのスコアが約400点でした。

ここからが一番スコアが伸びやすいゾーンです。正しい順番で勉強すれば、100〜200時間で600点到達も十分可能です。

テン
400点台の方は、正直伸びしろしかありません。ここから600点までは「勉強のやり方さえ間違えなければ」一気に伸びます。

 

TOEIC400点のレベルをさらに詳しく知りたい方は「TOEIC400点のレベルを徹底解説」をご覧ください。

TOEIC450点のレベルが気になる方は「TOEIC450点のレベルを徹底解説」もあわせてどうぞ。

TOEIC500〜600点はすごい?

結論:500〜600点は「すごい」とまでは言えません。ただし、500点台でIPテスト平均を超え、600点台になると就活・転職で評価される最低ラインに到達します。

 

「500点取ったけど、これってすごいの?」「600点って低いの?高いの?」と迷う方は多いと思います。

正直、このスコア帯は「すごいかどうか」の判断が一番分かれるゾーンです。

500点台はIPテスト平均(495点)を超えるレベル

TOEIC500点は公開テスト受験者の上位74.0%(偏差値43)に位置します。

公開テスト平均615点には届いていないので「すごい」とは言いにくいです。

 

ただし、IPテスト平均(495点)は超えています

IPテストは「受けさせられた人」も含んだ、偏りの少ないデータです。つまり、500点台は日本全体で見れば「普通より英語ができる」レベルと言えます。

 

英語力としては、簡単な日常会話やメールのやり取りが何とかこなせる程度。ただし、込み入った内容になるとまだ難しいレベルです。

テン
500点台は「すごい」とは言われないけど、英語がまったくできない層とは明確に差がついています。ここからもうひと踏ん張りで600点台に乗せましょう。

 

TOEIC500点のレベルを詳しく知りたい方は「TOEIC500点のレベルを解説」をご覧ください。

TOEIC550点のレベルが気になる方は「TOEIC550点のレベルを解説」もあわせてどうぞ。

600点台は就活で評価される最低ライン

TOEIC600点は公開テスト受験者の上位54.2%(偏差値49)に位置します。

公開テスト平均615点とほぼ同じなので、受験者の中では「ちょうど真ん中」です。

 

しかし、ここがめちゃくちゃ重要なポイントなんですが、600点は就活・転職で英語力をアピールできる最低ラインです。

 

英語活用実態調査2019によると、中途採用で企業が求める平均スコアは620点。新卒採用でも545点です。

つまり、600点台に到達すれば履歴書に書いて評価されるスコアになります。

 

英語力としては、日常会話やビジネスメールのやり取りが一通りこなせるレベルです。海外旅行でもある程度困らず過ごせます。

さらに、TOEIC600点は英検で言うと2級に相当するレベルです。日本人の中では「英語ができる部類」に入ります。

 

以下の大学の学生平均が600点前後であることを見ても、そのレベルの高さがわかります。

テン
600点台は「すごい」と言い切るには少し足りないけど、確実に「英語ができる人」として見られます。ここからあと100点上げて700点に乗せると、評価は一気に変わりますよ。

 

TOEIC600点のレベルを詳しく知りたい方は「TOEIC600点のレベルを解説」をご覧ください。

TOEIC650点のレベルが気になる方は「TOEIC650点のレベルを解説」もあわせてどうぞ。

TOEIC700〜800点はすごい?

結論:700点以上は「すごい」と言えます。そして800点以上は「めちゃくちゃすごい」レベルです。就活・転職でも圧倒的な武器になるスコア帯です。

 

「700点ってすごいの?」「800点取ったらどう評価されるの?」と気になっている方、安心してください。

このスコア帯ははっきり言って「すごい」です。ここからが「すごい」ゾーンの始まりです。

700点は上位33.3%・偏差値55|一般的に「すごい」と言われるライン

TOEIC700点は、公開テスト受験者735,425人の上位33.3%に位置します。偏差値に換算すると55です。

 

偏差値55は、大学受験で言えば地方国公立大学やMARCHの上位学部レベルに相当します。

100人中33位、つまり3人に1人しか到達できないスコアです。

 

そして、700点の「すごさ」を裏付けるデータがもう1つあります。

dodaの調査によると、TOEIC700点台から平均年収が明確に上がる傾向が出ています。

TOEICスコア平均年収
スコアなし379万円
500点台437万円
600点台436万円
700点台459万円
800点台487万円
900点台534万円

注目してほしいのは、600点台→700点台で年収が23万円アップしている点です。500→600点台ではほぼ横ばいなのに、700点を超えた途端に跳ね上がります。

これは「700点以上が企業に明確に評価されている証拠」です。

テン
年収データを見ると一目瞭然ですよね。700点は「就活や転職で武器になるライン」と断言できます。

 

また、2024年度のIIBCデータでは、公開テストの職種別平均で「海外」が724点、役職別では「役員」が686点です。

TOEIC700点は、海外事業に携わるビジネスパーソンと同等レベルの英語力があるということです。

 

TOEIC700点のレベルを詳しく知りたい方は「TOEIC700点のレベルを解説」をご覧ください。

730点以上はIIBC B評価|就活・転職の評価がもう一段上がる

IIBCが公表している公式のコミュニケーション能力評価「PROFICIENCY SCALE」では、TOEICスコアをA〜Eの5段階で評価しています。

730点はこの評価で上から2番目のB評価に該当します。

 

IIBC B評価(730点以上)の内容は以下のとおりです。

  • どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている
  • 通常会話は理解でき応答もはやい
  • 話題が特定分野にわたっても対応できる力を備える
  • 業務上も大きな支障はない

企業がTOEICのスコア基準を設定するとき、730点をボーダーにしているケースが多いのもこのB評価があるからです。

 

もちろんTOEICはリスニング/リーディングのテストなので730点を取ったからと言って、コミュニケーションができるわけではありません。

しかし、TOEIC730点レベルの英語力を持った状態で訓練すれば、上記で示したレベルにまでコミュニケーションを向上させられるという感じです。

テン
700点と730点はたった30点の差ですが、IIBC公式評価がCからBに上がるので、企業からの評価は確実にワンランク上がります。700点を目指す方は、もうひと踏ん張りして730点を狙うのがおすすめです。なお730点は公開テスト受験者の上位27.6%(偏差値57)です。

 

TOEIC730点のレベルを詳しく知りたい方は「TOEIC730点のレベルを解説」をご覧ください。

TOEIC750点のレベルを詳しく知りたい方は「TOEIC750点のレベルを解説」をご覧ください。

800点は上位15.7%・偏差値61|めちゃくちゃすごい

TOEIC800点は、公開テスト受験者の上位15.7%に位置します。偏差値は61です。

 

偏差値61は大学受験で言えばMARCHの上位学部〜早慶の下位学部レベルに相当します。

100人中16位、つまり約6人に1人しか到達できません。はっきり言って、めちゃくちゃすごいです。

 

800点レベルになると、基本的な語彙・文法をほぼ完璧に理解しており、TOEICの問題形式にも慣れた上級者です。

リスニングでは複雑な内容でも明確な根拠を持って解答でき、リーディングでもPart5・6をスピーディに処理できる力を持っています。

 

TOEIC800点は、外資系企業や海外に支店を持つ企業への就活・転職でも自信を持ってアピールできるスコアです。

テン
800点を超えたあたりから「英語ができる人」から「英語が強い人」に印象が変わります。面接で英語の話題になると、かなり食いつかれますよ。

 

TOEIC800点のレベルを詳しく知りたい方は「TOEIC800点のレベルを解説」をご覧ください。

860点以上はIIBC最高ランクA評価|グローバル企業でも通用する

TOEIC860点は、IIBCの公式評価で最高ランクのA評価に到達するスコアです。

IIBC A評価(860点以上)の内容は以下のとおりです。

  • Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる
  • 経験の範囲内であれば、専門外の分野でも十分に理解・表現できる
  • 語彙・文法・構文を正確に把握し流暢に駆使する力を持っている

もちろんTOEICはリスニング/リーディングのテストなので860点を取ったからと言って、上記のようなハイレベルなコミュニケーションができるわけではありません。

しかし、TOEIC860点レベルの英語力を持った状態で訓練すれば、そのレベルのコミュニケーションを取れるようになるということです。

 

また、860点は公開テスト受験者の上位7.9%(偏差値64)。100人中8位以内です。

そして860点は英語を積極的に活用する外資系企業や、海外駐在の要件として設定されていることが多いスコアです。

 

ですので、TOEIC860点あれば、グローバルな環境でも自信を持って英語力をアピールできます。

テン
ちなみに、企業の評価基準としては860点以上はほぼ同じ扱いを受けることが多いです。つまり、860点でも900点でも「A評価」という点では差がつきにくい。だからこそ、800点台後半を目指す方は860点をまず確実に超えることを目標にしましょう。

TOEIC900点以上はすごい?

結論:TOEIC900点以上は「かなりすごい」レベルです。上位4.2%・偏差値67で、旧帝大や早慶と同等の難易度です。

 

「900点って取ったらどう思われるの?」と気になっている方。

はっきりいうと、900点以上はTOEICの世界ではトップ層です。

900点は上位4.2%・偏差値67

TOEIC900点は、公開テスト受験者735,425人のうち上位4.2%に位置します。偏差値は67です。

 

偏差値67は大学受験で言えば旧帝大(東大・京大・阪大等)や早稲田・慶應と同程度です。

100人受験したら、たった4人しか到達できません。

 

TOEIC900点以上を取るには、基本的な英語力に加えてTOEIC特有の出題パターンへの対応力が必要です。

ぶっちゃけ、英語力だけでは900点は取れません。TOEICに特化した戦略的な勉強が欠かせないスコアです。

テン
僕自身、800点を超えてから900点に到達するまでが一番キツかったです。正直、「勉強しても英語力が伸びている実感がほとんどない」時期がありました。900点以上はテスト最適化の世界です。

 

TOEIC900点のレベルを詳しく知りたい方は「TOEIC900点のレベルを解説」をご覧ください。

945点以上はCEFR C1|TOEICで証明できる最高評価

文部科学省の「各試験団体のデータによるCEFRとの対照表」によると、TOEIC945点以上はCEFR C1程度になります。

CEFR(セファール)は外国語の習熟度をはかる国際的な指標で、C2〜A1の6段階評価です。

 

C1は上から2番目で、英検1級やIELTS 7.0〜8.0と同程度に位置づけられています。

TOEIC950点は公開テスト受験者の上位2.0%(偏差値70)。ここまで来ると、外資系企業でも英語力で引けを取ることはほぼありません

 

ただし、企業によっては「英語ができて当たり前」と考えているところもあります。945点でも特別視されない環境もある、ということは知っておいてください。

 

TOEIC945点付近のレベルを詳しく知りたい方は「TOEIC950点のレベルを解説」をご覧ください。

TOEIC高得点=英語が話せるわけではない

最後に、正直な話をさせてください。

TOEIC900点以上を取っても、それだけで英語がペラペラに話せるわけではありません。

 

TOEICはリスニングとリーディングのテストです。スピーキングやライティングは測定しません。

僕自身、975点を取った時点では日常英会話はできても、ビジネスの場で自由自在に英語を操れるレベルではありませんでした。

テン
その後にオンライン英会話を始めて、ようやく「英語が話せるな」と自信を持てるようになりました。

 

だから、当時は「TOEIC900点すごい!英語ペラペラなんでしょ?」と言われると、ちょっと複雑な気持ちになっていました。

テン
TOEICはあくまで「英語の基礎力を証明するツール」です。高得点を取ること自体はめちゃくちゃすごいことですが、「TOEIC=英語力のすべて」と考えるのは正直違います。この正直さが、僕が発信する上で大事にしていることです。

IPテスト基準で見ると「すごさ」はもっと上がる

結論:公開テスト基準では「普通」に見えるスコアでも、IPテスト(日本全体に近い母集団)基準で見ると評価が一気に上がります。

 

ここまでの話を見て、「自分のスコア、大したことないのかな…」と思っていませんか?

先ほどの早見表は公開テスト基準でしたが、実はIPテスト基準で見ると景色がまったく変わります。

 

以下の表で、同じスコアでも公開テストとIPテストで上位%がどれだけ変わるかを比較してみてください。

スコア公開テスト上位%IPテスト上位%
400点88.7%67.0%↑21.7ポイント
500点74.0%46.6%↑27.4ポイント
600点54.2%28.1%↑26.1ポイント
700点33.3%14.8%↑18.5ポイント
800点15.7%6.6%↑9.1ポイント
900点4.2%1.9%↑2.3ポイント

注目してほしいのは600点です。

公開テストでは上位54.2%、つまり「ほぼ真ん中」。でもIPテスト基準では上位28.1%です。100人中28位ということで、日本全体で見れば上位3割に入るスコアなんです。

 

700点に至っては、IPテスト基準で上位14.8%。これは約7人に1人しか到達できないレベルです。

テン
公開テストの上位%だけ見て「自分はまだまだだ…」と落ち込む必要はありません。公開テストは意識の高い集団の中での順位です。日本全体で見れば、あなたのスコアはもっとすごい。自信を持ってください。

TOEICで「すごい」スコアを取るには何時間必要?

結論:スコアアップで最も重要なのは「勉強の順番」です。正しい順番で取り組めば、業界で言われている時間の半分以下でスコアは伸びます。

 

「何点からすごいかわかったけど、じゃあどうやってスコアを上げればいいの?」と思った方へ。

ここでは、スコアアップに必要な勉強時間とリスニング・リーディングの配分戦略を解説します。

スコアアップに必要な勉強時間の目安

一般的に「TOEICを100点上げるには200〜300時間必要」と言われています。

これは1985年の研究に基づく数値で、TOEIC業界では定説になっています。

もっというと、「Saegusa, Y. (1985) Prediction of English Proficiency Progress. Musashino English and American Literature, 18: 165–185」(武蔵野大学英文学会)という研究データに基づいた数字です。

しかし、イングルートの見解では、正しい手順で勉強すればこの半分以下の時間で100点アップは可能です。

スコアアップ業界標準イングルートの見解
400→600点400〜600時間100〜200時間
500→700点400〜600時間150〜250時間
600→800点400〜600時間100〜200時間
700→900点400〜600時間200〜300時間
テン
「200〜300時間もかかるの…」と思った方、安心してください。正しい手順で勉強すれば、もっと早くスコアは伸びます。ただし、間違ったやり方だと業界標準以上に時間がかかることもザラにあります。

リスニングとリーディングの目標配分

TOEICでスコアを効率よく伸ばすには、リスニングに重点を置くのが鉄則です。

 

2024年度の公開テスト平均はリスニング336点・リーディング279点。リスニングの方が57点も高いです。

つまり、リスニングの方がスコアを取りやすい構造になっています。

 

目標スコアに対するL/R配分の目安は以下の通りです。

目標スコアリスニング目標リーディング目標
600点325点275点
700点375点325点
800点425点375点
900点475点425点

一番大切なのは「勉強の順番」

勉強時間もL/R配分も大事ですが、最も重要なのは「勉強の順番」です。

 

どんなに良い教材を使っても、取り組む順番を間違えると効果は半減します。

逆に、正しい順番で勉強すれば、教材の種類に関係なくスコアは伸びます。

 

勉強の手順を間違えると、業界で言われる「100点アップに200〜300時間」よりも多くの時間が必要になることがザラにあります。

 

一方、勉強の手順さえ間違えなければ、その半分以下の時間でスコアはスイスイ伸びていきます。

スコアが伸びるから、モチベも維持できる。そして目標スコアまで一直線に走り抜けます。

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出身大学別・業種別・現役大学生TOEICスコアランキング

結論:出身大学のTOP10は平均770〜889点、業種のTOP3は総合商社・投資・コンサルで平均807〜835点です。自分のスコアと比較することで「すごさ」のリアルな感覚がつかめます。

 

「実際、どのくらいの大学や業種の人がどんなスコアを取っているの?」と気になりますよね。

ここでは、日経転職版が公表しているランキングデータを紹介します。

出身大学別TOEICスコアランキング

順位大学名平均スコア
1位国際基督教大学889.0点
2位東京大学848.2点
3位東京外国語大学847.7点
4位上智大学827.9点
5位一橋大学813.9点
6位慶應義塾大学799.1点
7位京都大学795.7点
8位早稲田大学784.7点
9位関西外国語大学781.3点
10位大阪大学772.6点

このデータは「日経転職版会員」の平均なので多少の偏りはありますが、上位大学の英語力の高さが伝わります。

 

注目すべきは、TOP10の平均が770〜889点だという点です。

逆に言えば、大学受験の時点で高い英語力を持っている難関大学出身者ですら、平均800点前後。TOEIC800点以上がいかに高いスコアかがわかりますよね。

テン
TOEICでこれらの大学出身者と同等のスコアを取れれば、就活や転職で英語力の評価では互角に戦えるということです。学歴に関係なく、スコアで勝負できるのがTOEICの魅力ですね。

業種別平均スコアランキング

順位業種平均スコア
1位総合商社835.3点
2位投資・投信・投資顧問808.4点
3位コンサルティングファーム・シンクタンク807.5点
4位監査法人780.9点
5位放送・新聞・出版・映像・音響764.6点

総合商社・投資・コンサルの上位3業種は平均800点超えです。

これらの業種で「すごい」と思わせるには、正直900点以上が必要になるかもしれません。

 

一方で、一般的な業種であれば700点台で十分に「英語ができる人材」として評価されます。

自分が目指す業界の平均と比較して、目標スコアを設定するのがおすすめです。

現役大学生のTOEIC平均スコアランキング

上の日経転職版は大学卒業後の社会人のデータです。「現役大学生」のデータも見てみましょう。

マイベストプロ神戸によると、大学/学部/学科別のTOEIC平均点は以下の通りです。

大学名平均スコア
上智大学 国際教養学部938点
国際教養大学920点
東京外国語大学 英語学科877点
国際基督教大学874点
上智大学 外国語学部 英語学科865点
同志社女子大学 国際教養学科783点
早稲田大学 国際教養学部770点
神戸市外国語大学 外国語学部英語学科762点
東京大学 文科三類752点
慶應義塾大学 SFC750点
上智大学732点
東京外国語大学719点
東京大学688点
東京工業大学640点
京都大学628点
一橋大学619点

面白いのは、卒業生ランキングと現役大学生ランキングでスコアが大きく違うことです。

例えば東京大学は、卒業生ランキングでは848点ですが、現役大学生の平均は688点。約160点もの差があります。

 

これは「大学在学中にTOEICを本気で勉強し、卒業後もスコアを伸ばし続けている人が多い」ことを意味しています。

テン
逆に言えば、大学生のうちに700点以上を取れたら、現役の東大生平均を超えているということです。これってめちゃくちゃすごいことですよね。大学名に関係なく、スコアという数字で勝負できるのがTOEICの強みです。

【体験談】TOEIC975点の僕に対する面接官の反応

結論:TOEIC975点で就活に挑んだ結果、面接官の反応はめちゃくちゃ良かったです。体感7割以上の面接でTOEICに触れてもらえました。

 

「実際にTOEICで高スコアを取ったら、面接でどう反応されるの?」と気になりますよね。

ここでは僕自身の就活での実体験をお話しします。

 

僕はTOEIC975点を取ってから就活に挑みました。

エントリーシートにはだいたい「TOEIC何点ですか?」という項目があるので、迷わず「975点」と記入していました。

 

その後たくさんの面接を受けましたが、体感7割以上の面接でTOEICスコアに触れてもらえました。実際の反応はこんな感じです。

面接官「TOEICすごい高いね!留学とかしてたの?」
「ありがとうございます。留学はしてないです。」
面接官「へーそうなんだ。それなのにどうしてこんなに高いスコアを取れたの?」
「戦略立てて勉強しました!」
面接官「実は僕もTOEIC勉強中だから、今度勉強法教えてよ!」
「わかりました!TOEICスクール系の事業もやってるんで、ガンガン教えます!」

TOEICが高いだけで面接官の方は好印象を持ってくれます。

英語の基礎がしっかりできていることの証明になりますし、「主体的に努力できる人材」としてのアピールにもなるんです。

 

また、面接の最初にいきなりTOEICについて聞かれることもありました。ちょっとしたアイスブレイクにもなるので、正直ありがたかったです。

テン
ここで言いたいのは「就活でTOEICはめちゃくちゃ強い」ということです。一般的に700点あれば「英語がすごくできる」という印象を与えられます。難関企業や外資だと800〜900点以上が求められることもありますが、まずは700点を目指すのが良いでしょう。

TOEICスコアを就活・転職でアピールする方法

結論:TOEICスコアは「なぜ学んだか」「入社後にどう活かすか」をセットで語ることで、面接での評価が大きく変わります。

 

「高いスコアを取ったけど、どうアピールすればいいかわからない」という方もいると思います。

実際、企業のTOEIC利用率は87.9%英語活用実態調査)に達しており、TOEICスコアは就職・転職市場での共通言語になっています。

企業が実際に求めるTOEICスコアの実態

「具体的に、どの企業がどのくらいのスコアを求めているの?」と気になりますよね。

まず、IIBCの英語活用実態調査2019による企業全体の統計データです。

用途要件・参考とするスコア(平均)
新卒採用545点
中途採用(英語使用部署)620点
係長・主任への昇進515点
課長への昇進530点
部長への昇進565点
役員への昇進600点
海外出張者の選抜620点
海外赴任者の選抜635点

 

次に、具体的な有名企業のTOEIC基準です。

企業基準スコア用途出典
楽天800点入社時の研修目標楽天公式ブログ
武田薬品工業730点新卒採用(研究開発・管理部門)日本経済新聞(2011年)
ファーストリテイリング(ユニクロ)700点本社社員の基準(2012年〜)プレジデント
日立製作所600〜800点総合職600/管理職650/幹部候補800日本経済新聞(2014年)
トヨタ自動車600〜730点昇進基準(指導職600/主任730)元社員インタビュー(参考
上記の企業データは各出典の報道・発信時点の情報です。現在の基準が変更されている可能性があります。最新の情報は各企業の採用ページをご確認ください。

ここから見えてくるのは、700点以上あれば大手企業の基準をほぼクリアできるということです。

 

楽天の800点は例外的に高いですが、それ以外の大手企業は600〜730点が主流。

つまり、700点を超えれば「企業が求めるレベルを概ね超えている」と自信を持って言えます。

テン
ちなみに、求人サイトで「TOEIC700点/800点」と検索すると、コンサルティングファーム・監査法人・外資系メーカーなどの求人が多数ヒットします。特に800点以上を持っていると、応募できる求人の幅が一気に広がるイメージです。

 

ちなみに記事執筆時点では、TOEIC700点で検索すると例えばこんな求人が出てました。(出典:indeed

そしてTOEIC800点で検索すると例えばこんな求人が出てました。

上記の企業データは執筆時点の情報です。最新の情報は採用ページをご確認ください。

 

ただし、面接や書類でスコアの数字だけを伝えても効果は半減します。

スコアを伝えるときは、以下の3つを意識してください。

TOEICを学んだ理由を語る

「グローバルに活躍したいと思ったから」「海外の方とコミュニケーションを取れるようになりたかったから」など、なぜTOEICを受験しようと思ったのかを具体的に語りましょう。

 

主体性のアピールにつながります。具体的なきっかけのエピソードがあるとさらに効果的です。

入社後にどう活かすかを伝える

スキルをただアピールするだけではなく、「入社後にこう活かせます」と具体的にイメージしてもらうことが大事です。

 

例えば、「海外クライアントとの折衝に英語力を活かしたい」「英語の技術文書を読んで最新情報をキャッチアップしたい」など、志望企業の業務に紐づけて語れると説得力が増します。

大学生ならガクチカとして語る

大学生の場合、TOEICの勉強経験をガクチカ(学生時代に力を入れたこと)として語ることもできます。

私が学生時代に力を入れたことは英語学習です。1年間計画的に勉強したことで、TOEICのスコアを△△点から〇〇点にアップさせることができました。なぜ英語学習に取り組んだかというと、「〜〜」というきっかけがあったからです。目標スコアを取得するためには「〜〜」が不足していると感じたため、「〜〜」をして改善しました。この経験から、「〜〜」ということを学びました。

そのため、TOEICを勉強して一定以上のスコアを取れば、「自分は目標に向かって努力ができる人材です!」とアピールできます。

 

TOEICスコアを100点上げるには一般的に200〜300時間の勉強が必要と言われていますし、世間でもそのように認識されています。(ただし実際には、イングルートで提唱している正しい手順で勉強すればその半分以下の時間で100点上げられる。)

よって、スコアアップの数字は「努力の定量的な証明」になります。目標を立てて達成するプロセスを語れば、「自走できる人材」としてのアピールにもなります。

テン
就活で一番大事なのは「なぜ」と「どう活かすか」をセットで語ること。スコアの高さだけで勝負しようとするのはもったいないです。

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TOEICの「すごさ」に関するよくある質問

Q. TOEICは何点からすごいですか?

A. 一般的に700点以上から「すごい」と言えます。

 

700点は公開テスト受験者の上位33.3%で、偏差値55に相当します。就活・転職でも明確に高評価を得られるラインです。さらに800点以上なら上位15.7%で「めちゃくちゃすごい」、900点以上は上位4.2%で「かなりすごい」レベルになります。

Q. TOEICで自慢できるのは何点からですか?

A. 730点以上が1つの目安です。

 

730点はIIBCの公式評価で5段階中2番目のBランクです。企業が採用・昇進の基準として設定していることも多く、「自慢できる」だけの客観的な裏付けがあります。さらに860点以上ならIIBC最高ランクのA評価で、グローバル企業でも胸を張ってアピールできます。

Q. TOEIC600点はすごいですか?

A. 「すごい」とまでは言えませんが、就活で評価される最低ラインです。

 

公開テスト平均が615点なので、600点は受験者の中では「ほぼ真ん中」です。ただし、IPテスト平均(495点)は大きく超えているので、日本全体で見れば上位3割に入ります。履歴書に書いて問題なく評価されるスコアです。詳しくは「TOEIC600点のレベルを解説」をご覧ください。

Q. 大学生にとってTOEICは何点からすごいですか?

A. 650点以上で大学生の中では「なかなかすごい」、700点以上で就活の武器になります。

 

大学生の公開テスト平均は600点なので、650点あれば平均超えです。また、IPテストの大学生平均は470点なので、500点台でもIPテスト基準では「平均以上」と言えます。大学生のうちに700点を取れたら、現役の東大生平均(688点)を超えるレベルです。

まとめ

「TOEICは何点からすごいのか」をさまざまな視点から解説しました。

改めてまとめると、以下の通りです。

  • 700点以上:「すごい」と言えるライン(上位33.3%・偏差値55)
  • 730点以上:IIBC B評価。就活・転職の評価がさらに一段上がる
  • 800点以上:「めちゃくちゃすごい」(上位15.7%・偏差値61)
  • 860点以上:IIBC最高ランクA評価。グローバル企業でも通用
  • 900点以上:「かなりすごい」(上位4.2%・偏差値67)

一般的な企業であれば700点以上あれば英語力で十分に差別化できます。

外資系や総合商社を目指すなら800〜900点以上を目標にしましょう。

 

大切なのは、今のスコアが何点であっても「正しい手順で勉強すればスコアは必ず伸びる」ということです。

テン
僕も英語偏差値44からスタートして、975点まで伸ばすことができました。勉強のやり方さえ間違えなければ、誰でもスコアは上がります。ぜひ参考にしてください。

 

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