結論:TOEIC800点のレベルは、受験者全体の上位15.7%に位置するハイスコア。一橋大学や慶應義塾大学の卒業生平均スコアと同等レベルで、就活や転職では「すごいですね」と評価を受けられます。年収も上がります。
- 「TOEIC800点ってどれくらいのレベルなの?」
- 「大学で言うとどのくらい?」
- 「就活・転職で評価されるの?」
- 「年収上がる?」
こういった疑問を持っている方は多いと思います。
結論から言うと、TOEIC800点は一橋大学や慶應義塾大学の卒業生の平均スコアと同等レベルで、就活・転職では英語力トップ評価を受けるスコアです。
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495、リーディング480)です!

TOEIC800点のレベルは?上位15.7%のすごさを解説【慶應大学卒業者レベル】
結論:TOEIC800点は受験者全体の上位15.7%に位置し、偏差値61相当のハイスコアです。
「TOEIC800点ってどのくらいのレベルなんだろう?」と気になっていませんか?
スコアが出たとき、あるいは目標として掲げているとき、その数字が持つ意味をちゃんと把握しておきたいですよね。
ということでここからはは、IIBC 2024年度(データが取れる最新年度)のデータをもとに、TOEIC800点のレベルを複数の角度から徹底解説します。
偏差値・正答率・CEFR・公式評価・Part別の目安まで、ひと通り読めば800点という数字の「すごさ」が具体的にわかります。
全体の上位15.7%で偏差値61.3、大学に換算するとMARCH
TOEIC公開テストは、2024年度だけで735,425人が受験しています。
(IPテストも含めると1,776,920人ですが、計算がブレるので今回は考慮しません。IPテストについて知りたい方は「TOEIC IPテストとは?公開テストとの違い・活用法」をご覧ください。)
その中で800点以上を取れているのは推定115,246人。割合にすると上位15.7%です。
つまり、100人受験したら上位16番以内に入るスコアということです。正直、これはめちゃくちゃすごい数字だと思います。
ちなみにどうやって計算したかというと、以下の通りです。
出典:TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2025(2024年度)
偏差値に換算すると61になります。
受験勉強で偏差値60台と考えるとイメージが湧きやすいと思いますが、難関大学(MARCH=明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)のレベルです。
ちなみに偏差値は以下のように算出しています。
2024年度の公開テスト平均は615点、標準偏差は170点(各回のスコア分布から推定)。
800点の偏差値 = 50 + 10 ×(800 − 615)÷ 170 = 60.9 ≒ 61
出典:TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2025(2024年度)、TOEIC Listening & Reading Test 公式データ・資料
2024年度の公開テスト全体の平均スコアは615点(L336・R279)でした。800点はこの平均より185点も上です。
ちなみに、社会人の平均は644点、学生の平均は592点。800点はどちらの平均と比較しても150点以上の差があります。
ぶっちゃけ、平均層とは別次元のスコアと言って差し支えありません。
受験者全体:735,425人 / 平均:615点(L336/R279)
800点以上:推定115,246人(上位15.7%)
社会人平均:644点 / 学生平均:592点
正答率82%で約36問ミス以内
TOEIC L&Rの問題数は200問(リスニング100問・リーディング100問)です。800点を取るためにどれくらい正解すればいいか、気になりますよね。

上表は、TOEICリスニングとリーディングの素点とスコアの換算表です。
たとえば、リスニングの素点が81〜85点の間だったら、370点〜450点を取る可能性があるということです。
また、データが取れる最新年度5年分の受験者全体の平均スコアは以下です。(公開テスト)
| 年度 | リスニング | リーディング | 合計点 |
| 2024 | 336 | 279 | 615 |
| 2023 | 335 | 278 | 612 |
| 2022 | 331 | 277 | 608 |
| 2021 | 331 | 279 | 611 |
| 2020 | 337 | 282 | 620 |
このデータから、リスニングとリーディングの平均点を比較すると、リスニングの方が50点ほど高いことがわかります。
よって、TOEIC800点の平均的な点数構成は、リスニング425点、リーディング375点と言えます。
リスニング425点を取るための正答率はおよそ83%、リーディング375点を取るための正答率はおよそ81%です。
よって、TOEIC800点を取るには、総合で約36問ミス以内に抑える必要があると言えます。
TOEIC800点を取れるPart別正答数の目安
「800点を取るには、各Partで何問正解すればいいの?」という疑問もよく聞かれます。
目標スコアの内訳は前述のように「L425・R375」として仮定して、Part別正答数の目安を教えます。
- リスニング(目標425点≒83問正解)
- Part1(6問):5問正解
- Part2(25問):20問正解
- Part3・4(69問):58問正解
- リーディング(目標375点≒81問正解)
- Part5(30問):26問正解
- Part6(16問):13問正解
- Part7(54問):42問正解
※Partの横についてる(30問)などは、そのPartの問題数を表しています。
この目安を見てどう感じましたか?
ですので、リーディングでは特に「Part5を最優先する」ことが必要になってきます。
Part5対策をすれば、形式が似ているPart6も解けるようになります。
また、Part5を素早く高精度で解けるようになれば、Part7の時間を確保してリーディング全体のスコアを底上げできます。
リスニングに関しては、Part3・4で58問正解が求められます。
69問中58問なので正答率は約84%。難問を1問落としても他でカバーできるよう、先読みを徹底して確実に取れる問題を落とさないことが重要です。
800点はこのように分解して考えると、むやみに高い壁ではないと気づけます。
とにかく「正しい順番」で勉強すれば、着実に届けられるスコアです。
英語ができるTOEIC上級者
TOEIC800点の英語力を一言で表すと、英語ができるTOEIC上級者です。
具体的には、基本的な語彙・文法はほとんど完璧に理解できており、TOEICの問題形式にも慣れています。
リスニングでは、基本問題なら迷うことなく正答の選択肢を選べます。
内容が複雑になったり、間接的な応答が出てきたりしても、明確な根拠を持って解答できる問題が多いです。
リーディングでも、Part5やPart6、Part7のシングルパッセージ(1つの文書に関する問題)であればスラスラ解けます。
中には、試験時間内に解き終えることができる力を持っている方もいます。
CEFR B2で英検準1級と同程度のレベル

CEFR(セファール)とは、外国語の習熟度や運用能力をはかる国際的な指標です。
上記の文部科学省のデータによると、TOEIC800点はCFFR B2程度です。
TOEIC800点は公式の5段階のコミュニケーション能力評価で上から2番目のレベル
「PROFICIENCY SCALE」によると、TOEIC800点はA〜Eの5段階評価のうち、B評価(730点以上)です。
B評価は「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている」レベルで、非ネイティブスピーカーとのコミュニケーションにおいて日常的な会話なら問題なく内容を理解できます。
応答についても、文法・構文的に間違うこともありますが、自分の意思を相手に伝えられる英語力を備えています。
ビジネスシーンでの会議等、業務上で英語を使う際にも大きな支障はないでしょう。
ただ、ネイティブスピーカーの日常的な会話のスピードについていくのはまだ難しく感じる方が多いです。
ちなみに、「TOEIC L&R スコアの5段階評価(Proficiency Level)」の各レベルの評価は以下の通りです。
B(730〜855点): どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を持っている
C(470〜725点): 日常的な範囲なら、コミュニケーションができる
D(220〜465点): 通常会話で最低限のコミュニケーションができる
E(10〜215点): コミュニケーションができるとは言えない
出典:IIBC公式「PROFICIENCY SCALE」
・600点のレベルについては「TOEIC600点のレベル」で詳しく解説しています。
・750点のレベルについては「TOEIC750点のレベル」もあわせてご覧ください。
・850点のレベルについては「TOEIC850点のレベル」もあわせてご覧ください。
・900点のレベルについては「TOEIC900点のレベル」へ。
TOEIC800点は大学で言うとどのレベル?
結論:TOEIC800点は大学生の平均(2024年度は600点)を200点上回り、一橋大学や慶應義塾大学の卒業生平均と肩を並べるレベルです。
「大学で言うとどのくらいのレベルなの?」と気になる方、多いと思います。
数字だけ見てもイメージが湧きにくいので、大学生のデータや有名大学の卒業生スコアと比較してみましょう。
大学生の平均より200点高いスコア
「自分の大学でTOEICを受けたら、どのくらいの位置なんだろう?」と思ったことはありませんか?
IIBC(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会)が2024年度に発表したデータによると、
公開テストを受験した大学生全体の平均スコアは600点です。
800点は大学生の平均より200点も上。
はっきり言って、大学生の中では圧倒的に高いスコアです。正直、これだけで就活で一歩リードできるレベルです。
さらに細かく見てみると、大学生の学年別平均スコアは以下のとおりです。
- 大学1年生:555点(L303/R252)
- 大学2年生:589点(L322/R267)
- 大学3年生:602点(L328/R274)
- 大学4年生:613点(L335/R278)
ちなみに、公開テストでの大学院生の平均は640点(L342/R297)です。
大学院に進学して英語をしっかり勉強している層でも、平均は800点に全然届いていません。
一方、大学でよく使われるIPテストで見るとどうでしょう。
大学生のIPテスト平均は470点で、公開テストの平均(600点)をさらに130点下回ります。
IPテストは入学直後に受験させる大学も多く、
- 英語学習のモチベーションがまだ高まっていない大学生
- 強制的に受けさせられた大学生
が多く含まれています。
この層と比較すれば、800点は上位数%どころか、それ以上の希少性があるレベルと言っていいでしょう。
一橋大学や慶應義塾大学出身者のTOEICスコアと同程度
「有名大学の学生と比べるとどうなの?」という疑問を持つ方も多いですよね。
日経転職版によると、大学出身者のTOEICスコア平均点が800点付近の大学は以下の通りです。
- 東京大学:848.2点
- 東京外国語大学:847.7点
- 上智大学:827.9点
- 一橋大学:813.9点
- 慶應義塾大学:799.1点
- 京都大学:795.7点
- 早稲田大学:784.7点
- 関西外国語大学:781.3点
このデータで注目したいのは、一橋大学の卒業生平均が813.9点、慶應義塾大学が799.1点という点です。
TOEIC800点を取れれば、一橋大学や慶應義塾大学の卒業生の平均スコアと同等か、それを上回るレベルに達することになります。
これはめちゃくちゃわかりやすい「800点の価値」の示し方だと思います。
就職活動や転職活動の場面では、学歴でも企業は人を評価しますが、TOEICスコアはそれとは独立した「英語力の客観的な証明」として機能します。
学歴に関わらず、800点というスコアは「一橋大・慶應大の卒業生平均と同じ英語力を持っている」という説得力ある証拠になるわけです。
また、東京大学の卒業生平均が848.2点である点も確認してください。
「東大卒業生でも平均848点」ということは、東大生の中でも800点を取れていない人が相当数いるということです。
それを踏まえると、800点がどれだけ高い水準かが伝わってきますよね。
ただし、このデータはあくまで「卒業生全体の平均」です。この数字をそのまま「○○大学の英語力」と解釈するのは注意が必要です。
早稲田大学の国際教養学部の大学生レベル
上では大学卒業生のTOEIC平均点を見ました。
次は現役大学生のTOEIC平均点も見てみましょう。マイベストプロ神戸によると、大学/学部/学科別のTOEIC平均点は以下です。

以上の大学には帰国子女など英語力が高い学生が多く在籍しています。
そして800点以上だと、早稲田大学や同志社女子大学の国際教養系学部・学科よりも高いです。
大学名だけの比較には注意が必要
ここまでの話から「じゃあ慶應大学の卒業生はみんな800点近いの?」と思った方、それは少し違います。
大学名で括ったスコアは、あくまで「その大学の卒業生がTOEICを受験した際の平均」にすぎません。
学部によって英語の必要性は大きく異なりますし、就職活動や内定後の企業からの指示でTOEICを受験するモチベーションの高い層が集まりやすいという偏りもあります。
もう一点、超重要な事実があります。大学生の専攻別スコアを見てみましょう。
- 文系(教育・芸術・言語等):613点
- 社会/法学系:629点
- 会計/ビジネス/経済系:612点
- 科学(情報・数学・物理等):578点
- 工学/建築:559点
文系の中でも高いスコアを示す「社会/法学系」(629点)と、「工学/建築」(559点)を比べると、70点もの差があります。
同じ「大学生」でも専攻が違うだけでこれだけ差がつくんです。
さらに、同じ大学内でも英語系学部と理工系学部では200点以上の差がつくことも珍しくありません。
つまり「○○大学の平均スコア」という一つの数字には、学部間の大きな差がすべて平均化されて隠れているわけです。
それでも、「一橋大・慶應大の卒業生平均と同等のスコア」という事実は、800点の価値を伝えるうえでとても説得力があります。
「大学の平均」というフィルターを通したデータであることを踏まえた上で、800点の高さの目安として参照してください。
TOEIC800点の就活・転職・昇進での評価
結論:TOEIC800点は、就活・転職で「英語力トップ評価」を受けるスコアであり、総合商社やコンサルティングファームの社員平均とほぼ同等です。
「800点って、実際に就活や転職で評価されるの?」と思っている方は多いと思います。
正直に言うと、めちゃくちゃ評価されます。
就活の場面でも、転職・昇進の場面でも、800点はひとつの明確な「英語力の証明」として機能するスコアです。
ということでこのセクションでは、具体的なデータをもとに800点がどのように評価されるのかを解説します。
就活では「英語力トップ評価」
「TOEICのスコアって、就活の評価に本当に影響するの?」と思っている方もいますよね。
まず、企業のTOEIC利用率から見ておきましょう。
2019年時点では企業のTOEIC利用率は50%でしたが、2021〜2022年には87.9%に急増しています(IIBC調査)。
英語力を判断するための指標として、TOEICスコアはもはや「あれば加点」ではなく「企業が標準的に参照する基準」になっているわけですね。
では、就活において何点が評価されるのでしょうか。
僕が100人以上の指導実績、および彼/彼女からの情報をもとにまとめた目安がこちらです。
- 600点以上:英語力を示す最低ライン
- 700点以上:英語力で差別化できるライン
- 800点以上:外資系・グローバル企業で評価されるライン
800点は就活における「英語力トップ評価」ゾーンです。
外資系企業やグローバル展開している日本企業では、800点以上が英語力の評価基準として使われることが多くあります。
総合商社・コンサル業界の社員平均と同等
「800点って業界的にどのレベルなんだろう?」と思う方もいますよね。
先ほど大学別のデータで紹介した日経転職版の同じ調査で、業種別のTOEIC平均スコアも公表されています。
- 1位:総合商社 835.3点
- 2位:投資・投信 808.4点
- 3位:コンサルティングファーム 807.5点
- 4位:監査法人 780.9点
- 5位:放送・新聞・出版・映像・音響 764.6点
このデータで注目してほしいのは、投資・投信の平均が808.4点、コンサルティングファームの平均が807.5点という点です。
つまり、TOEIC800点は投資・投信やコンサルティングファームといった英語力が高い職場で実際に働いている社員の平均スコアとほぼ同等ということです。
あの総合商社の平均は835.3点ですから、800点はその一歩手前というイメージです。
ぶっちゃけ、業界のプロフェッショナルと肩を並べるレベルと言っても過言ではありません。
しかも、このデータは「既に働いている社員の平均」です。
就活生・転職希望者としてこのスコアを持って臨む場合、同業他社の応募者の中でも高い評価を受けられます。
はっきり言って、かなり強力なアピール材料になります。
昇進・海外赴任・社費留学のチャンスが広がる
「就活だけじゃなく、社会人になってからも800点は意味があるの?」という疑問を持つ社会人の方も多いと思います。
答えは明確にYESです。800点は就職後のキャリアにも継続して影響を与えます。
IIBCの2024年度データで、役職別のTOEICスコアを見てみましょう。
- 役員:686点
- 部長:672点
- 課長:651点
- 係長:625点
- 一般社員:628点
このデータを見てどう感じましたか?
つまり、800点を持っていれば職場の役員・部長クラスの平均スコアをも上回る英語力を持っているということです。
多くの企業は、海外赴任や社費留学の選考でTOEICスコアを重要な評価基準にしています。「800点以上」を条件としている企業も少なくありません。
役員や部長の平均スコアを大きく超えている事実は、昇進・抜擢の場面でも説得力のある実績として機能します。
また、職種別のデータでは、「海外職種」の平均が724点になっています。
ここから、800点があれば、海外関連のポジションへの配置・転換でも引き上げられる可能性が高まると言えます。
年収への影響
「スコアが上がったら年収も上がるの?」というのは、気になるポイントですよね。
dodaの調査データによると、TOEIC800点保持者の平均年収は487万円です。
一方、スコアなしの場合の平均年収は379万円。その差は108万円になります。
108万円は1ヶ月あたりにすると9万円の差です。
毎月9万円分の差が積み重なっていくと考えると、スコアを取るための勉強時間への投資対効果は非常に高いと言えます。
さらに、日経転職版の調査では、800点以上保有者の平均年収は855万円というデータもあります。
500点未満保有者の平均スコアは703万円なので152万円の差。
ここからスコアが上がるほど年収水準が高い職種・ポジションに近づくことができ、年収が上がる傾向が見えます。
TOEIC800点は大学・大学院で活用できる?
結論:TOEIC800点を取れば大学・大学院で多大なメリットを享受できる
ここまでは主に就職中・就職後の話でしたが、大学/大学院での活用についても見ていきましょう。
一部の大学・学部では、一定以上のTOEICスコアを取ることで英語試験が免除されたり、単位が認定されたりすることがあります。
基準となるスコアは大学・学部により異なりますが、そのような優遇制度を受けるには500点程度が条件として求められることが多いです。
TOEIC800点は500点より300点も高いので、所属している大学・学部に優遇制度があるならほぼ確実に利用できるでしょう。
また、大学院入試でもTOEICは活用されており、たとえば地方国立大学の大学院ではおおむね600点程度が最低条件で求められることが多いです。
難関と言われる旧帝大の大学院でもおおむねTOEIC700点程度が条件として求められています。
TOEIC800点あれば日本におけるほとんどの大学院の条件を満たしているため、大学院の選択肢がぐっと広がリます。
TOEIC800点は「大したことない」のか?
結論:「大したことない」は間違いです。上位15.7%・一橋大学卒業生平均と同等のスコアを、データが証明しています。
「TOEIC800点くらい別に大したことないよ。」
こんな言葉を聞いたことがある方もいるんじゃないでしょうか。
正直、この言葉はかなり耳が痛いと思います。800点を目指して必死に勉強しているのに、「大したことない」と言われたら気が萎えますよね。
でも、はっきり言います。そのコメントは、データを見ていない感情論です。
「大したことない」と言われる3つの理由
なぜ800点が「大したことない」と言われるのか、まず理由を整理しておきましょう。
理由はだいたい3つに集約されます。
「900点以上の人から見ると低く見える」
1つ目は「900点以上の人から見ると低く見える」という問題です。
TOEICは990点満点です。スコアが高い人ほど「800点?まあ普通じゃないですか」という感覚になりがちです。
TOEICのスコアは英語力そのものではない
2つ目は「TOEICのスコアは英語力そのものではない」という批判です。
ぶっちゃけ、これは正しいんです。
TOEIC800点を取れても英語がスラスラ話せるわけではないし、高得点域はテストに最適化された「TOEIC力」の世界になっていきます。
僕自身、特に900点を超えてからは「勉強しても英語力が伸びている実感がほとんどなかった」と正直に感じていました。
この批判には、一定の根拠があります。
3つ目は「外資系では800点では弱い」という声です。
確かに、一部の外資系企業では900点以上を求めるケースもあります。
また、英語圏での実務経験がある人から見れば、「TOEICのスコアと実際のビジネス英語力は別物」と感じることもあるでしょう。
データで見る800点の本当の価値
批判の理由を認めた上で、改めてデータで800点の価値を確認しましょう。
まず、受験者全体の上位15.7%というのは、感情論ではなく公式データです。
2024年度に公開テストを受験した735,425人のうち、800点以上を取れているのは推定115,246人しかいません。
100人受けたら上位16番以内に入れる数字です。「大したことない」という人は、この数字をどう説明するのでしょうか。
次に、一橋大学(813.9点)や慶應義塾大学(799.1点)の卒業生平均と同等というデータも見逃せません。
どちらも日本トップクラスの大学です。その卒業生の平均スコアと肩を並べるレベルが「大したことない」なら、国内の英語力基準が根本的におかしいということになります。
さらに、総合商社の社員平均は835.3点、コンサルティングファームは807.5点です。
これは、厳しい英語の使用環境で実際に働いているプロフェッショナルの平均スコアです。800点はその水準とほぼ同等に位置しています。
そして、役員でも平均686点、部長でも672点というIIBCのデータも重要です。
企業の上位ポジションにいる人たちの平均スコアすら、800点にはるかに届いていません。800点は、職場の管理職層の平均スコアを100点以上も上回るレベルです。
TOEICは英語力のすべてを測れるスコアではないかもしれない。
でも、TOEIC800点が上位15.7%なのは紛れもない事実です。この事実そのものが、あなたの英語への本気度と実力の証明になります。
「大したことない」という声に気を取られて勉強のモチベーションを落とすのはもったいないです。
800点が「すごいスコアかどうか」を、感情論ではなくデータで判断してください。
TOEIC800点は明確に「すごい」です。
なお、「TOEICは何点からすごいのか」という疑問をさらに詳しく知りたい方は、「TOEICは何点からすごい?」もあわせてご覧ください。
TOEIC800点を取るのに必要な勉強時間
結論:TOEIC800点への勉強時間は、現在のスコアと勉強の正しさによって大きく変わります。正しい手順でやれば、一般的に言われてる時間より短い時間で到達できます
「TOEIC800点を取るのにどれくらいかかるんだろう?」と気になっている方は多いと思います。
ネットで調べると「400時間」「600時間」「1年以上」などいろんな情報が出てきて、どれが正しいのかわからなくなりますよね。
結論から言うと、必要な勉強時間は現在のスコアによって異なります。
そして、正しい順番で勉強できているかどうかで、かかる時間がめちゃくちゃ変わります。
スコア別の勉強時間目安(イングルート独自の見解)
「自分はあと何時間くらいで800点に届くんだろう?」
この疑問、すごく現実的ですよね。現在地がわからないまま「がんばる」では、ゴールが見えなくてモチベーションが続きません。
- 400点→800点:600〜700時間
- 500点→800点:450〜550時間
- 600点→800点:250〜350時間
- 700点→800点:100〜200時間
※ただし闇雲にやると上記の2〜3倍かかることもある
400点からのスタートだと基礎固めが必要になるので、勉強時間は長めに見たほうが良いです。
一方で600点以上からのスタートなら基礎ががっちり固まっているので、正しい戦略で対策すれば案外すぐに800点に届きます。
業界標準との比較
ちなみに、TOEIC業界では「TOEICのスコアを100点アップさせるには200〜300時間程度必要」とよく言われます。
これに基づいて計算すると、TOEIC800点を取るために必要な勉強時間は以下の通りです。
- TOEIC400点から800点:800〜1200時間
- TOEIC500点から800点:600〜900時間
- TOEIC600点から800点:400〜600時間
- TOEIC700点から800点:200〜300時間
「TOEICのスコアを100点アップさせるには200〜300時間程度必要」という数字には出典があります。
「Saegusa, Y. (1985) Prediction of English Proficiency Progress. Musashino English and American Literature, 18: 165–185」(武蔵野大学英文学会)です。
昔はまともに参考書もなかったですし、そもそも英語/TOEICの勉強方法も確立されていない。ネットで調べることもできない。
でも今はネットでいくらでも情報を調べられますし、アプリといった学習を効率化させる道具も存在しています。
よって、「TOEICのスコアを100点アップさせるには200〜300時間程度必要」という数字は、現代ではあまり信頼できません。
しかし、やり方を間違えると、100点アップに200〜300時間かかることはぶっちゃけ普通にあります。
なんなら、200〜300時間勉強しても100点上がらないこともあります。
勉強時間の考え方については「TOEICに必要な勉強時間は?スコア別の必要期間を975点が解説」もご覧ください。
TOEIC800点を取るための勉強法
結論:TOEIC800点を取るには勉強の順番が重要。800点に届かない人の多くは、勉強量が足りないのではなく、勉強の順番が間違っています。
「どんな参考書を使えばいいの?」という質問、、過去のTOEIC指導の中で山ほど受けてきました。
でも正直、教材選びよりも大事なことがあります。どの順番で何を勉強するか、ということです。
ということでこのセクションでは、800点到達のための勉強法を「何をどの順番でやるか」という軸で解説します。
まず自分のスコアを正確に把握する
「勉強を始めたいけど、まず何から手をつければいいの?」と迷っている方、多いと思います。
その答えは明確です。最初にやることは、勉強ではなく自分のスコアの把握です。
ぶっちゃけ、これをやらずに勉強を始めるのは、地図も羅針盤も持たずに海に出るようなものです。
現在地がわからなければ、どのルートを取ればいいかも決まりません。
自分のスコアを把握する方法は大きく分けて3種類あります。
- TOEICを実際に受験する(1日潰れる&スコアがわかるまで時間がかかるのでおすすめしない)
- TOEICの模試を解く(めちゃくちゃ疲れる&〇〇〇点というスコアではなく、〇〇〇点〜□□□点と幅のあるスコアしか診断できない)
- アプリを使う(楽だから推奨)
この中でも特におすすめなのがアプリの利用です。
そして、アプリの中でも特におすすめなのが「Santaアルク」です。

「Santaアルク」の画面
「Santaアルク」は無料で使えるうえ、たった12問のテストを受けるだけでスコア診断ができます。
\ 無料でスコア診断をしてみる! /
Santaアルク
![]()
次にやることを決める
現在のスコアが把握できたら、次のステップが明確になります。
600点台なら語彙・文法の強化と苦手パートの整理が最優先です。700点台であれば弱点パートの潰し込みが効きます。
逆に言うと、現在のスコアがわからないまま「なんとなく全部やる」という勉強法が、最も時間を無駄にするやり方です。
スコアを把握したら、次に「何が足を引っ張っているか」を特定します。
リスニングが弱いのかリーディングが弱いのか、Part別でどこが落ちているのか。この分析が、勉強法の設計の出発点です。
語彙力を鍛える
800点レベルの語彙力を身につけるには「銀フレ」「金フレ」などTOEIC英単語帳は必須です。
さらに、問題演習で登場したわからない英単語を調べ、ノートにまとめることを癖づけましょう。
また、TOEIC800点を取るには、「単語の意味をただ知っているだけ」では不十分です。
「単語を見た/聞いた瞬間、意味がわかる」状態にまで英単語の定着度を上げることが必要になってきます。
そのためには、やはり反復が大切です。見た瞬間に意味が思い出せない英単語を、何度も何度も繰り返し覚え直しましょう。
苦手パートを克服する
「勉強はしているのに、なぜかスコアが頭打ちになってしまう……」
この状態を引き起こす最大の原因は「得意なパートばかり勉強していること」です。
例えばTOEIC600点の人と800点の人を比較すると、「全体の解答の精度」が大きく異なります。
600点台の人は「なんとなく正しそう」で選んでいます。800点以上の人は「この選択肢は文法的に〇〇だから正解」という明確な根拠を持って解いています。
この「精度」の違いは、得意パートを何時間磨いても生まれません。
苦手パートに向き合い、根拠を持って解ける問題の範囲を広げることでしか、精度は上がりません。
得意なパートの問題をやっているときは気持ちいいんです。正解が続くと「勉強してる感」が出ます。でも、スコアが伸びない理由はそこじゃない。苦手パートを放置したまま得意パートだけ磨いても、精度の壁を突破することはできません。
特に700点台から800点台への突破においては、弱点パートの潰し込みが最優先です。
自分の弱点がどこにあるかを特定し、そのパートの対策に時間を集中投下することが、最も効率的な得点の伸ばし方です。
ここからは各Partの攻略の方向性を整理しておきます。
リスニング(Part1〜4)
800点目標時のリスニングの目標配点はL425です。Part1で5/6、Part2で20/25、Part3・4で58/69を目指します。
正直、リスニングは伸ばしやすいです。リーディングに比べて平均点が高いことからもわかるように、正しい練習を積めばスコアに反映されやすいパートです。
リスニングの精度を上げるために800点台で特に重要なのは、オーバーラッピングとシャドーイングです。
スクリプトを見ながら音声に重ねて発音するオーバーラッピングで音のパターンを体に染み込ませ、その後スクリプトなしのシャドーイングで自動化します。
また、Part3・4では先読みの精度が800点台と700点台を分けます。
先読みを25〜30秒に圧縮できれば、聞きながら解答を選ぶ余裕が生まれます。
リーディング(Part5〜7)
リーディングの目標配点はR375です。800点目標時の理想時間配分はPart5を8〜10分、Part6を10〜12分、Part7を55〜57分です。
TOEIC800点突破のカギを握るのはPart5です。
800点を目指す段階で、Part5目標にして欲しいのは1問16〜20秒・26/30問正解です。
Part5の精度/解答スピードを上げるには、問題の反復練習がめちゃくちゃ効きます。ただし、ただ解くだけでは不十分です。
「なぜこの選択肢が正解なのか」という根拠を言語化できるようになることが、精度/解答スピードアップの核心です。
定期的にスコアを測定する
「ちゃんと勉強しているのに、自分の実力がどのくらい伸びているのかわからない……」という方、多いんじゃないでしょうか。
それをはっきりさせるには、2週間に1度程度の定期的なスコア測定が欠かせません。
必ずスコアを定期的に測定して、勉強法のPDCAを回してください。
ただし、測定のたびに2時間の模試を解くのは非効率です。時間と体力の消耗が大きいわりに、頻度よく測定できないという問題があります。
そこでおすすめなのが、先ほども紹介した「Santaアルク」の活用です。
ちなみにスコアの測定には、もうひとつ重要な意味があります。
「どこが伸びていて、どこが伸びていないか」を可視化することです。
勉強を続けていても、同じ弱点が毎回出てくるなら、やり方を変えるサインです。
測定結果をもとに「次の2週間は何を重点的にやるか」を決める。このサイクルを回すことが、800点への最短ルートになります。
より詳しいスコア別の勉強法はLINE特典を見てください
スコア別のさらに詳細な勉強法をまとめた資料は、公式LINE友達追加の特典として、無料で受け取れます。
具体的には、「0→900点ロードマップ」にスコア別の勉強法を徹底的に記載しています。
また、公式LINE友達追加では以下の特典もすべて無料で受け取れます。
- 975点取るために実践した全勉強法
- 試験直前から50点上げるチェックリスト
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- 単語の推測力が一気に伸びる「語源辞典」
- TOEICで特に重要な「前置詞大全」
TOEIC800点を取れるPart別正答数の目安
TOEIC800点を目指す場合、Part別の正答数の目安は以下のとおりです。
| 問題数 | 正答数 | |
| Part1 | 6問 | 5問 |
| Part2 | 25問 | 20問 |
| Part3 | 39問 | 31問 |
| Part4 | 30問 | 23問 |
| Part5 | 30問 | 26問 |
| Part6 | 16問 | 13問 |
| Part7 | 54問 | 42問 |
TOEIC800点を取るための参考書ルート
TOEIC800点を取るために、以下の順番で参考書を使いましょう。
- 英単語帳
- パート別対策書
- 実践問題集
英単語帳
英単語帳で語彙力を強化することは必須です。
パート別対策書
英単語や英文法の学習がある程度進んできたら、次の段階です。パート別に特化した対策書を使いましょう。
人には得意不得意があります。そのため、800点を取るための戦略は人により異なります。
もしリスニングが得意なら、たとえばPart3・4でスコアをさらに稼げるよう学習を進めていくことは大いに効果的です。
また、「Part5が苦手だからこそ、Part5特化の参考書でしっかり対策する」というやり方も有効でしょう。
実践問題集
最後に使うのは、公式問題集などの「実践問題集」です。実践問題集を使う目的は6つあります。
- 形式に慣れること
- 時間配分の感覚を身につけること
- 120分間(TOEICの試験時間)集中する体力を身につけること
- 知識の抜け漏れを把握すること
- 苦手パートを把握すること
- スコアの伸び方を把握して今の勉強法が適切かどうか判断すること
TOEIC800点を取るためにおすすめの参考書/教材
TOEIC参考書を選ぶときは以下の2点に注目しましょう。
- 参考書の難易度
- 参考書の出版年度・新しさ
①について、簡単すぎる参考書を使ってしまうと、学ぶことが何もなくお金が無駄になってしまいます。
逆に、今の自分のレベルより遥かに高い難易度の参考書だと、わからないことが多すぎて挫折してしまいます。
参考書を選ぶときは「今のレベルより少しだけ高い難易度」のモノを選ぶことが重要です。
②について、特に最近はTOEIC本番の難易度が上がっていると言われています。
この難化傾向に対応した参考書を選べば、本番でも焦ることなく問題を解ける力が身につきます。
また、TOEICは2016年5月から「新形式」に改訂されました。
そのため、参考書を選ぶときは必ず「新形式対応」と書かれているものか、出版年度が2016年5月以降になっているモノを選びましょう。
さて、ここからTOEIC800点以上を取るためにおすすめの参考書や教材を紹介します!
TOEIC 出る単特急 金のフレーズ

TOEICの超定番英単語帳です。TOEIC対策をする方ならみんな持っていると言っても過言ではありません。
以下のように単語がレベル別に分けられているので、自分の目標スコアを達成するために必要な英単語を過不足なく覚えられます。
- 600点レベル(400単語)
- 730点レベル(300単語)
- 860点レベル(200単語)
- 990点レベル(100単語)
TOEIC公式問題集

TOEICの実践演習をするのに特におすすめしたい問題集です。
「公式」というだけあって本番に近い難易度・形式の問題が掲載されています。
そのうえ、本番と同様のスピーカーが音声の収録を担当しているので、限りなく実践に近い形で問題演習できます。
現在、冊子・バージョンは1〜12まであり、12が最新です。
問題集としては価格が少し高いですが、本気でTOEICを勉強するなら最低1冊は持っておきたい問題集です。
公式TOEIC Listening &Reading 800+

「難問」に特化した問題集です。過去のテストで正答率が低かった問題をパート別に掲載しています。
TOEIC800点を取るためには、基本的な問題は確実に正答できるようになったうえで、難問も解けるようになることが必要になってきます。
難問を解けるようになるには、やはり問題演習が大切です。
上で紹介した公式問題集でも難問対策はできますが、それでは物足りないと感じた場合はこの問題集を使うと良いでしょう。
ただしかなり難易度が高いので、この問題集を使用するのは「700点以上を安定して取れるようになってから」にしましょう。
公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リーディング編

TOEIC800点を取るには、リーディングでもしっかり得点することが重要です。
しかし、上で紹介した公式問題集には、1冊あたりリーディングは100問×2セットしか収録されていません。
そこでおすすめなのが「公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リーディング編」です。
本番の形式に近いPart5・Part6・Part7の問題が1セット18〜20問、合計20セットで計377問収録されています。(トレーニング2)
ただし1つ注意点があって、「公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リーディング編」は2種類あります。
- 公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リーディング編(2017/6/23発売)
- 公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング 2 リーディング編(2023/12/4発売)
購入する場合は、最新の問題傾向を反映した「トレーニング2」を選ぶようにしてください。
公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リスニング編

TOEIC公式が出版しているリスニングの問題集です。
上で紹介した「リーディング編」の姉妹書ですね。
以下の2冊ありますが、購入する場合はより新しい「トレーニング2」を選びましょう。
- 公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リスニング編(2017/6/23発売)
- 公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング 2 リスニング編(2023/12/4発売)
公式の問題集だけあって、本番に近い形式の問題が載っているのがポイント。
問題量も「380問」(トレーニング2)と多いので、実践的に問題演習の経験をどんどん積めます。
「公式問題集だけでは物足りない」と感じた方は、こちらの問題集を使って演習量を増やすのがおすすめです。
TOEIC L&R TEST パート1・2特急 II 出る問 難問240

TOEICパート1・2の難問が240問掲載されており、パート1・2の演習を積むのに役立ちます。
TOEIC800点を取るには、TOEICパート1・2で確実に高得点を取れるようになることが重要です。
しかし、特にパート2の「間接的な応答問題」を苦手とする方は多いです。
また、比較的易しいPart1やPart2の「直接的な応答問題」でも、明確な根拠を持たず「勘」で解いてしまっている方は一定数います。
TOEIC L&R TEST 音読特急 速聴力をつける

Part3・4の問題を使って根本的なリスニング力を強化できる参考書です。
速度を変えながら音読トレーニングをするのが特徴。音読のメリットは3つあります。
- 正しい発音を理解できる
- 英語のスピードに慣れることができる
- 語彙力・文法力が身につく
問題は、Part3が13セット合計39問、Part4が10セット30問収録されています。スクリプト・音声の難易度は本番と同程度です。
「TOEIC L&R TEST 音読特急 速聴力をつける」は、リスニングで伸び悩んでいる方におすすめです。
TOEIC 文法問題 でる1000問

TOEICのPart5の文法問題が1049問掲載されている問題集です。
とにかく網羅性が高いのが特徴。圧倒的なPart5解答力を身に付けたい方は、でる1000問を使いましょう。
参考書を選ぶ際の注意点
「ここまで参考書を紹介してもらったけど、他にも良さそうな参考書があったら試してみていいの?」と思った方もいると思います。
教材はシンプルに絞るべきです。あれこれ手を出すのが、最も非効率な使い方です。
1冊を使い切る前に次の参考書が気になる。
これは多くの方が経験する罠です。「もっと良い教材があるかも」という神経質な教材選びは、時間とお金を無駄にするだけです。
金フレを何周もやり込んだ人と、5冊の単語帳を1周ずつ浅く使った人では、確実に前者の方がスコアが伸びます。
これは「記憶の仕組み」として当然の話です。
参考書を選ぶ際の基準は3つです。
- 自分の現在のスコアに合っているか
- TOEICに特化しているか
- 他の参考書との相性が良いか
1つ目は、自分の現在のスコアに合っているかという点です。
レベルに合っていない参考書は、やってもやっても効果がほぼゼロです。難しすぎる教材はモチベーションを折り、簡単すぎる教材は時間を無駄にします。
2つ目は、TOEICに特化しているかという点です。大学受験向けの単語帳や、英会話系の参考書は800点目標には不向きです。
TOEICには一般の英語学習ではカバーしきれないビジネス特有の問題傾向があります。
そして3つ目、これが一番難しいんですが、他の参考書との相性です。
TOEICの参考書はそれぞれ独立しています。しかし、状況に合わせて相互に補完できる参考書を選ぶことが体系的な学習のためには重要です。
ちなみに
自分で参考書の相性を考えるのは難しいと思うので、公式LINEでは以下の特典のほか、体系的な学習を実現する方法を案内しています。
TOEIC800点に関するよくある質問【Q&A】
TOEIC800点を目指す方から、特によく寄せられる質問を3つ取り上げます。それぞれ簡潔にお答えします。
- 「何ヶ月かかる?」
- 「何が必要?」
- 「楽天の内定取り消しって本当?」
Q1. TOEIC800点は何ヶ月で取れる?
結論:現在のスコアによって変わる。700点台からなら1〜2ヶ月、600点台からなら2〜3ヶ月、500点台からなら3〜6ヶ月が目安です。
「何ヶ月で800点に届くの?」と気になっている方は多いと思います。結論から言うと、現在のスコアによって大きく変わります。
目安としては、以下のように考えていただくと良いです。
- 1ヶ月:700点台からであれば可能
- 2ヶ月:600点台から毎日5時間集中できれば現実的
- 3ヶ月:600点台からでも無理なく目指せる
- 6ヶ月〜:400点台から
「1ヶ月で800点」は、700点台のスコアをすでに持っている方なら、戦略的に弱点パートを集中攻略することで十分届きます。
「2ヶ月で800点」は、600点台の方が毎日5時間集中できれば現実的な数字です(めちゃくちゃきついですが)。
Q2. TOEIC800点を取るには何が必要?
何から始めればいいかわからない方に向けて、必要な要素を3つに絞って整理します。
- 正しい勉強の順番
- 語彙力強化
- 体系的な学習
1つ目は、正しい勉強の順番です。
まず自分のスコアを正確に把握し、語彙力の強化 → 苦手パートの克服 → 定期的な測定というサイクルを守ることが最優先です。
2つ目は、語彙力です。
語彙力が800点攻略の土台になります。TOEIC頻出の英単語の意味が瞬時に出てくるレベルまで反復することが目標です。
2つ目は、体系的な学習です。
学んだ知識を体系的に繋げながら学習しなければTOEIC800点には到達できません。
公式LINEでは以下の特典のほか、体系的な学習を実現する方法を案内しています。
Q3. 楽天のTOEIC800点で内定取り消しって本当?
結論:「内定取り消し」は正確ではありません。入社後の昇進条件として800点が関係する形です。
「楽天のTOEIC800点で内定取り消し」という話を目にしたことがある方も多いと思います。
報道によると、楽天は2019年ごろ、TOEIC800点未満の社員に対して英語能力向上プログラムの受講を義務付けた、という動きがありました。
楽天はグループ内の公用語を英語にしていることで知られており、社内での業務遂行に一定の英語力水準を求める方針をとっています。
ただし、これは「800点未満の学生の内定を取り消す」という制度とは異なります。
正確な制度内容は企業・時期によって変わるため、採用情報や説明会で最新情報を確認することをおすすめします。
ただ、このような報道がある事実自体が、800点というスコアのポジションを示しています。
グローバル企業で「英語ができる社員」として評価されるための、ひとつの明確な目安として800点が使われていること。
これは間違いありません。800点を目標に設定する動機として、ぜひポジティブに受け取ってください。
まとめ
結論:TOEIC800点は受験者全体の上位15.7%に位置し、一橋大学・慶應大学の卒業生平均と同等のハイスコアです。
この記事では、TOEIC800点のレベル・すごさ・大学換算・就活での評価・勉強時間・勉強法・おすすめ参考書を解説しました。
800点は簡単に取れるスコアではありません。でも、正しい順番で正しい勉強をすれば、誰でも到達できるスコアです。
この記事のポイントをまとめます。
- TOEIC800点は受験者全体の上位15.7%(偏差値61相当)
- 一橋大学(813.9点)・慶應義塾大学(799.1点)の卒業生平均と同等
- 就活・転職で英語力トップ評価。コンサルティングファーム社員平均(807.5点)と同等水準
- 勉強時間は現在のスコアによって異なる(700→800:100〜200時間、600→800:250〜350時間)
- 参考書は金フレ・でる1000問・公式問題集の3冊に絞る
- 「勉強の順番 > 教材選び」が800点攻略の核心
今回はTOEIC850点のレベルと、850点以上を取るための勉強法・おすすめ参考書を解説します。 TOEIC850点のレベルが知りたい TOEIC850点を取るための勉強法が知りたい TOEIC850点からさらにスコア[…]
TOEIC対策の全体像を知りたい方は、こちらのまとめ記事もご覧ください。
TOEICリーディング対策を975点が2.5万字で解説|勉強法【完全版】
TOEICリスニング対策を975点が2万字で解説|勉強法【完全版】

