TOEIC800点のレベル|大学生平均より200点高く慶應卒業生と同程度【年収上がる?大したことない?】

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結論:TOEIC800点のレベルは、受験者全体の上位15.7%に位置するハイスコア。一橋大学や慶應義塾大学の卒業生平均スコアと同等レベルで、就活や転職では「すごいですね」と評価を受けられます。年収も上がります。

 

  • 「TOEIC800点ってどれくらいのレベルなの?」
  • 「大学で言うとどのくらい?」
  • 「就活・転職で評価されるの?」
  • 「年収上がる?」

こういった疑問を持っている方は多いと思います。

結論から言うと、TOEIC800点は一橋大学や慶應義塾大学の卒業生の平均スコアと同等レベルで、就活・転職では英語力トップ評価を受けるスコアです。

テン
この記事では、TOEIC975点の僕が、800点のレベル・すごさ・大学換算・就活や転職での評価から、勉強法・おすすめ参考書までを徹底解説します。正直、800点は簡単に取れるスコアではありません。でも、勉強のやり方さえ間違えなければ、誰でも到達できるスコアです。この記事を最後まで読めば、800点のリアルなレベル感と最短ルートがわかります。
本記事の信頼性
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495、リーディング480)です!
筆者のTOEICスコア リスニング495 リーディング480 計975

TOEIC800点のレベルは?上位15.7%のすごさを解説

結論:TOEIC800点は受験者全体の上位15.7%に位置し、偏差値61相当のハイスコアです。

 

「TOEIC800点ってどのくらいのレベルなんだろう?」と気になっていませんか?

スコアが出たとき、あるいは目標として掲げているとき、その数字が持つ意味をちゃんと把握しておきたいですよね。

 

ということでここからは、IIBC公式データをもとに、TOEIC800点のレベルを複数の角度から徹底解説します。

偏差値・正答率・CEFR・公式評価・Part別の目安まで、ひと通り読めば800点という数字の「すごさ」が具体的にわかります。

全体の上位15.7%で偏差値61.3

TOEIC公開テストは、2024年度だけで735,425人が受験しています。

(IPテストも含めると1,776,920人ですが、計算がブレるので今回は考慮しません。IPテストについて知りたい方はTOEIC IPテストとは?公開テストとの違いをご覧ください。)

 

その中で800点以上を取れているのは推定115,246人。割合にすると上位15.7%です。つまり、100人受験したら上位16番以内に入るスコアということです。正直、これはめちゃくちゃすごい数字だと思います。

ちなみにどうやって計算したかというと、以下の通りです。

 

偏差値に換算すると61になります。

受験勉強で偏差値60台と考えるとイメージが湧きやすいと思いますが、難関大学(MARCH=明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)のレベルです。

テン
TOEICにおいても、それと同等の「難しさ」を突破している証明になります。

 

ちなみに偏差値は以下のように算出しています。

 

公開テスト全体の平均スコアは615点(L336・R279)でした。800点はこの平均より185点も上です。

ちなみに、社会人の平均は644点、学生の平均は592点。800点はどちらの平均と比較しても150点以上の差があります。ぶっちゃけ、平均層とは別次元のスコアと言って差し支えありません。

IIBC 2024年度データまとめ(公開テスト)
受験者全体:735,425人 / 平均:615点(L336/R279)
800点以上:推定115,246人(上位15.7%)
社会人平均:644点 / 学生平均:592点

正答率82%で約36問ミス以内

もう少し別の視点から、問題の正答率で考えてみましょう。

 

TOEIC L&Rの問題数は200問(リスニング100問・リーディング100問)です。800点を取るためにどれくらい正解すればいいか、気になりますよね。

結論、正答率約82%・ミスは約36問以内です。200問中164問正解できれば800点圏内という計算になります。
テン
ただしこれはあくまで目安です。試験の難易度により「何問ミスできるのか」は変わります。詳しくはTOEICの正答率と点数・スコアの関係をご覧ください。

TOEIC800点を取れるPart別正答数の目安

「800点を取るには、各Partで何問正解すればいいの?」という疑問もよく聞かれます。

目標スコアの内訳は「L425・R375」として仮定して、Part別正答数の目安を教えます。(リスニングはスコアが高くなりやすい)

  • リスニング(目標425点≒83問正解)
    • Part1(6問):5問正解
    • Part2(25問):20問正解
    • Part3・4(69問):58問正解
  • リーディング(目標375点≒81問正解)
    • Part5(30問):26問正解
    • Part6(16問):13問正解
    • Part7(54問):42問正解

※Partの横についてる(30問)などは、そのPartの問題数を表しています。

この目安を見てどう感じましたか?

テン
「意外とPart7を落としてもいいんだ」と思った方もいるかもしれません。Part7は54問中42問正解でOK、つまり12問落としても800点に届く計算です。一方で、Part5・Part6は正答率が高めに求められます。

 

ですので、リーディングでは特に「Part5を最優先する」ことが必要になってきます。

Part5対策をすれば、形式が似ているPart6も解けるようになります。また、Part5を素早く高精度で解けるようになれば、Part7の時間を確保してリーディング全体のスコアを底上げできます。

 

リスニングに関しては、Part3・4で58問正解が求められます。

69問中58問なので正答率は約84%。難問を1問落としても他でカバーできるよう、先読みを徹底して確実に取れる問題を落とさないことが重要です。

テン
また、「難問1問より易問3問」という考え方が800点攻略の核心だと思っています。わからない問題に時間をかけすぎて他の取れる問題を落とすのが、いちばんもったいないパターンです。

 

800点はこのように分解して考えると、むやみに高い壁ではないと気づけます。とにかく「正しい順番」で勉強すれば、着実に届けられるスコアです。

英語ができるTOEIC上級者

TOEIC800点の英語力を一言で表すと、英語ができるTOEIC上級者です。

具体的には、基本的な語彙・文法はほとんど完璧に理解できており、TOEICの問題形式にも慣れています。

 

リスニングでは、基本問題なら迷うことなく正答の選択肢を選べます。

内容が複雑になったり、間接的な応答が出てきたりしても、明確な根拠を持って解答できる問題が多いです。

 

リーディングでも、Part5やPart6、Part7のシングルパッセージ(1つの文書に関する問題)であればスラスラ解けます。

中には、試験時間内に解き終えることができる力を持っている方もいます。

CEFR B2で英検準1級と同程度のレベル

「TOEICのスコアって、他の英語基準と比べてどう?」と思っている方も多いと思います。
以下は、国際標準の英語力基準であるCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)の試験別対応表です。

CEFRとTOEICスコアの対照表

参照元:各試験団体のデータによるCEFRとの対照表

CEFR(セファール)とは、外国語の習熟度や運用能力をはかる国際的な指標です。

上記の文部科学省のデータによると、TOEIC800点はCEFR B2程度です。

 

CEFRのB2とは「自分の専門分野の技術的な議論も含め、抽象的・具体的なトピックの複雑なテキストの主要な内容を理解できる」レベルです。
英語を使ってある程度実務的なコミュニケーションが取れる水準と考えてください。
テン
もちろんTOEIC800点だけではコミュニケーションが取れるとは限りません。が、TOEIC800点を取れる英語力を身につけた状態で英会話練習をすればその水準まで到達できるという感じですね。
また、英検で言うと準1級と同程度です。英検準1級は「大学中級程度」とされており、社会人・就活生ともに高く評価される資格です。
TOEIC800点はその準1級と肩を並べるレベルにあると言えます。
テン
ただしTOEICと他の英語資格試験は問題の形式が大きく異なるので、完璧に換算するのは難しいです。あくまで参考程度にしておきましょう。

TOEIC800点は公式の5段階のコミュニケーション能力評価で上から2番目のレベル

PROFICIENCY SCALE」によると、TOEIC800点はA〜Eの5段階評価のうち、B評価(730点以上)です。

 

B評価は「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている」レベルで、非ネイティブスピーカーとのコミュニケーションにおいて日常的な会話なら問題なく内容を理解できます。

応答についても、文法・構文的に間違うこともありますが、自分の意思を相手に伝えられる英語力を備えています。

 

ビジネスシーンでの会議等、業務上で英語を使う際にも大きな支障はないでしょう。

ただ、ネイティブスピーカーの日常的な会話のスピードについていくのはまだ難しく感じる方が多いです。

 

ちなみに、「TOEIC L&R スコアの5段階評価(Proficiency Level)」の各レベルの評価は以下の通りです。

テン
「800点じゃまだBレベルか…」と思う必要はまったくありません。受験者全体のうち、Aレベル(860点以上)に届いている人はほんの一握りです。Bレベルの時点で、すでに多くの企業が高く評価するゾーンに入っています。

 

関連記事(800点前後のスコア帯との比較として)
・600点のレベルについては「TOEIC600点のレベルと勉強法」で詳しく解説しています。
・750点のレベルについては「TOEIC750点のレベル」もあわせてご覧ください。
・850点のレベルについては「TOEIC850点のレベル」もあわせてご覧ください。
・900点のレベルについては「TOEIC900点のレベル」へ。

今のスコアを3分で知る方法

ここまで800点のレベルをざっと解説してきました。後で解説するように、TOEIC800点あれば就活・転職で「高い英語力を持つ」と評価され、キャリアは一気に広がります。

そしてTOEIC800点を取るには、現在のスコアの測定が必須です。なぜならTOEICはスコアによって適切な勉強法が大きく変わりますし、「目標までの距離感」を測らなければ、学習期間などの戦略が立てられないからです。

 

もちろん、TOEIC800点をすでに超えている場合も、定期的にスコアを測定することが必要です。

「今の勉強法が適切かどうか」を判断するためです。

  • 定期的にスコアを測って伸びているなら勉強法は適切
  • 定期的にスコアを測って伸びていないなら勉強法が不適切だから改善が必要

と判断できます。だからスコアが伸びます。

 

では、どのようにスコアを把握すれば良いのか。スコアを把握する方法はいくつかあります。

  1. TOEICを実際に受験する(1日潰れる&スコアがわかるまで時間がかかるのでおすすめしない)
  2. TOEICの模試を解く(めちゃくちゃ疲れる&〇〇〇点というスコアではなく、〇〇〇点〜□□□点と幅のあるスコアしか診断できない)
  3. アプリを使う(楽だから推奨)

この中でも特におすすめなのがアプリの利用です。

そして、アプリの中でも特におすすめなのがSantaアルクです。

Santaアルク スコア診断の結果と講義受講の画面

Santaアルクの画面

 

Santaアルクは無料で使えるうえ、たった12問のテストを受けるだけでスコア診断ができます。

データによると誤差20点以内/精度は95%以上です。

テン
もちろん僕も使ってますし、僕が教えている生徒さんにも使ってもらってますが、誤差は本当に小さいです。他に診断アプリもありますが、間違いなくSantaアルクが診断精度で一番ですし、しかも無料でできるのが素晴らしいです。ただ、800点以上になるとブレが60〜80点くらいになる印象はあります。でも800点未満なら信頼できます。

 

やることは3ステップだけです。

  1. アプリをダウンロード(無料)
  2. 12問解く
  3. スコアが表示される

ここまで3分。コンビニでコーヒーを買うより早く終わります。

ですので、必ずSantaアルクで自分のスコアを測定してください。

テン
「後でやろう」と思うと、確実に後回しになります。なので、今すぐSantaアルクをダウンロードして、ゲーム感覚で一度スコア測定してみてください。本当にあっという間に終わるので、驚くはずです。終わったら、この記事に戻ってきてください。

 

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Santaアルク

 

TOEIC800点は大学生平均より200点高い、慶應卒業生と同程度

結論:TOEIC800点は大学生の平均を200点上回り、一橋大学や慶應義塾大学の卒業生平均と肩を並べるレベルです。

 

「大学で言うとどのくらいのレベルなの?」と気になる方、多いと思います。

数字だけ見てもイメージが湧きにくいので、大学生のデータや有名大学の卒業生スコアと比較してみましょう。

大学生の平均より200点高いスコア

「自分の大学でTOEICを受けたら、どのくらいの位置なんだろう?」と思ったことはありませんか?

公開テストを受験した大学生全体の平均スコアは600点です。

テン
受験した大学生の数は314,326人と、非常に大規模なデータなのでかなり信頼できます。

 

800点は大学生の平均より200点も上。はっきり言って、大学生の中では圧倒的に高いスコアです。正直、これだけで就活で一歩リードできるレベルです。

さらに細かく見てみると、大学生の学年別平均スコアは以下のとおりです。

  • 大学1年生:555点(L303/R252)
  • 大学2年生:589点(L322/R267)
  • 大学3年生:602点(L328/R274)
  • 大学4年生:613点(L335/R278)

ちなみに、公開テストでの大学院生の平均は640点(L342/R297)です。大学院に進学して英語をしっかり勉強している層でも、平均は800点に全然届いていません。

テン
そう考えると、800点という数字の重みがより伝わるのではないでしょうか。

 

一方、大学でよく使われるIPテストで見るとどうでしょう。大学生のIPテスト平均は470点で、公開テストの平均(600点)をさらに130点下回ります。

IPテストは入学直後に受験させる大学も多く、

  • 英語学習のモチベーションがまだ高まっていない大学生
  • 強制的に受けさせられた大学生

が多く含まれています。

この層と比較すれば、800点は上位数%どころか、それ以上の希少性があるレベルと言っていいでしょう。

テン
ちなみに「公開テストの方が平均点が高いので簡単なのでは?」と疑問に思う方は多いですが、そんなことはありません。難易度は原則同じです。「強制的に受けさせられた」という大学生が多いので平均点が低くなってるだけです。詳しくは「TOEIC IPテストと公開テストの難易度を解説」ご覧ください。また、IPテスト全体の概要は「TOEIC IPテストとは?公開テストとの違い」でどこよりも詳しく解説しています。

一橋大学や慶應義塾大学出身者のTOEICスコアと同程度

「有名大学の学生と比べるとどうなの?」という疑問を持つ方も多いですよね。

日経転職版によると、大学出身者のTOEICスコア平均点が800点付近の大学は以下の通りです。

  • 東京大学:848.2点
  • 東京外国語大学:847.7点
  • 上智大学:827.9点
  • 一橋大学:813.9点
  • 慶應義塾大学:799.1点
  • 京都大学:795.7点
  • 早稲田大学:784.7点
  • 関西外国語大学:781.3点

このデータで注目したいのは、一橋大学の卒業生平均が813.9点、慶應義塾大学が799.1点という点です。

 

TOEIC800点を取れれば、一橋大学や慶應義塾大学の卒業生の平均スコアと同等か、それを上回るレベルに達することになります。これはめちゃくちゃわかりやすい「800点の価値」の示し方だと思います。

 

就職活動や転職活動の場面では、学歴でも企業は人を評価しますが、TOEICスコアはそれとは独立した「英語力の客観的な証明」として機能します。

学歴に関わらず、800点というスコアは「一橋大・慶應大の卒業生平均と同じ英語力を持っている」という説得力ある証拠になるわけです。

テン
僕も面接で「TOEIC975点」と言ったとき、面接官の反応がガラッと変わった経験があります。TOEICのスコアは大学名を超えて評価される場面が確実にあります。800点もそのポテンシャルを持つスコアです。

 

また、東京大学の卒業生平均が848.2点である点も確認してください。「東大卒業生でも平均848点」ということは、東大生の中でも800点を取れていない人が相当数いるということです。

 

それを踏まえると、800点がどれだけ高い水準かが伝わってきますよね。

ただし、このデータはあくまで「卒業生全体の平均」です。この数字をそのまま「○○大学の英語力」と解釈するのは注意が必要です。

早稲田大学の国際教養学部の大学生レベル

上では大学卒業生のTOEIC平均点を見ました。次は現役大学生のTOEIC平均点も見てみましょう。マイベストプロ神戸によると、大学/学部/学科別のTOEIC平均点は以下です。

大学別 TOEIC スコア ランキング

以上の大学には帰国子女など英語力が高い学生が多く在籍しています。そして800点以上だと、早稲田大学や同志社女子大学の国際教養系学部・学科よりも高いです。

テン
これだけでも、TOEIC800点がものすごい高いレベルであることがわかりますね。

大学名だけの比較には注意が必要

ここまでの話から「じゃあ慶應大学の卒業生はみんな800点近いの?」と思った方、それは少し違います。

 

大学名で括ったスコアは、あくまで「その大学の卒業生がTOEICを受験した際の平均」にすぎません。

学部によって英語の必要性は大きく異なりますし、就職活動や内定後の企業からの指示でTOEICを受験するモチベーションの高い層が集まりやすいという偏りもあります。

 

もう一点、超重要な事実があります。大学生の専攻別スコアを見てみましょう。

  • 文系(教育・芸術・言語等):613点
  • 社会/法学系:629点
  • 会計/ビジネス/経済系:612点
  • 科学(情報・数学・物理等):578点
  • 工学/建築:559点

文系の中でも高いスコアを示す「社会/法学系」(629点)と、「工学/建築」(559点)を比べると、70点もの差があります。

同じ「大学生」でも専攻が違うだけでこれだけ差がつくんです。

 

さらに、同じ大学内でも英語系学部と理工系学部では200点以上の差がつくことも珍しくありません。

つまり「○○大学の平均スコア」という一つの数字には、学部間の大きな差がすべて平均化されて隠れているわけです。

 

それでも、「一橋大・慶應大の卒業生平均と同等のスコア」という事実は、800点の価値を伝えるうえでとても説得力があります。

「大学の平均」というフィルターを通したデータであることを踏まえた上で、800点の高さの目安として参照してください。

テン
大学のIPテスト平均や学部別のデータについてさらに詳しく知りたい方は、「TOEIC IPテストの平均点は何点?」の記事で詳しく解説しています。大学・学部別のデータをまとめているので、自分の立ち位置を確認したい方にはおすすめです。

大学生:TOEIC800点の就活での評価と活用法

就活では「英語力トップ評価」

「TOEICのスコアって、就活の評価に本当に影響するの?」と思っている方もいますよね。

まず、企業のTOEIC利用率から見ておきましょう。2019年時点では企業のTOEIC利用率は50%でしたが、2021〜2022年には87.9%に急増しています(IIBC調査)。

テン
この急増傾向を見ると、2026年の今では9割近くの企業がTOEICを採用・育成に活用していると言えます。

 

英語力を判断するための指標として、TOEICスコアはもはや「あれば加点」ではなく「企業が標準的に参照する基準」になっているわけですね。

では、就活において何点が評価されるのでしょうか。僕が100人以上の指導実績、および彼/彼女からの情報をもとにまとめた目安がこちらです。

  • 600点以上:英語力を示す最低ライン
  • 700点以上:英語力で差別化できるライン
  • 800点以上:外資系・グローバル企業で評価されるライン

800点は就活における「英語力トップ評価」ゾーンです。外資系企業やグローバル展開している日本企業では、800点以上が英語力の評価基準として使われることが多くあります。

テン
僕の事例で言うと、面接官にTOEIC975点と報告した時、明らかに態度が変わったんです。「どうやって勉強したの?」「理系でそのスコアはすごいね」という話題になって、面接がめちゃくちゃ盛り上がりました。800点でも同じような反応が起きるはずです。特に理系の方は、英語×専門性の組み合わせに企業が強く興味を示します。

単位認定/大学院入試でも有効なスコア

ここまでは主に就職の話でしたが、大学/大学院での活用についても見ていきましょう。

一部の大学・学部では、一定以上のTOEICスコアを取ることで英語試験が免除されたり、単位が認定されたりすることがあります。基準となるスコアは大学・学部により異なりますが、そのような優遇制度を受けるには500点程度が条件として求められることが多いです。

 

TOEIC800点は500点より300点も高いので、所属している大学・学部に優遇制度があるならほぼ確実に利用できるでしょう。

 

また、大学院入試でもTOEICは活用されており、たとえば地方国立大学の大学院ではおおむね600点程度が最低条件で求められることが多いです。難関と言われる旧帝大の大学院でもおおむねTOEIC700点程度が条件として求められています。

TOEIC800点あれば日本におけるほとんどの大学院の条件を満たしているため、大学院の選択肢がぐっと広がります。

大学別・研究科別の基準スコアやIPテストの可否は「大学院入試(院試)のTOEICは何点必要?大学別の基準スコア一覧」にまとめています。

社会人:TOEIC800点の転職・昇進昇格での評価〜年収上がる?

転職:総合商社・コンサル業界の社員平均と同等の評価

「800点って業界的にどのレベルなんだろう?」と思う方もいますよね。

先ほど大学別のデータで紹介した日経転職版の同じ調査で、業種別のTOEIC平均スコアも公表されています。

  • 1位:総合商社 835.3点
  • 2位:投資・投信 808.4点
  • 3位:コンサルティングファーム 807.5点
  • 4位:監査法人 780.9点
  • 5位:放送・新聞・出版・映像・音響 764.6点

このデータで注目してほしいのは、投資・投信の平均が808.4点、コンサルティングファームの平均が807.5点という点です。

つまり、TOEIC800点は投資・投信やコンサルティングファームといった英語力が高い職場で実際に働いている社員の平均スコアとほぼ同等ということです。

 

あの総合商社の平均は835.3点ですから、800点はその一歩手前というイメージです。ぶっちゃけ、業界のプロフェッショナルと肩を並べるレベルと言っても過言ではありません。

しかも、このデータは「既に働いている社員の平均」です。就活生・転職希望者としてこのスコアを持って臨む場合、同業他社の応募者の中でも高い評価を受けられます。

 

はっきり言って、かなり強力なアピール材料になります。

テン
実際に指導をしていて、商社・外資コンサルを目指す受講生には必ず800点を一つの目安として伝えています。800点があれば「英語は問題ない」と見てもらえるケースが多いです。

昇進・海外赴任・社費留学のチャンスが広がる

IIBCの2024年度データで、役職別のTOEICスコアを見てみましょう。

  • 役員:686点
  • 部長:672点
  • 課長:651点
  • 係長:625点
  • 一般社員:628点

このデータを見てどう感じましたか?

テン
正直、僕も最初に見たときは驚きました。役員でも686点、部長でも672点です。800点はその上をはるかに超えています。

 

つまり、800点を持っていれば職場の役員・部長クラスの平均スコアをも上回る英語力を持っているということです。

 

多くの企業は、海外赴任や社費留学の選考でTOEICスコアを重要な評価基準にしています。「800点以上」を条件としている企業も少なくありません。

役員や部長の平均スコアを大きく超えている事実は、昇進・抜擢の場面でも説得力のある実績として機能します。

 

また、職種別のデータでは、「海外職種」の平均が724点になっています。ここから、800点があれば、海外関連のポジションへの配置・転換でも引き上げられる可能性が高まると言えます。

テン
社内で800点を持っている人は本当に少ないです。「英語ができる社員」として認識されると、社費留学の推薦や海外プロジェクトへのアサインなど、チャンスが回ってきやすくなります。

年収への影響

「スコアが上がったら年収も上がるの?」というのは、気になるポイントですよね。

 

dodaの調査データによると、TOEIC800点保持者の平均年収は487万円です。一方、スコアなしの場合の平均年収は379万円。その差は108万円になります。

108万円は1ヶ月あたりにすると9万円の差です。毎月9万円分の差が積み重なっていくと考えると、スコアを取るための勉強時間への投資対効果は非常に高いと言えます。

 

さらに、日経転職版の調査では、800点以上保有者の平均年収は855万円というデータもあります。500点未満保有者の平均年収は703万円なので152万円の差。

ここからスコアが上がるほど年収水準が高い職種・ポジションに近づくことができ、年収が上がる傾向が見えます。

テン
これは日経転職版会員の平均なので、そもそもの平均が高くなっています。とはいえ、TOEIC800点を取れば年収に好影響を与えるのは間違いないです。

狙える職種

TOEIC800点は多くの企業でビジネスレベルの英語力として認識されています。では、具体的にTOEIC800点を取ることでどんな職種を狙えるのでしょうか。

ということで、転職求人サイトのdodaを調査し、TOEIC800点を取ることで就ける代表的な職種をまとめました。

プロデューサー・プロジェクトマネージャー(楽天銀行)

主に金融系システムの企画から開発、リリースまでを統括する職種です。

特にネット銀行において最新のテクノロジーを活用したサービス開発が常に進行しており、それらのプロジェクトをリードする役割を担います。

 

楽天銀行のシステム企画開発では「日本最大規模のネット銀行」として、UI/UXに特化したシステム開発プロジェクトを推進する役割が求められています。

TOEIC800点を有していると「グローバルな金融サービス展開や海外チームとの連携において大きな強み」となるということです。

 

年収は700万円~1,000万円と高水準で、月額基本給は33万円程度からスタートします。

楽天グループで雇用され、楽天銀行へ出向するという雇用形態が取られています。

AI開発エンジニア(楽天グループ)

主に大規模な購買データを分析し、ビジネスインサイトを導き出すAIシステムの開発を担当する職種です。

楽天グループでは日本最大規模の購買データを活用したAI開発業務を展開しており、データサイエンスやマシンラーニングの知識を活かした開発業務が主な仕事内容となります。

 

年収は700万円~1,000万円と高水準です。

ハードウェア・ソフトウェアシステム企画・開発(ソニー・ホンダモビリティ)

自動車産業とエレクトロニクス産業の融合領域であるE&E(Electric & Electronics)領域における、ハードウェアとソフトウェアのシステム企画・開発を担当する職種です。

ソニーとホンダのジョイントベンチャーであるソニー・ホンダモビリティでは、SDV(Software Defined Vehicle)の設計に関わる業務を担当します。

 

自動車産業のグローバル化に伴い、海外拠点とのコミュニケーションやグローバルな技術標準への対応において高い英語力が求められています。

 

年休126日、フルフレックス制度などワークライフバランスに配慮した勤務条件も魅力的でした。年収は800万円~2,000万円と非常に高水準で、基本給も30万円以上からスタートということです。

美容業界向け営業(海外関連業務)

美容室や美容学校への営業活動を行いながら、海外との取引にも関わる職種です。

特に英国からの来日研修の企画が動き出していることから、英語力を活かした業務の増加が見込まれているようです。

 

具体的な業務内容としては、英国カレッジの担当者との打ち合わせ、交渉、研修の企画立案、運営、来日研修のアテンドなどがあります。

「海外の美容業界とのコネクションを築く重要な役割を担う」ということです。

 

年収は350万円~480万円で、基本給は約20万円から。

美容業界における国際的なキャリアを築く第一歩として位置づけられるでしょう。

グループ本社の経理・税務(グローバル企業)

グローバル企業の本社機能として、経理・税務業務を担当する職種です。日々の会計処理から会計決算、開示資料の作成、株主総会への対応など本社ならではの多岐にわたる業務を担当します。

また、法人税の税務申告書作成から税務調査への対応などの業務もあり、「語学力を活かす」という点が求人で明示されています。グローバル企業においては、海外子会社との連結決算業務や国際税務への対応において英語力が重要となります。

 

年収は750万円~950万円と高水準で、基本給も35万円以上からスタートします。「リモートワーク可能」など柔軟な勤務条件を出してる求人もありました。

医療機器の開発(グローバルメーカー)

世界の公衆衛生を支えるグローバルメーカーにおいて、医療機器の開発を担当するエンジニア職です。特にISO13485対象製品(医療機器の品質マネジメントシステムに関する国際規格)の設計・開発を行う業務のようです。

 

医療機器分野は国際的な規制や標準に基づいて開発が進められるため

  1. 英語での情報収集
  2. 文書作成
  3. 海外拠点とのコミュニケーション

という3点において高い英語力が求められます。年収は450万円~650万円で、基本給は35万円以上からのスタートとなっています。

TOEIC800点は「大したことない」のか?

結論:「大したことない」は間違いです。上位15.7%・一橋大学卒業生平均と同等のスコアを、データが証明しています。

 

「TOEIC800点くらい別に大したことないよ。」こんな言葉を聞いたことがある方もいるんじゃないでしょうか。

 

正直、この言葉はかなり耳が痛いと思います。800点を目指して必死に勉強しているのに、「大したことない」と言われたら気が萎えますよね。

でも、はっきり言います。そのコメントは、データを見ていない感情論です。

「大したことない」と言われる3つの理由

なぜ800点が「大したことない」と言われるのか、まず理由を整理しておきましょう。

理由はだいたい3つに集約されます。

「900点以上の人から見ると低く見える」

1つ目は「900点以上の人から見ると低く見える」という問題です。

 

TOEICは990点満点です。スコアが高い人ほど「800点?まあ普通じゃないですか」という感覚になりがちです。

テン
でもこれは、900点以上という超少数派(上位4.4%)の視点から語られた言葉です。受験者全体の95%以上は900点に届いていません。少数派の感覚を「普通」として語るのは、そもそも前提が間違っています。

TOEICのスコアは英語力そのものではない

2つ目は「TOEICのスコアは英語力そのものではない」という批判です。

 

ぶっちゃけ、これは正しいんです。

TOEIC800点を取れても英語がスラスラ話せるわけではないし、高得点域はテストに最適化された「TOEIC力」の世界になっていきます。

 

僕自身、特に900点を超えてからは「勉強しても英語力が伸びている実感がほとんどなかった」と正直に感じていました。

この批判には、一定の根拠があります。

テン
ただ、TOEIC800点までは英語力が確実に伸びている実感はありました。TOEIC800点までは「TOEIC力というよりしっかり英語力が試されている」と個人的には思ってます。

3つ目は「外資系では800点では弱い」という声です。

確かに、一部の外資系企業では900点以上を求めるケースもあります。

また、英語圏での実務経験がある人から見れば、「TOEICのスコアと実際のビジネス英語力は別物」と感じることもあるでしょう。

テン
「TOEIC高得点≠英語力」という批判は、正直、僕も認めます。でもそれは800点の価値を否定する理由にはならないんです。「英語力の証明にならない」と「価値が低い」は、まったく別の話です。

データで見る800点の本当の価値

批判の理由を認めた上で、改めてデータで800点の価値を確認しましょう。

まず、受験者全体の上位15.7%というのは、感情論ではなく公式データです。

 

2024年度に公開テストを受験した735,425人のうち、800点以上を取れているのは推定115,246人しかいません。100人受けたら上位16番以内に入れる数字です。「大したことない」という人は、この数字をどう説明するのでしょうか。

 

次に、一橋大学(813.9点)や慶應義塾大学(799.1点)の卒業生平均と同等というデータも見逃せません。

どちらも日本トップクラスの大学です。その卒業生の平均スコアと肩を並べるレベルが「大したことない」なら、国内の英語力基準が根本的におかしいということになります。

 

さらに、総合商社の社員平均は835.3点、コンサルティングファームは807.5点です。これは、厳しい英語の使用環境で実際に働いているプロフェッショナルの平均スコアです。800点はその水準とほぼ同等に位置しています。

そして、役員でも平均686点、部長でも672点というIIBCのデータも重要です。企業の上位ポジションにいる人たちの平均スコアすら、800点にはるかに届いていません。800点は、職場の管理職層の平均スコアを100点以上も上回るレベルです。

テン
「TOEIC高得点≠英会話できない」という批判は認めざるを得ません。でも、TOEIC800点を取るのは全く楽ではないし、TOEIC800点を取る過程で英語力は確実に上がる。だからこそ、TOEIC800点の市場価値は高いんです。

 

TOEICは英語力のすべてを測れるスコアではないかもしれない。

でも、TOEIC800点が上位15.7%なのは紛れもない事実です。この事実そのものが、あなたの英語への本気度と実力の証明になります。

テン
「TOEIC800点くらい大したことない」と言う人は、ほぼ例外なく自分がそのスコアを取れている人です。取れない人が「大したことない」とは言いません。つまり、その言葉自体が800点のすごさの証明になっているんです。

 

「大したことない」という声に気を取られて勉強のモチベーションを落とすのはもったいないです。

800点が「すごいスコアかどうか」を、感情論ではなくデータで判断してください。

 

TOEIC800点は明確に「すごい」です。

なお、「TOEICは何点からすごいのか」という疑問をさらに詳しく知りたい方は、「TOEICは何点からすごい?」もあわせてご覧ください。

TOEIC800点を取るのに必要な勉強時間

結論:TOEIC800点への勉強時間は、現在のスコアと勉強の正しさによって大きく変わります。正しい手順でやれば、一般的に言われてる時間より短い時間で到達できます

 

「TOEIC800点を取るのにどれくらいかかるんだろう?」と気になっている方は多いと思います。

ネットで調べると「400時間」「600時間」「1年以上」などいろんな情報が出てきて、どれが正しいのかわからなくなりますよね。

 

結論から言うと、必要な勉強時間は現在のスコアによって異なります

そして、正しい順番で勉強できているかどうかで、かかる時間がめちゃくちゃ変わります。

スコア別の勉強時間目安(イングルート独自の見解)

「自分はあと何時間くらいで800点に届くんだろう?」

この疑問、すごく現実的ですよね。現在地がわからないまま「がんばる」では、ゴールが見えなくてモチベーションが続きません。

テン
ということで現在のスコア別に、イングルート独自の時間見積もりを整理しました。これは100人以上の指導実績と、偏差値44から975点を取った僕自身の経験をもとにした見解です。

 

  • 400点→800点:600〜700時間
  • 500点→800点:450〜550時間
  • 600点→800点:250〜350時間
  • 700点→800点:100〜200時間

※ただし闇雲にやると上記の2〜3倍かかることもある

 

400点からのスタートだと基礎固めが必要になるので、勉強時間は長めに見たほうが良いです。

一方で600点以上からのスタートなら基礎ががっちり固まっているので、正しい戦略で対策すれば案外すぐに800点に届きます。

テン
指導する中で700点台の方を何人も見てきましたが、正しい戦略を実践し始めたらすぐに伸び始める人がほとんどです。あと、正直「何時間やるか」より「何を、どの順番でやるか」の方が大事です。なお勉強時間ついては「TOEICに必要な勉強時間は?スコア別の必要期間」で詳しく深ぼってます。

TOEIC800点を取るための勉強法

結論:TOEIC800点を取るには勉強の順番が重要。800点に届かない人の多くは、勉強量が足りないのではなく、勉強の順番が間違っています。

 

「どんな参考書を使えばいいの?」という質問、、過去のTOEIC指導の中で山ほど受けてきました。

でも正直、教材選びよりも大事なことがあります。どの順番で何を勉強するか、ということです。

 

ということでこのセクションでは、800点到達のための勉強法を「何をどの順番でやるか」という軸で解説します。

まず自分のスコアを正確に把握する

「勉強を始めたいけど、まず何から手をつければいいの?」と迷っている方、多いと思います。

その答えは明確です。最初にやることは、勉強ではなく自分のスコアの把握です。

 

ぶっちゃけ、これをやらずに勉強を始めるのは、地図も羅針盤も持たずに海に出るようなものです。現在地がわからなければ、どのルートを取ればいいかも決まりません。

 

ですので、必ずスコアを把握してから勉強してください。

スコアの測り方は冒頭で紹介したとおり。無料でスコア測定ができるアプリ「Santaアルク」を使ってください。

次にやることを決める

現在のスコアが把握できたら、次のステップが明確になります。

 

600点台なら語彙・文法の強化と苦手パートの整理が最優先です。700点台であれば弱点パートの潰し込みが効きます。

逆に言うと、現在のスコアがわからないまま「なんとなく全部やる」という勉強法が、最も時間を無駄にするやり方です。

テン
同じ「800点目標」でも、現在600点と700点では、やるべきことがまったく違います。スコア診断なしで始めると、的外れな勉強をしてしまうリスクがあります。

 

スコアを把握したら、次に「何が足を引っ張っているか」を特定します。リスニングが弱いのかリーディングが弱いのか、Part別でどこが落ちているのか。この分析が、勉強法の設計の出発点です。

語彙力を鍛える

800点レベルの語彙力を身につけるには「銀フレ」「金フレ」などTOEIC英単語帳は必須です。銀フレ・金フレ以外の選択肢も見ておきたい方は「TOEIC単語帳のおすすめランキング11選」で比較しています。

さらに、問題演習で登場したわからない英単語を調べ、ノートにまとめることを癖づけましょう。

テン
英単語帳だけでは、どうしても「TOEICに頻出ではないけど時々出る英単語」をカバーできません。そのような英単語をカバーするためには、問題演習でわからない単語を調べることが効果的です。

 

また、TOEIC800点を取るには、「単語の意味をただ知っているだけ」では不十分です。「単語を見た/聞いた瞬間、意味がわかる」状態にまで英単語の定着度を上げることが必要になってきます。

そのためには、やはり反復が大切です。見た瞬間に意味が思い出せない英単語を、何度も何度も繰り返し覚え直しましょう。

苦手パートを克服する

「勉強はしているのに、なぜかスコアが頭打ちになってしまう……」

この状態を引き起こす最大の原因は「得意なパートばかり勉強していること」です。

 

例えばTOEIC600点の人と800点の人を比較すると、「全体の解答の精度」が大きく異なります。

600点台の人は「なんとなく正しそう」で選んでいます。800点以上の人は「この選択肢は文法的に〇〇だから正解」という明確な根拠を持って解いています。

 

この「精度」の違いは、得意パートを何時間磨いても生まれません。

苦手パートに向き合い、根拠を持って解ける問題の範囲を広げることでしか、精度は上がりません。

テン

得意なパートの問題をやっているときは気持ちいいんです。正解が続くと「勉強してる感」が出ます。でも、スコアが伸びない理由はそこじゃない。苦手パートを放置したまま得意パートだけ磨いても、精度の壁を突破することはできません。

 

特に700点台から800点台への突破においては、弱点パートの潰し込みが最優先です。

自分の弱点がどこにあるかを特定し、そのパートの対策に時間を集中投下することが、最も効率的な得点の伸ばし方です。

 

ここからは各Partの攻略の方向性を整理しておきます。

リスニング(Part1〜4)

800点目標時のリスニングの目標配点はL425です。Part1で5/6、Part2で20/25、Part3・4で58/69を目指します。

正直、リスニングは伸ばしやすいです。リーディングに比べて平均点が高いことからもわかるように、正しい練習を積めばスコアに反映されやすいパートです。

 

リスニングの精度を上げるために800点台で特に重要なのは、オーバーラッピングとシャドーイングです。

スクリプトを見ながら音声に重ねて発音するオーバーラッピングで音のパターンを体に染み込ませ、その後スクリプトなしのシャドーイングで自動化します。

 

また、Part3・4では先読みの精度が800点台と700点台を分けます。先読みを25〜30秒に圧縮できれば、聞きながら解答を選ぶ余裕が生まれます。

各Partの具体的な対策方法は以下にまとめています。

TOEIC Part1の勉強法と楽に解くコツを975点が解説【おすすめ問題集&頻出単語も】

TOEIC Part2の対策法とコツを975点が解説【実は一番難しいかも】

TOEIC Part3対策を975点が完全解説【先読みのやり方・設問3タイプ・39問の攻略法】

TOEIC Part4対策を975点が完全解説【トークの種類・先読みのやり方・30問の攻略法】

リーディング(Part5〜7)

リーディングの目標配点はR375です。800点目標時の理想時間配分はPart5を8〜10分、Part6を10〜12分、Part7を55〜57分です。
この配分をどう組み立てるかは「TOEICのおすすめ時間配分」で詳しく解説しています。

 

TOEIC800点突破のカギを握るのはPart5です。

800点を目指す段階で、Part5目標にして欲しいのは1問16〜20秒・26/30問正解です。

テン
この水準まで精度を上げると、Part7に55分以上を確保できます。Part7を解く時間が足りなくなる原因のほとんどは、Part5に時間をかけすぎることにあります。だからこそ、Part5を素早く正確に解く必要があります。

 

Part5の精度/解答スピードを上げるには、問題の反復練習がめちゃくちゃ効きます。ただし、ただ解くだけでは不十分です。

「なぜこの選択肢が正解なのか」という根拠を言語化できるようになることが、精度/解答スピードアップの核心です。

各Partの具体的な対策方法は以下にまとめています。

TOEIC Part5対策を975点が完全解説【出題パターン・解き方のコツ・時間配分・勉強法】

TOEIC Part6対策を975点が完全解説【文挿入問題の解き方も】

TOEIC Part7対策を975点が2.3万字で完全解説【設問7タイプ・時間配分・解き方のコツ】

定期的にスコアを測定する

「ちゃんと勉強しているのに、自分の実力がどのくらい伸びているのかわからない……」という方、多いんじゃないでしょうか。

 

それをはっきりさせるには、2週間に1度程度の定期的なスコア測定が欠かせません。

必ずSantaアルクでスコアを定期的に測定して、勉強法のPDCAを回してください。

 

ちなみにスコアの測定には、もうひとつ重要な意味があります。「どこが伸びていて、どこが伸びていないか」を可視化することです。

勉強を続けていても、同じ弱点が毎回出てくるなら、やり方を変えるサインです。測定結果をもとに「次の2週間は何を重点的にやるか」を決める。このサイクルを回すことが、800点への最短ルートになります。

テン
感覚で「たぶん伸びてると思う……」で勉強するのは、体重計に乗らずにダイエットするようなものです。数字で確認する習慣をつけることで、勉強のモチベーションが維持しやすくなります。伸びていれば自信になるし、伸びていなければやり方を見直せる。どちらにしてもプラスに働きます。

「毎日何をやれば良いか」が全て設計した勉強法

ここまでの話をまとめると

  • スコア把握
  • 語彙
  • 苦手パート対策
  • スコア定期測定からのPDCA

が800点を取るための勉強の基本です。

 

ただ、前述したように、今のスコアによって勉強法って全然変わってくるんですよね。

例えば現在400点で800点を目指しているなら、苦手パート対策はするべきじゃない。代わりにPart5を重点対策するべきです。

 

こんな感じに今の自分に適した勉強法を自分ひとりで設計するのは大変です。無駄も多くなります。

僕が100人以上指導してきた体感で言うと、最低でも5冊分の参考書購入費用、300時間程度の勉強時間が無駄になっています。

 

だから、800点までの「どれを・どの順番で・どこまで」を全部設計した無料アプリ「演習中毒」を作りました。
演習中毒 完全無料のTOEICアプリ
975点講師が作った、TOEIC講座「27講座295レッスン」と4,000問以上が、800点到達までの正しい順番で並んでいます。やることは、弱点を埋める順番どおりに進めるだけです。

ムダな参考書を買い揃える必要もありません。完全無料です(広告を見てもらうことで運営費をまかなっているので、登録も課金も不要)。

テン
800点などハイスコアを突破できるかどうかは、実力より「やる順番」で決まります。まずはダウンロードして、使ってみてください。あれこれ説明するより、まず使ってみていただくのが使用感を把握する最良かつ最短の方法です。

 

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TOEIC800点を取るための参考書ルート

TOEIC800点を取るために、以下の順番で参考書を使いましょう。

  1. 英単語帳
  2. パート別対策書
  3. 実践問題集

英単語帳

英単語帳で語彙力を強化することは必須です。

パート別対策書

英単語や英文法の学習がある程度進んできたら、次の段階です。パート別に特化した対策書を使いましょう。

 

人には得意不得意があります。そのため、800点を取るための戦略は人により異なります。

 

もしリスニングが得意なら、たとえばPart3・4でスコアをさらに稼げるよう学習を進めていくことは大いに効果的です。

また、「Part5が苦手だからこそ、Part5特化の参考書でしっかり対策する」というやり方も有効でしょう。

テン
このような戦略を取るために、問題数の多いパート別に特化した参考書を使うことを推奨しています。

実践問題集

最後に使うのは、公式問題集などの「実践問題集」です。実践問題集を使う目的は6つあります。
公式問題集を最大限に活かす解き方・復習の手順は「TOEIC公式問題集の使い方」にまとめています。

  1. 形式に慣れること
  2. 時間配分の感覚を身につけること
  3. 120分間(TOEICの試験時間)集中する体力を身につけること
  4. 知識の抜け漏れを把握すること
  5. 苦手パートを把握すること
  6. スコアの伸び方を把握して今の勉強法が適切かどうか判断すること
テン
実践演習は特に試験直前期は重要です。

TOEIC800点を取るためにおすすめの参考書/教材

TOEIC参考書を選ぶときは以下の2点に注目しましょう。

  1. 参考書の難易度
  2. 参考書の出版年度・新しさ

①について、簡単すぎる参考書を使ってしまうと、学ぶことが何もなくお金が無駄になってしまいます。

逆に、今の自分のレベルより遥かに高い難易度の参考書だと、わからないことが多すぎて挫折してしまいます。

 

参考書を選ぶときは「今のレベルより少しだけ高い難易度」のモノを選ぶことが重要です。

 

②について、特に最近はTOEIC本番の難易度が上がっていると言われています。

この難化傾向に対応した参考書を選べば、本番でも焦ることなく問題を解ける力が身につきます。

 

また、TOEICは2016年5月から「新形式」に改訂されました。

そのため、参考書を選ぶときは必ず「新形式対応」と書かれているものか、出版年度が2016年5月以降になっているモノを選びましょう。

なお、ここから紹介する参考書はどれも新形式に対応しているので心配いりません。

 

さて、ここからTOEIC800点以上を取るためにおすすめの参考書や教材を紹介します!

TOEIC 出る単特急 金のフレーズ

TOEIC金のフレーズ

TOEICの超定番英単語帳です。TOEIC対策をする方ならみんな持っていると言っても過言ではありません。

以下のように単語がレベル別に分けられているので、自分の目標スコアを達成するために必要な英単語を過不足なく覚えられます。

  1. 600点レベル(400単語)
  2. 730点レベル(300単語)
  3. 860点レベル(200単語)
  4. 990点レベル(100単語)

TOEIC公式問題集

TOEIC 公式問題集 12

TOEICの実践演習をするのに特におすすめしたい問題集です。

テン
私もいろんな問題集を使ってきましたが、個人的には公式問題集が一番スコアアップに直結すると感じています。

 

「公式」というだけあって本番に近い難易度・形式の問題が掲載されています。

そのうえ、本番と同様のスピーカーが音声の収録を担当しているので、限りなく実践に近い形で問題演習できます。

 

現在、冊子・バージョンは1〜12まであり、12が最新です。

問題集としては価格が少し高いですが、本気でTOEICを勉強するなら最低1冊は持っておきたい問題集です。

テン
特に、試験前の実践演習にはなるべく公式問題集を使いましょう。本番に極めて近い問題で演習することでより実践的に演習できるので、本番で自分に力を最大限発揮できるようになります。

公式TOEIC Listening &Reading 800+

公式TOEIC Listening & Reading 800+

「難問」に特化した問題集です。過去のテストで正答率が低かった問題をパート別に掲載しています。

 

TOEIC800点を取るためには、基本的な問題は確実に正答できるようになったうえで、難問も解けるようになることが必要になってきます。

難問を解けるようになるには、やはり問題演習が大切です。

 

上で紹介した公式問題集でも難問対策はできますが、それでは物足りないと感じた場合はこの問題集を使うと良いでしょう。

ただしかなり難易度が高いので、この問題集を使用するのは「700点以上を安定して取れるようになってから」にしましょう。

テン
700点未満の方が使うと問題がほとんど解けず、自信をなくしてしまう可能性があります。

公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リーディング編

公式TOEIC Listening & Reading トレーニング 2 リーディング編

TOEIC800点を取るには、リーディングでもしっかり得点することが重要です。

しかし、上で紹介した公式問題集には、1冊あたりリーディングは100問×2セットしか収録されていません。

 

そこでおすすめなのが「公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リーディング編」です。

本番の形式に近いPart5・Part6・Part7の問題が1セット18〜20問、合計20セットで計377問収録されています。(トレーニング2)

テン
リーディングの演習量をグッと増やせるので、リーディングのスコアをどんどん伸ばせます。

 

ただし1つ注意点があって、「公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リーディング編」は2種類あります。

  1. 公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リーディング編(2017/6/23発売)
  2. 公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング 2 リーディング編(2023/12/4発売)

購入する場合は、最新の問題傾向を反映した「トレーニング2」を選ぶようにしてください。

テン
「トレーニング2」だけでは足りないと感じた場合は、トレーニング1の購入も検討しましょう。

公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リスニング編

公式TOEIC Listening & Reading トレーニング 2 リスニング編

TOEIC公式が出版しているリスニングの問題集です。

上で紹介した「リーディング編」の姉妹書ですね。

 

以下の2冊ありますが、購入する場合はより新しい「トレーニング2」を選びましょう。

  1. 公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リスニング編(2017/6/23発売)
  2. 公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング 2 リスニング編(2023/12/4発売)

公式の問題集だけあって、本番に近い形式の問題が載っているのがポイント。

問題量も「380問」(トレーニング2)と多いので、実践的に問題演習の経験をどんどん積めます。

 

「公式問題集だけでは物足りない」と感じた方は、こちらの問題集を使って演習量を増やすのがおすすめです。

TOEIC L&R TEST パート1・2特急 II 出る問 難問240

TOEICR L&R TEST パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240

TOEICパート1・2の難問が240問掲載されており、パート1・2の演習を積むのに役立ちます。

TOEIC800点を取るには、TOEICパート1・2で確実に高得点を取れるようになることが重要です。

 

しかし、特にパート2の「間接的な応答問題」を苦手とする方は多いです。

また、比較的易しいPart1やPart2の「直接的な応答問題」でも、明確な根拠を持たず「勘」で解いてしまっている方は一定数います。

テン
このような状態に陥っている方は、「パート1・2特急 難問240」を使って繰り返し演習するのがおすすめです。

TOEIC L&R TEST 音読特急 速聴力をつける

TOEIC L&R TEST 音読特急 速聴力をつける

Part3・4の問題を使って根本的なリスニング力を強化できる参考書です。

速度を変えながら音読トレーニングをするのが特徴。音読のメリットは3つあります。

  1. 正しい発音を理解できる
  2. 英語のスピードに慣れることができる
  3. 語彙力・文法力が身につく

問題は、Part3が13セット合計39問、Part4が10セット30問収録されています。スクリプト・音声の難易度は本番と同程度です。

「TOEIC L&R TEST 音読特急 速聴力をつける」は、リスニングで伸び悩んでいる方におすすめです。

TOEIC 文法問題 でる1000問

TOEIC L&R テスト 文法問題 でる1000問

TOEICのPart5の文法問題が1049問掲載されている問題集です。

とにかく網羅性が高いのが特徴。圧倒的なPart5解答力を身に付けたい方は、でる1000問を使いましょう。

テン
でる1000問の使い方は「TOEIC文法問題でる1000問はいらない?975点が正直レビュー」をご覧ください。

参考書を選ぶ際の注意点

「ここまで参考書を紹介してもらったけど、他にも良さそうな参考書があったら試してみていいの?」と思った方もいると思います。

教材はシンプルに絞るべきです。あれこれ手を出すのが、最も非効率な使い方です。

 

1冊を使い切る前に次の参考書が気になる。

これは多くの方が経験する罠です。「もっと良い教材があるかも」という神経質な教材選びは、時間とお金を無駄にするだけです。

 

金フレを何周もやり込んだ人と、5冊の単語帳を1周ずつ浅く使った人では、確実に前者の方がスコアが伸びます。

これは「記憶の仕組み」として当然の話です。

テン
また、熟語帳については不要だとはっきり言っておきます。800点を目指す段階で熟語帳を買うのは優先度が低く、コア単語の反復学習に時間を使った方が得点に直結します。詳しくは「TOEIC対策で英熟語帳はいらない!975点がその理由を徹底解説」をご覧ください。

 

参考書を選ぶ際の基準は3つです。

  1. 自分の現在のスコアに合っているか
  2. TOEICに特化しているか
  3. 他の参考書との相性が良いか

1つ目は、自分の現在のスコアに合っているかという点です。

レベルに合っていない参考書は、やってもやっても効果がほぼゼロです。難しすぎる教材はモチベーションを折り、簡単すぎる教材は時間を無駄にします。

 

2つ目は、TOEICに特化しているかという点です。大学受験向けの単語帳や、英会話系の参考書は800点目標には不向きです。

TOEICには一般の英語学習ではカバーしきれないビジネス特有の問題傾向があります。

 

そして3つ目、これが一番難しいんですが、他の参考書との相性です。

TOEICの参考書はそれぞれ独立しています。しかし、状況に合わせて相互に補完できる参考書を選ぶことが体系的な学習のためには重要です。

参考書を何冊も買う前に

ここまで紹介した通り、800点に必要な参考書は何冊もあります。

でも、自分に合う本を選んで正しい順番に並べるのは至難の業。実際、僕が100人以上を指導してきた体感、多くの人が5冊はムダな参考書を買っています。

 

ただ、そもそも参考書の相性を自分で考える必要はありません。

さきほど紹介した演習中毒には、使うべき教材とその順番が最初から全部組み込まれているので、参考書選びで迷うことすらなくなります。

テン
参考書難民になる前に、まずはアプリの順番どおりに進めてみてください。

TOEIC800点に関するよくある質問【Q&A】

TOEIC800点を目指す方から、特によく寄せられる質問を3つ取り上げます。それぞれ簡潔にお答えします。

  1. 「何ヶ月かかる?」
  2. 「何が必要?」
  3. 「楽天の内定取り消しって本当?」

Q1. TOEIC800点は何ヶ月で取れる?

結論:現在のスコアによって変わる。700点台からなら1〜2ヶ月、600点台からなら2〜3ヶ月、500点台からなら3〜6ヶ月が目安です。

 

「何ヶ月で800点に届くの?」と気になっている方は多いと思います。結論から言うと、現在のスコアによって大きく変わります。

目安としては、以下のように考えていただくと良いです。

  • 1ヶ月:700点台からであれば可能
  • 2ヶ月:600点台から毎日5時間集中できれば現実的
  • 3ヶ月:600点台からでも無理なく目指せる
  • 6ヶ月〜:400点台から

「1ヶ月で800点」は、700点台のスコアをすでに持っている方なら、戦略的に弱点パートを集中攻略することで十分届きます。

「2ヶ月で800点」は、600点台の方が毎日5時間集中できれば現実的な数字です(めちゃくちゃきついですが)。

テン
「3ヶ月」あれば600点台から無理なく800点を射程に入れられます。

Q2. TOEIC800点を取るには何が必要?

何から始めればいいかわからない方に向けて、必要な要素を3つに絞って整理します。

  1. 正しい勉強の順番
  2. 語彙力強化
  3. 体系的な学習

1つ目は、正しい勉強の順番です。

まず自分のスコアを正確に把握し、語彙力の強化 → 苦手パートの克服 → 定期的な測定というサイクルを守ることが最優先です。

 

2つ目は、語彙力です。

語彙力が800点攻略の土台になります。TOEIC頻出の英単語の意味が瞬時に出てくるレベルまで反復することが目標です。

 

3つ目は、体系的な学習です。

学んだ知識を体系的に繋げながら学習しなければTOEIC800点には到達できません。

Q3. 楽天のTOEIC800点で内定取り消しって本当?

結論:「内定取り消し」は正確ではありません。入社後の昇進条件として800点が関係する形です。

 

「楽天のTOEIC800点で内定取り消し」という話を目にしたことがある方も多いと思います。

 

報道によると、楽天は2019年ごろ、TOEIC800点未満の社員に対して英語能力向上プログラムの受講を義務付けた、という動きがありました。

楽天はグループ内の公用語を英語にしていることで知られており、社内での業務遂行に一定の英語力水準を求める方針をとっています。

 

ただし、これは「800点未満の学生の内定を取り消す」という制度とは異なります。

テン
入社後のキャリアや昇進条件として800点が関係してくる、という文脈での話です。楽天に限らず、海外赴任や幹部候補の条件として800点を設定している企業は複数あります。

 

正確な制度内容は企業・時期によって変わるため、採用情報や説明会で最新情報を確認することをおすすめします。

 

ただ、このような報道がある事実自体が、800点というスコアのポジションを示しています。

 

グローバル企業で「英語ができる社員」として評価されるための、ひとつの明確な目安として800点が使われていること。

これは間違いありません。800点を目標に設定する動機として、ぜひポジティブに受け取ってください。

テン
「内定取り消し」という強い言葉が一人歩きしている感じはありますが、「800点が企業内でひとつの英語力基準になっている」という事実自体は本物です。

まとめ

結論:TOEIC800点は受験者全体の上位15.7%に位置し、一橋大学・慶應大学の卒業生平均と同等のハイスコアです。

 

この記事では、TOEIC800点のレベル・すごさ・大学換算・就活での評価・勉強時間・勉強法・おすすめ参考書を解説しました。

800点は簡単に取れるスコアではありません。でも、正しい順番で正しい勉強をすれば、誰でも到達できるスコアです。

 

この記事のポイントをまとめます。

  • TOEIC800点は受験者全体の上位15.7%(偏差値61相当)
  • 一橋大学(813.9点)・慶應義塾大学(799.1点)の卒業生平均と同等
  • 就活・転職で英語力トップ評価。コンサルティングファーム社員平均(807.5点)と同等水準
  • 勉強時間は現在のスコアによって異なる(700→800:100〜200時間、600→800:250〜350時間)
  • 参考書は金フレ・でる1000問・公式問題集の3冊に絞る
  • 「勉強の順番 > 教材選び」が800点攻略の核心
テン
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。800点は「楽に取れないからこそ価値が高い」スコアです。勉強のやり方さえ間違えなければ、あなたも必ず到達できます。自分を信じて勉強して、800点まで駆け上がってください。

 

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