今回はTOEICリーディング300点のレベルと、300点を取るための勉強法・勉強時間を解説します。
- TOEICリーディング300点がどのくらいのレベルなのか知りたい
- TOEICリーディングで300点以上を目指している
- TOEICリーディングのスコアが伸び悩んでいる
という方は必見です!
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495点、リーディング480点)です!
TOEICリーディング300点のレベル
TOEICリーディング300点は上位41.9%
TOEIC公式が発表した「第353回 平均スコア・スコア分布 詳細」によると、
- リーディングのスコアが320点未満は全体の下位64.1%
- リーディングのスコアが295点未満は全体の下位54.1%
です。よって、リーディング300点は上位35.9%〜45.9%だと考えられます。
TOEICのスコアは5点刻みなので、290点から315点までの点数の種類は以下の6通りです。
- 290点(上位45.9%)
- 295点
- 300点
- 305点
- 310点
- 315点(上位35.9%)
それぞれのスコアに均等に受験者が分布しているとすれば、各スコア間の差は2%(=45.9%-35.9%)/5)になります。
よって、リーディング300点は上位41.9%(=45.9%-2%×2)です。
TOEICリーディング300点は偏差値52で「日東駒専」レベル
第353回のリーディングの平均スコアは279.6点です。
そのため、300点だと平均より20.4点高いことになります。
過去のTOEIC統計から、リーディングのスコアが9.4点上がると、偏差値が1アップする計算になります。
TOEICリーディング300点は公式の4段階のリーディング力評価で下から2番目のレベル
「Score Descriptor Table」によると、TOEICリーディング300点は4段階中下から2番目の評価で、以下のような特徴が認められます。
- 限られた長さの文章では簡単な推測ができる
- 文中と問題の表現が同じであれば事実に基づく情報に関する問題に正答できる
- 言い換えがある場合は推測が困難
- ふたつ以上の文章にわたる情報を関連づけることができない
- 難しい語彙や例外的な意味、複雑な文法構造が理解できない
TOEICリーディング300点は正答率66〜75%くらい
以下の表より、リーディングで66%〜75%ほど正答できれば、スコアは300点くらいになります。
TOEICリーディング300点ならリスニングは350点取れる
「TOEIC Program DATA & ANALYSIS」によると、過去3年間の受験者全体の平均スコアは以下です。
年度 | リスニング | リーディング | 合計点 |
2022 | 331 | 277 | 608 |
2021 | 331 | 279 | 611 |
2020 | 337 | 282 | 620 |
このデータから、リスニングとリーディングで50点くらいの差があることがわかります。
よって、TOEICリーディング300点の場合、リスニングは350点くらいになる人が多いです。
TOEICリーディング300点を取るための勉強法
さて、ここからはTOEICリーディング300点を取るための勉強法を解説します!
語彙力を鍛える
TOEICのスコア別に求められる目安の英単語数は以下です。
スコア(リーディングの目安スコア) | 必要英単語数 |
400点(175点) | 3000語程度 |
500点(225点) | 4000語程度 |
600点(275点) | 5000語程度 |
700点(325点) | 7000語程度 |
800点(375点) | 8000語程度 |
900点(425点) | 10000語以上 |
300点を取るには、約5,000〜7,000単語を覚えることが必要です。
語彙力を鍛えるには、以下を実践しましょう。
- TOEIC特有の英単語帳で英単語を覚える
- 文中でわからない英単語を調べノートにまとめ、定期的に見直す
①を通じて、TOEICに頻出の英単語をカバーします。
そして、②によって、頻出ではないが重要な英単語を覚えましょう。
また、英単語を覚えるときは「反復」を意識してください。
たとえば5日で100単語覚えたい場合、
- 20単語確実に覚える×5日
- 3回100単語目を通す×5日
だと、②の方が圧倒的に暗記効率が高くなります。
英文法を勉強する
英文法は軽視されがちですが、英単語と並んで重要な英語の基礎です。
英文法の理解度が低ければ、英文を読むスピードと読解の精度が落ちるので、全体のスコアがガクッと落ち込みます。
また、TOEICには文法問題が多数出題されるため、英文法をしっかり理解しておくことがスコアアップのために重要です。
英文法の勉強には、LINE公式アカウント追加特典の「TOEIC英文法完全攻略」を使うのがおすすめです。
「TOEICに出る英文法だけ」に絞り、余計な解説を一切省いているので、無駄なく効率的に英文法をインプットできます。
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Part5・6を重点的に対策する
TOEICのリーディングセクションはPart5・6・7の3つのパートに分かれています。
Part5・6は問題がシンプルなので対策が簡単な一方、Part7は長文問題なので対策が難しいです。
よって、まずはPart5・6を重点的に対策するのがおすすめです。
Part5・6でしっかりスコアを稼げればTOEICリーディングで300点は十分取れます。
各パートの勉強法については、上で紹介したLINE公式アカウント友達追加特典の「TOEIC勉強法大全」で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
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実践演習する
- 時間の感覚を身につける
- 問題の形式に慣れる
- 75分間集中する体力を身につける
ために、実践演習しましょう。
実践演習にはTOEICの公式問題集を使うのがおすすめです。
また、実践演習が終わった後、丁寧に復習することが大切です。
以下の点を意識しながら、じっくり時間をかけて復習しましょう。
- わからなかった英単語を調べてノートにまとめておく(ノートは定期的に見直す)
- わからなかった文法事項を調べて理解する
- リーディングで解き終わらなかった問題を解き直す
スキマ時間はスタサプで勉強する
- 通勤・通学の移動時間
- 休憩時間
など、日々の生活を見直すと、勉強に有効活用できそうなスキマ時間はたくさん見つかるはずです。
1日30分でもスキマ時間に勉強できれば、1ヶ月で15時間もの勉強時間になります。
スキマ時間の勉強には「スタディサプリTOEIC」を活用するのがおすすめです。
スマホでいつでもどこからでも気軽に、かつ本格的にTOEIC対策ができます。
「スタディサプリTOEIC」は無料体験もできるので、ぜひ試してみてください!
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TOEICリーディング300点を取るのにかかる勉強時間
TOEICリーディングで300点を取るのにかかる勉強時間は現在のレベルにより異なります。
一般的に、TOEICの合計スコアを100点伸ばすのに必要な勉強時間は約200〜300時間必要と言われています。
よって、単純計算でリーディングを50点伸ばすには約100〜150時間かかることになります。
「そんなに勉強しないといけないのか…」と思ったかもしれません。
しかし、「約200〜300時間」というのは、あくまで一般的な方法で勉強した場合です。
今回紹介したように順序立てて勉強すれば、それよりはるかに短時間でスコアを伸ばせます。
TOEICリーディング300点を取るためにおすすめの参考書・教材
TOEICリーディングのおすすめ参考書・教材を紹介します!
TOEIC 出る単特急 金のフレーズ
TOEICの超定番英単語帳です。
TOEIC対策をする方ならみんな持っていると言っても過言ではありません。
以下のように単語がレベル別に分けられているので、自分の目標スコアを達成するために必要な英単語を過不足なく覚えられます。
- 600点レベル(400単語)
- 730点レベル(300単語)
- 860点レベル(200単語)
- 990点レベル(100単語)
また、上記のメインの英単語のほか、以下の補足的な英単語集もついています。
- パート1重用語100
- 部署・職業名
- 前置詞・接続詞・接続副詞
- 多義語
- 定型表現
どれも覚えておくとTOEICで有利になるものばかりなので、積極的に覚えていきましょう。
TOEIC勉強法大全
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TOEICスコアアップに必要な勉強法を、基礎/リスニング/リーディング/Part別/総合という5つのカテゴリーに分けて徹底解説しています。
このほかにも、英文法の教材や英単語語源集・レベル別英単語集などをゲットできます。
TOEIC学習に必ず役立つので、ぜひ活用してください!
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TOEIC公式問題集
TOEICの実践演習をするのに特におすすめしたい問題集です。
「公式」というだけあって本番に近い難易度・形式の問題が掲載されています。
そのうえ、本番と同様のスピーカーがリスニング音声の収録を担当しているので、限りなく実践に近い形で問題演習できます。
現在、冊子・バージョンは1〜11まであり、11が最新です。
問題集としては価格が少し高いですが、本気でTOEICを勉強するなら最低1冊は持っておきたい問題集です。
公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リーディング編
TOEIC公式が出版しているリーディング特化の問題集です。
Part5・Part6・Part7の問題が1セット18〜20問、合計20セットで計377問収録されています。(トレーニング2)
「公式問題集だけでは演習量が足りない」と感じた場合は、この問題集を使いましょう。
ただし注意点が1つあって、この問題集は2種類あります。
- 公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リーディング編(2017/6/23発売)
- 公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング 2 リーディング編(2023/12/4発売)
TOEIC L&Rテスト 文法問題はじめの400問
この問題集には、TOEICのPart5の問題が400問掲載されています。
いきなり本番レベルの問題を解くのではなく、短くシンプルな基礎問題から解いていく構成になっているので、挫折せずに問題演習できます。
まとめ
TOEICリーディング300点は、上位41.9%のスコアです。
300点を取るための勉強法は以下です。
- 語彙力を鍛える
- 英文法を勉強する
- Part5・6を重点的に対策する
- 実践演習する
- スキマ時間はアプリで勉強
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