今回はTOEICリーディング200点を取る勉強法、そして200点から300点に上げる勉強法を解説します。
あわせて、おすすめ参考書や目安の勉強時間も解説も解説します。
- TOEICリーディングで200点からスコアを伸ばしたい
- TOEICリーディングのスコアが伸び悩んでいる
という方は必見です!
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495点、リーディング480点)です!
TOEICリーディング200点を取るための勉強法
さっそく、TOEICリーディング200点以下から200点を取るための勉強法を解説します!
語彙力を鍛える
TOEICのスコア別に求められる目安の英単語数は以下です。
スコア(リーディングの目安スコア) | 必要英単語数 |
400点(175点) | 3000語程度 |
500点(225点) | 4000語程度 |
600点(275点) | 5000語程度 |
700点(325点) | 7000語程度 |
800点(375点) | 8000語程度 |
900点(425点) | 10000語以上 |
TOEICリーディングで200点を取るには、約3,000〜4,000単語を覚えることが必要です。
TOEICの英単語学習で大切なことは、TOEIC特化の英単語帳を使うことです。
大学受験特化の単語帳を使うとTOEICには出てこない英単語まで覚えることになり、単語学習の効率が落ちるので注意しましょう。
また、英単語を覚えるときは「反復」を意識してください。たとえば5日で100単語覚えたい場合、
- 20単語確実に覚える×5日
- 3回100単語目を通す×5日
だと、②の方が圧倒的に暗記効率が高くなります。
英文法を勉強する
現状TOEICリーディング200点以下の方は英文法の理解度が低いです。
英文法の理解度が低ければ、英文を読むスピードと読解の精度が落ちるので、全体のスコアがガクッと落ち込みます。
また、TOEICのPart5には文法問題が多数出題されるため、英文法をしっかり理解しておくことがスコアアップのために重要です。
英文法を勉強するときは、インプットとアウトプットのバランスが大切です。
インプットだけだと英文法の理解は深まりきりません。
アウトプットすることで、英文法をしっかり理解できます。また、問題を解くときにすぐ必要な英文法の知識を思い出しやすくなります。
毎日英語を読む
試験時間の最後まで集中して読解スピードを落とさない体力を身につけるために、毎日英語を読むことを習慣づけましょう。
最初はじっくり時間をかけて、辞書やインターネットを駆使しながら、一文一文丁寧に読みましょう。
慣れてきたら、次はスピードを意識しながらスラスラ読むことに挑戦してください。
実践演習する
実践演習にはTOEICの公式問題集を使うのがおすすめです。
なお、総合スコアが600点未満の場合、実践演習する際は基本的に時間を測らないでOKです。
時間を測って焦って解くよりも、辞書やインターネットを用いてじっくり時間をかけて解いた方が演習の効果が高まります。
また、実践演習が終わった後、丁寧に復習することが大切です。
以下の点を意識しながら、じっくり時間をかけて復習しましょう。
- わからなかった英単語を調べてノートにまとめておく(ノートは定期的に見直す)
- わからなかった文法事項を調べて理解する
- リーディングで解き終わらなかった問題を解き直す
スキマ時間はスタサプで勉強する
- 通勤・通学の移動時間
- 休憩時間
など、日々の生活を見直すと、勉強に有効活用できそうなスキマ時間はたくさん見つかるはずです。
1日30分でもスキマ時間に勉強できれば、1ヶ月で15時間もの勉強時間になります。
スキマ時間の勉強には「スタディサプリTOEIC」を活用するのがおすすめです。
スマホでいつでもどこからでも気軽に、かつ本格的にTOEIC対策ができます。
スタディサプリTOEICは無料体験もできるので、ぜひ試してみてください!
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TOEICリーディング200点を取るのにかかる勉強時間
TOEICリーディングで200点を取るのにかかる勉強時間は現在のレベルにより異なります。
一般的に、TOEICの合計スコアを100点伸ばすのに必要な勉強時間は約200〜300時間必要と言われています。
よって、単純計算でリーディングを50点伸ばすには約100〜150時間かかることになります。
「そんなに勉強しないといけないのか…」と思ったかもしれません。
しかし、「約200〜300時間」というのは、あくまで試行錯誤しながら(回り道しながら)勉強した場合です。
今回紹介したように順序立てて勉強すれば、それよりはるかに短時間でスコアを伸ばせます。
TOEICリーディング200点から300点に上げる勉強法
さて、ここからは200点から300点に上げる勉強法を解説します!
ここまで解説してきた方法でしっかり勉強したうえで、以下を実践してください。
- 時間配分を決める
- スラッシュリーディングをする
- Part5・6を対策する
- テクニックを学ぶ
時間配分を決める
Part5、Part6、Part7の時間配分を決めておきましょう。
時間配分を決めることで、1つのパートに時間を使い過ぎることを予防できます。
300点を目指すなら、以下の時間配分がおすすめです。
問題 | 時間 |
Part5 | 13分 |
Part6 | 15分 |
Part7 | 47分(この時間で解けるだけ解く) |
そして、問題演習をするときは決めた時間配分を必ず意識するようにしましょう。
これにより、時間の感覚を身体で覚えられます。
ただ、毎回時間配分通りに問題を解けるとは限りません。
時間を意識しすぎると気が散って集中できなくなる可能性もあるので、あまり神経質になる必要はありません。
スラッシュリーディング
現状TOEICリーディング200点台の場合、「返り読み」する癖があります。
返り読みというのは、英文を一度最後まで目を通した後、後ろから日本語に訳していくことです。
返り読みをしてしまうと、
- リーディングでは読解スピードが遅くなる
- リスニングは内容が理解できなくなる
など、たくさんの弊害が出てきます。
英文を返り読みしないで前から理解できるようにするために、スラッシュリーディングをしましょう。
スラッシュリーディングというのは意味のまとまりごとにスラッシュを入れる練習法です。
例えば、以下のように行います。
スラッシュの入れ方は1つではありません。
慣れないうちはスラッシュは多くなるはずです。
しかし、練習するうちにより多くの範囲を1つのまとまりとして理解できるようになるので、スラッシュは少なくなっていきます。
そして、最終的にはスラッシュを入れなくても、前から英文の内容を理解できるようになります。
Part5・6を重点的に対策する
TOEICのリーディングセクションはPart5・6・7の3つのパートに分かれています。
Part5・6は問題がシンプルなので対策が簡単な一方、Part7は長文問題なので対策が難しいです。
よって、まずはPart5・6を重点的に対策するのがおすすめです。
Part5・6でしっかりスコアを稼げればTOEICリーディングで300点は十分取れます。
TOEICリーディングのおすすめ参考書・教材
ここからは、TOEICリーディングのおすすめ参考書・教材を紹介します!
TOEIC 出る単特急 銀のフレーズ
TOEICの定番単語帳です。
書店のTOEICコーナーに行くと、必ずと言っていいほど一番目に入るところに置かれています。
銀フレには、TOEIC頻出の1000単語が掲載されています。
覚えてなきゃやばい重要単語ばかりなので、確実に覚えましょう。
TOEIC L&Rテスト 文法問題はじめの400問
TOEICのPart5の問題が400問掲載されています。
いきなり本番レベルの問題を解くのではなく、短くシンプルな基礎問題から解いていく構成になっているので、挫折せずに問題演習できます。
TOEIC公式問題集
TOEICの実践演習をするのに特におすすめしたい問題集です。
「公式」というだけあって本番に近い難易度・形式の問題が掲載されています。
そのうえ、本番と同様のスピーカーがリスニング音声の収録を担当しているので、限りなく実践に近い形で問題演習できます。
現在、冊子・バージョンは1〜11まであり、11が最新です。
問題集としては価格が少し高いですが、本気でTOEICを勉強するなら最低1冊は持っておきたい問題集です。
公式TOEIC Listening & Reading 500+
「基本問題」を中心に掲載している公式の問題集です。
- 公式問題集が難しいと感じた
- TOEICリーディング200点未満
の方は、こちらの問題集で演習するのがおすすめです。
TOEICリーディング200点から300点に上げるのにかかる勉強時間
TOEICスコアを100点伸ばすのに必要な勉強時間は約200〜300時間必要と言われています。
よって、リーディングを200点から300点に上げるには約200〜300時間かかるでしょう。
まとめ
TOEICリーディング200点は、上位78.2%のスコアです。
200点を取るための勉強法は以下の通りです。
- 語彙力を鍛える
- 英文法を勉強する
- 毎日英語を読む
- 実践演習する
- スキマ時間はアプリで勉強
また、TOEICリーディング200点から300点に上げる勉強法は以下です。
- 時間配分を決める
- スラッシュリーディング
- Part5・6を対策する
今回はTOEICリーディング350点のレベルと、350点を取るための勉強法・勉強時間を解説します。 TOEICリーディング350点がどのくらいのレベルなのか知りたい TOEICリーディングで350点以上を目指している […]