TOEIC800点を3ヶ月で取る勉強法/参考書/スケジュールを975点が解説

TOEIC800点は上位15%のスコアです。

偏差値に換算すると61程度で、MARCHなどの難関私立大学や筑波大学などの難関国公立大学と同じくらいになるようです。

 

このように、TOEIC800点というのは非常に高いスコアであり、また、TOEIC学習者にとって1つの壁になっています。

だからこそ就活市場や転職市場での評価も高く、実際に以下のような有名企業では800点を求めています。(執筆時点の情報)

  • 三井物産
  • 三菱商事
  • 楽天
  • KDDI
  • 住友不動産
  • 野村不動産
  • 韓国LG
  • 韓国ヒュンダイ

 

ということで今回は、TOEIC800点を3ヶ月で達成するための勉強法を解説します!

  • 短期間で800点を取りたい
  • 勉強しているのにスコアが伸び悩んでいる

という方は必見です!

本記事の信頼性
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495、リーディング480)です!(大学3年時取得)
TOEICスコア リスニング495 リーディング475 計975

TOEIC800点を3ヶ月で達成するための前提条件

「3ヶ月あれば誰でもTOEIC800点に上げられる」なんてことはありません。

3ヶ月でTOEIC800点を達成するには、以下の2つの条件を満たしていることが重要です。

  1. TOEIC500点レベルの英語の基礎(語彙、文法、リスニング)ができている
  2. 学習の意欲や目的があって毎日2〜3時間以上の勉強時間を確保できる

英語の基礎ができている

TOEIC500点レベルの語彙力・英文法・リスニング力が身についていれば、3ヶ月で800点を目指すのは難しくありません。

 

逆に、英語力がTOEIC500点未満の場合は基礎学習に時間を使わなければならないため、3ヶ月だと時間が足りなくなる可能性が高いです。

よって、より長期的な学習計画を立てる必要があります。

毎日2〜3時間以上の勉強時間を確保できる

TOEIC800点を取るために必要な勉強時間はスタートラインにより異なります。

もしTOEIC500点レベルから800点を目指すなら、毎日最低でも2〜3時間を勉強時間として確保したいところです。

TOEIC800点を取るメリット

とはいえ、学習の目的や動機がない状態で毎日2〜3時間以上の勉強時間を確保するなんて普通はできませんよね。

 

ということで、ここからはTOEIC800点を取るメリットを整理します。

「自分が何のためにTOEIC800点を取るのか」という明確な目的・動機を持つために、ぜひ参考にしてください。

就職活動や転職活動を有利に進められる

企業・団体が採用時に求めるTOEICスコア 英語活用実態調査2019

英語活用実態調査2019より引用)

上画像から、新卒採用では平均545点、中途採用では平均620点のスコアが要件・参考とされています。

TOEIC800点だとそれらより200点〜250点近く高いので、就活や転職の際にほかの候補者と英語力で差別化して選考を有利に進められるでしょう。

昇進・昇格や海外出張・海外赴任のチャンスを得られる

昇進ん・昇格・海外出張等に必要なTOEICスコア 英語活用実態調査2019

英語活用実態調査2019より引用)

上図から、昇進・昇格の際には平均的に約500〜600点のスコアが要件・参考とされています。

また、海外出張や海外赴任の選抜の際には、平均的に600点以上のスコアが要件・参考とされています。

 

800点だとそれらのスコアより遥かに高いので、昇進・昇格や海外出張・海外赴任のチャンスが増えるでしょう。

年収がアップする

  • 就職や転職を有利に進められる
  • 昇進・昇格や海外出張・海外赴任のチャンスが増える

以上の結果として、年収がアップするでしょう。

 

実際、dodaによると、TOEICスコアと年収の相関関係は以下のとおりです。

TOEICスコア平均年収
スコアなし379万円
300点未満374万円
300点台419万円
400点台434万円
500点台437万円
600点台436万円
700点台459万円
800点台487万円
900点台534万円

TOEICスコアなしと800点台では、100万円以上の差がついています。

TOEIC600点台と比較して約50万円、700点台と比較しても約30万円も年収が高くなっています。

大学院入試で利用できる

大学院によっては、入試の際にTOEICスコアを利用できるところもあります。

 

800点以上は非常に高いスコアなので、足切りラインに引っかかることはほぼないでしょう。

むしろ、英語力で高評価を得られる可能性が高いです。

テン
「出願要件の一部」「合否判定基準の一部」「英語試験の得点に換算」「英語試験免除」というように、さまざまな形でTOEICスコアが利用されています。

 

英語力が底上げされる

多くの人が指摘するように、TOEIC800点を取れるからといって、英語を話せたり書けたりするとは限りません。

しかし、TOEIC800点を目指す過程で英語力は間違いなく底上げされます。

 

英語力が底上げされれば、後でスピーキングやライティングの訓練をするときの学習効果が高くなります。

よって、短期間で話す/書く能力を向上させることができます。

 

つまり、将来的に英検やTOEFL・IELTSなど、英語4技能の能力を総合的に測る試験への挑戦を考えている場合でも、TOEIC800点を目指して培った英語力は活かされます。

テン
いきなり4技能全てを対策するのは大変です。挫折する可能性もあります。しかし、TOEICで土台の英語力を身につけておけば、挫折することなく着実に総合的な英語力を伸ばせるでしょう。

自慢できる

冒頭で言ったように、TOEIC800点は上位15%/偏差値61という非常に高いスコアです。

しかも「英語をしっかり勉強している人の中での上位15%/偏差値61」なので、一般と比較するとはるかに英語ができる部類に入るでしょう。

 

よって、TOEIC800点取れれば自慢できます。

 

中には「TOEIC800点なんてすごくない」と言う人もいますが、それは英語力が高い世界で生きている人たちの偏った意見です。

世間一般から見れば、TOEIC800点は間違いなくすごいです。

テン
「なんだそりゃ」と思ったかもしれませんが、「すごいと思われたい」というのも立派な動機ですよ。
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toeic 800点 すごさ 大したことない

TOEIC800点を3ヶ月で取るための勉強法

さて、ここからはTOEIC800点を3ヶ月で取るための勉強法を解説します!

TOEICについて知る

TOEICにはリスニングセクション(Part1〜4)とリーディングセクション(Part5〜7)があります。

Part1写真描写問題
Part2応答問題
Part3会話問題
Part4説明文問題
Part5短文穴埋め問題
Part6長文穴埋め問題
Part7長文読解問題

それぞれのPartで、問題の特徴・傾向や対策方法は大きく異なります。

まずはその違いを知りましょう。

テン
これはTOEIC対策を始めたら真っ先にやるべきことです。これをやるかどうかで、今後のTOEIC学習の効率は驚くほど変わってきます。

 

TOEIC全パート攻略法+テクニック」で詳しく解説しているので、必ずご覧ください。

TOEIC特有の英単語を覚える

TOEICには、大学受験等とは異なる「TOEIC特有の英単語」が多く登場します。

よって、TOEIC特有の英単語を覚えることがスコアアップのために重要です。

 

英単語をしっかり覚えれば、リスニングではより詳細に内容を理解できるので、正答率が上がります。

さらに、「この英単語なんて意味だ?」と迷うことがなくなるので、意識を音声に集中させられるようになります。

 

また、リーディングでも内容を詳細に理解できるようになるので、正答率が上がります。

そのうえ、詳細までしっかり理解できれば(理解が曖昧なところが減れば)、本文の内容がしっかり頭に入るので、一度読みで解答できる問題が増えます。

テン
よって、全体の解答スピードが上がり、解答できる問題の数が増えるため、スコアがぐんぐんアップします。

 

TOEIC800点を取るのに必要な英単語数は8,000語程度です。

それだけの英単語を覚えるためには、以下の2つを並行して実践していくことが重要です。

  1. 「銀フレ」「金フレ」などTOEIC特化の英単語帳を使う
  2. 問題演習でわからない英単語を調べノートにまとめ定期的に見直す

①でTOEICに頻出の英単語を覚えます。

そして、②でTOEICに頻出ではないけど重要な英単語をカバーしましょう。

テン
英単語をまとめたノートは、いわば「あなただけの英単語帳」になります。

 

効率的な英単語の覚え方は以下の通りです。(英単語帳、英単語まとめノートともに同様の方法でOK)

100〜150単語の英単語に目を通す×3〜5回

  1. 100〜150単語の英単語に目を通す×3〜5回
  2. 1日後に①を3〜5回
  3. 3日後に①を3〜5回
  4. 7日後に①を1回行い、意味がすぐにわかった英単語には印をつける
  5. ④で印をつけなかった英単語に目を通す(全て覚えられるまで)

これで長期記憶に英単語が定着します。

英文法を勉強する

英文法の理解度が低いと、リスニングでは聞き取りの精度が落ちるので、正答率も落ちます。

また、リーディングでは読解の精度とスピードが落ちるので、正答率が落ち、解ける問題の数が減るので、全体のスコアがグッと下がります。

 

また、Part5には文法問題が多数出題されます。

800点を取るには、9割の文法問題は迷うことなくスピーディーに解けるようになることが必須条件です。

 

英文法を学ぶなら、「スタディサプリ ENGLISH TOEICテスト対策」を利用するのが圧倒的におすすめです。

その理由は3つあります。

  1. TOEICに必要な文法知識をゼロから授業動画で学べる
  2. 関先生が授業を担当しているからとにかくわかりやすい
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スラッシュリーディング

特にTOEIC500〜600点台以下の方の中には、英文を「返り読み」する癖がある方が多いです。

返り読みというのは、英文を一度最後まで目を通した後、後ろから日本語に訳していくことです。

 

返り読みをしてしまうと、

  • リーディングでは読解スピードが遅くなる
  • リスニングは内容が理解できなくなる

など、たくさんの弊害が出てきます。

返り読みはスコアが伸び悩む原因になるので、800点を目指すなら必ず対処すべきです。

 

そのためには、意味のまとまりごとにスラッシュを入れる練習法である「スラッシュリーディング」が効果的です。

例えば、以下のように行います。

The construction company / will negotiate a new agreement / with the city council  / to build the public park.

スラッシュの入れ方は1つではありません。

慣れないうちはスラッシュは多くなるはず。

 

ですが、練習するうちにより多くの範囲を1つのまとまりとして理解できるようになるので、スラッシュは少なくなっていきます。

そして最終的には、スラッシュを入れなくても英文を前から理解できるようになります。

ディクテーション

ディクテーションは、聞こえた音声を書き取る練習法です。

  • リスニング音声のスピードについていけるようになる
  • 音の連結を判別できるようになる=ひとつひとつの英単語を聞き分けられるようになる

という効果があります。

 

ディクテーションは以下の手順で進めます。

  1. 全文を聞く
  2. 音声を1文ごとに区切って止めながら書き取る(書き取れるまで音声は何度再生し直してもOK)
  3. 再度全文を聞いて、意味を意識しながら書き取った内容をチェック
  4. スクリプトを見て間違いがないかチェック
  5. 間違いがあった場合は聞き取れるようになるまで聞き直す

リスニング教材・素材は難しすぎないモノを選びましょう。

おすすめの教材はTOEIC公式問題集のPart1・2、慣れてきたらPart3やPart4の長文でオーバーラッピングしていきましょう。

シャドーイング

相手の言ったことを理解するプロセスは2段階です。

  1. 音声認識
  2. 意味理解

日本語の音声を聞く場合は音声認識は自然にできます。

意味理解に集中することができるので、相手の言ったことを一度で理解できます。

 

しかし、英語の音声を聞く場合、練習していなければ、音声認識に脳のメモリーを割かなければなりません。

つまり、意味理解に完全に集中することができないため、相手の言ったことに対する理解度が著しく低くなってしまいます。

 

また、Part3やPart4では、「聞けた!」と思ったのに「あれ、どんな話だったっけ」といざ問題を解くときに内容を思い出せない方も多いのではないでしょうか。

それも意味理解に集中できず、内容が頭に残らなかったからです。

 

そこで、音声認識を自然とできるようになるために効果的なリスニング練習法がシャドーイングです。

シャドーイングは以下の手順で進めます。

  1. 一度全文を聞く(意味を理解しながら)
  2. スクリプトを確認する
  3. スクリプトを確認しながら、音声を流して聞き取りと同時に発音する
  4. ③を最低3回繰り返す
  5. スクリプトを見ずに、音声を流して聞き取りと同時に発音する
  6. ⑤を最低3回繰り返す

Part5の文法問題を解く

ここからはリーディング対策です。

 

リーディングで最も安定して点数を取れるのはPart5の文法問題です。

800点を目指すなら、まずは文法問題で確実に点数を稼げるようになりましょう。

 

具体的な勉強法としては、とにかく問題を解いてください。

問題を解いて、問題のパターンを覚えてしまいましょう。

テン
Part5を対策すれば、自ずとPart6もできるようになります。

 

おすすめの文法問題集は「TOEIC文法問題でる1000問」です。

 

最初は時間を測らずに、じっくり問題に向き合いましょう。

わからない英単語や文法知識が出てきたら、必ず調べるようにしてください。

 

慣れてきたら、次は時間を測ってスピード重視で問題を解いてみてください。

1問あたり12秒以内に解けるようになると、800点にグッと近づきます。

テクニックを学ぶ

「問題を素早く正確に解くテクニック」を学ぶことも必要です。

以下の手順でTOEICのテクニックを身につけていきましょう。

  1. TOEIC全パート攻略法+テクニック」でテクニックを学ぶ
  2. ①で学んだテクニックを実践する
テン
ただテクニックを学ぶだけでは本番で使いこなせません。実践を通じて、テクニックを効果的に使えるようになります。

 

ただし、テクニックを学ぶのは700点以上のスコアを取れるようになってからがおすすめです。

700点未満の英語力だと、テクニックを学んでも使いこなせない可能性が高いからです。

 

700点未満の方は、まず語彙力や英文法など「根本的な英語力」を伸ばすことに注力しましょう。

Part7の情報処理能力を鍛える

  • Part7で解答の根拠が見つからず本文を何度も読み直してしまう
  • マルチパッセージ(複数の英文がある問題形式)で頭が混乱する

という方は情報処理能力を鍛えることが必要です。

 

情報処理能力を鍛えるには、以下の練習方法が効果的です。

  1. TOEIC Part7の英文を読む(このとき、設問や選択肢は確認しない)
  2. 内容を要約する
  3. 本文を見ずに、要約を頼りに設問に解答する
テン
内容の要約は、最初は時間をかけてOKです。慣れてきたら「2分以内」など時間を設けながら練習してください。

 

要約を通じて情報処理能力が鍛えられるのはもちろん、解答に必要な情報と不必要な情報をなんとなく予測できるようになります。

Part7の正答率と解答スピードがグッと上がるので、スコアもどんどんアップしていきます。

実践演習する

実践演習の目的は主に4つあります。

  1. TOEICの問題形式に慣れる
  2. 120分間集中する体力と、時間配分を身につける
  3. 抜けている知識を身につける
  4. 苦手なPartを把握する

①と②は言葉通りです。

 

③について、実践演習をしていると知らない/勉強したが忘れてしまった知識がたくさん登場するはずです。

復習のタイミングでこのような知識を調べることで、知識の抜け漏れを防げます。

テン
このように「知らない/わからない」をひとつひとつ潰すことがTOEICスコアアップのために重要です。

 

また④について、問題を解いていると感触が悪い苦手なPartが明らかになるはずです。

苦手なPartを克服するように勉強すれば、自ずとスコアは伸びていきます。

 

なお、実践演習には公式問題集を使うのがおすすめです。

「公式」とついているだけあって本番に最も近い形式・難易度の問題が掲載されており、他の教材を使うより学習効果が高いからです。

 

さらに、復習の際は以下の2点を丁寧に行いましょう。

  1. 英文は聞き取れるようになるまで聞き直す
  2. スラスラ読めるようになるまで読み直す

TOEIC800点のリスニング・リーディングの目標スコア/正答数

TOEIC800点のスコア目安は以下の通りです。

  • リスニング:400〜425点
  • リーディング:375〜400点

素点に直すと、以下のようになります。

  • リスニング:85点前後
  • リーディング:85点前後

 

そして、800点を取るためのPart別の目安の正答数は以下のとおりです。

問題数正答数
Part16問5問
Part225問23問
Part339問32問
Part430問25問
Part530問27問
Part616問13問
Part754問45問

各パートの勉強法については「TOEIC全パート攻略法+テクニック」をご覧ください。

TOEIC800点に3ヶ月で上げるコツ

3ヶ月でTOEIC800点にスコアを上げるために、以下を実践しましょう。

  • 英語に触れる時間を増やす
  • スキマ時間を活用する
  • 定期的に自分の実力を把握する

英語に触れる時間を増やす

  • 英語の本を読む
  • 英語のニュースを聞く
  • 映画・ドラマを英語字幕・音声で視聴してみる
  • 英語で日記を書く

というように、まずは普段から英語に触れることを意識づけましょう。

 

  1. 1週間のうち1日だけ7時間英語に触れる
  2. 1週間毎日1時間ずつ英語に触れる

①と②は「1週間のうち英語の触れた時間が7時間」という点では同じです。

しかし、②の方が英語力が格段にアップしていきます。

スキマ時間を活用する

仕事や学業で忙しく、まとまった時間を確保できない方は多いでしょう。

その場合はスキマ時間を積極的に活用していきましょう。

 

  • 通勤・通学の移動時間
  • 休憩時間

など、日々の生活を見直すと、勉強に有効活用できそうなスキマ時間はたくさん見つかるはずです。

1日30分でもスキマ時間に勉強できれば、1ヶ月で15時間もの勉強時間になります。

 

スキマ時間の勉強には、スタディサプリ ENGLISH TOEICテスト対策を活用するのがおすすめです。

テン
スマホで気軽に、かつ、本格的にTOEIC対策ができます。

定期的に自分の実力を把握する

Santaアルクのスコア診断をしたり、公式問題集を通しで解いたりして、定期的に自分の実力を把握しましょう。

 

この作業を通じて「今やっている勉強法が効果的かどうか」を判断できます。

効果的(スコアが伸びている)であればそのまま続ければ良いですし、効果的(スコアが伸びていない)でないなら何か改善すべきところがあるはずです。

 

また、自分の苦手を見つけることができるのもポイントです。

弱点を克服するように勉強すれば、自ずとスコアはアップしていきます。

テン
また、苦手意識がなくなれば、モチベーションアップも期待できます。

TOEIC800点を3ヶ月で達成するためにおすすめの参考書・教材

ここからは、3ヶ月でTOEIC800点を取るためにおすすめの参考書や教材を紹介します!

TOEIC全パート別攻略法


4ヶ月で975点を取った私のTOEIC研究をすべて詰め込んでいる記事です。

  • 問題の傾向・形式
  • スコア別の目標解答時間
  • 各Partの勉強法
  • 解答スピードと正答率を同時に上げる問題の解き方とテクニック
  • スコアアップのコツ

など、「これさえ読めばTOEICのことがバッチリ理解できる!」と自信を持って言えるほど内容が充実しています。

さらに、英単語帳やTOEIC英文法解説pdf、リーディングセクションPart5の文法問題集なんかも付いています。

テン
どの参考書よりも充実した内容になっているので、ぜひご覧ください!

TOEIC 出る単特急 銀のフレーズ

TOEIC500点〜600点を取るのに必要な英単語が1000語掲載されている英単語帳です。

 

TOEICに出てきそうなフレーズ・例文が載っており「英単語が実際にどのような場面で使われるのか」を確認しながら覚えられます。

また、TOEIC・英語初心者が覚えやすいよう、英単語が難易度順に並んでいるのもポイントです。

 

TOEIC500点台で英語力にまだ不安がある方は、まず銀のフレーズの英単語を全て覚えるようにしましょう。

TOEIC 出る単特急 金のフレーズ

TOEIC600点以上を取るのに必要な英単語が1000語掲載されている英単語帳です。(銀のフレーズの姉妹書)

以下のように英単語がレベル分けされており、目標スコアに合わせて頻出英単語を学べます。

  1. 600点レベル(400単語)
  2. 730点レベル(300単語)
  3. 860点レベル(200単語)
  4. 990点レベル(100単語)

800点を取りたいなら、730点レベルまでの英単語はTOEIC超頻出なので必ず全て覚えてください。

860点レベル以上の英単語は730点レベルまでの英単語と比較すると出現頻度が低いので、無理に覚える必要はありません。

テン
時間に余裕があれば覚えましょう。

TOEIC 文法問題 でる1000問

TOEICのPart5の文法問題が1049問掲載されている問題集です。

 

とにかく網羅性が高いのが特徴。

Part5の文法問題の正答率と解答スピードを上げるために使ってほしい問題集です。

TOEIC公式問題集

created by Rinker
国際ビジネスコミュニケーション協会

本記事ではすでに何度も登場していますが、TOEICの実践演習をするのに特におすすめしたい問題集です。

テン
私もいろんな問題集を使ってきましたが、個人的には公式問題集が一番スコアアップに直結すると感じています。

 

「公式」というだけあって本番に近い難易度・形式の問題が掲載されています。

そのうえ、本番と同様のスピーカーがリスニング音声の収録を担当しているので、限りなく実践に近い形で問題演習できます。

 

現在、冊子・バージョンは1〜10まであり、10が最新です。

問題集としては価格が少し高いですが、本気でTOEICを勉強するなら最低1冊は持っておきたい問題集です。

TOEIC800点を3ヶ月で達成するために使うべき学習ツール

ここからはTOEICの学習効率を上げてくれる学習ツールを紹介します。

短期間でスコアを伸ばしたい方は、積極的に利用しましょう。

Santaアルク

Santa

 

SantaアルクはTOEIC対策をするなら必須級のアプリです。

Santaアルクがおすすめな理由は3つあります。

  1. 無料のレベルテストでスコアを診断できる
  2. AIがひとりひとりに合わせた学習カリキュラムを提案してくれる
  3. 無料プランでも講義・模試(30問)を受けられる

特に注目してほしいのが「①無料のレベルテストでスコアを診断できる」ことです。


たった12問のテストを受けるだけでスコア診断ができるので、定期的に自分のスコアを把握するのに非常に役立ちます。

しかも精度が95%と高いため、診断結果を信頼できるのもポイントです。

 

Santaアルクは、TOEICの勉強をするなら必ず使いたいアプリです。

 

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スタディサプリENGLISH TOEICテスト対策


スタディサプリ ENGLISH TOEICテスト対策は、本格的なTOEIC対策ができる学習ツールです。

スタディサプリ ENGLISH TOEICテスト対策がおすすめな理由は3つあります。

  1. 20回分の実践問題を解ける
  2. 約580本に及ぶ関先生の英語講義でゼロからTOEIC対策ができる
  3. AIが「今解くべき問題を出題&苦手な部分を発見」してくれるので効率的に学習できる

スタディサプリ ENGLISH TOEICテスト対策は、本気で3ヶ月でTOEIC800点を取りたい方は絶対に使うべきサービスです。

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特に、スキマ時間活用との相性は抜群です。

 

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TOEIC800点を3ヶ月で取る学習スケジュール

最後に、3ヶ月でTOEIC800点を取るための学習スケジュールを解説します。

本番3ヶ月前

まずは以下の学習ツールを揃えてください。

  1. TOEIC全パート攻略法+テクニック
  2. 金のフレーズ(単語力に自信がない場合は銀のフレーズ)
  3. 文法問題 でる1000問
  4. TOEIC 公式問題集
  5. Santaアルク
  6. スタディサプリ ENGLISH TOEICテスト対策

そして、TOEIC全パート攻略法+テクニックを読んで、TOEICについて詳しく知ってください。

本番3ヶ月前〜本番2週間前

3ヶ月前〜本番2週間前にやるべきことは以下の通りです。

  • 金のフレーズで語彙力強化
  • スタサプの文法講義を視聴
  • 文法問題毎日50問以上
  • 毎日ディクテーション・シャドーイング
  • 3日に1回は模試・公式問題集を解く
  • Santaで7日に1回スコア診断
テン
やることは毎日ほとんど同じです。こうした地道な作業がスコアアップにつながります。

 

通勤通学の電車やバスの中(単語帳や文法講義視聴)、徒歩中(リスニング)などスキマ時間を徹底的に活用するようにしましょう。

本番2週間前〜本番1週間前

本番2週間前〜本番1週間前は、アウトプットを増やしていきましょう。

具体的には、文法講義の視聴や英単語学習に費やす時間を減らして、文法問題集・模試・公式問題集での演習やディクテーション・シャドーイングに費やす時間を増やしてください。

 

特に、本番を想定した実践演習は重要です。

2時間かけてしっかり実践演習し、その後の復習も丁寧に行いましょう。

本番1週間前〜本番

本番1週間前からは、さらにアウトプット、特に実践演習を増やしてください。

毎日のように模試・公式問題集を解いて復習することを繰り返しましょう。

まとめ

TOEIC800点を3ヶ月で取るための勉強法を解説しました。

  • TOEIC全パート攻略法でTOEICについてよく知る、テクニックを学ぶ
  • TOEIC特有の英単語を覚える
  • 英文法を勉強する
  • スラッシュリーディング
  • ディクテーション
  • シャドーイング
  • 文法問題演習
  • Part7要約
  • 実践演習
テン
ぜひ参考にしてください!

 

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