今回はTOEIC Part5のスコアをぐんぐん伸ばす勉強法を解説します。
- TOEIC Part5が苦手
- いくら勉強してもPart5のスコアが伸びない
- Part5を解くのに時間がかかりすぎる
という方は必見です!
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495点、リーディング480点)です!
TOEIC Part5の概要
まずはTOEIC Part5の概要を解説します。
問題形式
TOEIC Part5の問題形式は「短文穴埋め」です。
英文の空欄に入る適切な答えを、4つの選択肢から選びます。
Due to an unforeseen increase in demand, the production department has decided to _____ overtime shifts for the next two weeks.
(A)implement
(B)decrease
(C)cancel
(D)postpone
問題数
TOEIC Part5の問題数は30問です。
TOEICリーディングセクションは合計100問なので、割合としては30%とかなり高いです。
TOEIC Part5の出題パターン
TOEIC Part5の問題パターンは大きく2つに分類できます。
- 語彙問題
- 文法問題
そして、②の文法問題はさらに5つに細分化できます。
- 品詞問題
- 前置詞・接続詞問題
- 動詞問題
- 代名詞問題
- 関係詞問題
語彙問題
Due to an unforeseen increase in demand, the production department has decided to _____ overtime shifts for the next two weeks.
(A)implement
(B)decrease
(C)cancel
(D)postpone
語彙問題は、その名の通り「語彙力」を問う問題です。
30問中10問程度出題されます。
品詞問題
The discussion was difficult, but thanks to his remarks we came to ____.
(A)agree
(B)agreement
(C)agrreable
(D)agreeably
品詞問題は、ある単語から派生した品詞が異なる(同じ品詞が登場する場合もある)英単語が4つの選択肢を構成する問題です。
30問7問程度出題されます。
前置詞・接続詞問題
The report must be submitted ____ Monday morning without fail.
(A) at
(B) on
(C) in
(D) to
The grant is intended _______ small businesses that are looking to expand their operations overseas.(A) opposite
(B) even if
(C) for
(D) unless
前置詞・接続詞問題は、前置詞のみ、または前置詞+接続詞で選択肢が構成される問題です。
30問5問程度出題されます。
動詞問題
Even though sales figures for the third quarter ____ expectations, the marketing team is brainstorming new strategies for growth.
(A)exceed
(B)exceeded
(C)exceeding
(D)to exceed
動詞問題は、適切な動詞の形を問う問題です。
30問3問程度出題されます。
代名詞問題
During the meeting, the projector malfunctioned, and ____ was necessary to restart it to continue the presentation.
(A) it
(B) its
(C) itself
(D) them
代名詞問題は、似ている代名詞が選択肢を構成する問題です。
30問2問程度出題されます。
関係詞問題
The museum displayed several artifacts from the ancient city, ____ were discovered during the last excavation.
(A) where
(B) who
(C) which
(D) whose
関係詞問題は、適切な関係詞を選ぶ問題です。
30問1問程度出題されます。
TOEIC Part5が苦手だとやばい理由
TOEIC Part5はリーディングセクションの中で最も簡単なパートです。
つまり、Part5は点数が稼ぎやすいパートだということです。
Part5の問題数は30問と多いです。
そのため、正答率が低いと、全体のスコアはガクッと落ちます。
さらに「正答率を上げよう」と丁寧に解くと、今度は解答スピードが遅くなります。
するとPart7の長文問題に使える時間が減るので、結局全体のスコアはガクッと落ちます。
よって、Part5の苦手を克服し、正答率と解答スピードを同時に伸ばしていくことが重要です。
TOEIC Part5が伸びない・苦手な原因
Part5が伸びない・苦手な原因は3つあります。
- 語彙力が足りない
- 英文法の理解度が低い
- 学習量が足りない
語彙力が足りない
Part5には語彙問題が多数出題されます。
語彙力が不足していると、語彙問題を落としやすくなるため、スコアが伸びません。
また、語彙力がなければ、Part5の問題文の意味を正しく読み取れません。
そのため、文法問題の正答率が下がることにもつながります。
さらに、Part5に出てくる語彙はそれほど難しくありません。
つまり、Part5の語彙がわからないということは、Part6・Part7の問題文や選択肢も満足に読み取れないということです。
Part5の勉強をしていると、ついつい英文法に意識が向いてしまいがちです。
しかし語彙力がなければ、どれだけ英文法を勉強してもPart5のスコアは伸びず、苦手なままです。
英文法の理解度が低い
「英文法を理解する」とは、「英文を見た瞬間に文法的にどんな構造・意味なのかを悩むことなく瞬時に把握できること」を指します。
「英文法を知っているだけ」では不十分です。
英文法を勉強するときにやってしまいがちなのが「参考書をとにかく読み込むこと」です。
このようなインプットは、英文法を勉強するうえで必要なのは間違いありません。
しかし、インプットだけでは「英文法を知っているだけ」の状態にとどまります。
英文法の理解度を上げるには、インプットとアウトプットを交互に繰り返すことが重要です。
学習量が足りない
最後に、単純に学習量が足りないことが原因になっている場合もあります。
TOEICのスコアを100点アップさせるには200〜300時間程度の勉強時間が必要だと言われています。
よって、少し勉強を頑張った程度ではなかなかスコアアップに結びつきません。
仕事や学業で忙しくまとまった時間を確保できないなら、アプリ等を用いて通勤通学や待ち時間などのスキマ時間を活用することが重要です。
TOEIC Part5が伸びない・苦手を克服する勉強法
さて、ここからはTOEIC Part5が伸びない方向けに、苦手を克服する勉強法を解説します!
語彙力を鍛える
英単語を覚えるのは退屈だし大変です。しかし、英単語がわからなければ、英文は読めません。
TOEICの英語は「ビジネスシーンを想定した英語」です。大学受験や日常英会話とは異なる「TOEIC特有の英単語」が多く登場します。
よって、TOEIC特化の英単語帳を使って、特有の英単語を覚えることがスコアアップのために重要です。
おすすめの英単語帳は「銀フレ」「金フレ」です。
TOEIC400点未満の方は、中学レベルの英単語がまだ十分に覚えられていません。
よって、銀フレや金フレを使う前に、ターゲット中学英単語1800で中学レベルの英単語をしっかり覚えていきましょう。
英文法を勉強する
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文法問題を解く
英文法をある程度理解したら、実際にTOEIC問題集を使って文法問題を解いてみましょう。
最初はネットでわからない文法事項を調べながら、丁寧に問題を解きましょう。この作業を通じて知識の抜け漏れを防げます。
慣れてきたら、今度はスピード重視で問題を解いてください。
おすすめの問題集は「文法問題はじめの400問」「文法問題でる1000問」です。
はじめの400問には、TOEIC Part5形式の問題が400問以上載っています。
本番より易しい難易度から演習できるので、挫折することなく着実に英文法の理解が深まる&Part5の正答率を上げられます。
一方、文法問題でる1000問には、本番レベルのPart5の文法問題が1049問載っています。
とにかく網羅性が高く、これ1冊が完璧にできるようになれば文法問題で困ることが無くなります。
目標スコア別の解答時間・正答率は以下の通りです。
目標スコア | 時間配分(1問当たり解答時間) | 目標素点 |
600点〜700点 | 10分(20秒/問) | 24問/30問 |
700点〜800点 | 8分(16秒/問) | 27問/30問 |
800点〜900点 | 6分(12秒/問) | 27問/30問 |
900点以上 | 5分(10秒/問) | 30問/30問 |
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主な内容は以下の通りです。
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- オーダーメイドで学習計画作成
- 1ヶ月に1度のオンライン面談で課題の特定&学習計画修正
- 予算やライフスタイルに合った教材選定
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また、「スコアの伸び悩み」を防ぐために、1ヶ月に1度のオンライン面談で課題を特定します。そして、課題を克服できるように、学習計画を適宜修正していきます。
イングルートのコーチングを受ければ、勉強を継続して、TOEICのスコアを着実に伸ばすことができます。
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※入会金はかかりません。
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まとめ
TOEIC Part5が伸びない原因と、苦手を克服する勉強法を解説しました。
- 語彙力を鍛える
- 英文法を勉強する
- 文法問題を解く
やるべきことはシンプルですが、だからこそひとつひとつを丁寧に行うことが重要です。
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