今回はTOEIC975点の私が過去に使ってきたアプリの中から、「完全無料」で使えるTOEICアプリを7つ厳選して紹介します。
- 無料で使えるTOEICアプリが知りたい
- スキマ時間にサクッと勉強できるアプリを見つけたい
- まずは無料アプリを使って気軽にTOEIC対策したい
と言う方は必見です!
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495、リーディング480)です!
完全無料のおすすめTOEICアプリ7選
さっそく完全無料で使えるおすすめのTOEICアプリを7つ紹介します!
Santaアルク
「Santaアルク」は無料でTOEICのスコア診断や問題の解き方に関する講義の受講ができるアプリです。
完全無料プランだと一部機能が制限されますが、それでも本気でTOEIC対策するなら絶対に使うべきなので紹介します。
スコア診断の結果と講義受講の画面
「Santaアルク」の長所は2つあります。
- 12問の問題を解くだけでスコアを診断できる
- TOEICの学習方法や問題の解き方のコツなどに関する講義を受講できる
先ほど「Santaアルクは本気でTOEIC対策するなら絶対に使うべき」と述べましたが、その主な理由はスコア診断ができるからです。
たった12問の問題を解くだけで、現在のTOEICスコアを高い精度で診断できます。
定期的にスコアを把握するをすることは、TOEIC学習においてとても重要です。
というのは、スコアの把握を通じて「今やっている勉強法が効果的かどうか」を判断できるからです。
一方で、「Santaアルク」の短所は「無料版だと単語学習や問題演習ができないこと」です。
単語学習や問題演習がしたいなら、他のアプリを使う必要があります。
とはいえ、無料版でもスコア診断はできます。
スコア診断はTOEICのスコアを着実に伸ばすためには必須です。
本気でTOEIC対策するなら「Santaアルク」をぜひ活用してください!
\ スコア診断をしてみる! /
Santaアルク
トレーニング TOEIC test
「トレーニング TOEIC test」はPart1〜Part7の問題(合計783問)を無料で解けるアプリです。
Part別問題集のほか、目標スコア別(400点、500点、600点、700点、800点)の英単語問題も収録されています。
問題演習の画面
「トレーニング TOEIC test」の長所は4つあります。
- 問題数が多い
- 復習機能があるため苦手を潰しやすい
- シンプルな作りでアプリを立ち上げるとすぐ問題演習に取りかかれる
- BGMや効果音、発音の音量調整などを細かく設定できる
「トレーニング TOEIC test」の問題数は以下の通りです。
- Part1:50問
- Part2:50問
- Part3:150問
- Part4:150問
- Part5:300問
- Part6:40問
- Part7:43問
問題数としてはかなり多いので、じっくり問題演習できるのが魅力です。
また、作りがシンプルなので、アプリを開いてすぐに問題演習できるのもうれしいポイントです。
アプリの作りが複雑だと勉強を始めるまでに数ステップかかるため、勉強のやる気が削がれてしまいます。
広告画面(問題を解くたびに表示される)
一方で、「トレーニング TOEIC test」の短所は3つあります。
- 広告が多くてスムーズに問題演習できない
- 問題が結構難しい
- アプリ内の動作がもっさりしていてストレスに感じることも
やはり無料アプリなので、広告は非常に多いです。
広告が気にならない方にはおすすめできます。
しかし広告があると勉強の効率がガクッと落ちるので、なるべく短時間でTOEICスコアを伸ばしたいなら有料アプリの利用を検討するのがおすすめです。
TOEIC公式コンテンツ by IIBC
「TOEIC公式コンテンツ by IIBC」は公式機関が出しているアプリです。
リスニングのスクリプトと問題演習の画面
「TOEIC公式コンテンツ by IIBC」の長所は3つあります。
- 70本以上の音声とテキストで会話表現を学べる
- 音声の内容やフレーズの意味を問うクイズができる
- スクリプト付きだからディクテーションやシャドーイングができる
一方で、「TOEIC公式コンテンツ by IIBC」の短所は3つあります。
- リーディング対策はできない
- クイズの形式が実際のTOEICの問題形式とは異なる
- メインコンテンツはTOEICの情報発信だから問題数が少ない
「TOEIC公式コンテンツ by IIBC」は、日々のリスニング対策がしたい方やTOEICの情報をまとめて収集したい方におすすめです。
mikan
「mikan」はもともと英単語学習アプリとしてスタートしたアプリで、近年は単語だけでなく問題集なども収録するようになりました。
完全無料プランだと一部機能が制限されますが、それでも十分にTOEIC対策に使えるので紹介します。
単語学習の画面
「mikan」の長所は3つあります。
- 無料で10種類のTOEIC教材が使える
- 操作性がとても良い
- 広告がほとんど表示されない
「mikan」の魅力は、なんといっても無料で以下の10種類の教材が使えることです。(執筆時点の情報)
主に英単語帳がメインですが、スキマ時間にサクッと勉強するのに役立ちます。
- 【お試し版】TOEIC対策問題集
- TOEIC200点レベル単語帳
- TOEIC300点レベル単語帳
- TOEIC400点レベル単語帳
- TOEIC500点レベル単語帳
- TOEIC600点レベル単語帳
- TOEIC700点レベル単語帳
- TOEIC800点レベル単語帳
- TOEIC900点レベル単語帳
- TOEIC英単語2500
また、操作性の良さも特筆すべきポイントです。
ストレスフリーにサクサク学習を進められます。
一方で、「mikan」の短所は2つあります。
- 同じ教材ばかりで飽きる
- 単語の学習形式が「英語→日本語」だけで効率があまり良くない
- 本格的なTOEIC対策はできない
無料版だと同じ教材を繰り返し使うことになります。
そのため学習が単調になりがちで、しばらく使っていると正直飽きてしまいます。
単語の学習形式が「英語→日本語」だけなので、暗記効率がそれほど上がらないのも難点です。
また、問題演習など本格的なTOEIC対策はできません。
「mikan」は、「どんな単語が出るのか知りたい」というTOEIC初心者や「スキマ時間にTOEICの単語を覚えていきたい」という方におすすめのアプリです。
Listening for the TOEIC Test
「Listening for the TOEIC Test」はリスニングに特化したアプリです。
問題演習の画面
「Listening for the TOEIC Test」の長所は2つあります。
- Part1〜4まで、多数のリスニング問題を解ける
- 操作がシンプルで使いやすい
無駄な部分を省き、淡々とリスニングの問題演習ができる構成になっています。
一方で、 「Listening for the TOEIC Test」の短所は4つあります。
- 解説がない
- 話者の英語が訛っていて独特
- 話者が男性だけで女性の話者が登場しない
- ノイズが入っている
まず、問題の解説がないのでTOEIC初心者には不向きです。
また、個人的には話者の英語が独特でかなり聞き取りづらく感じました。
さらに、話者が男性だけで、女性の音声の聞き取り練習ができません。
本来なら女性の話者が担当する部分は男性の話者が裏声を使って担当していますが、普通の声と裏声の区別がつかず、問題を解いているとだんだん混乱してきます。
「Listening for the TOEIC Test」は外出先でサクッとTOEICのリスニング問題を解きたい方にはおすすめです。
しかし、本番の形式とはやや異なるので、「このアプリだけ」でリスニング対策を完結させようとするのはおすすめできません。
はじめてのTOEIC問題集
「はじめてのTOEIC問題集」は、本番より難易度が易しいTOEIC問題を多数収録しているアプリです。
問題演習の画面(練習1)
「はじめてのTOEIC問題集」の長所は2つあります。
- 問題が簡単で初心者でも使いやすい
- 問題数が多い(合計866問)
それぞれのPartの問題は以下のような構成になっており、徐々に難易度を上げながら問題演習できるのが魅力です。
- 練習1:英文表示・音声ゆっくり・設問少なめ(リスニング)、和訳付き・設問少なめ(リーディング)
- 練習2:音声ゆっくり・設問少なめ(リスニング)、設問少なめ(リーディング)
- 練習3:本番想定
問題数も多めなので、じっくり演習を積めます。
問題演習のたびに表示される広告
一方で、「はじめてのTOEIC問題集」の短所は3つあります。
- 広告が多すぎてスムーズに問題演習できない
- 設問が少ないなど問題構成は簡単になっているものの、問題文が長く難しいので英語初心者は使えない
- リスニング音声にノイズが入っていることがあった
まず、広告が多すぎます。
アプリを開くor問題を1セット解くごとに広告(動画広告もあり)が表示されるので、テンポよく問題演習できません。
また、前述のように練習1〜3までステップアップしながら問題演習できる構成になっているものの、問題文自体は普通に難しいです。
英語初心者では理解するのが難しい問題文もたくさんありました。
「はじめてのTOEIC問題集」は広告が気にならない方にはおすすめです。
しかし、やはり広告があると学習効率が落ちるので、本気でTOEIC対策するなら広告がない別のアプリを使うべきです。
究極英単語!TOEIC800点突破編
「究極英単語!TOEIC800点突破編」はTOEICハイスコアを取るために必須の英単語を収録しているアプリです。
教材の種類と単語テストの画面
「究極英単語!TOEIC800点突破編」の長所は2つあります。
- 科学的根拠に基づいた効率の良いタイミングで単語が出題される
- 動作がスムーズ
「忘却曲線理論」という長期記憶に関する理論に基づいたアルゴリズムにより単語が出題されるため、効率的に英単語を覚えられます。
動作がスムーズでもっさりしていないのも魅力です。
一方で、「究極英単語!TOEIC800点突破編」の短所は3つあります。
- 広告が多すぎてスムーズに単語テストできない
- 解答が表示される時間が短い(音声が読み上げられるとすぐに次の問題に移る)
- 単語の訳が変で、一般的でない意味が選択肢に表示される
まず、広告が多すぎます。
アプリを開くor終了を押すor問題を1セット解くごとに広告(動画広告もあり)が表示されるので、テンポよく単語学習できません。
また、解答の選択肢のボタンを押した後に意味と例文が表示されるのですが、表示時間が短すぎて意味と例文を十分に確認できません。
「究極英単語!TOEIC800点突破編」は広告が気にならない方にはおすすめです。
しかし、ここまで何度も述べてきたように、やはり広告があると学習効率が落ちるので、本気でTOEIC対策するなら広告がない別のアプリを使うべきです。
完全無料のTOEICアプリは限界がある
ここまで完全無料のおすすめTOEICアプリを解説してきました。
しかし、本気でTOEIC対策するなら完全無料のTOEICアプリだけでは間違いなく不十分です。
その理由は4つあります。
- 広告表示のせいで勉強の効率が悪くなるから
- 問題の質が低いから
- 問題の形式が本番の形式と異なることがあるから
- アップデートが頻繁に行われず、近年のTOEICの難化傾向に対応できていないから
完全無料のアプリの多くはアプリ内の広告収益を運営資金に充てています。
そのため、広告が表示されるのは仕方がありません。
しかし、広告があるとテンポよく問題演習したり、単語クイズしたりできないので、どうしても勉強の効率がガクッと落ちます。
また、問題の質が低かったり、形式が本番とは異なったりすることが多いです。
質の低い問題・形式が異なる問題を解いても、スコアアップにはなかなか直結しません。
さらに、以前と比べて、近年のTOEICは難しくなっています。
しかし完全無料のアプリはアップデートの頻度が少ないため、全体的にTOEICの難化傾向に対応できていません。
以上から、完全無料アプリだけでTOEIC対策するのはおすすめできません。
本気でTOEIC対策するなら有料のアプリがおすすめ
本気でTOEIC対策するなら、やはり有料のアプリを使うのがおすすめです。
中でも特におすすめしたいアプリはスタディサプリTOEICです。
スタディサプリTOEICがおすすめな理由は5つあります。
- 中学レベル+TOEIC頻出の語彙を学べる
- 20回分の実践問題を解ける
- 関先生のTOEICPart別攻略&英文法講義でゼロからTOEIC対策ができる
- インプットとアウトプットを交互に繰り返すから学習内容が定着する
- AIが「今解くべき問題を出題&苦手な部分を発見」してくれるので効率的に学習できる
スタディサプリTOEICは無料体験もできるので、ぜひ試してみてください!
\ スタサプTOEIC /
無料体験してみる!
まとめ
完全無料のTOEICアプリを7つ紹介しました。
- Santaアルク
- トレーニング TOEIC test
- TOEIC公式コンテンツ by IIBC
- mikan
- Listening for the TOEIC Test
- はじめてのTOEIC問題集
- 究極英単語!TOEIC800点突破編
特におすすめのTOEICアプリは、たった12問の問題を解くだけで現在のTOEICスコアを高い精度で診断できる「Santaアルク」です。
スコア診断はTOEICのスコアを着実に伸ばすためには必須なので、ぜひ活用してください!
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