Fラン大学生のTOEIC平均点と就活で使えるスコアを取る勉強法を975点が解説

fラン toeic 平均

今回はFラン大学生向けに、就活で使えるスコアを取るための勉強法を解説します。

  • Fラン大学に通っていてガクチカが何もない
  • 就活を成功するためにTOEICを頑張りたい
  • TOEICスコアを短期間で効率的に伸ばしたい

という方は必見です!

本記事の信頼性
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495点、リーディング480点)です!
筆者のTOEICスコア リスニング495 リーディング475 計975

Fラン大学生のTOEIC平均点はどれくらい?

「Fラン大学」には明確な定義がありません。

そのため「Fラン大学全体」のTOEIC平均点がどれくらいかどうかはわかりません。

 

ただ、いくつかの大学ではTOEIC平均点を公表しています。

  • 広島大学:496.9点(全体の平均)
  • 佐賀大学:411.7点(全体の平均)
  • 埼玉大学:477点(1年生の平均)
  • 千葉大学:505.6点(大学院生280人を含む全体の平均)
  • 新潟大学:425点(1年次)
  • 香川大学:418点
  • 山口大学人文学部:492.75点
  • 白鴎大学経営学部:330点(入学時)

このデータから、Fラン大学生のTOEIC平均点は概ね300点〜400点だと言えるでしょう。

 

TOEIC300〜400点のレベルがどのくらいかと言うと、一言で言えば「中学英語の理解度が40〜80%」です。

英語が全くわからないわけではなく、短文のリスニング・リーディング問題であればなんとなく解けますが、長文になると一気に正答率が下がるでしょう。

Fラン大学生がTOEICを受験するメリット

Fラン大学生がTOEICを受験するメリットは5つあります。

  1. 就活を有利に進められる
  2. ガクチカを作れる
  3. 英語力が残っているからスコアを伸ばしやすい
  4. 留学やワーホリで役立つ
  5. 第二新卒での転職でも有利になる

就活を有利に進められる

TOEICの活用状況と要件・参考とされるTOEICスコア

TOEIC活用状況と求められるスコア

上画像は2019年の調査結果から引用したものですが、当時でも新卒採用でTOEICを要件・参考とする(+可能性がある)企業は50%近くあることがわかります。

英語力がより重視される現在においては、TOEICを要件・参考にする企業はもっと多いでしょう。

 

よって、TOEICで一定以上のスコア(目安は600点以上)を取れれば、就職活動で英語力をアピールして選考を有利に進められるでしょう。

書類選考やエントリーシート(ES)の通過率もググッと上がります。

ガクチカを作れる

TOEICのスコアを伸ばすのは簡単ではありません。

だからこそ、「TOEICスコアを伸ばしたこと」はガクチカになります。

私が学生時代に力を入れたことは英語学習です。1年間計画的に勉強したことで、TOEICのスコアを△△点から〇〇点にアップさせることができました。なぜ英語学習に取り組んだかというと、「〜〜」というきっかけがあったからです。目標スコアを取得するためには「〜〜」が不足していると感じたため、「〜〜」をして改善しました。この経験から、「〜〜」ということを学びました。
テン
このガクチカはあくまで一例です。ほかにも、いろいろな切り口から語ることができます。

英語力が残っているからスコアを伸ばしやすい

大学生なら高校を卒業してからまだそれほど時間が経っていないので、英語力が残っています。

そのため、短期間の対策でもTOEICのスコアを伸ばしやすいです。

テン

受験が終わると英語に触れる機会が減っていくので、時間が経てば経つほど、英語力はどうしても落ちていきます。社会人になると勉強したことはほとんど忘れてしまうでしょう。その状態から勉強し直すのは大変です。

留学やワーキングホリデーで役立つ

留学やワーキングホリデーに興味を持っている方は多いですよね。

 

TOEICで英語力を身につけておけば、留学・ワーホリのハードルがグッと低くなります。

さらに、渡航後すぐに現地の方々とコミュニケーションを取れるので、留学・ワーホリを通じてより大きく成長できます。

テン
もし英語力がほぼない状態で行ってしまうと、最低限のコミュニケーションすら取れません。また、渡航後に英語の基礎を勉強しなければならないので、時間が無駄になってしまいます。

第二新卒での転職でも有利になる

  • 新卒で入った会社がブラックだった
  • 仕事が自分に合わなかった

など、さまざまな理由で新卒で入った会社を辞め、第2新卒として転職する方は多いです。

実際、厚生労働省の「新規大卒就職者の事業所規模別離職状況」によると、令和2年3月卒の「3年目までの離職率」は32.3%です。

 

もし第二新卒として転職活動する際、TOEICスコアを取得しておけば転職活動を有利に進められます。

 

もちろん、大学生にとってまだ先の話になりますし、必ず第二新卒として転職活動を行うわけではありません。

とはいえ可能性としては十分にあるので、今のうちからTOEIC対策をしておいて損はないでしょう。

Fラン大学生が就活で使えるTOEICスコアを取る勉強法

ここからは、就活で使えるTOEICスコアは600点以上を取るための勉強法を解説します!

語彙力を鍛える

語彙力を鍛えることなくTOEICのスコアを上げるのは不可能と言っても過言ではありません。

 

TOEIC英単語対策で対策なことは、TOEIC特化の英単語帳を使って、TOEIC特有の英単語を覚えることです。

大学受験や英検の英単語帳を使ってしまうと「大学受験・英検には出るけどTOEICには出ない英単語」まで覚えることになり単語学習の効率が落ちるので、やめてください。

 

おすすめの英単語帳は「銀フレ」です。

TOEIC銀のフレーズ

テン
TOEICに超頻出の単語だけが厳選されているので、効率的に単語学習できます。

英文法を勉強する

英文法の理解度が低いと、リスニングでは聞き取りの精度が落ちます。

さらに、「この英文の構造ってどうなっているんだ?」と意識が逸れてしまい、「リスニング」への集中力が下がるため、正答率が下がります。

 

また、リーディングでは読解スピードが落ちて解ける問題の数が減ります。

もちろん読解の精度も下がるため、正答率が落ち、全体のスコアがガクッと下がります。

テン
そのうえ、Part5には文法問題が多数出題されます。よって、英文法をしっかり理解しておくことがとても重要です。

 

英文法は、大岩のいちばんはじめの英文法で勉強するのがおすすめです。

大岩のいちばんはじめの英文法

これ1冊あれば、TOEICに出る英文法の大部分はカバーできます。

毎日英語を聞く

英語に対する抵抗感をなくすために、毎日英語を聞くことを習慣づけましょう。

 

おすすめの教材はYouTubeです。

 

YouTubeで「リスニング 聞き流し」と検索すれば、簡単なモノから難しいモノまで、さまざまなレベルのリスニング音声が出てきます。

いろいろ視聴してみて「これならストレスなく聞けそうだ」と感じた教材を選びましょう。

テン
移動中や休憩時間など、スキマ時間を活用してリスニングするのがおすすめです。 

まずはPart1・2・5・6を重点的に対策する

TOEICにはPart1〜7までありますが、Partごとに難易度は大きく変わります。

簡単なのはPart1・2・5・6、難しいのはPart3・4・7です。

 

TOEIC300点から700点を目指すなら、まずは簡単なPart1・2・5・6を重点的に対策しましょう。

そして、安定して600点取れるようになったら、Part3・4・7の対策を始めてください。

実践演習する

TOEICは形式が特殊な試験です。

また、試験時間が合計約120分と長いです。

 

よって、実践演習を通じて

  • 形式に慣れること
  • 時間配分の感覚を身につけること
  • 120分間集中する体力を身につけること

が重要です。

 

実践演習には公式問題集を使うのがおすすめです。

「公式」とついているだけあって本番の形式・難易度に極めて近い問題が掲載されているので、演習効果がグッと高くなります。

TOEIC 公式問題集 11

 

最初は解答時間を気にする必要はありません。

ゆっくりと時間をかけて、辞書を用いながら問題を解きましょう。

テン
試験直前期になったら、時間配分を身につけるために時間を測りながら問題を解いてください。

スキマ時間はアプリで勉強

  • 通学の移動時間
  • 休憩時間

など、日々の生活を見直すと、勉強に有効活用できそうなスキマ時間はたくさん見つかるはずです。

1日30分でもスキマ時間に勉強できれば、1ヶ月で15時間もの勉強時間になります。

 

スキマ時間の勉強にはスタディサプリTOEICを活用するのがおすすめです。

スマホでいつでもどこからでも気軽に、かつ本格的にTOEIC対策ができます。

テン
私もスタサプを愛用してました。個人的に特に最高だったのは、4000問以上の実践問題が収録されており、外出先でもたっぷり問題演習できることです。スタサプ無くして、4ヶ月で500→975点に上げることは不可能だったと思います。

スタディサプリTOEICは無料体験もできるので、ぜひ試してみてください!

 

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Fラン大学生がTOEIC600点を取るのにかかる勉強時間

TOEIC600点を取るのにかかる勉強時間はスタートラインにより異なります。

  • TOEIC200点(英語が全くわからない)レベル:800時間以上
  • TOEIC300点(中学英語が多少わかる)レベル:600時間以上
  • TOEIC400点(中学英語がわかる)レベル:300〜400時間
  • TOEIC500点(中学英語がバッチリわかる)レベル:100〜200時間

TOEICのスコアを短期間で上げるコツ

ここからは、短期間でTOEICのスコアを上げるコツ・意識してほしいポイントを解説します。

わからない問題に時間を使いすぎない

TOEICの原則は「難問1問より易問3問」です。

難しい問題に時間をかけて1問正答するより、同じ時間で簡単な問題をしっかり3題正答する方がスコアは伸びるし安定します。

 

特にリーディングは時間との勝負になってきます。

試験時間は75分間と一見長いように感じるかもしれませんが、問題数は100問あるので、実際に試験を解いてみると「短すぎる…」と感じます。

テン
TOEICリーディングを試験時間内に解き終える方はほとんどいません。(解き終わるのは850点以上の方くらい)

 

そのため、「できるだけ多くの問題を解くこと」が目指すべき解き方になってきます。

よって、「自信がない」「解答の根拠が見つからない」と感じるような難問はさっさと飛ばしてOKです。

定期的に自分の実力を把握する

定期的に公式問題集を解いて自分の実力を把握しましょう。

目的は2つあります。

  1. 「今やっている勉強法が効果的かどうか」を判断すること
  2. 自分の苦手パート/単元を見つけること

①について、スコアが伸びているなら今やっている勉強法は効果的ということなので、そのまま続ければOKです。

一方で、スコアが伸びていないなら今やっている勉強法は効果的でないため、「何か改善すべきだ」とわかります。

 

②について、TOEICのスコアを効率的に伸ばすには苦手パート/単元を克服することが効果的です。

そして苦手パート/単元を把握するには、実践演習を通じて「どのパート/単元の正答率が低いのか」を確認するのが最も確実です。

 

  • 公式問題集を持っていない
  • 公式問題集を解く時間(2時間)を確保できない

という方は、代わりに「Santaアルク」というアプリを使うのがおすすめです。

 

 

無料で使えるうえ、たった12問のテストを受けるだけでスコア診断ができます。

しかも精度が95%と高いため、診断結果を信頼できるのもポイントです。

 

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まとめ

Fラン大学生が就活で使えるTOEIC600点以上を取るための勉強法を解説しました。

 

TOEIC600点を取るには勉強の手順が大切です。手順を間違えるとスコアは全然伸びませんし、挫折する可能性も高くなります。

今回解説した勉強法を参考にして、着実にスコアを伸ばしていきましょう!

 

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