今回は理系大学生のTOEIC平均点を、学部別に紹介します。
自分の所属している学部の平均点がどれくらいか気になる人はぜひご覧ください!
筆者のTOEICスコアはこちらです!(理系。大学3年時に取得。)
【学部別】理系大学生のTOEIC平均点
さっそく、理系大学生のTOEIC平均点を解説します。
今回参照したデータは、公式が出してる「TOEIC Program DATA & ANALYSIS」です。(以下、参照元省略)
情報科学系学部
情報科学系学部のTOEIC(IPテスト)のスコア平均点は総合462点(リスニング257点、リーディング205点)です。
学年別の平均点は以下の通りです。
学年 | 平均スコア(リスニング,リーディング) | 人数 |
1年 | 450点(250点,199点) | 12,838人 |
2年 | 466点(260点,206点) | 5,864人 |
3年 | 489点(270点,219点) | 3,594人 |
4年 | 494点(275点,219点) | 1,082人 |
なお、公開テストのスコア平均点は565点(リスニング305点、リーディング260点)です。
※「専攻別受験者数と平均スコア」の「科学(農業、コンピューターサイエンス、数学、物理学、統計学)」の値参照
理・工・農学系学部
理・工・農学系学部のTOEIC(IPテスト)のスコア平均点は総合455点(リスニン252点、リーディング202点)です。
学年別の平均点は以下の通りです。
学年 | 平均スコア(リスニング,リーディング) | 人数 |
1年 | 450点(249点,201点) | 63,038人 |
2年 | 466点(250点,199点) | 29,092人 |
3年 | 489点(259点,204点) | 21,801人 |
4年 | 499点(277点,221点) | 7,180人 |
なお、公開テストのスコア平均点は565点(リスニング305点、リーディング260点)です。
※「専攻別受験者数と平均スコア」の科学(農業、コンピューターサイエンス、数学、物理学、統計学)の値参照
また、工学部の公開テストのスコア平均点は543点(リスニング296点、リーディング247点)です。
※「専攻別受験者数と平均スコア」の「工学/建築」の値参照
医・薬学系学部
医・薬学系学部のTOEIC(IPテスト)のスコア平均点は総合489点(リスニン269点、リーディング220点)です。
学年別の平均点は以下の通りです。
学年 | 平均スコア(リスニング,リーディング) | 人数 |
1年 | 487点(268点,219点) | 13,280人 |
2年 | 469点(262点,207点) | 3,191人 |
3年 | 507点(276点,231点) | 2,690人 |
4年 | 538点(294点,244点) | 865人 |
なお、公開テストのスコア平均点は589点(リスニング317点、リーディング272点)です。
※「専攻別受験者数と平均スコア」の「保健・医療」の値参照
大学生全体のTOEIC平均点
では、大学生全体のTOEIC平均点はどのくらいでしょうか。
同データによると、
- IPテストで合計474点
- 公開テストで合計588点
となっています。
ちなみに、大学生以外(社会人や高校生等)まで含めると、
- IPテストで合計493点(2022年度)
- 公開テストで合計608点(2022年度)
になります。
理系大学生がTOEIC対策をするメリット
さて、ここからは理系大学生がTOEIC対策をするメリットを解説します!
就活で英語力をアピールできる
一般的な企業・業種であれば、600点以上のスコアを取得すれば英語力をアピールできます。
また、700点以上のスコアを取得できれば、英語力で他の就活生と差別化できます。
「理系の専門性」と「TOEICで証明できる英語力」を掛け合わせることで就活をグッと有利に進められるのが、理系がTOEIC対策をする大きなメリットです。
英語で情報収集しやすくなる
特に理系は、英語で書かれた論文を読むことが多いですよね。
TOEIC対策を通じて英語を読むスピードや体力が身につくので、英語で情報収集しやすくなるのもポイントです。
大学院入試でTOEICスコアを利用できる
大学院によってはTOEICスコアを利用できるところもあります。
そのため、TOEICで一定以上のスコアを取得しておけば、希望の大学院に進学しやすくなるでしょう。
大学入試の英語力が残っているからスコアアップしやすい
これは理系文系にかかわらず言えることですが、受験で培った英語力が残っているので短期間でもスコアアップしやすいのもポイントです。
理系大学生のTOEICの勉強法
TOEICの基本的な勉強法は以下の通りです。
- 語彙力強化
- 英文法勉強
- スラッシュリーディングで返り読み対策
- オーバーラッピングで音声のスピードに慣れる
- ディクテーションで音の連結を判別できるようになる
- まずはPart1・2・5・6を対策
- 600点安定して取れるようになったらPart3・4・7の対策始める
- 実践演習
より具体的な勉強法については以下の記事をご覧ください。
大学生でTOEICを受験しようと考えている方は多いはずです。しかし、特にTOEICを初めて受験する場合、何から始めれば良いのかわからないと思います。 ということで今回は、大学生向けにTOEICの勉強法とスケ[…]
理系大学生がTOEICスコアを短期間で上げるコツ
ここからは、短期間でTOEICのスコアを上げるコツ・意識してほしいポイントを解説します。
スキマ時間はアプリで勉強
短期間でTOEICのスコアを上げるにはスキマ時間の使い方が重要です。
- 通学の移動時間
- 休憩時間
など、日々の生活を見直すと、勉強に有効活用できそうなスキマ時間はたくさん見つかるはずです。
1日30分でもスキマ時間に勉強できれば、1ヶ月で15時間もの勉強時間になります。
スキマ時間の勉強には、スマホアプリの「スタディサプリTOEIC」を活用するのがおすすめです。
スマホでいつでもどこからでも気軽に、かつ本格的にTOEIC対策ができます。
スタディサプリTOEICは無料体験もできるので、ぜひ試してみてください!
\ スタサプTOEIC /
無料体験してみる!
定期的に自分の実力を把握する
定期的に公式問題集を解いて自分の実力を把握しましょう。
目的は2つあります。
- 「今やっている勉強法が効果的かどうか」を判断すること
- 自分の苦手パート/単元を見つけること
①について、スコアが伸びているなら今やっている勉強法は効果的ということなので、そのまま続ければOKです。
一方で、スコアが伸びていないなら今やっている勉強法は効果的でないため、「何か改善すべきだ」とわかります。
②について、TOEICのスコアを効率的に伸ばすには苦手パート/単元を克服することが効果的です。
そして苦手パート/単元を把握するには、実践演習を通じて「どのパート/単元の正答率が低いのか」を確認するのが最も確実です。
- 公式問題集を持っていない
- 公式問題集を解く時間(2時間)を確保できない
という方は、代わりに「Santaアルク」というアプリを使うのがおすすめです。
無料で使えるうえ、たった12問のテストを受けるだけでスコア診断ができます。
しかも精度が95%と高いため、診断結果を信頼できるのもポイントです。
\ Santaアルク /
スコア診断してみる!
TOEICコーチングを受けるのもアリ
- TOEICの勉強何から始めれば良いのかわからない
- 就活が始まるまでに、履歴書に書けるTOEIC600点以上を取りたい
- 自分一人では勉強できる気がしない
- 回り道せずに最短でTOEICのスコアを上げたい
- 無駄な参考書を買ってお金を無駄にしたくない
という方は、TOEICコーチングの利用も検討しましょう。
イングルートでは、大学生向けに学割価格でコーチングを実施しています。
通常月10万円で実施しているところ、大学生なら80%OFFの月2万円で同じ内容のコーチングを受けられます。
コーチングの主な内容は以下の通りです。
- TOEIC975点がマンツーマンでコーチング
- オーダーメイドで学習計画作成
- 予算やライフスタイルに合った教材選定
- 2週間に1度のオンライン面談で課題の発見&学習計画修正
- TOEICに関する疑問点の質問対応
コーチングを受けることで、努力の方向性を間違えることなく勉強できます。
よって、最小限の努力で最大限のスコアアップを実現できます。
コーチングが気になる方は、公式X(@ten_english_10)のDMで「コーチング」とメッセージを送ってください。24時間以内に対応します。
もしくは「テン@イングルートのLINE公式アカウント」に「コーチング」と入力していただいてもOKです。
まとめ
理系大学生のTOEIC平均点を解説しました。
学部 | IPテスト平均点 | 公開テスト平均点 |
情報科学系学部 | 462点 | 565点 |
理・農学系学部 | 455点 | 565点 |
工学系学部 | 455点 | 543点 |
医・薬学系学部 | 489点 | 589点 |
ぜひ参考にしてください!
この記事を見てくれている方は、TOEICのリスニングが苦手だと思います。 TOEICのリスニングは闇雲に勉強してもスコアが上がっていきません。スコアを上げるためには、「なぜリスニングができないのか」という原[…]
TOEICのリーディングの試験時間は75分間です。数字だけ見ると長いように感じますが、問題数を考えるとかなり短いと言えます。 そのため、多くのTOEIC受験者は「リーディングで時間が足りなくて全然解き終わら[…]
TOEICは「国際ビジネスコミュニケーション協会」が実施する英語を母語としない方を対象にした試験です。就職活動や転職活動など、さまざまな場面で活用されています。 では、どれくらいのスコアを取れば「すごい!」[…]