TOEICリーディング400点は上位約10%のスコアです。偏差値で言えば、63になります。
正答率はおよそ81〜90%なので、非常に高いレベルだと言えます。
TOEICリーディング400点を取るには、勉強法がとても重要です。
勉強法を間違えると、TOEICリーディングのスコアは驚くほど伸びません。
ということで今回はTOEICリーディング400点を取るための勉強法・参考書・勉強時間を解説します。
- TOEICリーディングで400点以上を目指している
- TOEICリーディングのスコアが伸び悩んでいる
という方は必見です!
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495点、リーディング480点)です!
TOEICリーディング400点を取るための勉強法
さっそく、TOEICリーディング400点を取るための勉強法を解説します!
語彙力を鍛える
リーディング400点レベルの語彙力を鍛えるには、以下を実践しましょう。
- 金のフレーズで英単語を覚える
- 文中でわからない英単語を調べノートにまとめ、定期的に見直す
①を通じて、TOEICに頻出の英単語をカバーしますそして、②によって、頻出ではないが重要な英単語を覚えましょう。
英文法を確実に理解する
英文法は軽視されがちですが、英単語と並んで重要な英語の基礎です。
英文法の理解度が低ければ、英文を読むスピードと読解の精度が落ちるので、全体のスコアがガクッと落ち込みます。
また、TOEICには文法問題が多数出題されるため、英文法を確実に理解しておくことがスコアアップのために重要です。
英文法を勉強するときは、インプットとアウトプットのバランスが大切です。
インプットだけだと英文法の理解は深まりきりません。
アウトプットすることで、英文法をしっかり理解できます。また、問題を解くときにすぐ必要な英文法の知識を思い出しやすくなります。
多読で速読力を鍛える
多読は、とにかくたくさんの英文を読むことです。
多読では、意味を正確に取ること(精読)にこだわらず、なんとなく意味を把握しながらどんどん読み進めていきます。
多読のおすすめの教材は「News in Levels」というWEBサイトです。
「News in Levels」は英語学習者向けのニュースサイトで、同じ内容のニュースをLevel1・Level2・Level3の3つのレベルで読めます。
ニュースのテーマはエクササイズや歴史、スポーツや自然、娯楽などさまざま。ボリュームもそれほど多くないので、毎日の多読のために利用するのがおすすめです。
苦手パートを克服する
TOEICの勉強をしていると、ついつい得意なパートばかり勉強してしまうことがあります。
苦手なパートを勉強するより、得意なパートを勉強する方が、わからないことが少ないため楽に勉強できるからです。
しかし、得意なパートをどれだけ勉強しても限界があります。
TOEICリーディング400点を狙うなら、苦手パートをしっかり克服することが重要です。
時間配分を決める
Part5、Part6、Part7の時間配分を決めておきましょう。
時間配分を決めることで、1つのパートに時間を使い過ぎることを予防できます。
400点を目指すなら、以下の時間配分がおすすめです。
問題 | 時間 |
Part5 | 8分 |
Part6 | 12分 |
Part7 | 55分(全部解くことを目指す) |
そして、問題演習をするときは決めた時間配分を必ず意識するようにしましょう。
これにより、時間の感覚を身体で覚えられます。
ただ、毎回時間配分通りに問題を解けるとは限りません。
時間を意識しすぎると気が散って集中できなくなる可能性もあるので、あまり神経質になる必要はありません。
定期的にスコア測定する
スコアを定期的に測定して「勉強の効果」を把握しましょう。
スコアが伸びているならその勉強は続けるべき、逆にスコアが伸びていないなら勉強法が間違えているので改善すべきということになります。
スコアを測定するには、TOEICの公式問題集を使うのがおすすめです。
公式問題集を本番と同様に2時間計って通しで解くことで、自分のスコアをある程度把握できます。
そこで、おすすめなのが「Santaアルク」というスマホアプリを利用することです。
「Santaアルク」の画面
(左画像は僕がTOEIC975点取った後に診断したスコア)
「Santaアルク」は無料で使えるうえ、たった12問のテストを受けるだけでスコア診断ができます。
もちろんブレは多少ありますが、気にするほどではありません。ある程度のスコアが把握できればOKです。
「自分のスコアを把握する」という作業をサボってしまうと、闇雲に勉強することになります。
TOEICは闇雲に勉強して攻略できるほど甘くありません。
ですので、
- 今の自分のスコアがわからない方
- 公式問題集で2時間かけてスコアを測定するのが面倒な方
は今すぐ「Santaアルク」で自分のスコアを診断してください。
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Santaアルク
TOEICリーディング400点を取るのにかかる勉強時間
TOEICリーディングで400点を取るのにかかる勉強時間は現在のレベルにより異なります。
一般的に、TOEICの合計スコアを100点伸ばすのに必要な勉強時間は約200〜300時間必要と言われています。
よって、単純計算でリーディングを50点伸ばすには約100〜150時間かかることになります。
「そんなに勉強しないといけないのか…」と思ったかもしれません。
しかし、「約200〜300時間」というのはあくまで試行錯誤しながら(回り道しながら)勉強した場合です。
順序立てて、努力の方向性を間違えることなく勉強すれば、それより短時間でスコアを伸ばせます。
まとめ
TOEICリーディング400点は上位10%レベルのスコアです。
400点を取るための勉強法は以下の通りです。
- 語彙力を鍛える
- 英文法を確実に理解する
- 多読で速読力を鍛える
- 時間配分を決める
- 苦手なパートを克服する
- 実践演習する
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