結論:TOEIC670点は、公開テスト受験者の上位39.4%(偏差値53.2)のスコアです。公開テスト平均より55点上、中途平均基準を50点上回り、700点まであと30点です。大学受験の偏差値に換算すると成成明学上位レベル。IPテストでは上位18.3%(偏差値60.3)で、5人に1人しか届かないスコアです。
- 「TOEIC670点って、実際どのくらいのレベルなんだろう?」
- 「就活や転職の場でアピールできるスコアなの?」
- 「700点に上げるには、あとどれだけ勉強が必要?」
このような疑問を持っている方に向けて、詳しく解説します。
結論から言うと、670点は「公開テスト平均を55点上回ったスコア」です。
新卒採用の基準(545点)は余裕でクリアしており、中途採用基準(620点)をすでに50点上回っています。
IPテストの偏差値で見ると60.3。日本の大学生・社会人全体の中で上位5人に1人という位置です。
670と700、たった30点差ですが「600点台」と「700点台」では周りからの見え方がまるで違います。
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495、リーディング480)です!

TOEIC670点のレベル
結論:TOEIC670点は公開テストでは上位39.4%(偏差値53.2)、IPテストでは上位18.3%(偏差値60.3)のスコアです。中途採用基準(620点)も50点上回り、700点まであと30点です。
上位39.4%・偏差値53.2で、大学受験なら「成成明学上位」レベル
IIBCの最新データ「TOEIC Program DATA & ANALYSIS」をもとに算出すると、TOEIC670点は公開テスト受験者(735,425人)の上位39.4%に位置します。
公開テストの平均は615点で、670点は平均より55点高いスコアです。偏差値で表すと53.2になります。平均をしっかり上回っているラインです。
大学受験の偏差値に換算すると、およそ「成成明学上位」(成蹊大学・成城大学・明治学院大学の上位レベル)に相当します。
上位%・偏差値の算出方法(下のIPテストも同様の方法で算出してます)
公開テスト695点以上は251,857人、645〜690点区間は76,117人です。この区間には10スコア(645〜690点)が含まれるため、1/10して、1スコアあたり約7,612人と仮定します。
670以上 = 251,857 + 7,612×5 = 289,917人 → 289,917 ÷ 735,425 = 39.4%
偏差値 = 50 + 10 ×(スコア − 615)÷ 170(公開テスト基準)
ただし、公開テストはあくまで一般受験です。「自分の意思でTOEICを受けに来た、きちんと対策してきた人たち」が中心の母集団です。
実はTOEICにはもう1つ、IPテストという受験形式があります。
大学・企業などの団体で実施されるテストで、「組織の方針で受験することになった」という受験者が多くを占めます。
IPテストでは上位18.3%・偏差値60.3——5人に1人しか届かないスコア
IPテスト(大学や企業の団体受験・1,041,495人)で見ると、670点の評価はぐっと変わります。
上位18.3%で、偏差値60.3。受験者5人のうち1人しか到達していないスコアです。
大学生のIPテストデータとの比較を見てみましょう。
| 区分 | 平均スコア | 670点との差 |
|---|---|---|
| 大学全体 | 470点 | +200点 |
| 大学1年生 | 453点 | +217点 |
| 初受験の大学生 | 442点 | +228点 |
| 大学4年生 | 545点 | +125点 |
出典:TOEIC Program DATA & ANALYSIS
TOEIC670点は、大学生のどの層と比べても大きくリードしています。
大学全体の平均(470点)をちょうど200点、大学1年生(453点)には217点、初受験(442点)には228点も上回っています。
大学4年生の平均(545点)と比べても125点差。大学4年生の平均を大きく上回っているスコアです。
正答率は約67%
TOEIC670点のL/R内訳は、リスニング(L)360点前後・リーディング(R)310点前後が目安です。
正答率で言うと約67%。200問中約134問を正解している計算です。
7割近くを正解できている状態です。英語の基礎はしっかり固まっており、TOEIC特有のパターンもある程度身についています。
ここから正答率を70%前後(700点相当)に引き上げるには、あと6問ほど正解を積み増す必要があります。
Part別正答数の目安
TOEIC670点を取るために必要なPart別の正答数の目安は以下のとおりです。
| Part | 問題数 | 正答数の目安 |
|---|---|---|
| Part1(写真描写) | 6問 | 5問 |
| Part2(応答問題) | 25問 | 19問 |
| Part3(会話問題) | 39問 | 27問 |
| Part4(説明文問題) | 30問 | 21問 |
| Part5(短文穴埋め) | 30問 | 23問 |
| Part6(長文穴埋め) | 16問 | 11問 |
| Part7(読解問題) | 54問 | 34問 |
| 合計 | 200問 | 140問 |
リスニング(Part1〜4)で約72問、リーディング(Part5〜7)で約68問正解するのが目安です。
Part7の正答数が最も多く求められますが、670点の段階では後半の長文をすべて解ききる必要はありません。前半〜中盤の問題を確実に取ることが優先です。
670点でできること・できないこと
TOEIC670点の英語力で実際にできること・まだ難しいことを整理すると、以下のようになります。
できること:
- テンプレートなしでビジネスメールを書ける(シンプルな内容なら)
- 英語会議で要点を伝える程度の発言ができる
- 海外出張で基本的な業務を遂行できる(打ち合わせ・現地スタッフとのやりとり)
- 英語のビジネス記事やレポートの概要を読み取れる
まだ難しいこと:
- 英語での高度な交渉やディスカッション
- 専門的な論文や技術文書をスラスラ読む
- 映画やドラマを字幕なしで完全に理解する
- 準備なしで英語プレゼンテーションを行う
670点は「英語でビジネスの基本業務をこなせる」段階です。
昔は辞書やテンプレに頼っていた場面も、670点になるとサポートなしで対応できることが増えてきます。
700点を超えると、会議での発言や交渉など、より高度な場面でも英語を活用できるようになります。
関西外国語大学 外国語学部 英語学科の大学生と同レベル

上の表は、大学別の平均点を集計したものです。
この表によると、TOEIC670点は関西外国語大学 外国語学部 英語学科の大学生平均と同じくらいのスコアになります。
関西大学の出身者と同レベル
日経転職版には「出身大学別TOEICスコアランキング」というデータがあります。
日経転職版会員のTOEICスコアを出身大学別に集計したものです。
このうち、TOEIC670点付近の出身大学を抜粋すると以下のとおりです。
- 成蹊大学:682.7点(全体35位)
- 関西大学:676.3点(全体36位)
- 神奈川大学:649.0点(全体37位)
- 専修大学:644.2点(全体38位)
リスニングは3段階中の真ん中レベル
Score Descriptor Tableによると、リスニング360点は3段階中真ん中の評価です(L360は275〜370の帯に該当)。
- 短い会話で語彙がシンプルであれば趣旨を推測できる
- 内容が繰り返されたり言い換えられたりする場合は長い会話でも理解できる
- 間接的な応答や展開が読みにくい会話では理解しづらくなる
リーディングは4段階中下から2番目のレベル
リーディング310点は4段階中下から2番目の評価です(R310は225〜320の帯に該当)。
- 短めの文章であれば簡単な推測ができる
- 本文と設問の表現が一致していれば正答できる
- 言い換え表現が使われると推測が難しくなる
- 複雑な構文や高度な語彙の理解はまだ課題がある
公式5段階評価でCレベル(上から3番目)
公式の5段階評価「PROFICIENCY SCALE」によると、670点はCレベル(470〜725点)に該当します。
Cレベルは「日常生活の基本的なニーズに対応でき、限られた範囲では業務上のやり取りも可能」なレベルです。
- 一般的な会話なら要点をつかみ、受け答えに大きな支障はない
- 基礎的な文法・構文は身についている
- 語彙や表現にやや不足はあるものの、自分の意思を伝えるだけの力は持っている
CEFR B1・英検2級相当
文部科学省の対照表(各資格・検定試験とCEFRの対照表)によると、670点はCEFR B1・英検2級相当です。

B1は「自立した言語使用者」に分類される段階。仕事や学校で日常的に発生するやり取りに対応できる力があるとされています。
TOEIC670点はすごい?正直な評価
結論:すごいです。公開テストでも上位28%で、IPテストでは上位5人に1人。社会人平均(644点)を26点上回っています。
「670点って、すごいの?普通なの?」——正直、一番気になるところだと思います。
結論から言うと、670点は「確実に平均以上」であり、日本全体の英語力で見れば「かなり上位」です。
- 公開テスト受験者の上位39.4% → 受験者の7割以上を超えたスコア
- IPテストでは上位18.3% → 日本全体では5人に1人しか届かない
- 大学生平均(470点)を200点上回っている → 大学生としてはかなりすごい
- 社会人平均(644点)を26点超え → 社会人としても上位層
- 中途採用基準(620点)をクリア済み → 転職で武器になるレベル
公開テストの偏差値(53.2)だけ見ると「まあまあ」に映るかもしれません。
でも考えてみてください。670点は公開テスト平均(615点)を55点上回っているスコアです。
「本気でTOEICを勉強している人たちの中で上位28%」にいるということです。
さらに、IPテストで見ると上位18.3%。会社の部署にいる7人のうち、670点以上を取れるのは1人だけという計算になります。
「うちの部署で一番英語ができる人。」
それが670点の立ち位置です。
昇進・昇格ではどう評価される?
多くの日系企業では、課長・係長への昇進に600〜650点を要求しています。670点はこの要件を十分にクリアしています。
ただし、部長級・管理職では700点以上を求める企業も増えています。グローバル企業では700点がスタートラインとされるケースも少なくありません。
670点は「昇進のための英語力要件はクリア済み」ですが、さらに上のポジションを狙うなら700点到達が次の目標になります。
TOEIC670点は就活・転職で使える?
結論:使えます。670点は新卒基準(545点)を125点上回り、中途採用基準(620点)もすでに50点超え。社会人平均(644点)を26点上回っており、就活・転職どちらでも武器になるスコアです。
企業が求めるTOEICスコアの基準
英語活用実態調査(IIBC)によると、新卒採用の平均基準は545点、中途採用では620点です。

※ただし、これはあくまで調査対象企業の平均値です。実際の企業は600点・650点・700点などキリのいい数字を基準にしていることが多いです。
670点は新卒基準(545点)を125点も上回っています。また、中途採用基準(620点)をすでに50点上回っています。
新卒・中途の両基準をともに大幅にクリアしており、650点を超えていることで企業からの評価も一段上がります。
スコア別の就活・転職での評価の目安は以下のとおりです。
- 600点〜:履歴書で「英語力がある」と認められる最低ライン
- 700点〜:外資系・商社など英語業務でもアピールできる
- 800点〜:海外駐在・英語メインの職種で高く評価される
670点は「600点〜」のラインをしっかり超え、700点のラインもあと30点で届く距離に入っています。
670点は履歴書に書くべき?
書くべきです。670点は就活・転職どちらの場面でも、英語力の証明として十分機能するスコアです。
中途採用基準(620点)を50点も超えているため、転職活動でも自信を持って提示できます。
「670点」という数字は、650点を超えた600点台後半のスコアとして「英語ができる人」と明確に判断されます。
また面接では「現在700点を目指してTOEICを継続中です」と一言添えるだけで、成長意欲を示すことができます。
なお、TOEICが就職・転職でどう評価されるかについては「TOEICは何点からすごい?自慢できる?|大学生・社会人別に徹底解説」もご覧ください。
TOEIC670点からスコアを伸ばすには
結論:670点は基礎が完成に近い状態です。ここから先は「何時間やるか」ではなく「どんな手順で何に取り組むか」が700点到達を左右します。
まず正確な現在地を把握する
「670点」というスコアが、今の実力を正確に反映しているとは限りません。
TOEICは受験時のコンディションや問題との相性によって、結果が大きくブレる試験です。
加えて、試験を受けてからスコアが届くまでにタイムラグがあります。
その間も英語力は変動しているため、「受験日の実力」と「今の実力」は別物です。
そこでイングルートが推奨しているのが「Santaアルク」という無料アプリです。
「Santaアルク」はたった12問でスコアを予測してくれる無料アプリです。
膨大なTOEICデータをAIで分析して出題しているため、5〜10分で精度95%のスコア測定が可能です。
100人以上を指導してきた経験から言うと、本番試験では60〜80点くらい普通に上下するので、このアプリの精度はかなり高いです。現時点で最も正確かつ手軽なスコア測定法だと思います。
だからこそ、勉強計画を立てる前にまず「Santaアルク」で今の実力を確認してください。
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670点から700点に必要な勉強時間の目安
イングルートの見解では、TOEIC670点から700点到達に必要な勉強時間は30〜60時間です。
1日2時間なら約2週間〜1ヶ月、1日1時間なら1〜2ヶ月が目安です。
ただし、これは「正しい手順で勉強を進めた場合」の数字です。
教材の選び方や学習の順番を間違えると、同じ時間をかけても間違いなくスコアは停滞します。
670点からは「体系的な学習」ができるかどうかで差がつく
670点は英語の基礎がしっかり固まっている状態です。ここからはTOEIC対策を本格的に詰めていく段階に入ります。
このスコア帯で最も避けたいのが「気になった教材を次々と試すこと」です。
TOEICの参考書はそれぞれ独立した教材ですが、スコアを効率よく上げるには教材同士が互いを補い合う組み合わせで使う必要があります。
単語帳・文法書・リスニング教材・問題集を「どの順番で」「どの難易度のものを」「いつ切り替えるか」。
この手順の設計が正確かどうかで、同じ勉強時間でも到達スコアに大きな差が生まれます。
これが「体系的な学習」です。
670点の段階では、この組み合わせを自分だけで設計するのが難しいという現実があります。
TOEIC関連の参考書は毎年大量に出版されています。その膨大な選択肢の中から自分のスコア帯・弱点に合った教材を正しく組み合わせるのは、TOEIC経験が浅いうちはかなりハードルが高いです。
その結果、「おすすめ参考書ランキング」を見ては合わない教材を買い、途中で止まってまた別の教材を探す。
こうして「参考書難民」に陥ってしまう人が600点台には特に多いです。
体系的な学習を実現するには?
「では、どうやって体系的に学べばいいの?」と思いますよね。
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TOEIC670点に関するよくある質問
Q. TOEIC670点は転職市場でどう評価される?
A:中途採用基準(620点)を50点上回っており、転職市場でも十分に武器になります。
社会人平均(644点)を26点超えているため、「英語力がある人」として評価されます。700点を目指していることを伝えれば、さらに好印象です。
Q. TOEIC670点と700点の差は大きい?
A:実力的にはわずか30点差ですが、周りからの評価は大きく変わります。
「600点台」と「700点台」では採用担当者の印象がまるで違います。正しい手順で取り組めば30〜60時間で到達できる距離なので、ぜひ700点を目指してください。
まとめ
TOEIC670点のレベルを解説しました。
- 公開テスト受験者の上位39.4%(偏差値53.2)
- 大学受験の偏差値に換算すると「成成明学上位」レベル
- IPテストでは上位18.3%(偏差値60.3)で5人に1人しか届かないスコア
- 正答率は約67%。200問中約134問を正解できている
- リスニングは3段階中真ん中、リーディングは4段階中下から2番目
- 公式5段階評価でCレベル(上から3番目)
- CEFR B1・英検2級相当
- 新卒基準(545点)は125点クリア済み。中途基準(620点)をすでに50点上回っている
- 700点到達に必要な勉強時間の目安は30〜60時間
結論:TOEIC650点は受験者全体の上位43.6%のスコアです。社会人の平均スコア(644点)を上回り、英語力の「基礎固め」が完了した証拠と言えるレベルです。 「TOEIC650点ってどれくらいのレベルなの?[…]
結論:TOEIC665点は、公開テスト受験者の上位40.5%(偏差値52.9)のスコアです。IPテストでは上位18.9%で5人に1人しか到達しない、日本全体で見ると突出した英語力です。大学受験の偏差値に換算すると成成明学レベル。700点まで[…]
結論:TOEIC675点は、公開テスト受験者の上位38.4%(偏差値53.5)のスコアです。700点まであと25点——正しい手順で勉強すればすぐ到達できる距離です。大学受験の偏差値に換算すると成成明学上位レベル。IPテストでは上位17.7%[…]
結論:TOEIC700点は公開テスト受験者全体の上位33.3%のスコアです。就活・転職で「英語で差がつく人」として評価され始めるレベルであり、社会人平均(644点)も上回ります。 「TOEIC700点ってどれく[…]





