TOEICには、以下の2種類のテストがあります。
- TOEIC Test/Tests
- TOEIC Bridge Test/Tests
この記事を見てくれているということは「TOEIC Bridgeってなに?」「TOEICとは何が違うの?」と混乱していると思います。
ということで、今回はTOEICとTOEIC Bridgeの違いを徹底的に解説します。
最後まで読めば、TOEICとTOEIC Bridgeの違いを必ず理解できます。
また、あなたがTOEICとTOEIC Bridgeのどちらを受けるべきなのかが明確になります。
筆者のTOEICスコアはこちらです!

- 1 そもそもTOEICとは?
- 2 TOEIC Bridgeとは?
- 3 TOEIC Bridgeには2種類のテストがある
- 4 TOEIC Bridgeはなぜ誕生したのか?
- 5 TOEIC Bridgeを受験するメリット
- 6 TOEIC BridgeとTOEICの違い
- 7 TOEIC Bridge Testsの持ち物と受験当日の流れ
- 8 TOEIC BridgeスコアとTOEICスコアの換算
- 9 TOEIC Bridgeの平均スコア
- 10 TOEIC Bridge対策のポイント
- 11 TOEIC Bridgeを受験するのがおすすめな人
- 12 TOEIC Bridgeを受験するのがおすすめではない人
- 13 初めてTOEICを受ける人がまずやるべきこと
- 14 TOEICの勉強法
- 15 まとめ
そもそもTOEICとは?
まずは「そもそもTOEICとはどんなテストなのか」ということについて、簡潔にお話しします。
TOEICは「国際ビジネスコミュニケーション協会」が実施する英語を母語としない方を対象にした試験です。
主に「ビジネスシーン・日常英会話を想定した英語力」の測定を目的としており、全部で5種類の試験があります。
- TOEIC®︎ Listening & Reading Test
- TOEIC®︎ Speaking & Writing Tests
- TOEIC®︎ Speaking Test
- TOEIC®︎ Bridge Listening & Reading Tests
- TOEIC®︎ Bridge Speaking & Writing Tests
1〜3番がTOEIC、4〜5番がTOEIC Bridgeですね。
最も一般的で認知度が高いのは「Listening & Reading Test」で、日本では年間約200万人もの受験者がいます。
TOEIC Bridgeとは?
では、TOEIC Bridgeとはどんなテストなのでしょうか?
一言で言えば、TOEIC Bridgeは「易しいTOEIC」です。
TOEIC Bridgeは、まだTOEICに挑戦するには英語力が十分でない英語初心者が安心して受験できるよう、易しい問題でテストが構成されています。
TOEIC Bridgeには2種類のテストがある
TOEIC Bridgeには2つのテストがあります。
- TOEIC®︎ Bridge Listening & Reading Tests
- TOEIC®︎ Bridge Speaking & Writing Tests
TOEIC®︎ Bridge Listening & Reading Tests
TOEIC Bridge Listening & Reading Testsは、英語初心者の「聞く」「読む」英語力を測る試験です。
普通のTOEIC Listening & Reading Testでは「ビジネス・日常生活」が題材になりますが、TOEIC Bridge Listening & Reading Testsでは「日常生活」が主な題材でビジネスはあまり扱われません。
試験時間はリスニング約25分、リーディング35分間の合計約1時間。
問題数はそれぞれ50問ずつ(合計100問)で、スコアは30〜100点の1点刻みで評価されます。
受験料は税込4,950円。
TOEIC Listening & Reading Testsの受験料は税込7,810円なので、比較的受験しやすいテストだと言えます。
TOEIC Bridge Listening & Reading Testsの問題構成は以下のようになっています。
Listeningの問題構成
パート | 問題数 | 問題の内容 | 具体的に |
Part1 | 6問 | 画像選択問題 | 句や文を聞いて、4つの画像の中からもっともよく表す絵を選ぶ |
Part2 | 20問 | 応答問題 | 質問や発言を聞いて、4つの選択肢の中からもっとも適した応答を選ぶ |
Part3 | 10問 | 会話問題 | 2者間の短い会話を聞いて、内容に関する2つの設問に解答する |
Part4 | 14問 | 説明文問題 | 1人の話し手による短いメッセージやおしらせなどを聞いて、その内容に関する2つの設問に解答する |
Readingの問題構成
パート | 問題数 | 問題の内容 | 具体的に |
Part1 | 15問 | 短文穴埋め問題 | 語や句が1か所抜けている文章を読み、空欄にもっとも適した選択肢を選ぶ |
Part2 | 15問 | 長文穴埋め問題 | 語や句、文章が3か所抜けている長文を読み、空欄にもっとも適した選択肢を選ぶ |
Part3 | 20問 | 読解問題 | 1つの文書を読んで、内容に関する2つ、または3つの設問に解答する |
TOEIC®︎ Bridge Speaking & Writing Tests
TOEIC Bridge Speaking & Writing Testsは、英語初心者の「話す」「書く」英語力を測る試験です。
こちらも「日常生活」が主な題材で、ビジネスはあまり扱われません。
試験時間はスピーキング約15分、ライティング約37分間の合計約52分間。
問題数はスピーキング8問、ライティング9問の合計17問で、それぞれ15〜50点の1点刻みでスコアが評価されます。
受験料は税込9,350円。
TOEIC Speaking & Writing Testsの受験料は税込10,450円なので、Listening & Readingよりは差が小さいですね。
TOEIC Bridge Speaking & Writing Testsの問題構成は以下のようになっています。
Speakingの問題構成
問題 | 問題数 | 内容 | 解答時間 |
Read a Short Text Aloud (音読問題) | 2問 | 短い文章を音読する | 各問30秒 (準備時間 各25秒) |
Describe a Photograph (写真描写問題) | 2問 | 写真を見て内容を説明する | 各問30秒 (準備時間 各30秒) |
Listen and Retell (聞いたことを伝える問題) | 1問 | ある場面のメッセージやおしらせを聞いて、その趣旨や要点を第三者に伝える | 30秒 (準備時間 15秒) |
Short Interaction (短い応答問題) | 1問 | メモなどの資料にもとづいて、情報の要求、依頼、申し出、提案、招待などをする | 30秒 (準備時間 30秒) |
Tell a Story (ストーリー作成問題) | 1問 | 一連の絵にもとづいてストーリーを順序だてて述べる | 60秒 (準備時間 45秒) |
Make and Support a Recommendation (アドバイス問題) | 1問 | 比較対照できる選択肢について示された情報を用いて、自分がすすめる選択肢と理由を述べる | 60秒 (準備時間 60秒) |
Writingの問題構成
問題 | 問題数 | 内容 | 解答時間 |
Build a Sentence (英文組み立て問題) | 3問 | ばらばらに並んだ語や句を並び替えて、正しい文を作る | 各問60秒 |
Write a Sentence (写真描写問題) | 3問 | 提示された2つの語や句を用いて、写真の内容を説明する1つの文章を作る | 各問90秒 |
Respond to a Brief Message (短文メッセージ返信問題) | 1問 | 短いメッセージを読んで示された2つの要件を満たす返信を作成する | 8分 |
Write a Narrative (ストーリー記述問題) | 1問 | 提示された内容に基づいてストーリーを記述する | 10分 |
Respond to an Extended Message (長文メッセージ返信問題) | 1問 | 長文メッセージを読み、指示にしたがって返信を作成する | 10分 |
TOEIC Bridgeはなぜ誕生したのか?
もともと、TOEICは1979年に誕生しました。
日本経済のグローバル化に伴う海外進出の進行とともに、ビジネス界の英語のコミュニケーション能力へのニーズが高まったことが背景にあったと言われています。
1979年の受験者は3,000人でしたが、2000年には受験者数が100万人を突破するなど受験者数が大幅に増加。
2023年には1年間で約200万人もの受験者数がいます。
そうして、今では就活・転職や昇進・昇格、海外赴任・海外出張の条件など、幅広く使用される一大資格試験となりました。
ただ、従来のTOEICは企業での英語能力測定を主な目的として開発されたため、小中高生や英語の初心者には適していませんでした。
そこで、幅広い学習者に対応するために、2001年にTOEIC Bridge(Listening & Reading)が誕生しました。
TOEIC Bridgeを受験するメリット
TOEIC Bridgeを受験するメリットは主に3つあります。
- TOEICの試験形式に慣れる
- 4技能の実力を高い精度で測れる
- 受験しやすい
TOEICの試験形式に慣れる
TOEICと比較すると、TOEIC Bridgeは問題の難易度が易しくて、問題数が少ないです。
ただ、出題の形式や測る能力はTOEICとはあまり変わりません。
よって、TOEIC Bridgeを受けることで、間接的にTOEICの問題形式に慣れることができます。
4技能の実用的な実力を高い精度で測れる
TOEIC Bridgeのほかにも、英語初心者向けの試験はあります。
たとえば、実用英語検定の5級は中学初級程度、4級は中学中級程度です。
しかし、英検は3級以上でなければライティングの試験がありません。また、スピーキングについても、面接があるのは3級からです。
その点、TOEIC Bridgeであれば「英語の勉強を始めて間もない」という受験者が自分の実力を測りやすいのがポイントです。
受験しやすい
TOEICと比較して、TOEIC Bridgeは問題量が少なく、試験時間も短めです。
受験料もリーズナブルなので、比較的受けやすい試験だと言えるでしょう。
また、TOEICは小中高生にとってはあまり馴染みがなくビジネスシーンの話題を扱っています。
一方で、TOEIC Bridgeではビジネス色が少なく、より日常的で身近な話題を扱うので、小中高生でも無理なく受験できるでしょう。
TOEIC BridgeとTOEICの違い
TOEICと比較すると、TOEIC Bridgeにはこんな特徴があります。
- TOEICより日常的で身近な英語を扱う
- テスト時間が短く、問題数も少ない
- リスニングはゆっくりで短い
- リーディングは問題文が短い
- 問題の指示が具体的で、求められるタスクも易しい(Speaking, Writing)
- 受験日・受験会場が少ない
- 就活や転職では活用できない
TOEICより日常的で身近な話題を扱う
TOEICでは、ビジネスや日常生活の話題を扱っています。
請求書やメールでのやり取りなど、ある程度の背景知識がないと日本語でも理解できないという場合もあります。
一方でTOEIC Bridgeでは、日常生活が話題の中心です。よって、小中高生でも無理なく受験できるのがメリットです。
テスト時間が短く、問題数も少ない
TOEIC Listening & Reading Testsの試験時間は合計約2時間、問題数は合計200問です。
一方、TOEIC Bridge Listening & Reading Testsの試験時間は約1時間、問題数は100問です。
また、TOEIC Speaking & Writing Testsの試験時間は合計約1時間20分、問題数は19問です。
一方、TOEIC Bridge Speaking & Writing Testsの試験時間は約52分、問題数は17問です。
リスニングはゆっくりで短い
TOEICのリスニング音声のスピードは速いです。Partによっては、かなりの長文が流れることもあります。
一方で、TOEIC Bridgeのリスニング音声のスピードは比較的ゆっくりです。問題文も短いので、英語初心者でも十分聞き取れます。
リーディングは問題文が短い
TOEIC Bridgeのリーディングの問題文は、TOEICよりはるかに短いです。
使われている語彙や文法のレベルも易しく、理解しやすいです。
問題の指示が具体的で、求められるタスクも易しい
Speaking & Writingについては、TOEIC Bridgeの方が問題の指示が具体的です。
英文組み立て問題など求められるタスクも易しいので、混乱することなく問題を解けます。
受験日・受験会場が少ない
TOEICは年間約18つの試験日が設定されています。TOEIC Bridgeは年間6回しか開催されません。
また、TOEIC Bridgeは受験会場が限られています。※執筆時点での情報
TOEIC Bridge | 受験会場 |
Listening & Reading | 23受験地(札幌、岩手、宮城、水戸・県北、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、石川、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、奈良、岡山、広島、愛媛、福岡、熊本、沖縄) |
Speaking & Writing | 14受験地(北海道、宮城、埼玉、千葉、東京、神奈川、石川、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、広島、福岡) |
首都圏であれば、それほど問題ないと思います。ただ、首都圏から離れると、受験が厳しくなる場合があります。
たとえば北海道・Listenin & Readingの場合、TOEICなら7会場(札幌、函館、旭川、釧路、帯広、北見、苫小牧)で受けられます。
一方、TOEIC Bridgeだと1会場(札幌)でしか受けられません。
以上から、TOEICと比較すると、TOEIC Bridgeは受験機会が少なく日程を調整しづらいです。
就活や転職では活用できない
TOEICのスコアは就活や転職で幅広く活用されています。
一方で、TOEIC Bridgeのスコアは就活・転職ではあまり活用できません。
TOEIC Bridgeは、あくまで英語初級者が勉強のモチベーションを保ったり、英語力の伸びを定期的に確認したりすることが目的のテストです。
TOEIC Bridge Testsの持ち物と受験当日の流れ
初めてTOEIC Bridge Testsを受ける場合は、試験の持ち物や受験当日の流れを把握しておくと安心です。
以下のような本人確認書類は、種類によっては受験が認められないので注意しましょう。
- 社員証・官公庁色印象
- 運転免許証・仮運転免許証以外の各種免許証・資格証明書
- 健康保険証
- 住民票・戸籍抄本
Listening & Reading Testsの受験当日の流れは以下の通りです。
9:25~9:55 | 試験会場に集合・受付 |
9:55~10:20 | 試験や注意事項の説明・音声チェック |
10:20~11:20 | 試験実施 |
11:20~11:30 | 問題用紙・答案の回収 |
11:30頃 | 解散 |
※9:55までに受付しないと受験できません。その場合、受験料は返金されません。
また、Speaking & Writing Testsの受験当日の流れは以下の通りです。
- 16:00〜16:15に入場・受付
- 受験(スピーキング約15分、ライティング約37分)
TOEIC BridgeスコアとTOEICスコアの換算
TOEIC BridgeのスコアとTOEICのスコアの換算は以下の通りです。(Listening & Readingのみ)
TOEIC Bridge Listening & Reading | TOEIC Listening & Reading |
30 | 〜120 |
40 | 210 |
50 | 265 |
60 | 325 |
70 | 400 |
80 | 490 |
90 | 605 |
91〜 | 610〜 |
ちなみに、TOEICの平均スコアは概ね600点(厳密には2023年度で612点)で、履歴書に記載できるのもTOEIC600点以上です。
TOEIC Bridgeで90点以上取れる方であれば、TOEICを受けて有効なスコアを取れるでしょう。
TOEIC Bridgeの平均スコア
2023年度のTOEIC Bridge Listening & Reading Testsの平均点は以下の通りです。
- 公開テスト:69.8点(リスニング32.9点、リーディング36.9点)
- IPテスト:59.2点(リスニング27.1点、リーディング32.0点)
また、2023年度のTOEIC Bridge Speaking & Writing TestsのIPテストの平均スコアは以下の通りです。(公開テストは受験者数が少ないため省略)
- スピーキング:32.1点
- ライティング:37.5点
TOEIC Bridge対策のポイント
TOEIC Bridgeでハイスコアを取得するには、以下のように勉強を進めましょう。
- まずは自分の実力を把握する
- 中学レベルの英単語を覚える
- 英文法を勉強する
- 問題を解いて形式に慣れる
TOEIC Bridgeを受験するのがおすすめな人
TOEIC Bridgeを受験するのがおすすめなのはこんな人です。
- 英語初心者
- 趣味でゆるく英語を勉強している人
TOEIC Bridgeは初心者向けに作られています。
なので、英語初心者や趣味で英語を勉強している方にはおすすめです。
TOEIC Bridgeを受験するのがおすすめではない人
一方で、TOEIC Bridgeを受験するのがおすすめでないのはこんな人です。
- 就職・転職で活用したい人
- 将来的にTOEICを受験したい人
TOEICとは異なり、TOEIC Bridgeは就職・転職等では活用できません。
また、TOEIC Bridgeを受けることで間接的にはTOEICの問題形式に慣れることはできますが、それならTOEICを受験した方がより問題形式を正確に&詳細に把握できます。
初めてTOEICを受ける人がまずやるべきこと
TOEICは自分のレベル・スコアによって、やるべきことが大きく変わってきます。
自分のレベルより低すぎる勉強を実践しても、学べることはほとんどありません。逆に、自分のレベルより高すぎる勉強を実践してしまうと、わからないことが多すぎて挫折します。
よって、まずは自分のスコアを把握することがとにかく重要です。
では、どのようにスコアを把握すれば良いのかというと「TOEICの公式問題集を2時間かけて通しで解く」のが1つの方法です。
公式問題集を本番と同様に2時間計って通しで解くことで、自分のスコアをある程度把握できます。
そこで、おすすめなのが「Santaアルク」というスマホアプリを利用することです。
「Santaアルク」の画面
(左画像は僕がTOEIC975点取った後に診断したスコア)
「Santaアルク」は無料で使えるうえ、たった12問のテストを受けるだけでスコア診断ができます。
もちろんブレは多少ありますが、気にするほどではありません。ある程度のスコアが把握できればOKです。
「自分のスコアを把握する」という作業をサボってしまうと、闇雲に勉強することになります。
TOEICは闇雲に勉強して攻略できるほど甘くありません。
ですので、今すぐ「Santaアルク」で自分のスコアを診断してください。
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Santaアルク
TOEICの勉強法
「Santaアルク」でのスコア診断が終わったら、実際の勉強に入っていきます。
基本的な流れは以下の通りです。
- 単語を覚える(中学英単語もしくはTOEIC頻出英単語)
- 文法を固める(難しい英文法は対策の必要なし)
- 500点まではPart1・2・5に絞って対策
- 次はPart3・4・6を対策
- 長文のPart7は難しいので一番最後
- 定期的に実践演習して勉強の効果を測る(公式問題集orSantaアルク)
より詳しい勉強法については、以下の記事で解説しています。
「Santaアルク」で診断したスコアより50点ほど高いスコアを扱っている記事を選んでください。
・TOEIC300点を取る勉強法
・TOEIC350点を取る勉強法
・TOEIC400点を取る勉強法
・TOEIC450点を取る勉強法
・TOEIC500点を取る勉強法
・TOEIC550点を取る勉強法
・TOEIC600点を取る勉強法
・TOEIC650点を取る勉強法
・TOEIC700点を取る勉強法
・TOEIC750点を取る勉強法
・TOEIC800点を取る勉強法
・TOEIC850点を取る勉強法
・TOEIC900点を取る勉強法
・TOEIC950点を取る勉強法
まとめ
TOEIC Bridgeを一言で表すと「易しいTOEIC」です。
TOEICと比較して、TOEIC Bridgeにはこんな特徴があります。
- TOEICより日常的で身近な英語を扱う
- テスト時間が短く、問題数も少ない
- リスニングはゆっくりで短い
- リーディングは問題文が短い
- 問題の指示が具体的で、求められるタスクも易しい(Speaking, Writing)
- 受験日・受験会場が少ない
- 就活や転職では活用できない
TOEICより単語や文法のレベルが易しく問題文も短いので、英語初心者でも無理なく受験できるのがTOEIC Bridgeのメリットです。
ただ、就活や転職などでは活用できない点には注意が必要です。
もし就活・転職などで活用したいなら、英語初心者の方でもTOEICを受けるのがおすすめです。
その方が、問題形式を正確に&詳細に把握できるからです。
参考
TOEIC Bridge L&RとTOEIC L&Rのスコア比較表
TOEIC TestsとTOEIC Bridge Testsって何が違うの?