TOEIC580点のレベルは?就活転職で使える?【大学換算・上位何%・偏差値を975点が解説】

toeic 580点 レベル 勉強法

結論:TOEIC580点は、公開テスト受験者の上位58.4%(偏差値47.9)のスコアです。大学受験の偏差値に換算すると大東亜帝国上位レベル。IPテストでは上位31.5%(偏差値55.0)で、大学生の平均(470点)を110点も上回っています。

 

  • 「TOEIC580点って、実際どのくらいのレベルなの?」
  • 「大学で言うとどのくらいの位置?」
  • 「就活や転職で使えるスコアなの?」

こういった疑問を持っている方は多いと思います。

結論から言うと、580点は「公開テスト平均615点まであと35点。600点がすぐそこまで見える距離に来ている」というスコアです。新卒基準(545点)はすでにクリアしており、次の目標は600点突破になります。

 

また、IPテストの偏差値で見ると55.0。つまり日本の大学生・社会人全体の上位3割に位置しています。

テン
「あと少し」が一番危険です。580点は600点が目前に見えるからこそ、油断すると停滞しやすいスコア帯でもあります。この記事では、580点のリアルなレベル感・就活転職での評価・ここから600点を突破するためのポイントを解説します。ぜひ最後まで読んでください!
本記事の信頼性
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495、リーディング480)です!
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TOEIC580点のレベル

結論:TOEIC580点は公開テストでは上位58.4%(偏差値47.9)、IPテストでは上位31.5%(偏差値55.0)のスコアです。新卒基準(545点)をクリア済みで、大学生のIPテスト平均(470点)を110点上回っています。

上位58.4%・偏差値47.9で、大学受験なら「大東亜帝国上位」レベル

IIBCの最新データ「TOEIC Program DATA & ANALYSIS」をもとに算出すると、TOEIC580点は公開テスト受験者(735,425人)の上位58.4%に位置します。

 

公開テストの平均は615点で、580点は平均より35点低いスコアです。偏差値で表すと47.9になります。

大学受験の偏差値に換算すると、およそ「大東亜帝国上位」(大東文化大学・東海大学・亜細亜大学・帝京大学・国士舘大学の上位学部)レベルに相当します。

 

ただし、公開テストは一般受験。受験者層は「自発的にTOEICを受けに来た、しっかり対策してきた人たち」が主です。

 

実は公開テストの他にIPテストという試験方式もあります。

これは大学・企業など組織で団体受験しているテストで、「強制的に受けさせられた」という受験者層が多くなります。

テン
ですので、IPテストのデータは「偏りのない日本全体の平均」を捉えていると言えます。ということで、次はIPテストで考えてみましょう。

IPテストでは上位31.5%・偏差値55.0——大学4年生の平均を超えている

IPテスト(大学や企業の団体受験・1,041,495人)で見ると、580点の位置づけは大きく変わります。

上位31.5%で、偏差値55.0。つまり、受験者全体の上位3割に入っています。

 

また、大学生のIPテストデータと比較してみましょう。

区分平均スコア580点との差
大学全体470点+110点
大学1年生453点+127点
初受験の大学生442点+138点
大学4年生545点+35点

出典:TOEIC Program DATA & ANALYSIS

 

TOEIC580点は大学で言うと「大学4年生の平均を超えたライン」です。

580点は、大学全体の平均(470点)を110点も上回り、大学1年生(453点)・初受験(442点)を大きく引き離しています。

 

大学4年生の平均(545点)もすでに35点超えており、大学生全体の中ではかなり上位のスコアです。

テン
IPテストでは偏差値55.0。大学全体の平均を110点も上回っていますし、大学4年生の平均も超えています。日本の大学生の中ではかなり上位にいるスコアです。ここから600点を超えれば、就活・転職で一気に武器になりますよ。

正答率は約62%

TOEIC580点のL/R内訳は、リスニング(L)315点前後・リーディング(R)265点前後が目安です。

正答率で言うと約62%。200問中約124問を正解している計算です。

 

6割以上を安定して正解できている状態で、基礎力はしっかり身についています。

ここから正答率を約67%(650点相当)に引き上げるには、あと10問ほど正解を増やす必要があります。

Part別正答数の目安

580点の正答率(約62%)をPart別に分解すると、およそ以下の正答数が目安です。

Part問題数正答数の目安
Part16問4問
Part225問19問
Part339問25問
Part430問18問
Part530問19問
Part616問13問
Part754問26問

あくまで目安ですが、自分のスコアシートと照らし合わせて「どのPartで落としているか」を把握する材料にしてください。

リスニングは3段階中の真ん中レベル

Score Descriptor Tableによると、リスニング315点は3段階中真ん中の評価です(L315は275〜370の帯に該当)。

  • 短い会話で語彙が難しくない場合は趣旨を推測できる
  • 情報が繰り返されたり言い換えられたりすると長い会話も理解できる
  • 間接的な応答や予測が難しい会話では理解が困難になる

リーディングは4段階中下から2番目のレベル

リーディング265点は4段階中下から2番目の評価です(R265は225〜320の帯に該当)。

  • 限られた長さの文章では簡単な推測ができる
  • 文中と問題の表現が同じなら正答できる
  • 言い換えがある場合は推測が困難
  • 複雑な文法構造や難しい語彙の理解が難しい

公式5段階評価でCレベル(上から3番目)

公式の5段階評価「PROFICIENCY SCALE」によると、580点はCレベル(470〜730点)に該当します。

Cレベルは「日常生活のニーズを満たし、限定された範囲では業務上のコミュニケーションができる」レベルです。

  • 通常会話であれば要点を理解し、応答にも支障はない
  • 基本的な文法・構文は身についている
  • 表現力の不足はあるが、自分の意思を伝える語彙は備えている

CEFRではB1・英検2級相当

文部科学省の対照表(各資格・検定試験とCEFRの対照表)によると、580点はCEFR B1・英検2級相当です。

CEFRとTOEICスコアの対照表

 

B1は「自立した言語使用者」の段階。仕事や学校での日常的なやり取りに対応できるレベルとされています。

580点でできること・できないこと

580点の英語力を日常場面に当てはめると、以下のようなイメージです。

できること

  • 海外出張での基本的な業務対応(自己紹介・日程調整)
  • 辞書を使いながらのビジネスメール作成
  • 英語のマニュアル・手順書の理解

まだ難しいこと

  • ネイティブ同士の速いペースの会話への参加
  • 英語での交渉・クレーム対応
  • 専門的な論文・レポートの精読

基本的なビジネス対応はこなせる段階です。600点を超えれば、英語を使う業務の幅がさらに広がります。

TOEIC580点はすごい?正直な評価

結論:胸を張っていいスコアですが、「すごい」とは言い切れません。IPテストでは上位31.5%(偏差値55.0)で、大学生の上位3割に入っています。

 

580点はIPテストで上位31.5%、偏差値55.0。大学生の平均(470点)を110点超え、大学4年生の平均(545点)も上回っています。

大学生全体の中ではかなり上位のスコアです。

 

ただし、社会人の世界に目を向けると評価は変わります。IPテストの社会人の平均は540点で、580点は40点上回っているくらい。

社会人の中では「普通より少し英語ができる」という感じの位置づけです。

 

600点を越えれば「英語ができる」、700点を超えれば「すごい」という評価になります。

また、580点から600点までの20点は、正しく取り組めばすぐ埋められる距離です。

 

あと20点上乗せすれば、就活でも転職でも「英語ができる人」として扱われるラインに到達します。

TOEIC580点は就活・転職で使える?

結論:580点は新卒基準(545点)を35点上回っており、クリア済みです。転職基準(620点)まではあと40点。600点を超えれば評価が大きく変わります。

企業が求めるTOEICスコアの基準

英語活用実態調査(IIBC)によると、新卒採用の平均基準は545点、中途採用では620点です。

TOEICの活用状況と要件・参考とされるTOEICスコア

 

580点は新卒基準(545点)を35点上回っており、すでにクリア済みです。中途基準(620点)まではあと40点です。

580点は履歴書に書くべき?

新卒基準をクリアしているため、履歴書に記載して問題ありません。

ただし、600点を超えると「英語力がある人材」として選考での評価が一段上がるのも事実です。

 

目安として、スコア別の就活・転職での評価は以下のとおりです。

  • 600点〜:履歴書に書いて「英語力がある」と評価される最低ライン
  • 700点〜:外資系・商社など英語を使う業務でもアピール可能
  • 800点〜:海外駐在・英語を主業務とするポジションで高評価

580点は就活では十分に通用するスコアですが、600点を超えれば周囲との差別化がしやすくなります。あと20点の距離なので、ここで止まるのは非常にもったいないです。

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580点は新卒基準をしっかり超えています。でも、600点まであと20点です。この20点を超えるだけで、就活でも転職でも「英語ができる人」として扱われるようになります。あと一歩のところにいるので、ここで止まらず駆け抜けてほしいです。

昇進・昇格ではどう評価される?

英語活用実態調査によると、昇進・昇格の平均基準スコアは以下のとおりです。

役職平均基準スコア580点との差
係長・主任515点+65点(クリア)
課長530点+50点(クリア)
部長565点+15点(クリア)
役員600点−20点

580点は係長・課長・部長の基準をすべてクリアしています。役員基準(600点)まであと20点。

600点に到達すれば、平均昇進基準をすべて満たすことになります。

 

なお何点から就職や転職の現場で「すごい」と言われるかについては「TOEICは何点からすごい?自慢できる?|大学生・社会人別に徹底解説」もご覧ください。

TOEIC580点からスコアを伸ばすには

結論:580点は基礎力が十分にある状態です。ここからは「どの弱点を優先的に潰すか」の判断精度が、600点突破までのスピードを決めます。

まず正確な現在地を把握する

実は「580点」というスコア、上振れかもしれませんし、下振れかもしれません。

TOEICは過去の試験受験経験や当日の体調、問題との相性によって、結果のスコアが結構変わります。

テン
例え同じ英語力で受験したとしても、60〜80点くらいは平気で前後します。そして重要なのが、50点変われば勉強法も大きく変わってきてしまうということです。

 

また、試験を受けてからスコアが出るまで、時が経っている場合もあります。

仮にスコアが出るまで1〜2週間でも、試験日と比較すると、英語力・スコアっていうのは上にも下にも大きく変わっていきます。(勉強のやり方によって変わる)

テン
だから、取り入れるべき勉強法も変わります。

 

ですので、最新の自分のスコアを把握することがとても重要です。

 

では、ブレの少ない方法で、かつ最新のスコアを楽に把握するにはどうすれば良いのか。

1つの方法は実践問題集で200問1セットを解くことですが、時間がかかりすぎますしあまりに大変です。しかも、450点〜550点と幅のあるスコアしか出てきません。

 

ですので、「Santaアルク」という無料アプリをイングルートでは推奨しています。

Santaアルク スコア診断の結果と講義受講の画面

Santaアルク」は12問に答えるだけでスコアを予測してくれる無料アプリです。

蓄積した大量のTOEICデータをAIを用いて分析した上で問題を出しているため、5〜10分程度で精度95%のスコア測定ができます。

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データによると、スコアの平均誤差は20点以内です。(ただし、800点以上になるとスコアの誤差は大きくなる感触ですが。)
イングルートで100人以上を指導してきた経験上、本番試験だと60〜80点くらいは平気でぶれるので、相当精度が高いです。今世の中にあるスコア測定方法の中では、ダントツの精度だと思います。あと、無料なことと、超短時間でスコア測定できるのも大きいです。

 

ですので、勉強を始める前に、まずSantaアルクで現在地を必ず確認してください。

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模試を2時間かけてフルで解いてスコアを測ろうとする方もいますが、正直それは時間と体力の浪費です。「Santaアルク」なら5〜10分で終わります。今すぐダウンロードして現在地を把握してから、勉強の方向性を決めてください。

 

580点から600点に必要な勉強時間の目安

イングルートの見解では、TOEIC580点から600点到達に必要な勉強時間は〜30時間です。

1日2時間なら約2週間、1日1時間でも1ヶ月かからない計算です。

 

580点はすでに600点まであと20点の位置にいます。正しい教材で、正しい手順で学習を進められれば、すぐ到達できます。

逆に言えば、教材選びや学習の手順を間違えると、あと20点がなかなか埋まらないケースも珍しくありません。

テン
580点は600点が本当にすぐそこの距離です。ただ、「あと少し」と思って何となく勉強を続けると、意外と停滞するのがこのスコア帯の怖さ。大事なのは「量」ではなく「何を優先するか」の判断です。

580点からは「体系的な学習」ができるかどうかで差がつく

580点は英語の基礎がしっかりある状態です。ここからはTOEIC特化の対策に本格的に切り替える段階に入ります。

ただし、このスコア帯で最も避けたいのが「手当たり次第に教材を追加すること」です。

 

TOEICの参考書は1冊1冊が独立した教材ですが、スコアを効率的に上げるには教材同士が互いを補い合う組み合わせで取り組む必要があります。

 

例えば、単語帳・文法書・リスニング教材・問題集を「どの順序で」「どの難易度のものを」「どのタイミングで切り替えるか」。

この設計が的確かどうかで、同じ勉強時間でも到達スコアにはっきり差が出ます。

テン
この設計が「体系的な学習」につながります。

 

課題は、580点の段階ではこの組み合わせを自分だけで見極めるのが難しいということです。

TOEIC関連の参考書は膨大な数が出版されています。その中から自分のスコア帯・弱点に合った教材を正しい組み合わせで揃えるのは、TOEIC経験が浅いうちは至難の業です。

 

その結果、ネットの「おすすめランキング」を頼りに合わない教材を買い、途中で行き詰まってまた別の教材に手を出す。

いわゆる「参考書ジプシー」に陥ってしまう人が非常に多いです。

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僕自身、まさにこの状態でした。「これがいい」と聞いては買い、途中で投げ出してまた別の本を買う。その繰り返しで時間だけが過ぎていきました。振り返ると、あの期間は完全に遠回りでした。必要なのは「自分の現在地に合った教材を、正しい順番で使い切ること」です。

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TOEIC580点に関するよくある質問

Q. TOEIC580点と600点はどのくらい違う?

A:スコア差は20点で、英語力としてはほぼ同水準です。

 

ただし、就活・転職の現場では「600点以上」がひとつの区切りとして扱われるため、この20点を超えるかどうかで書類選考での印象が変わることがあります。580点まで来ていれば、600点到達は十分に現実的な距離です。

Q. TOEIC580点から独学で700点は可能?

A:可能です。ただし「正しい手順」を踏むことが条件です。

580点から700点まではあと130点。

正しいやり方で取り組めば短期間で到達できます。大事なのは教材の量ではなく、自分のスコア帯に合った教材を正しい順番で使うことです。

まとめ

TOEIC580点のレベルを解説しました。

  • 公開テスト受験者の上位58.4%(偏差値47.9)
  • 大学受験の偏差値に換算すると「大東亜帝国上位」レベル
  • IPテストでは上位31.5%(偏差値55.0)で大学生平均を110点上回っている
  • 正答率は約62%。6割以上を安定して正解できている
  • リスニングは3段階中真ん中、リーディングは4段階中下から2番目
  • 公式5段階評価でCレベル(上から3番目)
  • CEFR B1・英検2級相当
  • 新卒基準(545点)を35点上回りクリア済み。中途基準(620点)まであと40点
  • 580点から600点到達に必要な勉強時間は〜30時間
テン
580点は公開テスト平均(615点)まであと35点。新卒基準もしっかりクリアしていて、600点までは目前の距離です。ここで止まらず駆け抜ければ、就活でも転職でも武器になりますよ。ぜひ参考にしてください!
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