結論:TOEIC585点は公開テスト受験者の上位57.4%(偏差値48.2)のスコアです。大学受験の偏差値に換算すると日東駒専の下位(専修大・東洋大レベル)。IPテストでは上位30.6%(偏差値55.3)で、大学生の平均(470点)を115点も上回っています。
- 「TOEIC585点って、どのくらいのレベルなの?」
- 「大学で言うとどのあたり?」
- 「就活や転職で評価されるスコアなの?」
こういった疑問を持っている方は多いと思います。
結論から言うと、585点は「新卒基準(545点)はすでにクリア。600点までわずか15点で、正しい順序で勉強すればすぐに届く」というスコアです。500点台の中でも600点にかなり近い位置にいるので、ここでの一歩が大きな差を生みます。
また、IPテストの偏差値で見ると55.3。日本の大学生・社会人全体の上位3割に位置しています。
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495、リーディング480)です!

TOEIC585点のレベル
結論:TOEIC585点は公開テストでは上位57.4%(偏差値48.2)、IPテストでは上位30.6%(偏差値55.3)のスコアです。新卒基準(545点)を40点超え、大学生のIPテスト平均(470点)を115点上回っています。
上位57.4%・偏差値48.2で、大学受験なら「日東駒専」下位レベル
IIBCの最新データ「TOEIC Program DATA & ANALYSIS」をもとに算出すると、TOEIC585点は公開テスト受験者(735,425人)の上位57.4%に位置します。
公開テストの平均は615点で、585点は平均より30点低いスコアです。偏差値で表すと48.2になります。
大学受験の偏差値に換算すると、およそ「日東駒専」の下位(専修大学・東洋大学レベル)に相当します。500点前半の「大東亜帝国」レベルから一段上がり、ここから大学群が変わるポイントです。
上位%・偏差値の算出方法(下のIPテストも同様の方法で算出してます)
公開テスト595点以上は406,808人、545〜590点区間は76,039人です。この区間には10スコア(545〜590点)が含まれるため、1/10して、1スコアあたり約7,604人と仮定します。
585以上 = 406,808 + 7,604×2 = 422,016人 → 422,016 ÷ 735,425 = 57.4%
偏差値 = 50 + 10 ×(スコア − 615)÷ 170(公開テスト基準)
ただし、公開テストは一般受験。受験者層は「自らTOEICを申し込んで、対策をしっかり積んできた人たち」が中心です。
実は公開テストの他にIPテストという試験方式もあります。
これは大学・企業など組織で団体受験しているテストで、「強制的に受けさせられた」という受験者層が多く含まれます。
IPテストでは上位30.6%・偏差値55.3——上位3割に入っている
IPテスト(大学や企業の団体受験・1,041,495人)で見ると、585点の評価は大きく変わります。
上位30.6%で、偏差値55.3。つまり、受験者全体の上位3割に入っています。
大学生のIPテストデータと比較してみましょう。
| 区分 | 平均スコア | 585点との差 |
|---|---|---|
| 大学全体 | 470点 | +115点 |
| 大学1年生 | 453点 | +132点 |
| 初受験の大学生 | 442点 | +143点 |
| 大学4年生 | 545点 | +40点 |
出典:TOEIC Program DATA & ANALYSIS
TOEIC585点は大学で言うと「平均を大幅に超え、就活層の4年生も上回ったライン」です。
585点は、大学全体の平均(470点)を115点上回り、大学4年生の平均(545点)も40点超えています。初受験の大学生(442点)と比べると143点もの差があります。
600点到達まではわずか15点。この距離を詰めれば、就活でも転職でもスコアが明確な武器に変わります。
正答率は約62%
TOEIC585点のL/R内訳は、リスニング(L)320点前後・リーディング(R)265点前後が目安です。
正答率で言うと約62%。200問中約124問を正解している計算です。
6割以上を安定して正解できている状態なので、英語の土台はしっかり固まっています。
ここから正答率を65%前後(600点台後半相当)まで高めるには、あと6〜7問ほど正解を増やすイメージです。
リスニングは3段階中の真ん中レベル
Score Descriptor Tableによると、リスニング320点は3段階中真ん中の評価です(L320は275〜370の帯に該当)。
- 短い会話で語彙が難しくなければ趣旨を推測できる
- 情報が繰り返されたり言い換えられたりすれば長い会話も理解できる
- 間接的な応答や予測が難しい会話になると理解が困難になる
リーディングは4段階中下から2番目のレベル
リーディング265点は4段階中下から2番目の評価です(R265は225〜320の帯に該当)。
- 限られた長さの文章であれば簡単な推測ができる
- 文中と問題の表現が一致していれば正答できる
- 言い換えが入ると推測が難しくなる
- 複雑な文法構造や難しい語彙への対応に課題がある
公式5段階評価でCレベル(上から3番目)
公式の5段階評価「PROFICIENCY SCALE」によると、585点はCレベル(470〜730点)に該当します。
Cレベルは「日常生活のニーズを満たし、限定された範囲では業務上のコミュニケーションができる」レベルです。
- 通常会話であれば要点を理解し、応答にも支障はない
- 基本的な文法・構文は身についている
- 表現力の不足はあるが、自分の意思を伝える語彙は備えている
CEFRではB1・英検2級相当
文部科学省の対照表(各資格・検定試験とCEFRの対照表)によると、585点はCEFR B1・英検2級相当です。

B1は「自立した言語使用者」。仕事や学校で日常的なやり取りに対応でき、旅行先でも困らないレベルとされています。
TOEIC585点は就活・転職で使える?
結論:585点は新卒基準(545点)を40点超えたスコアです。就活では十分に記載できる水準ですが、転職基準(620点)にはあと35点。600点を超えれば評価が一段上がります。
企業が求めるTOEICスコアの基準
英語活用実態調査(IIBC)によると、新卒採用の平均基準は545点、中途採用では620点です。

585点は新卒基準(545点)を40点上回っています。中途基準(620点)まではあと35点です。
585点は履歴書に書くべき?
新卒基準はクリア済みなので、履歴書への記載は問題ありません。
ただし、600点を超えると企業側の評価が明確に変わります。585点から600点はわずか15点の差。
ここを超えるかどうかで、書類選考の印象がまったく違ってきます。
目安として、スコア別の就活・転職での評価は以下のとおりです。
- 600点〜:履歴書に書いて「英語力がある」と評価される最低ライン
- 700点〜:外資系・商社など英語を使う業務でもアピール可能
- 800点〜:海外駐在・英語を主業務とするポジションで高評価
585点はすでに新卒基準をクリアしていますが、600点に乗せれば就活でのアドバンテージが格段に大きくなります。あと15点を取りにいかない理由はありません。
なお何点から就職や転職の現場で「すごい」と言われるかについては「TOEICは何点からすごい?自慢できる?|大学生・社会人別に徹底解説」もご覧ください。
TOEIC585点からスコアを伸ばすには
結論:585点は600点まであと15点。基礎力は十分にある状態です。ここからは「教材の選び方と学習の進め方」が最後のスコアアップを左右します。
まず正確な現在地を把握する
実は「585点」というスコア、上振れかもしれませんし、下振れかもしれません。
TOEICは過去の試験受験経験や当日の体調、問題との相性によって、結果のスコアが結構変わります。
また、試験を受けてからスコアが出るまで、時が経っている場合もあります。
仮にスコアが出るまで1〜2週間でも、試験日と比較すると、英語力・スコアっていうのは上にも下にも大きく変わっていきます。(勉強のやり方によって変わる)
ですので、最新の自分のスコアを把握することがとても重要です。
今のスコアを測る方法は2つあります。
- TOEICの模試を解く(めちゃくちゃ疲れる&〇〇〇点というスコアではなく、〇〇〇点〜□□□点と幅のあるスコアしか診断できない)
- アプリを使う(楽だから推奨)
この中でも特におすすめなのがアプリの利用です。なぜかというと、無料で使えるものもありますし、圧倒的に楽でかつ精度も高いからです。中には5分でスコア測定が終わるアプリもあります。
585点から600点に必要な勉強時間の目安
イングルートの見解では、TOEIC585点から600点到達に必要な勉強時間は〜30時間です。
585点はすでに600点まであと15点。1週間で到達する人も少なくありません。
ただし、これはあくまで「正しい方法・順序で勉強した場合」の目安です。
やり方や学習順序を間違えると、同じ時間をかけてもスコアが停滞するケースは珍しくありません。
585点からは「体系的な学習」ができるかどうかで差がつく
585点は英語の基礎がしっかり固まっている状態です。600点まであと15点なので、正しく取り組めば短期間で到達できます。
ただ、585点で意識してほしいのは「600点の先」です。
600点は就活で「英語力がある」と評価される最低ラインですが、外資系や商社を狙うなら700点、海外駐在なら800点が必要になります。
600点到達だけでなく、その先のスコアアップまで見据えて準備するなら、今の段階から「体系的な学習」を始めることが重要です。
教材をバラバラに使うのではなく、単語帳・文法書・リスニング教材・問題集を「どの順番で」「どのレベルのものを」「いつ切り替えるか」。
この設計が適切にできているかどうかで、同じ勉強時間でもスコアの伸びがまったく変わります。
問題は、585点の段階でもこの組み合わせを自力で設計するのが難しいということです。
TOEICの参考書はとんでもない数が出版されていて、その中から自分のスコア帯に合ったものを正しい組み合わせで選ぶのは、独学だとかなりハードルが高い。
結果として、ネットの「おすすめランキング」を鵜呑みにして合わない教材を買い、途中で挫折して別の教材に手を出す。
いわゆる「参考書難民」に陥る人がめちゃくちゃ多いです。
体系的な学習を実現するには?
「じゃあ、どうすれば体系的に学習できるの?」と思いますよね。
正直、自分ひとりで体系的に学べるよう組み立てるのは、正直かなり難しいです。実際、順番を間違えて遠回りする人がとても多いです。
僕も順番が分からず、かなり遠回りしました。
100人以上を指導してきた体感でも、みなさん平均5冊はムダな参考書を買い、勉強時間も300時間ほど無駄にしています。
だからイングルートでは「TOEIC800点スクール」を作りました。
スクールでは、800点までに必要なレッスンを、今のスコア別に正しい順番で勉強できるよう設計しています。
だから、今のスコアがどこからでも、スクールの順番通りに進めるだけで、まず600点/700点、そしてその先の800点に伸ばせます。
「今の自分、何をやれば良いのかな」と迷ったら、のぞいてみてください。
今までにないTOEICスクールの形です。
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TOEIC585点に関するよくある質問
Q. TOEIC585点は転職で使える?
A:新卒基準(545点)はクリアしていますが、中途基準(620点)にはあと35点です。
転職市場で「英語力がある」と評価されるには600点以上が目安です。585点からなら15点アップで600点に到達するので、転職活動の前にスコアを上げておくのがおすすめです。
Q. TOEIC585点から600点はすぐ届く?
A:正しい手順で学習すれば、1日2時間の勉強で1週間が目安です。
585点から600点まではわずか15点。基礎力はすでにあるので、教材の組み合わせと学習順序を正しく設計できれば、短期間で到達できる距離です。
まとめ
TOEIC585点のレベルを解説しました。
- 公開テスト受験者の上位57.4%(偏差値48.2)
- 大学受験の偏差値に換算すると「日東駒専」下位レベル
- IPテストでは上位30.6%(偏差値55.3)で大学生平均を115点上回っている
- 大学4年生の平均(545点)も40点超え。就活の新卒基準はクリア済み
- 正答率は約62%。6割以上を安定して正解できている
- リスニングは3段階中真ん中、リーディングは4段階中下から2番目
- 公式5段階評価でCレベル(上から3番目)
- CEFRではB1・英検2級相当
- 新卒基準(545点)を40点超え。中途基準(620点)まではあと35点
- 585点から600点到達に必要な勉強時間は〜30時間
結論:TOEIC550点は公開テスト受験者全体の上位64.6%のスコアです。IPテストでは上位36.9%。そして何より、就活の新卒基準545点を超えたスコアです。600点まであと50点です。ここから一気に加速できる位置にいます。&n[…]
結論:TOEIC580点は、公開テスト受験者の上位58.4%(偏差値47.9)のスコアです。大学受験の偏差値に換算すると大東亜帝国上位レベル。IPテストでは上位31.5%(偏差値55.0)で、大学生の平均(470点)を110点も上回っていま[…]
結論:TOEIC590点は、公開テスト受験者の上位56.3%(偏差値48.5)のスコアです。大学受験の偏差値に換算すると日東駒専下位レベル。IPテストでは上位29.8%(偏差値55.6)で、大学生の平均(470点)を120点も上回っています[…]
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