結論:TOEIC595点は600点の目前。公開テストでは上位55.3%(偏差値48.8)、IPテストでは上位28.9%(偏差値55.9)に位置するスコアです。あと5点で「大台600点」に到達します。
- 「TOEIC595点って、600点とほぼ同じなの?」
- 「あと5点足りないけど、評価は変わるの?」
- 「600点を確実に超えるにはどうすればいい?」
こういった疑問を抱えている方は少なくないと思います。
結論から言うと、595点は「600点に限りなく近いが、まだ600点ではない」というスコアです。
たった5点の差ですが、就活や転職の現場では「600点以上」がひとつの区切りとして扱われるため、この5点を超えるかどうかで印象が大きく変わります。
レベルの高さについて考えてみると、IPテストの偏差値は55.9。受験者全体の上位3人に1人の水準で、英語力としては十分に高い位置にいます。
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495、リーディング480)です!

TOEIC595点のレベル
結論:TOEIC595点は公開テストでは上位55.3%(偏差値48.8)、IPテストでは上位28.9%(偏差値55.9)のスコアです。大学生の平均(470点)を125点も上回っており、新卒基準(545点)もクリア済みです。
上位55.3%・偏差値48.8で、大学受験なら「日東駒専下位」レベル
IIBCの最新データ「TOEIC Program DATA & ANALYSIS」をもとに算出すると、TOEIC595点は公開テスト受験者(735,425人)の上位55.3%に位置します。
公開テストの平均は615点で、595点は平均より20点低いスコアです。偏差値で表すと48.8になります。
大学受験の偏差値に換算すると、およそ「日東駒専下位」(日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学)レベルに相当します。
上位%・偏差値の算出方法(下のIPテストも同様の方法で算出してます)
公開テスト645点以上は327,974人、595〜640点区間は78,834人です。この区間には10スコア(595〜640点)が含まれるため、1/10して、1スコアあたり約7,883人と仮定します。
595以上 = 327,974 + 7,883×10 = 406,804人 → 406,804 ÷ 735,425 = 55.3%
偏差値 = 50 + 10 ×(スコア − 615)÷ 170(公開テスト基準)
ただし、公開テストは一般受験。受験者の大半は「自分の意思でTOEICに申し込んだ、準備万端の人たち」です。
実は公開テストとは別にIPテストという試験形式もあります。
これは大学や企業で団体受験するテストで、「組織の方針で受けることになった」という層が多く含まれます。
IPテストでは上位28.9%・偏差値55.9——上位3人に1人の水準
IPテスト(大学や企業の団体受験・1,041,495人)で見ると、595点の位置づけはかなり変わります。
上位28.9%で、偏差値55.9。つまり、3人に1人しか到達していない水準です。
大学生のIPテストデータと比較してみましょう。
| 区分 | 平均スコア | 595点との差 |
|---|---|---|
| 大学全体 | 470点 | +125点 |
| 大学1年生 | 453点 | +142点 |
| 初受験の大学生 | 442点 | +153点 |
| 大学4年生 | 545点 | +50点 |
出典:TOEIC Program DATA & ANALYSIS
TOEIC595点は大学全体の平均を125点も上回っています。
大学4年生の平均(545点)も50点超えており、大学生の中ではかなり上位の位置にいます。
あとは600点の壁を突破するだけです。
正答率は約63%
TOEIC595点のL/R内訳は、リスニング(L)325点前後・リーディング(R)270点前後が目安です。
正答率で言うと約63%。200問中約126問を正解している計算です。
6割以上を安定して正解できている状態ですので、基礎力はしっかり身についています。
ここから正答率を70%(700点相当)に引き上げるには、あと14問ほど正解を積み上げる必要があります。ただし、まずは600点突破を目指すのが先決で、あと数問の上積みで到達できる距離です。
リスニングは3段階中の真ん中レベル
Score Descriptor Tableによると、リスニング325点は3段階中真ん中の評価です。
- 短い会話で語彙が難しくない場合は趣旨を推測できる
- 情報が繰り返されたり言い換えられたりすると長い会話も理解できる
- 間接的な応答や予測が難しい会話では理解が困難になる
リーディングは4段階中下から2番目のレベル
リーディング270点は4段階中下から2番目の評価です。
- 限られた長さの文章では簡単な推測ができる
- 文中と問題の表現が同じなら正答できる
- 言い換えがある場合は推測が困難
- 複雑な文法構造や難しい語彙の理解が難しい
公式5段階評価でCレベル(上から3番目)
公式の5段階評価「PROFICIENCY SCALE」によると、595点はCレベル(470〜730点)に該当します。
Cレベルは「日常生活のニーズを満たし、限定された範囲では業務上のコミュニケーションができる」レベルです。
- 通常会話であれば要点を理解し、応答にも支障はない
- 基本的な文法・構文は身についている
- 表現力の不足はあるが、自分の意思を伝える語彙は備えている
CEFRではB1・英検2級相当
文部科学省の対照表(各資格・検定試験とCEFRの対照表)によると、595点はCEFR B1・英検2級相当です。

B1は「自立した言語使用者」のレベル。仕事や学校での日常的なやり取りに対応できるとされています。
TOEIC595点は就活・転職で使える?
結論:595点は新卒基準(545点)を50点上回っており、すでにクリア済み。中途基準(620点)まではあと25点です。600点を超えれば履歴書に堂々と書けるスコアになります。
企業が求めるTOEICスコアの基準
英語活用実態調査(IIBC)によると、新卒採用の平均基準は545点、中途採用では620点です。

595点は新卒基準(545点)を50点も超えています。中途基準(620点)まではあと25点です。
595点は履歴書に書くべき?
新卒基準を超えているので、書くこと自体は問題ありません。
ただし、企業の採用担当は「600点以上かどうか」をひとつの区切りとして見ています。
595点と600点のスキル差はほぼありませんが、数字の印象としては「600点台」に入っているかどうかで評価が変わるのが現実です。
あと5点で600点に届く距離なので、次の試験で600点を取ってから記載するのが最もスマートな戦略です。
スコア別の就活・転職での評価は以下のとおりです。
- 600点〜:履歴書に書いて「英語力がある」と見なされる最低ライン
- 700点〜:外資系・商社など英語を日常的に使う業務でアピールできる
- 800点〜:海外駐在・英語を主業務とするポジションで高い評価を得られる
595点は「あと1回の受験で600点を超えられる」ポジションにいます。ここで立ち止まるのは非常にもったいないです。
なお何点から就職や転職の現場で「すごい」と言われるかについては「TOEICは何点からすごい?自慢できる?|大学生・社会人別に徹底解説」もご覧ください。
TOEIC595点からスコアを伸ばすには
結論:595点は600点まであと5点。ただし「あと5点だから大丈夫」と油断すると伸び悩むパターンに陥りやすいスコアでもあります。ここからは精度を上げる学習が鍵です。
まず正確な現在地を把握する
「595点」というスコアは、あくまで受験時点の結果です。
当日のコンディションや問題との相性で、実力とのズレが生じている可能性があります。
TOEICは受験するたびにスコアが変動するテストです。
加えて、試験を受けてからスコアが届くまでにも時間が経っています。
その間に英語力が変化していることも十分ありえます。(勉強のやり方次第で上にも下にも動く)
最新の実力を正しく把握してから、勉強の方向性を決めてください。
では、手軽かつ精度の高い方法でスコアを確認するにはどうすればいいのか。
200問のフル模試を解く方法もありますが、2時間かかるうえにスコアの精度も「450〜550点」のように幅が出てしまいます。
ですので、「Santaアルク」という無料アプリをイングルートでは推奨しています。
「Santaアルク」は12問に答えるだけでスコアを予測してくれる無料アプリです。
膨大なTOEICデータをAIで分析して出題しているため、5〜10分で精度95%のスコア測定が可能です。
イングルートで100人以上を指導してきた経験上、本番試験だと60〜80点くらいは平気でぶれるので、相当精度が高いです。今世の中にあるスコア測定方法の中では、ダントツの精度だと思います。あと、無料なことと、超短時間でスコア測定できるのも大きいです。
ですので、勉強を始める前に、まず「Santaアルク」で現在地を確認してください。
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595点からは「精度を上げる学習」ができるかどうかで差がつく
595点は英語の実力として600点にほぼ到達している状態です。ここから必要なのは「精度を上げること」です。
また、595点で考えてほしいのは「600点の先」です。
600点は就活で「英語力がある」と評価されるスタートラインですが、ゴールではありません。外資系や商社なら700点、海外駐在なら800点が求められます。
600点突破だけでなく、そこからさらにスコアを伸ばしていくために必要なのが「体系的な学習」です。
教材をバラバラに使うのではなく、単語帳・文法書・リスニング教材・問題集を「どの順番で」「どのレベルのものを」「いつ切り替えるか」。
この設計ができているかどうかで、600点以降のスコアの伸びがまったく変わります。
問題は、595点の段階でもこの組み合わせを自力で設計するのが難しいということです。
TOEICの参考書はとんでもない数が出版されていて、その中から自分のスコア帯に合ったものを正しい順番で選ぶのは、独学だとかなりハードルが高い。
結果として、ネットの「おすすめランキング」を信じて合わない教材を買い、途中で挫折して別の教材に手を出す。
いわゆる「参考書難民」に陥る人がめちゃくちゃ多いです。
体系的な学習を実現するには?
「じゃあ、どうすれば体系的に学習できるの?」と思いますよね。
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TOEIC595点に関するよくある質問
Q. TOEIC595点と600点で評価は変わる?
A:実力差はほとんどありませんが、書類上の印象は変わります。
多くの企業は「600点以上」をひとつの基準として設定しています。595点と600点のスキル差は誤差の範囲ですが、履歴書に記載する際は「600点台」に入っているかどうかで採用担当の印象が変わります。あと5点なので、次の試験で確実に超えてしまうのが最善策です。
Q. TOEIC595点から700点を目指すべき?
A:まずは600点を確実に超えることを優先してください。
595点から700点は約105点UPの距離です。十分到達可能ですが、600点を安定して超えられるようになってから700点を目標にするのが効率的です。基礎の精度が不安定なまま700点を目指すと、かえって遠回りになります。
まとめ
TOEIC595点のレベルを解説しました。
- 公開テスト受験者の上位55.3%(偏差値48.8)
- 大学受験の偏差値に換算すると「日東駒専下位」レベル
- IPテストでは上位28.9%(偏差値55.9)で上位3人に1人の水準
- 正答率は約63%。6割以上を安定して正解できている
- リスニングは3段階中真ん中、リーディングは4段階中下から2番目
- 公式5段階評価でCレベル(上から3番目)
- CEFRではB1・英検2級相当
- 新卒基準(545点)はクリア済み。中途基準(620点)まであと25点
- 595点は実質600点。弱点を潰せば次の試験で600点到達も現実的
結論:TOEIC550点は公開テスト受験者全体の上位64.6%のスコアです。IPテストでは上位36.9%。そして何より、就活の新卒基準545点を超えたスコアです。600点まであと50点です。ここから一気に加速できる位置にいます。&nbs[…]
結論:TOEIC590点は、公開テスト受験者の上位56.3%(偏差値48.5)のスコアです。大学受験の偏差値に換算すると日東駒専下位レベル。IPテストでは上位29.8%(偏差値55.6)で、大学生の平均(470点)を120点も上回っています[…]
結論:TOEIC600点は公開テスト受験者全体の上位54.2%のスコアです。IPテストでは上位28.1%で、日本全体の上位3割に入る実力。就活・転職で「英語力をアピールできる最初のライン」です。 「TOEIC6[…]
結論:TOEICは700点以上から「すごい」と言えます。公開テスト受験者の上位33.3%・偏差値55に相当し、就活・転職でも明確に高評価を得られるラインです。 「TOEICって何点から周りにすごいと思われるの?[…]





