結論:TOEIC570点は公開テスト受験者の上位60.5%(偏差値47.4)のスコアです。大学受験の偏差値に換算すると大東亜帝国上位レベル。IPテストでは上位33.3%(偏差値54.4)で、中途採用の平均基準(620点)までちょうど50点の距離です。
- 「TOEIC570点って、実際どのくらいのレベルなの?」
- 「大学で言うとどのくらいの位置?」
- 「就活や転職で使えるスコアなの?」
こういった疑問を持っている方は多いと思います。
570点は「新卒基準(545点)をクリアし、中途基準(620点)まであと50点。ここから精度を上げれば600点台はすぐ取れる」というスコアです。
500点台後半は「だいたい解ける」感覚が出てくる一方で、確信を持って選べる問題を増やせるかどうかが次のカギになります。
また、IPテストの偏差値で見ると54.4。日本の大学生・社会人全体の上位3割に入っています。
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495、リーディング480)です!

TOEIC570点のレベル
結論:TOEIC570点は公開テストでは上位60.5%(偏差値47.4)、IPテストでは上位33.3%(偏差値54.4)のスコアです。新卒基準(545点)はすでにクリアしており、中途基準(620点)まであと50点の位置にいます。
上位60.5%・偏差値47.4で、大学受験なら「大東亜帝国上位」レベル
IIBCの最新データ「TOEIC Program DATA & ANALYSIS」をもとに算出すると、TOEIC570点は公開テスト受験者(735,425人)の上位60.5%に位置します。
公開テストの平均は615点で、570点は平均より45点低いスコアです。偏差値で表すと47.4になります。
大学受験の偏差値に換算すると、およそ「大東亜帝国上位」(大東文化大学・東海大学・亜細亜大学・帝京大学・国士舘大学)レベルに相当します。
上位%・偏差値の算出方法(下のIPテストも同様の方法で算出してます)
公開テスト595点以上は406,808人、545〜590点区間は76,039人です。この区間には10スコア(545〜590点)が含まれるため、1/10して、1スコアあたり約7,604人と仮定します。
570以上 = 406,808 + 7,604×5 = 444,828人 → 444,828 ÷ 735,425 = 60.5%
偏差値 = 50 + 10 ×(スコア − 615)÷ 170(公開テスト基準)
ただし、公開テストは一般受験。受験者層は「自発的にTOEICを受けに来た、きちんと準備してきた人たち」が中心です。
実は公開テストの他にIPテストという試験方式もあります。
これは大学・企業など組織で団体受験しているテストで、「義務的に受けさせられた」という受験者層が多くなります。
IPテストでは上位33.3%・偏差値54.4——上位3割に入っている
IPテスト(大学や企業の団体受験・1,041,495人)で見ると、570点の位置づけは大きく変わります。
上位33.3%で、偏差値54.4。つまり、受験者全体の上位3割に入っています。
大学生のIPテストデータと比較してみましょう。
| 区分 | 平均スコア | 570点との差 |
|---|---|---|
| 大学全体 | 470点 | +100点 |
| 大学1年生 | 453点 | +117点 |
| 初受験の大学生 | 442点 | +128点 |
| 大学4年生 | 545点 | +25点 |
出典:TOEIC Program DATA & ANALYSIS
TOEIC570点は大学で言うと「平均を大きく上回るライン」です。
570点は、大学全体の平均(470点)を100点上回り、大学1年生(453点)・初受験(442点)と比べても100点以上の差があります。
大学4年生の平均(545点)も25点超えています。ここまで来ると、次の目標は600点台への到達です。
正答率は約61%
TOEIC570点のL/R内訳は、リスニング(L)310点前後・リーディング(R)260点前後が目安です。
正答率で言うと約61%。200問中約122問を正解している計算です。
6割以上は正解できている状態なので、基礎力はしっかり身についています。
ここから正答率を66%(600点相当)に引き上げるには、あと10問ほど正解を積み上げる必要があります。
リスニングは3段階中の真ん中レベル
Score Descriptor Tableによると、リスニング310点は3段階中真ん中の評価です(L310は275〜370の帯に該当)。
- 短い会話で語彙が難しくない場合は趣旨を推測できる
- 情報が繰り返されたり言い換えられたりすると長い会話も理解できる
- 間接的な応答や予測が難しい会話では理解が困難になる
リーディングは4段階中下から2番目のレベル
リーディング260点は4段階中下から2番目の評価です(R260は225〜320の帯に該当)。
- 限られた長さの文章では簡単な推測ができる
- 文中と問題の表現が同じなら正答できる
- 言い換えがある場合は推測が困難
- 複雑な文法構造や難しい語彙の理解が難しい
公式5段階評価でCレベル(上から3番目)
公式の5段階評価「PROFICIENCY SCALE」によると、570点はCレベル(470〜730点)に該当します。
Cレベルは「日常生活のニーズを満たし、限定された範囲では業務上のコミュニケーションができる」レベルです。
- 通常会話であれば要点を理解し、応答にも支障はない
- 基本的な文法・構文は身についている
- 表現力の不足はあるが、自分の意思を伝える語彙は備えている
CEFRではB1・英検2級相当
文部科学省の対照表(各資格・検定試験とCEFRの対照表)によると、570点はCEFR B1・英検2級相当です。

B1は「自立した言語使用者」のレベル。仕事や学校での日常的なやり取りに対応できるとされています。
TOEIC570点は就活・転職で使える?
結論:570点は新卒基準(545点)をすでにクリア。中途基準(620点)まではあと50点で、600点到達はかなり現実的な距離です。
企業が求めるTOEICスコアの基準
英語活用実態調査(IIBC)によると、新卒採用の平均基準は545点、中途採用では620点です。

570点は新卒基準(545点)を25点上回っています。中途基準(620点)まではあと50点です。
570点は履歴書に書くべき?
新卒基準はクリアしているので、履歴書に書くこと自体は問題ありません。
ただし、企業へのアピール力を考えると600点以上が理想です。600点を超えれば「英語力がある人材」として評価される土俵に立てます。
目安として、スコア別の就活・転職での評価は以下のとおりです。
- 600点〜:履歴書に書いて「英語力がある」と評価される最低ライン
- 700点〜:外資系・商社など英語を使う業務でもアピール可能
- 800点〜:海外駐在・英語を主業務とするポジションで高評価
570点から600点はあと30点。ここまで来ているなら、600点を取ってから履歴書に記載するのが最も効果的です。
なお何点から就職や転職の現場で「すごい」と言われるかについては「TOEICは何点からすごい?自慢できる?|大学生・社会人別に徹底解説」もご覧ください。
TOEIC570点からスコアを伸ばすには
結論:570点は英語の基礎が固まった状態です。ここから先は「どの教材をどう組み合わせるか」がスコアの伸びを決めます。
まず正確な現在地を把握する
「570点」というスコアが、あなたの本当の実力を正確に反映しているとは限りません。
TOEICは当日の体調、問題との相性、過去の受験経験によってスコアが大きく変わるテストです。
さらに、試験を受けてからスコアが出るまでに時間が経っている場合もあります。
試験日から1〜2週間でも、その間に英語力は変動しています。勉強のやり方次第で上にも下にも動くからです。
だからこそ、最新のスコアを正確に把握することが第一歩です。
今すぐスコアを把握する方法は2つあります。
- TOEICの模試を解く(めちゃくちゃ疲れる&〇〇〇点というスコアではなく、〇〇〇点〜□□□点と幅のあるスコアしか診断できない)
- アプリを使う(楽だから推奨)
この中でも特におすすめなのがアプリの利用です。なぜかというと、無料で使えるものもありますし、圧倒的に楽でかつ精度も高いからです。
570点から600点に必要な勉強時間の目安
イングルートの見解では、TOEIC570点から600点到達に必要な勉強時間は〜30時間です。
1日2時間なら約2週間、1日1時間でも1ヶ月かからない計算です。
ただし、これはあくまで「正しい手順で勉強した場合」の目安です。
教材の選び方・学習する順番を間違えると、同じ時間をかけてもスコアが伸びないということは珍しくありません。
570点からは「精度を上げる学習」ができるかどうかで差がつく
570点は英語の基礎がしっかり身についている状態です。ここからはTOEIC特化の対策で精度を高める段階です。
ただし、このスコア帯で最もやってはいけないのが「手当たり次第に教材を増やすこと」です。
TOEICの参考書はそれぞれ独立した本ですが、効率よくスコアを伸ばすには教材同士が補い合う組み合わせで使う必要があります。
たとえば、単語帳・文法書・リスニング教材・問題集を「どの順番で」「どのレベルのものを」「いつ切り替えるか」。
この設計が適切かどうかで、同じ勉強時間でもスコアの伸びはまったく異なります。
これが「体系的な学習」です。
問題は、570点の段階ではTOEICに関する知識がまだ乏しく、教材の組み合わせを自分ひとりで判断するのが難しいということです。
TOEICの参考書は膨大な数が出版されていて、その中から自分のスコア帯・弱点に合ったものを適切に組み合わせるのは、TOEIC経験が浅いほど現実的ではありません。
その結果、ネットの「おすすめランキング」を信じて合わない教材を買い、途中で投げ出して別の教材に乗り換える。
いわゆる「参考書難民」に陥る人が非常に多いです。
体系的な学習を実現するには?
「じゃあ、どうやって体系的な学習を進めればいいの?」と思いますよね。
正直、自分ひとりで体系的に学べるよう組み立てるのは、正直かなり難しいです。実際、順番を間違えて遠回りする人がとても多いです。
僕も順番が分からず、かなり遠回りしました。
100人以上を指導してきた体感でも、みなさん平均5冊はムダな参考書を買い、勉強時間も300時間ほど無駄にしています。
だからイングルートでは「TOEIC800点スクール」を作りました。
スクールでは、800点までに必要なレッスンを、今のスコア別に正しい順番で勉強できるよう設計しています。
だから、今のスコアがどこからでも、スクールの順番通りに進めるだけで、まず600点/700点、そしてその先の800点に伸ばせます。
「今の自分、何をやれば良いのかな」と迷ったら、のぞいてみてください。
今までにないTOEICスクールの形です。
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TOEIC570点に関するよくある質問
Q. TOEIC570点は英検何級レベル?
A:英検2級相当です。
文部科学省の対照表ではTOEIC570点はCEFR B1に該当し、英検2級と同じ水準に分類されています。ただし、TOEICはリスニングとリーディングのみの試験で、英検はスピーキング・ライティングも含むため、直接的な比較は難しい部分もあります。
Q. TOEIC570点から600点に最短で到達するには?
A:自分のスコア帯に合った教材で、体系的に学習を進めることが最短ルートです。
570点から600点までは30点UP。イングルートの見解では必要な勉強時間は〜30時間なので、短期間で到達できる可能性が高いです。カギは教材の選び方と学習の順序です。
まとめ
TOEIC570点のレベルを解説しました。
- 公開テスト受験者の上位60.5%(偏差値47.4)
- 大学受験の偏差値に換算すると「大東亜帝国上位」レベル
- IPテストでは上位33.3%(偏差値54.4)で上位3割に入っている
- 正答率は約61%。6割以上は正解できている
- リスニングは3段階中真ん中、リーディングは4段階中下から2番目
- 公式5段階評価でCレベル(上から3番目)
- CEFRではB1・英検2級相当
- 新卒基準(545点)はクリア済み。中途基準(620点)まであと50点
- 570点から600点到達に必要な勉強時間は〜30時間
結論:TOEIC550点は公開テスト受験者全体の上位64.6%のスコアです。IPテストでは上位36.9%。そして何より、就活の新卒基準545点を超えたスコアです。600点まであと50点です。ここから一気に加速できる位置にいます。&n[…]
結論:TOEIC565点は公開テスト受験者の上位61.5%(偏差値47.1)のスコアです。大学受験の偏差値に換算すると「大東亜帝国上位」(東海大・亜細亜大レベル)。IPテストでは上位34.2%(偏差値54.1)で、大学生の平均(470点)を[…]
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