TOEICリスニング450点を取る勉強法をL満点が解説

TOEIC リスニング 450点 レベル 勉強法

TOEICリスニング450点は全体の上位約6.6%レベル、偏差値に換算すると約65になります。

正答率の目安は86〜95%なので、とても高いレベルです。

 

TOEICリスニング450点を取るには、勉強法がとても重要です。

勉強法を間違えると、TOEICリスニングのスコアは驚くほど伸びません。

 

ということで今回はTOEICリスニング450点を取るための勉強法・参考書・勉強時間を解説します。

  • TOEICリスニングで450点以上を目指している
  • TOEICリスニングのスコアが伸び悩んでいる

という方は必見です!

本記事の信頼性
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495点、リーディング480点)です!
筆者のTOEICスコア リスニング495 リーディング475 計975

TOEICリスニング450点を取るための勉強法

さっそく、TOEICリスニング450点を取るための勉強法を解説します!

語彙力をつける

TOEICリスニング450点レベルの語彙力を身につけるには、以下を実践しましょう。

  1. 金フレの英単語を完璧に覚える
  2. 文中でわからない英単語を調べ、ノートにまとめ、定期的に見直す
テン
まずは金フレを完璧に覚えてください。見出し語1000単語はもちろんですが、「パート1重要語100」(目次参照)も覚えてください。パート1重要語100を覚えると、Part1の安定感がグッと増します。

 

金フレの目次

金フレの目次

 

あとは、問題演習で出てきたわからない単語や表現を調べて、ノートにまとめて、それを定期的に見直すだけです。

これで抜け漏れなく英単語を覚えられます。

テン
めちゃくちゃ地道な作業ですが、効果は確かです。ときどき「金フレよりレベルの高い英単語帳を使うべきか」という質問をいただきますが、個人的には必要ないと思います。実際、僕は「金フレ」+「わからない単語ノートまとめ見直し」でリスニング満点取れました。

 

また、英単語を覚えるコツが3つあります。どれも簡単かつ効果的なので、今すぐ実践しましょう。

  1. 発音する
  2. 毎日夜寝る前に暗記する(20〜30分くらい時間を確保するのが理想)
  3. 一度で多くの英単語に目を通して反復する

苦手パートをなくす

TOEICリスニングで450点を取りたいなら、苦手パートは完全に無くしてください。

テン
苦手なパートを普通にする方が、得意なパートをさらに得意にするより簡単です。学校の定期テストで40点→60点にする方が、80点→100点にするより遥かに簡単なのと同じですね。

 

じゃあ「苦手かどうかどうやって判断するの?」と疑問に思いますよね。安心してください。判断基準を教えます。

 

冒頭で、TOEICリスニング450点を取るためには86〜95%の正答率が必要と言いました。

話をシンプルにするために間をとって「90%でリスニング450点」として考えると、パート別の目標正答数の目安は以下の通りです。

  • Part1:5/6
  • Part2:22/25
  • Part3・4:63/69

(Part3・4は形式がほぼ同じなのでまとめています。)

テン
余談ですが、この数字を見て改めて「リスニング450点ってすごいんだな…」って思いました。

 

正答数が以上に挙げた数字より低い場合、そのPartは苦手パートとして判断しましょう。

そして、そのPartを徹底的に対策してください。

 

Part別の対策方法は以下の通りです。

  • Part1は問題を解く→単語を覚える
  • Part2は問題を解く→ディクテーション
  • Part3・4は(先読み→)問題を解く→シャドーイング
テン
どのPartも問題を解いて、復習する流れは同じですね。

おすすめの問題集は公式問題集です。

TOEIC 公式問題集 11

テン
「公式」とついているだけあって、問題の質が高いです。いろいろな問題集がありますが、僕個人の経験としては公式問題集を使うのが一番スコアアップに直結したと実感しています。

 

ただ、公式問題集は価格が税込3,300円と高いです。また、サイズが大きいので「外出時に持ち運んでスキマ時間に解く」みたいなことができません。

そのため、日々忙しくてなかなか机で勉強する時間が取れない方には、公式問題集はあまり向いていません。

 

そこでおすすめなのが、「スタディサプリTOEIC」です。

スタディサプリTOEIC」を使えば、なんと本番20回分の実践問題をスマホでサクッと解けます。

テン
公式問題集は本番2回分しか載っていないので、複数冊揃えることが必要になります。しかしスタサプなら20回分ついているので、これ1つで演習を完結できます。正直Part7はスマホだとちょっと演習しづらいですが、リスニングなら全Partストレスフリーで演習できます。ちょっと月額3,278円ですが、それ以上の価値は間違いなくあります。

 

しかも、スタディサプリTOEICは1週間無料体験できます。

 

ネットでいろいろ評判とかを調べるより、自分で実際に使ってみるのが使用感を把握するために最も確実&スピーディーな方法です。

もし「ちょっと思っていたのと違ったな」と感じても、無料体験期間中に解約すれば料金は一切かかりません。

テン
もしスタサプと相性が良ければ、スキマ時間を有効に活用できるため、日々の学習効率はグッと底上げされます。もし「面倒だ」と言って無料体験しなければ、そのチャンスを失います。長期的にみると、それはとても大きな損失です。スコアを最短で伸ばしたいなら、必ずスタサプを無料体験しましょう。

 

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勉強の効果を定期的に測定する

TOEICでもPDCAが重要です。

  • P:勉強法を考える(Plan)
  • D:勉強法を実践する(Do)
  • C:勉強法の効果を測定する(Check)
  • A:次の勉強に活かす(Action)

このうち、多くの方がサボってしまうのが「C:勉強法の効果を測定する」です。

 

TOEICは同じ勉強法がいつまでも通用するわけではありません。

大抵の場合どこかで頭打ちになる、つまりその勉強法では伸びなくなる時期がきます。

 

ここでもし、勉強法の効果を測定しなかったらどうなるでしょうか?

本当はその勉強法は頭打ちでこれ以上やっても意味ないのに、ずっと続けてしまい時間と努力が無駄になってしまいます。

 

ですので、勉強法の効果は定期的に測定してください。スコアを測定するには、TOEICの公式問題集を使うのがおすすめです。

TOEIC 公式問題集 11

公式問題集を本番と同様に45分間を計って通しで解くことで、自分のスコアをある程度把握できます。

テン
ただ、やってみるとわかりますが、公式問題集を通しで解くのはとっても大変です。時間がかかるのはもちろんですが、何より体力の消耗が激しいです。通しで解いた後は、もう何もやる気が起きなくなります。

 

そこで、おすすめなのが「Santaアルク」というスマホアプリを利用することです。

Santaアルク スコア診断の結果と講義受講の画面

Santaアルク」の画面
(左画像は僕がTOEIC975点取った後に診断したスコア)

 

Santaアルク」は無料で使えるうえ、たった12問のテストを受けるだけでスコア診断ができます。

もちろんブレは多少ありますが、気にするほどではありません。スコアが伸びているかどうかを判断できればOKです。

 

「自分のスコアを把握する」という作業をサボってしまうと、闇雲に勉強することになります。

TOEICは闇雲に勉強して攻略できるほど甘くありません。

 

ですので、

  • 今の自分のスコアがわからない方
  • 前にスコアを測定してから2週間以上時間が経っている方

は今すぐ「Santaアルク」で自分のスコアを診断してください。

テン
面倒ですが、これをやるのとやらないのとでは、今後のスコアの伸び方が大きく変わります。今回の記事のテーマはリスニングですが、リーディングでも同様です。ですから、必ずスコア診断を行なってください。

 

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Santaアルク

 

試験前には通しで解く

普段の学習はスタディサプリTOEICでバッチリなんですが、試験前は別です。

 

試験前には、本番の形式に慣れるため、そして最後まで集中しきる体力を身につけるために、通しで問題を解くべきです。

スタサプでもできないことはないですが、やはり公式問題集を使って通しで解いた方が良いです。TOEIC 公式問題集 11

テン
紙(公式問題集)で解いた方が、より実践に近い形で演習できます。

 

もちろん、実践演習後は復習も欠かさず行ってください。

復習の手順は以下です。

  1. わからなかった問題を一度解き直す
  2. 文中に登場したわからない英単語を調べる
  3. 文中に登場した英文法の知識を調べる
  4. 聞き取れない英文を聞き取れるようになるまで聞き直す

こうした地道な作業を丁寧に行うことが、TOEICリスニングで450点を取るために重要です。

 

ちなみに、今回の記事のテーマはリスニングですが、試験前はリスニングとリーディング合わせて解いた方が良いです。

 

というのは、これは結構見逃されがちなんですが、リーディングは「リスニングで45分間集中した後」に行います。

つまり、集中力を消耗した状態でリーディングを解くということです。

テン
リーディングの試験時間は75分間となっていますが、それは単純な75分間ではなく、「45分間の後の75分間」なんですね。よって、本番のリーディングで最後まで集中しきるためには、リスニング・リーディングを分けるのではなく、まとめて通しで解く方が良いです。

TOEICリスニング450点を取るのにかかる勉強時間

TOEICリスニングで450点を取るのにかかる勉強時間は現在のレベルにより異なります。

 

一般的に、TOEICの合計スコアを100点伸ばすのに必要な勉強時間は約200〜300時間必要と言われています。

よって、単純計算でリスニングを50点伸ばすには約100〜150時間かかることになります。

テン
つまり、現状でリスニング400点なら、約100〜150時間の対策で450点を取れる実力が身につくということですね。

まとめ

TOEICリスニング450点付近は全体の上位6.6%レベルです。

450点を取るための勉強法は以下です。

  1. 語彙力をつける
  2. テクニックを学ぶ
  3. 負荷をかけてディクテーションする
  4. 負荷をかけてシャドーイングする
  5. 実践演習する
  6. 苦手なパートをなくす
テン
ぜひ参考にしてください!

 

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