結論:TOEIC605点は、公開テスト受験者の上位53.2%(偏差値49.4)のスコアです。600点の壁を突破し、就活・転職で「英語力がある人」として評価されるラインに到達しています。大学受験の偏差値に換算すると日東駒専レベル。IPテストでは上位27.3%(偏差値56.5)で、4人に1人しか届かないスコアです。
- 「TOEIC605点って、実際どのくらいのレベルなんだろう?」
- 「就活や転職の場でアピールできるスコアなの?」
- 「700点に上げるには、あとどれだけ勉強が必要?」
このような疑問を持っている方に向けて、詳しく解説します。
結論から言うと、605点は「600点の壁を超え、就活/転職で”英語ができる人”と見られる最低ラインに到達したスコア」です。
新卒採用の平均基準(545点)は余裕でクリアしており、600点を超えたことで多くの企業から「英語力がある人」として評価されるラインに到達しています。
IPテストの偏差値で見ると56.5。日本の大学生・社会人全体の中で上位4人に1人という位置です。
600点台に踏み込んだことで、就活・転職での評価が一段上がります。
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495、リーディング480)です!

TOEIC605点のレベル
結論:TOEIC605点は公開テストでは上位53.2%(偏差値49.4)、IPテストでは上位27.3%(偏差値56.5)のスコアです。600点を超えたことで就活での評価が変わり、多くの企業で英語力が評価されるラインに到達しています。
上位53.2%・偏差値49.4で、大学受験なら「日東駒専」レベル
IIBCの最新データ「TOEIC Program DATA & ANALYSIS」をもとに算出すると、TOEIC605点は公開テスト受験者(735,425人)の上位53.2%に位置します。
公開テストの平均は615点で、605点は平均より10点低いスコアです。偏差値で表すと49.4になります。ほぼ平均ラインにいると言えます。
大学受験の偏差値に換算すると、およそ「日東駒専」(日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学レベル)に相当します。
上位%・偏差値の算出方法(下のIPテストも同様の方法で算出してます)
公開テスト645点以上は327,974人、595〜640点区間は78,834人です。この区間には10スコア(595〜640点)が含まれるため、1/10して、1スコアあたり約7,883人と仮定します。
605以上 = 327,974 + 7,883×8 = 391,038人 → 391,038 ÷ 735,425 = 53.2%
偏差値 = 50 + 10 ×(スコア − 615)÷ 170(公開テスト基準)
ただし、公開テストはあくまで一般受験です。「自分の意思でTOEICを受けに来た、きちんと対策してきた人たち」が中心の母集団です。
実はTOEICにはもう1つ、IPテストという受験形式があります。
大学・企業などの団体で実施されるテストで、「組織の方針で受験することになった」という受験者が多くを占めます。
IPテストでは上位27.3%・偏差値56.5——4人に1人しか届かないスコア
IPテスト(大学や企業の団体受験・1,041,495人)で見ると、605点の評価はぐっと変わります。
上位27.3%で、偏差値56.5。受験者4人のうち1人しか到達していないスコアです。
大学生のIPテストデータとの比較を見てみましょう。
| 区分 | 平均スコア | 605点との差 |
|---|---|---|
| 大学全体 | 470点 | +135点 |
| 大学1年生 | 453点 | +152点 |
| 初受験の大学生 | 442点 | +163点 |
| 大学4年生 | 545点 | +60点 |
出典:TOEIC Program DATA & ANALYSIS
TOEIC605点は、大学生のどの層と比べても大きくリードしています。
大学全体の平均(470点)を135点、大学1年生(453点)には152点、初受験(442点)には163点も上回っています。
大学4年生の平均(545点)と比べても60点差。大学4年生の平均を大きく上回っているスコアです。
正答率は約65%
TOEIC605点のL/R内訳は、リスニング(L)330点前後・リーディング(R)275点前後が目安です。
正答率で言うと約65%。200問中約130問を正解している計算です。
6割を大きく超えて7割に近づいている状態です。英語の基礎はしっかり固まっており、TOEIC特有のパターンもある程度身についています。
ここから正答率を70%前後(650〜700点相当)に引き上げるには、あと10〜15問ほど正解を積み増す必要があります。
リスニングは3段階中の真ん中レベル
Score Descriptor Tableによると、リスニング330点は3段階中真ん中の評価です(L330は275〜370の帯に該当)。
- 短い会話で語彙がシンプルであれば趣旨を推測できる
- 内容が繰り返されたり言い換えられたりする場合は長い会話でも理解できる
- 間接的な応答や展開が読みにくい会話では理解しづらくなる
リーディングは4段階中下から2番目のレベル
リーディング275点は4段階中下から2番目の評価です(R275は225〜320の帯に該当)。
- 短めの文章であれば簡単な推測ができる
- 本文と設問の表現が一致していれば正答できる
- 言い換え表現が使われると推測が難しくなる
- 複雑な構文や高度な語彙の理解はまだ課題がある
公式5段階評価でCレベル(上から3番目)
公式の5段階評価「PROFICIENCY SCALE」によると、605点はCレベル(470〜725点)に該当します。
Cレベルは「日常生活の基本的なニーズに対応でき、限られた範囲では業務上のやり取りも可能」なレベルです。
- 一般的な会話なら要点をつかみ、受け答えに大きな支障はない
- 基礎的な文法・構文は身についている
- 語彙や表現にやや不足はあるものの、自分の意思を伝えるだけの力は持っている
CEFR B1・英検2級相当
文部科学省の対照表(各資格・検定試験とCEFRの対照表)によると、605点はCEFR B1・英検2級相当です。

B1は「自立した言語使用者」に分類される段階。仕事や学校で日常的に発生するやり取りに対応できる力があるとされています。
TOEIC605点は就活・転職で使える?
結論:使えます。605点は新卒の平均基準(545点)を60点上回り、600点を超えたことで多くの企業から「英語ができる人」として評価されるラインに到達しています。履歴書に堂々と書けるスコアです。
企業が求めるTOEICスコアの基準
英語活用実態調査(IIBC)によると、新卒採用の平均基準は545点、中途採用では620点です。

※ただし、これはあくまで調査対象企業の平均値です。実際の企業は600点・650点・700点などキリのいい数字を基準にしていることが多いです。
605点は新卒の平均基準(545点)を60点も上回っています。600点を超えたことで、多くの企業が求める英語力の評価ラインにしっかりと到達しています。
スコア別の就活・転職での評価の目安は以下のとおりです。
- 600点〜:履歴書で「英語力がある」と認められる最低ライン
- 700点〜:外資系・商社など英語業務でもアピールできる
- 800点〜:海外駐在・英語メインの職種で高く評価される
605点はまさにこの「600点〜」のラインに踏み込んだスコアです。
605点は履歴書に書くべき?
書くべきです。605点は就活・転職どちらの場面でも、英語力の証明として十分機能するスコアです。
600点を超えることで、採用担当者からの見え方が変わります。
595点と605点はわずかな差ですが、「600点台」という数字があるだけで「英語ができる人」と判断されやすくなります。
また面接では「現在700点を目指してTOEICを継続中です」と一言添えるだけで、成長意欲を示すことができます。
なお、TOEICが就職・転職でどう評価されるかについては「TOEICは何点からすごい?自慢できる?|大学生・社会人別に徹底解説」もご覧ください。
TOEIC605点からスコアを伸ばすには
結論:605点は基礎が完成に近い状態です。ここから先は「何時間やるか」ではなく「どんな手順で何に取り組むか」が700点到達を左右します。
まず正確な現在地を把握する
「605点」というスコアが、今の実力を正確に反映しているとは限りません。
TOEICは受験時のコンディションや問題との相性によって、結果が大きくブレる試験です。
加えて、試験を受けてからスコアが届くまでにタイムラグがあります。
その間も英語力は変動しているため、「受験日の実力」と「今の実力」は別物です。
そこでイングルートが推奨しているのが「Santaアルク」という無料アプリです。
「Santaアルク」はたった12問でスコアを予測してくれる無料アプリです。
膨大なTOEICデータをAIで分析して出題しているため、5〜10分で精度95%のスコア測定が可能です。
100人以上を指導してきた経験から言うと、本番試験では60〜80点くらい普通に上下するので、このアプリの精度はかなり高いです。現時点で最も正確かつ手軽なスコア測定法だと思います。
だからこそ、勉強計画を立てる前にまず「Santaアルク」で今の実力を確認してください。
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605点から700点に必要な勉強時間の目安
イングルートの見解では、TOEIC605点から700点到達に必要な勉強時間は50〜100時間です。
1日2時間なら約1〜2ヶ月、1日1時間なら2〜3ヶ月が目安です。
ただし、これは「正しい手順で勉強を進めた場合」の数字です。
教材の選び方や学習の順番を間違えると、同じ時間をかけても間違いなくスコアは停滞します。
605点からは「体系的な学習」ができるかどうかで差がつく
605点は英語の基礎がしっかり固まっている状態です。ここからはTOEIC対策を本格的に詰めていく段階に入ります。
このスコア帯で最も避けたいのが「気になった教材を次々と試すこと」です。
TOEICの参考書はそれぞれ独立した教材ですが、スコアを効率よく上げるには教材同士が互いを補い合う組み合わせで使う必要があります。
単語帳・文法書・リスニング教材・問題集を「どの順番で」「どの難易度のものを」「いつ切り替えるか」。
この手順の設計が正確かどうかで、同じ勉強時間でも到達スコアに大きな差が生まれます。
これが「体系的な学習」です。
605点の段階では、この組み合わせを自分だけで設計するのが難しいという現実があります。
TOEIC関連の参考書は毎年大量に出版されています。その膨大な選択肢の中から自分のスコア帯・弱点に合った教材を正しく組み合わせるのは、TOEIC経験が浅いうちはかなりハードルが高いです。
その結果、「おすすめ参考書ランキング」を見ては合わない教材を買い、途中で止まってまた別の教材を探す。
こうして「参考書難民」に陥ってしまう人が600点台には特に多いです。
体系的な学習を実現するには?
「では、どうやって体系的に学べばいいの?」と思いますよね。
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TOEIC605点に関するよくある質問
Q. TOEIC605点は履歴書に書くべき?
A:書くべきです。
600点台は多くの企業で「英語力がある」と認められるラインです。新卒の平均基準(545点)を大きく上回っており、「700点を目指しています」と添えれば成長意欲も伝わります。
Q. TOEIC605点から700点まで何ヶ月かかる?
A:1日2時間なら約1〜2ヶ月が目安です。
正しい手順で取り組めば50〜100時間で到達可能です。
まとめ
TOEIC605点のレベルを解説しました。
- 公開テスト受験者の上位53.2%(偏差値49.4)
- 大学受験の偏差値に換算すると「日東駒専」レベル
- IPテストでは上位27.3%(偏差値56.5)で4人に1人しか届かないスコア
- 正答率は約65%。200問中約130問を正解できている
- リスニングは3段階中真ん中、リーディングは4段階中下から2番目
- 公式5段階評価でCレベル(上から3番目)
- CEFR B1・英検2級相当
- 新卒の平均基準(545点)は60点以上クリア済み。600点を超え、多くの企業で英語力が評価されるラインに到達
- 700点到達に必要な勉強時間の目安は50〜100時間
結論:TOEIC600点は公開テスト受験者全体の上位54.2%のスコアです。IPテストでは上位28.1%で、日本全体の上位3割に入る実力。就活・転職で「英語力をアピールできる最初のライン」です。 「TOEIC6[…]
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