TOEIC710点のレベルは?就活転職での評価は?年収上がる?【上位何%・偏差値を975点が解説】

toeic 710点 レベル 勉強法

結論:TOEIC710点は、公開テスト受験者の上位31.4%(偏差値55.6)のスコアです。700点台に到達し、就活・転職で「確かな英語力を持つ人」として一段階高評価されるラインにいます。大学受験の偏差値に換算するとMARCHレベル。IPテストでは上位13.8%(偏差値62.6)で、7人に1人しか届かないスコアです。

 

  • 「TOEIC710点って、実際どのくらいのレベルなんだろう?」
  • 「就活や転職の場でアピールできるスコアなの?」
  • 「800点に上げるには、あとどれだけ勉強が必要?」

このような疑問を持っている方に向けて、詳しく解説します。

結論から言うと、710点は「就活・転職で英語が武器になるスコア。次は800点を目指す段階」です。

 

新卒採用の平均基準(545点)は165点もクリアしており、中途採用の平均基準(620点)もすでに90点上回っています。

IPテストの偏差値で見ると62.6。日本の大学生・社会人全体の中で上位7人に1人という位置です。

テン
700点台前半は「700点超えた安心感」で手を止めやすいゾーンです。でも、800点を目指す人だけが次のステージに進めます。この記事では710点のリアルな立ち位置・就活での評価・そして800点への道筋を解説します。最後まで読んでみてください!
本記事の信頼性
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495、リーディング480)です!
筆者のTOEICスコア リスニング495 リーディング480 計975
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TOEIC710点のレベル

結論:TOEIC710点は公開テストでは上位31.4%(偏差値55.6)、IPテストでは上位13.8%(偏差値62.6)のスコアです。700点台に到達し、中途採用の平均基準(620点)をすでに90点上回っています。

上位31.4%・偏差値55.6で、大学受験なら「MARCH」レベル

IIBCの最新データ「TOEIC Program DATA & ANALYSIS」をもとに算出すると、TOEIC710点は公開テスト受験者(735,425人)の上位31.4%に位置します。

 

公開テストの平均は615点で、710点は平均より95点高いスコアです。偏差値で表すと55.6になります。平均を大きく上回っているラインです。

大学受験の偏差値に換算すると、およそ「MARCH」(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学レベル)に相当します。

 

ただし、公開テストはあくまで一般受験です。「自分の意思でTOEICを受けに来た、きちんと対策してきた人たち」が中心の母集団です。

 

実はTOEICにはもう1つ、IPテストという受験形式があります。

大学・企業などの団体で実施されるテストで、「組織の方針で受験することになった」という受験者が多くを占めます。

テン
IPテストは「英語の勉強をしていない人も受ける、日本全体の英語力の縮図」です。次はIPテストでの710点の立ち位置を確認しましょう。

IPテストでは上位13.8%・偏差値62.6——7人に1人しか届かないスコア

IPテスト(大学や企業の団体受験・1,041,495人)で見ると、710点の評価はぐっと変わります。

上位13.8%で、偏差値62.6。受験者7人のうち1人しか到達していないスコアです。

 

大学生のIPテストデータとの比較を見てみましょう。

区分平均スコア710点との差
大学全体470点+240点
大学1年生453点+257点
初受験の大学生442点+268点
大学4年生545点+165点

出典:TOEIC Program DATA & ANALYSIS

 

TOEIC710点は、大学生のどの層と比べても大きくリードしています。

大学全体の平均(470点)を240点、大学1年生(453点)には257点、初受験(442点)には268点も上回っています。

 

大学4年生の平均(545点)と比べても165点差。大学4年生の平均を大きく上回っているスコアです。

テン
公開テストだと偏差値55.6で「平均よりかなり上」に見えますが、IPテストでは偏差値62.6で上位7人に1人。「日本全体の英語力」で測ると、710点は非常に高いスコアです。就活・転職の場でも、胸を張って提示できます。

正答率は約71%

TOEIC710点のL/R内訳は、リスニング(L)380点前後・リーディング(R)330点前後が目安です。

正答率で言うと約71%。200問中約142問を正解している計算です。

 

7割を超えて正解できている状態です。英語の基礎はしっかり固まっており、TOEIC特有のパターンもかなり身についています。

ここから正答率を80%前後(800点相当)に引き上げるには、あと20問ほど正解を積み増す必要があります。

東京外国語大学や青山学院大学の大学生と同レベル

大学別TOEICスコアランキング

上の表は、大学別の平均点を集計したものです。

この表によると、TOEIC710点は東京外国語大学や青山学院大学の大学生平均と同じくらいのスコアになります。

同志社大学や大阪市立大学の出身者と同レベル

日経転職版には「出身大学別TOEICスコアランキング」というデータがあります。

日経転職版会員のTOEICスコアを出身大学別に集計したものです。

 

このうち、TOEIC710点付近の出身大学を抜粋すると以下のとおりです。

  • 大阪市立大学:714.6点(全体25位)
  • 同志社大学:710.9点(全体26位)
  • 明治学院大学:709.7点(全体29位)
  • 立命館大学:708.8点(全体30位)
  • 中央大学:708.5点(全体31位)
テン
TOEIC710点は同志社大学や大阪市立大学の出身者と同じくらいのスコアです。

リスニングは3段階中一番上のレベル

Score Descriptor Tableによると、リスニング380点は3段階中一番上の評価です(L380は375〜495の帯に該当)。

  • 間接的な応答や予測が難しい会話でも文脈を理解できる
  • 長い英文において幅広い語彙が使用されていても主旨を推測できる
  • 構文が複雑だったり、難解な語彙が使われたりしても詳細を理解できる
  • 広い範囲の情報を関連づけることができる

リーディングは4段階中上から2番目のレベル

リーディング330点は4段階中上から2番目の評価です(R330は325〜420の帯に該当)。

  • 文章の中の情報をもとに推測できる
  • 言い換えがあっても事実に基づく情報を理解できる
  • 語彙は幅広く、よく使用される単語以外も理解できる
  • ひとつの文書の中や複数の文書間で情報を関連づけることができる

公式5段階評価でCレベル(上から3番目)

公式の5段階評価「PROFICIENCY SCALE」によると、710点はCレベル(470〜725点)に該当します。

Cレベルは「日常生活の基本的なニーズに対応でき、限られた範囲では業務上のやり取りも可能」なレベルです。

  • 一般的な会話なら要点をつかみ、受け答えに大きな支障はない
  • 基礎的な文法・構文は身についている
  • 語彙や表現にやや不足はあるものの、自分の意思を伝えるだけの力は持っている

CEFR B1・英検2級〜準1級相当

文部科学省の対照表(各資格・検定試験とCEFRの対照表)によると、710点はCEFR B1・英検2級〜準1級相当です。

CEFRとTOEICスコアの対照表

 

B1は「自立した言語使用者」に分類される段階。仕事や学校で日常的に発生するやり取りに対応できる力があるとされています。

TOEIC710点は就活・転職で使える?

結論:使えます。710点は新卒の平均基準(545点)を165点上回り、中途採用の平均基準(620点)も90点上回っています。700点台に到達しており、外資系・商社など英語業務でもアピールできるラインです。

企業が求めるTOEICスコアの基準

英語活用実態調査(IIBC)によると、新卒採用の平均基準は545点、中途採用では620点です。

TOEICの活用状況と要件・参考とされるTOEICスコア

 

※ただし、これはあくまで調査対象企業の平均値です。実際の企業は600点・650点・700点などキリのいい数字を基準にしていることが多いです。

 

710点は新卒の平均基準(545点)を165点も上回っています。また、中途採用の平均基準(620点)をすでに90点上回っています。

 

新卒・中途の両基準をともに大幅にクリアしており、700点台に到達したことで就活・転職での評価が一段上がっています。

スコア別の就活・転職での評価の目安は以下のとおりです。

  • 600点〜:履歴書で「英語力がある」と認められる最低ライン
  • 700点〜:外資系・商社など英語業務でもアピールできる
  • 800点〜:海外駐在・英語メインの職種で高く評価される

710点は「700点〜」のラインにしっかり到達しています。800点を超えると海外駐在・英語メインの職種で高く評価されるようになります。

710点は履歴書に書くべき?

書くべきです。710点は就活・転職どちらの場面でも、英語力の証明として十分機能するスコアです。

 

700点を超えているため、採用担当者からの見え方が変わります。

「600点台」と「700点台」では、履歴書での印象がまるで違います。700点台は「英語で仕事ができる人」と判断されやすくなります。

 

また面接では「次は800点を目指しています」と一言添えるだけで、成長意欲を示すことができます。

テン
710点は新卒・中途の両基準を大幅にクリアしており、就活・転職いずれでも英語力をしっかりアピールできるスコアです。履歴書に書いて、かつ「次は800点を目指しています」と添えることで、英語への本気度も伝えられます。

 

なお、TOEICが就職・転職でどう評価されるかについては「TOEICは何点からすごい?自慢できる?|大学生・社会人別に徹底解説」もご覧ください。

TOEIC710点と年収の関係

結論:TOEIC700点台のスコア保持者は、スコアが低い層と比べて年収が高い傾向にあります。

 

日経転職版 同世代TOEICスコア別平均年収

出典:日経転職版

上のグラフは、日経転職版会員の年代・TOEICスコア別の平均年収を表しています。

TOEIC710点は「700〜799点」の区間に含まれます。

 

たとえば30代のデータを見ると、700〜799点のスコア保持者の平均年収は687万円です。

499点以下の平均年収は599万円なので、88万円の差があります。

テン
もちろん「TOEICのスコアが高いから年収が上がる」という単純な因果関係ではありません。ただ、英語力がある人は昇進・転職で有利なポジションを得やすく、結果として年収が高い傾向にあります。800点を超えるとさらに差が開きます。

TOEIC710点からスコアを伸ばすには

結論:710点は700点台に安定して到達できる実力があります。ここから先は800点を目指す段階です。「どんな手順で何に取り組むか」が800点到達を左右します。

まず正確な現在地を把握する

「710点」というスコアが、今の実力を正確に反映しているとは限りません。

TOEICは受験時のコンディションや問題との相性によって、結果が大きくブレる試験です。

テン
同じ英語力で受験しても、60〜80点くらい簡単に上下します。実力が710点でも次の受験では760点が出ることもあれば650点台になることもあります。

 

加えて、試験を受けてからスコアが届くまでにタイムラグがあります。

その間も英語力は変動しているため、「受験日の実力」と「今の実力」は別物です。

テン
だからこそ、勉強を始める前に「今この瞬間の実力」を正確に測ることが最優先です。

 

そこでイングルートが推奨しているのが「Santaアルク」という無料アプリです。

 

Santaアルク スコア診断の結果と講義受講の画面

Santaアルク」はたった12問でスコアを予測してくれる無料アプリです。

膨大なTOEICデータをAIで分析して出題しているため、5〜10分で精度95%のスコア測定が可能です。

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データ上、スコアの平均誤差は20点以内です。(ただし800点を超えるとやや誤差が大きくなる印象ですが。)
100人以上を指導してきた経験から言うと、本番試験では60〜80点くらい普通に上下するので、このアプリの精度はかなり高いです。現時点で最も正確かつ手軽なスコア測定法だと思います。

 

だからこそ、勉強計画を立てる前にまず「Santaアルク」で今の実力を確認してください。

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2時間かけて模試を解いてスコアを測ろうとする方がいますが、はっきり言ってそれは非効率です。「Santaアルク」なら5〜10分で完了します。まずダウンロードして現在地を把握し、そこから勉強計画を立ててください。

 

710点から800点に必要な勉強時間の目安

イングルートの見解では、TOEIC710点から800点到達に必要な勉強時間は50〜100時間です。

1日2時間なら約1〜2ヶ月が目安です。

 

ただし、これは「正しい手順で勉強を進めた場合」の数字です。

教材の選び方や学習の順番を間違えると、同じ時間をかけても間違いなくスコアは停滞します。

テン
700点台は基盤が完成している段階です。800点に向けては、量を増やすのではなく精度を上げる学習が求められます。正しい手順で取り組めば、50〜100時間で到達可能です。

710点からは800点に向けた「体系的な学習」が鍵

710点は英語の基盤がしっかり完成している状態です。ここからは800点に向けてTOEIC対策を本格的に詰めていく段階に入ります。

このスコア帯で最も避けたいのが「気になった教材を次々と試すこと」です。

 

TOEICの参考書はそれぞれ独立した教材ですが、スコアを効率よく上げるには教材同士が互いを補い合う組み合わせで使う必要があります。

 

単語帳・文法書・リスニング教材・問題集を「どの順番で」「どの難易度のものを」「いつ切り替えるか」。

この手順の設計が正確かどうかで、同じ勉強時間でも到達スコアに大きな差が生まれます。

 

これが「体系的な学習」です。

 

700点台の段階でも、この組み合わせを自分だけで設計するのが難しいという現実があります。

TOEIC関連の参考書は毎年大量に出版されています。その膨大な選択肢の中から自分のスコア帯・弱点に合った教材を正しく組み合わせるのは、かなりハードルが高いです。

 

その結果、「おすすめ参考書ランキング」を見ては合わない教材を買い、途中で止まってまた別の教材を探す。

こうして「参考書難民」に陥ってしまう人が700点台でも多いです。

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700点台は「英語はできるけど、800点に向けて何をしたらいいか迷う」という人が多いゾーンです。だからこそ闇雲に動くのではなく、手順を整理してから動くことが重要になります。

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TOEIC710点に関するよくある質問

Q. TOEIC710点は就活で高く評価される?

A:高く評価されます。

 

700点台は外資系・商社など英語業務でもアピールできるラインです。新卒の平均基準(545点)を165点上回っており、中途採用の平均基準(620点)も90点クリアしています。面接で「800点を目指しています」と添えればさらに好印象です。

Q. TOEIC710点から800点に最短で到達するには?

A:正しい手順で体系的に学習することが最短ルートです。

710点は基盤が完成している段階なので、あとは精度を上げる学習に集中すれば50〜100時間で到達可能です。闇雲に問題を解くのではなく、弱点に合わせた教材の組み合わせが重要です。

まとめ

TOEIC710点のレベルを解説しました。

  • 公開テスト受験者の上位31.4%(偏差値55.6)
  • 大学受験の偏差値に換算すると「MARCH」レベル
  • IPテストでは上位13.8%(偏差値62.6)で7人に1人しか届かないスコア
  • 正答率は約71%。200問中約142問を正解できている
  • リスニングは3段階中一番上、リーディングは4段階中上から2番目
  • 公式5段階評価でCレベル(上から3番目)
  • CEFR B1・英検2級〜準1級相当
  • 新卒の平均基準(545点)は165点クリア済み。中途採用の平均基準(620点)をすでに90点上回っている
  • 700点台のスコア保持者は年収も高い傾向にある
  • 800点到達に必要な勉強時間の目安は50〜100時間
テン
710点は700点台にしっかり乗っているスコアです。就活・転職での評価も高いですが、ここで手を止めるのはもったいない。800点に向けて、正しい手順で学習を続けてください。800点を超えると英語力の評価が劇的に変わりますよ。

 

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