この記事ではTOEIC565点のレベルを徹底解説します。
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495、リーディング480)です!
TOEIC565点のレベル
全体の上位60.1%で偏差値47.2、大学は「大東亜帝国」レベル
TOEIC Program DATA & ANALYSISと平均スコア・スコア分布 詳細から、TOEIC565点は上位約60.1%のスコアと推測されます。
過去のTOEIC統計より、スコアが約17点ダウンすると、偏差値が1下がる計算になります。
TOEIC公開テストの平均点は612点なので、TOEIC565点は平均より47点低いです。
よって、偏差値はおよそ47.2になります。
大学に換算すると、有名私立大学群の「大東亜帝国」(大東文化大学、東海大学、亜細亜大学、帝京大学、国士舘大学)と同じくらいになるようです。
正答率約59%
平均的に、リスニングとリーディングは50〜60点ほど差がつきます。
よって、TOEIC565点の場合、リスニング310点前後、リーディング255点前後になるでしょう。
公式の3段階のリスニング力評価で上から2番目のレベル
「Score Descriptor Table」によると、TOEICリスニング310点は3段階中真ん中の評価で、以下のような特徴が認められます。
- 短い会話で語彙が難しくない時は話の趣旨・目的・文脈が推測できることがある
- 情報の繰り返しや言い換えがあるときは長い会話を理解できる
- 間接的な応答や予測が難しい会話は会話の理解が困難である
- 広い範囲にわたって情報を関連づける必要があるときは会話を理解できない
公式の4段階のリーディング力評価で下から2番目のレベル
また、リーディング255点は4段階中下から2番目の評価で、以下のような特徴が認められます。
- 限られた長さの文章では簡単な推測ができる
- 文中と問題の表現が同じであれば事実に基づく情報に関する問題に正答できる
- 言い換えがある場合は推測が困難
- ふたつ以上の文章にわたる情報を関連づけることができない
- 難しい語彙や例外的な意味、複雑な文法構造が理解できない
公式の5段階のコミュニケーション能力評価で上から3番目のレベル
「PROFICIENCY SCALE」によると、TOEIC565点はA〜Eの5段階評価のうち、C評価(470点以上)です。
C評価は「日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる」レベルで、以下の特徴を備えています。
- 通常会話であれば要点を理解し、応答にも支障はない
- 複雑な場面における対応や意思疎通では巧拙(上手い/下手)の差が見られる
- 基本的な文法・構文は身についている
- 表現力の不足はあるが、ともかく自己の意思を伝える語彙を備えている
CEFRB1で英検2級レベル
CEFR(セファール)とは、外国語の習熟度や運用能力をはかる国際的な指標です。上記の文部科学省のデータによると、TOEIC565点はCFFR B1程度に相当します。
また、英検に換算すると、TOEIC565点は英検2級(高校卒業程度)に相当します。
TOEIC565点は就活・転職では活用できる場面が限られる
TOEIC活用状況と求められるスコア
上画像より、新卒採用では545点、中途採用では620点が要件・参考とされる平均的なTOEICスコアの基準となっていることがわかります。
また、TOEIC公開テストの平均点は612点です。
TOEIC565点は新卒採用で求められる平均スコアより高いですが、公開テストの平均点スコアより低いです。
よって、就職活動や転職活動で活用できる場面はやや限られるでしょう。
自信を持って就職・転職活動で活用したいなら、最低でもTOEIC600点以上を目指しましょう。
TOEIC565点から最短で伸ばすコツ
ここからはTOEIC565点からスコアを最短で伸ばすために意識すべきポイントを紹介します。
単語学習をサボらない
単語学習って、正直退屈でつまらないですよね。しかし、単語学習はみなさんが思っているより遥かに重要です。
覚えている単語の数が少なければ、読める・聞ける英文の数は当然少なくなります。また、復習の際に調べる単語の数が多くなり、日本語訳と英文を紐付けるのに時間がかかるため、復習の効率も悪くなります。
特にTOEICは、それほど文構造が複雑な英文や、難しいテーマの英文が出るわけではありません。単語がちょっと特殊なだけで、単語さえわかってしまえば問題はどんどん解けるようになります。
ですので、単語学習は決してサボらず行いましょう。
定期的にスコア診断する
TOEICはスコアによりやるべき勉強法が大きく異なります。
よって、スコアを定期的に測定して「今自分がやるべき勉強を把握すること」がとても重要です。
スコアを測定するには、公式問題集を本番と同様に2時間計って通しで解くのが1つの方法です。
そこで、おすすめなのが「Santaアルク」というスマホアプリを利用することです。
「Santaアルク」の画面
(左画像は僕がTOEIC975点取った後に診断したスコア)
「Santaアルク」は無料で使えるうえ、たった12問のテストを受けるだけでスコア診断ができます。
もちろんブレは多少ありますが、気にするほどではありません。ある程度のスコアが把握できればOKです。
「自分のスコアを把握する」という作業をサボってしまうと、闇雲に勉強することになります。
TOEICは闇雲に勉強して攻略できるほど甘くありません。
ですので、
- 今の自分のスコアがわからない方
- 前にスコアを測定してから2週間以上時間が経っている方
は今すぐ「Santaアルク」で自分のスコアを診断してください。
\ 無料でスコア診断をしてみる! /
Santaアルク
勉強法を改善し続ける
同じ勉強法がいつまでも通用するとは限りません。大抵の場合どこかで頭打ちになり、勉強を続けてもスコアが伸びなくなります。
よって、勉強法は改善し続けることが重要です。
イングルートでは、勉強の質を上げる方法をたくさん発信しています。
・TOEIC650点を取る勉強法
・TOEIC700点を取る勉強法
・TOEIC750点を取る勉強法
・TOEIC800点を取る勉強法
・TOEIC850点を取る勉強法
・TOEIC900点を取る勉強法
スキマ時間を活用する
「勉強量も大切」とわかってはいるものの、仕事や学業で忙しくてなかなか机に向かって勉強する時間を確保できない方は多いはず。
そこでおすすめなのが、スキマ時間の活用です。
スキマ時間を最も有効に活用したいなら、「スタディサプリTOEIC」を使いましょう。
その理由は4つあります。
- 本番20回分の実践問題が収録されている
- 授業は関先生が担当しているからとにかくわかりやすい
- インプットとアウトプットを交互に繰り返すから学習内容が定着する
- スマホで動画を視聴できるからスキマ時間との相性が抜群
さらに、スタディサプリTOEICは1週間無料体験できます。
ネットでいろいろ評判とかを調べるより、自分で実際に使ってみるのが使用感を把握するために最も確実&スピーディーな方法です。
もし「ちょっと思っていたのと違ったな」と感じても、無料体験期間中に解約すれば料金は一切かかりません。
\ スタサプTOEIC /
無料体験してみる!
まとめ
TOEIC565点のレベルを解説しました。
- 全体の上位60.1%のスコア
- 偏差値47.2
- 公式の英語力評価でリスニングは上から2番目、リーディングは上から3番目のレベル
- 公式のコミュニケーション能力評価で上から3番目のレベル
- CEFR B1で英検2級と同程度のレベル
- 就活や転職で活用できるかどうか怪しい
この記事ではTOEIC570点のレベルを徹底解説します。本記事の信頼性筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495、リーディング480)です!TOEIC570点のレベル全体の上位59.1%で偏差値47.5、大学[…]