今回は大学1年生のTOEIC平均点と目標にすべきスコアを解説します。
- ほかの大学1年生はどれくらいの点数を取っているのだろう
- そもそもTOEICって何点取れればいいんだろう
というお悩みを持つ方は必見です!
筆者のTOEICスコアはこちらです!

大学1年生のTOEIC平均点
さっそく本題です。
公式が出してる「TOEIC Program DATA & ANALYSIS」(以下、参照元省略)によると、大学1年生のTOEIC平均点は
- IPテストで458点(リスニング255点、リーディング203点)
- 公開テストで545点(リスニング297点、リーディング247点)
です。
大学1年生がTOEICで目標にすべきスコア
大学1年生がTOEICでまず目指すべき点数は600点です。
TOEIC活用状況と求められるスコア
上画像より、新卒採用では545点が要件・参考とされる平均的なTOEICスコアの基準となっていることがわかります。
また、TOEIC公開テストの平均点は608点です。
よって、600点取れれば「平均以上の英語力を持っています!と就活で自信を持って英語力アピールできます。
大学2年/3年/4年のTOEIC平均点
他学年のTOEIC平均点についても見てみましょう。
TOEIC IPテストの平均点は以下の通りです。
学年 | 平均スコア(リスニング,リーディング) | 人数 |
2年 | 473点(267点,206点) | 118,372人 |
3年 | 511点(287点,224点) | 70,501人 |
4年 | 539点(303点,236点) | 23,221人 |
TOEIC公開テストの平均点は以下の通りです。
学年 | 平均スコア(リスニング,リーディング) | 人数 |
2年 | 571点(312点,259点) | 45,603人 |
3年 | 591点(319点,271点) | 125,163人 |
4年 | 603点(327点,277点) | 75,576人 |
そして、大学生全体のTOEIC平均点は
- IPテストで474点(リスニング266点、リーディング161点)
- 公開テストで588点(リスニング318点、リーディング269点)
です。
受験者全体のTOEIC平均点
受験者全体のTOEIC平均点は
- IPテストで493点(リスニング277点、リーディング217点)
- 公開テストで608点(リスニング331点、リーディング277点)
です。
TOEIC受験者の大半は「大学生・社会人」です。
社会人のスコアが比較的高いので、受験者全体のTOEIC平均点は、大学生全体のTOEIC平均点よりやや高くなっています。
大学1年生がTOEIC対策をするメリット
さて、ここからは大学1年生がTOEIC対策をするメリットを解説します。
就活を有利に進められる
前述したように、一定以上のスコアを取得することで就活の際に英語力をアピールできます。
目安として、600点以上取れれば英語力をアピールできます。
また、700点以上取れれば、英語力で他の就活生と差別化できます。
さらに、「TOEICで一定以上のスコアを取ったこと」という経験をガクチカ(学生時代に力を入れたこと)として語ることもできます。
例えば以下のような感じです。
多くの就活生は大学2年生後半くらいからTOEICの勉強を始めますが、それだと遅いです。
大学1年生という早い時期から計画的にTOEICの勉強・受験を進めておけば、しっかり一定以上のスコアを取って就活できます。
留学やワーキングホリデーで役立つ
留学やワーキングホリデーに興味を持っている方は多いですよね。
TOEICで英語力を身につけておけば、留学・ワーホリのハードルがグッと低くなります。
さらに、渡航後すぐに現地の方々とコミュニケーションできるので、留学・ワーホリを通じてより大きく成長できます。
逆に、もし英語力がほぼゼロの状態で渡航した場合、コミュニケーションが取れません。
せっかく海外に居るのに、一人で英語を勉強し直すことから始めなければらないので、時間が無駄になってしまいます。
受験で培った英語力が残っているからスコアがアップしやすい
大学1年生なら受験からまだそれほど時間が経っていないので、受験で鍛え上げた英語力がまだまだ残っています。
そのため、短期間の対策でも、TOEICスコアがどんどんアップしていきます。
受験が終わると英語に触れる機会が減っていくので、時間が経てば経つほど英語力は落ちていきます。英語力が一度落ち切った状態から勉強し直すのは大変です。
英語力が残っている大学1年の時期から少しずつでも対策を進めておけば、苦労することなく目標スコアを取得できます。
大学生がTOEICスコアを最短で伸ばすコツ
大学生がTOEICスコアを最短で伸ばすために意識してほしいことは3つあります。
- 単語学習をサボらない
- 定期的にスコア診断する
- 勉強の質に徹底的にこだわる
単語学習をサボらない
単語学習って、正直退屈でつまらないですよね。しかし、単語学習はみなさんが思っているより遥かに重要です。
覚えている単語の数が少なければ、読める・聞ける英文の数は当然少なくなります。また、復習の際に調べる単語の数が多くなり、日本語訳と英文を紐付けるのに時間がかかるため、復習の効率も悪くなります。
特にTOEICは、それほど文構造が複雑な英文や、難しいテーマの英文が出るわけではありません。単語がちょっと特殊なだけで、単語さえわかってしまえば問題はどんどん解けるようになります。
ですので、単語学習は決してサボらず行いましょう。
おすすめの英単語帳は定番の「銀のフレーズ」「金のフレーズ」です。
定期的にスコア診断する
TOEICはスコアによりやるべき勉強法が大きく異なります。よって、スコアを定期的に測定することがとても重要です。
スコアを測定するには、TOEICの公式問題集を使うのがおすすめです。
公式問題集を本番と同様に2時間計って通しで解くことで、自分のスコアをある程度把握できます。
そこで、おすすめなのが「Santaアルク」というスマホアプリを利用することです。
「Santaアルク」の画面
(左画像は僕がTOEIC975点取った後に診断したスコア)
「Santaアルク」は無料で使えるうえ、たった12問のテストを受けるだけでスコア診断ができます。
もちろんブレは多少ありますが、気にするほどではありません。ある程度のスコアが把握できればOKです。
スコア診断をするのとしないのとでは、日々の学習効率が格段に変わります。
もしスコア診断しなければ、自分のレベルに合わない不適切な勉強法を実践して、時間と努力が無駄になります。
ですので、
- 今の自分のスコアがわからない方
- 前にスコアを測定してから2週間以上時間が経っている方
は必ず「Santaアルク」で自分のスコアを診断してください。
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勉強の質にとことんこだわる
「勉強の成果=勉強の質×勉強の量」です。どれだけ勉強しても、その質が低ければスコアは伸びません。
イングルートでは、勉強の質を上げる方法をたくさん発信しています。
・TOEIC500点を取る勉強法
・TOEIC600点を取る勉強法
・TOEIC700点を取る勉強法
・TOEIC800点を取る勉強法
・TOEIC900点を取る勉強法
まとめ
大学1年生のTOEIC平均点と目標点を解説しました。
- IPテストで458点(リスニング255点、リーディング203点)
- 公開テストで545点(リスニング297点、リーディング247点)
TOEICは難しい試験です。
目標スコアを取得するために、今から計画的に対策を始めておきましょう!
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