大学1年生のTOEIC平均点と目標にすべきスコアを解説【就活】

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今回は大学1年生のTOEIC平均点と目標にすべきスコアを解説します。

  • ほかの大学1年生はどれくらいの点数を取っているのだろう
  • そもそもTOEICって何点取れればいいんだろう

というお悩みを持つ方は必見です!

本記事の信頼性
筆者のTOEICスコアはこちらです!
筆者のTOEICスコア リスニング495 リーディング475 計975

 大学1年生のTOEIC平均点

さっそく本題です。

公式が出してる「TOEIC Program DATA & ANALYSIS」(以下、参照元省略)によると、大学1年生のTOEIC平均点は

  • IPテストで458点(リスニング255点、リーディング203点)
  • 公開テストで545点(リスニング297点、リーディング247点)

です。

テン
なお、IPテストのデータの人数は250,736人、公開テストのデータの人数は27,223人です。

大学1年生がTOEICで目標にすべきスコア

大学1年生がTOEICでまず目指すべき点数は600点です。

TOEICの活用状況と要件・参考とされるTOEICスコア

TOEIC活用状況と求められるスコア

上画像より、新卒採用では545点が要件・参考とされる平均的なTOEICスコアの基準となっていることがわかります。

また、TOEIC公開テストの平均点は608点です。

 

よって、600点取れれば「平均以上の英語力を持っています!と就活で自信を持って英語力アピールできます。

 大学2年/3年/4年のTOEIC平均点

他学年のTOEIC平均点についても見てみましょう。

TOEIC IPテストの平均点は以下の通りです。

学年平均スコア(リスニング,リーディング)人数
2年473点(267点,206点)118,372人
3年511点(287点,224点)70,501人
4年539点(303点,236点)23,221人
テン
大学1年生の平均点が473点(255点,203点)なので、学年が上がるにつれて少しずつスコアが上がっています。大学3年時に平均スコアがぐっと伸びているのは就活の影響だと思います。

 

TOEIC公開テストの平均点は以下の通りです。

学年平均スコア(リスニング,リーディング)人数
2年571点(312点,259点)45,603人
3年591点(319点,271点)125,163人
4年603点(327点,277点)75,576人
テン
大学1年生の平均点が545点(297点,247点)なので、公開テストについても高学年になると少しずつスコアが上がっています。大学3年時に受験者数が増えているのは就活による影響ですね。

 

そして、大学生全体のTOEIC平均点は

  • IPテストで474点(リスニング266点、リーディング161点)
  • 公開テストで588点(リスニング318点、リーディング269点)

です。

受験者全体のTOEIC平均点

受験者全体のTOEIC平均点は

  • IPテストで493点(リスニング277点、リーディング217点)
  • 公開テストで608点(リスニング331点、リーディング277点)

です。

 

TOEIC受験者の大半は「大学生・社会人」です。

社会人のスコアが比較的高いので、受験者全体のTOEIC平均点は、大学生全体のTOEIC平均点よりやや高くなっています。

大学1年生がTOEIC対策をするメリット

さて、ここからは大学1年生がTOEIC対策をするメリットを解説します。

就活を有利に進められる

前述したように、一定以上のスコアを取得することで就活の際に英語力をアピールできます。

 

目安として、600点以上取れれば英語力をアピールできます。

また、700点以上取れれば、英語力で他の就活生と差別化できます。

テン
英語を積極的に使う企業・業種だと、「最低〇〇点以上」というようにスコアの条件を設けているところもあります。

 

さらに、「TOEICで一定以上のスコアを取ったこと」という経験をガクチカ(学生時代に力を入れたこと)として語ることもできます。

例えば以下のような感じです。

私が学生時代に力を入れたことは英語学習です。1年間計画的に勉強したことで、TOEICのスコアを△△点から〇〇点にアップさせることができました。なぜ英語学習に取り組んだかというと、「〜〜」というきっかけがあったからです。目標スコアを取得するためには「〜〜」が不足していると感じたため、「〜〜」をして改善しました。この経験から、「〜〜」ということを学びました。

多くの就活生は大学2年生後半くらいからTOEICの勉強を始めますが、それだと遅いです。

テン
勉強時間を思うように確保できなかったことが原因で目標スコアを取得できず、就活でTOEICを活用できないという人はたくさんいます。

 

大学1年生という早い時期から計画的にTOEICの勉強・受験を進めておけば、しっかり一定以上のスコアを取って就活できます。

留学やワーキングホリデーで役立つ

留学やワーキングホリデーに興味を持っている方は多いですよね。

 

TOEICで英語力を身につけておけば、留学・ワーホリのハードルがグッと低くなります。

さらに、渡航後すぐに現地の方々とコミュニケーションできるので、留学・ワーホリを通じてより大きく成長できます。

 

逆に、もし英語力がほぼゼロの状態で渡航した場合、コミュニケーションが取れません。

せっかく海外に居るのに、一人で英語を勉強し直すことから始めなければらないので、時間が無駄になってしまいます。

受験で培った英語力が残っているからスコアがアップしやすい

大学1年生なら受験からまだそれほど時間が経っていないので、受験で鍛え上げた英語力がまだまだ残っています。

そのため、短期間の対策でも、TOEICスコアがどんどんアップしていきます。

テン

受験が終わると英語に触れる機会が減っていくので、時間が経てば経つほど英語力は落ちていきます。英語力が一度落ち切った状態から勉強し直すのは大変です。

 

英語力が残っている大学1年の時期から少しずつでも対策を進めておけば、苦労することなく目標スコアを取得できます。

大学生がTOEICスコアを最短で伸ばすコツ

大学生がTOEICスコアを最短で伸ばすために意識してほしいことは3つあります。

  1. 単語学習をサボらない
  2. 定期的にスコア診断する
  3. 勉強の質に徹底的にこだわる

単語学習をサボらない

単語学習って、正直退屈でつまらないですよね。しかし、単語学習はみなさんが思っているより遥かに重要です。

覚えている単語の数が少なければ、読める・聞ける英文の数は当然少なくなります。また、復習の際に調べる単語の数が多くなり、日本語訳と英文を紐付けるのに時間がかかるため、復習の効率も悪くなります。

テン
つまり、単語学習をしなければ直接的・間接的にスコアが伸びづらくなります。

 

特にTOEICは、それほど文構造が複雑な英文や、難しいテーマの英文が出るわけではありません。単語がちょっと特殊なだけで、単語さえわかってしまえば問題はどんどん解けるようになります。

 

ですので、単語学習は決してサボらず行いましょう。

おすすめの英単語帳は定番の「銀のフレーズ」「金のフレーズ」です。

TOEIC銀のフレーズTOEIC金のフレーズ

テン
この2冊に載っている英単語はTOEICに本当によく出てきます。覚えるだけで驚くほどTOEICの英文が読める&聴けるようになるので、ぜひ活用してください。

 

定期的にスコア診断する

TOEICはスコアによりやるべき勉強法が大きく異なります。よって、スコアを定期的に測定することがとても重要です。

テン
スコアを測定することで「勉強の効果」を確認できるのもポイントです。スコアが伸びているならその勉強は続けるべき、逆にスコアが伸びていないなら勉強法が間違えているので改善すべきということになります。TOEICでも「PDCA」が重要になってくるわけです。

 

スコアを測定するには、TOEICの公式問題集を使うのがおすすめです。

TOEIC 公式問題集 11

公式問題集を本番と同様に2時間計って通しで解くことで、自分のスコアをある程度把握できます。

テン
ただ、やってみるとわかりますが、公式問題集を通しで解くのはとっても大変です。時間がかかるのはもちろんですが、何より体力の消耗が激しいです。通しで解いた後は、もう何もやる気が起きなくなります。

 

そこで、おすすめなのが「Santaアルク」というスマホアプリを利用することです。

Santaアルク スコア診断の結果と講義受講の画面

Santaアルク」の画面
(左画像は僕がTOEIC975点取った後に診断したスコア)

 

Santaアルク」は無料で使えるうえ、たった12問のテストを受けるだけでスコア診断ができます。

もちろんブレは多少ありますが、気にするほどではありません。ある程度のスコアが把握できればOKです。

テン
ちなみに、公式問題集を解いてもブレはあります。また、「Santaアルク」は「〇〇点」というように1つのスコアが出ますが、公式問題集は「△△点〜▲▲点」というように幅のあるスコアが出てきます。ですので、「結局何点なの?」と迷わされるのはあるあるです。

 

スコア診断をするのとしないのとでは、日々の学習効率が格段に変わります。

もしスコア診断しなければ、自分のレベルに合わない不適切な勉強法を実践して、時間と努力が無駄になります。

 

ですので、

  • 今の自分のスコアがわからない方
  • 前にスコアを測定してから2週間以上時間が経っている方

は必ず「Santaアルク」で自分のスコアを診断してください。

テン
「後でやろう」と思うと確実に忘れます。ですので、今すぐ「Santaアルク」をダウンロードして、ゲーム感覚で一度スコア診断してみてください。本当に一瞬でスコア診断できるので、驚くはずです。

 

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Santaアルク

 

勉強の質にとことんこだわる

「勉強の成果=勉強の質×勉強の量」です。どれだけ勉強しても、その質が低ければスコアは伸びません。

イングルートでは、勉強の質を上げる方法をたくさん発信しています。

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先ほど紹介した「Santaアルク」で診断したスコアより100点ほど高いスコアを扱っている記事をご覧ください。

 

まとめ

大学1年生のTOEIC平均点と目標点を解説しました。

  • IPテストで458点(リスニング255点、リーディング203点)
  • 公開テストで545点(リスニング297点、リーディング247点)

TOEICは難しい試験です。

目標スコアを取得するために、今から計画的に対策を始めておきましょう!

 

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