- 大学生はTOEICっていつ受けるべきなの?
- 大学生はTOEICの勉強はいつから始めるべき?
就活に活用するために、TOEICをいつ受けるべきか、いつから勉強すべきかという悩みを持つ大学生は多いですよね。
ということで今回は、TOEICを受ける・勉強するタイミングについて徹底的に解説します!
筆者のTOEICスコアはこちらです!
大学生はTOEICをいつ受けるべき?
早速本題から。TOEICは大学2年生から受けるべきです。
そして、就活の2〜6ヶ月前、つまり大学3年生の春〜夏くらいには目標のスコアを取得できれば、就活でかなり有利になります。
TOEICは問題の形式が特殊なうえ難しいので、一度受けただけで目標スコアを取得できる人はほとんどいません。
大学2年生のうちから定期的にTOEICを受験して問題形式に慣れつつ、徐々にスコアアップを目指しましょう。
大学生はTOEICの勉強をいつから始めるべき?
TOEICの勉強自体は大学1年生の頃から始めるのがおすすめです。
その理由は、受験で培った英語力が残っており、効率的にTOEIC対策ができるからです。
大学に入学すると、どうしても英語に触れる機会は減っていきます。そのため、英語力というのはどんどん落ちていきます。
また、TOEICのスコアを100点上げるのに必要な勉強時間の目安は50〜200時間とかなり長いです。(開始スコアが低いほど短い時間で上げられる)
大学2・3年生から勉強を始めてしまうと、勉強時間を思うように確保できず、目標スコアを取れない可能性が高くなります。
そんな事態に陥らないためにも、大学1年生の頃から少しずつTOEICの勉強を始めておきましょう。
私は大学3年生からTOEICの勉強を始めて後悔した【実体験】
ちなみに、私は就活のために大学3年生から焦ってTOEICの勉強を始めました。
しかも、そんなに英語が得意じゃなかったので、本当に苦労しました。
毎日最低3時間以上、週末は最低5時間以上、試験直前2週間前くらいからは毎日6〜8時間をTOEICの勉強に費やしていました。
「終わりよければ全て良し」という言葉もありますが、私的には「もっとはやくから勉強を始めておけば」後悔しています。
というのは、TOEICを勉強していた期間は「TOEICのための生活」をしていて、遊びとか長期休みの旅行のお誘いとか断っていました。
「授業・バイト・TOEIC」ばかりで、大学生らしいことはほとんどしていません。
私のようにならないためにも、なるべくはやい段階からTOEICの勉強を始めましょう。
大学生がTOEICを受けるメリット
大学生がTOEICを受けるメリットは主に4つあります。
- 就活で有利になる
- 年収が上がる
- 留学やワーキングホリデーに役立つ
- 勉強時間を確保しやすい
就活で有利になる
TOEIC活用状況と求められるスコア
英語活用実態調査2019によると、新卒採用においてTOEICを要件・参考としている企業は50%近くあります。
よって、TOEICで一定以上のスコアを取ることで就活で英語力をアピールして、選考を有利に進められます。
ただ、上の調査は2019年のモノでちょっと古いので、もう少し新しい情報も見てみましょう。
2021年から2022年にかけて人気企業に向けて行われた調査結果を掲載した「ビジネスで求められる英語力&TOEICの活用実態」によると、新卒採用においては87.9%の企業が「TOEICスコアを参考にすることがある」と回答しています。
就活でTOEICのスコアをアピールする方法は2つあります。
- 履歴書やESでアピールする
- ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)としてアピールする
②について、「TOEICの勉強を頑張った」という経験をガクチカとしてアピールできます。
具体的にはこんな感じです。
年収が上がる
TOEICで一定以上のスコアを取ることで就活を有利に進められる結果、年収が上がることが期待できます。
実際、dodaによると、TOEICスコアと年収の相関関係は以下のとおりです。
TOEICスコア | 平均年収 |
スコアなし | 379万円 |
300点未満 | 374万円 |
300点台 | 419万円 |
400点台 | 434万円 |
500点台 | 437万円 |
600点台 | 436万円 |
700点台 | 459万円 |
800点台 | 487万円 |
900点台 | 534万円 |
たとえば、TOEICスコアなしと800点台では100万円以上の差がついています。
留学やワーキングホリデーに役立つ
大学生になりいろんなことを経験する中で、留学やワーキングホリデーに興味を持つこともあるでしょう。
TOEICに向けて勉強して英語力を身につけておけば、留学やワーキングホリデーのハードルがグッと低くなります。
また、英語力がある程度身についた状態で留学・ワーホリに挑戦することで、現地の方とすぐにコミュニケーションを取れるので、最終的な成長が大きくなるのもポイントです。
勉強時間を確保しやすい
一般的に、TOEICのスコアを100点アップさせるのに必要な勉強時間は「約200〜300時間」と言われています。
社会人になると、これだけの勉強時間を確保するのは簡単なことではありません。
その点、大学生なら比較的自由な時間が多くTOEICの勉強時間を確保しやすいため、短期間でスコアをアップさせられます。
大学生が目指すべきはTOEIC600点
大学生がまず目指すべきTOEICスコアは600点です。
TOEIC600点あれば、就活の際に「平均以上に英語ができます!」とアピールして選考を有利に進められます。
さらにTOEIC730点以上を取れれば、公式のコミュニケーション力評価「PROFICIENCY SCALE」で上から2番目のB評価になります。
英語力はさらに一段階上の評価になるため、選考をより有利に進められます。
TOEICは「国際ビジネスコミュニケーション協会」が実施する英語を母語としない方を対象にした試験です。就職活動や転職活動など、さまざまな場面で活用されています。 では、どれくらいのスコアを取れば「すごい!」[…]
大学生のTOEIC勉強法
TOEIC600点を取るためには以下のように勉強を進めましょう。
- 基礎を徹底的に固める
- TOEIC600点レベルの長文をたくさん読む
- スラッシュリーディング
- オーバーラッピング
- ディクテーション
- TOEIC公式問題集で実践演習する
- 苦手なパートを克服する
より具体的な勉強法が気になる方は以下の記事をご覧ください。
今回はTOEIC600点のレベルと、600点以上を取るための勉強法を解説します。また、600点を取るために必要な勉強時間の目安も解説します。 TOEIC600点のレベルが知りたい TOEIC600点を取るための勉強法[…]
TOEICのスコアを短期間で上げるコツ
ここからは、短期間でTOEICのスコアを上げるコツ・意識してほしいポイントを解説します。
スキマ時間はアプリで勉強
- 通勤・通学の移動時間
- 休憩時間
など、日々の生活を見直すと、勉強に有効活用できそうなスキマ時間はたくさん見つかるはずです。
1日30分でもスキマ時間に勉強できれば、1ヶ月で15時間もの勉強時間になります。
スキマ時間の勉強には「スタディサプリTOEIC」を活用するのがおすすめです。
スマホでいつでもどこからでも気軽に、かつ本格的にTOEIC対策ができます。
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定期的に自分の実力を把握する
定期的に公式問題集を解いて自分の実力を把握しましょう。
目的は2つあります。
- 「今やっている勉強法が効果的かどうか」を判断すること
- 自分の苦手パート/単元を見つけること
①について、スコアが伸びているなら今やっている勉強法は効果的ということなので、そのまま続ければOKです。
一方で、スコアが伸びていないなら今やっている勉強法は効果的でないため、「何か改善すべきだ」とわかります。
②について、TOEICのスコアを効率的に伸ばすには苦手パート/単元を克服することが効果的です。
そして苦手パート/単元を把握するには、実践演習を通じて「どのパート/単元の正答率が低いのか」を確認するのが最も確実です。
- 公式問題集を持っていない
- 公式問題集を解く時間(2時間)を確保できない
という方は、代わりに「Santaアルク」というアプリを使うのがおすすめです。
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しかも精度が95%と高いため、診断結果を信頼できるのもポイントです。
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まとめ
大学生がTOEICを受け始めるべき時期は「大学2年生から」です。
また、TOEIC勉強自体は大学1年生から始めていきましょう。
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