TOEICノー勉で何点取れる?平均点&即効コツを975点が解説【前日一夜漬け】

toeic ノー勉 平均 コツ 600

結論:TOEICノー勉だと200〜450点が目安です。ただし、この記事で紹介するコツを知っているだけで+30〜100点は変わります。

 

この記事を見てくれている方は、そんなTOEICに申し込んだけれども「ノー勉でやばい!」と感じているのではないでしょうか。

はっきり言ってしまうと、完全ノー勉でTOEICに挑むと9割以上の方が惨敗します。

テン
ノー勉でTOEICをまともに解けるのは「大学受験で英語がめちゃくちゃ得意だった」という方だけです。

 

でも、少しだけTOEICの「コツ」を知っておくだけで、驚くほど結果は変わります。

 

ということでこの記事では、ノー勉で何点取れるかのシミュレーションから、即効性のあるコツ6選、そして試験前日・一夜漬けでやるべきことまで全部まとめて解説します。

  • 大学・会社でTOEICを受けさせられる
  • 勢いでTOEICに申し込んだけど勉強してない
  • 試験前日で焦っている
  • 少しでも良いスコアを取りたい

という方はぜひ参考にしてください。

本記事の信頼性
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495、リーディング480)です!
筆者のTOEICスコア リスニング495 リーディング480 計975

TOEICノー勉で何点取れる?【平均点とスコア別シミュレーション】

結論:ノー勉の平均は約450点。ただし英語力次第で200〜600点まで大きく変わります。

 

「ノー勉だと何点くらい取れるの?」——これが一番気になりますよね。ここではIIBCの公式データを使って、具体的に答えていきます。

ノー勉受験者の平均点は約450点【IIBCデータ】

「ノー勉で何点取れるのか」を説明するために最も信頼できるデータが、IIBCが公開しているTOEIC公式データです。

 

とはいえ実際に「ノー勉受験者の平均点のデータ」があるわけではありません。

そこで今回は、「ノー勉受験者の平均点のデータ」に近いと思われる「TOEIC IPテスト」の「大学1年生」の平均点を代替データとして用います。

「なぜこのデータが『ノー勉受験者の平均点のデータに近いか』ということを簡単に説明します。

①TOEIC IPテスト
TOEICには「公開テスト」「IPテスト」という2つの試験方式があります。簡単に言えば公開テストは個別申込、IPテストは大学・企業での団体申込です。IPテストは「大学・会社で受けさせられた」「受験料が安いから勢いで申し込んだ」という受験者が多く、自発的に申し込む公開テストの受験者と比較して、TOEIC対策をそれほど行わない傾向にあります。よって、「ノー勉受験者のデータ」に近いのは「IPテストのデータ」です。

②大学1年生
TOEIC IPテストの受験者は約100万人です。このうち、大学生が約47万人、そして大学1年生が約26万人です。つまり、大学1年生の割合が他と比較して異常に高いです。その理由は「大学で強制的に受けさせられている1年生が多いから」と推測できます。強制的に受けさせられる場合、普通は勉強しませんよね(僕なら勉強しません)。よって、TOEIC IPテストを受ける大学1年生は「ノー勉」で受けている方が多いと想定しました。

さて、ちょっと長くなりましたが、「ノー勉受験者の平均点」≒「TOEIC IPテストの大学1年生の平均点」は「453点」です。

テン
高いと思いましたか?低いと思いましたか?僕の最初のスコアは約400点なので、僕的には結構高いなという印象です。

全問テキトーにマークしたら何点?【理論値は約200点】

「適当に全部マークしたら何点くらい?」という疑問にも答えておきます。理論値は約200点です。

 

計算はシンプル。TOEICは全問4択で、リスニング100問+リーディング100問の合計200問。

全問ランダムにマークしたら、確率的に正答率は25%。200問×25%=約50問正解で、スコアに換算すると約200点になります。

 

つまり、白紙で出しても0点じゃなくて約200点ということです。

テン
「200点か、意外と取れるな」と思うかもしれませんが、ぶっちゃけ200点は就活でも転職でも何の役にも立ちません。履歴書に書いたら逆にマイナスです。あくまで「最低ライン」として知っておいてください。

 

ただし200点はあくまで確率の話なので、運が悪ければ150点、運が良ければ250点になることもあります。

目安として「何もしなければ200点前後」と思っておいてください。

大学受験の英語レベル別:ノー勉で取れるスコアの目安

「自分の英語力ならどのくらい取れるのか」が一番知りたいところだと思います。大学受験英語のレベルを基準に、ノー勉で取れるスコアの目安をまとめました。

英語力の目安ノー勉で取れるスコア
英語力がほぼゼロ(中学英語も怪しい)200〜300点
共通テスト英語6割程度(平均)450点前後(平均)
共通テスト英語8割程度550点前後
共通テスト英語9割以上(かなり得意)600点前後

※共通テストとの換算について気になる方は「TOEICと共通テストのスコア換算を徹底解説!どっちが難しい?」をあわせてご覧ください。

 

なんで大学受験英語がTOEICに影響するかっていうと、単語と文法の基礎力が共通しているからです。

TOEICにはビジネス特有の単語も出てきますが、基礎的な読解力や文法知識はそのまま活きます。

 

ただしこれは、TOEICの問題形式に慣れていないことが前提の数字です。

後述する問題の解き方のコツを知っているだけで、ここからさらに+30〜100点変わります。

テン
TOEICは「英語力」だけじゃなくて「問題形式への慣れ」が超重要です。受験英語が得意でも、TOEICの時間配分や設問の特性を知らないと実力を発揮しきれません。逆に、英語力がそこまでなくてもコツを知っているだけで大きく変わりますよ。

TOEICノー勉でも600点・700点・800点取れるか?

結論:ノー勉で600点以上を取るのはほぼ不可能です。はっきり言います。

 

「ノー勉でも600点くらいは取れるんじゃないか」——そう期待している方に、はっきり伝えておきます。

600点・700点・800点、それぞれについて根拠つきで答えていきます。

ノー勉で600点は取れるか?

結論から言うと、大多数の人には無理です。受験英語がかなり得意な人でギリギリ届くかどうかというラインです。

 

その根拠がIIBCの公式データにあります。IIBCのデータによると、公開テストの学生平均は592点

この公開テストというのは、自分でお金を払って申し込む「本気で勉強している人たちが受けるテスト」です。

テン
つまり、ちゃんと対策をしている層の平均がちょうど600点手前なんです。ノー勉だったら、その平均にまず届くわけがない、というのが現実です。

 

先ほど解説した通り、受験英語が極めて得意な人(共テ9割以上)ならノー勉でも600点前後のゾーンに入ってくることはあります。

でも、そこからそれ以上の壁を越えるのはまた別の話。TOEICには独特の問題形式があって、受験英語とは求められる力が微妙に違うんです。

 

  • Part3・4の先読みのルール
  • Part7の時間配分の感覚
  • Part5の文法問題の解き方

こういったTOEIC特有のコツを知っているか知っていないかで、同じ英語力でも点数に大きな差が出ます。

テン
英語力があっても「TOEICの解き方」を知らないと実力が出ません。600点は「英語が超得意」なだけじゃ届かないスコアです。

 

なお600点のレベル感については「TOEIC600点のレベルを解説」をご覧ください。

ノー勉で700点は取れるか?

難しいです。

 

700点は公開テスト受験者の上位約3分の1に入るスコアです。公開テストで受けている層はすでに「対策をしている人たち」。

その中でさらに上位3分の1に入るわけですから、ノー勉で届くはずがありません。

 

ぶっちゃけ、ノー勉で700点が取れる人というのは、英検準1級レベルのすでに英語力を持っていて、かつTOEICの問題形式への適応力が異常に高い人だけです。圧倒的な地力があるということなので、一般的なノー勉の話ではありません。

 

現実的にノー勉で700点を取るなら、最低限でもPart別の解き方を知っておく必要があります。

特に、Part3・4の先読みができるかどうかで、リスニングパートだけで50〜100点変わってくることもあります。

テン
100人以上教えてきた経験から言うと、700点を取っている方は全員「何かしらの対策をしている」方でした。帰国経験がある方でも、ノー勉でいきなり700点を超えてきた方は正直一人もいません。

 

なお700点のレベル感については「TOEIC700点のレベルを解説」をご覧ください。

ノー勉で800点は取れるか?

限りなく不可能です。

 

800点は公開テスト受験者の上位約16%のスコア。めちゃくちゃレベルが高い層が受けている公開テストで、その上位6人に1人のスコアです。

 

800点というのは、TOEICの勉強法を理解したうえで一定量の対策をした人だけが到達できるラインです。

英語力だけでは、基本的に取れないスコアなんです。「TOEICに特化した単語、Part5の文法パターンの理解、リーディングの時間管理」などが全部揃ってはじめて届きます。

テン
800点に届くのは帰国子女など、特別な英語のバックグラウンドがある方くらいではないでしょうか。もしくは大学受験でトップの大学に入学した層の中でも、英語が得意な層ですかね。普通の人はノー勉で800点は無理です。

 

ただ、正しい対策をすればTOEIC800点を取るのは難しくありません。

ノー勉だと難しいですが、TOEIC対策未経験の状態からでも、やり方さえ間違えなければ届くスコアです。

テン
800点は高い壁に感じるかもしれませんが、正直、対策をすれば「案外あっさり超えた」という方が多いです。イングルートで指導している学習者の場合もそうですし、僕自身もそうでした。問題はノー勉で挑むことであって、対策をすれば800点は決して夢の数字ではありません。

 

なお800点のレベル感については「TOEIC800点のレベルを解説」をご覧ください。

 

ここまで3つのスコアについて率直に話しました。ノー勉で高得点を狙うのは現実的ではありません。

でも、あと少しの準備で結果は大きく変わります。直前でも使えるテクニックがあるので、まずそれを知っておいてください。

TOEICノー勉から最大限スコアを伸ばすコツ【即効性アリ】

結論:コツを知っているだけで+30〜100点は変わります。

 

コツを知っているかいないかだけで、これだけ差が出るのがTOEICのおもしろいところでもあります。

英語力はすぐには伸びませんが、コツは今日この瞬間から使えます。

 

ただその前に、まず今の自分のスコアを把握しておくことを強くおすすめします。

スコアを知らずにコツだけ実践しても、どこに集中すべきかが見えないので効果が半減するからです。

 

では、どのようにスコアを把握すれば良いのか。スコアを把握する方法はいくつかあります。

  1. TOEICを実際に受験する(1日潰れる&スコアがわかるまで時間がかかるのでおすすめしない)
  2. TOEICの模試を解く(めちゃくちゃ疲れる&〇〇〇点というスコアではなく、〇〇〇点〜□□□点と幅のあるスコアしか診断できない)
  3. アプリを使う(楽だから推奨)

この中でも特におすすめなのがアプリの利用です。なぜかというと、無料で使えるものもありますし、圧倒的に楽でかつ精度も高いからです。

テン
無料スコアを測定できるアプリが気になる方は「TOEICスコア予想・レベルチェックアプリおすすめ9選を975点が紹介|無料で点数診断できるツールも」もあわせてご覧ください。

 

スコアを確認できたら、次はコツを実践しましょう。


▲動画でも解説しています▲

TOEICの問題形式を知る

問題形式を知るだけで、50〜100点変わることはザラにあります。これはコツの中で最も即効性が高いです。

問題形式を知っている状態と知らない状態では、同じ英語力でも結果が段違いです。「次に何が来るか」がわかるだけで、焦りが減って実力を出しやすくなります。

テン
TOEICには7つのPartがあって、それぞれ問題形式がまったく違います。試験中に「これどう解けばいいの?」と迷う時間が一番もったいないので、事前に把握しておきましょう。

 

TOEICはリスニングセクション(Part1〜4)とリーディングセクション(Part5〜7)の2つで構成されています。

Part1写真描写問題:6問
1枚の写真に関する4つの短い説明文が流れる。4つの写真の状況を最もよく描写している選択肢を選ぶ。
Part2応答問題:25問
1つの質問または文章とそれに対する3つの応答候補が流れる。3つの中から設問に対して最もふさわしい答えを選ぶ。
Part3会話問題:39問
2〜3人による会話が流れる。会話を聞いて問題用紙に印刷されている設問を解く。各会話に設問は3つ。設問の選択肢は4つ。図表が付いている問題もある。
Part4説明文問題:30問
アナウンスのようなミニトークが流れる。会話を聞いて問題用紙に印刷されている設問を解く。各トークに設問は3つ。設問の選択肢は4つ。図表が付いている問題もある。
Part5短文穴埋め問題:30問
不完全な文章を完成させるために、4つの選択肢から最も適当なものを選ぶ。
Part6長文穴埋め問題:16問
不完全な文章を完成させるために、4つの選択肢の中から最も適当なものを選ぶ。各長文には設問が4問ずつある。
Part7長文読解問題:54問
いろいろな文書が印刷されている。設問について、4つの選択肢から最も適当なものを選ぶ。各文書には設問が2〜5問ある。

リスニングの試験時間は約45分、リーディングは75分です。問題数はそれぞれ100問で合計200問。

スコアはリスニング・リーディングそれぞれ5〜495点で評価されます。

 

そして、Partごとに難易度が大きく違います。ノー勉の場合、この難易度感を知っておくだけで試験中の動き方が変わります。

  • 易しい:Part1・2・5
  • 普通:Part3・4・6
  • 難しい:Part7

ノー勉ならPart1・2・5が満足に解ければ上出来です。Part3・4・6が解けたらすごい。

Part7は「基本的に時間が足りない」と最初から理解しておきましょう。解き終わるのはTOEIC900点以上の方くらいです。

テン
Part3・4・6・7が解けなくても落ち込まなくて大丈夫です。みんなあんまり解けないので。リスニングは全て1回読みなので、聞き逃したら潔く次に進みましょう。

Part2は疑問詞を徹底的に聞き取る

Part2では、冒頭の疑問詞を聞き取るだけで正答率が大きく上がります。英語が苦手でも、最初の1単語に集中するだけでいいので即効性が高いです。

 

Part2の問題の流れはこうです。

  1. 短い英文が流れる
  2. ①に対する応答の選択肢A・B・Cが流れる
  3. 最もふさわしいものを選ぶ

 

①では疑問文が流れることが多く、特によく出るのが疑問詞を使った疑問文です。

  • Who(誰)
  • Whose(誰の)
  • When(いつ)
  • What(何を)
  • Which(どの)
  • Where(どこ)
  • Why(なぜ)
  • How(どのようにして)

疑問詞を聞き取れると、正解の応答の方向性が見えてきます。たとえば「When」から始まる疑問文に対しては「時間を答える応答」が正解です。

「When will the party start?」という問いに「At that park.」は明らかにおかしいですよね。

 

このルールを知っているだけで、消去法でかなりの問題が解けます。6問正答できれば約30点アップします。

テン
たまに平叙文(疑問文じゃない普通の文)が流れますが、これはノー勉だと解くのが難しいので気にしなくてOKです。疑問詞の聞き取りに集中するだけで十分ですよ。

Part3・4は設問を先読みする

Part3・4は、音声が流れる前に設問を先読みしてください。これだけでリスニングの正答率が大きく変わります。

 

Part3・4の設問は問題用紙に印刷されています。音声と音声の間の休憩時間や、問題形式を説明するdirectionの時間を使えば十分に先読みできます。

directionは問題形式を把握していれば聞かなくて構いません。

 

設問を先読みすべき理由は3つあります。

  1. 聞き取りに集中するため
  2. 会話の内容をあらかじめ予測するため
  3. 集中して聞くべき箇所を把握するため

①聞き取りに集中するため

音声を聞きながら設問を読もうとすると、脳のリソースが分散して聞き取りの精度も設問を読む精度もどちらも落ちます。結果、どちらも中途半端になって問題が解けなくなります。

 

事前に設問を読み終えておけば、音声が流れる間は聞き取りだけに集中できます。

テン
「ながら作業」が得意な方でも、リスニングと読解の同時処理は正直かなり難しいです。先読みで作業を分離するのが鉄則ですよ。

②会話の内容をあらかじめ予測するため

たとえば「What was recently built?」という設問を事前に確認していれば、「会話の中で何か建築物の話が出てくるんだな」と予測できます。

予測した状態で音声を聞くのと、まったく予測なしで聞くのとでは、聞き取りの難易度が段違いです。

テン
設問を先読みするだけで「英語の聞き取り」じゃなくて「情報を拾う作業」に切り替えられます。これがPart3・4攻略の本質です。

③集中して聞くべき箇所を把握するため

先ほどの設問「What was recently built?」を事前に確認していれば、建物に関する単語が出てきたときに集中できます。他の部分を多少聞き逃しても問題が解けます。

逆に設問を読んでいないと、全ての英文を完璧に聞き取らないといけない状態になります。それは超難しいので、正答数が安定しません。

テン
なお、Part3・4の後半には図表が出てくる問題もあります。図表付きの問題は、設問と合わせて図表も先に確認しておくことが大切です。また、音声が流れ始めたら先読みは中断して聞き取りに切り替えてください。

 

以上3つの理由から、Part3・4の先読みは絶対にやってください。

Part3・4は聞こえた単語が含まれる選択肢をマークする

音声の内容が理解できなくても、断片的に聞こえた単語が含まれている選択肢を選ぶと正答率が上がります。

たとえば音声の中で「contract」という単語が聞こえたとします。そしてこんな設問があるとします。

What are the speakers mainly talking about?
(A) A contract
(B) A meeting
(C) A party
(D) A reservation

この場合、音声の中に出てきた「contract」が含まれている選択肢(A)が正解になる可能性が高いです。

 

もちろん100%ではありませんが、内容が聞き取れなかったときの切り札として、ぶっちゃけかなり有効です。

ランダムにマークするより正答率が上がります。

テン
これは裏技に近いテクニックです。完全に聞き取れなくても諦めないで、断片的に聞こえた単語を頼りにしましょう。

リーディングは塗り絵をする

解き残した問題はランダムにマークする「塗り絵」をしてください。マークしないで終わるのは絶対に損です。

 

リーディングの試験時間は75分間ありますが、実際ほとんどの人が時間内に全問解き終わりません。

リーディング後半の20〜30問は解き残す方が多いです。解き終わるのはTOEIC900点以上の方くらいです。

テン
「75分もあるんだから解けるんじゃないか」と思うかもしれませんが、Part7の長文は問題量がめちゃくちゃ多いです。時間が足りなくなるのは英語力の問題というより構造上の問題なので、ノー勉でも慣れた人でも同じです。

 

でも、解き残すからといってマークしないまま提出するのはもったいないです。TOEICは全問4択なので、ランダムにマークしても確率上4分の1で正解になります。

20問解き残してもランダムにマークすれば約5問正解でき、スコアを約25点押し上げられます。塗り絵をするかしないかで、これだけ差が出ます。

テン
試験終了の2〜3分前になったら、残っている問題をまとめてマークしましょう。この作業を「塗り絵」と言います。一気にやらないと時間が足りなくなるので、早めに気づくことが大切です。
解き残した問題数別のスコアシミュレーションは以下の記事で行なっているので、気になる方はご覧ください。
TOEICは10問残しで何点取れる?シミュレーションしてみた!
TOEICは20問残しで何点取れる?シミュレーションしてみた!
TOEICは30問残しで何点取れる?シミュレーションしてみた!

わからない問題をすぐに捨てる

わからない問題に粘り過ぎると、解けるはずだった問題まで巻き込んで失点します。これはリスニングでもリーディングでも同じです。

リスニングでわからない問題に固執すると、次の問題の音声を聞き逃したり先読みの時間がなくなったりします。1問のミスが3問・4問・5問とドミノ倒しのように広がっていくのが、わからない問題に粘り過ぎる人の典型的なパターンです。

 

リーディングでも同じで、1問に時間をかけすぎると後半の問題を解く時間がなくなります。後半にも簡単な問題は必ずあるので、そこを捨てることになってしまいます。

テン
わからない問題はさっさと捨ててください。ランダムにマークしても4分の1で当たりますし、1問ミスしてもスコアは5〜10点しか下がりません。捨てる勇気が、トータルのスコアを上げますよ。

TOEICノー勉から試験前日・一夜漬けでやるべきこと

結論:前日・一夜漬けでも、やるべきことをやればスコアは変わります。ただし睡眠だけは絶対に削らないでください。

 

「試験まであと1日しかない」「ほとんど準備できていない」という方、焦る気持ちはめちゃくちゃわかります。

 

でも安心してください。前日でもやれることはあります。

むしろ、ここで紹介する5つのことをやるかどうかで、スコアが30〜50点は変わります。順番に確認していきましょう。

銀フレ・金フレの「パート1重要語」を確認する

銀フレ・金フレを持っている方は、試験前日に「パート1重要語」のセクションを見直しておきましょう。

TOEIC銀のフレーズ TOEIC金のフレーズ

 

目次から探すとすぐ見つかります。銀フレには「パート1重要語50」、金フレには「パート1重要語150」が収録されています。

 

ここにはPart1で実際によく使われる単語・表現が、Part1での使われ方で載っています。

普通の単語帳とは少し違う切り口で整理されているので、前日に目を通しておくだけでも「あ、この意味があったんだ」という気づきが出てきます。

テン
たとえばwaterは「水」の意味が有名ですが、Part1では動詞で「植物などに水をやる」という意味で使われることが多いです。こういう「知らなかった意味」を前日に1つでも覚えておくと、本番で直結します。普通の単語より印象に残りやすいので、とにかく一通り目を通しておいてください。

Part1・2を解いておく

前日〜当日の朝に、Part1・2を1セット解いておきましょう。

 

本番の試験はPart1・2からスタートします。事前にPart1・2を解いておくと、耳が英語の音に慣れた状態で試験に入れるので、スタートダッシュが大きく変わります。

最初の30問を良いリズムで解けると、その後のPart3〜7にも良い影響が出てきます。

テン
僕自身、試験前はかなり緊張するタイプでした。でも試験前にPart1・2を解いておくと、緊張がほぐれた状態で本番に入れるようになりました。スコアを伸ばすというよりも、「本来の力を発揮する」という意味で超重要な準備です。

 

公式問題集があれば最高ですが、試験前日・当日に持ち運ぶのは結構しんどいです。

そこで使ってほしいのが、先ほど紹介した「Santaアルク」です。先ほどはスコア診断の文脈で紹介しましたが、実は問題演習機能も搭載しているんです。

 

基本的にSantaアルクの問題演習機能は有料なんですが、無料会員登録から24時間以内なら、問題演習機能を無料で使えます。

クレジットカード登録は不要なので、無料体験期間が終わっても勝手に料金が引き落とされることはありません。

テン
ダウンロードから問題を解くまで3分くらいしかかかりません。音声も全てスマホですぐに聴けるので、便利ですよ。もしSantaアルクの無料機能・有料機能の違いが気になる場合は「Santaアルクは無料でどこまで使える?975点が正直レビュー【有料との違い・料金・評判・精度も解説】」もあわせてご覧ください。

当日の持ち物・会場アクセスを確認する

地味に見えますが、これをやらないと本当にまずいです。特に試験会場への遅刻は一発アウト。受験できなくなります。

当日の持ち物は以下の4点です。

  1. 受験票(印刷して持参)
  2. 本人確認書類(写真付き。運転免許証・学生証・パスポートなど)
  3. 筆記用具(鉛筆またはシャープペンシル+消しゴム。ボールペン不可)
  4. 腕時計(スマートウォッチは不可と思っておいた方が良いです)

腕時計を忘れると時間管理がかなり難しくなるので、前日のうちに準備しておきましょう。

(関連記事:TOEICで腕時計はいらない?→持っていくべき!理由を975点が解説

 

会場アクセスも必ず前日に確認してください。大学のキャンパスが会場の場合、入口が複数あって迷いやすいことがあります。

Googleマップで経路を確認して、余裕を持って到着できる時間に家を出るプランを立てておきましょう。

テン
前日に30秒確認するだけで、当日の余計なストレスがゼロになります。ノー勉で受けるからこそ、コンディション面で損しないようにしてください。

時間配分を頭に入れておく

リーディングの時間配分を知らずに試験に入ると、ほぼ確実に時間が足りなくなります。

リスニングは音声に従って進むので自分で管理する必要はありません。重要なのはリーディング75分の使い方です。

 

目安の配分はこうです。

  • Part5(30問): 約12分
  • Part6(16問): 約15分
  • Part7(54問): 約48分

これを知っておくだけで焦りが全然違います。Part5で詰まりすぎるのが最大の失敗パターンです。

1問で20〜30秒考えてもわからなければ次へ進むルールを頭に入れておきましょう。

テン
試験中に「今どこにいて、あと何分ある」を把握できているだけで、焦らずに解き進められます。知ってるか知らないかで体感がかなり変わりますよ。

睡眠を削らない

これが前日にやるべき最重要事項です。一夜漬けで徹夜するのは逆効果。

TOEICは約2時間、集中力をフル回転させ続ける試験です。睡眠不足の状態で臨むと、前半は何とかなっても後半のリスニング(Part3・4)で集中力が一気に落ちます。

 

特にリスニングは1度聞き逃したら取り戻せません。ぶっちゃけ、前日に詰め込んだ知識よりも、クリアな頭の方がスコアに直結します。

テン
最低でも6時間は寝てください。「あと少しだけ勉強しよう」という気持ちはすごく分かります。でも睡眠を削った状態では、せっかく覚えた単語も頭から出てきにくくなります。前日の夜は思い切って早めに切り上げて、万全のコンディションで試験に臨む方が絶対に正解です。

TOEICノー勉だとやはり限界がある

結論:ノー勉だと限界があるのは事実です。でも、次回に向けて正しい手順で対策すればスコアは必ず伸びていきます。

 

ここまで解説してきたコツを実践すれば、ノー勉からでも最大限スコアを伸ばせます。

ただ、はっきり言うと、ノー勉だとやはり限界があります。

 

コツはあくまで「今ある英語力を100%引き出す方法」であって、英語力そのものを上げるわけではないからです。

テン
せっかく受験料を払っているわけですから、次回は勉強してから臨みましょう。正しいやり方で対策すれば、想像以上にスコアは動きますよ。

 

TOEICで一定以上のスコアを取るメリットは超大きいです。就活・転職はもちろん、昇進・昇格・海外赴任など、キャリアのあらゆる場面で活用できます。

実際、dodaが行った調査によると、700点以上から平均年収のアップが明確に表れています。

TOEICスコア平均年収
スコアなし379万円
300点未満374万円
300点台419万円
400点台434万円
500点台437万円
600点台436万円
700点台459万円
800点台487万円
900点台534万円

 

そしてスコアを伸ばすために何より重要なのが「勉強のやり方」です。

勉強のやり方が合っていればスコアは伸びるし、間違っていればスコアは一切変わらないこともあります。

 

ただTOEICはスコアによってやるべき勉強内容が大きく変わります。

 

だから、スコア別の勉強法を教えたいんですけど、ここで書くとちょっと長くなりすぎて本題から逸脱します。

ですので、「TOEICの点数を上げる方法|スコア別の最短ロードマップ【短期間スコアアップ】」という記事にスコア別に勉強法をまとめました。

テン
900点までの具体的なルートを全部解説した大作になってます。ぜひご覧になって、今の自分のスコアに合ったやり方を実践してください!

TOEICノー勉に関してよくある質問

ノー勉でTOEIC何点取れる?

200〜450点が目安です。英語力がほぼゼロなら200〜300点、大学受験英語がそこそこ得意なら400〜500点前後になります。IPテスト大学1年生の平均は453点で、これがノー勉受験者の実態に最も近い数字です。

ノー勉で600点取れる?

大学受験英語がかなり得意(共テ9割以上)なら可能性はゼロではありませんが、ほぼ不可能です。公開テストの学生平均は592点で、これは対策をしている層の平均です。ノー勉でその平均に届くのはかなり厳しいです。

TOEICは適当にマークしたら何点?

理論上は約200点です。TOEICは全問4択で合計200問なので、全問ランダムにマークすると正答率25%で約50問正解。スコアに換算すると約200点になります。

TOEIC前日にやるべきことは?

銀フレ・金フレのPart1重要語の確認、Part1・2の問題演習(Santaアルクの無料体験が便利)、持ち物チェック、会場アクセスの確認、そして十分な睡眠です。徹夜は逆効果なので、最低6時間は寝てください。

TOEICの一夜漬けで何点上がる?

コツを知るだけで+30〜50点は変わります。さらに、Part1・2の問題演習や問題形式の把握もしておけば、+50〜100点も十分可能です。ただし、前提として「英語力そのものを上げる」のではなく、「今の英語力を最大限引き出す」テクニックなので、限界はあります。

ノー勉で受けて意味ある?

あります。今の自分の英語力を数字で把握できるという意味では、ノー勉で受けることにも価値があります。スコアがわかれば、次回に向けた対策の方向性が明確になります。ただし、次回は対策をして臨むことを強くおすすめします。

まとめ

TOEICノー勉で何点取れるか、即効性のあるコツ6選、前日にやるべきことをまとめて解説しました。

この記事の要点です。

  • ノー勉の平均は約450点。全問ランダムマークの理論値は約200点
  • ノー勉で600点以上はほぼ不可能。700点・800点は対策なしでは無理
  • コツを知っているだけで+30〜100点変わる。問題形式の把握・先読み・塗り絵が特に即効性が高い
  • 前日はPart1重要語の確認・Part1&2の演習・持ち物チェック・睡眠を優先
  • 一夜漬けで徹夜は逆効果。最低6時間は寝る
  • 次回は正しい手順で対策して臨もう。勉強の順番が合っていれば、スコアは必ず伸びる
テン
ノー勉で焦っている今この瞬間でも、コツを知るだけでスコアは変わります。そして次回に向けて正しい手順で動き出せば、600点も700点も十分に届く目標です。ぜひ参考にしてください!

 

参考資料

IIBC「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2025

doda「TOEICスコアが高いほど年収は高い!スコア別平均年収と転職成功アドバイス