結論:腕時計は持っていくべきです。会場に時計がない・アナウンスもない・時間配分がスコアに直結する。この3つが理由です。
「TOEICって腕時計いるの?」「別にいらなくない?」と思っている方、ちょっと待ってください。
はっきり言います。腕時計なしでTOEICを受けるのは、めちゃくちゃリスキーです。
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495点、リーディング480点)です!

TOEICに腕時計はいらない?→絶対持っていこう
結論:会場に時計はなく、試験中のアナウンスもありません。腕時計がないとリーディングの時間管理ができなくなります。
「なくても受験はできるんでしょ?」と思うかもしれません。確かに、ルール上は腕時計がなくても受験できます。
でも正直、時計なしで受けたらスコアに影響します。理由を3つ説明します。
会場に時計がないケースが多い
まず前提として、試験会場に時計があると思わないほうがいいです。
会場によっては壁時計がそもそも存在しません。あっても紙や布で隠されることがあります。
後方の席に案内されると、仮に時計がある会場でも遠すぎて見えないケースもあります。
「自分の会場には時計があるかも」と安易に期待していくのは危険です。唯一確実な対策は、自分の腕時計を持っていくことです。
試験中に時間のアナウンスは一切ない
「残り30分です」みたいなアナウンスがあると思っている方、結構多いんですが、それは完全に誤解です。
IIBCのテスト当日のご案内でも、「試験中に時刻のアナウンスはいたしません。」と明記されています。
試験官が声をかけるのは開始と終了の合図だけ。途中で「あと何分」と教えてもらえることはゼロです。
つまり、自分で時間を管理するしか方法がない。壁時計も期待できない、アナウンスもない、となれば腕時計しか頼れるものがありません。
時間配分がスコアに直結する
TOEICのリーディングセクションは75分で100問を解きます。この時間管理が、スコアに直結します。
基本的にリーディングは解き終わらないものと思って大丈夫です。800点を取れる方でもほぼ解き終わりません。
だからこそ、「Part5/6/7にどう時間配分するか」がカギになってきます。
最初に目指してほしい時間配分のペースは以下の通りです。
- Part5(30問):約10分、1問20秒ペース
- Part6(16問):約10分
- Part7(54問):約55分
この配分を意識すると、Part5/6のスピード・正答率を両立しながら、Part7でも多くの問題を解けます。
そして腕時計があれば「Part5が終わって残り64分、予定通り」と確認しながら進められます。
TOEICに持ち込める時計のルール【OK/NG一覧】
結論:持ち込めるのは腕時計だけです。置き時計・スマートウォッチ・ストップウォッチはすべて禁止です。
「置き時計はOK?」「G-ShockはOK?」「Apple Watchは?」と気になっている方も多いと思います。
ルールはシンプルで、持ち込めるのは腕時計だけです。
| 種類 | 持ち込み | 備考 |
|---|---|---|
| アナログ腕時計 | ○ | 最も無難 |
| デジタル腕時計 | ○ | アラームは必ずOFFに |
| G-Shock等の多機能時計 | ○ | 腕時計ならOK。ただしアラーム・ストップウォッチ機能はOFF必須 |
| 置き時計 | × | 腕時計のみ許可 |
| ストップウォッチ(専用機) | × | IIBC公式で明記 |
| スマートウォッチ(Apple Watch等) | × | 通信・録音機能があるため |
| ウェアラブル端末 | × | 同上 |
| 携帯電話・スマホ | × | 試験中は電源OFF・カバンにしまう |
IIBCの公式ガイドによると、「腕時計以外のもの(携帯電話・置時計・ストップウォッチ・ウェアラブル端末など)を時計として使用することはできません。」と明記されています。
G-Shockのような多機能モデルも、腕時計として着用している分には問題ありません。ただし、アラーム・ストップウォッチ機能はOFFにしておくことが条件です。
アラーム音が試験中に鳴ると、最悪の場合その場で退出を求められる可能性があります。試験前に必ずアラーム・バイブをOFFにしてください。不安な方は、アナログ時計機能だけを搭載している時計を選んでください。
腕時計は机の上に置いたままでも問題ありません。腕に着けているより置いた方が見やすい、という人は机の隅に立てて使っています。
TOEICにおすすめの腕時計は?100均でもOK【アナログ vs デジタル】
結論:アナログでもデジタルでもOKです。僕はCASIOのアナログを使っています。
「アナログとデジタルどっちがいい?」「おすすめの時計は?」この辺り気になりますよね。
結論から言うと、どっちでも構いません。時間が見られればそれでいいんですよね。
アナログとデジタルの違い
まずざっくり比較します。
| 比較項目 | アナログ | デジタル |
|---|---|---|
| 残り時間の把握 | ○ 針の位置で直感的 | △ 数字を読んで計算が必要 |
| 秒単位の管理 | △ 秒針がないモデルも | ○ Part5の1問あたりを測りやすい |
| 電池の持ち | ○ 数年持つモデルが多い | △ モデルによる |
| アラーム誤作動リスク | ○ ほぼなし | △ 機種によっては要注意 |
| 価格帯 | 1,000円〜 | 1,000円〜 |
アナログの強みは「残り時間の感覚的な把握」です。
「11:50」という数字を見て「試験終了は12:20だから残り30分」と頭の中で引き算するのか、針の位置を見て「あとこのくらい」と掴むのか。
デジタルが向いているのは、秒単位で管理したい人です。
Part5を1問20秒で解くペースを体に刻みたいなら、デジタルの方がやりやすいという意見もあります。
どちらが「正解」かはないので、自分が見やすい方を選んでください。
僕が使っている時計(アナログ推しの理由)
僕はCASIOのを使っています。1,000円前後で買える、いわゆる「チープカシオ」です。

CASIOを選んでいる理由、特にはないんですが、強いて言うならシンプルだからです。針で時間を見る機能しかないので、余計なことを考えずに済みます。
具体的には、「長針がここに来たらPart6に移る」と針の位置であらかじめ想定しておくのが僕のやり方です。
「残り○分」という数字を毎回読む必要がなくなるので、問題に集中しながら時間を管理できます。
もちろん、デジタルを否定しているわけではありません。自分に合う方を選べばそれでいいです。
100均の腕時計でもOK?
大丈夫です。100均の腕時計でも試験は受けられます。
ただ、正直なところ、壊れやすい・精度が低いリスクはあります。
「試験中に止まった」「少しずつズレる」というケースがゼロではないんですよね。
当日のトラブルを避けたいなら、1,000〜2,000円の時計を持っておいた方がが安心です。
参考までに、僕が実際に使っているものと、コスパが良いものを型番だけ載せておきます。
- CASIO MQ-24:1,000円台。シンプル・軽量・見やすい。僕が使っているモデルです
- シチズン Q&Q VP46:1,000台。防水つきで少し安心感が増します
- 100均(ダイソー等):500円前後。100均と言っても、最近は100円ではなかなか買えません。また最低限の用途は満たしますが、精度や耐久性はやはり落ちます
TOEICの超効率勉強法
時計の準備ができたら、あとは勉強法です。
正直に言うと、同じ時間をかけても手順を間違えるとスコアは全然伸びません。
時計を準備するくらい本気でTOEICに取り組んでいるなら、勉強の順番だけは絶対に間違えないでください。
ただTOEICはスコアによってやるべき勉強内容が大きく変わります。
ですのでここで一律に「XXとYYをやってください」とは言えないんですよね。
だから、スコア別の勉強法を教えたいんですけど、ここで書くとちょっと長くなりすぎて本題から逸脱します。
ですので、「TOEICの点数を上げる方法|スコア別の最短ロードマップ【短期間スコアアップ】」という記事にスコア別に勉強法をまとめました。
腕時計がない!忘れた場合の対処法
結論:忘れても受験はできます。ただし対策しないとリーディングで確実に不利になります。
「やばい、腕時計忘れた…」。試験当日にこうなっても、焦らなくて大丈夫です。
忘れても受験はできます。ただ、何も対策しないとリーディングのペース管理ができなくなるので、以下の方法で対処しましょう。
まずは近くで買う
試験会場の近くにコンビニがあるなら、まずそこに立ち寄ってみてください。
セブンイレブンやローソンなど大手コンビニでは、1,000〜2,000円程度の腕時計を取り扱っていることがあります。
ダイソーやセリアなどの100均も選択肢に入ります。機能は最低限ですが、時刻が読めれば十分です。
ただし、すべての店舗に置いてあるとは限りません。できれば前日のうちに、会場最寄り駅の周辺にコンビニや100均があるかどうかを確認しておくと安心です。
買えなかった場合の「時計なし戦略」
当日どうしても買えなかった場合でも、やり方次第でリスクを最小限に抑えられます。
まず、リスニング(約45分)は音声が自動で進むため、時計がなくても問題ありません。影響はほぼゼロです。
問題はリーディングです。75分で100問を解くため、自分でペース管理をしなければなりません。
ただ、基本的に時計なしでペース管理は無理です。壁時計がある会場なら良いんですが、壁時計のない会場も意外とあります。
なお、スマホの時計は使えません。試験中はスマホの電源を切ってカバンにしまう必要があります。
先ほど触れた通り、試験中の時間アナウンスも一切ないので、途中で残り時間を教えてもらえることはありません。
時計なし戦略はあくまで「当日の緊急対応」です。次回は絶対に持っていくことを前提に、今回をいい教訓にしてください。
腕時計を使った時間管理のコツ
結論:腕時計を持っていくだけではスコアは上がりません。「Part別の通過目標時刻」を事前に決めておくのがポイントです。
ここまでで腕時計を持っていく準備はできたと思います。
ただ、正直なところ、時計を持っていくだけではスコアは上がりません。大事なのは「使い方」です。
試験開始前に「通過目標時刻」を決めておく
リーディングが始まったら、まず腕時計で現在時刻を確認します。
そこからPart5・6・7それぞれの終了目標時刻を頭に入れておくだけで、試験中の焦りがかなり変わります。
たとえばリーディング開始が11:05なら、「Part5は11:15まで、Part6は11:25まで、Part7は残り時間で」という目標を最初に設定する。
こうしておくと、解いている途中に「あと何分?」といちいち計算しなくて済みます。腕時計をチラッと見るだけでペースがわかる、それだけです。
スコア別の時間配分目安
どれくらいのペースで解けばいいか、スコア帯ごとに目安をまとめました。
| 目標スコア | Part5(30問) | Part6(16問) | Part7(54問) |
|---|---|---|---|
| 600点 | 12分 | 15分 | 48分 |
| 700点 | 10分 | 10〜15分 | 50〜55分 |
| 800点 | 8〜10分 | 10〜12分 | 55〜57分 |
600点を目指している段階なら、Part5に12分使ってまったく問題ありません。無理に急ぐと雑になって正答率が下がります。
800点以上を狙うなら、Part5を10分以内に抑えてPart7に55分以上残すのが理想です。Part7の長文問題に時間をかけられるかどうかが、そのままスコアの差になります。
解き終わらないときは「塗り絵」でスコアを拾う
時間内に全問解き終わらなかった場合、残り3分になったら解いていない問題を全部マークしてください。
適当にマークしても、20問あれば統計上約5問は正解します。それで20〜30点変わることがあります。
空欄のまま終わると0点確定ですが、マークすれば拾える可能性がある。やるかやらないかだけの話です。
なお解き残した問題を塗り絵した場合のスコアシミュレーションを以下の記事で行っているので、気になる方はご覧ください。
・TOEIC10問残しで何点取れる?塗り絵込みで800/900点も可能?シミュレーションしてみた!
・TOEICは20問残しで何点取れる?600/700/800点も可能?シミュレーションしてみた!
・TOEIC30問残しで何点取れる?600/700/800点も可能?シミュレーションしてみた!!
試験前にやるべきこと
最後に、試験前にやるべきことを紹介しておきます。
銀フレ・金フレの「パート1重要語」を確認する
多くの方は「銀のフレーズ」か「金のフレーズ」を使っていると思います。


この2冊には、「パート1重要語」という英単語集が収録されています。
「パート1重要語」には、Part1によく出る単語・表現が、Part1で使われるときの意味で載っています。
「この単語がこういう意味で使われるんだ」という気づきがあるかもしれないので、一通り目を通しておくのがおすすめです。
銀フレ/金フレの関連記事も載せておくので、気になる方はぜひご覧ください。
・TOEICは銀フレだけで十分?レベルと使い方を975点が解説【何点取れる?】
・TOEIC金フレと銀フレの違い【銀フレいらない?どっちが良い?併用すべき?重複ある?】
・TOEIC金のフレーズの使い方を975点が解説【レベル/どこまで覚える?】
Part1・2を解いておく
あと絶対にやってほしいのは、試験前にPart1・2を解いておくことです。
本番試験はPart1・2から始まるので、試験前に解いて身体・耳を慣らしておけば、良いスタートダッシュを切れます。
そして良いスタートダッシュが切れれば、Part1・2の正答数が増えるのはもちろん、Part3〜7も良いリズムで解き進められるので、全体のスコアもアップします。
さて、どのようにしてPart1・2を解けば良いのかというお話なんですが、1つの方法は公式問題集のPart1・2解くことです。

ただ、公式問題集はサイズが大きくて持ち運ぶのが大変ですし開くのに場所も取るので、試験前に解くのは現実的ではありません。
そこでおすすめなのが、「Santaアルク」というスマホアプリを利用することです。

Santaアルクの画面
Santaアルクは無料でスコア診断できるのが魅力のアプリです。
定期的にスコア診断することで今までの学習の成果を測り、今後の学習を改善することができます。
とはいえ、今回はスコア診断が目的ではありません。「試験前にPart1・2を解く」というのが目的でしたね。
実は、このSantaアルクは問題演習の機能も搭載しています。
基本的には問題演習は有料会員のみが使える機能なんですが、無料会員登録後24時間以内は無料で問題演習できます。
Santaアルクの問題を解くまでの流れは以下のとおりです。(全てスマホで完結します。)
- Santaアルクをダウンロード
- 会員登録→有料会員登録
- 問題を解く
試験前にPart1・2を解いておけば、耳が慣れた状態で試験に臨めるのはもちろん、試験全体を良いペースで進められます。
自分の力を最大限発揮するためにも、ぜひSantaアルクの無料体験期間を利用してPart1・2の問題を解いてください。
\ 3分あれば登録できます /
Santaアルク
Santaアルクに関しては「Santaアルクは無料でどこまで使える?975点が正直レビュー【有料との違い・料金・使い方も解説】」もあわせてご覧ください。
TOEICに関してよくある質問
TOEICに腕時計は必要ですか?
ルール上は任意です。腕時計がなくても受験はできます。
ただし、会場に時計がないケースが多く、試験官が残り時間をアナウンスすることもありません。リーディングの時間配分ができなくなるため、実質的には持っていくべきです。
Apple Watchは持ち込めますか?
持ち込めません。IIBCのルールで、通信機能を持つ時計の使用は明確に禁止されています。Apple Watch・Galaxy Watch・Fitbitなどのスマートウォッチはすべて対象です。
デジタルとアナログ、どちらがいいですか?
どちらでもOKです。アナログは残り時間を直感的につかみやすく、デジタルは秒単位まで正確に読めます。試験本番では見慣れた時計を使うのが一番確実なので、普段使っている方を持参してください。
置き時計は使えますか?
使えません。IIBCのルールで認められているのは腕時計のみです。
腕時計は机の上に置いてもいいですか?
問題ありません。腕に付けたままでも、外して机に置いても、どちらでも大丈夫です。机に置く場合は文字盤を上にして問題用紙の横に置くと、視線だけで時間を確認できて便利です。
腕時計を忘れたらどうすればいいですか?
会場近くのコンビニや100均で購入できます。コンビニでは1,000円前後の時計が手に入ることが多いです。購入できなかった場合は、リーディング開始時に問題用紙へPart別の終了目標時刻をメモして、壁時計を頼りにペース管理してください。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- 腕時計はTOEICに必須ではないが、持っていかないとリーディングで確実に不利。会場に時計がなく、試験官のアナウンスも期待できません
- 持ち込めるのは腕時計のみ。Apple Watch・置き時計はすべて禁止。デジタル・アナログどちらでも問題なし
- 1,000円のチープカシオで十分。高い時計は不要。忘れたら近くのコンビニで買えます
これからTOEICの勉強を始める方に絶対に知っておいて欲しいことがあります。TOEICで大切なのは、間違いなく「勉強のやり方」と「勉強の手順」です。 勉強を始める前に何をどの順番で行うのか どんな[…]


