結論:TOEICの最低点は10点です。0点は取れません。
一部のTOEICテストでは「0点」を取ることはできないんです。それぞれのテストの最低点は以下の通りです。
- TOEIC®︎ Listening & Reading Test:10点(Listening 5点、Reading 5点)
- TOEIC®︎ Speaking & Writing Test:0点
- TOEIC®︎ Speaking Test:0点
- TOEIC®︎ Bridge Listening & Reading Test:30点(Listening 15点、Reading 15点)
- TOEIC®︎ Bridge Speaking & Writing Test:30点(Speaking 15点、Writing 15点)
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「TOEICって最低何点なんだろう?」と気になって調べてみたけれど、なぜ0点じゃなくて10点なのか、よくわからなかった人も多いと思います。
普通に考えたら「1問5点みたいな感じじゃないの?で、0問正解だったら当然0点だよね」と思いますよね。でも実はそうじゃないんです。
TOEICの点数の仕組みって、ぶっちゃけめちゃくちゃよく知られていない部分が多くて、ちゃんと説明できる人はなかなかいません。
この仕組みを知っておくと、スコアの見方が根本から変わります。
「なぜ自分のスコアがこの数字なのか」が初めて腑に落ちるので、勉強の優先順位も立てやすくなりますよ。
この記事を読んでいる方は、こんな疑問を持っているんじゃないでしょうか。
- TOEICの最低点は本当に10点?
- なぜ0点じゃなくて10点なの?
- 1問5点ってのは嘘なの?
- 全部同じ番号を塗ったら何点取れる?
- 実際に10点を取る人はどのくらいいる?
この記事では、これらをすべて解説します。点数配分の仕組みから、最低点を取る人の割合まで、975点の僕が順番に説明していきます。
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495点、リーディング480点)です!

- 1 TOEIC Listening & Readingで0点は取れない
- 2 TOEIC Speaking & Writingなら0点を取れる
- 3 TOEIC Bridgeで0点は取れない
- 4 TOEICの最低点と最高点
- 5 TOEIC Listening & Readingの最低点はなぜ10点なのか
- 6 TOEIC Listening & Readingの点数配分の仕組み
- 7 TOEIC Listening & Readingで最低点の10点を取る人の割合
- 8 TOEICの実践問題を解いた時の採点方法
- 9 自分のTOEICスコアを5分で知る方法
- 10 TOEICの平均点
- 11 TOEICで目指すべきスコア
- 12 TOEICスコアを最短で上げる勉強法
- 13 よくある質問
- 14 まとめ
TOEIC Listening & Readingで0点は取れない
結論:TOEIC L&Rで0点は取れません。全問不正解でも最低10点はもらえます。
まずは各テストの最低点から順番に見ていきましょう。
TOEIC Listening & Readingは、TOEICの中で最も認知度が高く、最も幅広く活用されているスコアです。
一般的に「TOEIC」といえば、TOEIC Listening & Readingのことを指します。
冒頭でお話ししたように、このTOEIC Listening & Readingのテストでは0点は取れません。
TOEIC Speaking & Writingなら0点を取れる
結論:TOEIC S&Wの最低点は0点です。何も話さない・書かなければ0点になります。
一方で、スピーキングとライティングの能力を測るTOEIC Speaking & Writingの最低点は0点です。
- Speakingで何も話さなかったら0点
- Writingで何も書かなかったら0点
ということになります。
ちなみに、TOEIC Speaking & Writingで0点だった場合の評価は以下のようになります。
スピーキングのかなりの部分で回答なし。ディレクションや設問を理解するのに必要なリスニング・リーディング力が欠けている。
・Writing=0点(〜30点)の評価
ライティングのかなりの部分で回答なし。ディレクションや設問を理解するのに必要なリーディング力が欠けている。
なお、スピーキングについては「Pronunciation(発音)」と「Intonation and Stress (イントネーションとアクセント)」という評価項目もあります。
それぞれ3段階で評価され、0点の場合は一番下のLOWになるでしょう。
TOEIC Bridgeで0点は取れない
結論:TOEIC Bridgeも0点は取れません。L&R・S&Wともに最低点は30点です。
TOEIC Bridgeというのは、一言で言えば「易しいTOEIC」です。
TOEIC Bridgeは、まだTOEICに挑戦するには英語力が十分でない英語初心者が安心して受験できるよう、易しい問題でテストが構成されています。
TOEIC Bridgeには2つのテストがあります。
- TOEIC®︎ Bridge Listening & Reading Test(2001年誕生)
- TOEIC®︎ Bridge Speaking & Writing Test(2019年導入)
そして、それぞれの最低点は以下のとおりです。
- TOEIC®︎ Bridge Listening & Reading Test:30点(Listening 15点、Reading 15点)
- TOEIC®︎ Bridge Speaking & Writing Test:30点(Speaking 15点、Writing 15点)
TOEICの最低点と最高点
結論:最低点が0点になるのはS&Wテストだけ。L&RとBridgeは0点を取れません。
さて、ここで5つのTOEICテストの最低点と最高点をまとめておきましょう。
| テスト | 最低点 | 最高点 |
| TOEIC®︎ Listening & Reading Test | 10点(Listening 5点、Reading 5点) | 990点(Listening 495点、Reading 495点) |
| TOEIC®︎ Speaking & Writing Test | 0点(Speaking 0点、Writing 0点) | 400点(Speaking 200点、Writing 200点) |
| TOEIC®︎ Speaking Test | 0点 | 200点 |
| TOEIC®︎ Bridge Listening & Reading Test | 30点(Listening 15点、Reading 15点) | 100点(Listening 50点、Reading 50点) |
| TOEIC®︎ Bridge Speaking & Writing Test | 30点(Speaking 15点、Writing 15点) | 100点(Speaking 50点、Writing 50点) |
TOEIC Listening & Readingの最低点はなぜ10点なのか
結論:TOEICは「1問5点」じゃないからです。
ここまでで、TOEIC L&Rの最低点が10点であることはわかりました。でも正直、「なぜ0点じゃないの?」ってすごく気になりませんか?
ぶっちゃけ、僕も最初は全然腑に落ちませんでした。
普通のテスト、たとえば学校の定期テストで全問不正解なら0点になりますよね。それが当たり前です。
なのにTOEICでは、1問も正解できなくても10点が保証されているんです。
ただ、これには理由を推測することはできます。
そもそもTOEICのスコアは、「何問正解したか」をそのまま点数に換算しているわけではないんです。
「1問5点の計算式で合計したら満点990点」という仕組みじゃない。だから、全問不正解でも0点にならないし、正答数をそのまま点数に換算するわけでもないんです。
TOEIC Listening & Readingの点数配分の仕組み
結論:TOEICのスコアは「正答数×換算値」ではなく、統計処理で算出されます。
TOEICスコアの計算方法について、すべてが公表されているわけではありません。
よって、現わかっている点数配分の仕組みを紹介します。
「1問5点」は間違い
「TOEICの配点は1問5点」と聞いたことがある方は多いかもしれません。しかし、これは実際には正確ではありません。
TOEICにはリスニング100問、リーディング100問で、合計200問あります。
もし「1問5点」という配点を適用すると、満点は1000点となります。しかし、TOEICの満点は990点です。
「いや、シンプルに1問5点で満点1000点でいいじゃん!キリも良いし。」と思いますよね。
TOEICがそのような採点方法を取っていない理由は、試験の難易度によってスコアを変動させないためです。
実際には統計処理を施してスコアを計算する
というのも、TOEICでは毎回異なる問題が出題されます。
毎回同じ難易度に上手く調整できれば良いのですが、そんなことは不可能です。
ここで、もし1問5点というような採点方法が採用されていた場合はどうなるでしょうか。
簡単な問題が多かった回を受ける方が、難しい問題が多かった回を受けるより点数が高くなるはずです。
そこで、TOEICでは「統計的な処理」を施すことで、いつ受験しても平等なスコアが出るようにスコアが調整されます。
最低スコアが10点になっているのも、「この統計処理の過程で、最低スコアを10点に調整した方が都合が良い」ということに起因していると考えられます。
ちなみに、統計的な処理の詳細は分かりませんが、正答率がスバ抜けて低い問題は間違えてもスコアに影響がないということがわかっています。
実際、TOEICリスニングでは、100問中95問以上取れば満点を狙える可能性があります。
また、TOEICリーディングでは、100問中98〜99問以上で満点を狙える可能性があります。
満点について気になる方は「TOEIC満点(990点)の割合/すごさ/レベルを解説【何人いる?意味ないと言われる理由も】」をあわせてご覧ください。
TOEIC Listening & Readingで最低点の10点を取る人の割合
結論:10点取得者は公開テスト全体のわずか0.01%未満です。
「実際に10点を取る人って、どのくらいいるんだろう?」と気になった方もいると思います。
IIBCが公開しているTOEIC Program DATA & ANALYSISによると、データが取れる最新年度「2024年度」の公開テスト受験者735,425人のうち、10〜40点スコア帯の人数はわずか95人(0.01%)でした。
もっと詳細にスコアを紐解いていくと、10点を取る人数のイメージが湧いてくると思います。
最新の試験では受験者が26,173人いましたが、そのうち10点を取った人はたったの3人でした。%で表すと0.01%です。
先ほど解説した通り、10点はTOEICの統計処理上の最低ラインです。
つまり、10点を取る人というのは「本当に一切回答できなかった(しなかった)」か、「途中退席してしまった」かのどちらかに近い状況です。
0.01%というのは、データ上は存在しているけれど、普通に受けていたら現実的ではないレベルの話です。
でもデータを見ると実際にいる。正直驚きました。受験料を支払い、受験会場にも来たのに、試験時に何も記載しなかったということなのでしょうか。
TOEICの実践問題を解いた時の採点方法
結論:換算表を使えば、模試の正答数からある程度のスコアを予測できます。
さて、ここまでの話から、TOEICは1問5点では計算できないことがわかりました。
かといって、統計処理の方法も公開されていないので、スコアを計算したい時に困りますよね。
そこで役立つのが、TOEICの素点とスコアの換算表です。(以下参照)

上の表で素点とスコアを換算すれば、ズバッと「〇〇点」と計算することはできませんが、ある程度のスコアを予測できます。
自分のTOEICスコアを5分で知る方法
結論:Santaアルクなら12問・5分でスコア診断できます。しかも無料です。
「自分のスコアを知りたいけど、TOEICの模試を2時間かけて200問解くのはきつい」という方もいますよね。
- 形式を把握する
- 時間配分の感覚を身につける
ためには、本番前に1〜2回程度、2時間かけて模試を解くことは必要です。
しかし、普段からスコアの伸びを把握するために定期的に模試を解くのは、正直現実的ではありません。
そこでおすすめなのが「Santaアルク」というスマホアプリを利用することです。

「Santaアルク」の画面
「Santaアルク」は無料で使えるうえ、たった12問のテストを受けるだけでスコア診断ができます。
データによると誤差は20点以内のようです。実際、僕や僕の受講生の状況を見ても、誤差20点以内は結構マジです。ただ、800点以上になるとスコアが60〜80点くらいブレる印象はあります。
「Santaアルク」なら、アプリダウンロードからスコア診断まで5分もかかりません。
ですので、
- 今の自分のスコアがわからない方
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は今すぐ「Santaアルク」で自分のスコアを診断してください。
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TOEICの平均点
結論:公開テストの平均は615点、IPテストの平均は495点です。
IIBCの最新データによると、IPテストの平均は公開テストより120点も低いです。
これは大学や企業で半強制的に「受けさせられた」層を含むから。自分から申し込む公開テストとは、そもそも受験者の本気度が違います。
IPテストと公開テストの違いについては「TOEIC IPテストとは?公開テストとの違い・活用法を975点が徹底解説」をご覧ください。
TOEICで目指すべきスコア
結論:まずはTOEIC600点を目指しましょう。
600点を超えれば「平均レベルの英語力がある」とアピールできます。正直、履歴書にTOEICスコアを書けるのも600点からです。
さらに700点以上になると「すごい」と評価されるレベル。就活や転職で周りと差別化できるのも700点以上からでしょう。
TOEICスコアを最短で上げる勉強法
結論:スコアを最短で上げるには順序立てて勉強することが重要です。
最短ルートで伸ばすには、まず自分の現在地を正確に把握して、正しい順番で勉強を積み上げていく必要があります。
まず自分のレベルを知る
自分の現在地がわからないまま勉強を始めるのは、地図なしで目的地を目指すようなものです。
どの教材を選べばいいかも、どこに時間をかければいいかも、全部ズレてしまいます。
自分のスコアに合う適切な勉強法でなければ、時間をかけても効果がほぼゼロです。
例えば内容が簡単すぎれば得るものがなく、逆に難しすぎれば「何が書いてあるのかさっぱりわからない」状態になって挫折します。
だから、最初にやるべきことは教材を選ぶことでも問題を解くことでもなく、今の自分のスコアを正確に知ることです。
これがすべての出発点になります。
では、どのようにスコアを把握すれば良いのか。先ほど紹介した無料アプリ「Santaアルク」を使いましょう。

Santaアルクの画面
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「教材」より「順番」が9割
TOEIC勉強で多くの方がはまる罠が、「どの参考書が一番いいか」という教材選びに時間をかけすぎることです。
ぶっちゃけ、大切なのは「教材」よりも「勉強の順番」です。
たとえば、単語を覚えていないまま問題演習をしても、わからない単語だらけで正解の根拠がつかめません。
文法の基礎がないまま長文を読んでも、文の構造が見えず読み飛ばすだけになります。
スコアが伸びない原因は努力不足ではなく、順番の間違いであることがほとんどです。
大きな流れは「単語・文法→問題演習」です。この順番を守ることで、それぞれの勉強が次のステップの土台として機能するようになります。
単語と文法の基礎が積み上がってから問題演習に入ることで、「解いても解いてもスコアが伸びない」という最悪のループを避けられます。
ただし、「どの単語帳を何周すればいいのか」「文法はどの参考書のどこから始めるのか」など具体的な手順は、一人ひとりのスコアや目標によって変わります。
ここで画一的な手順をサラッと書いても、あなたに合っていない可能性があります。
ですので、「TOEICの点数を上げる方法|スコア別の最短ロードマップ【短期間スコアアップ】」という記事にスコア別に勉強法をまとめました。
よくある質問
TOEICの最低点は何点?
TOEIC L&R(Listening & Reading)の最低点は10点です(リスニング5点+リーディング5点)。全問不正解でも0点にはならず、必ず10点が付きます。これはTOEICが統計処理(IRT・Equating)を使ってスコアを算出しているためです。
TOEICで0点は取れる?
TOEIC L&Rでは0点は取れません。最低点は10点です。一方、TOEIC Speaking & Writing Testでは0点を取ることが可能です。何も話さない・何も書かなければ0点になります。
TOEICは1問何点?
「1問〇点」ということはできません。よく言われる「1問5点」も正確には間違いです。TOEICは200問で満点990点なので、単純計算では1問5点で満点1,000点になるはずですが、実際にはIRT(項目応答理論)やEquating(等化)という統計処理を使ってスコアを算出しています。そのため、「1問何点」とは一概に言えません。
TOEICで10点を取る人はどのくらいいる?
2024年度のIIBCデータによると、公開テスト(受験者735,425人)で10〜40点のスコア帯に入った人は95人(0.01%)です。1万人に1人いるかいないかのレベルで、極めて稀です。
全部同じ番号を塗ったら何点取れる?
TOEICは全問4択なので、全部同じ番号をマークすると理論上の正答率は25%です。リスニング100問×25%=25問正解、リーディング100問×25%=25問正解。換算表で概算すると約200点前後になります。ただし、実際には問題の配列によって多少前後します。
200点のレベル感については「TOEIC200点のレベルを解説」もご覧ください。
まとめ
TOEIC L&Rでは0点を取ることはできません。全問不正解でも最低点は10点です。
その理由は、TOEICが「1問5点」のような単純計算ではなく、統計処理(IRT・Equating)を使ってスコアを算出しているためです。
この仕組みのおかげで、いつ受験しても公平なスコアが出るようになっています。
これからTOEICの勉強を始める方に絶対に知っておいて欲しいことがあります。TOEICで大切なのは、間違いなく「勉強のやり方」と「勉強の手順」です。 勉強を始める前に何をどの順番で行うのか どんな[…]
結論:TOEICの正答率とスコアは単純な比例関係ではありません。ただし、目安として正答率約63%(125問正解)で600点、約70%(140問)で700点、約82%(164問)で800点が目安です。 「TOEI[…]



