TOEIC模試を無料で受ける方法を975点が厳選紹介|フル模試・公式サンプル・スコア診断の違い

toeic 無料 模擬テスト 模擬試験 サイト

「TOEICの模試を無料で受けたい」

「でも、無料のものって結局どこまで使えるの?」

テン
TOEIC975点の僕が、無料で受けられる模試を各サービスの公開情報から確認して整理しました。先に言っておくと、「無料模試」と呼ばれているものは中身がバラバラです。ここを知らずに選ぶと、時間だけ使って何も分かりません。

 

「TOEIC 無料 模擬テスト」「TOEIC 模擬試験 無料」で検索すると、いろいろなサイトが出てきます。

ただ、それらを開いてみると本番と同じ200問を通せるものもあれば、数問のサンプルだけのもの、そもそも模試ですらないものまで混ざっています。

 

この記事では、無料で受けられるTOEIC模試をタイプ別に分けて、それぞれ何ができて何ができないのかを整理します。

本記事の信頼性
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495、リーディング480)です!
100人以上の学習者にTOEIC指導を行ってきました。
筆者のTOEICスコア リスニング495 リーディング480 計975

【結論】「無料模試」と呼ばれるものは5タイプに分かれる

まず全体像です。「無料模試」として紹介されているサービスを、実際にできることで分類するとこうなります。

タイプできること向いている目的
①フル模試200問・約2時間を通しで解ける本番のシミュレーション
②公式サンプル各パート数問だけ解ける出題形式の確認
③スコア診断数分〜10分で今のスコアを予測現在地の把握
④パート特化特定のパートだけ大量に解ける苦手つぶし
⑤ミニテスト問題数を圧縮した短縮版手軽な実力チェック

目的が違えば、選ぶべきタイプも変わります。

テン
「本番前にリハーサルをしたい」なら①、「TOEICを初めて受けるので形式を知りたい」なら②、「今の実力だけ知りたい」なら③。「苦手なパートを潰したい」なら④、「30分以内で力試しをしたい」なら⑤です。

 

ここを混同したまま「無料模試サイト」を開くと、数問解いて終わって「結局どうなの?」となります。

無料で受けられるサービス一覧【2026年時点の公開情報】

「無料模試」として紹介されることが多いサービスの公開情報を、1つずつ開いて確認・整理しました。

サービスタイプ公開情報で確認できること
Parroto①+④200問・120分の通し模試。自動採点と解説つき。パート別演習も可。ただ、本番より難易度低い
IIBC公式サンプル問題②公式サンプル唯一の公式。Part1〜7の問題例とディレクション(リスニングは音声つき)。通しでは解けない
Santaアルク③スコア診断数分の診断でAIがスコアを予測。無料で何度でも
演習中毒(イングルート)③+④10問・約3分のスコア診断+アプリ全体で4,000問以上の演習
Part5練習問題(イングルート)④パート特化登録不要・その場で200問。解説つき
Part7練習問題(イングルート)④パート特化登録不要・その場で90問。解説つき
englishmock④パート特化Part1・2・4・5などパート別の模擬問題。通しの模試ではない
Exam English④パート特化パート別の練習テスト。全編英語表記・試験の説明が旧形式のまま
アゴス・ジャパン⑤ミニテストL10問+R10問(全20問・15分)。要無料登録。※動作環境の記載が古い点に注意
Weblio語彙力診断模試ではありません。語彙力を測るテスト
過去問.comサイト自身が明記する通り予想問題。公式問題ではない

表の下2つに注目してください。「無料模試まとめ」の記事でよく紹介されていますが、TOEICの模試ではありません。

ここを知らずに開くと、「思っていたものと違う」となります。

テン
よくある失敗が、実力を測りたいだけなのに2時間のフル模試を予約してしまうこと。逆に、本番前のリハーサルをしたいのに数問のサンプルで済ませてしまうことです。

そもそも「無料で本番と同じTOEIC模試」は受けられるのか

先に、いちばん大事な前提をお伝えします。

公式(IIBC)が、本番と同じ200問の模試を無料で公開しているわけではありません。

 

IIBC公式サイトが無料で公開しているのは、Part1〜Part7のサンプル問題です。各パートの形式を確認するためのもので、通しで解くフル模試ではありません。

つまり「公式の無料フル模試」は存在しません。

テン
200問を無料で通したい場合は、公式以外のサービスを使うことになります。この違いを知らないまま探し続けると、時間を無駄にします。

①フル模試型:200問を通しで解きたいなら

本番と同じ200問・約2時間を通せるタイプです。

 

代表的なのがParrotoというオンラインサービスです。parrot 画面

Parrotoの画面

本番と同じ200問・120分・10〜990のスコアスケールを再現した模試を無料で提供しており、解説もついています。

パートを絞って解くこともできるので、「今日はリスニングだけ」という使い方もできます。

テン
ただ、個人的には難易度が低すぎるなと感じます。最近のTOEICの難化傾向には追いついていません。特にPart5なんかを見ていただくとわかりますが、本番と比べて文章が短いです。TOEICによくある「悩ませる選択肢」もあまりないので、本番模試としては使いづらいかなという印象。ただ、「2時間の集中力を身につける」みたいな使い方には、非常に適しているかなと思います。
注意
このタイプのサイトに「公式形式」「本番形式」と書かれていても、それは形式を再現しているという意味です。ETS(TOEICを制作している機関)の公認・提携である旨の記載はなく、問題の質が本番と同じである保証はありません。

フル模試型が向いている人

  • 本番が近く、リハーサルをしたい
  • 公式問題集を買う前に、2時間通せるか試したい
  • 時間配分を実戦で確かめたい

②公式サンプル型:出題形式を正確に知りたいなら

toeic サンプル問題

IIBC公式のサンプル問題です。

Part1からPart7まで、各パートの問題例とディレクション(指示文)が公開されています。リスニング(Part1〜4)には音声も用意されています。

 

ここが唯一の「公式」です。問題の作りも本番そのものなので、形式を確認する目的なら、まずここを見るべきです。

テン
ただし繰り返しになりますが、各パート2〜12問のサンプルなので、実力を測ることはできません。

公式サンプル型が向いている人

  • TOEICを初めて受けるので、どんな問題が出るか知りたい
  • 各パートのディレクションを事前に読んでおきたい
  • 市販教材を買う前に、形式だけ確認したい
テン
ディレクションを本番前に読んでおくと、当日そのぶんの時間を先読みに回せます。初受験の方は必ず目を通しておいてください。

③スコア診断型:今の実力だけ知りたいなら

数分〜10分程度の問題に答えると、AIが今のスコアを予測してくれるタイプです。

2時間かけずに現在地が分かるので、学習を始める前や、教材を選ぶ前に向いています。

 

代表的なのがSantaアルクです。無料でスコア診断まで使えます。

(精度の検証は「Santaアルクは無料でどこまで使える?975点が正直レビュー【有料との違い・料金】」にまとめているので、詳しく知りたい方はどうぞ。)

 

なお、スコア診断ができるアプリは他にもあります。ただ、スコア診断の精度はSantaアルクが圧倒的です。

テン
僕が教えてる生徒さんにも、Santaアルクを使ってもらってます。詳しくは「TOEICスコア予想・レベルチェックアプリおすすめ10選|無料で点数診断できるツールも」もご覧ください。

スコア診断型が向いている人

  • まず現在地を知りたい(学習を始める前)
  • 2時間まとまった時間が取れない
  • 教材のレベルを選ぶ基準がほしい

④パート特化型:苦手なパートだけ解きたいなら

「模試」ではありませんが、実質的にいちばん使う頻度が高いのがこのタイプです。

特定のパートの問題を、無料で大量に解けます。

 

イングルートでも、その場で解ける無料問題を用意しています。

TOEIC練習問題解説付き【完全無料370問】Part5/6/7をその場で解く

テン
登録もインストールも不要で、ページを開けばすぐ解けます。

 

また、イングルート公式の無料TOEIC学習アプリ「演習中毒iPhone / Android)」は、問題演習と講座を完全無料で使えます。
演習中毒 完全無料のTOEICアプリ

  • クレジットカードの登録が不要:ダウンロードしてすぐ解けます
  • サブスクなしで使える:解約手続きがありません。演習・スコア診断は広告表示のみで使え、講座は広告動画の視聴で解放されます
  • 4,000問以上を収録:Part5・6・7の演習を解説つきで進められます

975点講師が「ゼロからTOEIC800点レベルまでの27講座295レッスン」を、スコアが伸びる順番で設計しています。

「これさえあれば参考書を買わない、スコアに合わない余計な勉強もしなくて良い」という考え方のもと作成した完全無料アプリです。

テン
何から手をつけるか迷わないように作りました。自分で言うのもなんですが、「400点から975点まで上げた僕の経験」「100人以上指導した経験」をすべて詰め込んだ最高品質のアプリになってるので、努力を無駄にしないためにも、まずはダウンロードして、使ってみてください。あれこれ説明するより、まず使ってみていただくのが使用感を把握する最良かつ最短の方法です。

 

\ クレカ登録なし・完全無料 /

App Storeで無料ダウンロード

Google Playで無料ダウンロード

 

他にも、englishmockはPart1・2・4・5などのパート別模擬問題を公開しているサイトで、各セットに「TOEIC 600–700点向け」などのレベル表記がついています。ただし通しの模擬試験ではありません。

テン
またアルクのENGLISH JOURNALも、サンプル問題シリーズ(2020年公開)を無料で公開しています。目的が合っているか確認してから使ってください。海外サイトのExam Englishもパート別の練習テストを無料公開しています。ただし全編英語表記なうえ、サイトに載っている試験の説明が旧形式のまま(試験時間2.5時間・Part6が誤り指摘問題など)なので、形式確認の用途には使わないでください。

パート特化型が向いている人

  • 苦手なパートがハッキリしている
  • スキマ時間に少しずつ解きたい
  • 模試を解く前に、まず問題形式に慣れたい

⑤ミニテスト型:手軽に力試しをしたいなら

本番の形式に沿いつつ、問題数を圧縮した短縮版のテストです。

 

③のスコア診断と似ていますが、測り方が違います。

③はAIが正誤に合わせて出題を変えながらスコアを予測するのに対し、⑤は本番形式の問題を短くしたものを解いて、素点やレベル判定で結果を見る形です。

テン
リスニングとリーディングの両方を含みながら15〜30分程度で終わるものが多く、「フル模試はきついけれど、サンプル数問では物足りない」という中間のニーズを埋めてる感じですかね。

 

英語学校などが、レベルチェックの入り口として提供しているケースが多いタイプです。

 

たとえばアゴス・ジャパンの「無料TOEICミニオンライン模擬試験」は、リスニング10問+リーディング10問(全20問・15分)で、受験後すぐにレベル別の結果が表示されます。受験には無料のユーザー登録が必要です。

テン
ただし1点注意があります。ページに記載されている動作環境がかなり古く(Flashプラグイン等)、現在の環境では正常に動作しない可能性があります。登録する前に、動作環境の記載を確認してください。

ミニテスト型が向いている人

  • AIの予測ではなく、本番形式を解いた素点で力試しをしたい
  • フル模試を解く時間はないが、数問では判断できない

【注意】「無料模試」と紹介されているが、模試ではないもの

ここは知っておくと時間の節約になります。

「TOEIC無料模試」としてまとめ記事で紹介されているサービスの中には、そもそも模試ではないものが混ざっています。

語彙力診断テスト

単語をどれくらい知っているかを測るテストです。

英語力の一側面は分かりますが、TOEICの模試ではありません。リスニングも長文もないので、TOEICスコアの予測には使えません。

予想問題サイト

「過去問」という名前のサイトもありますが、実際に公開されているのは予想問題です。過去問.com自身が「TOEIC試験の予想問題と解説を無料で公開しています」と明記しています。

無料で数をこなせる利点はありますが、公式が作った問題ではありません。本番との差を理解したうえで使ってください。

テン
「無料模試まとめ」の記事にこうしたサービスが並んでいることは珍しくありません。開く前に「これは何を測るものか」を確認するクセをつけてください。

無料模試の限界【知らないと損をする3つ】

無料模試は便利ですが、できないこともあります。ここを理解しておくと判断を誤りません。

①出てくるスコアは目安でしかない

無料模試で出るスコアは、本番と一致しません。

本番のスコアは正答数そのままの素点ではなく、「スコアの同一化(Equating)」という統計処理を経た換算点だからです。この処理は一般に、回ごとの難易度差をならすためのものです。

テン
無料模試の予測スコアは、あくまで「今どのあたりにいるか」を知るための目安だと考えてください。精度はサービスごとに異なります。詳しくは「TOEICの正答率と点数・スコアの関係【換算表・配点の仕組み・Part別正答数つき】」でも解説してます。

②公式が作った問題ではない

IIBC公式のサンプル問題を除けば、無料模試の問題はETSが制作したものではありません。

形式は似せてありますが、問題の質や難易度は本番と差があります。とくにリスニングの音声は、本番のナレーターとは別の話者です。

テン
本番と同じ音声で練習したいなら、公式問題集をはじめとするIIBCの公式教材を使うことになります。

③解説の質にばらつきがある

無料サービスは、解説が簡素なことがあります。

「なぜその答えになるのか」が分からないまま次に進むと、解いた問題数のわりに伸びません。

テン
解説が薄いと感じたら、その模試は「形式慣れ・時間配分の練習」と割り切って、復習は別の教材でやるほうが効率的です。

無料模試のあとにやるべきこと

無料模試でできるのは、大きく2つです。

  1. 現在地を知る(今どのくらいのスコアか)
  2. 形式と時間配分に慣れる

逆に言えば、本番と同じ質の問題・音声で仕上げる段階になったら、公式問題集が必要になります。

TOEIC 公式問題集 12

理由は先ほどの通りで、「本番と同じプロセスで作られた問題」と「本番と同じ公式スピーカーの音声」を持っているのはIIBCの公式教材だけだからです。

 

とはいえ、いきなり公式問題集を買っても続かない方もいると思います。その場合は無料の問題演習で習慣をつけてからでも遅くありません。

無料で問題演習を続けるなら

イングルート公式の無料TOEIC学習アプリ「演習中毒iPhone / Android)」なら、この記事で紹介したスコア診断とパート別演習の両方が無料で使えます。
演習中毒 完全無料のTOEICアプリ

  • 10問・約3分のスコア診断:何度でも無料で現在地を確認できます
  • アプリ全体で4,000問以上:Part5・6・7の演習と講座内の演習を解説つきで進められます
  • クレカ登録・サブスクなし:解約手続きがありません(演習・診断は広告表示のみ、講座は広告動画の視聴で解放)

975点講師が「ゼロからTOEIC800点レベルまでの27講座295レッスン」を、スコアが伸びる順番で設計しています。

テン
無料模試で現在地が分かったら、次は毎日の演習です。まずはダウンロードして、使ってみてください。あれこれ説明するより、まず使ってみていただくのが使用感を把握する最良かつ最短の方法です。

 

\ クレカ登録なし・サブスクなし /

App Storeで無料ダウンロード

Google Playで無料ダウンロード

 

TOEICの無料模試に関するよくある質問

Q1. TOEICの模試を無料でフルに受けられますか?

受けられます。

Parrotoのようなオンラインサービスが、200問・約2時間のフル模試を無料で提供しています。ただし公式(ETS)が作った問題ではないため、難易度や音声が本番と同じである保証はありません。

Q2. 公式は無料で模試を公開していますか?

フル模試は公開していません。

IIBC公式サイトで無料公開されているのは、Part1〜Part7のサンプル問題です。各パートの形式とディレクションを確認できますが、通しで解くことはできません。

Q3. 無料模試のスコアは本番とどれくらい違いますか?

一致しない前提で、目安として使ってください。

本番のスコアは「スコアの同一化(Equating)」という統計処理を経た換算点で、無料模試の採点とは仕組みが異なります。予測の精度もサービスごとに違います。

Q4. 無料模試だけでTOEICのスコアは上がりますか?

形式に慣れる段階までは上がりますが、そこから先は難しいです。

無料模試の役割は「現在地の把握」と「時間配分の練習」です。スコアを伸ばす段階では、本番と同じプロセスで作られた公式問題集を使うのが近道です。

Q5. TOEICを初めて受けます。何から使えばいいですか?

IIBC公式のサンプル問題から見てください。

各パートにどんな問題が出るかを正確に確認できます。そのうえで、スコア診断で現在地を測ると、次に何をすべきかが決まります。

Q6. 無料模試と公式問題集はどう使い分けますか?

無料模試は「測る・慣れる」、公式問題集は「伸ばす」です。

無料模試で現在地と苦手パートを把握し、公式問題集で本番と同じ質の問題を繰り返す、という順番が効率的です。

Q7. 無料でリスニングの模試も受けられますか?

受けられます。

フル模試型のサービスならリスニングセクションも含まれますし、IIBC公式のサンプル問題にも音声がついています。なお本番と同じ公式スピーカーの音声で練習できるのは、公式サンプル問題とIIBCの公式教材です。

まとめ

今回は、TOEICの模試を無料で受ける方法をタイプ別に整理しました。

要点をまとめます。

  • 「無料模試」と呼ばれるものは5タイプに分かれ、できることがまったく違う
  • 公式(IIBC)が出しているのはサンプル問題。フル模試は公開していない
  • 200問を通したいならフル模試型、形式を知りたいなら公式サンプル、現在地を知りたいならスコア診断
  • 語彙力診断やユーザー投稿型は模試ではないので注意
  • 無料模試の役割は「測る・慣れる」まで。仕上げの段階では公式問題集が必要

無料で使えるものは、想像以上に揃っています。まずは自分の目的に合ったタイプを選んで、現在地を把握するところから始めてください。

テン
また、有料のものも含めて模試を比較したい方は「TOEIC模試おすすめ9選を975点が解説|無料あり・問題集の選び方・活用法【スコア別】」もどうぞ。