「abceedって無料でどこまで使えるの?」
「課金する価値はある?」
先に結論をお伝えします。
abceedは「すでに紙の参考書を持っている人」なら、無料部分だけでも使う価値があります。
主要問題集の金フレや公式問題集の音声が、アプリで無料で聞けるようになるからです。
一方で、「これからTOEIC対策を始める人が、abceedだけで完結させる」という使い方には向きません。
その理由も含めて、無料の範囲・Proとの違い・実際の評判まで具体的に解説します。
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495、リーディング480)です!
100人以上の学習者にTOEIC指導を行ってきました。

- 1 【結論】abceedは「紙の教材を持っている人」に最も効果的
- 2 abceedとは?【基本情報】
- 3 abceedは無料でどこまで使えるのか
- 4 abceed Pro(有料)で何が変わるのか
- 5 abceed Proの料金プラン【いくらかかる?】
- 6 abceedの使い方【はじめ方から音声再生まで】
- 7 abceedの評判・口コミ【新着1,000件を独自調査】
- 8 TOEIC学習でのabceedの使い方【持っている教材と組み合わせる】
- 9 abceedを使う前に知っておきたい注意点3つ
- 10 abceedが向いている人・向いていない人
- 11 abceed・スタディサプリTOEIC・Santaアルクの違い
- 12 「無料で問題演習までしたい」ならどうするか
- 13 abceedに関するよくある質問
- 14 まとめ
【結論】abceedは「紙の教材を持っている人」に最も効果的

まず、abceedで無料でできること・できないことを一覧にします。
| 機能 | 無料 | Pro(有料) |
| 教材の音声再生(320タイトル以上) | ⭕ | ⭕ |
| 倍速・区間リピート・シャッフル再生 | ⭕ | ⭕ |
| 自動採点マークシート | ⭕ | ⭕ |
| 学習時間の計測・可視化 | ⭕ | ⭕ |
| TOEIC対策のライブ講義 | 一部のみ | ⭕ |
| AI英会話(スピーキング) | お試しのみ | ⭕ |
| 教材の問題演習(Proは470冊以上が使い放題) | × | ⭕ |
| AI予測スコア | × | ⭕ |
| AI問題レコメンド | × | ⭕ |
| 映画・ドラマ見放題(動画) | × | ⭕ |
この表を見ると分かる通り、無料でできるのは「音声を聞くこと」と「採点・記録」までです。
問題を解く機能は、Freeプランには含まれません。ただしPro契約のほかに「教材を1冊ずつ単品購入する」という方法もあります(後述)。
だからこそ冒頭の結論になります。↓
紙の参考書を持っている人→ 無料部分だけでも使う価値あり(音声プレイヤーとして超絶優秀)
アプリだけで学習を完結させたい人→ Proが必要。ただし他の選択肢も検討する価値あり
abceedとは?【基本情報】

abceedは、株式会社Globeeが運営する英語学習アプリです。
最大の特徴は収録教材の多さで、1,000冊以上の教材と20,000問以上の問題を収録しています。
| アプリ名 | abceed(エービーシード) |
| 運営 | 株式会社Globee |
| 基本料金 | 無料(Proは月額制・1ヶ月/3ヶ月/1年から選択) |
| App Store評価 | 星4.8(5.5万件以上) |
| 収録教材 | 1,000冊以上/20,000問以上 |
| 対応 | TOEIC・英検・TOEFL・IELTS・英会話 ほか |
収録教材には、TOEIC学習者ならおなじみのものが揃っています。
公式問題集、金のフレーズ、文法特急、究極のゼミなど、定番のTOEIC教材の多くが収録されていると考えて大丈夫です。
abceedは無料でどこまで使えるのか
ここが一番知りたいところだと思います。無料で使える機能は次の6つです。
- 320タイトル以上の教材・映画音声に無料フルアクセス
- 倍速/シャッフル/区間リピート再生
- 自動採点マークシートでスコア管理
- 学習時間の計測・可視化
- TOEIC対策のライブ講義を一部無料で受講
- AI英会話のお試し利用
実際に使った感覚も踏まえて、TOEIC学習で効いてくるものから解説します。
①教材の音声が無料で聞ける【これが本命】

abceedで使える教材たち
無料機能の中で、圧倒的に価値が高いのがここです。
手持ちの参考書の音声を、スマホで無料で聞けます。
TOEIC教材の音声は、いまだにCD付属のものが少なくありません。パソコンに取り込んでスマホに移して……という作業が必要になります。
正直、この手間だけでリスニング学習をやめてしまう人はかなり多いです。
abceedを入れておけば、その工程がまるごと消えます。金のフレーズも公式問題集も、アプリで開けばすぐ再生できます。
②倍速・区間リピートが使える

音声プレイヤーとしての機能も、無料の範囲で十分に揃っています。
- 倍速再生:速度を上げてリスニングの負荷を高められます
- 区間リピート:聞き取れない部分だけを繰り返し再生できます
- シャッフル:単語音声を順番で覚えてしまうのを防げます
特に区間リピートは、ディクテーションやシャドーイングと相性が抜群です。
「この一文だけ何度も聞きたい」という場面で、いちいちシークバーを戻す必要がなくなります。
③自動採点マークシートが無料で使える

abceedの自動採点マークシート
これも地味にありがたい機能です。
マークシート形式で解答を入力すると、自動で採点してくれる機能です。
例えば公式問題集を1セット解くと200問あります。これを手作業で丸つけするのは、正直かなりの苦行です。
採点にかかる時間が減れば、そのぶん復習に時間を回せます。解きっぱなしを防ぐという意味でも、この機能は有効です。
④学習時間が自動で記録される
学習時間や解いた問題数が、自動でグラフ化されます。
「今週は何時間やったか」が数字で見えるので、モチベーションの維持に役立ちます。
TOEIC対策は数ヶ月単位の勝負になるので、続いている実感が可視化されること自体に価値があります。
⑤ライブ講義の一部とAI英会話のお試し
このあたりは「無料でも触れる」という程度です。ライブ講義は一部のみ、AI英会話もお試し利用に限られます。
abceed Pro(有料)で何が変わるのか
次に、課金するとどうなるかです。実際にProも使ったうえで解説します。
アプリ内で問題が解けるようになる
最大の違いがこれです。
無料版では音声再生が中心ですが、Proになると収録教材の問題をアプリ上で解けるようになります。
対象教材は使い放題なので、「1冊終わったから次を買う」という感覚がなくなります。教材費を考えると、ここのコスパはかなり良いです。
AI予測スコアが出せる
解いた結果から、AIが今のTOEICスコアを予測してくれる機能です。
本番を受けなくても現在地が分かるので、学習の方向性を決めるときに便利でした。
ただし予測はあくまで予測です。数十点の幅は当然あるものとして、目安として使うのが正しい距離感だと思います。
また、スコア予測の精度で言うと、別アプリのSantaアルク
には及びません。(しかも、無料でスコア予測できる)
AIが弱点に合わせて問題を出してくれる
20,000問以上の中から、レベルと弱点に合わせてAIが問題を選んでくれる機能です。
「今日は何をやろう」と迷う時間がなくなるので、学習の習慣化には効果的です。
一方で、自分で戦略を立てて教材を進めたい人には、必須というほどではありません。
映画・ドラマ、オンライン模試なども使える
Proでは映画やドラマでの学習、オンライン模試なども開放されます。
TOEIC対策だけを考えるなら優先度は高くありませんが、「英語学習全般をこれ1つで回したい」という人には価値があります。
Pro以外に「単品購入」という選択肢もある
見落とされがちですが、Proに課金しなくても、教材を1冊ずつ買う方法があります。
abceedの利用規約にも「サブスクリプション契約と単品でのサービス購入等」と明記されています。
abceed Proの料金プラン【いくらかかる?】
Proプランは月あたり1,983円〜。契約期間は1ヶ月・3ヶ月・1年から選べます。プラン別の料金は以下の通りです。
| プラン | 支払い額 | 月あたり |
| 1ヶ月 | 3,300円 | 3,300円 |
| 3ヶ月 | 一括8,000円 | 約2,666円 |
| 1年 | 一括23,800円 | 約1,983円 |
※1年プランの23,800円は、公式表示「月あたり1,983円〜」と一致します(23,800円÷12≒1,983円)。価格は改定される場合があるため、契約前にアプリ内で最新の金額を確認してください。
ここで1つ、必ず知っておいてほしいことがあります。
「月あたり」の表記でも、3ヶ月・1年プランの支払いは一括です。
後ほど紹介する口コミの「自動更新で3ヶ月分の8,000円が引き落とされた」というトラブルは、まさにここで起きています。
月あたり約2,666円のつもりでいると、更新時に8,000円がまとめて請求されます。
なお、不定期にセールやクーポンが出ることがあります。実際口コミには「1年間とあるクーポンで安く使っていた」という声もあります。急ぎでなければ、そのタイミングを待つのも手です。
abceedの使い方【はじめ方から音声再生まで】
実際に使い始めるまでの流れを整理します。
ステップ1:アプリを入れてアカウントを登録する
まずはアプリをダウンロードして、アカウントを登録します。
アカウント登録をしておくと、学習データが端末をまたいで共有されます。スマホとタブレットの両方で使う場合や、機種変更のときに困らないので、最初に済ませておくのがおすすめです。
ステップ2:レベル判定を済ませる
abceedは、最初に今のレベルを判定する導線があります。「音声だけ使いたい」という人にはここがひと手間に感じられる部分です。
ステップ3:持っている教材を検索する
ここからが本番です。
自分が持っている参考書をアプリ内で検索してください。
App Storeの公式説明によると、収録教材には次のようなものがあります。
- TOEIC:公式問題集、金のフレーズ、文法特急、究極のゼミ ほか
- 英検:でる順パス単シリーズ、過去問題集 ほか
- その他:映画、ビジネス英語、TOEFL・IELTS対策教材
定番教材の多くが収録されているので、まずは自分の本があるか確認するところから始めてください。
ステップ4:音声を再生する(倍速・区間リピート)
教材を開いたら、音声を再生します。ここが無料版のメイン機能です。
学習に合わせて、次のように使い分けると効果が上がります。
- 通常速度:ディクテーション(書き取り)をするとき
- 区間リピート:聞き取れない一文を繰り返すとき
- 倍速再生:本番より速い音声に耳を慣らすとき
- シャッフル:単語を順番で覚えてしまうのを防ぐとき
ステップ5:紙で解いたらマークシートで採点する
問題を紙で解いた後は、アプリのマークシート機能に答えを入力します。自動で採点されるので、200問の丸つけが一気に片づきます。
ここまでが無料でできる範囲です。この流れが回るようになれば、abceedは十分に元が取れています。
abceedの評判・口コミ【新着1,000件を独自調査】
公式ストアの総合評価は、App Storeが星4.8(5.5万件以上)・Google Playが星4.28。英語学習アプリの中でもかなり高い水準です。
ただ、累計の星は何年も前の評価を含んだ数字です。そこで当サイトでは、新着レビュー1,000件(App Store 500件+Google Play 500件)を集めて独自に集計しました。結果がこちらです。

新着1,000件の平均は★3.12。特にApp Storeの直近500件は平均2.70で、★1が4割を占めます。
累計の星と直近の声には、はっきり差があります。ポジティブ48%・ネガティブ39%という内訳を、テーマ別に見ていきます。
良い評判【★4-5の489件をテーマ分類】
★4-5のレビュー489件で多かったテーマは以下です(重複あり・当サイト調べ)。
- 使いやすい・便利 … 90件
- 音声・リスニング学習に良い … 78件
- スキマ時間で続けやすい … 63件
- スコアが上がった … 40件
- AIレコメンド・予測 … 33件
代表的な声を挙げます。
- 「TOEICを10年ぶりに受験しましたが、勉強はこのアプリひとつで、目標だった860点overを達成しました」(Google Play・★5)
- 「本ごとに音声をダウンロードしてという手間がないのは大変助かります」(Google Play・★4)
- 「集中的にこのアプリで2ヶ月学習して、TOEIC600点台から800点台に上がりました」(App Store・★4)
スコアの実数報告と「音声まわりの手間が消えた」という声が、ポジティブの中心です。この記事の結論(紙の教材を持っている人に効く)とも一致します。
悪い評判【★1-2の399件をテーマ分類】
一方、★1-2のレビュー399件(全体の39%)で多かったテーマは以下です(重複あり・当サイト調べ)。
- 解約・返金・自動更新のトラブル … 54件
- アプリの不具合(フリーズ・学習データ消失など)… 54件
- AI英会話の発音判定 … 32件
- UI・使い勝手 … 30件
- 料金が高い … 15件
ここからは、TOEIC学習者に関係が深い順に実際の声を見ていきます。
①レビューの催促が多い
これは複数のレビューで指摘されていました。「レビューの催促が1日に何回も来る」「アプリを開くたびにレビューを書けと表示される」といった声です。
「それ以外は良いアプリ」「すごく変なとこで損してる」と書かれているあたり、アプリの中身ではなくUXへの不満だと分かります。
②解約の導線が分かりにくい
こちらは金銭的な影響があるので要注意です。
「退会の導線がわかりずらい。リマインドもなし」という声に加え、「自動更新で3ヶ月分の8000円が引き落とされた。Appleでのサブスクリプションではなく、Webでの解約が必要だったそう」という具体的なトラブル報告もありました。
③紙教材の音声だけ聞きたい人には、初回の導線が煩わしい
これはこの記事の読者に一番関係するかもしれません。
「紙教材の音声を聞きたいだけなのにTOEIC予想テストを受けさせられてとても邪魔。しかも飛ばせない」という内容のレビューがありました。
abceedは初回にレベルを判定する導線があるため、「音声プレイヤーとしてだけ使いたい」という目的だと、最初にひと手間かかります。
④AI英会話の発音判定が厳しい
「発音してるのにちゃんと拾ってくれない」という声も複数ありました。ただしこれはTOEIC L&R対策には直接関係しない機能です。
AI英会話としてのabceedは「AI英会話アプリおすすめランキングTOP15|全部使った本音」もあわせてご覧ください。
⑤音声まわりの不具合報告もある
「音声が小さくて聞こえない」「再生速度の変更ボタンが奥に入ってしまった」といった、アップデートに伴う使い勝手の変化を指摘する声もありました。音声プレイヤーとして使う前提なら、知っておいて損はありません。
調査データを無料配布します【引用・転載OK】
本調査の集計データを、どなたでも使える形で配布します。
Excelファイル(4シート)に、調査概要・星分布・テーマ別集計・Google Playの月別推移をまとめました。
ブログ・SNS・動画・研究など、出典として「イングルート調べ」と本記事のURLを明記いただければ、自由に引用・転載していただいて構いません。
※レビュー本文そのものは、投稿者の権利保護のため含めていません(集計値のみ)。収集方法はファイル内の「調査概要」シートに明記しています。
TOEIC学習でのabceedの使い方【持っている教材と組み合わせる】
ここからが本題です。
多くの記事は「abceedにはこんな機能があります」で終わりますが、大事なのは手持ちの教材とどう組み合わせるかです。
abceedには公式問題集・金のフレーズ・文法特急といった定番教材が収録されています。
つまり今使っている参考書がそのままアプリで強化できるということです。
金のフレーズ×abceed:シャッフル再生で「順番で覚える」を防ぐ

単語帳を使っていると、必ず起きるのが「並び順で覚えてしまう」問題です。
前のページの単語が思い出せるから次も分かる、という状態は、本番ではまったく使えません。
abceedのシャッフル再生を使えば、順番の記憶に頼れなくなります。移動中に流し聞きするだけで、覚え切れていない単語がはっきりします。
金フレの使い方については「TOEIC金のフレーズの使い方【レベル/どこまで覚える?】」もあわせてご覧ください。
公式問題集×abceed:採点を短縮して復習に時間を回す

公式問題集との相性は、無料の範囲でも抜群です。
- 紙のマークシートで、本番と同じように解く
- abceedの自動採点マークシートで答え合わせをする
- 音声を区間リピートしながらディクテーション・シャドーイング
- Part7は音声を流しながら音読
公式問題集は解くのに2時間かかります。復習にはさらに2〜3時間必要です。採点を短縮できるぶん、復習に時間を回せます。
公式問題集の使い方は「TOEIC公式問題集の使い方|Part別の復習法と周回の間隔」もあわせてご覧ください。
文法特急×abceed:音声で「1駅1題」を回す

文法特急のような携帯性の高い参考書は、そもそもスキマ時間で使う前提の教材です。
abceedに音声があるので、手が塞がっているときは音声だけで復習できます。紙で解いた問題を、耳で反復するイメージです。
文法特急の使い方は「TOEIC対策で文法特急はいらない?【使い方も解説】」もあわせてご覧ください。
abceedを使う前に知っておきたい注意点3つ
良いアプリですが、先に知っておいたほうがいいことが3つあります。
①Freeプランに問題演習は含まれない
繰り返しになりますが、ここが最大のポイントです。
無料でできるのは音声再生・採点・記録まで。問題を解くにはProを契約するか、教材を単品購入する必要があります。
②解約の導線に注意する
口コミで最も言及されていた点です。
契約した経路によって解約する場所が変わるようで、Webから契約した場合はWeb上での手続きが必要だったという報告がありました。
③音声だけ使いたい人も、初回の設定は必要
先ほどの口コミの通り、abceedは初回にレベルを判定する導線があります。
「今すぐ音声だけ聞きたい」という場合、最初にひと手間かかると思っておいてください。1回済ませれば、次からは音声にすぐアクセスできます。
abceedが向いている人・向いていない人
ここまでを踏まえて整理します。
| 向いている人 | 向いていない人 |
| ・紙の参考書をすでに持っている ・CDの取り込みが面倒でリスニングを後回しにしている ・公式問題集の採点を短縮したい ・教材を何冊も使う(Proのコスパが効く) ・英語学習全般をアプリ1つにまとめたい | ・無料でアプリ内演習をしたい ・使う教材が1〜2冊に決まっている ・サブスクの管理が苦手 ・とにかく課金せずTOEIC対策を完結させたい |
abceed・スタディサプリTOEIC・Santaアルクの違い
TOEIC対策アプリで比較されやすい3つを整理します。役割がまったく違うので、優劣ではなく用途で選んでください。
| アプリ | 役割 | こんな人に |
| abceed | 持っている紙の教材を強化する(音声・採点) | 参考書をすでに使っている人 |
| スタディサプリTOEIC | アプリ内で講義と演習が完結する | 教材を持たず、これから始める人 |
| Santaアルク | AIがスコアを診断し学習を提案する | 今の実力をすぐ知りたい人 |
スタディサプリTOEICは、講義動画から演習まで全部入りのサービスです。教材を持っていない人が「これ1つで始めたい」ときに向きます。
料金は、1年プランで比べるとabceed Proのほうが安くなります(abceed Pro 月あたり1,983円〜/スタディサプリTOEICベーシック 12ヶ月パック 月あたり2,728円・いずれも2026年時点)。月額プランならほぼ同水準です。
ここで押さえておきたいのが、abceedは「演習量を増やす」ためのアプリで、文法や単語をゼロから体系的に教えてくれるわけではないという点です。
ある程度の基礎がある人ほどabceedを活かせます。逆に「文法から怪しい」「何をやればいいか分からない」という段階なら、講義から順に学べるサービスのほうが遠回りになりません。
Santaアルクはスコア診断が主役です。無料でスコア診断まで使えるので、abceedと併用しても負担がありません。
詳しくは「Santaアルクは無料でどこまで使える?975点が正直レビュー【有料との違い・料金】」もあわせてご覧ください。
「無料で問題演習までしたい」ならどうするか
ここまで読んで、「結局、無料で問題を解けないなら意味がないのでは」と感じた方もいると思います。
その場合は、役割の違うアプリを併用するのが現実的です。
イングルート公式の無料TOEIC学習アプリ「演習中毒(iPhone / Android)」は、問題演習と講座がサブスクなしで使えます。
- クレジットカードの登録が不要:ダウンロードしてすぐ解けます
- サブスクなしで使える:解約手続きがありません。演習・スコア診断は広告表示のみで使え、講座は広告動画の視聴で解放されます
- 4,000問以上を収録:Part5・6・7の演習を解説つきで進められます
975点講師が「ゼロからTOEIC800点レベルまでの27講座295レッスン」を、スコアが伸びる順番で設計しています。
「これさえあれば参考書を買わない、スコアに合わない余計な勉強もしなくて良い」という考え方のもと作成した完全無料アプリです。
\ クレカ登録なし・完全無料 /
他の無料アプリも比較したい方は「完全無料TOEICアプリのおすすめ8選を975点が厳選して紹介!」もどうぞ。
abceedに関するよくある質問
Q1. abceedは無料でどこまで使えますか?
教材の音声再生(320タイトル以上)、倍速・区間リピート再生、自動採点マークシート、学習時間の記録までが無料です。
ライブ講義は一部のみ、AI英会話はお試し利用に限られます。
Q2. abceedは無料で問題を解けますか?
Freeプランには問題演習が含まれていません。
解くにはPro(有料)を契約するか、教材を1冊ずつ単品購入する必要があります。無料で使えるのは音声再生・採点・記録が中心なので、「持っている紙の教材と組み合わせて使うアプリ」と考えてください。
Q3. abceed Proは課金する価値がありますか?
使う教材が多い人ほど価値があります。
Proは470冊以上の教材が使い放題になるため、参考書を何冊も買う予定があるなら、教材費と比べて割安になる可能性があります。逆に使う教材が1〜2冊に決まっているなら、単品購入か無料のままでも十分です。
Q4. abceedの解約方法は?
アプリを削除しただけでは解約になりません。これはApp Storeの公式説明にも明記されています。
なお口コミによると、契約した経路によって解約する場所が変わり、Webから契約した場合はWeb上での手続きが必要だったという報告があります。課金する際は、どこから契約したかを控えておいてください。
Q5. abceedとSantaアルクはどっちがいいですか?
目的が違うので、比べるものではありません。
abceedは「持っている教材を強化する」アプリ、Santaアルクは「AIがスコアを診断して学習を提案する」アプリです。紙の参考書を使っているならabceed、今の実力を知りたいならSantaアルクが向いています。
Q6. abceedだけでTOEIC対策は完結しますか?
Proに課金すれば、教材面ではほぼ完結します。
ただし無料の範囲では問題演習ができないため、無料だけで完結させたい場合は他のアプリとの併用が必要です。
Q7. 紙の参考書を持っていなくても使えますか?
使えますが、abceedの強みは活きにくくなります。
無料版の価値の大半は「手持ちの教材の音声が聞けること」にあるためです。参考書を持っていない段階なら、まず1冊決めてから入れるのがおすすめです。
まとめ
今回は、abceedを無料・Proの両方使った経験から正直にレビューしました。
要点をまとめます。
- 無料でできるのは音声再生・倍速・区間リピート・自動採点・学習記録まで
- アプリ内での問題演習とAI予測スコアはProの機能
- 最大の価値は「手持ちの参考書の音声が無料で聞ける」こと。CD取り込みの手間が消える
- 金フレはシャッフル再生、公式問題集は自動採点と組み合わせると効く
- 注意点は解約の導線。契約経路によって解約先が変わる
- 無料で問題演習までしたいなら、役割の違うアプリと併用する
abceedは「教材を置き換えるアプリ」ではなく「持っている教材を強化するアプリ」です。
この前提さえ間違えなければ、無料のままでも十分に価値があります。
