TOEIC600点のレベル/勉強法/勉強時間/おすすめ参考書を975点が解説

今回はTOEIC600点のレベルと、600点以上を取るための勉強法・おすすめ参考書を解説します。

また、600点から700点/800点/900点にスコアを伸ばす勉強法についても解説します。

 

  • TOEIC600点のレベルが知りたい
  • TOEIC600点を取るための勉強法が知りたい
  • TOEIC600点からさらにスコアをアップさせる勉強法を知りたい

という方は必見です!

本記事の信頼性
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495、リーディング480)です!(大学3年時取得)
TOEICスコア リスニング495 リーディング475 計975

TOEIC600点のレベル

TOEIC600点は全体の上位52.3%

2022年度のTOEIC公開テストスコア取得者の割合は以下の通りです。

TOEICスコア取得者の割合 590点は上位53.6% 640点は上位43.1%

TOEIC Program DATA & ANALYSISより筆者作成)

よって、600点は上位43.1%〜53.6%の間のスコアだと考えられます。

 

ただ、このデータには1年に何度もTOEICを受験している人も含まれています。

そのような重複カウントを省くために、個別の試験の状況も確認してみましょう。

TOEIC351回 スコア分布 295点〜645点

 

TOEIC公式が発表している「第351回 平均スコア・スコア分布 詳細」によると、

  • 点数が645点未満の人は全体の下位56.2%
  • 点数が595点未満の人は全体の下位44.7%

です。よって、TOEIC600点は上位43.8%〜55.3%の間のスコアだと考えられます。

 

先ほどの数値(上位43.1%〜53.6%)と平均すると、TOEIC600点は上位43.5%〜54.5%となります。

TOEICのスコアは5点刻みなので、590点から640点までの点数の種類は以下の11通りです。

  1. 590点(上位54.5%)
  2. 595点
  3. 600点
  4. 605点
  5. 610点
  6. 615点
  7. 620点
  8. 625点
  9. 630点
  10. 635点
  11. 640点(上位43.5%)

それぞれのスコアに均等に受験者が分布しているとすれば、各スコア間の差は1.1%(=(54.5%-43.5%)/10)になります。

よって、600点は52.3%(=54.5%-1.1%×2)です。

TOEIC600点は平均点より少し低く偏差値49.5

TOEIC Program DATA & ANALYSIS」によると、全体の受験者のTOEIC平均スコアは608点(公開テスト)です。

 

過去のTOEIC統計より、スコアが約17点ダウンすると、偏差値が1下がる計算になります。

よって、TOEIC600点は偏差値およそ49.5です。

TOEIC600点は正答率62%程度

TOEIC Program DATA & ANALYSIS」によると、過去3年間の受験者全体の平均スコアは以下です。

年度リスニングリーディング合計点
2022331277608
2021331279611
2020337282620

このデータから、平均的にリスニングとリーディングは50点ほど差がつくことがわかります。

よって、TOEIC600点の場合、リスニング325点前後、リーディング275点前後になるでしょう。

テン
正答率の目安は62%程度です。

TOEIC600点は公式の3段階のリスニング力評価で上から2番目のレベル

Score Descriptor Table」によると、TOEICリスニング325点は3段階中真ん中の評価で、以下のような特徴が認められます。

  • 短い会話で語彙が難しくない時は話の趣旨・目的・文脈が推測できることがある
  • 情報の繰り返しや言い換えがあるときは長い会話を理解できる
  • 間接的な応答や予測が難しい会話は会話の理解が困難である
  • 広い範囲にわたって情報を関連づける必要があるときは会話を理解できない

TOEIC600点は公式の4段階のリーディング力評価で下から2番目のレベル

また、リーディング275点は4段階中下から2番目の評価で、以下のような特徴が認められます。

  • 限られた長さの文章では簡単な推測ができる
  • 文中と問題の表現が同じであれば事実に基づく情報に関する問題に正答できる
  • 言い換えがある場合は推測が困難
  • ふたつ以上の文章にわたる情報を関連づけることができない
  • 難しい語彙や例外的な意味、複雑な文法構造が理解できない

TOEIC600点は公式の5段階のコミュニケーション能力評価で上から3番目のレベル

PROFICIENCY SCALE」によると、TOEIC600点はA〜Eの5段階評価のうち、C評価(470点以上)です。

C評価は「日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる」レベルで、以下の特徴を備えています。

  • 通常会話であれば要点を理解し、応答にも支障はない
  • 複雑な場面における対応や意思疎通では巧拙(上手い/下手)の差が見られる
  • 基本的な文法・構文は身についている
  • 表現力の不足はあるが、ともかく自己の意思を伝える語彙を備えている

TOEIC600点はCEFRA2で英検準2級レベル

CEFRとTOEICスコアの対照表

参照元:各試験団体のデータによるCEFRとの対照表

CEFR(セファール)とは、外国語の習熟度や運用能力をはかる国際的な指標です。

上記の文部科学省のデータによると、TOEIC600点はCFFR A2程度に相当します。

 

また、英検に換算すると、TOEIC600点は英検準2級(高校中級程度)に相当します。

テン
TOEICと英検は問題の形式が大きく異なるので、完璧に換算するのは難しいです。あくまで参考程度にしておきましょう。

TOEIC600点は就職活動で活用できるが転職活動では活用できるか怪しい

企業・団体が採用時に求めるTOEICスコア 英語活用実態調査2019

英語活用実態調査2019より引用)

上画像より、新卒採用では545点、中途採用では620点が要件・参考とされる平均的なTOEICスコアの基準となっていることがわかります。

また、TOEIC公開テストの平均点は608点です。

 

600点は新卒採用で求められる平均スコアより高いです。

公開テストの平均点スコアよりは少しだけ低いですが、就職活動においては十分活用できると言えるでしょう。

 

ただ、転職活動では活用できる場面が限られるかもしれません。

テン
就職活動や転職活動で周りと差別化して選考を有利に進めたいなら、公式のコミュニケーション力評価「PROFICIENCY SCALE」で上から2番目のB評価になる730点を目指すのがおすすめです。

TOEIC600点だと昇進・昇格や海外赴任のチャンスがある

昇進ん・昇格・海外出張等に必要なTOEICスコア 英語活用実態調査2019

英語活用実態調査2019より引用)

この画像から、昇進・昇格でTOEICスコアを要件・参考にしている企業は2019年時点の調査で30%近くあり、500点以上が基準になっていることがわかります。

よって、TOEIC600点以上取れれば、昇進・昇格のチャンスが増えるでしょう。

 

また、海外出張や海外赴任でTOEICスコアを要件・参考にしている企業は2019年時点の調査で40〜50%近くあり、おおむね600点以上が基準となっていることがわかります。

よって、海外出張や海外赴任に挑戦することができるラインとも言えるでしょう。

TOEIC600点を取るための勉強法

ここからはTOEICで600点を取るための勉強法を解説します!

600点からそれ以上のスコアを取るための勉強法については記事後半の「目標スコア別の勉強法と目安の勉強時間」をご覧ください。

TOEICについて知る

TOEICにはリスニングセクション(Part1〜4)とリーディングセクション(Part5〜7)があります。

Part1写真描写問題
Part2応答問題
Part3会話問題
Part4説明文問題
Part5短文穴埋め問題
Part6長文穴埋め問題
Part7長文読解問題

それぞれのPartで、問題の特徴・傾向や対策方法は大きく異なります。

まずはその違いを知りましょう。

テン
これはTOEIC対策を始めたら真っ先にやるべきことです。これをやるかどうかで、今後のTOEIC学習の効率は驚くほど変わってきます。

 

TOEIC全パート攻略法+テクニック(単語帳・問題集付き)」で詳しく解説しているので、必ずご覧ください。

TOEIC特有の英単語を覚える

TOEICの英語は「ビジネスシーンを想定した英語」なので、大学受験等とは異なる「TOEIC特有の英単語」が多く登場します。

よって、TOEIC特有の英単語を覚えることがスコアアップのために重要です。

 

TOEIC特有の英単語を覚えるには、TOEICに特化した英単語帳を使うのが最適です。

テン
おすすめの英単語帳は記事後半「おすすめ参考書・教材」で紹介します!

 

英単語を覚えるコツは4つあります。

  1. 発音する
  2. 反復する(1度に多くの英単語に目を通すことを繰り返す)
  3. 毎日寝る前に暗記する
  4. 1冊しっかり覚える

これをやるだけで英単語の暗記効率はグッと向上します。

英文法を勉強する

英文法は、英単語と並んで重要な英語の基礎です。

 

英文法の理解度が低ければ、リスニングの聞き取りの精度が落ちるので、正答率が下がります。

リーディングについても、英文を読むスピードと読解の精度が落ちるので、全体のスコアがガクッと落ち込みます。

 

さらに、TOEICのリーディングセクションには英文法問題が多数出題されるので、確実に理解することが大切です。

 

英文法を学ぶなら、「スタディサプリ ENGLISH TOEICテスト対策」が圧倒的におすすめです。

その理由は4つあります。

  1. TOEICに必要な文法知識をゼロから授業動画で学べる
  2. 関先生が授業を担当しているからとにかくわかりやすい
  3. インプットとアウトプットを交互に繰り返すから学習内容が定着する
  4. スマホで動画を視聴できるから通勤通学などスキマ時間に勉強できる
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英文法を勉強するのにこれ以上の教材はありません。

無料体験もできるので、ぜひ活用してください!

 

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スラッシュリーディング

TOEIC600点以下の方は英文を「返り読み」する癖があります。

返り読みというのは、英文を一度最後まで目を通した後、後ろから日本語に訳していくことです。

 

返り読みをしてしまうと、

  • リーディングでは読解スピードが遅くなる
  • リスニングは内容が理解できなくなる

など、たくさんの弊害が出てきます。

 

英文を返り読みしないで前から理解できるようにするために、スラッシュリーディングをしましょう。

スラッシュリーディングというのは意味のまとまりごとにスラッシュを入れる練習法です。

 

例えば、以下のように行います。

The construction company / will negotiate a new agreement / with the city council  / to build the public park.

スラッシュの入れ方は1つではありません。

慣れないうちはスラッシュは多くなるはずです。

 

しかし、練習するうちにより多くの範囲を1つのまとまりとして理解できるようになるので、スラッシュは少なくなっていきます。

そして最終的には、スラッシュを入れずとも英文を前から理解できるようになります。

オーバーラッピング

オーバーラッピングは、スクリプト(音声の書き起こし)を見ながら音声を流し、音声に重ねるように発音する練習法です。

  • リスニング音声のスピードに慣れる
  • 正しい発音がわかる

といった効果があります。

 

オーバーラッピングの手順は以下です。

  1. リスニング教材・素材を選ぶ
  2. 一度全文を聞いてみる
  3. スクリプトを確認する
  4. 音声を聞きながらスクリプトを黙読する
  5. スクリプトを見ながら音声と同時に発声する

リスニング教材・素材は難しすぎないモノを選びましょう。

おすすめの教材はTOEIC公式問題集のPart1・2、慣れてきたらPart3やPart4の長文でオーバーラッピングしていきましょう。

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国際ビジネスコミュニケーション協会

ディクテーション

ディクテーションは、聞こえた音声を書き取る練習法です。

  • リスニング音声のスピードについていけるようになる
  • 音の連結を判別できるようになる

という効果があります。

 

ディクテーションは以下の手順で進めます。

  1. 全文を聞く
  2. 音声を1文ごとに区切って止めながら書き取る(書き取れるまで音声は何度再生し直してもOK)
  3. 再度全文を聞いて、意味を意識しながら書き取った内容をチェック
  4. スクリプトを見て間違いがないかチェック
  5. 間違いがあった場合は聞き取れるようになるまで聞き直す

教材には、TOEIC公式問題集のPart1・2の問題を使うのがおすすめ。

慣れてきたら、より難易度の高いPart3・4の問題を使いましょう。

Part5の文法問題を解く

ここからはリーディング対策です。

 

リーディングで最も安定して点数を取れるのはPart5の文法問題です。

600点未満の方は、まずはPart5でスコアを稼げるようになりましょう。

 

具体的な勉強法としては、とにかく問題を解いてください。

問題を解いて、問題のパターンを覚えてしまいましょう。

テン
おすすめの問題集は記事後半「おすすめ参考書・教材」で紹介します!

実践演習する

TOEICは問題の形式が特殊です。

また、試験時間はリスニング約45分リーディング75分、合計で約120分とかなり長いです。

 

形式に慣れるため、そして120分間集中できる体力を身につけるために、実践演習を繰り返しましょう。

 

実践演習にはTOEICの公式問題集を使うのがおすすめです。

 

本番と同様のプロセスで作られているので、問題の形式や難易度が本番に最も近くなっています。

そのうえ、リスニング音声の収録も本番と同様の公式スピーカーが担当しているので、限りなく実戦に近い形で演習できます。

テン
私もいろいろな問題集を使ってきましたが、最もスコアアップに直結したのは公式問題集だと実感しています。

TOEIC600点を取れるPart別正答数の目安

TOEIC600点を目指す場合、Part別の正答数の目安は以下のとおりです。

問題数正答数
Part16問4問
Part225問18問
Part339問22問
Part430問18問
Part530問21問
Part616問11問
Part754問30問

TOEIC600点を取るために重点的に対策すべきパート

TOEIC600点を取るために優先して対策すべきパートは以下です。

  • Part1
  • Part2
  • Part5
  • Part6

リスニングはPart1・Part2

Part1・Part2は読まれる英文が短く、Part3・Part4より簡単です。

よって、まずはPart1・Part2で確実に点数を稼げるようになりましょう。

リーディングはPart5・Part6

Part5・Part6は穴埋め問題です。

Part7の長文問題より英文が短くシンプルで簡単なので、重点的に対策しましょう。

 

Part5・Part6で安定して8割以上取れるようになると、600点にグッと近づけます。

テン
各パートの勉強法については「TOEIC全パート攻略法+テクニック」をご覧ください。

最短でTOEIC600点を取るためのコツ

短期間でTOEIC600点を取るために、以下を実践しましょう。

  • 英語に触れる時間を増やす
  • スキマ時間を活用する
  • 定期的に自分の実力を把握する

英語に触れる時間を増やす

  • 英語の本を読む
  • 英語のニュースを聞く
  • 映画・ドラマを英語字幕・音声で視聴してみる
  • 英語で日記を書く

というように、まずは普段から英語に触れることを意識づけましょう。

 

  1. 1週間のうち1日だけ7時間英語に触れる
  2. 1週間毎日1時間ずつ英語に触れる

①と②は「1週間のうち英語の触れた時間が7時間」という点では同じです。

しかし、②の方が英語力が格段にアップしていきます。

スキマ時間を活用する

仕事や学業で忙しく、まとまった時間を確保できない方は多いでしょう。

その場合はスキマ時間を積極的に活用していきましょう。

 

  • 通勤・通学の移動時間
  • 休憩時間

など、日々の生活を見直すと、勉強に有効活用できそうなスキマ時間はたくさん見つかるはずです。

1日30分でもスキマ時間に勉強できれば、1ヶ月で15時間もの勉強時間になります。

 

スキマ時間の勉強には、先ほど紹介したスタディサプリ ENGLISH TOEICテスト対策を活用するのがおすすめです。

テン
スマホで気軽に、かつ本格的にTOEIC対策ができます。

定期的に自分の実力を把握する

定期的に公式問題集を解いて自分の実力を把握しましょう。

 

この作業を通じて「今やっている勉強法が効果的かどうか」を判断できます。

効果的(スコアが伸びている)であればそのまま続ければ良いですし、効果的(スコアが伸びていない)でないなら何か改善すべきところがあるはずです。

 

また、自分の苦手を見つけることができるのもポイントです。

弱点を克服するように勉強すれば、自ずとスコアはアップしていきます。

テン
また、苦手意識がなくなれば、モチベーションアップも期待できます。

 

  • 公式問題集を持っていない
  • 公式問題集を解く時間(2時間)を確保できない

という方は、代わりに「Santaアルク」というアプリを使うのがおすすめです。

 

 

無料で使えるうえ、たった12問のテストを受けるだけでスコア診断ができます。

しかも精度が95%と高いため、診断結果を信頼できるのもポイントです。

 

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TOEICで600点を取るのにかかる勉強時間

TOEIC600点を取るのにかかる勉強時間はスタートラインにより異なります。

  • TOEIC200点レベルの方:800時間以上
  • TOEIC300点レベルの方:600時間以上
  • TOEIC400点レベルの方:300〜400時間
  • TOEIC500点レベルの方:100〜200時間

ただし、これはあくまで目安です。

今回解説した勉強法を実践すれば、これよりはるかに短い時間で600点に到達できます。

TOEIC600点を取るためにおすすめの参考書・教材

ここからはTOEIC600点以上を取るためにおすすめの参考書や教材を紹介します!

TOEIC全パート別攻略法


4ヶ月でTOEIC975点を取った私のTOEIC研究をすべて詰め込んでいる記事です。

  • 問題の傾向・形式
  • スコア別の目標解答時間
  • 各Partの勉強法
  • 解答スピードと正答率を同時に上げる問題の解き方とテクニック
  • スコアアップのコツ
  • 中学レベル+目標スコア別の英単語帳
  • TOEIC英文法解説pdf
  • Part5英文法問題集
  • TOEIC勉強ルーティーン
  • 学習継続のコツ

など、とにかく内容を充実させました。

テン
これと公式問題集さえあれば700点は突破できます。ぜひご覧ください!

 

とはいえ市販のTOEIC教材を使いたい方もいますよね。

ということでここからは市販のおすすめTOEIC教材を紹介します。

TOEIC 出る単特急 金のフレーズ

TOEIC600点以上を取るのに必要な英単語が1000語掲載されている英単語帳です。

以下のように英単語がレベル分けされており、目標スコアに合わせて頻出英単語を学べます。

  1. 600点レベル(400単語)
  2. 730点レベル(300単語)
  3. 860点レベル(200単語)
  4. 990点レベル(100単語)

600点を狙うなら、600点レベルまでの英単語は確実に覚えてください。

さらに730点レベルの英単語まで覚えられると、驚くほど英文が聞き取りやすく・読みやすくなります。

TOEIC 文法問題 でる1000問

TOEICのPart5の文法問題が1049問掲載されている問題集です。

 

とにかく網羅性が高いのが特徴。

Part5の文法問題の正答率と解答スピードを上げるために使ってほしい問題集です。

TOEIC公式問題集

created by Rinker
国際ビジネスコミュニケーション協会

本記事ではすでに何度も登場していますが、TOEICの実践演習をするのに特におすすめしたい問題集です。

テン
私もいろんな問題集を使ってきましたが、個人的には公式問題集が一番スコアアップに直結すると感じています。

 

「公式」というだけあって本番に近い難易度・形式の問題が掲載されています。

そのうえ、本番と同様のスピーカーがリスニング音声の収録を担当しているので、限りなく実践に近い形で問題演習できます。

 

現在、冊子・バージョンは1〜10まであり、10が最新です。

問題集としては価格が少し高いですが、本気でTOEICを勉強するなら最低1冊は持っておきたい問題集です。

TOEICで600点を取るためにおすすめのTOEIC学習ツール

ここからはTOEICの勉強効率を上げてくれる学習ツールを紹介します。

短期間でスコアを伸ばしたい方は、積極的に利用しましょう。

Santaアルク

Santa

 

SantaアルクはTOEIC対策をするなら必須級のアプリです。

Santaアルクがおすすめな理由は3つあります。

  1. 無料のレベルテストでスコアを診断できる
  2. AIがひとりひとりに合わせた学習カリキュラムを提案してくれる
  3. 無料プランでも講義・模試(30問)を受けられる

特に注目してほしいのが「①無料のレベルテストでスコアを診断できる」ことです。


たった12問のテストを受けるだけでスコア診断ができるので、定期的に自分のスコアを把握するのに非常に役立ちます。

しかも精度が95%と高いため、診断結果を信頼できるのもポイントです。

 

Santaアルクは、TOEICの勉強をするなら必ず使いたいアプリです。

 

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スタディサプリENGLISH TOEICテスト対策


スタディサプリ ENGLISH TOEICテスト対策は、本格的なTOEIC対策ができる学習ツールです。

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  1. 20回分の実践問題を解ける
  2. 約580本に及ぶ関先生の英語講義でゼロからTOEIC対策ができる
  3. AIが「今解くべき問題を出題&苦手な部分を発見」してくれるので効率的に学習できる

スタディサプリ ENGLISH TOEICテスト対策は、本気でTOEIC対策するなら絶対に使うべき学習ツールです。

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目標スコア別の勉強法と目安の勉強時間

ここからは600点から目標とするスコアに上げるための勉強法と目安の勉強時間を解説します。

600点から700点

700点となると、一般的な企業であれば高い評価を得られるので、有利に就活・転職を進められるでしょう。

昇進・昇格の際にも英語力を高く評価してもらえます。

 

600点から700点に上げるためには、今まで紹介してきた勉強法に加えて、以下を実践しましょう。

  • シャドーイング
  • スピードを意識して文法問題を解く

600点から700点にスコアを伸ばすための目安の勉強時間は約100〜200時間です。

600点から800点

800点ともなると、外資系企業など国際系の企業・業界・業種に就活・転職するチャンスがあります。

 

600点から800点に上げるためには、今まで紹介してきた勉強法に加えて、以下を実践しましょう。

600点から800点にスコアを伸ばすための目安の勉強時間は約300〜400時間です。

600点から900点

900点はトップ層のスコアです。

国際系の企業・業界・業種への就活・転職でも、自信を持って英語力をアピールできるでしょう。

 

600点から900点に上げるためには、今まで解説してきた勉強法を、さらに負荷をかけて実践することが重要です。

たとえば以下のように。

  • ディクテーションを1.2〜1.6倍速で行う
  • Part5の文法問題を1問10秒以内に解く
  • 実践演習で出てきたわからない英単語を完璧に覚える

600点から900点にスコアを伸ばすための目安の勉強時間は約500〜700時間です。

まとめ

TOEIC600点を取るための勉強法とおすすめ参考書・教材、そして600点からさらにスコアをアップさせる勉強法を解説しました。

 

TOEICは勉強のやり方がとても大切です。

勉強のやり方を間違えてしまうと、驚くほどスコアがアップしません。

 

今回解説した勉強法を実践して、ぐんぐんスコアを伸ばしていきましょう!

 

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TOEICの攻略法を徹底的に解説した記事です。僕のTOEIC研究の全てを詰め込みました。効率的にスコアをアップさせたい人は必ずご覧ください。