TOEIC400点が取れない6つの原因と勉強法を975点が徹底解説

今回はTOEIC400点が取れない方向けに、400点を取るための勉強法を解説します。

 

勉強しているのに400点を取れない場合、何か必ず原因があります。

原因を特定し適切に対処すれば必ず400点は取れるので、ぜひご覧ください!

本記事の信頼性
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495、リーディング480)です!(大学3年時取得)
TOEICスコア リスニング495 リーディング475 計975

TOEIC400点が取れない6つの原因

まずはTOEIC400点が取れない原因を解説します。

TOEICについての知識が不足しているから

学校の定期テストを対策するとき、何から始めますか?

まずはテスト範囲を確認しますよね。

 

このように「敵を知ること」は試験勉強をする際はとても重要です。

 

TOEICでも同様です。

TOEICについての知識が不足していれば、適切な対策方法が見えてきません。

テン
まずはTOEICについて知ることが重要です。

語彙力が不足しているから

英単語は英語の基礎です。

 

覚えている英単語が少なければ、リーディング・リスニングの精度が落ちます。

また、英文を読んで理解する/聞いて理解するスピードが落ちます。

 

よって、全体のスコアはガクッと下がります。

400点を取るには、中学レベルの基本英単語をしっかり覚えることが必要です。

英文法の理解度が低いから

英単語と並んで重要な英語の基礎となるのが英文法です。

 

英文法の理解度が低ければ、リスニングの聞き取りの精度が落ちるので、正答率が下がります。

リーディングについても、英文を読むスピードと読解の精度が落ちるので、全体のスコアがガクッと落ち込みます。

テン
さらに、TOEICのリーディングセクションには英文法問題が多数出題されるので、確実に理解することが大切です。

 

「勉強しているのに400点を取れない」と感じるなら、英語の基礎である英単語と英文法の学習が足りていない場合が多いです。

問題演習をしていないから

ここまで解説したように、英単語と英文法の学習はTOEICのスコアを伸ばすために必須です。

しかし、英単語や英文法をただインプットするだけでは、なかなかスコアは伸びません。

 

問題演習を通じてアウトプットすることが重要です。

アウトプットすることで、インプットした知識を素早く思い出せるようになります。

根本的なリスニング力が不足しているから

TOEICはリスニングの方がハイスコアを取りやすいです。(実際、リスニングの平均点はリーディングの平均点より50点ほど高い。)

逆に言えば、リスニングが極端にできなければ、300点から400点へとスコアを伸ばすのは厳しくなります。

 

ここまで解説してきた語彙力や文法の理解度は、当然リスニングのスコアに影響します。

しかし、語彙力がしっかり身につき、文法をしっかり理解していたとしても、根本的なリスニング力が低ければリスニングのスコアはなかなか伸びません。

テン
根本的なリスニング力を伸ばす練習をすることが重要です。

勉強量が足りていないから

最後に、単純の勉強量が足りていないことが原因になっている場合もあります。

 

TOEICのスコアを100点アップさせるには200〜300時間程度の勉強時間が必要だと言われています。

よって、少し勉強を頑張った程度ではなかなかスコアアップに結びつきません。

 

仕事や学業で忙しくまとまった時間を確保できないなら、アプリ等を用いて通勤通学や待ち時間などのスキマ時間を活用することが重要です。

TOEIC400点が取れない方向けの勉強法

さて、ここからはTOEIC400点を取るための勉強法を解説します。

TOEICについて知る

TOEICにはリスニングセクション(Part1〜4)とリーディングセクション(Part5〜7)があります。

Part1写真描写問題
Part2応答問題
Part3会話問題
Part4説明文問題
Part5短文穴埋め問題
Part6長文穴埋め問題
Part7長文読解問題

それぞれのPartで、問題の特徴・傾向や対策方法は大きく異なります。

まずはその違いを知りましょう。

テン
これはTOEIC対策を始めたら真っ先にやるべきことです。これをやるかどうかで、今後のTOEIC学習の効率は驚くほど変わってきます。

 

TOEIC全パート攻略法+テクニック(単語帳・問題集付き)」で詳しく解説しているので、必ずご覧ください。

語彙力を強化する

TOEIC400点を取るためには、まずはしっかり中学レベルの基本英単語を覚えることが重要です。

中学レベルの基本英単語はどんな英文にも頻出なので、覚えなければ英文は絶対に読めないし聞けません。

テン
英単語帳を使って、しっかり覚えていきましょう。おすすめの英単語帳は記事後半「おすすめの参考書・教材」で紹介してます。

 

また、英単語を覚えるコツが4つあります。

  1. 発音する
  2. 反復する(1度に多くの英単語に目を通すことを繰り返す)
  3. 毎日寝る前に暗記する
  4. 1冊しっかり覚える

これをやるだけで英単語の暗記効率はグッと向上します。

英文法を勉強する

英文法を学ぶなら、「スタディサプリ ENGLISH TOEICテスト対策」が圧倒的におすすめです。

その理由は3つあります。

  1. TOEICに必要な文法知識をゼロから授業動画で学べる
  2. 関先生が授業を担当しているからとにかくわかりやすい
  3. スマホで動画を視聴できるから通勤通学などスキマ時間に勉強できる
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英文法を勉強するのにこれ以上の教材はありません。

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毎日英語を聞く

毎日英語を聞くことを習慣づけましょう。

英語を聞く目的は2つあります。

  1. 英語を聞くことに対する抵抗感を無くす
  2. 英語を聞く集中力を身につける

 

おすすめのリスニング教材はYouTubeです。

 

YouTubeで「リスニング 聞き流し」と検索すれば、簡単なモノから難しいモノまで、さまざまなレベルのリスニング音声が出てきます。

いろいろ視聴してみて「これならストレスなく聞けそうだ」と感じた教材を選びましょう。

毎日英語を読む

毎日英語を聞くことを習慣づけましょう。

英語を聞く目的は2つあります。

  1. 英語を読むことに対する抵抗感を無くす
  2. 英語を読む集中力を身につける

 

おすすめのリーディング教材は「ハイパー英語教室 中学英語長文」です。

オーバーラッピング

オーバーラッピングは、スクリプト(音声の書き起こし)を見ながら音声を流し、音声に重ねるように発音する練習法です。

  • リスニング音声のスピードに慣れる
  • 正しい発音がわかる

といった効果があります。

 

オーバーラッピングの手順は以下です。

  1. リスニング教材・素材を選ぶ
  2. 一度全文を聞いてみる
  3. スクリプトを確認する
  4. 音声を聞きながらスクリプトを黙読する
  5. スクリプトを見ながら音声と同時に発声する

リスニング教材・素材は難しすぎないモノを選びましょう。

おすすめの教材はTOEIC公式問題集のPart1・2、慣れてきたらPart3やPart4の長文でオーバーラッピングしていきましょう。

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国際ビジネスコミュニケーション協会

ディクテーション

ディクテーションは、聞こえた音声を書き取る練習法です。

  • リスニング音声のスピードについていけるようになる
  • 音の連結を判別できるようになる

という効果があります。

 

ディクテーションは以下の手順で進めます。

  1. 全文を聞く
  2. 音声を1文ごとに区切って止めながら書き取る(書き取れるまで音声は何度再生し直してもOK)
  3. 再度全文を聞いて、意味を意識しながら書き取った内容をチェック
  4. スクリプトを見て間違いがないかチェック
  5. 間違いがあった場合は聞き取れるようになるまで聞き直す

実践演習する

TOEICは問題の形式が特殊です。

また、試験時間はリスニング約45分リーディング75分、合計で約120分とかなり長いです。

 

形式に慣れるため、そして120分間集中できる体力を身につけるために、実践演習を繰り返しましょう。

テン
実践演習には、先ほどから何度も紹介したTOEICの公式問題集を使うのがおすすめです。

 

実践演習する際は基本的に時間を測らないでOKです。

時間を測って焦って解くよりも、辞書やインターネットを用いてじっくり時間をかけて解いた方が演習の効果が高まります。

スキマ時間を活用する

仕事や学業で忙しく、まとまった時間を確保できない方は多いでしょう。

その場合はスキマ時間を積極的に活用していきましょう。

 

  • 通勤・通学の移動時間
  • 休憩時間

など、日々の生活を見直すと、勉強に有効活用できそうなスキマ時間はたくさん見つかるはずです。

1日30分でもスキマ時間に勉強できれば、1ヶ月で15時間もの勉強時間になります。

 

スキマ時間の勉強には、先ほど紹介したスタディサプリ ENGLISH TOEICテスト対策を活用するのがおすすめです。

いつでもどこからでも、スマホで気軽に英単語・英文法学習やディクテーションができます。

テン
ほかにも、AIによる苦手診断ができたり、20回分の実践問題が解けたりと、総合的なTOEIC対策ができます。

 

無料体験もできるので、ぜひ活用してください!

 

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TOEIC400点が取れない方におすすめの参考書・教材

ここからはTOEIC400点を取るために参考書・教材を紹介します!

TOEIC全パート別攻略法


4ヶ月でTOEIC975点を取った私のTOEIC研究をすべて詰め込んでいる記事です。

  • 問題の傾向・形式
  • スコア別の目標解答時間
  • 各Partの勉強法
  • 解答スピードと正答率を同時に上げる問題の解き方とテクニック
  • スコアアップのコツ

など、「これさえ読めばTOEICのことがバッチリ理解できる!」と自信を持って言えるほど内容が充実しています。

さらに、中学レベル+目標スコア別の英単語帳やTOEIC英文法解説pdf、リーディングセクションPart5の文法問題集なんかも付いています。

テン
ぶっちゃけ、これさえあれば400点は突破できます!

TOEIC公式問題集

created by Rinker
国際ビジネスコミュニケーション協会

TOEICの実践演習をするのに特におすすめしたい問題集です。

テン
私もいろんな問題集を使ってきましたが、個人的には公式問題集が一番スコアアップに直結すると感じています。

 

「公式」というだけあって本番に近い難易度・形式の問題が掲載されています。

そのうえ、本番と同様のスピーカーがリスニング音声の収録を担当しているので、限りなく実践に近い形で問題演習できます。

 

現在、冊子・バージョンは1〜10まであり、10が最新です。

問題集としては価格が少し高いですが、本気でTOEICを勉強するなら最低1冊は持っておきたい問題集です。

まとめ

TOEIC400点が取れない原因は6つ考えられます。

  1. TOEICについての知識が不足しているから
  2. 語彙力が不足しているから
  3. 英文法の理解度が低いから
  4. 問題演習をしていないから
  5. 根本的なリスニング力が不足しているから
  6. 勉強量が足りていないから

原因を特定し適切に対処すれば、TOEIC400点は必ず取れます。

今回解説した対処法を実践して、どんどんスコアを伸ばしていきましょう!

 

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