「就活・転職のためにTOEIC600点が欲しいけど、英語が苦手で全くできない」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。
英語が全くできない状態からTOEICのスコアを伸ばすには、勉強のやり方が重要です。
言い換えれば、やり方を間違えると驚くほどスコアは伸びません。
ということで今回は、英語が全くできない方がTOEIC600点以上を取るための勉強法とおすすめ参考書を解説します!
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495点、リーディング480点)です!
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TOEICとは
TOEICは「国際ビジネスコミュニケーション協会」が実施する英語を母語としない方を対象にした試験です。
主に「ビジネスシーンを想定した英語力」の測定を目的としており、5種類の試験があります。
- TOEIC®️ Listening & Reading Test
- TOEIC®︎ Speaking & Writing Tests
- TOEIC®︎ Speaking Test
- TOEIC®︎ Bridge Listening & Reading Tests
- TOEIC®︎ Bridge Speaking & Writing Tests
最も一般的で認知度が高く、大学受験等で記載が求められることが多いのは「Listening & Reading Test」です。
TOEICを受験するメリット
TOEICを受験する主なメリットは4つあります。
- 就職活動・転職活動を有利に進められる
- 昇進・昇格や海外出張・海外赴任のチャンスを得られる
- 年収がアップする
- ほかの英語資格と比べて対策しやすい
就職活動・転職活動を有利に進められる
TOEIC活用状況と求められるスコア
上図から、新卒採用でTOEICスコアを「要件にしている」「参考にしている」「新たに要件・参考とする可能性がある」と回答した企業が半数以上を占めることがわかります。
また、60%以上の企業が、中途採用においてTOEICスコアを「要件にしている」「参考にしている」「新たに要件・参考とする可能性がある」と回答しています。
よって、TOEICで一定以上のスコアを取れば、就職活動や転職活動を有利に進められます。
昇進・昇格や海外出張・海外赴任のチャンスを得られる
TOEIC活用状況と求められるスコア
上図から、 昇進や昇格の評価にTOEICスコアを活用している企業が一定数あることがわかります。
また、海外出張や海外赴任の選抜にTOEICスコアを活用している企業も多いようです。
年収がアップする
- 就職や転職を有利に進められる
- 昇進・昇格や海外出張・海外赴任のチャンスが増える
以上の結果として、年収がアップするでしょう。
実際、dodaによると、TOEICスコアと年収の相関関係は以下のとおりです。
TOEICスコア | 平均年収 |
スコアなし | 379万円 |
300点未満 | 374万円 |
300点台 | 419万円 |
400点台 | 434万円 |
500点台 | 437万円 |
600点台 | 436万円 |
700点台 | 459万円 |
800点台 | 487万円 |
900点台 | 534万円 |
たとえば、TOEICスコアなしと800点台では100万円以上の差がついています。
ほかの英語資格と比べて対策しやすい
最も一般的で広く活用されている「TOEIC Listening and Reading Test」は、その名の通りリスニングとリーディングのテストです。
よって、ライティングやスピーキングの対策は必要ありません。
一方、TOEICと同様に日本で広く活用されている英検や、TOEFL・IELTSでは、英語4技能の能力を総合的に測ります。
つまり、リスニング・リーディングだけでなく、ライティング・スピーキングの対策が必要になります。
したがって、TOEICは他の英語資格と比較して、対策しやすいと言えます。
また、TOEICは開催頻度が高く、受験料も比較的リーズナブルです。
よって、気軽に受験できるのもポイントです。
英語が苦手で全くできない人が目指すべきTOEICスコア
英語が全くできない方が最初に目指すべきスコアは600点以上です。
その理由は、TOEIC公開テストの平均点が608点だからです。
TOEIC活用状況と求められるスコア
実際、先ほども掲載した画像によると、新卒採用では545点、中途採用では620点のスコアが平均的に求められています。
このことから、おおむね600点が1つの基準になっていると考えて良いでしょう。
600点を取った後は、必要に応じてさらに高いスコアを目指していきましょう。
たとえば700点だと平均スコアより100点近く高いため、一般的な企業への就職・転職では「英語力が高い」という評価になるでしょう。
また、800点以上のハイスコアともなると、外資系企業など英語を業務で使う企業にも応募できるレベルです。
英語が苦手で全くできない人のTOEIC勉強法
さて、ここからは英語が全くできない人がTOEICのスコアをぐんぐん伸ばす勉強法を解説します!
英単語を覚える
まずやるべきことは英単語を覚えることです。
英単語がわからなければ、英文は読めないし聞けません。
また、これから解説する勉強法の効果も低くなります。
英語が苦手で全くできない人は、単語は以下の2ステップで勉強していきましょう。
- 中学レベルの英単語を覚える
- TOEIC頻出の英単語を覚える
まずは中学レベルの英単語を覚えましょう。
中学レベルの英単語はどんな英文にも頻出です。中学レベルの英単語を覚えていない状態で難しい英単語を覚えても、結局英文は読めないし、聞けません。
続いて、TOEIC特化の英単語帳を使って、TOEIC頻出の英単語を覚えましょう。
大学受験や英検の単語帳を使うと「大学受験・英検には出るけどTOEICには出ない英単語」まで覚えることになります。単語学習の効率が落ちるので、やめた方が良いです。
英文法を勉強する
TOEICにおいて、英文法を勉強する目的は3つです。
- リスニングで英文を正確に聞き取れるようになること
- リーディングで英文を素早く正確に読むこと
- 文法問題を素早く正確に解くこと
英単語と並んで、英文法は英語の基礎となるのでしっかり勉強していきましょう。
英文法を勉強するときは、インプットとアウトプットのバランスが大切です。
インプットだけだと英文法の理解は深まりきりません。
アウトプットすることで、英文法をしっかり理解できます。また、問題を解くときにすぐ必要な英文法の知識を思い出しやすくなります。
簡単な長文問題を解く
英単語と英文法をある程度勉強できたら、簡単な長文問題をいくつか解きましょう。
なぜこんなことをするのかというと、いきなりTOEICの問題を解くと難しくて挫折する可能性があるからです。
問題を解き終わったら、復習として以下の3点を行なってください。
- 文中の英単語・英文法を調べて覚える
- 音読する
- 音声を使ってオーバーラッピングする
③のオーバーラッピングというのは、英文を見ながら、音声に重ねるように発声するリスニング練習法です。
- リスニング音声のスピードに慣れる
- 英語の音を判別できるようになる
といった効果があります。
まずはPart1・2・5・6を対策する
TOEICにはPart1〜7までありますが、Partごとに難易度は大きく変わります。
簡単なのはPart1・2・5・6、難しいのはPart3・4・7です。
よって、まずは簡単なPart1・2・5・6を重点的に対策しましょう。
実践演習する
TOEICは形式が特殊な試験です。また、試験時間が合計約120分と長いです。
よって、実践演習を通じて
- 形式に慣れること
- 時間配分の感覚を身につけること
- 120分間集中する体力を身につけること
が重要です。
最初は試験時間を測らないでOKです。辞書やインターネットを活用しながら、1つ1つの問題にじっくり向き合ってください。c
また、実践演習が終わった後は、以下4点を意識しながらじっくり復習してください。
- わからなかった英単語を調べてノートにまとめておく(ノートは定期的に見直す)
- わからなかった文法事項を調べて理解する
- リスニングで聞き取れなかった部分の音声を聞き取れるようになるまで繰り返し聞き直す
- リーディングで解き終わらなかった問題を解き直す
英語が苦手で全くできない人におすすめのTOEIC参考書・教材
ここからは英語が全くできない方におすすめのTOEIC参考書・教材を紹介します。
ターゲット中学英単語1800
どんな英文にも頻出の中学英単語を「英文に出る順」で覚えられる英単語帳です。
前から順番に覚えるだけで、どんどん英文を読む/聞く力が身につきます。
TOEIC 出る単特急 銀のフレーズ
TOEICの定番単語帳です。書店のTOEICコーナーに行くと、必ずと言っていいほど一番目に入るところに置かれています。
銀フレには、以下のTOEIC頻出の1000単語が掲載されています。
- 基礎の400語:TOEIC300点レベル
- 頻出の300語:TOEIC400点レベル
- 必須の200語:TOEIC500点レベル
- 発展の100語:TOEIC600点レベル
どの英単語もTOEICにはよく出るので、なるべく覚えてください。
大岩のいちばんはじめの英文法
中学レベルの基礎から英文法を勉強できる参考書です。これ1冊あれば、TOEICに出る英文法の大部分はカバーできます。
英語長文レベル別問題集
大学受験の英語の長文問題が載っている問題集です。
レベルが1〜6に分かれており、今の自分のレベルに合わせて問題を解けるのが魅力です。
英単語・英文法を勉強していきなりTOEICの問題を解くと、難しくて挫折する可能性があります。
挫折の可能性を極力減らすために、英語長文レベル別問題集で簡単な問題を解いて「英語ができる!」という自信を身につけつつ、着実にレベルアップしていきましょう。
TOEIC公式問題集
TOEICの実践演習をするのに特におすすめしたい問題集です。
「公式」というだけあって本番に近い難易度・形式の問題が掲載されています。
そのうえ、本番と同様のスピーカーがリスニング音声の収録を担当しているので、限りなく実践に近い形で問題演習できます。
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まとめ
英語が全くできない方向けに、TOEICの効率的な勉強法とおすすめの参考書を解説しました。
- 英単語を覚える
- 英文法を勉強する
- 簡単な長文問題を解く
- Part1・2・5・6を対策する
- 実践演習する
TOEICは勉強のやり方がとても重要です。やり方を間違えると、驚くほどスコアが伸びません。
TOEICは「国際ビジネスコミュニケーション協会」が実施する英語を母語としない方を対象にした試験です。就職活動や転職活動など、さまざまな場面で活用されています。 では、どれくらいのスコアを取れば「すごい!」[…]