まず結論ですが、TOEIC545点は公開テスト受験者の上位65.7%(偏差値45.9)のスコアです。大学受験の偏差値に換算すると「大東亜帝国」レベル。ただしIPテストでは上位37.8%(偏差値52.9)で、大学生の平均(470点)を75点上回っています。
- 「TOEIC545点って、実際どのくらいのレベルなの?」
- 「大学で言うとどのくらいの位置?」
- 「就活や転職で使えるスコアなの?」
こういった疑問を持っている方は多いと思います。
結論から言うと、545点は「新卒採用の平均基準(545点)をクリアしたスコア。ただし600点を超えれば、就活でも転職でも一気に評価が変わる」というスコアです。最低限の基準はクリアしていますが、ここで満足せず600点を目指すことが重要です。
また、IPテストの偏差値で見ると52.9。つまり日本の大学生・社会人全体の上位4割に位置しています。
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495、リーディング480)です!

TOEIC545点のレベル
結論:TOEIC545点は公開テストでは上位65.7%(偏差値45.9)、IPテストでは上位37.8%(偏差値52.9)のスコアです。新卒基準(545点)をちょうど満たし、大学生のIPテスト平均(470点)を75点上回っています。
上位65.7%・偏差値45.9で、大学受験なら「大東亜帝国」レベル
IIBCの最新データ「TOEIC Program DATA & ANALYSIS」をもとに算出すると、TOEIC545点は公開テスト受験者(735,425人)の上位65.7%に位置します。
公開テストの平均は615点で、545点は平均より70点低いスコアです。偏差値で表すと45.9になります。
大学受験の偏差値に換算すると、およそ「大東亜帝国」(大東文化大学・東海大学・亜細亜大学・帝京大学・国士舘大学)レベルに相当します。
上位%・偏差値の算出方法(下のIPテストも同様の方法で算出してます)
公開テスト595点以上は406,808人、545〜590点区間は76,039人です。この区間には10スコア(545〜590点)が含まれるため、1/10して、1スコアあたり約7,604人と仮定します。
545以上 = 406,808 + 7,604×10 = 482,848人 → 482,848 ÷ 735,425 = 65.7%
偏差値 = 50 + 10 ×(スコア − 615)÷ 170(公開テスト基準)
ただし、公開テストは一般受験。受験者層は「自発的にTOEICを受けに来た、しっかり対策してきた人たち」が主です。
実は公開テストの他にIPテストという試験方式もあります。
これは大学・企業など組織で団体受験しているテストで、「強制的に受けさせられた」という受験者層が多くなります。
IPテストでは上位37.8%・偏差値52.9——大学4年生の平均と同じ
IPテスト(大学や企業の団体受験・1,041,495人)で見ると、545点の位置づけは大きく変わります。
上位37.8%で、偏差値52.9。つまり、受験者全体の上位4割に入っています。
大学生のIPテストデータと比較してみましょう。
| 区分 | 平均スコア | 545点との差 |
|---|---|---|
| 大学全体 | 470点 | +75点 |
| 大学1年生 | 453点 | +92点 |
| 初受験の大学生 | 442点 | +103点 |
| 大学4年生 | 545点 | ±0(同じ) |
出典:TOEIC Program DATA & ANALYSIS
大学4年生の平均(545点)と同じスコアで、就活の新卒基準をちょうどクリアしています。
545点は、大学全体の平均(470点)を75点上回り、大学1年生(453点)・初受験(442点)もすでに大きく超えています。
ここから600点を超えれば、就活でもかなり強い武器として機能するスコアになります。
正答率は約59%
TOEIC545点のL/R内訳は、リスニング(L)300点前後・リーディング(R)245点前後が目安です。
正答率で言うと約59%。200問中約118問を正解している計算です。
半分以上を着実に正解できている状態で、基礎力は確実にあります。
ここから正答率を60%(600点相当)に引き上げるには、あと2問ほど正解を増やすだけです。
リスニングは3段階中の真ん中レベル
Score Descriptor Tableによると、リスニング300点は3段階中真ん中の評価です。
- 短い会話で語彙が難しくない場合は趣旨を推測できる
- 情報が繰り返されたり言い換えられたりすると長い会話も理解できる
- 間接的な応答や予測が難しい会話では理解が困難になる
リーディングは4段階中下から2番目のレベル
リーディング245点は4段階中下から2番目の評価です。
- 限られた長さの文章では簡単な推測ができる
- 文中と問題の表現が同じなら正答できる
- 言い換えがある場合は推測が困難
- 複雑な文法構造や難しい語彙の理解が難しい
公式5段階評価でCレベル(上から3番目)
公式の5段階評価「PROFICIENCY SCALE」によると、545点はCレベル(470〜725点)に該当します。
Cレベルは「日常生活のニーズを満たし、限定された範囲では業務上のコミュニケーションができる」レベルです。
- 通常会話であれば要点を理解し、応答にも支障はない
- 基本的な文法・構文は身についている
- 表現力の不足はあるが、自分の意思を伝える語彙は備えている
CEFRではB1入り口・英検2級相当
文部科学省の対照表(各資格・検定試験とCEFRの対照表)によると、545点はCEFR B1の入り口・英検2級相当です。

B1は「自立した言語使用者」の入り口。仕事や学校での日常的なやり取りに対応できるレベルとされています。
A2(400点台)から一段上がった段階です。
TOEIC545点は就活・転職で使える?
結論:545点は新卒基準(545点)をちょうど満たすスコアです。最低限の基準はクリアしていますが、600点を超えればさらに評価が上がります。
企業が求めるTOEICスコアの基準
英語活用実態調査(IIBC)によると、新卒採用の平均基準は545点、中途採用では620点です。

545点は新卒基準(545点)をちょうど満たしているスコアです。中途基準(620点)まではあと75点です。
545点は履歴書に書くべき?
新卒基準を満たしているため記載は問題ありません。ただし600点を超えれば選考でのインパクトが大きくなります。
目安として、スコア別の就活・転職での評価は以下のとおりです。
- 600点〜:履歴書に書いて「英語力がある」と評価される最低ライン
- 700点〜:外資系・商社など英語を使う業務でもアピール可能
- 800点〜:海外駐在・英語を主業務とするポジションで高評価
545点は新卒基準をクリアしており、履歴書への記載は問題ありません。ただし他の就活生と差をつけるには600点以上を目指すのがおすすめです。
何点から就職や転職の現場で「すごい」と言われるかについては「TOEICは何点からすごい?自慢できる?|大学生・社会人別に徹底解説」もご覧ください。
TOEIC545点からスコアを伸ばすには
結論:545点は基礎力が十分にある状態です。ここからは「正しい教材の組み合わせと学習順序」で600点の壁を効率よく突破できるかが勝負です。
まず正確な現在地を把握する
実は「545点」というスコア、上振れかもしれませんし、下振れかもしれません。
TOEICは過去の試験受験経験や当日の体調、問題との相性によって、結果のスコアが結構変わります。
また、試験を受けてからスコアが出るまで、時が経っている場合もあります。
仮にスコアが出るまで1〜2週間でも、試験日と比較すると、英語力・スコアっていうのは上にも下にも大きく変わっていきます。(勉強のやり方によって変わる)
ですので、最新の自分のスコアを把握することがとても重要です。
では、ブレの少ない方法で、かつ最新のスコアを楽に把握するにはどうすれば良いのか。
1つの方法は実践問題集で200問1セットを解くことですが、時間がかかりすぎますしあまりに大変です。しかも、450点〜550点と幅のあるスコアしか出てきません。
ですので、「Santaアルク」という無料アプリをイングルートでは推奨しています。
「Santaアルク」は12問に答えるだけでスコアを予測してくれる無料アプリです。
蓄積した大量のTOEICデータをAIを用いて分析した上で問題を出しているため、5〜10分程度で精度95%のスコア測定ができます。
イングルートで100人以上を指導してきた経験上、本番試験だと60〜80点くらいは平気でぶれるので、相当精度が高いです。今世の中にあるスコア測定方法の中では、ダントツの精度だと思います。あと、無料なことと、超短時間でスコア測定できるのも大きいです。
ですので、勉強を始める前に、まず「Santaアルク」で現在地を必ず確認してください。
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545点から600点に必要な勉強時間の目安
イングルートの見解では、TOEIC545点から600点到達に必要な勉強時間は30〜80時間です。
1日2時間なら1〜2ヶ月、1日1時間なら2〜3ヶ月が目安になります。
ただし、これはあくまで「正しい方向で勉強した場合」の目安です。教材選び・学習順序を間違えると、同じ時間をかけてもスコアが伸びないケースは珍しくありません。
545点からは「体系的な学習」ができるかどうかで差がつく
545点は英語の基礎ができている状態です。ここからはTOEIC特化の対策に集中する段階です。
ただし、この帯で一番やってしまいがちなのが「現状に満足して学習を止めてしまうこと」です。
TOEICの参考書はそれぞれ独立した本ですが、スコアを効率よく伸ばすには教材同士が補完し合う組み合わせで使う必要があります。
たとえば、単語帳・文法書・リスニング教材・問題集を「どの順番で」「どのレベルのものを」「いつ切り替えるか」。
この設計が適切にできているかどうかで、同じ勉強時間でもスコアの伸びがまったく変わります。
これが「体系的な学習」です。
問題は、545点の段階ではこの組み合わせを自力で判断するのが難しいということです。
TOEICの参考書はとんでもない数が出版されていて、その中から自分のスコア帯・弱点に合ったものを正しい組み合わせで選ぶのは、TOEIC経験が浅いほど無理があります。
結果として、ネットの「おすすめランキング」を信じて合わない教材を買い、途中で挫折して別の教材に手を出す。
いわゆる「参考書難民」に陥る人がめちゃくちゃ多いです。
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「じゃあ、どうすれば体系的に学習できるの?」と思いますよね。
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TOEIC545点に関するよくある質問
Q. TOEIC545点は就活で強みになる?
A:新卒基準(545点)をクリアしているため、最低限の基準は満たしています。
ただし他の就活生と差をつけるには600点以上を目指すのがおすすめです。600点を超えると「英語ができる人」として明確に評価されるようになります。
Q. TOEIC545点から600点にはどう勉強すればいい?
A:まずSantaアルクで正確なスコアを把握し、自分のレベルに合った教材で体系的に学習を進めましょう。
正しい手順なら1日2時間の勉強で1〜2ヶ月が目安です。545点から600点はあと55点。教材の組み合わせと学習順序を正しく設計できれば、十分に到達できる距離です。
まとめ
TOEIC545点のレベルを解説しました。
- 公開テスト受験者の上位65.7%(偏差値45.9)
- 大学受験の偏差値に換算すると「大東亜帝国」レベル
- IPテストでは上位37.8%(偏差値52.9)で大学生平均を大きく超えている
- 大学4年生の平均(545点)と同じスコア。就活の新卒基準をちょうどクリア
- 正答率は約59%。あと2問正解を増やせば600点相当
- リスニングは3段階中真ん中、リーディングは4段階中下から2番目
- 公式5段階評価でCレベル(上から3番目)
- CEFRではB1入り口・英検2級相当
- 新卒基準(545点)をちょうど満たしているが、600点超えでさらに評価が上がる
- 545点から600点到達に必要な勉強時間は30〜80時間
結論:TOEIC500点は公開テスト受験者全体の上位74.0%のスコアです。IPテストでは上位46.6%で日本全体のほぼ平均。決して高くはありませんが、600点に手が届く位置にいます。 「TOEIC500点って[…]
簡潔にまとめると、TOEIC540点は公開テスト受験者の上位66.6%(偏差値45.6)のスコアです。大学受験の偏差値に換算すると「大東亜帝国」レベル。ただしIPテストでは上位38.8%(偏差値52.6)で、大学生の平均(470点)を70点[…]
結論:TOEIC550点は公開テスト受験者全体の上位64.6%のスコアです。IPテストでは上位36.9%。そして何より、就活の新卒基準545点を超えたスコアです。600点まであと50点です。ここから一気に加速できる位置にいます。&nbs[…]
結論:TOEICは700点以上から「すごい」と言えます。公開テスト受験者の上位33.3%・偏差値55に相当し、就活・転職でも明確に高評価を得られるラインです。 「TOEICって何点から周りにすごいと思われるの?[…]






