「TOEIC 800点」と検索すると「TOEIC 800点 大したことない」という検索候補が出てきました。
確かに、「TOEIC 800点」は人により評価が大きく分かれます。
つまり、「すごい」と言う人もいれば、「大したことない」という人がいます。
しかし、一般的には「TOEIC 800点」とは間違いなくハイスコアです。
ということで今回は、TOEIC800点のすごさやTOEIC800点を取る勉強法を解説します!
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495点、リーディング480点)です!
![TOEICスコア リスニング495 リーディング475 計975](https://english-route.com/wp-content/uploads/2024/02/英語速読.png)
TOEIC800点のすごさを7つの視点から解説
さっそく、TOEIC800点のすごさを以下の7つの視点から解説します!
- 何問ミス以内か
- 上位何%か
- 偏差値はどれくらいか
- どんな大学の学生が取るスコアなのか
- 公式の英語力評価だとどれくらいのレベルか
- 公式のコミュニケーション力評価ではどれくらいのレベルか
- CEFRはどれくらいか
TOEIC800点は約36問ミス以内
上表は、TOEICリスニングとリーディングの素点とスコアの換算表です。
たとえば、リスニングの素点が81〜85点の間だったら、370点〜450点を取る可能性があるということです。
また、「TOEIC Program DATA & ANALYSIS」によると、過去3年間の受験者全体の平均スコアは以下です。
年度 | リスニング | リーディング | 合計点 |
2022 | 331 | 277 | 608 |
2021 | 331 | 279 | 611 |
2020 | 337 | 282 | 620 |
このデータから、リスニングとリーディングの平均点を比較すると、リスニングの方が50点ほど高いことがわかります。
よって、TOEIC800点の平均的な点数構成は、リスニング425点、リーディング375点と言えます。
リスニング425点を取るための正答率はおよそ83%、リーディング375点を取るための正答率はおよそ81%です。
よって、TOEIC800点を取るには、総合で約36問ミス以内に抑える必要があるでしょう。
TOEIC800点は全体の上位14.4%
2022年度のTOEIC公開テストスコア取得者の割合は以下の通りです。
(TOEIC Program DATA & ANALYSISより筆者作成)
よって、800点は上位9.1%〜15.9%の間だと考えられます。
ただ、このデータには1年に何度もTOEICを受験している人も含まれています。
そのような重複カウントを省くために、個別の試験の状況も確認してみましょう。
上表はTOEIC公式が発表している「第351回 平均スコア・スコア分布 詳細」から作成しました。
このデータから、以下が読み取れます。
- 点数が845点未満の人は全体の下位91.1%
- 点数が795点未満の人は全体の下位84.5%
よって、TOEIC800点は上位8.9%〜15.5%の間のスコアだと考えられます。
先ほどの数値(上位9.1%〜15.9%)と平均すると、TOEIC800点は上位9.0%〜15.7%となります。
TOEICのスコアは5点刻みなので、790点から840点までの点数の種類は以下の11通りです。
- 790点(上位15.7%)
- 795点
- 800点
- 805点
- 810点
- 815点
- 820点
- 825点
- 830点
- 835点
- 840点(上位9.0%)
それぞれのスコアに均等に受験者が分布しているとすれば、各スコア間の差は0.67%(=(15.7%-9.0%)/10)になります。
よって、800点は上位14.36%(=15.7%-0.67%×2)です。
TOEIC800点は偏差値61
全体の受験者のTOEIC公開テストの平均スコアは608点(2022年度)です。
過去の統計から、TOEICのスコアが17点アップすると偏差値が1上がる計算になります。
よって、TOEIC800点は偏差値61程度になります。
大学に換算すると、MARCHなどの難関私立大学や筑波大学などの難関国公立大学と同じくらいの偏差値になるようです。
TOEIC800点は英語力が高い大学/学部/学科レベル
マイベストプロ神戸によると、大学/学部/学科別のTOEIC平均点は以下です。
以上の大学には帰国子女など英語力が高い学生が多く在籍しています。
そして800点以上だと、早稲田大学や同志社女子大学の国際教養系学部・学科よりも高いです。
TOEIC800点は公式の英語力評価でリスニングはトップ&リーディングは上から2番目の評価
TOEIC800点の場合、リスニング425点前後、リーディング375点前後になるでしょう。
「Score Descriptor Table」によると、リスニングは375点〜495点が最高評価になり、以下の長所が認められます。
- 間接的な応答や予測が難しい会話でも文脈を理解できる
- 長い英文において幅広い語彙が使用されていても主旨を推測できる
- 構文が複雑だったり、難解な語彙が使われたり、情報が言い換えられたりしても詳細を理解できる
- 広い範囲の情報を関連づけることができる
また、リーディングは325点〜420点が上から2番目の評価になり、以下の長所が認められます。
- 文章の趣旨や目的、詳細を推測できる
- 言い換えがあっても事実に基づく情報を理解できる
- 語彙や文法が難しくても限られた範囲内の情報であれば関連づけられる
TOEIC800点は公式のコミュニケーション力評価で上から2番目
「PROFICIENCY SCALE」によると、TOEIC800点はA〜Eの5段階評価のうち、B評価(730点以上860点未満)に入ります。
B評価の詳細は以下の通りです。
- どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている
- 通常会話なら理解でき応答も素早くできる
- 特定分野の話題でも対応できる
- 業務上で大きな支障がない
- 正確さと流暢さには個人差があり、誤りがある場合もあるが意思疎通を妨げるほとではない
TOEIC800点はCEFR B2程度
CEFR(セファール)とは、外国語の習熟度や運用能力をはかる国際的な指標です。
- C2
- C1
- B2
- B1
- A2
- A1
の6段階評価で、C2が最も高いレベルです。
文部科学省の「各試験団体のデータによるCEFRとの対照表」によると、B2程度になります。
そしてBRITISH COUNCILの「CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)」によると、B2の評価は以下の通りです。
- 自立した言語使用者
- 抽象的・具体的な話題でも文章の主要な内容を理解できる
- お互いに緊張しないで普通にやり取りできる
- 幅広い話題について、明確で詳細な文章を作れる
TOEIC800点の難易度を他資格と比較
さて、ここからは上画像を参考にしながら、TOEIC800点の難易度を比較していきます。
TOEIC800点は英検準1級相当
英検は、公益財団法人日本英語協会が実施する英語4技能の検定試験で、TOEICと並んで日本では広く認知されています。
検定は7段階に分かれており、TOEICとは異なり合否(受かったか落ちたか)が判定されます。
- 英検1級(大学上級程度)
- 英検準1級(大学中級程度)
- 英検2級(高校卒業程度)
- 英検準2級(高校中級程度)
- 英検3級(中学卒業程度)
- 英検4級(中学中級程度)
- 英検5級(中学初級程度)
TOEICと英検は問題の形式が違うので完璧な換算ではありませんが、TOEIC800点は英検準1級に相当すると言われています。
英検準1級は大学中級程度です。
TOEIC800点はIELTS 5.5〜6.5
IELTSはイギリス、アメリカ、オーストラリアなどの140カ国以上の教育機関、国際機関、政府機関で採用されている世界的に認められた英語運用能力試験です。
4つのスキルごとに1から9まで0.5刻みで点数がつけられます。
また、4つのスキルを総合的に評価した「オーバーオールバンドスコア」も、同様に点数がつけられます。
TOEICとIELTSは問題の形式が違うので完璧な換算ではありませんが、TOEIC800点は「IELTS 5.5〜6.5」に相当すると言われています。
その中間の「IELTS 6」の評価は以下の通りです。(参考:idp IELTS)
- 有能なユーザー
- 不正確さ・不適切さ・誤解もあるが概ね効果的に英語を使いこなせる
- 特に慣れた状況下では、複雑な言葉遣いを使用・理解できる
TOEIC800点はTOEFL iBT 72〜94点
TOEFL iBTはアカデミックな英語力をはかる世界的に認められた英語能力測定試験です。
世界160カ国、12,500以上の大学・大学院等で活用されています。
スコアは4技能それぞれ0〜30点で評価され、合計の満点は120点です。
TOEICとTOEFL iBTは問題の形式が違うので完璧な換算ではありませんが、TOEIC800点は「TOEFL iBT 72〜94点」に相当すると言われています。
参考までに「TOEFL iBT Requirements of the Top 100 Universities in the United States」によると、アメリカのトップレベルの大学院に進学するためにはTOEFL80点〜100点が最低条件になっていることが多いです。
TOEIC800点を取得するメリット
さて、ここからはTOEIC800点を取得するメリットを解説します。
就職活動や転職活動を有利に進められる
(英語活用実態調査2019より引用)
上画像から、新卒採用では平均545点、中途採用では平均620点のスコアが要件・参考とされています。
TOEIC800点だとそれらより200点〜250点近く高いので、就活や転職の際にほかの候補者と英語力で差別化して選考を有利に進められるでしょう。
昇進・昇格や海外出張・海外赴任のチャンスを得られる
(英語活用実態調査2019より引用)
上図から、昇進・昇格の際には平均的に約500〜600点のスコアが要件・参考とされています。
また、海外出張や海外赴任の選抜の際には、平均的に600点以上のスコアが要件・参考とされています。
800点だとそれらのスコアより遥かに高いので、昇進・昇格や海外出張・海外赴任のチャンスが増えるでしょう。
年収がアップする
- 就職や転職を有利に進められる
- 昇進・昇格や海外出張・海外赴任のチャンスが増える
以上の結果として、年収がアップするでしょう。
実際、dodaによると、TOEICスコアと年収の相関関係は以下のとおりです。
TOEICスコア | 平均年収 |
スコアなし | 379万円 |
300点未満 | 374万円 |
300点台 | 419万円 |
400点台 | 434万円 |
500点台 | 437万円 |
600点台 | 436万円 |
700点台 | 459万円 |
800点台 | 487万円 |
900点台 | 534万円 |
TOEICスコアなしと800点台では、100万円以上の差がついています。
大学院入試で利用できる
大学院によっては、入試の際にTOEICスコアを利用できるところもあります。
800点以上は非常に高いスコアなので、足切りラインに引っかかることはほぼないでしょう。
むしろ、英語力で高評価を得られる可能性が高いです。
TOEIC800点を取るのにかかる勉強時間
TOEIC800点を取るのにかかる勉強時間はスタートラインにより異なります。
- 300点から800点:900時間以上
- 400点から800点:500〜700時間
- 500点から800点:500〜600時間
- 600点から800点:300〜400時間
- 700点から800点:100〜200時間
ただし、これはあくまで目安です。
これから解説する勉強法を丁寧に実践すれば、これよりはるかに短い時間で800点を取れます。
TOEIC800点を取るための勉強法
さて、ここからはTOEIC800点を取るための勉強法を解説します。
語彙力をつける
TOEICの英語は「ビジネスシーンを想定した英語」です。
大学受験や日常英会話とは異なる「TOEIC特有の英単語」が多く登場します。
よって、TOEIC特有の英単語を覚えることがスコアアップのために重要です。
TOEIC800点以上を取るために覚えるべき英単語の数は8000語程度です。
それだけの語彙力を身につけるには、以下を実践しましょう。
- TOEIC特化の英単語帳で英単語を覚える
- 問題演習で登場したわからない英単語を調べてノートにまとめて定期的に見直す
まず「金のフレーズ」など、TOEIC特化の英単語帳を1冊覚えるようにしましょう。
この作業を通じて、TOEICに頻出の英単語を覚えていきます。
さらに、「頻出ではないけど重要」な英単語をカバーするために、問題演習していてわからなかった英単語の意味を調べましょう。
そしてノートにまとめ、定期的に見直してください。
英単語を覚えるコツは3つあります。
- 発音する
- 反復する(1度に多くの英単語に目を通すことを繰り返す)
- 毎日寝る前に暗記する
これをやるだけで英単語の暗記効率はグッと向上します。
英文法を勉強する
英文法は軽視されがちですが、英単語と並んで重要な英語の基礎です。
英文法の理解度が低ければ、リスニングの聞き取りの精度が落ちます。
また、リーディングでは英文を読むスピードが落ちますし、英文を正しく捉えられなくなります。
さらに、TOEICのリーディングセクションには英文法問題が多数出題されるので、確実に理解することが大切です。
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その理由は4つあります。
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スラッシュリーディング
TOEICのスコアが伸び悩んでいる場合、英文を「返り読み」しているかもしれません。
返り読みというのは、英文を一度最後まで目を通した後、後ろから日本語に訳していくことです。
返り読みをしてしまうと、
- リーディングでは読解スピードが遅くなる
- リスニングは内容が理解できなくなる
など、たくさんの弊害が出てきます。
英文を返り読みしないで前から理解できるようにするために、スラッシュリーディングをしましょう。
スラッシュリーディングというのは意味のまとまりごとにスラッシュを入れる練習法です。
例えば、以下のように行います。
スラッシュの入れ方は1つではありません。
慣れないうちはスラッシュは多くなるはずです。
しかし、練習するうちにより多くの範囲を1つのまとまりとして理解できるようになるので、スラッシュは少なくなっていきます。
そして最終的には、スラッシュを入れずとも英文を前から理解できるようになります。
オーバーラッピング
オーバーラッピングは、スクリプト(音声の書き起こし)を見ながら音声を流し、音声に重ねるように発音する練習法です。
- リスニング音声のスピードに慣れる
- 正しい発音がわかる
といった効果があります。
オーバーラッピングの手順は以下です。
- リスニング教材・素材を選ぶ
- 一度全文を聞いてみる
- スクリプトを確認する
- 音声を聞きながらスクリプトを黙読する
- スクリプトを見ながら音声と同時に発声する
おすすめのリスニング教材はTOEIC公式問題集のPart3やPart4の長文です。
ディクテーション
ディクテーションは、聞こえた音声を書き取る練習法です。
- リスニング音声のスピードについていけるようになる
- 音の連結を判別できるようになる
という効果があります。
ディクテーションは以下の手順で進めます。
- 全文を聞く
- 音声を1文ごとに区切って止めながら書き取る(書き取れるまで音声は何度再生し直してもOK)
- 再度全文を聞いて、意味を意識しながら書き取った内容をチェック
- スクリプトを見て間違いがないかチェック
- 間違いがあった場合は聞き取れるようになるまで聞き直す
文法問題演習
リーディングで最も安定して点数を取れるのはPart5の文法問題です。
まずは文法問題でスコアを稼げるようになりましょう。
具体的な勉強法としては、とにかく問題を解いてください。
問題を解いて、問題のパターンを覚えてしまいましょう。
おすすめの文法問題集は「TOEIC文法問題でる1000問」です。
最初は時間を測らずに、慣れてきたら時間を測って問題を解くようにしてください。
文法問題を素早く解けるようになれば、Part7の長文問題に使える時間が増えるので、スコアが伸びやすくなります。
テクニックを学ぶ
「問題を素早く正確に解くテクニック」を学ぶことも重要です。
以下の手順でTOEICのテクニックを身につけていきましょう。
- 「TOEIC全パート攻略法+テクニック」でテクニックを学ぶ
- ①で学んだテクニックを実践する
実践演習
TOEICは問題の形式が特殊です。
また、試験時間はリスニング約45分リーディング75分、合計で約120分とかなり長いです。
形式に慣れるため、そして120分間集中できる体力を身につけるために、実践演習を繰り返しましょう。
実践演習には、ここまで何度も紹介してきたTOEICの公式問題集を使うのがおすすめです。
また、実践演習が終わった後、丁寧に復習することが大切です。
以下の点を意識しながら、じっくり時間をかけて復習しましょう。
- わからなかった英単語を調べてノートにまとめておく(ノートは定期的に見直す)
- わからなかった文法事項を調べて理解する
- リスニングで聞き取れなかった部分の音声を聞き取れるようになるまで繰り返し聞き直す
- リーディングで解き終わらなかった問題を解き直す
苦手なパートを克服する
TOEICの対策をしていると、ついつい得意なパートばかり勉強してしまうことがあります。
苦手なパートと比べて、得意なパートは勉強するのが苦にならないからです。
しかし、苦手なパートの対策から逃げていてはスコアはなかなか伸びません。
そもそも得意をさらに得意にするより、苦手を普通にする方が簡単ですし、解ける問題の数がグッと増えるのでスコアアップに直結しやすいです。
また、苦手パートでの点数のブレ(下ブレ)が少なくなるので、安定して高いスコアを取りやすくなります。
パート別の対策法については、「TOEIC全パート攻略法+テクニック」で解説しているのでぜひご覧ください。
最短でTOEIC800点を取るコツ
短期間でTOEIC800点を取るために、以下を実践しましょう。
- 英語に触れる時間を増やす
- スキマ時間を活用する
- 定期的に自分の実力を把握する
英語に触れる時間を増やす
- 英語の本を読む
- 英語のニュースを聞く
- 映画・ドラマを英語字幕・音声で視聴してみる
- 英語で日記を書く
というように、まずは普段から英語に触れることを意識づけましょう。
- 1週間のうち1日だけ7時間英語に触れる
- 1週間毎日1時間ずつ英語に触れる
①と②は「1週間のうち英語の触れた時間が7時間」という点では同じです。
しかし、②の方が英語力が格段にアップしていきます。
スキマ時間を活用する
仕事や学業で忙しく、まとまった時間を確保できない方は多いでしょう。
その場合はスキマ時間を積極的に活用していきましょう。
- 通勤・通学の移動時間
- 休憩時間
など、日々の生活を見直すと、勉強に有効活用できそうなスキマ時間はたくさん見つかるはずです。
1日30分でもスキマ時間に勉強できれば、1ヶ月で15時間もの勉強時間になります。
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定期的に自分の実力を把握する
定期的に公式問題集を解いて自分の実力を把握しましょう。
この作業を通じて「今やっている勉強法が効果的かどうか」を判断できます。
効果的(スコアが伸びている)であればそのまま続ければ良いですし、効果的(スコアが伸びていない)でないなら何か改善すべきところがあるはずです。
また、実践演習を通じて自分の苦手を見つけることができます。
弱点を克服するように勉強すれば、自ずとスコアはアップしていきます。
- 公式問題集を持っていない
- 公式問題集を解く時間(2時間)を確保できない
という方は、代わりに「Santaアルク」というアプリを使うのがおすすめです。
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TOEIC800点を目指す方におすすめの参考書・教材
ここからはTOEIC800点以上を取るためにおすすめの参考書や教材を紹介します!
TOEIC全パート別攻略法
4ヶ月でTOEIC975点を取った私のTOEIC研究をすべて詰め込んでいる記事です。
- 問題の傾向・形式
- スコア別の目標解答時間
- 各Partの勉強法
- 解答スピードと正答率を同時に上げる問題の解き方とテクニック
- スコアアップのコツ
- 目標スコア別の英単語帳
- TOEIC英文法解説pdf
- TOEIC勉強ルーティーン
- 学習継続のコツ
など、とにかく内容を充実させました。
TOEIC 出る単特急 金のフレーズ
TOEIC600点以上を取るのに必要な英単語が1000語掲載されている英単語帳です。
以下のように英単語がレベル分けされており、目標スコアに合わせて頻出英単語を学べます。
- 600点レベル(400単語)
- 730点レベル(300単語)
- 860点レベル(200単語)
- 990点レベル(100単語)
TOEIC 文法問題 でる1000問
TOEICのPart5の文法問題が1049問掲載されている問題集です。
とにかく網羅性が高いのが特徴。
Part5の文法問題の正答率と解答スピードを上げるために使ってほしい問題集です。
TOEIC公式問題集
TOEICの実践演習をするのに特におすすめしたい問題集です。
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TOEIC800点を目指す方が使うべきTOEIC学習ツール
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TOEICに関してよくある質問
TOEICは何点からすごいと評価される?
一般的な企業の場合、就職・転職や昇進・昇格の際の評価では600点が1つの基準となります。
よって、それより100点高い700点取れれば、すごいと評価されるでしょう。
また、800点あれば外資系など国際関係の企業への就職が選択肢の1つになります。
公開テストとIPテストはどっちを受けるべき?
公開テストとIPテストのスコアの有効性に違いはないので、基本的にはどちらを受けても構いません。
受験料がリーズナブルなIPテストを受けるのがおすすめです。
ただ、就職や転職の際に公開テストでのみ受け取れる「公式認定証」の原本・コピーが求められる場合があります。
その場合は公開テストの受験が必要なので注意してください。
大学生はTOEICをいつまでに受けるべき?
就活を意識するなら、大学2年生から受験して、就活やインターンが始まる1〜6ヶ月前には一定以上のスコアを確保することが理想です。
また、就活で使えるスコアは600点以上ですが、TOEIC初心者がいきなり600点を取るのは難しいです。
よって、初受験では500点を目指すのがおすすめです。
TOEICを受ける理想の頻度は?
TOEICを受ける理想の頻度は毎月です。
毎月TOEICを受けるメリットは3つあります。
- TOEIC学習のモチベーションを維持しやすい
- 目標スコアを達成できる可能性が高くなる
- 試験に慣れやすい
ただ、現実的に毎月受験するのは難しいでしょう。
よって、以下を目安に受験するのがおすすめです。
- 社会人は3ヶ月に1回
- 大学生は2ヶ月に1回
- 自分の英語力チェックor英語力を維持したい方は半年に1回
まとめ
TOEIC800点のすごさを7つの視点から解説しました。
- 36問ミス以内
- 上位14.4%
- 偏差値61
- 英語力が高い大学/学部/学科と同等程度
- リスニングはトップ、リーディングは上から2番目の評価
- コミュニケーション力は5段階中上から2番目
- CEFR B2程度