結論:TOEICは大学受験で使えます。2025年度の公式調査によると、全国786校を対象にした調査で390校がTOEICを活用していました。この記事では、使える大学の一覧と「何点から使えるのか」を解説します。
- 「英検じゃなくてTOEICでも大学受験に使えるの?」
- 「TOEICが使える大学はどこ?」
- 「何点あれば入試で使える?」
- 「リスニングとリーディング(L&R)だけで使える?」
こういった疑問を持っている方は多いと思います。
結論から言うと、公式調査において2025年度時点でTOEICが使える大学は390校。2022年度の332校から58校増えています。ただし「どの入試方式で・何点から使えるか」は大学ごとにバラバラなので、志望校の条件を正確に知ることが第一歩です。
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495、リーディング480)です!

TOEICが大学受験で使えるのは390校【2025年度・公式調査】
TOEICの運営団体であるIIBCは、旺文社への委託調査をもとに「TOEIC Program 大学入学試験における活用状況【2025年度】」という公式資料を公開しています。
これによると、全国の国公私立大学786校のうち、390校が2025年度入試でTOEICを活用しています。前回調査(2022年度)の332校から58校増えており、TOEICを使える大学は年々増えている状況です。
テストの種類別に見ると、活用校数は以下のとおりです。
| テストの種類 | 活用校数 |
|---|---|
| TOEIC L&R(リスニング・リーディング) | 388校 |
| TOEIC S&W(スピーキング・ライティング) | 300校 |
| TOEIC Bridge | 84校 |
高校生が普通に受けるのはL&Rテストなので、実質「TOEIC L&Rが使える大学は388校ある」と考えてOKです。なお、TOEIC Bridgeは初・中級者向けの簡易版テストです。活用校が84校と限られるので、大学受験で使うなら通常のL&Rを受けてください。
一方で「TOEICは大学受験に使えない」と言われることもあります。これは半分正しくて、使えるのは主に総合型選抜・学校推薦型選抜と、私立の英語外部試験利用型だからです。国公立の一般選抜(個別学力検査)でTOEICだけで英語試験を置き換えられるケースはかなり限られます。
つまり「一般選抜一本で国公立を狙う人」には出番が少なく、「総合型・推薦も視野に入れる人」や「私立併願がある人」には強力な武器になる、というのが正確なところです。
大学受験でのTOEICの使われ方は5パターン
結論:使われ方は「出願資格・加点・得点換算・試験免除・判定優遇」の5つ。国公立は総合型・推薦の出願資格が中心、私立は一般選抜の得点換算も多いです。
- 出願資格:基準スコア以上でないと出願できない(例:北海道大学 工学部の総合型はL&R 550点以上)
- 加点:スコアに応じて選考の得点に上乗せされる
- 得点換算:スコアを英語試験の点数に換算する(スコア次第で英語を満点扱いにする大学もある)
- 試験免除:英語の個別試験そのものが免除される
- 判定優遇・合否参考:提出したスコアが合否判定の材料になる
国公立と私立で、よく使われるパターンが違います。
国公立は総合型・学校推薦型での「出願資格」「判定優遇」が中心です。一般選抜でも使う大学はありますが、多くはCEFRという共通枠組み(英検やTOEFLなども束ねた基準)での指定になります。中には長崎大学(多文化社会学部)のように、L&R 730点で共通テストの外国語を満点扱いにする大学もあります。
私立は一般選抜での「得点換算」がかなり多いのが特徴です。「英語外部試験利用型」「共通テスト併用型」といった方式で、TOEICのスコアを英語の得点に換算できます。たとえば桜美林大学は、L&R 550点で共通テストの英語を80点(100点満点)に換算します。同じような換算方式の大学は多く、スコアが高いほど換算点も上がる仕組みが一般的です。
英語を先に固めてスコアを持っておけば、入試本番の英語1科目分を「受験前に確定」させられるわけです。これが大学受験でTOEICを使う最大のメリットです。
大学受験のTOEICは何点から使える?【最低ラインの中央値は450点】
結論:L&R単独の基準スコアを公表している174大学の最低ラインを集計すると、中央値は450点。500点あれば131大学、600点あれば164大学の基準に届きます。
「どうせ700点とか800点必要なんでしょ?」と思うかもしれませんが、実際の基準はもっと低いところに集中しています。
公式調査に載っている約6,000件の入試データから、L&R単独で基準スコアを公表している174大学の「最低ライン」を集計した結果がこちらです。
| 最低ライン | 大学数 |
|---|---|
| 100〜200点台 | 16校 |
| 300点台 | 29校 |
| 400点台 | 66校 |
| 500点台 | 46校 |
| 600点台 | 8校 |
| 700点台以上 | 9校 |
※IIBC公式調査(2025年度)のうち、L&R単独の基準スコアを公表している174大学の最低ラインを筆者が集計したものです。
見てのとおり、いちばん多いのは400点台、次が500点台です。
高校生の平均は、団体受験のIPテストで441点、個人で申し込む公開テストで535点(2024年度)。つまり平均くらいのスコアでも、使える大学はすでにたくさんあるということです。なお高校生の平均点の詳細は「高校生のTOEIC平均点は?スコア目安や大学入試での活用法を解説」にまとめています。
目標設定の目安はこうです。
- まずは500点:131大学の最低ラインに届く。しっかり対策した高校生が到達する現実的なライン
- 本命は600点:164大学とほぼすべての基準をカバー。法政(430点〜)・同志社(450点〜)・関西(490点〜)・明治(530点〜)など、MARCH・関関同立の基準にも届く
- 700点以上:英語試験を満点扱いにできるレベル(秋田大学 国際資源学部は730点で個別試験の英語が満点扱い)
今のスコアを3分で知る方法
ここまでで、目標とすべきTOEICのスコアがなんとなく見えてきたと思います。
次に必要なのは、今の自分のスコアと目標との距離を測ることです。TOEICはスコアによって適切な勉強法が大きく変わりますし、「目標までの距離感」を測らなければ、院試までの学習計画が立てられないからです。
また、TOEICにおいては定期的にスコアを測定することがそもそも必須です。「今の勉強法が適切かどうか」を判断するためです。
- 定期的にスコアを測って伸びているなら勉強法は適切
- 定期的にスコアを測って伸びていないなら勉強法が不適切だから改善が必要
と判断できます。だから、定期的に測る人ほどスコアが伸びます。
では、どのようにスコアを把握すれば良いのか。スコアを把握する方法はいくつかあります。
- TOEICを実際に受験する(1日潰れる&スコアがわかるまで時間がかかるのでおすすめしない)
- TOEICの模試を解く(めちゃくちゃ疲れる&〇〇〇点というスコアではなく、〇〇〇点〜□□□点と幅のあるスコアしか診断できない)
- アプリを使う(楽だから推奨)
この中でも特におすすめなのがアプリの利用です。
そして、アプリの中でも特におすすめなのがSantaアルクです。

Santaアルクの画面
Santaアルクは無料で使えるうえ、たった12問のテストを受けるだけでスコア診断ができます。
データによると誤差20点以内/精度は95%以上です。
やることは3ステップだけです。
- アプリをダウンロード(無料)
- 12問解く
- スコアが表示される
ここまで3分。コンビニでコーヒーを買うより早く終わります。
ですので、必ずSantaアルクで自分のスコアを測定してください。
\ 無料でスコア診断をしてみる! /
Santaアルク
![]()
TOEICが使える大学一覧【2025年度調査】
結論:国公立は69校が活用。私立は321校が活用しており、早慶上智・MARCH・関関同立もほぼ全部含まれます。
公式調査をもとに、TOEICが使える大学を一覧にしました。表の「L&R基準」の見方は次のとおりです。
- L&R ◯点〜:L&Rテスト単独のスコアで使える(数字はその大学の最低ライン。学部・方式によってはもっと高い基準もあります)
- 合算・CEFR等のみ:S&Wテストとの合算スコアやCEFR基準での指定。L&Rだけでは使えない場合が多い
- 基準非公開:TOEICを活用するが、具体的な基準スコアは公表していない
国公立大学の一覧【69校】
| 都道府県 | 大学 | 主な学部 | 入試方式 | L&R基準 |
|---|---|---|---|---|
| 北海道 | 小樽商科大学 | 商学部[昼間コース] | 総合型 | 合算・CEFR等のみ |
| 北海道 | 北海道教育大学 | 教育学部函館校 | 学校推薦型 | 合算・CEFR等のみ |
| 北海道 | 北海道大学 | 工学部、理学部 | 総合型 | L&R 550〜 |
| 北海道 | 公立はこだて未来大学* | システム情報科学部 | 総合型 | 基準非公開 |
| 青森 | 青森公立大学* | 経営経済学部 | 学校推薦型・総合型 | L&R 375〜 |
| 宮城 | 東北大学 | 医学部、教育学部、経済学部など | 総合型 | 基準非公開 |
| 秋田 | 秋田大学 | 国際資源学部 | 一般 | L&R 730〜 |
| 秋田 | 国際教養大学* | 国際教養学部 | 一般・学校推薦型・総合型 | 合算・CEFR等のみ |
| 福島 | 福島大学 | 人文社会学群[昼間]、農学群、理工学群 | 学校推薦型・総合型 | L&R 480〜 |
| 茨城 | 茨城大学 | 教育学部、工学部、人文社会科学部など | 一般・学校推薦型・総合型 | 合算・CEFR等のみ |
| 茨城 | 筑波大学 | 医学群、芸術専門学群、社会・国際学群など | 学校推薦型・総合型 | 合算・CEFR等のみ |
| 栃木 | 宇都宮大学 | 国際学部 | 学校推薦型 | L&R 550〜 |
| 群馬 | 群馬大学 | 医学部、共同教育学部、情報学部など | 学校推薦型 | L&R 550〜 |
| 群馬 | 高崎経済大学* | 経済学部 | 学校推薦型 | L&R 400〜 |
| 群馬 | 前橋工科大学* | 工学部 | 学校推薦型・総合型 | 基準非公開 |
| 埼玉 | 埼玉大学 | 経済学部[昼間コース]、工学部 | 学校推薦型・総合型 | 合算・CEFR等のみ |
| 千葉 | 千葉大学 | 園芸学部、看護学部、教育学部など | 一般・総合型 | 合算・CEFR等のみ |
| 東京 | お茶の水女子大学 | 生活科学部、共創工学部、文教育学部 | 学校推薦型・総合型 | 基準非公開 |
| 東京 | 東京外国語大学 | 言語文化学部、国際社会学部、国際日本学部 | 学校推薦型 | 合算・CEFR等のみ |
| 東京 | 東京海洋大学 | 海洋工学部、海洋資源環境学部、海洋生命科学部 | 一般・学校推薦型・総合型 | L&R 365〜 |
| 東京 | 東京大学 | 医学部、教養学部、経済学部など | 学校推薦型 | 基準非公開 |
| 東京 | 東京都立大学* | 経済経営学部、健康福祉学部、システムデザイン学部など | 一般・学校推薦型・総合型 | 合算・CEFR等のみ |
| 神奈川 | 横浜国立大学 | 教育学部、経済学部 | 学校推薦型・総合型 | 基準非公開 |
| 神奈川 | 横浜市立大学* | 医学部、国際教養学部、国際商学部など | 学校推薦型・総合型 | L&R 500〜 |
| 新潟 | 新潟大学 | 工学部 | 総合型 | 合算・CEFR等のみ |
| 新潟 | 新潟県立大学* | 国際経済学部 | 総合型 | 合算・CEFR等のみ |
| 富山 | 富山大学 | 教育学部、工学部、都市デザイン学部など | 一般・学校推薦型・総合型 | 合算・CEFR等のみ |
| 山梨 | 都留文科大学* | 教養学部、文学部 | 学校推薦型・総合型 | L&R 225〜 |
| 長野 | 信州大学 | 経法学部 | 学校推薦型 | L&R 730〜 |
| 長野 | 長野県立大学* | グローバルマネジメント学部、健康発達学部 | 学校推薦型 | L&R 550〜 |
| 長野 | 長野大学* | 環境ツーリズム学部、企業情報学部、社会福祉学部 | 一般・総合型 | 基準非公開 |
| 静岡 | 静岡大学 | 教育学部、グローバル共創科学部 | 学校推薦型・総合型 | L&R 500〜 |
| 静岡 | 静岡文化芸術大学* | 文化政策学部 | 学校推薦型 | 合算・CEFR等のみ |
| 愛知 | 名古屋工業大学 | 工学部[昼間部] | 学校推薦型 | L&R 400〜 |
| 愛知 | 名古屋大学 | 医学部、教育学部、経済学部など | 学校推薦型・総合型 | 基準非公開 |
| 愛知 | 愛知県立大学* | 外国語学部 | 学校推薦型 | L&R 650〜 |
| 愛知 | 名古屋市立大学* | 経済学部、人文社会学部 | 学校推薦型 | L&R 450〜 |
| 京都 | 京都大学 | 経済学部、農学部、法学部 | 学校推薦型・総合型 | L&R 600〜 |
| 大阪 | 大阪教育大学 | 教育学部[昼間] | 一般・学校推薦型 | L&R 365〜 |
| 大阪 | 大阪大学 | 医学部、工学部、人間科学部など | 学校推薦型・総合型 | 基準非公開 |
| 兵庫 | 神戸大学 | 海洋政策科学部、工学部、法学部 | 総合型 | L&R 750〜 |
| 兵庫 | 兵庫教育大学 | 学校教育学部 | 総合型 | 基準非公開 |
| 兵庫 | 神戸市外国語大学* | 外国語学部[第1部]、外国語学部[第2部] | 学校推薦型・総合型 | 合算・CEFR等のみ |
| 兵庫 | 兵庫県立大学* | 環境人間学部、国際商経学部 | 一般・学校推薦型 | 合算・CEFR等のみ |
| 鳥取 | 鳥取大学 | 地域学部、農学部 | 学校推薦型・総合型 | L&R 500〜 |
| 島根 | 島根県立大学* | 地域政策学部、人間文化学部 | 一般・学校推薦型 | 基準非公開 |
| 岡山 | 岡山大学 | 医学部、教育学部、グローバル・ディスカバリー・プログラムなど | 一般・学校推薦型・総合型 | 合算・CEFR等のみ |
| 広島 | 広島大学 | 医学部、教育学部、経済学部[昼間コース]など | 一般・学校推薦型・総合型 | 合算・CEFR等のみ |
| 広島 | 叡啓大学* | ソーシャルシステムデザイン学部 | 一般・学校推薦型・総合型 | 合算・CEFR等のみ |
| 広島 | 尾道市立大学* | 経済情報学部 | 一般・学校推薦型 | 合算・CEFR等のみ |
| 広島 | 広島市立大学* | 国際学部 | 学校推薦型 | 基準非公開 |
| 山口 | 山口大学 | 教育学部、経済学部、工学部など | 一般・総合型 | L&R 225〜 |
| 山口 | 下関市立大学* | 経済学部 | 学校推薦型 | L&R 500〜 |
| 山口 | 周南公立大学* | 経済経営学部 | 学校推薦型 | L&R 550〜 |
| 徳島 | 徳島大学 | 総合科学部 | 学校推薦型 | L&R 550〜 |
| 香川 | 香川大学 | 経済学部[昼間コース]、創造工学部、農学部 | 学校推薦型・総合型 | 基準非公開 |
| 高知 | 高知大学 | 医学部 | 総合型 | 基準非公開 |
| 福岡 | 九州工業大学 | 工学部、情報工学部 | 一般・学校推薦型・総合型 | 合算・CEFR等のみ |
| 福岡 | 九州大学 | 法学部 | 総合型 | 基準非公開 |
| 福岡 | 北九州市立大学* | 外国語学部、文学部 | 学校推薦型 | L&R 600〜 |
| 福岡 | 福岡県立大学* | 看護学部 | 学校推薦型 | 合算・CEFR等のみ |
| 福岡 | 福岡女子大学* | 国際文理学部 | 総合型 | 合算・CEFR等のみ |
| 佐賀 | 佐賀大学 | 教育学部、経済学部 | 学校推薦型・総合型 | 基準非公開 |
| 長崎 | 長崎大学 | 多文化社会学部 | 一般・総合型 | L&R 730〜 |
| 長崎 | 長崎県立大学* | 経営学部、国際社会学部 | 学校推薦型・総合型 | L&R 450〜 |
| 大分 | 大分大学 | 経済学部 | 総合型 | L&R 480〜 |
| 宮崎 | 宮崎大学 | 工学部、農学部 | 一般・総合型 | L&R 500〜 |
| 鹿児島 | 鹿児島大学 | 医学部、教育学部、共同獣医学部など | 一般・学校推薦型・総合型 | 合算・CEFR等のみ |
| 沖縄 | 琉球大学 | 教育学部 | 学校推薦型 | L&R 600〜 |
※*は公立大学。学部・方式は代表例です。2025年度入試の調査時点の情報なので、出願前に必ず最新の募集要項を確認してください。
主要私立大学の一覧【36校】
私立は321校が活用しているため、ここでは受験者の多い主要大学に絞って掲載します。
| 大学 | 主な学部 | 入試方式 | L&R基準 |
|---|---|---|---|
| 早稲田大学 | 社会科学部、人間科学部 | 総合型 | 合算・CEFR等のみ |
| 慶應義塾大学 | 環境情報学部、総合政策学部、法学部 | 総合型 | 基準非公開 |
| 上智大学 | 外国語学部、経済学部、総合グローバル学部など | 学校推薦型 | 合算・CEFR等のみ |
| 東京理科大学 | 経営学部、工学部、先進工学部など | 一般・総合型 | 合算・CEFR等のみ |
| 明治大学 | 経営学部、国際日本学部、政治経済学部など | 一般・総合型 | L&R 530〜 |
| 青山学院大学 | 国際政治経済学部、総合文化政策学部、地球社会共生学部など | 一般・学校推薦型・総合型 | L&R 730〜 |
| 立教大学 | 経営学部、経済学部 | 総合型 | 合算・CEFR等のみ |
| 中央大学 | 経済学部、国際経営学部、国際情報学部など | 一般・総合型 | L&R 785〜 |
| 法政大学 | キャリアデザイン学部、経営学部、経済学部など | 総合型 | L&R 430〜 |
| 学習院大学 | 経済学部、国際社会科学部、法学部など | 一般・学校推薦型・総合型 | 合算・CEFR等のみ |
| 日本大学 | 危機管理学部、経済学部、国際関係学部など | 学校推薦型・総合型 | L&R 380〜 |
| 東洋大学 | 国際観光学部 | 学校推薦型 | L&R 600〜 |
| 駒澤大学 | グローバル・メディア・スタディーズ学部、経済学部、仏教学部 | 一般・総合型 | L&R 500〜 |
| 専修大学 | 経営学部、経済学部、国際コミュニケーション学部など | 一般・学校推薦型・総合型 | L&R 500〜 |
| 成蹊大学 | 経営学部、経済学部、文学部など | 一般・総合型 | L&R 560〜 |
| 成城大学 | 経済学部、文芸学部 | 総合型 | L&R 520〜 |
| 明治学院大学 | 経済学部、国際学部、法学部 | 総合型 | 合算・CEFR等のみ |
| 武蔵大学 | 経済学部、国際教養学部、社会学部など | 一般・総合型 | 合算・CEFR等のみ |
| 獨協大学 | 外国語学部、経済学部、国際教養学部など | 一般・学校推薦型・総合型 | 合算・CEFR等のみ |
| 神奈川大学 | 外国語学部、経営学部、国際日本学部など | 総合型 | L&R 500〜 |
| 関西大学 | 経済学部、システム理工学部、社会安全学部など | 一般・学校推薦型・総合型 | L&R 490〜 |
| 関西学院大学 | 教育学部、経済学部、建築学部など | 一般・総合型 | 合算・CEFR等のみ |
| 同志社大学 | グローバル・コミュニケーション学部、グローバル地域文化学部、経済学部など | 学校推薦型・総合型 | L&R 450〜 |
| 立命館大学 | 経営学部、経済学部、国際関係学部など | 総合型 | L&R 550〜 |
| 京都産業大学 | 外国語学部、経営学部、経済学部など | 一般・学校推薦型・総合型 | L&R 380〜 |
| 近畿大学 | 経営学部[昼間主コース]、経済学部、建築学部など | 一般・学校推薦型・総合型 | 合算・CEFR等のみ |
| 龍谷大学 | 経営学部、経済学部、国際学部など | 一般・学校推薦型・総合型 | L&R 500〜 |
| 西南学院大学 | 外国語学部、経済学部、国際文化学部など | 一般・総合型 | 合算・CEFR等のみ |
| 福岡大学 | 医学部、経済学部、工学部など | 一般・総合型 | L&R 520〜 |
| 昭和女子大学 | 国際学部、人間社会学部 | 学校推薦型・総合型 | L&R 550〜 |
| 武蔵野大学 | アントレプレナーシップ学部、ウェルビーイング学部、看護学部など | 一般 | L&R 550〜 |
| 工学院大学 | 建築学部、工学部、情報学部など | 一般・総合型 | L&R 400〜 |
| 芝浦工業大学 | 建築学部、工学部、システム理工学部など | 一般・総合型 | 合算・CEFR等のみ |
| 東京都市大学 | 環境学部、建築都市デザイン学部、情報工学部など | 一般・学校推薦型・総合型 | 合算・CEFR等のみ |
| 東京電機大学 | 工学部[第一部]、システムデザイン工学部、未来科学部など | 一般 | 合算・CEFR等のみ |
| 東京女子大学 | 現代教養学部 | 総合型 | 合算・CEFR等のみ |
早稲田・慶應・立教などの「合算のみ」「非公開」は、L&R単独では基準を満たせない(または基準がわからない)ということです。逆に、上智・明治・青山学院・中央・法政・同志社・立命館・関西あたりはL&R単独の基準があり、高校生でも現実的に狙えます。
志望校が表にない場合の探し方
表に載っていない私立大学は、IIBCの公式資料で地域別のPDFが公開されているので、そこで確認できます。
また、大学の募集要項では「英語外部試験」「英語資格・検定試験」という欄に載っています。募集要項は毎年変わるので、出願前に必ず最新年度の要項で確認してください。
大学受験でTOEICを使うときの注意点4つ
①L&Rだけで使えるか、S&Wも必要かを確認する
今回の集計では、基準スコアがある入試の6割ほどが「L&RとS&Wの合算」やCEFRでの指定でした(例:合算1150点以上など)。
S&Wはスピーキングとライティングの試験で、L&Rとは別日・別料金(10,450円)です。受験者も少なく、高校生にはハードルが高めです。L&Rだけで使いたい人は、一覧で「L&R ◯点〜」と書いてある大学・方式を選んでください。
②IPテストのスコアは使えないことが多い
学校でまとめて受けるIPテスト(団体受験)のスコアは、入試では使えない大学が多数派です。要項で「公式認定証」の提出を求められる場合、公開テスト(個人申込)のスコアが必要になります。
一部にはIPテストOKの大学もあるので、ここも要項で確認してください。IPテストと公開テストの違いは「TOEIC IPテストとは?公開テストとの違い・活用法を975点が徹底解説」で解説しています。
③スコアの有効期限の指定がある
多くの大学が「出願からさかのぼって2年以内のスコア」を条件にしています。高1で取ったスコアが高3の出願時に期限切れ、ということも起こり得ます。
④結果が出るまで約3週間かかる(申込は約1ヶ月半前)
TOEIC公開テストは、申込締切が試験日の約1ヶ月半前、スコア表示が試験日から17日後(紙の公式認定証は希望制)です。「出願直前に受けて間に合わせる」はほぼ不可能だと思ってください。
総合型選抜の出願は例年高3の9月から、学校推薦型は11月から始まります。そこから逆算すると、スコアを取り切るリミットは高3の春〜夏。理想は高2のうちに一度受けておくことです。IIBCの公式データでは、初めて受けた高校生の平均が416点なのに対し、3回以上受けた層は500点。受験回数を重ねるほどスコアは伸びるので、早めに1回目を受けておくのが確実です。
大学入試向けのTOEIC勉強法
やることはシンプルです。まず今のスコアを測り、目標との距離に応じて戦略を決めます。
スコアの測り方は前半で紹介したとおり。無料でスコア測定ができるアプリ「Santaアルク」を使ってください。
スコアを測った後は、そのスコアに合わせて勉強法を実践していきます。
具体的な勉強法について、本当に初めて受ける方は「TOEIC勉強法 完全ロードマップ|初心者から800点までを975点が全21STEPで解説」をご覧ください。全体像が見えてきます。
また、すでに受けたことがある方も、前提として今のスコアを測るためにSantaアルクを使った上で、以下の記事から今のスコアに合うものを選んで勉強法を実践してください。(このサイトのスコア別勉強法は、全てSantaアルクのスコアを基準に作っています。)
・TOEIC250点を取る勉強法
・TOEIC300点を取る勉強法
・TOEIC350点を取る勉強法
・TOEIC400点を取る勉強法
・TOEIC450点を取る勉強法
・TOEIC500点を取る勉強法
・TOEIC550点を取る勉強法
・TOEIC600点を取る勉強法
・TOEIC650点を取る勉強法
・TOEIC700点を取る勉強法
・TOEIC750点を取る勉強法
・TOEIC800点を取る勉強法
・TOEIC850点を取る勉強法
・TOEIC900点を取る勉強法
・TOEIC950点を取る勉強法
英検とTOEICはどっちが大学受験に有利?
結論:一般選抜の英語外部試験利用で対応校が多いのは英検です。TOEICの強みは、総合型・推薦で使えることに加えて「大学入学後にそのまま使える」ことです。
正直に言うと、大学受験だけを考えるなら英検のほうが対応校は多いです。多くの受験生が英検を選ぶのはこのためです。
ただ、TOEICには英検にない強みがあります。スコアが大学入学後もそのまま武器になることです。大学の単位認定、大学院入試、就職活動と、大学受験の先でずっと使えます。英検・TOEICのどちらを受けるべきかは「高校生はTOEICと英検どっちを受けるべき?975点&準1級が解説」で詳しく比較しています。
大学受験のTOEICに関するよくある質問
Q1. 高校生のTOEIC平均点は?
2024年度のデータで、IPテスト(団体受験)の平均は441点、公開テスト(個人受験)の平均は535点です。初めて受けた高校生に限ると平均416点なので、初回400点前後はごく普通のスコアです。
Q2. 共通テストとTOEICはどっちが難しい?
問われる力が違うので単純比較はできませんが、イングルートの推計では、共通テスト8割(160点)でTOEIC 550点前後が目安です(TOEIC対策をしていない状態)。詳しい換算表は「TOEICと共通テストのスコア換算を徹底解説!どっちが難しい?」にまとめています。共通テスト対策で身につく語彙・文法・読解力はTOEICにもそのまま活きます。
Q3. 一般選抜でも使える?
私立なら使えます。「英語外部試験利用型」「共通テスト併用型」を設ける大学が多く、得点換算や試験免除が受けられます。国公立の一般選抜はCEFR基準(英検などと共通の枠組み)での指定が中心で、TOEICだけを対象にした優遇は限られます。
Q4. 大学に入ってからもTOEICは使える?
使えます。むしろ本領は大学入学後で、単位認定・交換留学の学内選考・大学院入試・就職活動まで一貫して使えます。大学院入試での活用は「大学院入試(院試)のTOEICは何点必要?大学別の基準スコア一覧を975点が解説【IPテスト可否も】」にまとめています。
単位認定については「TOEICで単位認定される大学一覧【何点で何単位もらえる?IPテスト可否まで975点が解説】」で解説しています。
まとめ
TOEICと大学受験について解説しました。ポイントを振り返ります。
- TOEICは大学受験で使える。2025年度入試では390校が活用(2022年度の332校から増加)
- 使われ方は出願資格・加点・得点換算・試験免除・判定優遇の5パターン。国公立は総合型・推薦中心、私立は一般選抜の得点換算も多い
- 基準スコアの最低ラインは400〜500点台に集中。500点で131大学、600点で164大学の基準に届く
- L&R単独で使えるか(S&W合算指定でないか)、IP可否、有効期限、申込〜結果のスケジュールは要項で必ず確認
- スコア取得のリミットは高3の春〜夏。理想は高2のうちに1回目を受けておく
TOEICは「受験で使えて、大学入学後もずっと使える」数少ない資格です。志望校の基準と今の自分のスコアの距離を測るところから始めてみてください。
