今回はTOEIC250点のレベルと、スコアを上げる勉強法・おすすめ参考書を解説します。
はっきり言って、TOEICで250点のレベルは低いです。しかし、順序立てて勉強を進めれば、着実にスコアはアップしていきます。
- TOEIC対策、何から始めれば良いのかわからない
- TOEIC250点からスコアを伸ばしたい
という方は必見です!
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495、リーディング480)です!

TOEIC250点のレベル|やばい
まずはTOEIC250点のレベルを解説します。
全体の下位1.0%で偏差値29
TOEIC250点は受験者全体の下位1.0%のスコアです。
「TOEIC Program DATA & ANALYSIS」によると、全体の受験者のTOEIC平均スコアは
- IPテスト(団体受験)で492点
- 公開テスト(個別受験)で612点
です。
過去のTOEIC統計より、スコアが約17点ダウンすると、偏差値が1下がる計算になります。
よって、TOEIC250点は偏差値およそ29です。(公開テストの平均スコアより算出)
普通の大学生の平均より221点低い
大学生のIPテストの平均スコアは「471点」です。
よって、TOEIC250点は大学生の平均より221点低いことになります。
TOEICのIPテストは団体受験のテストです。
大学生の場合、大学から「TOEIC IPテスト開催のお知らせ」という通知を受け取ったことがある方は多いと思います。
前述したように、IPテストの受験者は
- 大学で受けさせられた
- 受験料が安いからとりあえず申し込んだけど、特別対策はしなかった
という方が多いです。
よって、大学生のIPテストの平均スコアには「大学受験が終わった大学生の素の英語力」=「一般的な日本人の英語力」が反映されているとも言えます。
ちなみに、上で紹介した「471点」というスコアは大学生全体の平均です。
いくつかの大学では、個別で所属学生のTOEIC平均点を公表しているので簡単に紹介します。
- 広島大学:496.9点(全体の平均)
- 佐賀大学:411.7点(全体の平均)
- 埼玉大学:477点(1年生の平均)
- 千葉大学:505.6点(大学院生280人を含む全体の平均)
- 新潟大学:425点(1年次)
- 香川大学:418点
- 山口大学人文学部:492.75点
- 白鴎大学経営学部:330点(入学時)
リスニングで音声が全く聞き取れないレベル
TOEIC250点だと、リスニングのスコア目安はおよそ125点〜150点です。
上表から、正答率31〜35%でリスニングのスコアが125点〜150点になる可能性が高いことがわかります。
TOEICのリスニングセクションの選択肢は基本4択です。(Part2のみ3択)
よって、TOEIC250点だと、ランダムに選択肢を選んだ場合の点数と同じくらいのスコアだと考えられます。
リーディングで文章をほとんど読めないレベル
TOEIC250点だと、リーディングのスコア目安はおよそ100点〜125点です。
上表から、正答率31〜35%でリスニングのスコアが100点〜125点になる可能性が高いことがわかります。
簡単な問題ならなんとか正解できるかもしれませんが、長文問題や難問になると正答率がガクッと下がるはずです。
英語の基礎ができていない
TOEIC250点の方は、英語の基礎がほとんどできていない状態です。
中学レベルの英単語・英文法すら十分に理解できていません。
問題を読んでも「何を書いてあるのかわからない」と感じることがほとんどでしょう。
英検4〜5級レベル
TOEICと英検は試験の形式が大きく異なるので単純に比較することはできませんが、
TOEIC250点は「英検4〜5級」に相当すると言われています。
履歴書等に書くべきではない
TOEIC250点だと平均よりかなり低いスコアになります。
よって、就職活動や転職活動の際に履歴書に記載するべきではありません。
就職や転職で英語力をアピールしたいなら、最低でも600点以上は欲しいところです。
昇進・昇格に関する評価で不利になる可能性がある
TOEIC活用状況と求められるスコア
英語活用実態調査2019によると、500点以上のスコアが基準となっていることがわかります。
よって、TOIEC250点だと、所属する企業によっては昇進・昇格の際に不利になる場合があります。
TOEIC250点から目指すべきスコア
ここまでTOEIC250点のレベルを解説してきました。
「こんなに低いの…」とショックを受けたかもしれません。
しかし、悲観する必要はありません。
冒頭でも言いましたが、順序立てて勉強すれば、着実にスコアは伸ばせます。
TOEIC250点からスコアを伸ばす勉強法
ここからはTOEIC250点からスコアを伸ばす勉強法を解説します。
今のスコアを把握する
- 前にTOEICの試験を受けてから2週間以上経っている
- 以前TOEICを受験した際、途中で集中力が切れてしまった
- 以前TOEICを受験した際、テキトーに回答した
という方は、改めて今の自分の正確なスコアを把握してください。
なぜこんなことをすべきかというと、TOEICはスコアによってやるべき勉強内容が大きく異なるからです。
もし自分のスコアと合わない勉強法を実践してしまうと、「簡単すぎて成長しない」、もしくは「難しすぎて挫折する」という状況に陥ってしまいます。
ですので、必ずスコアを把握してください。
スコアを把握する方法の1つとして「TOEICの模試を2時間かけて通しで解く」ことが挙げられます。
そこでおすすめなのが、「Santaアルク」というスマホアプリを利用することです。
「Santaアルク」の画面
「Santaアルク」は無料で使えるうえ、たった12問のテストを受けるだけでスコア診断ができます。
模試なら2時間かかりますが、「Santaアルク」なら10分もかかりません。
スコア診断をするのとしないのとでは、日々の学習効率が格段に変わります。
もしスコア診断しなければ、不適切な勉強法を実践して、時間と努力が無駄になります。
ですので、今の自分の正確なスコアがわからないなら、必ず「Santaアルク」で改めて今のスコアを把握してください。
\ 無料でスコア診断をしてみる! /
Santaアルク
英単語を覚える
さて、「Santaアルク」でのスコア診断が終わったら実際の勉強に入っていきます。
まずやるべきことは語彙力強化です。語彙力を鍛えることなく、TOEICのスコアを伸ばすのは不可能と言っても過言ではありません。
具体的な英単語の勉強法は、スコアによって異なります。
- TOEIC400点未満:中学レベルの英単語を覚える
- TOEIC400点以上:TOEIC頻出英単語を覚える
TOEIC400点未満は中学レベルの英単語を覚えよう
TOEIC400点未満の場合は、まず中学レベルの英単語を覚えましょう。
中学レベルの英単語はどんな英文にも頻出なので、覚えていなければ英文は読めないし聞けません。
おすすめの英単語帳は「ターゲット中学英単語1800」です。
TOEIC400点以上はTOEIC頻出英単語を覚えよう
TOEIC400点以上の場合はTOEIC頻出の英単語を覚えましょう。
TOEICにはTOEIC特有の英単語が登場するので、TOEIC特化の英単語帳を使うのが効率よく単語対策するコツです。
おすすめの英単語帳は「銀のフレーズ」(通称銀フレ)です。
英文法を勉強する
英単語だけわかっても、文章を正しく読む・聞くことはできません。
文章を正しく読む・聞くためには、英文法の知識が必要です。
簡単な長文問題を解く
英単語と英文法をある程度勉強できたら、簡単な長文問題をいくつか解きましょう。
なぜこんなことをするのかというと、いきなりTOEICの問題を解くと難しくて挫折する可能性があるからです。
おすすめの問題集は「英語長文レベル別問題集」のレベル2です。高校1・2年生レベルの長文で、無理なく演習できます。
問題を解き終わったら、復習として以下の3点を行なってください。
- 文中の英単語・英文法を調べて覚える
- 音読する
- 音声を使ってオーバーラッピングする
③のオーバーラッピングというのは、英文を見ながら、音声に重ねるように発声するリスニング練習法です。
- リスニング音声のスピードに慣れる
- 英語の音を判別できるようになる
といった効果があります。
毎日英語に触れる
TOEIC250点〜400点くらいの方は、「英語」に対して抵抗感を持っているはずです。その抵抗感を無くすために、毎日英語に触れることを習慣づけましょう。
おすすめのリスニング教材はYouTubeです。
YouTubeで「リスニング 聞き流し」と検索すれば、簡単なモノから難しいモノまで、さまざまなレベルのリスニング音声が出てきます。
いろいろ視聴してみて「これならストレスなく聞けそうだ」と感じた教材を選びましょう。
スコアを再度把握する
さて、ここまでの学習が終わったら「Santaアルク」を使って、スコアを再度把握しましょう。
同じ勉強法を実践したとしても、
- 勉強時間
- 勉強への取り組み方(集中度合い)
- 過去の英語学習経験
などによって、スコアの伸び方は人によって大きく異なります。
そして、TOEICはスコアによってやるべき勉強内容が大きく異なります。
スコアに合わせて勉強法を変える
イングルートでは、勉強の質を上げる方法をたくさん発信しています。
・TOEIC400点を取る勉強法
・TOEIC450点を取る勉強法
・TOEIC500点を取る勉強法
・TOEIC550点を取る勉強法
・TOEIC600点を取る勉強法
・TOEIC650点を取る勉強法
・TOEIC700点を取る勉強法
・TOEIC750点を取る勉強法
・TOEIC800点を取る勉強法
・TOEIC850点を取る勉強法
・TOEIC900点を取る勉強法
試験前は実践演習する
最後に、TOEICは形式が特殊な試験です。
また、試験時間が120分と、とても長いです。
そのため、問題を通しで解いて
- 問題の形式に慣れること
- 120分間集中する体力を身につけること
- 時間配分の感覚を身につけること
がスコアアップのために重要です。
おすすめの問題集は「公式TOEIC問題集」です。
TOEIC250点におすすめの参考書/教材
ここからはTOEIC250点の方におすすめの参考書や教材を紹介します!
ターゲット中学英単語1800
どんな英文にも頻出の中学英単語を「英文に出る順」で覚えられる英単語帳です。
前から順番に覚えるだけで、どんどん英文を読む/聞く力が身につきます。
TOEIC公式問題集
TOEICの実践演習をするのに特におすすめしたい問題集です。
「公式」というだけあって本番に近い難易度・形式の問題が掲載されています。
そのうえ、本番と同様のスピーカーがリスニング音声の収録を担当しているので、限りなく実践に近い形で問題演習できます。
現在、冊子・バージョンは1〜11まであり、11が最新です。
問題集としては価格が少し高いですが、通しで問題を解くときは必ず使いたい問題集です。
まとめ
TOEICで250点は全体の下位1%です。はっきり言って、とても低いスコアです。
しかし、250点からでも、今回解説したように順序立てて勉強すればスコアは着実に伸びていきます。
今回はTOEIC300点のレベルと、300点からスコアを伸ばす勉強法・おすすめ参考書を解説します。厳しいことを言うと、TOEIC300点はかなり低いスコアです。しかし、順序立てて勉強を進めれば、着実にスコアはアップしていきます。[…]
TOEICは「国際ビジネスコミュニケーション協会」が実施する英語を母語としない方を対象にした試験です。就職活動や転職活動など、さまざまな場面で活用されています。 では、どれくらいのスコアを取れば「すごい!」[…]