今回は「TOEICを初めて受ける大学生の平均点」と「就活で活用するために目指すべきスコア」を解説します。
- この前TOEIC初受験の結果が出たけど良いの?それとも悪いの?
- TOEIC何点あれば就活で使えるの?
- 今度TOEICを初めて受験するけど何点取れれば良さそう?
という疑問を持っている大学生は必見です!
筆者のTOEICスコアはこちらです!

TOEICを初めて受ける大学生は何点取る?平均点を解説
「TOEIC Program DATA & ANALYSIS」によると、TOEICを初めて受ける大学生のTOEIC IPテストの平均点は444点です。
内訳はリスニング246点、リーディング198点です。
ちなみに、「TOEIC初受験者が多い」と考えられる「大学1年生」のTOEIC平均点は以下の通りです。
- 公開テスト:549点(リスニング300点、リーディング248点)
- IPテスト:454点(リスニング252点、リーディング201点)
IPテストの平均点が低いのは、「大学で受けさせられた」「受験料が公開テストより安いから申し込んだ」という方が多いからです。
一方で公開テストは個人受験かつ受験料が高いので、受験者がしっかりTOEIC対策して試験を受験する傾向にあります。
TOEICを初めて受ける大学生のスコアと偏差値
前述のように、TOEICを初めて受ける大学生のTOEIC IPテストの平均点は444点です。
そして、過去のTOEIC統計から、スコアが17点変動すると、偏差値が1変動する計算になります。
これらの情報をもとに、TOEICを初めて受ける大学生のスコアと偏差値の関係を算出しました。
TOEIC初受験の大学生のスコア | 偏差値 |
944点 | 80 |
869点 | 75 |
784点 | 70 |
699点 | 65 |
614点 | 60 |
529点 | 55 |
444点 | 50 |
359点 | 45 |
274点 | 40 |
189点 | 35 |
104点 | 30 |
19点 | 25 |
※TOEICは5点刻みでスコアが出るので、実際に444点とか529点というスコアが出るわけではありません。
大学生が目指すべきスコアはTOEIC600点以上
一般的に、就活で使えるスコアはTOEIC600点以上です。
なぜ600点が基準になっているかというと、TOEIC公開テストの平均点がおよそ600点(厳密には2023年度は612点)だからです。
ちなみに、TOEIC700点以上あると、普通の企業であれば「すごい!」と評価され、選考をより有利に進められます。
さらにTOEIC800点以上取れれば、グローバル展開している大企業の国際関係の役職や外資系企業への選考に応募できます。
大学生がTOEICを初めて受けるべき時期
TOEICは大学2年生から受け始めるのがおすすめです。
そして、就活の2〜6ヶ月前、つまり大学3年生の春〜夏くらいには就活で使えるスコアを取得するのが理想です。
また、勉強自体は大学1年生の頃から始めるのがベスト。
勉強を始めるのが遅くなるとスコアが思うようにアップせず、使えるスコアが取得できない場合もあるので注意しましょう。
初めてTOEICを受ける大学生がまずやるべきこと
TOEICは自分のレベル・スコアによって、やるべきことが大きく変わってきます。
自分のレベルより低すぎる勉強を実践しても、学べることはほとんどありません。
逆に、自分のレベルより高すぎる勉強を実践してしまうと、わからないことが多すぎて挫折します。
よって、まずは自分のスコアを把握することがとにかく重要です。
では、どのようにスコアを把握すれば良いのかというと、TOEICの公式問題集を使うのがおすすめです。
公式問題集を本番と同様に2時間計って通しで解くことで、自分のスコアをある程度把握できます。
そこで、おすすめなのが「Santaアルク」というスマホアプリを利用することです。
「Santaアルク」の画面
(左画像は僕がTOEIC975点取った後に診断したスコア)
「Santaアルク」は無料で使えるうえ、たった12問のテストを受けるだけでスコア診断ができます。
もちろんブレは多少ありますが、気にするほどではありません。ある程度のスコアが把握できればOKです。
スコア診断をするのとしないのとでは、日々の学習効率が格段に変わります。
もしスコア診断しなければ、自分のレベルに合わない不適切な勉強法を実践して、時間と努力が無駄になります。
ですので、
- 今の自分のスコアがわからない方
- 前にスコアを測定してから2週間以上時間が経っている方
は必ず「Santaアルク」で自分のスコアを診断してください。
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Santaアルク
大学生のTOEIC勉強法
「Santaアルク」でのスコア診断が終わったら、実際の勉強に入っていきます。
基本的な流れは以下の通りです。
- 単語を覚える(中学英単語もしくはTOEIC頻出英単語)
- 文法を固める(難しい英文法は対策の必要なし)
- 500点まではPart1・2・5に絞って対策
- 次はPart3・4・6を対策
- 長文のPart7は難しいので一番最後
- 定期的に実践演習して勉強の効果を測る(公式問題集orSantaアルク)
より詳しい勉強法については、以下の記事で解説しています。
・TOEIC300点を取る勉強法
・TOEIC350点を取る勉強法
・TOEIC400点を取る勉強法
・TOEIC450点を取る勉強法
・TOEIC500点を取る勉強法
・TOEIC550点を取る勉強法
・TOEIC600点を取る勉強法
・TOEIC650点を取る勉強法
・TOEIC700点を取る勉強法
・TOEIC750点を取る勉強法
・TOEIC800点を取る勉強法
・TOEIC850点を取る勉強法
・TOEIC900点を取る勉強法
・TOEIC950点を取る勉強法
まとめ
TOEICを初めて受ける大学生が目指すべきスコアは600点です。
600点取れれば、就活で「平均以上の英語力を持っています!」とアピールして選考を有利に進められます。
この記事を見ているということは、TOEICのリスニングが苦手だと思います。TOEICのリスニングは闇雲に勉強してもスコアが上がっていきません。スコアを上げるためには、「なぜリスニングができないのか」という原因を把握したうえで、適切に[…]