TOEIC初めて受ける大学生は何点取る?平均点と偏差値を解説

TOEIC 初めて 何点 大学生

今回は「TOEICを初めて受ける大学生の平均点」と「就活で活用するために目指すべきスコア」を解説します。

  1. この前TOEIC初受験の結果が出たけど良いの?それとも悪いの?
  2. TOEIC何点あれば就活で使えるの?
  3. 今度TOEICを初めて受験するけど何点取れれば良さそう?

という疑問を持っている大学生は必見です!

本記事の信頼性
筆者のTOEICスコアはこちらです!
筆者のTOEICスコア リスニング495 リーディング475 計975

TOEICを初めて受ける大学生は何点取る?平均点を解説

TOEIC Program DATA & ANALYSIS」によると、TOEICを初めて受ける大学生のTOEIC IPテストの平均点は444点です。

内訳はリスニング246点、リーディング198点です。

テン
公開テストについては、TOEIC初受験のスコアに関する情報が掲載されていませんでした。

 

ちなみに、「TOEIC初受験者が多い」と考えられる「大学1年生」のTOEIC平均点は以下の通りです。

  • 公開テスト:549点(リスニング300点、リーディング248点)
  • IPテスト:454点(リスニング252点、リーディング201点)

IPテストの平均点が低いのは、「大学で受けさせられた」「受験料が公開テストより安いから申し込んだ」という方が多いからです。

一方で公開テストは個人受験かつ受験料が高いので、受験者がしっかりTOEIC対策して試験を受験する傾向にあります。

TOEICを初めて受ける大学生のスコアと偏差値

前述のように、TOEICを初めて受ける大学生のTOEIC IPテストの平均点は444点です。

そして、過去のTOEIC統計から、スコアが17点変動すると、偏差値が1変動する計算になります。

 

これらの情報をもとに、TOEICを初めて受ける大学生のスコアと偏差値の関係を算出しました。

TOEIC初受験の大学生のスコア偏差値
944点80
869点75
784点70
699点65
614点60
529点55
444点50
359点45
274点40
189点35
104点30
19点25

※TOEICは5点刻みでスコアが出るので、実際に444点とか529点というスコアが出るわけではありません。

テン
一般的に、偏差値60以上あればすごいです。よって、大学生の初受験で614点以上のスコアを取れるならすごいです。

大学生が目指すべきスコアはTOEIC600点以上

一般的に、就活で使えるスコアはTOEIC600点以上です。

なぜ600点が基準になっているかというと、TOEIC公開テストの平均点がおよそ600点(厳密には2023年度は612点)だからです。

テン
600点取れれば「平均以上の英語力を持っています!と就活で自信を持って英語力アピールできるわけです。

 

ちなみに、TOEIC700点以上あると、普通の企業であれば「すごい!」と評価され、選考をより有利に進められます。

さらにTOEIC800点以上取れれば、グローバル展開している大企業の国際関係の役職や外資系企業への選考に応募できます。

大学生がTOEICを初めて受けるべき時期

TOEICは大学2年生から受け始めるのがおすすめです。

そして、就活の2〜6ヶ月前、つまり大学3年生の春〜夏くらいには就活で使えるスコアを取得するのが理想です。

 

また、勉強自体は大学1年生の頃から始めるのがベスト。

勉強を始めるのが遅くなるとスコアが思うようにアップせず、使えるスコアが取得できない場合もあるので注意しましょう。

初めてTOEICを受ける大学生がまずやるべきこと

TOEICは自分のレベル・スコアによって、やるべきことが大きく変わってきます。

 

自分のレベルより低すぎる勉強を実践しても、学べることはほとんどありません。

逆に、自分のレベルより高すぎる勉強を実践してしまうと、わからないことが多すぎて挫折します。

 

よって、まずは自分のスコアを把握することがとにかく重要です。

 

では、どのようにスコアを把握すれば良いのかというと、TOEICの公式問題集を使うのがおすすめです。

TOEIC 公式問題集 11

公式問題集を本番と同様に2時間計って通しで解くことで、自分のスコアをある程度把握できます。

テン
ただ、やってみるとわかりますが、公式問題集を通しで解くのはとっても大変です。時間がかかるのはもちろんですが、何より体力の消耗が激しいです。通しで解いた後は、もう何もやる気が起きなくなります。あと、公式問題集は税込で3,300円と価格が高いのも難点です。

 

そこで、おすすめなのが「Santaアルク」というスマホアプリを利用することです。

Santaアルク スコア診断の結果と講義受講の画面

Santaアルク」の画面
(左画像は僕がTOEIC975点取った後に診断したスコア)

 

Santaアルク」は無料で使えるうえ、たった12問のテストを受けるだけでスコア診断ができます。

もちろんブレは多少ありますが、気にするほどではありません。ある程度のスコアが把握できればOKです。

テン
ちなみに、公式問題集を解いてもブレはあります。しかも、「Santaアルク」は「〇〇点」というように1つのスコアが出ますが、公式問題集は「△△点〜▲▲点」というように幅のあるスコアが出てきます。ですので、「結局何点なの?」と迷わされるのはあるあるです。

 

スコア診断をするのとしないのとでは、日々の学習効率が格段に変わります。

もしスコア診断しなければ、自分のレベルに合わない不適切な勉強法を実践して、時間と努力が無駄になります。

 

ですので、

  • 今の自分のスコアがわからない方
  • 前にスコアを測定してから2週間以上時間が経っている方

は必ず「Santaアルク」で自分のスコアを診断してください。

テン
「後でやろう」と思うと確実に忘れます。ですので、今すぐ「Santaアルク」をダウンロードして、ゲーム感覚で一度スコア診断してみてください。本当に一瞬でスコア診断できるので、驚くはずです。

\ 無料でスコア診断をしてみる! /
Santaアルク

 

大学生のTOEIC勉強法

Santaアルク」でのスコア診断が終わったら、実際の勉強に入っていきます。

基本的な流れは以下の通りです。

  • 単語を覚える(中学英単語もしくはTOEIC頻出英単語)
  • 文法を固める(難しい英文法は対策の必要なし)
  • 500点まではPart1・2・5に絞って対策
  • 次はPart3・4・6を対策
  • 長文のPart7は難しいので一番最後
  • 定期的に実践演習して勉強の効果を測る(公式問題集orSantaアルク

より詳しい勉強法については、以下の記事で解説しています。

テン
先ほど紹介した「Santaアルク」で診断したスコアより、50点ほど高いスコアを目指す勉強法を採用し続けることを意識しましょう。

まとめ

TOEICを初めて受ける大学生が目指すべきスコアは600点です。

600点取れれば、就活で「平均以上の英語力を持っています!」とアピールして選考を有利に進められます。

 

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