今回はTOEIC400点から700点に上げる勉強法を徹底解説します!
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495点、リーディング480点)です!
TOEIC400点と700点の差
TOEIC400点は上位88.1%のスコアで正答率の目安は45%です。
一方、TOEIC700点は全体の上位31.2%のスコアで、正答率の目安は70%です。
TOEIC活用状況と求められるスコア
上画像より、新卒採用では545点、中途採用では620点が要件・参考とされる平均的なTOEICスコアの基準となっていることがわかります。
また、TOEIC公開テストの平均スコアは608点です。
700点は公開テストの平均スコアより、また、中途採用で求められる平均スコアよりも高いです。
よって、700点取れれば、一般的な企業への就職活動・転職活動で他の候補者と英語力で差別化して、選考を有利に進められます。
TOEIC400点と700点の主な差は3つです。
- 英語の基礎力
- TOEICの理解度
- TOEICへの慣れ
TOEIC400点の方は英語の基礎力が低いです。
TOEIC700点を取るには、まず基礎をしっかり固めることが大切です。
また、TOEIC400点の方はTOEICの理解度が低かったり、演習不足で問題形式に慣れていなかったりすることが多いです。
TOEICについてよく知り、また、実践演習をしっかり行うことが重要です。
TOEIC400点から700点に上げる勉強法
では、TOEIC400点から700点に上げる勉強法を解説します!
語彙力を強化する
TOEIC400点から700点に上げるためにまずやるべきことは語彙力強化です。
英単語を覚えることなくTOEIC400点から700点に上げることは不可能です。
おすすめの英単語帳は「銀のフレーズ」「金のフレーズ」です。
銀フレ・金フレにはTOEIC頻出の英単語だけが載っています。
よって、覚えれば覚えるほどTOEICの英文が読める&聞けるようになります。
英文法を勉強する
現状TOEIC400点の方は、英文法の理解度が低いです。
英文法の理解度が低いと、リスニングでは聞き取りの精度が落ちるので、正答率も落ちます。
また、リーディングでは読解の精度とスピードが落ちるので、正答率が落ち、解ける問題の数が減るので、全体のスコアがグッと下がります。
また、Part5には文法問題が多数出題されます。
700点を取るには、文法問題でしっかり点数を稼げるようになることが重要です。
英文法を勉強するときは、インプットとアウトプットのバランスが大切です。
インプットだけだと英文法の理解は深まりきりません。
アウトプットすることで、英文法をしっかり理解できます。また、問題を解くときにすぐ必要な英文法の知識を思い出しやすくなります。
おすすめの参考書は「大岩のいちばんはじめの英文法」です。
これ1冊あれば、TOEICに出る英文法の大部分はカバーできます。
また、問いかけや「〜だよね」というように会話するように解説が進んでいくので、まるで本物の授業を受けているかのような感覚でどんどん読み進められるのが魅力です。
返り読み対策としてスラッシュリーディング
TOEIC400点の方は、「返り読み」する癖があります。
返り読みというのは、英文を一度最後まで目を通した後、後ろから日本語に訳していくことです。
返り読みをしてしまうと、
- リーディングでは読解スピードが遅くなる
- リスニングは内容が理解できなくなる
など、たくさんの弊害が出てきます。
英文を返り読みしないで前から理解できるようにするために、スラッシュリーディングをしましょう。
スラッシュリーディングというのは意味のまとまりごとにスラッシュを入れる練習法です。
例えば、以下のように行います。
スラッシュの入れ方は1つではありません。慣れないうちはスラッシュは多くなるはずです。
しかし、練習するうちにより多くの範囲を1つのまとまりとして理解できるようになるので、スラッシュは少なくなっていきます。
そして最終的には、スラッシュを入れずとも英文を前から理解できるようになります。
ディクテーション
ここからはリスニング力を伸ばす勉強法を解説します。
ディクテーションというのは、聞こえた音声を書き取る練習法です。
- リスニング音声のスピードについていけるようになる
- 音の連結を判別できるようになる
という効果があります。
ディクテーションは以下の手順で進めます。
- 全文を聞く
- 音声を1文ごとに区切って止めながら書き取る(書き取れるまで音声は何度再生し直してもOK)
- 再度全文を聞いて、意味を意識しながら書き取った内容をチェック
- スクリプトを見て間違いがないかチェック
- 間違いがあった場合は聞き取れるようになるまで聞き直す
シャドーイング
相手の言ったことを理解するプロセスは2段階です。
- 音声認識
- 意味理解
日本語の音声を聞く場合は音声認識は自然にできます。
意味理解に集中することができるので、相手の言ったことを一度で理解できます。
しかし、英語の音声を聞く場合、練習していなければ、音声認識に脳のメモリーを割かなければなりません。
つまり、意味理解に完全に集中することができないため、相手の言ったことに対する理解度が著しく低くなってしまいます。
そこで、音声認識を自然とできるようになるために効果的なリスニング練習法がシャドーイングです。
シャドーイングは以下の手順で進めます。
- 一度全文を聞く(意味を理解しながら)
- スクリプトを確認する
- スクリプトを確認しながら、音声を流して聞き取りと同時に発音する
- ③を最低3回繰り返す
- スクリプトを見ずに、音声を流して聞き取りと同時に発音する
- ⑤を最低3回繰り返す
リスニング問題演習後は、復習としてディクテーションとシャドーイングを行いましょう。
実践演習する
TOEICは形式が特殊な試験です。また、試験時間が合計約120分と長いです。
よって、実践演習を通じて
- 形式に慣れること
- 時間配分の感覚を身につけること
- 120分間集中する体力を身につけること
が重要です。
実践演習のやり方は以下の通りです。
- まずは普通に解く
- 丸付け・解答解説を読む
- わからない英単語・英文法は全て調べる
- 聞き取れない英文は聞き取れるようになるまで聞き直す
- スラスラ読めない英文はスラスラ読めるようになるまで読み直す
- 2週間後に同じ問題を解く
- 2〜5を行う
- 1ヶ月後に同じ問題を解く
- 2〜5を行う
なお、TOEIC600点を安定して取れるようになるまでは、無理に全てのパートを復習(↑の②〜⑤)する必要はありません。
とりあえずはPart1・2・5・6だけを復習すればOKです。
TOEIC400点から700点に上げるのに必要な勉強時間
一般的に、TOEICのスコアを100点アップさせるには200〜300時間程度必要と言われています。
これに基づいて計算すると、TOEIC400点から700点に上げるのに必要な勉強時間の目安は約600〜900時間になります。
「そんなにかかるの…?」と思ったかもしれませんが、安心してください。
↑の勉強時間は、あくまで試行錯誤・回り道した場合の勉強時間です。
順序立てて、努力の方向性を間違えることなく勉強すれば、↑の勉強時間よりも短い時間でTOEIC400点から700点に上げられます。
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TOEICは資格試験です。趣味でやるなら別ですが、資格試験に多大な時間を使うのははっきり言ってもったいないです。
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まとめ
TOEIC400点から700点に上げる勉強法を解説しました。
- 語彙力を強化する
- 英文法を勉強する
- スラッシュリーディング
- ディクテーション
- シャドーイング
- 実践演習する
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