TOEIC550点のレベルはどのくらい?勉強法・おすすめ参考書も紹介

今回はTOEIC550点のレベルと、550点を取るための勉強法・おすすめ参考書を解説します。

  • TOEIC550点のレベルが知りたい
  • TOEIC550点を取るための勉強法が知りたい
  • TOEIC550点からさらにスコアをアップさせる勉強法を知りたい

という方は必見です!

本記事の信頼性
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495、リーディング480)です!(大学3年時取得)
TOEICスコア リスニング495 リーディング475 計975

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TOEIC550点のレベル

TOEIC550点は全体の上位62.9%

2022年度のTOEIC公開テストスコア取得者の割合は以下の通りです。

TOEICスコア取得者の割合 540点は上位63.9% 590点は上位53.6%TOEIC Program DATA & ANALYSISより筆者作成)

よって、550点は上位53.6%〜63.9%の間のスコアだと考えられます。

 

ただ、このデータには1年に何度もTOEICを受験している人も含まれています。

そのような重複カウントを省くために、個別の試験の状況も確認してみましょう。

TOEIC351回 スコア分布 295点〜645点

 

TOEIC公式が発表している「第351回 平均スコア・スコア分布 詳細」によると、

  • 点数が595点未満は全体の下位44.7%
  • 点数が545点未満は全体の下位33.9%

です。よって、TOEIC550点は上位55.3%〜66.1%の間のスコアだと考えられます。

 

先ほどの数値(上位53.6%〜63.9%)と平均すると、TOEIC550点は上位54.5%〜65.0%となります。

TOEICのスコアは5点刻みなので、540点から590点までの点数の種類は以下の11通りです。

  1. 540点(上位65.0%)
  2. 545点
  3. 550点
  4. 555点
  5. 560点
  6. 565点
  7. 570点
  8. 575点
  9. 580点
  10. 585点
  11. 590点(上位54.5%)

それぞれのスコアに均等に受験者が分布しているとすれば、各スコア間の差は1.05%(=(65.0%-54.5%)/10)になります。

よって、550点は62.9%(=65.0%-1.05%×2)です。

TOEIC550点は平均点より低く偏差値46.6

TOEIC Program DATA & ANALYSIS」によると、全体の受験者のTOEIC平均スコアは608点(公開テスト)です。

 

過去のTOEIC統計より、スコアが約17点ダウンすると、偏差値が1下がる計算になります。

よって、TOEIC550点は偏差値46.6です。(公開テストの平均点より計算)

TOEIC550点は正答率58%程度

平均的に、リスニングとリーディングは50点ほど差がつきます。

よって、TOEIC550点の場合、リスニング300点前後、リーディング250点前後になるでしょう。

テン
正答率の目安は58%程度です。

TOEIC550点は公式の5段階のコミュニケーション能力評価で上から3番目のレベル

PROFICIENCY SCALE」によると、TOEIC550点はA〜Eの5段階評価のうち、C評価(470点以上)です。

C評価は「日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる」レベルで、以下の特徴を備えています。

  • 通常会話であれば要点を理解し、応答にも支障はない
  • 複雑な場面における対応や意思疎通では巧拙(上手い/下手)の差が見られる
  • 基本的な文法・構文は身についている
  • 表現力の不足はあるが、ともかく自己の意思を伝える語彙を備えている

TOEIC550点はCEFRA2で英検準2級レベル

CEFRとTOEICスコアの対照表

参照元:各試験団体のデータによるCEFRとの対照表

CEFR(セファール)とは、外国語の習熟度や運用能力をはかる国際的な指標です。

上記の文部科学省のデータによると、TOEIC550点はCFFR A2程度に相当します。

 

また、英検に換算すると、TOEIC550点は英検準2級(高校中級程度)に相当します。

テン
TOEICと英検は問題の形式が大きく異なるので、完璧に換算するのは難しいです。あくまで参考程度にしておきましょう。

TOEIC550点の評価

ここからは以下の3つの視点から、TOEIC550点がどのように評価されるのかを解説します。

  1. 大学・大学院
  2. 就職・転職
  3. 昇進・昇格

TOEIC550点は大学で活用できる、大学院では低い評価

一部の大学・学部では、一定以上のTOEICスコアを取ることで英語試験が免除されたり、単位が認定されたりすることがあります。

基準となるスコアは大学・学部により異なりますが、500点程度あるとそのような優遇制度を受けられることが多いです。

 

よって、とりあえずTOEIC550点を目標にするのが良いでしょう。

 

一方で、大学院になると話は別です。

地方国立大学の大学院ではおおむね600点程度、旧帝大の大学院ではおおむね700点程度が最低条件として求められます。

テン
目指す大学院により必要なTOEICスコアは変わりますが、TOEIC550点では物足りない場合がやはり多いです。大学院の選択肢を広げるためにも、550点を踏み台にして、最終的には600点以上を目指しましょう。

TOEIC550点は就活・転職で自信を持って活用できるスコアではない

TOEICの活用状況と要件・参考とされるTOEICスコア

TOEIC活用状況と求められるスコア

上画像より、新卒採用では545点、中途採用では620点が要件・参考とされる平均的なTOEICスコアの基準となっていることがわかります。

550点は新卒採用での平均値よりは高いですが、公開テストの平均点(608点)よりは低いです。

 

よって、TOEIC550点は就職活動や転職活動で自信を持って活用できるスコアとは言えません。

 

一般に、就職・転職活動で活用できるスコアはTOEIC600点以上です。

また、TOEIC700点以上取れれば、一般的な企業であれば英語力で他の候補者と大きく差をつけられます。

TOEIC550点だと昇進・昇格のチャンスが増える可能性がある

昇進・昇格・海外出張・海外赴任者選抜で要件・参考とされるTOEICスコア

TOEIC活用状況と求められるスコア

この画像から、昇進・昇格でTOEICスコアを要件・参考にしている企業は30%近くあり、おおむね500点以上が基準になっていることがわかります。

よって、TOEIC550点取れれば、昇進や昇格のチャンスが増える可能性があるでしょう。

 

ただし、海外赴任等を目指している場合は600点以上が基準となっている場合が多いので、550点を踏み台にして、最終的には600点以上を目指しましょう。

TOEICで550点を取るための勉強法

ここからはTOEICで550点を取るための勉強法を解説します!

TOEIC特有の英単語を覚える

英単語はとても重要な英語の基礎です。

英単語がわからなければ、英文は読めないし聞けません。

 

また、多少英単語を覚えたとしても、英単語の定着度が低い、つまり「英単語を見てその意味をすぐに思い出せない」という状態だとTOEIC550点を取るのは厳しいです。

特にTOEICのリーディングは試験時間が厳しく時間との勝負なので、「英単語を見た瞬間に意味を思い出せる」ことが不可欠です。

 

現状TOEIC550点未満の場合、まだ語彙力がそれほど高くありません。

これは一見悪いことのように聞こえるかもしれませんが、裏返せば「英単語を覚えるだけ」でもどんどんスコアが伸びるとも言えます。

 

TOEIC700点などハイスコアになってくると「英単語を覚えても全然スコアが変化しない」なんて状況がよく起こります。

英単語以外の要素(速読力など)の重要度が高まってくるからです。

 

つまり、TOEIC550点以下は英単語を覚えれば覚えるだけスコアが伸びる「ボーナスタイム」というわけです。

テン
よって、まずは重点的に英単語を対策していくことがTOEIC550点を取るための秘訣です。

 

一般的に、TOEIC550点を取るには4,500程度の英単語を覚えることが必要と言われます。

ここで意識してほしいのが「TOEIC特有の英単語を覚えること」です。

 

というのも、TOEICの英語は「ビジネスシーンを想定した英語」です。

大学受験や日常英会話とは異なる「TOEIC特有の英単語」が多く登場します。

テン
つまり、「大学受験特化の英単語帳」などを使ってしまうと、英単語学習の効率が落ちます。

 

よって、TOEIC特化の英単語帳を使って英単語を覚えていくことが大切です。

英文法を勉強する

英文法は、英単語と並んで重要な英語の基礎です。

 

英文法の理解度が低ければ、リスニングの聞き取りの精度が落ちるので、正答率が下がります。

またリーディングについても、英文を読むスピードと読解の精度が落ちるので、全体のスコアがガクッと落ち込みます。

 

さらに、TOEICのリーディングセクションには英文法問題が多数出題されるので、確実に理解することが大切です。

 

TOEIC英文法対策で大切なことは、インプットとアウトプットを交互に行うことです。

アウトプットすることでインプットした知識の理解度・定着度が深まるとともに、問題を解くときに知識を思い出すスピードが上がるので、問題を素早く正確に解けるようになります。

毎日英語を聞く

毎日英語を聞いて、英語を聞く体力・集中力を身につけましょう。

 

おすすめのリスニング教材はTEDという番組です。

TEDがおすすめな理由は5つあります。

  1. YouTubeで無料で気軽に視聴できる
  2. 英語が聞き取りやすい
  3. 話が面白い
  4. 英語字幕を表示できる(人気の番組は日本語字幕もある)
  5. 速度を調整できる
テン
TEDの視聴には、移動中や休憩時間など、スキマ時間を活用するのがおすすめです。

毎日英語を読む

TOEICのリーディングセクションは75分間です。

さらに、リーディングの前に45分間のリスニングセクションがあります。

 

そのため、英語を読む体力がなければ、試験途中でペースダウンしてしまい、本来の力を発揮できなくなります。

 

試験時間の最後まで集中して読解スピードを落とさない体力を身につけるために、毎日英語を読むことを習慣づけましょう。

おすすめのリーディング教材は、TOEIC公式問題集のPart6とPart7です。

 

最初はじっくり時間をかけて、辞書やインターネットを駆使しながら、一文一文丁寧に読みましょう。

慣れてきたら、次はスピードを意識しながらスラスラ読むことに挑戦してください。

音読する

音読は「英語の音に慣れる」&「英語の語順に慣れて前から英語を理解できるようになる」ために有効な方法です。

リーディング力・リスニング力の両方を同時に鍛えられます。

 

音読には、英語長文レベル別問題集を使うのがおすすめです。

テン
この問題集にはレベル1〜6まであります。TOEIC550点を目指す場合、レベル3かレベル4あたりを使うのがおすすめです。

 

音読する際は、事前にスクリプトを黙読し話の流れを理解しつつ、わからない英単語や英文法の知識を調べておきましょう。

面倒かもしれませんが、これだけで音読の効率は大きく変わるので、なるべくやってください。

オーバーラッピング

オーバーラッピングは、スクリプト(音声の書き起こし)を見ながら音声を流し、音声に重ねるように発音する練習法です。

  • リスニング音声のスピードに慣れる
  • 英語の音を判別できるようになる

といった効果があります。

 

オーバーラッピングの手順は以下です。

  1. リスニング教材・素材を選ぶ
  2. 一度全文を聞いてみる
  3. スクリプトを確認する
  4. 音声を聞きながらスクリプトを黙読する
  5. スクリプトを見ながら音声と同時に発声する

リスニング教材・素材は難しすぎないモノを選びましょう。

おすすめの教材はTOEIC公式問題集のPart1・2、慣れてきたらPart3やPart4の長文でオーバーラッピングしていきましょう。

created by Rinker
国際ビジネスコミュニケーション協会

リスニングはPart1・2を重点的に対策する

TOEIC リスニングのPart別の問題形式・問題数・難易度

TOEICのリスニングセクションはPart1〜4までありますが、Partごとに問題の形式・難易度が大きく異なります。

TOEIC550点を目指す場合に対策すべきなのは、簡単なPart1・2です。

テン
なお、Part1・2を対策すれば根本的なリスニング力も伸びるので、Part3・4の正答数も増え、全体のスコアが底上げされます。

 

Part1・2対策におすすめの参考書は「TOEIC 初心者特急 パート1・2」です。

TOEIC 初心者特急 Part1・2の目次

TOEIC 初心者特急 パート1・2の目次

この参考書では、Part1・2の問題パターンを7つのユニットに分類しています。

1日1ユニットずつ対策していくのがおすすめです。

テン
問題を解き終わったら、復習としてオーバーラッピングしましょう。3周くらいすれば、かなりPart1・2が解きやすくなります。

リーディングはPart5・6を対策する

TOEIC リーディングのPart別の問題形式・問題数・難易度

TOEICのリーディングセクションはPart5〜7までありますが、Partごとに問題の形式・難易度が大きく異なります。

TOEIC550点を目指す場合に対策すべきなのは、簡単なPart5・6です。

テン
語彙力が低く文法理解が浅いうちは、Part7を対策してもあまり意味がありません。Part5・6対策を通じて語彙力アップ&文法理解を深めてから、Part7を対策しましょう。

 

Part5・6対策におすすめの参考書は「TOEIC 文法問題はじめの400問」です。

 

TOEIC 文法問題 はじめの400問 目次

TOEIC 文法問題はじめの400問の目次

この問題集では、TOEIC Part5に出てくる文法問題を6つに分類し、基本の問題パターンを網羅しています。

繰り返し問題演習することで問題パターンを素早く判別し、適切に解けるようになります。

テン
なお、Part6はPart5と形式が似ているので、Part5対策をすればそのままPart6対策になります。Part6対策のために他の参考書を揃える必要はありません。

TOEICの実践演習をする

TOEICは形式が特殊な試験です。

そのため、問題を解いて形式に慣れることがスコアアップのために重要です。

 

問題演習には、公式問題集を使いましょう。

「公式」とついているだけあって、本番の難易度・形式に最も近い問題が掲載されています。

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国際ビジネスコミュニケーション協会

 

なお、TOEIC550点を目指す段階では解答時間を気にする必要はありません。

時間無制限で、辞書やネットで調べながら1つ1つの問題を丁寧に解いていきましょう。

テン
リスニングの音声も何度聞き返しても構いません。

 

ただし、試験2週間前からは、時間配分の感覚を掴むために試験時間の120分を計りながら問題演習しましょう。

(リスニングは勝手に音声が流れるので、実質的に時間を計るのはリーディングの75分間)

 

実践演習が終わったあとは必ず復習してください。

解答解説を読み、リスニングはオーバーラッピングして、リーディングは音読してください。

 

ただし、全てのパートを無理に復習する必要はありません。

復習すべきことが多すぎて、挫折の原因になるからです。復習内容を自分のものとして吸収しきれない可能性もあります。

TOEIC550点を取れるPart別正答数の目安

TOEIC550点を目指す場合、Part別の正答数の目安は以下のとおりです。

問題数正答数
Part16問4問
Part225問28問
Part339問21問
Part430問15問
Part530問18問
Part616問12問
Part754問28問

最短でTOEIC550点を取るためのコツ

ここからは短期間でTOEIC550点を取るために意識してほしいことや「勉強のコツ」を紹介します。

わからない問題に時間を使いすぎない

TOEICの原則は「難問1問より易問3問」です。

難しい問題に時間をかけて1問正答するより、同じ時間で簡単な問題をしっかり3題正答する方がスコアは伸びるし安定します。

 

特にリーディングは時間との勝負になってきます。

試験時間は75分間と一見長いように感じるかもしれませんが問題数は100問あるので、実際に試験を解いてみると「短すぎる…」と感じます。

テン
TOEICリーディングを試験時間内に解き終える方はほとんどいません。(解き終わるのは850点以上の方くらい)

 

そのため、「できるだけ多くの問題を解くこと」が目指すべき解き方になってきます。

よって、「自信がない」「解答の根拠が見つからない」と感じるような難問はさっさと飛ばしてOKです。

スキマ時間はアプリで勉強

  • 通勤・通学の移動時間
  • 休憩時間

など、日々の生活を見直すと、勉強に有効活用できそうなスキマ時間はたくさん見つかるはずです。

1日30分でもスキマ時間に勉強できれば、1ヶ月で15時間もの勉強時間になります。

 

スキマ時間の勉強には、スマホアプリの「スタディサプリ ENGLISH TOEICテスト対策」を活用するのがおすすめです。

スマホでいつでもどこからでも気軽に、かつ本格的にTOEIC対策ができます。

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私もスタサプを愛用してました。個人的に特に最高だったのは、4000問以上の実践問題が収録されており、外出先でもたっぷり問題演習できることです。スタサプ無くして、4ヶ月で500→975点に上げることは不可能だったと思います。

スタディサプリ ENGLISH TOEICテスト対策」は無料体験もできるので、ぜひ試してみてください!

 

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定期的に自分の実力を把握する

定期的に公式問題集を解いて自分の実力を把握しましょう。

目的は2つあります。

  1. 「今やっている勉強法が効果的かどうか」を判断すること
  2. 自分の苦手パート/単元を見つけること

①について、スコアが伸びているなら今やっている勉強法は効果的ということなので、そのまま続ければOKです。

一方で、スコアが伸びていないなら今やっている勉強法は効果的でないため、「何か改善すべきだ」とわかります。

 

②について、TOEICのスコアを効率的に伸ばすには苦手パート/単元を克服することが効果的です。

そして苦手パート/単元を把握するには、実践演習を通じて「どのパート/単元の正答率が低いのか」を確認するのが最も確実です。

テン
苦手パートの克服法については「TOEIC全パート攻略法」で徹底的に解説しているので、ぜひご覧ください!

 

  • 公式問題集を持っていない
  • 公式問題集を解く時間(2時間)を確保できない

という方は、代わりに「Santaアルク」というアプリを使うのがおすすめです。

 

 

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しかも精度が95%と高いため、診断結果を信頼できるのもポイントです。

 

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TOEICで550点を取るのにかかる勉強時間

TOEIC550点を取るのにかかる勉強時間はスタートラインにより異なります。

  • TOEIC200点レベルの方:700時間以上
  • TOEIC300点レベルの方:500時間以上
  • TOEIC400点レベルの方:300〜400時間
  • TOEIC500点レベルの方:100〜200時間

ただし、これはあくまで目安です。

今回解説した勉強法を実践すれば、これよりはるかに短い時間で550点に到達できます。

TOEICで550点を取るためにおすすめの参考書・教材

ここからはTOEIC550点以上を取るためにおすすめの参考書や教材を紹介します!

TOEIC 出る単特急 銀のフレーズ

TOEICの定番単語帳です。

書店のTOEICコーナーに行くと、必ずと言っていいほど一番目に入るところに置かれています。

テン
通称「銀フレ」です。

 

銀フレには、TOEIC頻出の1000単語が掲載されています。

覚えてなきゃやばい重要単語ばかりなので、確実に覚えましょう。

英語長文レベル別問題集

大学受験の英語の長文問題が載っている問題集です。

TOEIC用の参考書ではありませんが、以下の2点の理由から、音読教材としてかなり使いやすいのでおすすめします。

  1. 自分のレベルに合った長文で音読できる
  2. リスニング音声付きだから単語の発音を確認しやすい

問題集なので、設問もついています。

TOEICの形式とは異なりますが英文の理解度を測るのに使えるので、余裕があれば解いてみましょう。

テン
ちなみに、大学受験用の参考書なので、TOEIC用の参考書と比較して価格がリーズナブルなのも嬉しいポイントです。

TOEIC 初心者特急 パート1・2

リスニングの中で比較的簡単なPart1・2の「基本問題」に特化した参考書です。

絶対に解けるようになるべき基本問題が、問題パターン別に載っています。

 

この参考書で繰り返し演習すれば、基本問題を明確な根拠を持って解ける力が身につきます。

また、根本的なリスニング力が伸びるので、Part3・4の長文音声も聞き取りやすくなります。

TOEIC 文法問題はじめの400問

中学レベルの基本的な英文法をおさらいしながら、TOEIC Part5の文法問題と同形式の問題を使って演習できる問題集です。

本番より問題文が短く単語のレベルが低いため、挫折することなく着実にPart5のスコアを上げていけます。

 

また、問題量が400問と非常に多いのもポイント。

繰り返し同じ問題に触れることで、問題パターンを素早く把握し、適切な解き方を適用できるようになります。

テン
正答率と解答スピードの両方を同時に改善できるので、どんどん問題を解いていきましょう。

TOEIC公式問題集

created by Rinker
国際ビジネスコミュニケーション協会

TOEICの実践演習をするのに特におすすめしたい問題集です。

テン
私もいろんな問題集を使ってきましたが、個人的には公式問題集が一番スコアアップに直結すると感じています。

 

「公式」というだけあって本番に近い難易度・形式の問題が掲載されています。

そのうえ、本番と同様のスピーカーが音声の収録を担当しているので、限りなく実践に近い形で問題演習できます。

 

現在、冊子・バージョンは1〜11まであり、11が最新です。

問題集としては価格が少し高いですが、本気でTOEICを勉強するなら最低1冊は持っておきたい問題集です。

まとめ

TOEIC550点を取るための勉強法とおすすめ参考書/教材、そして550点からさらにスコアをアップさせる勉強法を解説しました。

 

TOEICは勉強のやり方がとても大切です。

勉強のやり方を間違えてしまうと、驚くほどスコアがアップしません。

 

今回解説した勉強法を実践して、ぐんぐんスコアを伸ばしていきましょう!

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