TOEIC IPテストの平均点は何点?大学生・社会人など属性別に紹介!スコアの目安も解説!【最新データ】

TOEIC IPテスト 平均点

結論:TOEIC IPテストの平均点は全体で495点です。大学生は470点、社会人は540点。この記事では、2024年度IIBCの最新データを使って、属性別の平均点からスコア目安・換算表まで徹底的に解説します。

 

  • 「TOEIC IPテストの平均点って今何点なの?」
  • 「大学生の中で自分のスコアはどの位置?」
  • 「社会人の平均と比べるとどうなの?」
  • 「自分のスコアのレベルがわからない…」
  • 「素点とスコアの換算ってどうなってるの?」

 

こういった疑問を持っている方は多いと思います。

 

TOEIC IPテストは大学や企業で実施される団体受験のテストで、年間100万人以上が受験しています。

公開テスト(個人受験)とは受験者層が異なるため、平均点にも大きな差があります。

 

正直、「平均点と比べてどうなのか」って超気になりますよね。

テン
ということでこの記事では、データが取れる最新年度「2024年度」のIIBC最新データを使って、IPテストの平均点を大学生・社会人・高校生など属性別に徹底的に解説します。スコア目安や素点の換算表も載せているので、自分の現在地を正確に把握したい方はぜひ最後まで読んでください。
本記事の信頼性
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495、リーディング480)です!
筆者のTOEICスコア リスニング495 リーディング475 計975
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TOEIC IPテストの平均点は495点【最新データ】

結論:TOEIC IPテストの全体平均点は495点(リスニング277点・リーディング218点)です。受験者数は1,041,495人で、企業・団体は540点、学校(大学生メイン)は465点と75点の差があります。

 

「IPテストって平均どのくらいなんだろう?」「自分のスコアは上なのか下なのか、正直よくわからない」という人、めちゃくちゃ多いと思います。

平均点を知らないと、自分が今どのくらいの位置にいるのかが掴めません。まずはここを確認するところから始めましょう。

全体の平均スコアは495点(リスニング277点・リーディング218点)

TOEIC Program DATA & ANALYSISによると、データが取れる最新年度「2024年度」のIPテスト全体の平均スコアは以下のとおりです。

項目スコア受験者数
合計495点1,041,495人
リスニング(L)277点
リーディング(R)218点

 

また、2020〜2024年まで5年分の受験者全体のTOEIC IPテストの平均点は以下のとおりです。

年度平均スコア(リスニング,リーディング)受験者数
2024495点(277点,218点)1,041,495人
2023492点(275点,217点)1,017,037人
2022493点(277点,219点)1,000,926人
2021498点(279点,219点)1,010,779人
2020502点(282点,221点)854,301人

どの年も495〜500点前後に平均点は収束していますね。

これは「等価(equating)」というスコア評価の仕組みが関係しているからです。

テン
試験の難易度は毎回変わります。そこで難易度にかかわらず、英語力を適切に反映するために、統計的にスコアを調整するのが「等価」です。この等価のおかげで、平均点が毎年収束していくわけですね。(もちろん受験者数の多さも収束には関係しますが。)

 

また、もう1つ注目して欲しいのがリスニングとリーディングの差です。

毎年、だいたい50点〜60点くらい、リスニングの方が高くなっています。

 

これはほとんどの受験者にとってリスニングの方が得点しやすいことを示しています。

企業・団体540点 / 学校465点

IPテストは「企業・団体(主に社会人)」と「学校(主に大学生)」の2種類に分かれています。

それぞれの平均点を見ると、実は大きな差があります。

受験区分平均スコアL平均R平均受験者数
企業・団体540点300点240点417,594人
学校465点262点203点623,901人

※企業・団体 = 民間企業・官公庁・非営利団体などの組織まとめたデータ。社会人平均と考えるとわかりやすい。
※学校=中学校・高校・高専・短大・大学・大学院・専門学校など教育機関をまとめたデータ。大学生がボリュームゾーン。

 

75点の差は、決して小さくありません。

企業・団体の受験者(社会人)は、仕事で英語に触れる機会があったり、昇進・資格要件でTOEICを意識して勉強していたりすることが多いです。

一方、学校区分の受験者(大学生メイン)は、英語から離れていた期間が長い人や、初受験の人も多く含まれます。

テン
学生平均がIPテストの全体平均495点より低い465点になっているのは、正直「大学で受けさせられた」など「受け身で受験している人が多い」のが大きな原因だと思います。学校の授業や単位取得で半ば強制的に受けているケースが多いですからね。高いハードルが課されることも少ないので、社会人と比較するとプレッシャーも低いですし。

過去5年間の推移——ほぼ横ばいで安定

過去5年間のIPテスト全体の平均スコア推移は以下のとおりです。

年度平均スコア(リスニング,リーディング)受験者数
2024495点(277点,218点)1,041,495人
2023492点(275点,217点)1,017,037人
2022493点(277点,219点)1,000,926人
2021498点(279点,219点)1,010,779人
2020502点(282点,221点)854,301人

5年間でほとんど変動していません。受験者数は毎年増加しているにもかかわらず、平均点は490点台前半〜500点前後で安定しています。

 

つまり「495点前後」がIPテスト受験者の安定した実力水準と言えます。

言い換えると、500点を超えるだけで日本全体のIPテスト受験者の平均を上回ることができるわけです。

テン
平均点がほとんど変わらないというのは、面白いデータです。新しく受験し始めた人がそのまま平均を押し上げも押し下げもしていません。日本のTOEICレベルが「構造的に横ばい」になっているとも言えますね。

なぜIPテストは公開テストより120点低いのか

ちなみに、TOEICにはIPテスト(団体受験)の他に、公開テスト(一般受験)という受験方式もあります。

個人で申し込むやつですね。

 

で、公開テストの2024年度平均は615点(リスニング336点・リーディング279点)でした。受験者数は735,425人です。

IPテスト平均495点と比べると、120点の差があります。

テン
120点、かなり大きいですよね。

 

「じゃあIPテストの方が簡単なのか?」と思う人もいるかもしれませんが、実はそうではありません。

理由は大きく2つです。

  1. 公開テストの受験者は「高スコアを目指している人」が多い
  2. IPテストには「対策なしで受ける人」が多数含まれる

まず、公開テストは能動的に申し込む試験です。受験料もIPテストと比較して3580円ほど高いです。

そして、受験するのは「スコアを上げたい」「就活・転職に使いたい」と目的意識を持った人がほとんどです。当然、対策してから受験している人の割合が高くなります。

 

一方、IPテストは企業の研修や大学の授業・単位取得で受験するケースが多く、「特に準備せず受けた」という人が相当数います

だから、平均スコアが低く出やすいんですね。

テン
ぶっちゃけ、僕はIPテストの平均点の方が「日本全体の本当の英語力」に近いと思っています。公開テストの615点は「TOEIC受験に積極的な層」の平均であって、日本全体の英語力を反映しているとは言えません。IPテストは強制受験の人も含めた100万人超のデータですから、より偏りのない日本の実態が見えています。また、公開テストとIPテストの差を踏まえると、TOEICにおいてちゃんと対策した人とそうでない人の差がいかに大きいか、はっきり分かりますよね。

 

なお「IPテストの平均点」という本題とは離れますが、IPテスト自体の仕組みや公開テストとの違いについて気になる場合は「TOEIC IPテストとは?公開テストとの違いも解説」をご覧ください。

【大学生】TOEIC IPテスト平均点を徹底分析

結論:大学生のIPテスト平均は470点。初受験の大学生平均は442点。

 

「大学でTOEICを受けたけど、自分の点数って低いの?それとも普通?」

そう疑問に思う大学生はめちゃくちゃ多いです。やっぱり、自分の立ち位置は気になりますよね。

 

先ほどは学校機関全体(465点)の話をしました。

ここではさらに踏み込んで、大学生だけのIPテストデータを学年別・専攻別・受験回数別・海外経験別に徹底的に分析します。

 

数字を見れば、「自分の位置がどれくらいか」がはっきりわかります。ぜひ自分と照らし合わせながら読んでみてください。

大学全体の平均は470点(473,757人)

TOEIC Program DATA & ANALYSISによると、大学生のIPテスト平均点は470点(リスニング263点/リーディング207点)です。

受験者数は473,757人。

 

先ほど紹介した通り、学校機関全体(中学・高校・大学・短大・専門学校含む)の平均は465点ですが、大学生だけに絞ると470点とやや高くなります。

テン
470点という数字だけ見て「平均より低い…」と落ち込む前に、まずここから解説する学年・専攻・受験回数のデータを確認してください。あなたの点数は、実はかなり妥当な数字かもしれません。

学年別の平均点(1年453点→4年545点)

大学生の平均点は、実は学年によって大きく変わります。以下がその内訳です。

学年平均点L / R受験者数
1年生453点L252 / R201257,352人
2年生466点L263 / R203120,508人
3年生512点L288 / R22470,493人
4年生545点L305 / R24025,404人

1年生(453点)と4年生(545点)の差は92点。この数字、すごく興味深いと思います。

テン
特に注目して欲しいのは、2年→3年のジャンプです。46点も上がっています。就活を意識して3年生から本腰を入れる人が増えるからだと思いますが、裏を返すと「早く動けば差がつけやすい」ということでもあります。ただ、最近は就活早期化で2年生から始めることもありますよね。だから、より早く動くことが大事になってきます。

 

また受験者数にも注目してください。1年生が257,352人なのに対し、4年生はわずか25,404人。

多くの大学生がTOEICを受けるのは1・2年のうちに集中しているわけです。

 

4年生の平均が高いのは、就活や留学などでいますぐ高スコアが必要な人だけが受験している影響もあります。

だから「4年生の平均545点」を目標ラインにするのは少し注意が必要です。

 

それよりも、自分の学年平均との比較の方が正確な現在地を把握できます。

専攻別の平均点(語学・文学521点〜教育・教養445点)

次に専攻別のデータを見てみましょう。これも平均点を語る上でめちゃくちゃ重要な視点です。

専攻平均点受験者数
語学・文学系(英語専攻)521点47,390人
国際関係学系519点27,579人
語学・文学系(英語専攻以外)482点28,684人
医・薬学系492点20,066人
法学系478点28,714人
商学・経済・経営系473点67,604人
社会学系473点23,667人
情報科学系461点26,652人
教育・教養系445点20,774人
理工・農学系452点127,989人

最高が語学・文学系(英語専攻)の521点、最低が教育・教養系の445点で、その差は76点あります。

テン
はっきり言って、理工・農学系の452点は「英語に触れる機会が少ない」という環境的な影響が大きいと思います。英語を専攻している人と比べれば低くて当然です。だから理系の人が「450点か…低いな」と落ち込む必要はまったくありません。むしろ理系で600点超えたら超優秀です。

 

医・薬学系が492点と比較的高いのも興味深いデータです。

医薬系は英語論文を読む機会が多く、リーディング力が鍛えられやすい環境にあることが関係していると考えられます。

 

受験者数で見ると、理工・農学系が127,989人と圧倒的に多いことも分かります。

大学のIPテストの約27%が理工・農学系の学生というわけです。この層が低めの平均を引き下げている面もあります。

初受験の大学生平均は442点

ここからは、他のサイトがほぼ触れていない独自データを紹介します。

TOEIC IPテストをはじめて受験した大学生の平均点は442点(受験者数201,436人)です。

 

「初受験」という切り口、実はこれがいちばん大事なデータかもしれません。

 

大学1年生の平均453点と比べて、初受験の442点はさらに11点低い。

これは「初受験の人は特に点が出にくい」ということを示しています。

 

また、初受験で500点を超えていたとしたら、それはすでに大学生の中でかなり上位に入っている証拠。受験生の頃にかなり英語を勉強したことがあるはずです。

テン
初受験で400点台前半だったとしても、それは普通のことです。僕も最初に受けたときは約400点でしたし、正直な話「こんなに時間が足りないのか」と衝撃を受けました。TOEICは英語力だけでなく「テストの形式に慣れているかどうか」も大きく影響します。初回で高得点を取れる人は、それだけ事前に対策していた人です。

受験回数別の平均点

受験回数が増えるほど平均点が上がります。以下のデータを見てください。

受験回数平均点受験者数
今回がはじめて442点201,436人
これまでに1回受験465点143,680人
これまでに2回受験491点73,682人
これまでに3回以上受験534点82,884人

初回442点から3回以上受けた人の平均534点まで、受験を重ねるごとに着実にスコアが上がっていることがわかります。

初回→1回経験で23点、2回経験→3回以上で43点の上昇。つまり受験経験を積むほど伸び幅が大きくなる傾向があります。

テン
このデータ、めちゃくちゃ重要なことを教えてくれています。「受けるだけで伸びる」ということではなく、「受験を繰り返せるくらい本気で取り組んでいる人はしっかり伸びる」ということです。3回以上受けた人の平均が534点というのは、継続して勉強した結果です。1回受けて終わりにするのは、正直もったいないです。

 

初回400点台やそれ以下だったとしても、しっかり対策して受験回数を積めば、600点・700点は案外すぐに到達できます。

海外滞在経験別の平均点

最後に、これも他のサイトにはほぼ掲載されていないデータです。

海外滞在経験の有無がスコアにどれほど影響するかを見てみましょう。

海外滞在経験平均点受験者数
滞在経験なし449点438,931人
6カ月未満526点83,569人
6カ月以上1年以下632点8,579人
1年より多く2年以下608点2,873人
2年より多く696点6,716人

海外滞在経験なしの449点に対し、2年以上の滞在経験がある人の平均は696点。その差は247点です。これはかなり大きな差です。

 

ひとつ面白いのは、「6カ月以上1年以下(632点)」よりも「1年より多く2年以下(608点)」の方がやや低い点です。

これはサンプル数の影響(2,873人と少ない)や、1〜2年の留学から帰国して間もない段階での受験が含まれるためと考えられます。

テン
海外経験なしの449点を見て「留学しないと伸びないのか…」と思ってほしくありません。受験者の約81%は海外滞在経験なしです。そしてその平均が449点ということは、海外経験なしで600点・700点・800点を取っている人も大勢いるということです。留学はプラスになりますが、必須条件ではありません。

 

また、「6カ月未満(526点)」というデータも重要です。短期留学でも約77点のスコアアップ効果があるように思えます。

ただし、これは海外経験が直接スコアを上げたというより、「英語学習に積極的な人が留学もする」という相関関係で解釈するのが正確です。

 

このセクション全体のまとめとして特に言いたいことは、平均点は「どの学年で」「どの専攻で」「何回目の受験か」「海外経験があるか」によって大きく変わると言うことです。

自分の点数を単純に470点と比べるのではなく、自分に近い条件のデータと照らし合わせることで、正確な現在地が見えてきます。

【社会人】TOEIC IPテスト平均点を徹底分析

結論:社会人全体の平均は540点(L300/R240)。ただし業種・職種・社歴によって200点以上の差がある。

 

「自分の点数って、周りと比べてどうなの?」と気になっている方は多いと思います。

先ほど企業・団体全体の平均が540点という数字に触れましたが、この数字だけ見ても正直ピンとこないですよね。

 

ここでは業種・職種・役職・社歴・海外滞在経験の5つの軸で、社会人のTOEIC IP平均点を徹底的に深掘りしていきます。

企業・団体全体の平均は540点

企業・団体でTOEIC IPテストを受験した417,594人の平均スコアは540点(リスニング300点・リーディング240点)です。

 

ただし、この平均は「自社でTOEIC受験を課している企業の社員」のデータ。

英語力を重視している企業が多い分、全社会人の平均よりやや高めに出ている可能性があります。

テン
はっきり言って、TOEICを会社で受けるような社員がいる企業って、すでに英語リテラシーが高い集団なんですよね。

業種別の平均点

業種によって平均点はかなり変わります。英語を使う機会が多い業種は当然高く、製造・建設系は低い傾向があります。

業種人数平均スコア
マスメディア635人639点
証券・保険2,676人638点
金融12,556人622点
商社7,940人617点
学校11,724人615点
不動産2,072人610点
小売業7,357人508点
繊維・紙8,047人495点
建設9,728人479点
車両45,465人479点

マスメディア・証券保険・金融は600点台後半と高水準。一方、建設・車両は479点と、全体平均を60点以上下回っています。

テン
ちなみに車両(自動車・輸送機器)は45,465人と圧倒的に人数が多いですね。製造ラインで英語をほぼ使わない社員が大量に受験しているので、平均が引き下げられている面もあります。業種の”使う機会の多さ”がそのまま平均点に反映されている印象です。あとはキャリアアップの観点もあるでしょうね。

職種別の平均点(上位・下位)

業種以上に差が開くのが職種別のデータです。同じ会社でも、何の仕事をしているかによって点数が大きく変わります。

職種人数平均スコア
海外7,611人696点
法務3,183人658点
経営4,532人647点
広報1,445人635点
マーケティング6,425人633点
営業49,041人564点
事務26,791人541点
技術109,385人506点
現場作業12,399人504点
製造25,589人430点

海外業務担当が696点でトップ。対して製造職は430点と、その差はなんと266点にもなります。

 

面白いのがが「技術職」のデータ。109,385人と最多人数ながら平均506点。エンジニア・研究職の方は英語の読み書きは得意な方が非常に多い印象はあるものの、平均が比較的低め。(それでも社会人平均よりは高いですが。)

その原因は「TOEIC形式に慣れていないこと」だと考えられます。逆に言えば、500点を取れる英語力があるなら、正しい手順で対策してTOEICの形式に慣れればすんなりスコアは上がります。

テン
また、法務(658点)や経営(647点)が高いのが僕は面白いと思っています。英語の契約書を読む必要がある法務、海外投資家とやり取りする経営層……英語が仕事に直結している職種は、やっぱりスコアに出てきますよね。

役職別の平均点

「役職が上がるほど英語力も上がる」と思いきや、データはちょっと違う結果を示しています。

役職人数平均スコア
派遣社員4,251人601点
役員2,027人585点
部長10,641人565点
課長37,658人545点
一般社員275,809人541点
係長40,862人532点

役員が585点、部長が565点と、役職が上がるにつれてスコアも上がる傾向があります。

ただし、一般社員(541点)と係長(532点)が逆転している点が気になります。

 

また、派遣社員が601点と全役職中トップというのも興味深いデータです。

テン
派遣社員が高い理由は、英語スキルを武器にしようと思って受けてる方が多いからだと思います。翻訳・通訳や外資系企業の事務など、英語力で仕事を取っている層も含まれているんでしょうね。一方で係長が一般社員より低いのは、管理業務が増えて英語の勉強時間が減っているからかもしれません。

社歴別の平均点

これ、正直かなり衝撃的なデータです。

社歴人数平均スコア
内定者18,227人626点
新入社員63,933人536点
入社2〜5年目81,941人560点
入社6〜10年目62,834人559点
入社11年目以上145,662人517点

内定者の段階では626点あったスコアが、新入社員になった途端に536点へ約90点も急落しています。

そこから2〜5年目で560点まで持ち直しますが、11年目以上になると517点にまで下がります。

 

「入社前が一番英語できた」という、なかなか辛い現実です。

2〜5年目で一度スコアが回復するのは、転職市場での英語需要を意識して再び勉強を始める人が増えるためと考えられます。

 

しかし、6〜10年目からは横ばい、そして11年目以降は本格的にスコアが下がっていきます。

「英語は使わないと確実に落ちる」という現実がデータに如実に表れています。

テン
めちゃくちゃ刺さるデータですよね。就活で頑張って取ったTOEICスコアが、入社後の仕事に追われる中でじわじわ落ちていく。これって英語力の問題というより、「使わないと落ちる」という英語の性質そのものだと思います。維持するだけでも相当な意識が必要です。

海外滞在経験別の平均点

海外滞在経験は、TOEICスコアと非常に強い相関があります。

海外滞在経験人数平均スコア
滞在経験なし243,611人498点
6カ月未満97,278人592点
6カ月以上1年以下12,850人707点
1年より多く2年以下6,318人710点
2年より多く13,028人746点

海外滞在なしの498点に対して、2年以上の滞在経験者は746点。その差は248点にもなります。

6カ月未満の滞在でも592点と約94点アップしており、短期間の海外経験でもスコアに影響が出ることがわかります。

 

なお、大学生の海外滞在経験別データでも同様の傾向が見られましたが、社会人のデータでも同じ構造が確認できます。

テン
ただ、「海外に住めばスコアが上がる」という単純な話でもないと思っています。海外滞在を経験できる人って、そもそも英語に積極的な層が多い。つまりこのデータには「英語が好きで勉強してきた人が海外に行きやすい」という選択バイアスも含まれています。海外経験なしでも700点台を狙えますし、実際に塾でもそういう生徒さんはたくさんいます。

【高校生・専門学校・短大・大学院】のIPテスト平均点

結論:高校生441点、専門学校453点、高専386点、短大380点、大学院564点。学校の種類で大きな差があります。

 

「大学生以外のIPテスト平均ってどのくらいなんだろう?」と気になる方もいると思います。

ここでは高校生・専門学校・高専・短大・大学院のデータをまとめました。

高校生の平均点:全体441点(学年・コース別)

高校生全体(17,659人)の平均は441点(リスニング259点・リーディング182点)です。

学年ごとのデータは以下のとおりです。

学年受験者数平均スコア
高校1年2,439人410点
高校2年5,339人447点
高校3年9,881人445点

1年から2年にかけて37点伸びていますが、2年と3年はほぼ同じです。

3年生は大学受験に移行してTOEICの勉強に割く時間が減る影響かもしれません。

テン
もしかしたら、高校2年でTOEICを受けるのが意識の高い優秀層、ということもあるかもしれませんね。僕が高校の頃なんか、TOEICなんて言葉すら知りませんでした。

 

次に、コース別のデータです。

コース受験者数平均スコア
普通科7,808人435点
英語科・国際科1,422人498点
工業科45人332点
商業科227人329点

英語科・国際科は498点と、普通科より60点以上高い結果です。

工業科(45人)と商業科(227人)はサンプル数が少ないため、あくまで参考程度に見てください。

テン
英語科・国際科の498点はかなり高いですね。サンプルも1,400人いるので信頼性は十分です。高校生の段階で500点近くあるのは本当にすごいです。

専門学校453点・高専386点・短大380点

専門学校・高専・短大の平均をまとめると、以下のとおりです。

学校種別受験者数平均スコアL / R
専門学校12,273人453点273 / 180
高専15,023人386点230 / 156
短大4,344人380点232 / 148

専門学校が453点と最も高く、高専・短大は380点台です。

テン
専門学校は学校によって英語に力を入れているところとそうでないところの差が大きいです。また、この453点はあくまで平均。英語系・医療系の専門学校が平均を引き上げている可能性があります。

大学院生の平均点:全体564点(学年別)

大学院生全体(6,912人)の平均は564点(リスニング308点・リーディング256点)です。大学生(470点)と比べると約94点高い水準です。

学年受験者数平均スコア
大学院1年4,465人552点
大学院2年2,088人578点
大学院3年以上約360人(参考値)620点台

1年から2年で26点伸びており、研究活動や英語論文への接触が影響していると考えられます。

3年以上はサンプル数が少ないため参考値ですが、600点を超えています。

テン
大学院生は英語の論文を読む機会が格段に増えるので、自然とスコアが上がりやすい環境にいます。特にリーディング平均(256点)が大学生のリーディング平均(207点)より49点も高いのは、その影響な気がします。

TOEIC IPテストのスコア分布【全体・企業・学校】

結論:IPテスト全体のボリュームゾーンは400〜495点で、受験者の約20%が集中しています。ただし企業と学校で分布の山の位置が大きく異なります。

 

「自分のスコアって、受験者の中でどのへんにいるんだろう?」と気になったことはありませんか?

平均点だけでなく分布を見ると、自分の立ち位置がより正確にわかります。ここでは全体・企業・学校の3パターンでスコア分布を比較します。

全体のスコア分布(ボリュームゾーンは400〜495点)

TOEIC IP スコア分布 全体

まず全体(1,041,495人)のスコア分布を100点刻みで集約したデータです。

スコア帯人数割合
800点以上71,375人6.9%
700〜795点87,471人8.4%
600〜695点141,725人13.6%
500〜595点195,263人18.7%
400〜495点212,001人20.4%(最多)
300〜395点191,982人18.4%
200〜295点115,861人11.1%
200点未満25,817人2.5%

最もボリュームが大きいのは400〜495点のゾーンで、受験者の約20%が集中しています。

先ほど触れた全体平均(495点)のすぐ下にあたるゾーンです。

 

分布は400〜495点を頂点になだらかな山を描いており、スコアが上がるにつれて人数は急減します。

700点以上は全体の15.3%、800点以上はわずか6.9%です。

テン
つまり「500点を超えるだけで上位半分に入る」ということです。600点を超えたら上位約28%、700点を超えたら上位約15%。最初の目標点とされる「600点」を取れれば、IPテストの中ではかなり上位に入れますよ。

企業・団体のスコア分布(山が全体より上にシフト)

TOEIC IP スコア分布 企業/団体

企業・団体の受験者(417,594人)は、全体と比べて山の位置が100点分右にずれています。

 

最もボリュームが大きいのは500〜595点のゾーン(17.8%)で、400〜495点(16.4%)と600〜695点(16.1%)もほぼ同水準です。つまり企業受験者は400〜700点付近に広く分散しており、全体のような鋭い山にはなりません。

特徴的なのが高スコア層の厚さです。800点以上が11.6%と、全体(6.9%)の約1.7倍。昇進・昇格基準にTOEICを使っている企業では、ハイスコアを目指して勉強する社員が多いことがデータに現れています。

テン
企業のIPテストで600点を超えていれば、社内では「英語ができる人」として見られやすいです。700点を超えたら、正直めちゃくちゃ目立ちますよ。

学校のスコア分布(山が全体より下にシフト)

TOEIC IP スコア分布 学校

学校の受験者(623,901人)は、企業とは逆に分布が低スコア側にシフトしています。

 

最もボリュームが大きいのは400〜495点のゾーン(23.0%)で、次いで300〜395点(21.1%)。この2帯だけで受験者の約44%を占めています。

300〜500点付近にかなり集中した分布です。

 

一方、高スコア層は薄く、800点以上はわずか3.7%(企業の11.6%と比べて3分の1以下)。700点以上でも9.6%に留まります。

テン
学校のIPテストは「授業の一環」として受ける場合が多いので、対策していない学生も大量に含まれています。だからこそ、ちゃんと勉強して600点を超えれば学校カウントの受験者の中ではトップ層を狙えます。差をつけやすい環境とも言えますよね。

3つの分布から見えること

TOEIC IP スコア分布 全体/企業・団体/学校 比較

3つの分布を並べると、以下の構図が浮かび上がります。

受験者区分ボリュームゾーン800点以上の割合
全体400〜495点6.9%
企業・団体500〜595点11.6%
学校400〜495点3.7%

企業受験者は英語の実務ニーズが高いため分布が上にシフトし、学校受験者は義務的な受験が多いため低スコア側に集中する。

「平均495点」という数字はあくまで全体の平均であり、どの集団と比較するかによって自分の立ち位置は大きく変わります。

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TOEIC IPテストのスコア目安【レベル別早見表】

結論:IPテスト受験者全体(約104万人)の中で、500点以上は上位46.6%、600点以上は上位28.1%、700点以上は上位14.8%です。さらにIIBCのA〜Eレベル評価と就活・転職で求められるスコアラインを合わせて知っておくと、自分の「今の立ち位置」と「目指すべき目標点」が一気に明確になります。

 

「自分のスコアって、大体どのくらいのレベルなんだろう?」

こう思ったとき、「平均点との比較」だけではイメージが掴みにくいと思います。

 

ここでは以下3つの視点から、自分のスコアの立ち位置を整理します。

  1. IPテスト受験者の中での上位%
  2. IIBCが定める英語コミュニケーション能力のレベル評価(A〜E)
  3. 就活・転職の現場で実際に求められるスコアライン

この3つを合わせて見ることで、「自分は今どこにいて、次にどこを目指すべきか」がはっきりします。

テン
前のセクションではスコア帯ごとの「受験者の割合」を見てきましたが、今回は「自分のスコアは受験者全体の上から何%か」という視点で整理します。同じデータでも切り口が変わると、グッと自分ごとに感じやすくなりますよ。

IPテスト受験者内の上位%早見表

まずは「何点以上を取ると受験者全体の上位何%に入るか」を確認しましょう。

以下のデータは、2024年度IPテスト受験者(全体1,041,495人)のスコア分布をもとに算出した累積上位%です。

スコアIPテスト受験者内の上位%おおよその位置づけ
900点以上上位 1.9%100人に2人以下
800点以上上位 6.6%100人に7人以下
700点以上上位 14.8%100人に15人以下
600点以上上位 28.1%上位3割以内
500点以上上位 46.6%平均をやや上回る
495点(平均)上位 約50%受験者のちょうど真ん中
400点以上上位 67.0%上位3分の2以内
300点以上上位 85.5%下位15%には入っていない

500点でも「平均をやや上回る程度」にとどまるのが、IPテストの現実です。一方、600点を超えると一気に上位3割に入れます

700点以上になると100人中85人は下にいる計算で、企業や就活の場面でも明確な武器になるレベルです。

テン
このテーブルで重要なのは「500点で上位47%」という事実です。500点台は「過去に英語学習を頑張った人の位置」と覚えておくと目標設定がしやすいです。

 

なお、この上位%はあくまで「IPテスト受験者の中での順位」です。

公開テスト受験者と比較した場合の偏差値や順位は、受験者層が異なるため別の数値になります。

IIBCが定めるA〜Eレベル評価

TOEICスコアは単なる点数だけでなく、IIBC(一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会)が定めたA〜Eの5段階レベルでも評価されます。

公式スコアレポートには、このレベル評価も記載されています。「自分のスコアが英語コミュニケーション能力としてどの段階にあるか」を知るうえで、非常に実用的な指標です。

レベルスコア範囲IIBCの評価
A860〜990点Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる
B730〜855点どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている
C470〜725点日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる
D220〜465点通常会話で最低限のコミュニケーションができる
E10〜215点コミュニケーションができるまでに至っていない

参考:「PROFICIENCY SCALE

 

大学生のIPテスト平均(470点)は、ちょうどCレベルとDレベルの境界付近にあたります。企業・団体の平均(540点)はCレベルの中盤です。

 

注目したいのはCレベルの説明です。「限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる」ですね。

「英語が使える」と「英語で仕事ができる」の間には、まだ大きなギャップがあることを示しています。

テン
Cレベル(470〜725点)の幅がめちゃくちゃ広いんですよね。500点も700点も同じ「Cレベル」と言われると、そこに255点もの差があることが見えにくくなります。Cレベルの中でも、どのあたりにいるかを意識することが大事です。

 

就活や転職活動で目標スコアを設定するとき、「Cレベル」を目指すのか「Bレベル」を目指すのかで、求められる努力量も変わってきます。

就活・転職で必要なスコアライン

「自分の上位%やレベルはわかった。でも、実際に就職や転職でどのくらいのスコアが必要なの?」

これは多くの方が最も気になる部分だと思います。

 

IIBCの調査データをもとに、就活・転職の現場で実際に意識されているスコアラインを整理しました。

場面平均スコア出典・補足
新卒採用で意識されるライン545点IIBCの採用担当者調査(新卒)
中途採用で意識されるライン620点IIBCの採用担当者調査(中途)
上場企業が全社員に期待するスコア600点IIBC調査
企業のTOEIC活用率(参考)87.9%2021〜2022年度 IIBC調査

新卒採用のライン(545点)は、IPテスト受験者全体の平均495点を50点上回る水準です。

つまり「平均より少し上」では就活でのTOEICアピールとしては物足りない、というのが現実です。

 

一方で中途採用では620点が目安で、上場企業が全社員に期待する600点と近いラインにあります。

600点は「就活・転職の世界ではスタートライン」と考えると、目標設定がしやすくなります。

テン
「600点取れば就活で使えます」というのは正確には「評価してもらえる最低ライン」の話です。外資系・商社・金融・メーカーの海外事業部といった英語が仕事に直結する業種・職種を目指すなら、700点以上を目安にする方が良いです。600点は「TOEICを持っている証明」にはなりますが、「英語で仕事ができる証明」にはなりません。

 

また、企業のTOEIC活用率が87.9%というデータもあります。

大手・中堅を問わず、ほとんどの企業が採用・配属・昇進の何らかの場面でTOEICを参照しているということです。

 

「TOEICなんて使わない業界・職種に行くから関係ない」と思っている方も、一度自分の志望業界の慣習を調べてみることをおすすめします。

実際には「応募資格にスコアが書かれていないだけで、内部では参照している」ケースも少なくありません。

テン
僕が実際に相談を受けてきた中でも、「就活でTOEICを使う気がなかったけど、ESに書く欄があって慌てた」という人は結構います。600点以上を持っておくことが、選択肢を狭めないための最低ラインだと個人的には思っています。余裕があれば700点を目指しておくと、就活でも転職でも一段上の土俵に立てます。

 

以上の3つの視点をまとめると、IPテストのスコアに対して次のような目標設定ができます。

  • 500点以下:IPテスト受験者の平均付近。まずここから600点を目指す
  • 600点台:上位28%・Cレベル上位。就活・転職でのアピールライン
  • 700点台:上位15%・Bレベル突入。企業・業種を問わず評価されるスコア
  • 800点以上:上位6.6%・Aレベル寄り。どの企業でも「英語ができる人」として認識される

「自分は今どのステージにいて、次にどこを目指すのか。」

この記事のデータを使って、具体的な目標スコアをイメージしてみてください。

 

なお、就活・転職の場面で「すごい」とされるスコア基準については、「TOEICは何点からすごい?」の記事で詳しく解説しているので、気になる方はそちらもご覧ください。

TOEIC IPテストの素点とスコアの換算表

結論:素点が同じでも、テストの難易度によってスコアが変わる仕組みになっています。

 

「何問正解すれば何点になるの?」って気になりますよね。

実は、TOEICは素点(正解数)をそのままスコアに換算するわけではなく、テストの難易度に応じた統計的な調整を加えたうえでスコアが決まります。

 

だから、難しかった回で80問正解しても、易しかった回で80問正解しても、スコアが違うことがあるんです。

また、「IPテストと公開テストで換算の仕組みが違うのでは?」と心配する方もいますが、どちらも同じ調整の仕組みを使っているので、換算表の見方は共通です。

テン
換算表には「素点ごとにスコアの幅」が示されています。これは、同じ素点でも実施回によって最終スコアが変わりうることを表しているので、「最低このくらいは取れる」という目安として使うのがコツです。

リスニングの換算表

リスニングは全100問で、高得点帯ほどスコアの幅が広くなるのが特徴です。

たとえば素点91〜95でも435〜495と、60点もの開きがあります。安定した高スコアを出すには素点96以上を目指すのが現実的なラインです。

素点(正解数)スコアの目安
96〜100問475〜495点
91〜95問435〜495点
86〜90問405〜475点
81〜85問370〜450点
76〜80問345〜420点
71〜75問320〜390点
66〜70問290〜360点
61〜65問265〜335点
56〜60問235〜310点
51〜55問210〜280点
46〜50問180〜255点
41〜45問155〜230点

リーディングの換算表

リーディングも全100問ですが、同じ素点でもリスニングより上限スコアが低めになっていることが多いです。

 

中間帯(素点71〜80)で比べると、リーディングの方がスコアに換算されにくい傾向が見えてきます。

つまり同じ総合スコアを狙うなら、リーディングはリスニングより多く正解する必要があるというわけです。

 

目標スコア別の戦略を立てるときは、このズレを意識しておくと正確な計画が立てられます。

素点(正解数)スコアの目安
96〜100問460〜495点
91〜95問425〜490点
86〜90問395〜465点
81〜85問370〜440点
76〜80問335〜415点
71〜75問310〜390点
66〜70問280〜365点
61〜65問250〜335点
56〜60問220〜305点
51〜55問195〜270点
46〜50問165〜240点
41〜45問140〜215点

 

TOEICの正答率とスコアの関係について詳しくは、「TOEICの正答率と点数・スコアの関係を975点が解説【換算表・配点の仕組み・Part別正答数つき】 」もご覧ください。

TOEIC IPテストのスコアを最短で伸ばす勉強法

結論:スコアを最短で伸ばすカギは、勉強の「順番」です。現在地を把握→基礎固め→TOEIC特化、この順番を守るだけで効率は大きく変わります。

 

「IPテストでスコアを上げたいけど、何から始めればいいかわからない…」という方は多いと思います。

多くの人がやってしまうのが、とりあえず問題集を解き始めること。でも実力がない状態で問題をこなしても、正解・不正解の理由がわからないまま時間だけが過ぎていきます。

テン
ということでここからは、僕自身の学習経験、およびイングルートでの100人以上の指導経験から導き出した、TOEIC IPテストのスコアを最短で伸ばす勉強の手順を解説します。

まず今のスコアを把握する

勉強を始める前に、まず今の実力を数値で知ることが超重要です。

なぜなら、TOEICはスコアによってやるべき勉強内容が全く異なってくるからです。

 

だからこそ「何となく500点くらいかな」という感覚ではなく、客観的なスコアを把握してから対策を立てることで、無駄のない学習計画が組めます。

スコアを把握する方法はいくつかあります。

  1. TOEICを実際に受験する(1日潰れる&スコアがわかるまで時間がかかるのでおすすめしない)
  2. TOEICの模試を解く(めちゃくちゃ疲れる&〇〇〇点というスコアではなく、〇〇〇点〜□□□点と幅のあるスコアしか診断できない)
  3. アプリを使う(楽だから推奨)

この中でも特におすすめなのがアプリの利用です。

そして、アプリの中でも特におすすめなのが「Santaアルク」です。

Santaアルク スコア診断の結果と講義受講の画面

Santaアルク」の画面

 

Santaアルク」は無料で使えるうえ、たった12問のテストを受けるだけでスコア診断ができます。

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「後でやろう」と思うと、確実に忘れます。なので、今すぐ「Santaアルク」をダウンロードして、ゲーム感覚で一度スコア診断してみてください。本当に一瞬で終わるので、びっくりするはずです。

 

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基礎固め→TOEIC特化の順番が超重要

現在地がわかったら、次は勉強の順番です。ここで多くの人が間違えます。

 

例えば、英語の基礎がない人がいきなりTOEIC専用の参考書に手をつけてしまうことです。

でも、英語の基礎がない状態でこれらをやっても、問題の意味すら追えず、消耗するだけです。

 

まず基礎固めから入ること。これが絶対条件です。

 

具体的には、中学・高校レベルの文法と単語を整理することから始め、その土台の上にTOEIC特化の学習を乗せていくイメージです。

基礎がないままTOEIC教材に手を出すのは、「砂の上に家を建てるようなもの」です。

 

基礎が固まったら、TOEIC専用の教材に移行していきます。

ただし「どの教材を、いつ、どんな順番でやればいいか」は、現在のスコア帯によってまったく変わります。

 

400点台の人と600点台の人では、やるべきことが根本的に違います。闇雲に手を出すと、かえって遠回りになります。

参考書の相性も重要

また、難しいのが「参考書の相性」です。

TOEICの参考書はそれぞれ独立した教材ですが、スコアを効率よく上げるには教材同士が互いを補い合う組み合わせで使う必要があります。

 

単語帳・文法書・リスニング教材・問題集を「どの順番で」「どの難易度のものを」「いつ切り替えるか」。

この手順の設計が正確かどうかで、同じ勉強時間でも到達スコアに大きな差が生まれます。

 

これが「体系的な学習」です。体系的な学習ができなければ、スコアは伸びません。挫折するだけです。

 

ただ、ほとんどのTOEIC学習者にとって、体系的な学習を自分一人でで設計するのが難しいという現実があります。

なぜなら、TOEICの知識がまだ乏しいからです。

 

また、TOEIC関連の参考書は毎年大量に出版されています。

その膨大な選択肢の中から自分のスコア帯・弱点に合った教材を正しく組み合わせるのは、TOEIC経験が浅いうちはかなりハードルが高いです。

 

その結果、「おすすめ参考書ランキング」を見ては合わない教材を買い、途中で止まってまた別の教材を探す。

こうして「参考書難民」に陥ってしまう人がとても多いです。

体系的な学習を実現するには?

「では、どうやって体系的に学べばいいの?」と思いますよね。

 

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TOEIC IPテストに関するよくある質問

結論:「IPテストって結局どうなの?」という疑問、よく聞かれます。ここでは特に多い3つの質問にまとめて答えます。

Q1: IPテストと公開テストはどちらを受けるべき?

IPテストを受けられる環境にあるなら、まずIPテストを積極的に活用するのがおすすめです。

IPテストは公開テストと同じ問題形式・同じ採点基準でありながら、受験料が約半額(4,230円)です。「スコアを就活で本格的に使いたい」という場面では公開テストを受ける必要がありますが、力試しや英語力の定点観測が目的なら、コストを抑えられるIPテストで十分です。

テン
ぶっちゃけ、大学在学中にIPテストを受けられるのはめちゃくちゃお得です。卒業すると個人で公開テスト(7,810円)を受けるしかなくなるので、在学中にIPテストで場数を踏んでおくことをおすすめします。

 

IPテストと公開テストの違いをもっと詳しく知りたい方は「TOEIC IPテストとは?」をご覧ください。

Q2: IPテストの方が簡単って本当?

「IPテストの方が簡単」という噂は半分本当で、半分は誤解です。

 

使われる問題は公開テストの過去問であるため、問題の質・難易度は公開テストと同水準です。

ただし、試験会場が大学や職場という慣れた場所になることで、心理的なプレッシャーが下がり、それがスコアにプラスに働くケースはあります。

 

また、TOEICは独自の統計処理を採用しているため、問題の難易度によってスコアが極端に高くなったり低くなったりすることはありません。

 

難易度についての詳細は「TOEIC IPテストの難易度|公開テストより簡単?」という記事で解説しています。

Q3: IPテストのスコアは就活で使える?

はい、就活でも使えます。IPテストのスコアを履歴書やESに記載することは問題ありません。

目安として600点以上あれば英語力のアピールとして十分機能します。ただし、公式認定証は発行されないため、企業によっては「公開テストのスコアのみ有効」とする場合もあります。応募先の条件を事前に確認するのが安心です。

テン
正直、ほとんどの企業ではIPテストのスコアでも問題なく評価してもらえます。「公式認定証が必要」と明記している企業は一部に限られますので、必要以上に心配しなくて大丈夫です。

 

就活でのIPテスト活用法については「TOEIC IPテストは就活で使えるのか?」で詳しくまとめています。

まとめ

TOEIC IPテストの平均点について、最新データをもとに徹底的に解説してきました。

この記事のポイントをまとめます。

  • IPテスト全体の平均点は495点(企業540点・学校465点)
  • 大学生の平均は470点、初受験の大学生は442点
  • 受験回数を重ねるほど平均は上がる(初回442→3回以上534)
  • 業種・職種によって200点以上の差がある
  • IPテストの平均が公開テストより120点低いのは受験者層の違いが原因
  • 600点以上で就活・転職のアピールラインに到達する
テン
平均点を知ることは「ゴール」ではなく「スタート」です。自分の現在地がわかったら、あとは正しい順番で勉強するだけ。僕自身、最初は400点からのスタートでしたが、正しいやり方で勉強を続けた結果975点まで伸ばせました。あなたにも必ずできます。ぜひ参考にしてください。

 

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大切なのは「教材」よりも
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必要な勉強時間は1/2になります。

読み終えた10分後には、
「今日やるべきこと」が決まっています。
明日から勉強の仕方が変わります。

いつ配布を終了するかわからないので、
今のうちに受け取っておいてください。

ぜひ無駄なく最短ルートで
勉強を進めてください。

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