TOEICリーディングが伸びない原因と対策法を徹底解説

  • 2024年4月9日
  • 2024年5月24日
  • TOEIC

TOEICはリスニングよりリーディングの方が難しく、苦手な方が多いです。

テン
私もリーディングの対策にはとても苦労しました。

 

TOEICのリーディングスコアが伸びない場合、やみくもに勉強しても事態は好転しません。

「リーディングのスコアが伸びない原因」を特定し、適切に対処することが重要です。

 

ということで今回は、TOEICリーディングスコアが伸びない原因と対策法を解説します!

リーディングのスコアを伸ばすには、正しいやり方で勉強することが重要です。

本記事の信頼性
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495点、リーディング480点)です!
TOEICスコア リスニング495 リーディング475 計975

TOEICリーディングセクションの構成

TOEICリーディングセクションは3つのパートで構成されています。

  1. Part5:短文穴埋め問題
  2. Part6:長文穴埋め問題
  3. Part7:長文読解問題

Part5:短文穴埋め問題

Part5では、短い文章の空欄に当てはまる用語を選ぶ「短文穴埋め問題」が出題されます。

問題数は30問、1問5点だと仮定する場合、最大のスコアは30問×5点=150点となります。

 

主に問われるのは「語彙」と「文法」の知識です。

語彙問題が10問程度、文法問題が20問程度ほど出題されます。

 

難易度は、リーディングセクションの中では一番簡単です。

テン
簡単なPart5を素早く処理することが、リーディングスコアアップのために大切です。

Part6:長文穴埋め問題

Part6では、長めの文章の空欄に当てはまる用語や英文を選ぶ「長文穴埋め問題」が出題されます。

問題数は16問、1問5点だと仮定する場合、最大のスコアは16問×5点=80点となります。

 

長文の数は4つ。

そして、それぞれの長文に対して、4つ設問があります。

 

主に問われるのはPart5と同様に「語彙」と「文法」の知識、そして、「文脈の推測力」です。

 

難易度は、Part5より少し難しいです。

テン
とはいえPart7の長文と比較すると英文が短いので、リーディングで高スコアを狙うならPart6もサクサクと解き進めたいですね。

Part7:長文読解問題

Part7では、15つの長文に対して、その内容に関連する問題が出題されます。

問題数は合計で54問とリーディングセクションの中で最も多く、1問5点だと仮定する場合、最大のスコアは54問×5点=270点となります。

 

長文は3種類に分類できます。

  1. シングルパッセージ
  2. ダブルパッセージ
  3. トリプルパッセージ

特に難しいのはトリプルパッセージで、広告や購入履歴、問い合わせなど、異なる3つの文章から必要な情報を抜き出していくことが必要です。

テン
英語リーディングの「総合力」が求められるパートです。

TOEICリーディングのスコア別英語力

425〜495点

  • 語彙力
  • 文法理解
  • 英文解釈
  • 速読力
  • 推測力

が全て身についており、総合的な英語力がとても高いです。

 

試験時間内に全ての問題を解くことができます。

専門性の高い文章でも詳細まで理解できるでしょう。また、「意図推定問題」のような難問でも、必要な情報を抽出して自信を持って解答できるでしょう。

テン
英検で言えば、準1級〜1級くらいの実力があると言えます。

 

リーディングで425点以上取るために必要な素点は、おおむね91点以上です。

Part5とPart6は満点、Part7でもケアレスミスをほとんどしないレベルです。

 

リーディングで425〜495点取れるなら、リスニングは満点を取れる実力があります。

そのため、総合スコアで900点以上を狙えるでしょう。

325〜420点

TOEIC中級者の英語力です。

文章のテーマや問題の意味を正しく理解・推測することができます。

テン
英検で言えば、2級くらいの実力があると言えます。

 

ただ、解答スピードがまだ遅いため、時間内に全ての問題を解き終わらないことが多いでしょう。

また、Part7のダブルパッセージやトリプルパッセージで複数の情報を関連づける力がまだ不十分です。

 

リーディングで325〜420点取るために必要な素点は、おおむね76〜90点です。

Part5とPart6は9割以上正答、Part7でも時間内に読めた英文に関する問題で正答できるレベルです。

 

リーディングで325〜420点取れるなら、リスニングは375〜満点を取れる実力があります。

そのため、総合スコアで700点以上を狙えるでしょう。

225〜320点

TOEIC初心者の英語力です。

感覚的には「基本的な英語力は身についているものの、TOEIC対策を始めたばかり」という感じですね。

テン
英検で言えば、準2級くらいの実力があると言えます。

 

Part5やPart6の問題なら時間をかければ自信を持って正答できるでしょう。

Part7の長文についても、簡単な問題であれば正答を導けます。

 

ただ、時間内に全ての問題を解くことはできないでしょう。

また、英文の構造が複雑になったり、語彙が難しくなったりすると、問題が解けなくなります。

 

英単語や英文法の勉強をしつつ、TOEICの問題形式に慣れることが課題です。

 

リーディングで225〜320点取るために必要な素点は、おおむね56〜75点です。

Part5とPart6は8割以上正答、Part7のシングルパッセージでも8割以上正答できるレベルです。

 

リーディングで225〜320点取れるなら、リスニングは275〜370点を取れる実力があります。

そのため、総合スコアで500点以上を狙えるでしょう。

5〜220点

英語の勉強を始めたばかりの英語初心者です。

中学英語レベルの英語の基礎がまだ身についていないので、Part5やPart6の簡単な英文でも理解することが難しいでしょう。

テン
英検で言えば、3級以下になります。

 

220点以下の人は、まず英語の基礎である英単語と英文法をしっかり固めることが重要です。

TOEICリーディングが伸びない原因

さて、ここからはTOEICリーディングが伸びない原因を解説します。

 

原因は1つとは限りません。

複数の原因が影響している場合もあります。

テン
「どれが自分に当てはまっているか」を考えながら読み進めてください!

英語の基礎ができていないから

  • 英単語
  • 英文法

という英語の基礎ができていなければ、文章を正しく理解できないので、問題が解けるようになりません。

読むスピードが遅いから

TOEICのリーディングの試験時間は75分です。

数字だけ見ると長く感じるかもしれませんが、問題数を考えるととても短いです。

 

よって、英語を読むスピードが遅いと1問1問に時間がかかり、解ける問題の数が少なくなります。

集中力が続かないから

TOEICのリーディングセクションは、約45分間のリスニングセクションが終わった後に開始されます。

よって、普段からリスニングとリーディングをセットで解いていない場合、集中力が続かないことが多いです。

問題の形式に慣れていないから

問題の形式やパターンを把握していなければ、解答スピードは落ちます。

特に、TOEICの対策を始めたばかりの方は、問題の知識を学ぶことが重要です。

問題を解いて終わりになっているから

TOEICリーディングスコアアップのためには、「知らない/わからない/できない」をひとつひとつ潰すことが重要です。

つまり、問題を解いただけで満足してしまうと、スコアアップにはつながりません。

「TOEICリーディングが伸びない」の対策法

さて、ここからはTOEICのリーディングスコアをアップさせる方法を解説します!

語彙力を鍛える

英語の基礎ができていない場合、語彙力を鍛えることが重要です。

TOEICのスコア別に求められる目安の英単語数は以下です。

スコア(リーディングの目安スコア)必要英単語数
400点(175点)3000語程度
500点(225点)4000語程度
600点(275点)5000語程度
700点(325点)7000語程度
800点(375点)8000語程度
900点(425点)10000語以上

 

語彙力を鍛えるには、以下を実践しましょう。

  1. TOEIC特有の英単語帳で英単語を覚える(銀フレや金フレがおすすめ)
  2. 文中でわからない英単語を調べノートにまとめ、定期的に見直す

①を通じて、TOEICに頻出の英単語をカバーします。

そして、②によって、頻出ではないが重要な英単語を覚えましょう。

 

また、英単語を覚えるときは「反復」を意識してください。

たとえば5日で100単語覚えたい場合、

  1. 20単語確実に覚える×5日
  2. 3回100単語目を通す×5日

だと、②の方が圧倒的に暗記効率が高くなります。

テン
①だと覚えた英単語を数日後には忘れてしまうため効率が悪いです。②なら英単語が長期的に定着します。しかも、②の方が時間もかかりません。

英文法を理解する

英語の基礎ができていない場合、英文法を理解することが重要です。

 

英文法を学ぶなら、「スタディサプリ ENGLISH TOEICテスト対策」を利用するのが圧倒的におすすめです。

その理由は3つあります。

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スラッシュリーディングで速読力を鍛える

英文を読むスピードが遅い場合、「返り読み」をしている場合が多いです。

返り読みというのは、英文を一度最後まで目を通した後、後ろから日本語に訳していくことです。

 

返り読みをしないようにするためには、意味のまとまりごとにスラッシュを入れる「スラッシュリーディング」という練習法が効果的です。

スラッシュリーディングは以下のように行います。

The construction company / will negotiate a new agreement / with the city council  / to build the public park.

スラッシュの入れ方は1つではありません。慣れないうちはスラッシュは多くなるはずです。

テン
練習するうちにより多くの範囲を1つのまとまりとして理解できるようになるので、スラッシュは少なくなっていきます。

 

最終的には、スラッシュを入れなくても意味のまとまりを掴めるようになります。

つまり、前から英語を理解できるようになります。

文法問題をたくさん解いて慣れる

TOEICリーディングのPart5・6では、文法問題が多く出題されます。

 

総合スコア600点以下の方は、まず文法問題を解けるようになることが重要です。

また、700点以上を目指す場合は、文法問題をとにかく素早く解いてPart7の長文問題に使える時間を増やすことが重要です。

 

そのために、文法問題をたくさん解きましょう。

 

おすすめの文法問題集は「TOEIC文法問題でる1000問」です。

時間配分を決める

Part5、Part6、Part7の時間配分を決めておきましょう。

時間配分を決めることで、1つのパートに時間を使い過ぎることを予防できます。

スコア別の時間配分は記事後半の「TOEICリーディング目標スコア別の正答率と理想の時間配分」で解説しています。

 

そして、問題演習をするときは決めた時間配分を必ず意識するようにしましょう。

これにより、時間の感覚を身体で覚えられます。

 

ただ、毎回時間配分通りに問題を解けるとは限りません。

時間を意識しすぎると気が散って集中できなくなる可能性もあるので、あまり神経質になる必要はありません。

テン
2〜3分程度の誤差なら許容範囲です。

1分考えてわからない問題は飛ばす

TOEICリーディングの原則は「解ける問題からしっかり解く」ことです。

3分考えて難問1問解くより、3分で簡単な問題を3問解く方がスコアは高くなります。

 

そのため、1分考えてわからない問題は一旦飛ばしてしまいましょう。

そして、もし時間が余った場合に解き直すようにしましょう。

テクニックを学ぶ

問題を素早く正確に解くテクニックを学びましょう。

そして、学んだテクニックを問題演習で使って、自由自在に使いこなせるようになりましょう。

テン
テクニックについては「【完全版】TOEIC全パート攻略法+テクニック(単語帳・問題集付き)」で解説しています!

実践演習する

  • 時間の感覚を身につける
  • 問題の形式に慣れる
  • 75分間集中する体力を身につける

ために、実践演習しましょう。

 

実践演習にはTOEICの公式問題集を使うのがおすすめです。

created by Rinker
国際ビジネスコミュニケーション協会

 

本番と同様のプロセスで作られているので、問題の形式や難易度が本番に最も近くなっています。

そのうえ、リスニング音声の収録も本番と同様の公式スピーカーが担当しているので、限りなく実戦に近い形で演習できます。

テン
私もいろいろな問題集を使ってきましたが、最もスコアアップに直結したのは公式問題集だと実感しています。

 

また、実践演習が終わった後、丁寧に復習することが大切です。

以下の点を意識しながら、じっくり時間をかけて復習しましょう。

  1. わからなかった英単語を調べてノートにまとめておく(ノートは定期的に見直す)
  2. わからなかった文法事項を調べて理解する
  3. リスニングで聞き取れなかった部分の音声を聞き取れるようになるまで繰り返し聞き直す
  4. リーディングで解き終わらなかった問題を解き直す

TOEIC目標スコア別の正答率と理想の時間配分

600点

600点を目指す場合、リーディングのスコアは275点くらいが目安です。

 

リーディングで275点を取るには、正答率61〜70%(素点で61点〜70点)くらいが必要です。

そして、275点を取るために理想の時間配分は以下です。

問題時間
Part513分
Part615分
Part747分(この時間で解けるだけ解く)

700点

700点を目指す場合、リーディングのスコアは325点くらいが目安です。

 

リーディングで325点を取るには、正答率71〜80%(素点で71点〜80点)くらいが必要です。

そして、325点を取るために理想の時間配分は以下です。

問題時間
Part510分
Part615分
Part750分(この時間で解けるだけ解く)

800点

800点を目指す場合、リーディングのスコアは375点くらいが目安です。

 

リーディングで375点を取るには、正答率76〜85%(素点で76点〜85点)くらいが必要です。

そして、375点を取るために理想の時間配分は以下です。

問題時間
Part58分
Part612分
Part755分(全部解くことを目指す)

900点

900点を目指す場合、リーディングのスコアは425点くらいが目安です。

 

リーディングで375点を取るには、正答率81〜90%(素点で81点〜90点)くらいが必要です。

そして、425点を取るために理想の時間配分は以下です。

問題時間
Part56分
Part610分
Part755分
解き直し/見直し4分
テン
わからなかった問題の解き直しや迷った問題の見直しに使う時間を確保して、ケアレスミスをなるべく減らすことが重要です。

TOEICリーディング対策におすすめの参考書・教材

TOEICリーディング対策をするのにおすすめの参考書・教材を紹介します!

TOEIC全パート別攻略法


私のTOEIC研究をすべて詰め込んでいる記事です。

  • 問題の傾向・形式
  • スコア別の目標解答時間
  • 各Partの勉強法
  • 解答スピードと正答率を同時に上げる問題の解き方とテクニック
  • スコアアップのコツ

など、「これさえ読めばTOEICのことがバッチリ理解できる!」と自信を持って言えるほど内容が充実しています。

さらに、英単語帳やTOEIC英文法解説pdf、リーディングセクションPart5の文法問題集なんかも付いています。

テン
どの参考書よりも充実した内容になっているので、ぜひご覧ください!

TOEIC 出る単特急 銀のフレーズ

TOEIC500点〜600点を取るのに必要な英単語が1000語掲載されている英単語帳です。

 

TOEICに出てきそうなフレーズ・例文が載っており「英単語が実際にどのような場面で使われるのか」を確認しながら覚えられます。

また、TOEIC・英語初心者が覚えやすいよう、英単語が難易度順に並んでいるのもポイントです。

TOEIC 出る単特急 金のフレーズ

TOEIC600点以上を取るのに必要な英単語が1000語掲載されている英単語帳です。

銀のフレーズの姉妹書ですね。

 

以下のように英単語がレベル分けされており、目標スコアに合わせて頻出英単語を学べます。

  1. 600点レベル(400単語)
  2. 730点レベル(300単語)
  3. 860点レベル(200単語)
  4. 990点レベル(100単語)
テン
語彙力は鍛えれば鍛えるほど、強力な武器になります。覚えられるだけ覚えましょう。

TOEIC 文法問題 でる1000問

TOEICのPart5の文法問題が1049問掲載されている問題集です。

 

とにかく網羅性が高いのが特徴。

Part5の文法問題の正答率と解答スピードを上げるために使ってほしい問題集です。

TOEIC公式問題集

created by Rinker
国際ビジネスコミュニケーション協会

本記事ではすでに何度も登場していますが、TOEICの実践演習をするのに特におすすめしたい問題集です。

テン
私もいろんな問題集を使ってきましたが、個人的には公式問題集が一番スコアアップに直結すると感じています。

 

「公式」というだけあって本番に近い難易度・形式の問題が掲載されています。

そのうえ、本番と同様のスピーカーがリスニング音声の収録を担当しているので、限りなく実践に近い形で問題演習できます。

 

現在、冊子・バージョンは1〜10まであり、10が最新です。

問題集としては価格が少し高いですが、本気でTOEICを勉強するなら最低1冊は持っておきたい問題集です。

TOEICリーディング対策ができる学習サービス・アプリ

ここからはTOEICの学習効率を上げてくれるサービスを紹介します。

短期間でスコアを伸ばしたい方は、積極的に利用しましょう。

Santaアルク

Santa

 

SantaアルクはTOEIC対策をするなら必須級のアプリです。

Santaアルクがおすすめな理由は3つあります。

  1. 無料のレベルテストでスコアを診断できる
  2. AIがひとりひとりに合わせた学習カリキュラムを提案してくれる
  3. 無料プランでも講義・模試(30問)を受けられる

特に注目してほしいのが「①無料のレベルテストでスコアを診断できる」ことです。


たった12問のテストを受けるだけでスコア診断ができるので、定期的に自分のスコアを把握するのに非常に役立ちます。

しかも精度が95%と高いため、診断結果を信頼できるのもポイントです。

 

Santaアルクは、TOEICの勉強をするなら必ず使いたいアプリです。

 

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まとめ

TOEICリーディングが伸びない原因と対策法を解説しました。

ぜひ参考にしてください!

 

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