今回は大学3年生からのTOEIC受験についてお話しします。
- 大学3年生からTOEICを受け始めるのって遅い?
- 就活でアピールするにはどれくらいのスコアを目指せば良いの?
- 就活が始まるまでに目標スコアを取る勉強法は?
というお悩みを持つ方は必見です!
筆者のTOEICスコアはこちらです
大学3年生からTOEICは遅い!
厳しいことを言うと、大学3年生からTOEICを受験するのは遅いです。
特に近年は就活の開始時期が早まっており、企業・業種によっては大学3年生の春〜夏頃からインターン等の準備を本格的に始めることが必要になる場合があります。
就活とTOEICの勉強を並行して行うのは簡単なことではありません。
大学3年生からでもまだ間に合う
とはいえ、大学3年生からでも、就活で使えるスコアを取ることは不可能ではありません。
- 正しい方法で勉強する
- 毎日勉強時間を確保する
この2点さえ守れば、大学3年生からのTOEIC受験でも就活に間に合わせることができます。
大学3年生がまず目指すべきスコアは就活で使える600点
一般的な企業・業態・業種の場合、就活で使えるTOEICスコアは600点以上です。
600点あれば、履歴書やエントリーシートに記載して英語力をアピールできます。
また、700点以上あれば他の就活生と英語力で差別化できるので、就活を有利に進められます。
英語を業務で積極的に活用する企業・業態・業種の場合、800点以上は欲しいです。
会社によっては「最低〇〇点以上」という基準を設けているところもあります。
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大学生のTOEICスコア平均点
参考までに、大学生のTOEICスコア平均点を紹介します。
(参照元:TOEIC Program DATA & ANALYSIS)
まず、大学生のTOEIC IPテストの平均点は474点です。(リスニング266点、リーディング209点)
そして、学年別のIPテストの平均点は以下の通りです。
学年 | 平均スコア(リスニング,リーディング) | 人数 |
1年 | 458点(255点,203点) | 250,736人 |
2年 | 473点(267点,206点) | 118,372人 |
3年 | 511点(287点,224点) | 70,501人 |
4年 | 539点(303点,236点) | 23,221人 |
また、大学生のTOEIC公開テストの平均点は588点です。(リスニング318点、リーディング269点)
そして、学年別の公開テストの平均点は以下の通りです。
学年 | 平均スコア(リスニング,リーディング) | 人数 |
1年 | 545点(297点,247点) | 27,223人 |
2年 | 571点(312点,259点) | 45,603人 |
3年 | 591点(319点,271点) | 125,163人 |
4年 | 603点(327点,277点) | 75,756人 |
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大学3年生から挽回して目標スコアを取る勉強法
さて、ここからは大学3年生向けに、なるべく短期間でスコアを伸ばす勉強法を解説します。
英語の基礎を固める
まずは英語の基礎を固めることが大切です。基礎ができていない状態からいきなりTOEIC対策を始めても、スコアは伸びません。
英語の基礎の中でも特に重要なのは英単語と英文法です。
英単語と英文法の勉強は単調で退屈なので、サボる方がとても多いです。
しかし、英単語と英文法を固めることTOEICのスコアを伸ばすことは不可能に近いので、毎日少しずつでも勉強していきましょう。
英単語
英単語について、TOEICには、大学受験等とは異なる「TOEIC特有の英単語」が多く登場します。
よって効率的なスコアアップのためには、「TOEIC特化の英単語帳」を使って「TOEIC特有の英単語」を覚えることが重要です。
おすすめの英単語帳は「銀のフレーズ」と「金のフレーズ」です。
現状500点未満の方は銀のフレーズ、現状500点以上の方は金のフレーズを使いましょう。
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英文法
英文法について、英文法の理解度が低ければ、リスニングの聞き取りの精度が落ちるので、正答率が下がります。
リーディングについても、英文を読むスピードと読解の精度が落ちるので、全体のスコアがガクッと落ち込みます。
おすすめの英文法参考書は「大岩のいちばんはじめの英文法」です。
中学レベルの基礎から英文法を勉強できる参考書です。これ1冊あれば、TOEICに出る英文法の大部分はカバーできます。
まずはPart1・2・5・6を対策する
TOEICにはPart1〜7までありますが、Partごとに難易度は大きく変わります。
簡単なのはPart1・2・5・6、難しいのはPart3・4・7です。
よって、まずは簡単なPart1・2・5・6でしっかり点数を稼げるようになりましょう。
音読
音読はその名の通り、声に出して英文を読むことです。
音読するメリットは3つあります。
- 英語を前から理解できるようになる
- 英語のリズムに慣れる
- 知識の抜け漏れを把握できる(スラスラ音読できない部分は知識が抜けている)
リスニング力とリーディング力を同時に向上させられるので、問題演習後の復習に音読を積極的に取り入れていきましょう。
実践演習する
実践演習の目的は4つあります。
- TOEICの特殊な問題形式に慣れる
- 試験時間(120分間)集中する体力を身につける
- 時間配分の感覚を身につける
- 得意なパートと苦手なパートを把握する
実践演習には、公式問題集を使うのがおすすめです。
「公式」というだけあって本番に近い難易度・形式の問題が掲載されています。
問題集としては価格が少し高いですが、本気でTOEICを勉強するなら最低1冊は持っておきたい問題集です。
問題を解き終わったら採点して、スコアを記録しておきましょう。
スコアの伸び方を数値で確認できるようになり、モチベアップにつながります。
また、しっかり復習することも大切です。
復習の際は以下の4つのポイントを意識してください。
- わからなかった英単語を調べてノートにまとめておく(ノートは定期的に見直す)
- わからなかった文法事項を調べて理解する
- リスニングで聞き取れなかった部分の音声を聞き取れるようになるまで繰り返し聞き直す
- リーディングで解き終わらなかった問題を解き直す
スキマ時間はスタサプで勉強
大学3年生から就活で使えるスコアを手に入れるには、時間の使い方を工夫することが必要です。
特に、講義の間の休憩時間や昼休み、電車やバスでの移動中などのスキマ時間を活用することは、短期間でTOEICのスコアを上げるカギです。
スキマ時間の勉強には先ほども紹介した「スタディサプリTOEIC」を活用するのがおすすめです。
スマホでいつでもどこからでも気軽に、かつ本格的にTOEIC対策ができます。
スタディサプリTOEICは無料体験もできるので、ぜひ試してみてください!
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まとめ
大学3年生からTOEICは遅いですが、正しい方法で勉強できればまだまだ挽回できます。
就活でTOEICを活用したいなら、今すぐ勉強を始めましょう!
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