大学3年生からTOEICは遅い!挽回する方法を975点が解説

TOEIC 大学3年 遅い

今回は大学3年生からのTOEIC受験についてお話しします。

  • 大学3年生からTOEICを受け始めるのって遅い?
  • 就活でアピールするにはどれくらいのスコアを目指せば良いの?
  • 就活が始まるまでに目標スコアを取る勉強法は?

というお悩みを持つ方は必見です!

本記事の信頼性
筆者のTOEICスコアはこちらです
筆者のTOEICスコア リスニング495 リーディング475 計975

大学3年生からTOEICは遅い!

厳しいことを言うと、大学3年生からTOEICを受験するのは遅いです。

特に近年は就活の開始時期が早まっており、企業・業種によっては大学3年生の春〜夏頃からインターン等の準備を本格的に始めることが必要になる場合があります。

 

就活とTOEICの勉強を並行して行うのは簡単なことではありません。

大学3年生からでもまだ間に合う

とはいえ、大学3年生からでも、就活で使えるスコアを取ることは不可能ではありません。

  1. 正しい方法で勉強する
  2. 毎日勉強時間を確保する

この2点さえ守れば、大学3年生からのTOEIC受験でも就活に間に合わせることができます。

大学3年生がまず目指すべきスコアは就活で使える600点

一般的な企業・業態・業種の場合、就活で使えるTOEICスコアは600点以上です。

 

600点あれば、履歴書やエントリーシートに記載して英語力をアピールできます。

また、700点以上あれば他の就活生と英語力で差別化できるので、就活を有利に進められます。

 

英語を業務で積極的に活用する企業・業態・業種の場合、800点以上は欲しいです。

会社によっては「最低〇〇点以上」という基準を設けているところもあります。

大学生のTOEICスコア平均点

参考までに、大学生のTOEICスコア平均点を紹介します。

(参照元:TOEIC Program DATA & ANALYSIS

 

まず、大学生のTOEIC IPテストの平均点は474点です。(リスニング266点、リーディング209点)

そして、学年別のIPテストの平均点は以下の通りです。

学年平均スコア(リスニング,リーディング)人数
1年458点(255点,203点)250,736人
2年473点(267点,206点)118,372人
3年511点(287点,224点)70,501人
4年539点(303点,236点)23,221人

 

また、大学生のTOEIC公開テストの平均点は588点です。(リスニング318点、リーディング269点)

そして、学年別の公開テストの平均点は以下の通りです。

学年平均スコア(リスニング,リーディング)人数
1年545点(297点,247点)27,223人
2年571点(312点,259点)45,603人
3年591点(319点,271点)125,163人
4年603点(327点,277点)75,756人

大学3年生から挽回して目標スコアを取る勉強法

さて、ここからは大学3年生向けに、なるべく短期間でスコアを伸ばす勉強法を解説します。

テン
これから紹介する勉強法は、大学3年時に独学で975点取った私も実践していた勉強法です。ぜひ参考にしてください!

英語の基礎を固める

まずは英語の基礎を固めることが大切です。基礎ができていない状態からいきなりTOEIC対策を始めても、スコアは伸びません。

 

英語の基礎の中でも特に重要なのは英単語と英文法です。

 

英単語と英文法の勉強は単調で退屈なので、サボる方がとても多いです。

しかし、英単語と英文法を固めることTOEICのスコアを伸ばすことは不可能に近いので、毎日少しずつでも勉強していきましょう。

英単語

英単語について、TOEICには、大学受験等とは異なる「TOEIC特有の英単語」が多く登場します。

よって効率的なスコアアップのためには、「TOEIC特化の英単語帳」を使って「TOEIC特有の英単語」を覚えることが重要です。

 

おすすめの英単語帳は「銀のフレーズ」と「金のフレーズ」です。

現状500点未満の方は銀のフレーズ、現状500点以上の方は金のフレーズを使いましょう。

TOEIC銀のフレーズTOEIC金のフレーズ

英文法

英文法について、英文法の理解度が低ければ、リスニングの聞き取りの精度が落ちるので、正答率が下がります。

リーディングについても、英文を読むスピードと読解の精度が落ちるので、全体のスコアがガクッと落ち込みます。

テン
さらに、TOEICのリーディングセクションには英文法問題が多数出題されるので、確実に理解することが大切です。

 

おすすめの英文法参考書は「大岩のいちばんはじめの英文法」です。

大岩のいちばんはじめの英文法

中学レベルの基礎から英文法を勉強できる参考書です。これ1冊あれば、TOEICに出る英文法の大部分はカバーできます。

まずはPart1・2・5・6を対策する

TOEICにはPart1〜7までありますが、Partごとに難易度は大きく変わります。

簡単なのはPart1・2・5・6、難しいのはPart3・4・7です。

 

よって、まずは簡単なPart1・2・5・6でしっかり点数を稼げるようになりましょう。

音読

音読はその名の通り、声に出して英文を読むことです。

音読するメリットは3つあります。

  1. 英語を前から理解できるようになる
  2. 英語のリズムに慣れる
  3. 知識の抜け漏れを把握できる(スラスラ音読できない部分は知識が抜けている)

リスニング力とリーディング力を同時に向上させられるので、問題演習後の復習に音読を積極的に取り入れていきましょう。

大学3年生から最短でTOEICスコアを伸ばすコツ

大学3年生がTOEICスコアを最短で伸ばすために意識してほしいことは4つあります。

  1. 定期的にスコア診断する
  2. 勉強の質に徹底的にこだわる

定期的にスコア診断する

TOEICは「現状スコア」により、やるべき勉強法が大きく異なります。よって、スコアを定期的に測定することがとても重要です。

テン
スコアを測定することで「勉強の効果」を確認できるのもポイントです。スコアが伸びているならその勉強は続けるべき、逆にスコアが伸びていないなら勉強法が間違えているので改善すべきということになります。TOEICでも「PDCA」が重要になってくるわけです。

 

スコアを測定するには、公式問題集を本番と同様に2時間計って通しで解くのが1つの方法です。

TOEIC 公式問題集 11

テン
ただ、やってみるとわかりますが、公式問題集を通しで解くのはとっても大変です。時間がかかるのはもちろんですが、何より体力の消耗が激しいです。通しで解いた後は、もう何もやる気が起きなくなります。

 

そこで、おすすめなのが「Santaアルク」というスマホアプリを利用することです。

Santaアルク スコア診断の結果と講義受講の画面

Santaアルク」の画面

 

Santaアルク」は無料で使えるうえ、たった12問のテストを受けるだけでスコア診断ができます。

テン
また、「Santaアルク」は「〇〇点」というように1つのスコアが出ますが、公式問題集は「△△点〜▲▲点」というように幅のあるスコアが出てきます。ですので、「結局何点なの?」と迷わされるのはあるあるです。

 

スコア診断をするのとしないのとでは、日々の学習効率が格段に変わります。

もしスコア診断しなければ、自分のレベルに合わない不適切な勉強法を実践して、時間と努力が無駄になります。

 

ですので、

  • 今の自分のスコアがわからない方
  • 前にスコアを測定してから2週間以上時間が経っている方
  • 公式問題集を2時間かけて解くのが面倒な方

は必ず「Santaアルク」で自分のスコアを診断してください。

テン
「後でやろう」と思うと、確実に忘れます。なので、今すぐ「Santaアルク」ダウンロードして、ゲーム感覚で一度スコア診断してみてください。本当に一瞬で終わるので、びっくりするはずです。

 

\ 無料でスコア診断をしてみる! /
Santaアルク

 

勉強の質にとことんこだわる

「勉強の成果=勉強の質×勉強の量」です。どれだけ勉強しても、その質が低ければスコアは伸びません。

イングルートでは、勉強の質を上げる方法をたくさん発信しています。

テン
先ほど紹介した「Santaアルク」で診断したスコアより、50点ほど高いスコアを目指す勉強法を採用し続けることを意識しましょう。

 

まとめ

大学3年生からTOEICは遅いですが、正しい方法で勉強できればまだまだ挽回できます。

就活でTOEICを活用したいなら、今すぐ勉強を始めましょう!

 

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