「TOEICのIPテストは公開テストより簡単って聞いたことがあるけど実際どうなんだろう?」という疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。
ということで今回は「IPテストと公開テストの難易度の差」を解説します!
筆者のTOEICスコアは975点(リスニング495、リーディング480)です!

TOEIC IPテストと公開テストの問題の難易度は原則同じ
まずは結論から。
TOEIC IPテストの問題の難易度は原則同じと考えられます。
IPテストには、公開テストの過去問が利用されているからです。
最近は公開テストの方が難易度が高い印象
しかし、最近は公開テストの難易度が以前より上がっていると言われています。
そのため、IPテストより公開テストの方が問題の難易度が高くなっているかもしれません。
公開テストの難易度が上がっている理由は、受験者の英語力が変わっているからです。
以前と比較すると、インターネット等でTOEICの攻略法などに関する情報を得やすくなりました。
また、市販の参考書・問題集もますます充実してきています。
よって、英語力が高い受験者が増えてきました。
もし以前と同じ難易度の問題を出題すると、みんな高得点を取ってしまいます。
そこで、公開テストの難易度を上げることで、受験者の英語力の上昇に対応しているのではないかと言われています。
TOEIC IPテスト・公開テストのどちらを受けてもスコアは同じになる
最近の公開テストはIPテストより難しくなっています。
しかし、どちらのテストを受けたとしても、英語力が同じであればスコアは大きく変わりません。
その理由は、TOEICのスコアの算出方法が統計的な処理を行なった相対評価だからです。
言い換えれば、問題の難易度にかかわらず、現在の英語力が適切にスコアに反映されるような算出方法になっています。
よって、IPテストを受けても公開テストを受けても、同じ英語力であればスコアは大きく変わりません。
ここまでの解説だとよくわからないかもしれないので、具体例で考えてみましょう。
以下はTOEICリスニング・リーディングの素点とスコアの換算表です。
たとえばリスニングの素点(正答数)が71点〜75点だった場合、スコアは320〜390点になる可能性があります。
もし問題が難しく素点の平均点が低いときに71〜75点取ると、スコアは390点に近い値になります。
逆に、問題が簡単で素点の平均点が高いときには、スコアは320点に近い値になります。
TOEIC IPテスト・公開テストはどちらを受けても良い
以上から、TOEIC IPテスト・公開テストはどちらを受けても、英語力が同じならスコアは同じくらいになります。
また、スコアの有効性に違いはなく、どちらのテストの結果でも履歴書等に記載できます。
よって、IPテストと公開テストはどちらを受けても構いません。
ただ、就職活動や転職活動等をする際、公開テストでのみ受け取れる「公式認定証」の原本またはコピーが求められる場合があります。
その場合には、公開テストを受験する必要があるので注意しましょう。
TOEIC IPテストを受験するメリット
ここからはTOEIC IPテストを受験するメリットを整理して解説します!
受験料がリーズナブル
公開テストの受験料は7,810円ですが、 IPテストは基本的に4,230円で受けられます。
受験料が3,500円ほど低くなっているので、お金に余裕がない大学生でも受けやすいのがポイントです。
都合に合わせて気軽に受験できる
公開テストは日程が決まっている一方、IPテストは主催する団体が都合に合わせて受験日を設定します。
また、通い慣れた大学の教室や会社内の一室で受験できるので、わざわざ遠い試験会場に行く必要はありません。
オンラインの場合は試験時間が短い
所属団体によっては、TOEIC IPテストをオンラインでも受験できる場合があります。
通常のテストの場合、リスニングとリーディングの問題数はそれぞれ100問ずつ、試験時間は合計約2時間です。
それに対して、オンラインのテストの場合、問題数はそれぞれ50問ずつ、試験時間は約1時間です。
さらに、IPテストのオンライン受験なら、自宅でも受験できます。
しかも、指定された日時の中であれば、24時間いつでも受験可能です。
申し込みが簡単
公開テストはWEB上で自分で申し込みの手続きを進めることが必要ですが、IPテストは簡単な書類を提出すれば後は団体が申し込みの手続きを行なってくれます。
また、顔写真の用意が不要なので、わざわざお金をかけて証明写真を撮りに行く必要もありません。
スコアがすぐに分かる
公開テストでスコアを確認できるのは、はやくても試験日から17日後です。
一方、IPテストでは試験日から約5営業日経過すればスコアを確認できます。また、オンラインのIPテストなら、試験直後にスコアを確認可能です。
履歴書にスコアを書ける
前述したように、IPテストと公開テストでスコアの有効性に違いはありません。
つまり、TOEIC IPテストのスコアは、公開テストと同様、履歴書に記載できます。
TOEIC IPテストの平均点
公式が出してる「TOEIC Program DATA & ANALYSIS」(以下、参照元省略)によると、TOEIC IPテストの平均点は以下です。
年度 | リスニング平均点 | リーディング平均点 | 総合平均点 |
2020 | 282 | 221 | 502 |
2021 | 279 | 219 | 498 |
2022 | 277 | 217 | 493 |
2023 | 275 | 217 | 492 |
また、同調査によると、TOEIC 公開テストの平均点は以下です。
年度 | リスニング平均点 | リーディング平均点 | 総合平均点 |
2020 | 337 | 282 | 620 |
2021 | 331 | 279 | 611 |
2022 | 331 | 277 | 608 |
2023 | 335 | 278 | 612 |
- 受けさせられた人が多いから
- 受験料が比較的安くとりあえず申し込む人が多いから
TOEICスコアを最短で伸ばすコツ
さて、ここからはTOEICのスコアを最短で伸ばすために特に意識してほしいポイントを紹介します。
単語学習をサボらない
単語学習って、正直退屈でつまらないですよね。しかし、単語学習はみなさんが思っているより遥かに重要です。
覚えている単語の数が少なければ、読める・聞ける英文の数は当然少なくなります。また、復習の際に調べる単語の数が多くなり、日本語訳と英文を紐付けるのに時間がかかるため、復習の効率も悪くなります。
特にTOEICは、それほど文構造が複雑な英文や、難しいテーマの英文が出るわけではありません。単語がちょっと特殊なだけで、単語さえわかってしまえば問題はどんどん解けるようになります。
ですので、単語学習は決してサボらず行いましょう。
おすすめの英単語帳は定番の「銀のフレーズ」「金のフレーズ」です。
定期的にスコア診断する
TOEICはスコアによりやるべき勉強法が大きく異なります。よって、スコアを定期的に測定することがとても重要です。
スコアを測定するには、公式問題集を本番と同様に2時間計って通しで解くのが1つの方法です。
そこで、おすすめなのが「Santaアルク」というスマホアプリを利用することです。
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「Santaアルク」は無料で使えるうえ、たった12問のテストを受けるだけでスコア診断ができます。
スコア診断をするのとしないのとでは、日々の学習効率が格段に変わります。
もしスコア診断しなければ、不適切な勉強法を実践して、時間と努力が無駄になります。
ですので、
- 今の自分のスコアがわからない方
- 前にスコアを測定してから2週間以上時間が経っている方
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勉強の質にとことんこだわる
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TOEICに関してよくある質問
TOEIC IPのオンラインでも就活や転職で使える?
TOEIC IPテストには通常のマーク式の試験に加えて、オンライン試験もあります。
オンライン試験の場合、いつでもどこからでも受験できます。
TOEIC IPテストのオンライン試験のスコアも、通常の公開テスト・IPテストと同様に履歴書に記載して、就活や転職でアピールできます。
就活や転職で使えるTOEICスコアは何点?
一般的に、就活や転職で活用できるTOEICスコアは概ね600点以上です。
600点以上あれば「平均より英語ができる」とアピールして他の候補者と差別化できるので、選考を有利に進められます。
TOEICは何点からすごい?
一般的に、TOEICは700点以上からすごいと言えます。
周りに自慢できますし、企業からも高い評価を得られるでしょう。
また、外資系企業など英語を積極的に使う企業等の場合は、900点以上が高評価の基準になることが多いです。
TOEICに有効期限はある?
TOEICのスコアの有効期限は2年です。
ただし、提出先の企業・団体等が許可する場合は2年以上前のスコアでも利用可能です。
TOEICのやめどきはいつ?
TOEICのやめどきは5つあります。
- 就職・転職活動で最低限使えるスコアがあれば良いなら600点
- 就職・転職活動を有利に進めたいなら730点
- 英語を積極的に使う仕事に就きたいなら860点
- TOEICの最高レベルに到達したいなら945点
- やる気がなくなったら
まとめ
最近のIPテストの問題の難易度は、公開テストより低いです。
ただ、どちらを受けても同じようなスコアが出るようになっているので、あまり気に過ぎる必要はありません。